知恵袋の知恵ノート80
「カプセルホテルがどんな店かここで解説!」
自分はサッカー観戦のついでに100回以上
カプセルホテルに泊まったことがあり、
カプセルホテルに泊まったことが無い人向けに
ここに質問の回答をまとめました。
@カプセルホテルとはどのようなホテルか?
カプセルホテルとは一般のホテルのような個室がなく、
眠る場所だけの簡易箱型のカプセル(ベッド)と
共有スペースのある宿泊施設のことです。
カプセルルームは基本的に二段重ねで、
カプセル入り口にカーテンがあり、
上段カプセルは結構高くて、ハシゴで登る必要があります。
カプセルの中には基本的に照明灯、テレビ、
目覚まし時計などがセットされています。
カプセルホテルには大浴場&サウナ、
レストラン、マッサージなどがある場合が多く、
ビジネス街・繁華街にカプセルホテルが多いので
客層はサラリーマンや、旅行客、学生が多いです。
くわしくはカプセルホテルで画像検索をすると
すぐにわかると思います。
Aカプセルホテルにどのように入店して、過ごすか?
ネットや電話でカプセルホテルを予約してから
どのようにして行き、どのように過ごすか、
ここに書いてみよう。
まずホテルのサイトを見てチェックイン時間を確認しよう。
早い所では昼からチェックインができる。
遅い場所は夕方からだ。
ついでにチェックアウトの時間もメモしよう。
そしてホテルは初めていく場所なら
簡単な地図を書いて、
確実に行けるようにしよう。
無事にホテルに入店したら、
靴を靴箱に入れる店なら靴箱に靴を入れて鍵を抜き取る。
ホテルのカウンターで
「電話(もしくはネット)でカプセルを予約した○○です。」
と店員さんに知らせて、書類を書いて
お金を払って靴箱の鍵も渡す。
そしてロッカーの鍵を貰い、鍵を持ってロッカールームへ移動。
ロッカーに服やカバンを入れて、中に入っている部屋着を着る。
ロッカーが小さければ
フロントで店員さんに相談するといいでしょう。
その後は浴場に行くなり、テレビを見るなり、
本を読むなりして過ごせば良い。
忘れてはいけないのが、
カプセルホテルは男性専用が多いことです。
女性の方はお気をつけください。
Bカプセルホテルの良い点
カプセルホテルが他のホテルより好かれるのは、
なんと言ってもその安さだ。
大体1人で3000円前後〜4000円前後の金額で
一泊泊まることができる。
これより安いホテルに泊まろうとするなら、
かなりいいホテルは無理だし、
民宿やドミトリーの宿を探すしかない。
そしてなんといっても風呂好きには大浴場・サウナは最高である。
土地の高い東京などは大浴場じゃないところもあるけど、
大浴場は泡風呂、寝風呂、薬湯や水風呂があり、
店によっては電気湯・ジェットバス・炭酸湯・温泉などあり、
それに普通のサウナにミストサウナも完備している店も多い。、
両足を広げて指の先まで広げられる大きな湯船は、
安いシングルルームの小さな湯船では絶対に味わえない。
しかも大半のホテルが朝風呂をやっている。
一部のカプセルを除き、基本は大きなお風呂場がある。
自分などはビジネスホテルの風呂より大浴場が好きで
カプセルを選んで行っているくらいだ。
当然、シャンプー類・タオル類・歯ブラシ・館内着、ドライヤーも
無料完備している所が多く、身軽に行けるのも魅力的だ。
ついでにパソコンや漫画がたくさん置いているホテルもあり、
下手に漫画喫茶に行くより、
カプセルホテルの方が過ごしやすい。
カプセルホテルは街の繁華街の
便利な場所で24時間営業でやっている店が多い。
そのうえチェックアウトは昼までやっている店もある。
はっきりいってカプセルホテルは安くて便利。それに尽きる。
C女性向けのカプセルホテルについて
最近、女性も泊まることができる
カプセルホテルが増えてきました。
男の自分としては女性用に入れないので
女性にアドバイスすることは少ないですが・・・
カプセルホテルの女性の感想を読む限りでは
かなり快適に過ごせても、
「ビジネスホテルのシングルに宿泊」に
かなわないと思う人が多い事です。
もちろんマッサージと大浴場が好きで
手っ取り早く泊まることができるので、
お気に入りにしている人も多いですが・・・
ホテルのHPをパッと見て、性格上無理だと思った人は
利用しない方がいいかもしれない。
ですが女性用カプセルの予約は男性より競争率が高いです。
最近はコンサート目的や、旅をする女性が増え、
外国人観光客の影響もあってカプセルホテルに行く人も増えてます。
簡単に上から覗けて、入れる漫画喫茶に
泊まるより安心できる場所なので、
予約は早めを心がけてください。
(キャンセル待ちは絶対しない方がいいです)
ちなみに女性用は
男性用と階が分かれている場合が多く、
カプセル入り口に鍵付きの場所もある。
本当に万が一、カプセルルーム内に侵入者が入ってきたら
「火事だ!助けて」と大声で叫びましょう。
カプセルルームの壁は薄く、入り口もカーテン型なので
すぐに人が来てくれるはずです。
ここで女性も泊まることができるカプセルホテルを
少しだけ紹介します。
女性用カプセルルームがたった20しか無く、
地下のスパと仮眠室で過ごす人も多いだろう。
漫画コーナーやパソコン、マッサージルームなど
男性と共有スペースがあるので注意。
ファーストキャビン(大阪難波・京都烏丸・羽田・秋葉原)
飛行機のファーストクラスをイメージしたホテル。
カプセルホテル・・というには少し違うかもしれない。
正直言って金額的に普通の安ホテルと
変わらない感じもします。
安心お宿(名古屋・京都・他)
「予約」
カプセルホテルはいつでも飛び込みで
泊まることができるイメージがありますが、
他のホテルと同じく、公式サイトや
ヤフートラベル・楽天トラベルで予約した方が良いです。
そもそもネットで予約をすると
さらに安くなるのが多いので強くお勧めです。
予約無しでいつでも泊まれると思って行ったものの、
満室で入れなかったことが自分は5回以上あります。
特にカプセルホテルは当日予約時間までのキャンセルが
0円(要確認)の場所が多いので、気軽に予約した方がいいです。
そしてカプセルルームの予約は上段か下段が選べますが、
なるべく下段を選ぶことをお勧めします。上段は地味に高く、
酔いや寝ぼけて着地に失敗したら怪我をしてしまう恐れがある。
特に中高年や病気の方ほど危ないので気をつけてください。
「お金」
カプセルホテルの値段は安いものの、旅の目的によっては
普通の安ホテルに行ったほうが安く済むことも多い。
例えばA駅の近くで用事があるのに、
B駅まで電車を乗り継いで
往復800円もかかるようなB駅近くの
3900円のカプセルホテルに泊まるのなら、
A駅の近くで4500円のホテルに泊まった方が
時間もお金もかからず、お得です。
またホテルによっては回数券を買ったり、
ネットで連泊予約をするとかなり安く泊まることもできる。
ただ回数券は買ってすぐ使う予定がしっかりあるか注意が必要。
回数券にも使用期限の日付が記載されていて、
ホテルも急な休業やリニューアル工事などが普通にあるのだ。
「休憩のみ」
カプセルホテルは休憩で使える店も多い。
例えば仕事が終わっても7時間後に仕事だったり、
高速バスを待つのに6時間あり、
風呂に入って少し横になって休みたいと思うのなら
カプセルホテルは休憩所として便利だろう。
ただ深く眠ってしまい用事に遅れないよう気をつけたい。
夜の宿泊にしてもカプセルルームまでは使わないな・・・という人は
店によってはルームを使わず、
安い値段の仮眠室で過ごせる店もあります。
その分眠りにくいうえ、万が一ですが
誰でも入れる仮眠室で横になってるので、
悪いことが起こる可能性もあるかもしれません。
まずはホームページで休憩のみで使えるか見てみよう。
「持って行くといい物」
カプセルホテルに持っていくといい物は
人によりますが書いてみます。
「お金・着替え・カバン」当然です。
「ペットボトルのお茶」ホテルに入ると自販機も置いていない店もある。
もしくはジュース一本200円の自販機もある。
着替えて外で買いに行くのも手間なので持っているといい。
ただし、カプセルホテルは飲食物持ち込み禁止が
大半なのでご注意してください。普通にルールを
破る人も多いですが布団にジュースをこぼしたら弁償です。
「あかすりタオルと石鹸と歯磨きセット、ひげそり」
あかすりタオルはどこでもあるわけではない。
男でこれを愛用している人は、無かった時の残念感は結構高い。
「タオル」タオル無料と思って無かった店もある。
「携帯電話と充電器」充電できない所もあるけど、あると便利。
「ナイロン袋」着替えた服や下着などを入れると仕分けが便利。
「ポケットティッシュ」「耳栓」「医薬品」「洗濯用洗剤」人によりますが。
「カプセルルームに鍵がかけられなくて不安な方へ」
カプセルルームの入り口はカーテンのみで、
カギがかけられないことに不安な人もいるかもしれない。
そんな方は15p以上のヒモを2つ持って
カプセルルームに行こう。
カプセルに入ったらカーテンを閉めて、
カーテンを止める所をヒモできつく
むすべば誰も入ってこれなくなる。
(ナイロンのヒモ、クツヒモでも代用可能)
もしこれがバレで店員や他の客から何か言われたら、
「裸で寝ているから」とか「寝相を見られるのが恥ずかしい」
など適当な理由でごまかせばいい。
もちろんカプセルホテルによっては
カーテン式でない店もあるけど
ヒモさえあれば、しばれるのがほとんどです。
ただしホテルが非常事態になったら
どうなっても知りません。
「連泊」
カプセルホテルの連泊はホテル側にとっても
ありがたいことなので、気になることは
電話でいろいろ聞いてみてください。
例えば連泊をすると荷物をずっとロッカーに
入れっぱなしOKなのか聞いてみよう。
また外出しないでずっと部屋着で滞在可能の店も多い。
しかしカプセルホテルは洗濯機や乾燥機が
置いていない店もあるので、
無い場合は近くにコインランドリーが無いか、
館内のクリーニングの値段を調べる必要がある。
「トラベルサイトの評価について」
トラベルサイトの評価を見ると、
カプセルホテルの評価が高い事に
驚く人もいるかもしれない。
特に女性は泊まってみて評価が高すぎると思う人も多い。
これは安く宿泊できたことへの感謝が大半だからだ。
周りの客がうるさいから1点にするとか、
枕がやわらかいから2点など、
空気を読まなくてもありえない。
嫌なら最初から1万円のホテルに行けばいいのに・・・と、
カプセル常連やホテルに思われるだけだ。
しかしホテルの評価サイトで苦情を書くと、
値段以外は簡単に変えてくれることもあるので
書いてみてもいい。
現にドライヤーやタオルが増えたり、掃除で綺麗になったり、
チェックアウトが遅くなったりした。
「困ることがあったら」
とにかくカプセルホテルで困ることがあったら、
フロントで従業員になんでも相談してみよう。
クロークはどうなっているのか、
外出時間は何時までか、
シャンプーの補充や金額の説明をしてくれたり、
状況によってカプセルを変えてくれたり、
深い悩みもわりと簡単に解決することも多い。
特にカプセルルームが暑苦しいときは
遠慮せずに絶対に言いに行った方が良い。
クーラーの点け忘れなど簡単な原因かもしれないし、
我慢をすることは無い。
Eカプセルホテルの悪い点
カプセルホテルの一番悪い点といえば、
なんといってもカプセルルーム外から聞こえてくる騒音だ。
小さなスペースに多くの人が泊まるので、夜中のいびき、
歩く足音、話しながら歩く人、隣のテレビや笑い声がうるさかったり、
携帯の会話は丸聞こえだったり、他の階からの騒音など
最初は慣れないし落ち着けない。
でもそれくらいなら何回も泊まれば
意外と慣れてしまうものだけど・・・
キツイのは朝に目覚まし時計が周りで鳴り始める時だ。
人によっては早起きだから、朝5時や6時に鳴り出したり、
複数鳴り出したり、携帯の目覚ましも鳴り出したり、
本当に滅入る時がある。
酷い人になると目覚ましをセットしっ放しで
カプセルを出て行く人がいるともう最悪である。
音が鳴り終わるまで待たなければいけない。
カプセルに慣れないうちは予約の時に、
人と離れたカプセルに泊まれないか
フロントに掛け合ってみよう。
その次に酷いのが「困るルール」を用意するホテルだ。
例えばカプセル宿泊とは別に大浴場・サウナは
別の場所・料金という珍しい店だと面倒くさい。
また朝風呂に入ろうとしたら朝が清掃時間とか、
ホームページに朝食無料と書かれているのに
実際は早い者勝ちのパンだと、だまされた気さえする。
このように店によって面倒なことにならないよう気をつけたい。
チェックアウト時刻が1分でも過ぎれば
1000円払わされる店もあるのだ。
そして最後に・・・自分は一回も経験は無いが、
カプセルホテルでお金が盗まれた話も
ネット上でたまに聞くので注意したい。
ロッカーは合鍵を作られたら終わりなので、
お金をしっかり数えて紙に書き、フロントに預けるか、
浴室でも使える小袋を持って常に持ち歩いたり、
ホテルに入る前に銀行でお金を預けた方が良い。
特に危険なのが泥酔状態の時だ。
いくらカプセルホテルが繁華街に多いとはいえ、
泊まる時は飲みすぎないようにして
ロッカーの鍵を閉め忘れないようにしたい。
また夜のトイレなどで、カプセルルームから出る場合、
いろんな物をカプセルルームに置いて行くのも盗まれかねない。
監視カメラを絶対に信用してはいけない。
店員に録画してなかったと言われたら終了だ。
カプセルホテルは場所によって暗い路地裏にある。
危険な人間も集まっているのではないのか?と思う店もある。
■
これでカプセルホテルの説明は終わりです。
内容がかたよりすぎましたが、
基本的に他のホテルと同じで安全です。
ですが近くにいる泥酔客と外国人にはご注意を。
なお、書かれてあることが間違っていても、
責任は負えないのであしからず。
何か質問がございましたら下さい。
書き直せる部分は書き直します。