月誌(2016年1月〜2019年12月)
自分がその月をどのように送ったかメモしています。
このページは、ほぼ自分のために書いています。
下手の横好きでやってるようなもので文章はミスが多く、
UPしてから何回も文章は変えています。
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2019年は砂利の中からガラスの粒を拾うような毎日で、
やってもやらなくてもいいような事を繰り返し、
元気もなく空虚なまま日々を過ごした。
火事の話は漫画に書き留めたとおりで、
失ったものが大半がたいしたことない物だったとか、
長年生きて何も得ていなかった自分の情けなさが身に染みた。
今は あの家や畑を直していた日々が、昔の夢のように思える。
毎月屋根や壁が壊れて、頭を悩ませていたことからの解放感もある。
そして自分が長年書いてきたヤフー掲示板消滅は大きかった。
終わってから、あそこに自分の心は依存していたと思ったし、
ずっと金を払ってHPを維持し続けたジオシティーズも無くなって、
昔作ったFLASHもここに載せられなくなったのも心に響いた。
視力も悪くなったし、最近自分の存在意義がよくわからない。
自分は特にこれといって特徴のない、存在価値のない人間と思う。
去年から始めた実家暮らしは一言で言えば楽だ。
部屋は冬でも暖かく、夏でも少し涼しい。
トイレの心配はなくなり、ご飯も出てくる。
土曜に家から出ないとか、星空を見ないのが普通になった。
ただこの家では月に一回土日に掃除をやらされる。
母親が掃除好きで大して汚れていないのに
掃除する必要あるか?と思うことをやり過ぎるし、
ひもの結び方を間違えただけで怒られたり、だるい事も多い。
5月に父親が部屋にインターネットを通してくれて、
毎日口を開けて動画を見る日々が戻った。
ハッキリ言ってその姿は廃人そのものだ。
今は目標とか、ああしたいこうしたいは浮かばない。
野菜を食べるとか、ラーメンを控えるとかどうでもよく、
運動をしても健康診断では結果が悪く、
もはやいろんなことがどうでもよく思える。
長くは生きたいけど、仮に余命1年と言われても「そうか」と思う程度に、
心は沈んでいる。
2019年12月、今月前半は年末年始の旅行の計画を立てていた。と言っても楽天トラベルで安宿をチェックして、どのイベントに行くかどこを歩くか練っているだけだ。この日々で得たことはクレジットカードが無いと買えないチケットや宿があるってこと。クレカは欲しいけど稼いでないから、やっぱりいらないか。2日はプリンセスプリキュアの自由帳を送込510円で買う。実にくだらない商品だけど、火事になる前はこのノートにいろんなことを書いていたから同じものが欲しかった。これで火事で失った物はデジカメ以外は大分取り戻せてきた。6日夜から一気に寒くなった。足が冷たくて凍える寒さだ。7日はグランパスの最終戦をDAZNで見る。強さを感じない試合で負けたけど何とか残留。5月半ばまで2敗しかしていないチームが、5月下旬から2勝しかできないチームになるとは思わなかった。14日は天皇杯決勝のチケットを買いにコンビニの端末の前で10時まで待つ。10時にチケットページに入ったらアクセス集中でつながらないこと数分、やっとつながって買う寸前で完売になり、最後に残った席を選んで急いで購入。この間6分もなく、あと数秒で売り切れた気分で、本当にギリギリ買えた感じで危なかった。これだけネットが普及された時代につながらないなんて意味がわからない。18日は仕事の後に毎日する縄跳びを中止。なんだか体が疲れていて目の奥が重い。20日は腹痛のセージ久々完成。次で最終話。22日は部屋の掃除をしたあと財布も変えたら小さすぎて失敗した。せっかく買ったから1年粘ってみよう。慣れるかもしれない。12月最後の週は年賀状を2枚描いたり、旅行の計画のメモや荷造り、部屋の整理ばかりしていて時間もなく焦る。◆見た映像「ご注文はうさぎですか?」ジョジョのMAD動画「ご注文は平穏ですか?」を何周も見て、流石に元の作品が気になったのでヘラヘラしながら見た。物語は欧風の街に越してきた少女が、年下の少女がいる喫茶店に居候しながら働くって話。萌えアニメってのは、1に「かわいい」、2に「可愛い」、3に「かわいさが引き立つ話を作る」って改めて思う。日常系でありながら少し笑える話もイイ感じで、声も見た目もいい声優を起用し、父や祖父役にいい声の声優を配置するバランスも良かった。気になるのは欧風の世界観なのに日本語の文字や単位が多いこと。どこの国だ?って感じで、もっと設定こだわっても良かったかな。「映画プリキュアスーパースターズ」Hugっとプリキュアの野々はな には子供の時に、迷子になった時に助けてもらった不思議な少年が居た。少年とは外の世界に行く約束をしていたものの、約束を守れず時間だけが過ぎて今、少年は怨霊に憑りつかれてプリキュアを倒そうとする。子供向けで悪くはないけど良くはない映画。そもそも約束を守ろうにも簡単に会えない謎の場所の時点で守りようがない。また約束を破る奴を知って人は成長する側面もあるし、信じないことも悪い事ではない・・とか思う。「運命を分けたザイル」アンデス山脈の雪山を登った2人の男のドキュメンタリー映画。絶壁の山を登り始める序盤は熱いものを感じたけど、壁が崩れて男が足を骨折するシーンがあまりに痛々しくて、ドッと重いため息が出る。まだ残り90分もあるのかと。2人でロープを降ろしながら超急いで下山するけど、骨折した男は宙ぶらりになり、暴雪で何が起こっているかわからないのでロープを切断して、怪我がなかった男はキャンプに帰還。落とされた男はクレバスの中から痛みに苦しみながら決死の脱出をし、山を下りてもキャンプまで遠く、少しずつ苦しみ倒れながら進み、水をおかしくなるほど飲み、尿を垂れ流し、キャンプに這いながら進み、最後は幻覚まで見たのは壮絶すぎた。雪を飲んでもそんなに水分補給にならないとか、登山の事故は8割が下山とか、厳しい環境に身を置くから日々の生活が楽しめるとか学べるものはあったけど、映画の骨折シーンは苦手だ。◆読んだ本「こえ恋(1〜3巻)」GEOで1冊50円で売っていたコミコ発の少女漫画。キャラデザインはなんだか好きになれないけど絵は色鮮やかで綺麗。ハッキリ言って絵本だ。コミコで人気になるにはこういうのを描かないといけないのと釘を打たれたものがあった。ただ本としては3巻以降続刊してなく、話はどうなったんだろうと思いながら読むのをやめた。「ジェノサイド(本屋大賞2012年2位)」アメリカ人で元軍人のイエーガーは病気に苦しむ息子のためにコンゴに向かい、ピグミー族を殺戮しようとする。一方、日本に住む大学院生の古賀研人は亡き父から託された10万人を救う製薬作りをすることになり、2人を追うホワイトハウスとの駆け引きが始まる。話も重いけど本も重い。590ページにみっちり字が詰まっている。いろんな小説を読むと自分でも描けそうと思う話もあるけど、これは真似できない。塩基配列やその実験の手法は意味不明だし、兵器や飛行機も詳しく書きこまれていて、著者がいかに頭が良く真面目か実感させられる。この本こそが今年最後のラスボスだと思って、毎日25ページ以上読んで読破した。話はコンゴのピグミー族に3歳で人類を超越する知能を持つ子が誕生していて、いかにその存在が世界中で驚異かアメリカにとって脅威か思い知る。しかしこの子を守らなければ息子は助けられないからと、子供を守りながらアフリカからの逃亡劇がメインとなる。最後にイエーガー達は飛行機を墜落させたように見せて、アメリカの追跡を断念させ、日本にたどり着き古賀研人から薬を渡され、超頭脳の子供はこれからどう生きるかわからないまま終わる。しかし、大学院生にアパートで製薬を作らせるってのが、後にして思えば指示していた子供は本当に頭いいのか?と思ってしまう。この本でわかった事は、コンゴでニュース検索すると毎週人が結構殺されてるってこと。日本のニュースにアフリカの日常が載らなくて当たり前なんだけども・・・これで2012年度分の本屋大賞の本は1〜10位まで全部読んだ。読んで思うのは硬軟合わせてバラエティ豊かで勧める人の気持ちが少しわかる。でも本屋大賞の本は、毎年1位のみか1〜3位だけ読めば良かった。毎年本屋大賞は発表されて読む本が減る感じが無いから爽快感がない。「袋小路の男(本屋大賞2005年4位)」本屋大賞の本を読むと時間がかかるので、今度から短いのをどんどん消化しようと読んだのがこの本。たった171ページの文庫本で空行も多くて、4日もせずに読み終えた。お互い触れることが無いのに、ずっと付き合いが消えない男女とか短編が3つ入っている。この作者は壊れた男女の関係を書くのが得意そうだけど、何か昔の作家みたいだ。◆遊んだゲーム「東京ザナドゥ(55時間半)」東京の都心杜宮市で起こる怪異に立ち向かう少女と出会い、現れ続ける怪異にいつしか少年は戦い続けるようになる。声優の嶋村侑を目当てで始めたけど、話は普通で妖怪退治だ。ゲーム展開もイベント→学校・街で聞き込み→魔物の巣に潜入してボス撃破の繰り返し。音楽もキャラクターも普通。難易度もほどほど敵が弱く、すべての普通が詰まったようなゲームだ。話は1話ごとに一人仲間が増えて最終的に8人もいて、ヒロインの柊アスカは影が薄くなってしまう。というか最後までやると幼馴染の存在が大きくてヒロイン誰?という感じ。このゲームは東日本大震災の影響が大きく、10年前の東京震災と、最後に起こる大異変にも、人は強く生きようとする感じが2011年当時を思い出す。ゲームは老舗ファルコムだからか、作り慣れているというのをすごく感じる。物語の中間地点で戦いも何もない休息劇があったり、ラスボス前にも全員一人一人と話しあったり、街の人の会話が豊富で全部聞きたがる自分は時間をしっかりつぶされたり、この手のアクションRPGによくある特定のキャラだけ強化するは、全員レベル差が生まれず、どのキャラも強さにさほど差はなかったり。「ここで進むと話が進みますというお知らせ」もよく出てわかりやすい。しかし、東京と言いながら東京立川市をモチーフにしたのがよくわからない。立川市は東京都でいえば10番目の人口の街・・・三重で言えば亀山市、愛知で言えば安城市が10番目だ。東京名乗るには地味すぎるような・・・。そしてVITAの性能はPS3くらいだとよくわかった。
2019年11月はサッカー観戦の日以外は寒かった。先月暑いとか言っていたのに季節の変化は恐ろしい。3日は祖母と母と二見の神社へ行く。車は二見シーパラダイスに留める。ここの儲けは半分駐車場じゃないかというくらい高いけど留める車は多い。帰りにかっぱ寿司のラーメンを食べたら量が少なすぎて驚いた。17日はPS
VITA画面表面に貼るシールを百均で買う。これで2回目で貼ってみたらまた失敗した。むしろ回数を重ねるほど前の方が良かったと思うくらい綺麗に貼れず、貼ることがゲームになっている。18日は会社のパソコンを買う。HDD搭載かSSD搭載かで値段が2万違う。SSDの方が性能が良くて長持ちだからと、いざ買おうとしたら出荷するのに1〜2週間と書かれていたので、HDDの方を買った。会社のセットアップはセリのページからソフトを2つダウンロードして、トップページにソフトを置いて、USBキーを差し込んでパスワードを打ったら、いつも通りセリ画面が出た(4年後忘れそうなのでここに書いておく)。あとノートンを削除したりトップページを黒くしたり、スリープ時間を調整。今月はスマホ漫画「腹痛のセージ」を描いていたけど、なかなか完成しない。この漫画はあと2話で終わらせると決めてからテンションが恐ろしく下がって、結構どうでもよくなった・・・けど描き終わりたいという欲求との戦いだった。今思うと打ち切りになる少年漫画は、恐ろしくテンション下がって、超手抜き漫画がたまにあったことを思い出す。その気持ち今は少しわかる。それ以外の漫画はスゴイ真剣に描いていたけど、自分は間違いなく前者で、何も通用できず終わる漫画を描く気持ちは寂しい。ゲームはPSVITAをずっとしていたものの1か月で終わらなかった。遊び始めは急に真っ黒なエラー画面に3回なって怖かった。でもそれは最初だけで電池が半分を越えたら充電をすると解消した。ただし電池は3DSLLと大して変わらず3時間遊んだらすぐ充電しないといけない。中古じゃなくて1万弱の新品を買うべきだった。先月ついでに買ったPSPは全く触らないので、WiiUとセットで会社の2Fの倉庫に保管した。いつかやろうと思う。段ボールに入れて保管していると、荷物をたくさん集める人の気持ちが少しわかる。心の隙間が人で埋まらないのなら、物で埋めるのは簡単なので代用している感じなのだ。◆読んだ本「偉大なるしゅららぼん(本屋大賞2012年9位)」琵琶湖の周りに住む湖の民たる日出家は人をほんの少し操れる能力を持っている。分家に生まれた日出家の少年は高校生になり、本家に通いながら高校に通うことになるが、そこで出会ったのは本家の姉弟や強敵と対峙する日々だった・・・琵琶湖を物語の主眼としたのは珍しくて面白い。琵琶湖の力があるから能力を出す、その力が強いから邪魔するライバル家も居たり、敵の元凶は日出家の船頭だった爺さんというのも意外だった。上手かったのはタイトルだ。しゅららぼんというのは主人公とライバルが同時に能力を使うと起こる現象を命名したものだ。この小説が「湖の民」だったら映画化までいってないだろう。あと日出家の制服が赤というのも面白い。ただ550ページというのが長すぎで、毎日風呂の後に20ページ読んでいても1か月かかったのはだるい。話が半分過ぎてやっと面白くなるも、そこまでの助走が長い・・・「くちびるに歌を(本屋大賞2012年4位)」五島列島の中学校で新しい合唱部の教師が来たことにより始まる物語。どっちかと言えば大人の国語の教科書に載る青春小説って感じで、好きな子が実は他の子が好きだったり、小さなことで喧嘩や、先輩と付き合っていた好きな子を守るために必死になったり、前の先生の出産を心配したり、甘酸っぱさが半端ない。それだけでなく主人公の一人は兄が自閉症で自身も自閉気味なのはシンパシーを感じるし、いい本だと普通に思う。自分にもこういう時代があった・・・自分も高校より小学生より、中学が一番好きだった。でももう遠い昔だ。ところで長崎弁を見ると九州に住むおばさんを思い出す。読んだ漫画「死島戦線EX(全3巻)」いちご狩りに行った野球部や一般人たちは眠らされて起きたら孤島で、4つのグループに分かれて殺し合いをすることになる。与えられた重火器で少年たちは戦いを始める青年漫画。はっきりいって漫画家がネットで自由に描かせた漫画で、漫画家のアシスタントが描いた印象が強く、絵が雑なシーンも多い。戦いは仲間に自衛隊のおじさんがいなかったらとっくに全滅してたぞって感じで、最後船を奪って3日待つってのは人も少ないし籠城戦に勝てないだろと思った。◆23日はグランパスvsサガン鳥栖の試合を見に豊田に行く。先週はいい勝利だったから勝てると思ったけど互いに決めきれない試合で0-0で終了。ホームであれだけの大応援があれば、もうちょっと頑張れと思うけどサッカーってそういうスポーツかもしれない。試合後は道を逸れてゲオ豊田広路店を目指す。小説の古本を買おうと思った次第だけど、残念ながらこの店では売ってなかった。目の前にイオンスタイル豊田が見えるので入ると中が熱くて服を脱ぐ。昨日まで寒かったのに、この日は暖気が入って暑かった。イオンではブラックフライデーと称して冬物がとても安かった。結局服は買わなかったけど、何か周りの人が裕福そうに見えた。イオンを出た後近くの三河ラーメンという店で食事。王将の味に似ている。この辺は飲食店が多いので豊田に来たら時間つぶしに寄るのもいいかもしれない。そのあと名鉄上挙母駅まで歩いて電車に乗る。夜さびれた駅は昭和のような風情を感じた。翌日JFLアンリミテッド鈴鹿の13時の試合を見るために、いつもより早起きして出発。名古屋駅から近鉄白子駅まで急行で約55分、わりと早く10時20分に駅に着いたので歩いてスタジアムに向かうことにした。最初はのんびり歩いてしまむらに寄ったり、ラノベが多いブックオフで古本を眺めていたけど、スタジアムに続く道は歩いてもなかなか到着する雰囲気が無い。それどころか歩道が狭くてすぐ横を車が駆け抜ける道で危ない。さらに晴れて熱くなってきて長袖シャツ一枚で行けるほど体も熱くなった。大汗をかきながらコンビニに寄りつつ12時にスタジアムに到着。AGF鈴鹿陸上競技場は網のフェンスしかなく、路上から試合は見放題だけど見る人は居ない。入り口では人がたくさん並んでいた。なんでも日頃の感謝として入場者に無料バイキングを提供していて驚いた。こんな大サービス、他のスタジアムで見たことが無い。後で並ぼうと決めて周りを見るとAGFの車がインスタントコーヒーの試飲を配っていた。会場にAGFが付くから「近くにAGFの工場があるのですか?」と聞いたら、気さくにすぐ隣にあると教えてくれて小さいカップ4杯飲んだ。2千円の当日券を買い、スタジアム内で席を確保して無料バイキングに行ったら自分の一つ前の客で食べ物が全部品切れになった・・・アルコールのみ残っていたけど後で運転するから飲めない。残念だけどあまりに遅すぎた。そもそも自分と違い熱心に通っている人のために開催されたことだし、皿に焼きそば山盛りでトッピングにポテトをかけてる人も居た。でも昼は食べてなかったから残念。試合は始まる前に鈴鹿のコーチの岡山一成が鈴鹿の歌を歌いだして会場が盛り上がった。女性監督が居るけど、このチームは実質岡山コーチが仕切ってるんじゃないかと思った。奈良との試合は0-0。こういう試合を見るとJ1って上手いんだと思う。帰りは曇りで体力も戻ったのでまた白子駅まで歩く。寄り道なしで55分かかった。夏は必ずバスに乗らないと危険な距離だ。
2019年10月、去年の火事から1年が過ぎた。言いたいことは色々あるけど1年の変化については年末のまとめに載せたい。4日は前に住んでいた家の隣の畑のおばさんが、あんたの家にハチの巣があるから、何とかしてと言われて駆除に向かった。家にはハチがかなり飛んでいて刺されると危ないから雨ガッパ上下と網付きの帽子を着た。ハチが入っていったトタンをはがすとA4サイズくらいの巣が見えて結構デカい。ハチ用の殺虫剤をかけ続けて巣を落とし、戻ってきたハチも吹き付けたけど殺虫剤1本では足りず、2本使った。でもハチの怖さよりも雨ガッパを着込んだせいで、全身汗をかき過ぎて体調が悪くなった事が重かった。9日はオークションで失敗した。まず1週間前に会社で必要なものを落札しなかったら、丸々一週間待たされることになり、一週間後その商品は2人競っていて、これは予想より金額が上がりそうと1500円高い他の物を買ったら、案外金額が上がらず普通に1週間と1500円損しただけだった。他にもゲームソフトを買う時も同じ失敗した。ヤフオクと言えば今月から取引の売り上げががペイペイという電子マネーに流れるようになった。今回の変更は書くのも面倒なことになって、昔は「何でもかんでもパソコンか」という人を馬鹿と思ったけど、今は自分が「何でもかんでもスマホか」と言いたい気分だ。12日土曜は巨大台風が直撃した。金曜の夜から風がすごくて深夜3時に何かがガラガラ飛ぶ音で目が覚めた。屋根の瓦と思って天井に漏れが無いか気になって眠れない。そんな感じでこの日は部屋でパソコンで台風の様子を見ながら、アニメ見てゲームをして長風呂もしていたら1日終わる。この台風で全国で90人近く死んで浸水被害が大きかった。13日は近所の溝掃除を手伝う。30分で終わると思ったら1時間50分かかった。その日の夕方2700円のチケットを買いにコンビニに行って、Tカードがなかなか受付されず、やっと通って、お金を払ったらお釣りが出なかった。「あれ300円お釣りは?」と、おじさん店員に聞いたら「先に払いましたよ」と言って、そうかなあ・・・と思って出たけど、今も貰ってない気しかない。正直自分のボケ具合に怖くなるし、お金でくよくよ考える姿が自分の中のボケ老人を見た。一つ決めたのは近所のあのコンビニはなるべく使わないようにするってこと。15日から涼しくなる。21日は送込2700円のノートパソコンが届く。またIpodに音楽を入れた生活をしようと決めて買った。でもウィンドウズ7にIチューンズが入らず、しかもウィンドウズアップデートをしたらなぜかクロームが使えなくなったし、さてどうしようかと困る。26日は商工会でやっていた車の点検キャンペーンに行ったら、点検は5分もしないで終わったのに、パン8個・お菓子3つ・ジュース・タオル・商品券と色々貰いすぎて悪い気がした。先着100台のみだけど10時台で50台は来ていた。28日はネットで全部送込で、PS
VITA(6500円)VITAソフト1本(500円)PSP(3000円)PSPソフト15本(2300円)が集まった。ゲームしていれば幸せとは思わないけど精神安定にはなるかも・・・。今月よく頭に浮かんだことは、本や映像を見てゲームをしている自分の生活に、心の中のサンドウィッチマン伊達が「何がおもしれえんだよ」というキツイ突っ込みをずっと思い描いたことだ。ほんと毎日そんなことして何がおもしれえんだ。わかってるんだが。◆読んだ本「プリズム(本屋大賞2012年10位)」家庭教師として金持ちの家に通うことになった主婦は屋敷で多重人格の奇妙な男に会う。話の内容は地味過ぎるくらいで、自宅と金持ちの家と医者と喫茶店を往復して、この男を観察するような話となっている。男の5つの人格がわかりにくいので紙に書いて理解できた。紙に書かなかったらよくわからなかったろう。読み進むとヒロインも、やっぱりこの男に恋に落ちるわけだけど、「あの性格の男なら愛せるけど、他の性格は愛せない」となるのは、え?・・という気がしてならない。それが女の考えなのだろうか。最後は男の人格が一つに統一されて少し惹かれるというのは少し納得。「ピエタ(本屋大賞2012年3位)」孤児が捨てられるイタリアの修道院ピエタに勤める修道女の物語、神父で作曲家のヴィヴァルディが残した謎とその生き様、残してきた家族や女を追う。日本人がイタリアの話を描くなんてジョジョを思い出したけど、女性作家に多い女同士の長話を本で読んだだけという感じで別に面白くは無かった。謎も大したことは無い。読んでいる時に思い出したのはグインサーガだ。あの作品も何を読んでたんだろうで1冊が読み終わる。震災後だから優しい話が評価されたのかも。「魔眼の箱の殺人」5月に読んだ屍人荘の殺人が面白かったので2作目も読んでみた。村から隔離された僻地で4人が死ぬ予言をされた事件で、前作のゾンビに館を囲まれるという状況と比べたらかなり普通だ。すべての事件が終わって予言者に、あなたの予言ではなく他の人の予言だったとみせるのは上手いなあと思った。ただ途中で死んだ2人の犬死に感が惜し過ぎる。続刊するようで次も期待。◆読んだ漫画「第3のギデオン(全8巻)」医龍、幽麗塔に続いて、またこの作者の漫画を読んでしまった。今回はフランス革命を舞台にした話で主役のギデオンと美形ジョルジュの幽麗塔とよく似ている。貧困のなか政治家を目指すギデオンと革命を目指すジョルジュは見ていて頭が痛く、なぜこの作者はいつも難しい題材に挑戦するのかと考えたりもする。でも話はルイ16世とマリー・アントワネットが登場してから、ギデオンたちの存在が一気に薄くなる。結局史実の存在が大きすぎでギデオンたちが何かしても現実の出来事にいかに上手く花を添えるかという感じが強く、気が付いたら父と子供の関係を語るシーンが多くて、それがテーマに感じた。最後ギデオンたちは生き残り、ルイ16世とマリー・アントワネットは断頭台で首は落とされて話は終わるんだけど、そこに悲しさとか不条理さが無いのは良かった。「今際の路のアリス(全8巻)」東京から急に荒廃した人もいない京都から東京へ戻る旅をする12人。青年漫画なので例によって、たった5日で仲間割れを起こしてデスゲームとなる。銃を持った奴や性犯罪に目覚めた男にヒロインたちは東京まで追われる。文字も少ないから1冊気軽に読めるけど内容も薄すぎた。12人が来たのは黄泉の国という設定で、12人は事故で死にかけて来た・・・言うなれば海外ドラマLOSTのオチと同じ。友達だと思った女子高生は現実は爆弾魔というのも変だし、毎日この速さで東京まで移動できるかと疑問にも思う。またヒロインのアリスはソフトボールをしているわりに剛速球を武器としないのは惜しい。これは他の作品のスピンオフだったにしてもトランプを現実に戻れるカギにするのも弱い。生き残ったのはアリスとお調子者の男。その男も他の子が好きだったのに最後はアリスを好きになるのが、オイって感じだ。◆「ファンタジーライフ(16時間半)」物語の舞台たるファンタジールに謎の隕石が落下し続ける原因を仲間のチョウチョと冒険をするアクションRPG。12の職業を1つ選んで遊ぶのがミソで、その職業なりの小さな冒険が待っているが他の職業も気になる作りだ。別に敵と戦わなくてもいいというのが面白く、物語はゆるやかでおだやか。人も魔族も妖精も力を合わせて最後は世界を救おうとするストーリーも、ほのぼのとしている。極めつけはラスボスが存在しないことだ。ゲームによっては一番盛り上がる大トリのシーンをなくしたのは、自分は逆に凄いと思ってしまった。また機会があれば他のジョブで50時間くらい遊んでもいいと思わせる愛着ができた。◆見たアニメ「けものフレンズ」自分が何者か知らずにサバンナで目覚めた人間が擬人化された動物少女たちと仲良くなりながら、自分が何者なのか探す旅に出る。やはり噂になるだけあって回を重ねるごとに面白かった。話は旅先で動物と出会って何か問題が起こったらヒトたる主人公が頭を使って解決するの繰り返し。人間とは一体なんであり、何ができるか、動物との違いが何か教えられた気さえした。謎めいた不思議な世界観も面白い。また笑いも強烈で、車でフレンズにぶつかったり、隣の観覧車の乗り物が落ちたり、案内役のロボットも凍ったり水に浮いたり泣かせたりと楽しい。3Dポリゴンのアニメキャラクターはいつもイマイチに思っていたけど、3Dの違和感を逆に利用して、愛着まで持てたのはアニメでは初めてかもしれない。◆19日は名古屋へサッカー観戦に行った。前日志摩半島は土砂降りで避難メールとかサイレンが鳴り響いていたけど、朝は何の問題もなく電車で出発できた。グランパスの試合は瑞穂であり、試合前に隣のラグビー場前でライブイベントがあるので急いだ。到着するとSKEが歌を歌っていた。流石に人気アイドル名乗るだけあって全員美人で学校で一番の女が10人揃った感じがスゴイある。歌も良かった。その後に出たのはグランパス公式の応援歌を歌う3ピースバンドのクアイフはやっぱり演奏がサッカー向けで盛り上がった。そしてこの日盛り上がったのは、このライブが最後だった・・・肝心の仙台との試合は開始早々のコーナーから失点し、そこからグランパスは猛攻を見せるも得点奪えず、最後にPKを与えて終了。ふがいない内容で降格ラインが目の前に見えてきた。試合後はスタジアム近くの名古屋大学薬学部の学祭に行った。瑞穂競技場液晶ビジョンから北に見える緑のガラスの四角い建物がそれだ。でも別に行かなくても良かった・・・露天は安くもなく、どこも片付ける寸前で、学生はどこ行っても数人集まって少し楽しそうで、赤い服を着た中年男性が一人で歩く自分に、強いアウェイ感を感じるくらい浮いていた。食べ物を買おうかと思っていたけど、逆に食べる気を失くして大学を早めに出た。自分にもあんな若くて仲間が毎日いる時があったのか・・・翌日はまたヴィアティン三重の試合を見に行くため名古屋から東員町に向かう。スタジアムに続く道で必ず通る東員町の公園では東員商工会の祭りが開かれていた。ラーメンとか200円や100円で売られていて、東員来るまでの道中で食べずに、ここで食えばよかった。ヴィアティン三重の試合は開始5分前に到着したけど、割といい試合だった。勝ち点22も上のホンダ相手に三重が試合を優位に進めて先制し、微妙な判定から失点したものの終了5分前に三重が勝ち越しゴールを奪って大盛り上がり、これで勝ったと思ったら、ホンダが一人で突破しシュートをGK弾くもボールはゴールし、引き分け。三重はこの内容が常にできるのなら上位争いできる。帰り道で商工会祭りでは参加するだけで当たるかもしれない抽選くじの発表をしていた。たぶん外れるけど電車1時間遅らせても参加すればよかった。自分の心に余裕が無さすぎて余所の町に祭りに参加しちゃダメだと思っていた。夕方、車を置いた場所に行ったら、地元の田舎祭りで消防車が花火を消すためにたくさんいたのは困った。何とか頭を下げて通らせてもらった。
2019年9月は暑くなったり涼しくなったりの繰り返しだった。今月は敬老の日に県外に出かけるので、5日に早いけど母にお金を手渡しした。正直言って掃除とご飯は本当に助かっているので何の掛け値なしで渡せた。9日は昼から急に大阪に行く仕事が入った。昼から行ったら帰りが遅くなり過ぎるのはわかっているし、断ることもできたし、行かなくても良かったけど、毎日同じことの繰り返しにつまらなさもあって、少し刺激があるかもと思って、社長と一緒に大阪に行った。良くなかったのは目的地の道順をちゃんと調べなかったことで、バス乗り場など、ちゃんと調べて印刷しないといけなかった。あと三重に帰るなら名阪道路に乗らないといけない。かなり長い阪奈トンネルをまっすぐ進んでも奈良公園に行くだけなので、社長の意見で南に行って名阪にうまく乗れて良かった。帰ってきたのは午後9時と意外と早く、やっぱり高速道路は便利だと改めて思った。得た知識としては高速道路の料金は意外と安い。でもあまり走りたい気持ちは湧かない。10日は気温が35度くらいで暑い。フェーン現象の強さを実感。でも12日になったら急に秋らしく涼しい。21日はラクマで商品を買う。ヤフオク一辺倒だと片寄るのでこっちも使っていきたい。23日は台風が通り過ぎたら暑くなった。イオンで250円のシャツを4枚買う。24日は隣の市でヤフオクの商品7万円分の物を直接取りに行ったら、30人くらい人を雇う大きい会社で、発送する荷物も軽トラ一台分あって驚いた・・・。ところで今月は本やモニターに向かいすぎたのか、暗い部屋で3DSでラジオ聞いているからか、視力が急激に落ちている。眼鏡を付ける時間が長くなっていく・・・◆読んだ本「マスカレードナイト」本屋大賞の本ばかりだと飽きるので、東野圭吾の本を久しぶりに読んだ。犯罪予告されたホテルで起こる刑事とコンシェルジュの事件。面白くなくはないけど・・・佳作かと言われたらNOで、中の下作品と言うしかない。でもまあ相変わらず小気味良く、犯人はそいつかと思うし、若干後味の悪さも出してくる作家だと思う。「神様のカルテ(本屋大賞2010年2位)」長野県松本の病院で人手不足の中働く医師の物語。過酷な現状を憂いながらも今いる病院と大学病院との葛藤を描く。他の医者作品と比べると全体的に薄味でゆるく、文字も少なく軽く読みやすい。でも主人公の嫁はゆるそうに見せるけど医者だからくっついた計算高さを感じる。作者が現役の医者で長野県で働いているというのが話に説得力がある。「夜行(本屋大賞2017年8位)」以前行方不明になった女性はいったいどこに消えたのか、5人の男女が再び京都に集まり、それぞれの思い出話が繰り出される。この作者の「夜は短し〜」ではくどい文章だったけど、この作品はスッキリと短い5つの話で、それでいて奇妙で奇怪な京都の雰囲気を感じて読んでいて気持ちが良く、文章を読みながら暗い異世界にいざなわれる気分だ。結局行方不明の女性は銅版画の中の世界で銅版画の作者と結婚して幸せに暮らしていた。でも最後も奇妙なまま中ぶらりな感じで終わった感じで、表の世界・裏の世界のどっちにも幸せはない。◆遊んだゲーム「エストポリス」世間でSFCのRPGエストポリス伝記を絶賛している人が多いのが気になって、買ったソフトにDSリメイクがあったから遊んだ。しかしゲームの3DキャラはPS1ばりにしょぼいし、ボイスもしょうもない会話するし、仲間が何人もいるけど操作できるのはアクションRPGだから一人、薄い街や雑魚敵の魅力のなさもある。ただ主軸となる話は惹かれるものがあった。ガデスと名乗る自称神を倒す旅なんだけど、幼馴染の女の子がいるのに、途中で出会った女騎士と協力してガデスを倒して結婚して子供を作る、ガデスの次にまた自称神の悪者が登場して、何度も世界は危機を迎える、一番最初の仲間の女性も敵の神側とは思わなかったし、最後は主人公と女騎士は死んで子供を残したまま終わる。普通に救いなく死んだキャラも居たし、いい辛味が出ている・・・でもやっぱり普通にRPGリメイクした方が良かった。海外で売りたいのはわかるけど。◆見たアニメ「無彩限のファントムワールド」ファントムと呼ばれる異形が世にはびこる時代、ファントム対策ができる学生達のよる物語。俗に言う妖怪退治モノだ。普通の作品ならファントムは悪い奴なんだけど、この作品は奇妙だったり、楽しかったり、勘違いをして暴れるなど、ハーレム設定も相まってアニメらしく楽しい作品ではある。舞台表記はないけど八百万の神が祀られる京都ぽさを強く感じて、いかにも京都アニメーションらしいと勝手に思えた。ただ普通の楽しく綺麗なアニメというだけで、もっと強烈な印象が欲しかった面もある。「ダンベル何kgもてる?」少し太り気味の女子高生がスポーツジムに通って理想の体型になってモテる事を目指す話。世の中のアニメは影ながら世間に良い影響を与えるアニメばかりだけど、これは本当に世間に良い影響を与えるアニメと本気で思う。毎週のようにアニメで今日はここを鍛えようと説明され、鍛えることによってこうなると解説され、実際自分もやってみて筋トレの回数は増えたし、深く眠ることも増えた。アニメは大した話じゃないけど、日本でジムに通う人が数千人は増えたんじゃないかと思わせるものがある。主人公が肌の焼けた金髪ギャルってのも良かった。◆見た映画「映画けいおん!!」10年前大ヒットした けいおん!の映画。卒業旅行にいつもの5人がロンドン旅行して卒業という話。はっきりいってロンドンに何しに行ったわけでもなく、急に歌う用事が入って2回歌ったものの話に必要かと言われると、必要ないんじゃ・・と思わざるを得ない。むしろアニメスタッフがロケハンで行きたかっただけに思ったりもする。まさにゆるい萌えアニメで、時間の流れが遅く感じたりもした。最後の曲は相変わらず涙が出る良さはあった。そしてキャラクターが全員使うガラケーの古さには時間の流れを感じずにはいられない。これで京アニ作品一気鑑賞は終わり。ゆで卵のような肉感を見せたのは可愛かったけど、どうしてこんなアニメ会社が狂人に恨まれなければいけなかったのか・・・。「精神科医ヘンリーカーターの憂鬱」つまらない映画を見たい時は、レンタルで字幕のみと書かれたモノを借りようとする。ジャンルがヒューマンドラマで、タイトルやあらすじを見てもつまらなそうなら、もう駄作保証みたいなものだ。話は薬中の精神科医がハリウッドスターや脚本家や女子高生などから相談を受けるという話。薬中だから全然解決しないし、ダラダラ時間だけが流れるだけで、つまらない邦画見てる気分で110分が長かった。まだyoutubeで映像見ていた方が面白い。とりあえずパソコンの映画鑑賞は体勢を変えて見た方がいいのはわかった。「ザ・ウェイブ」北欧のフィヨルドで岩盤の崩落によって津波の危険にさらされるノルウェーのパニック映画。主人公は地質学者で家族の父で、最近何か変だと感じて、周りはお前が変だと言われるベタな展開。それで映画の半分でやっと崩落が起こってフィヨルドの津波に逃げまどって話が面白くなる。主人公は近所のおばさんを助けようとして逃げられずに自分だけ運よく助かる。一緒に逃げた娘はあそこから走って助かったのかよと苦笑するが、父は母と息子を助けに街に向かう。ホテルの地下室からなんとか救い出すけど、ホテルの客は全員死んだし、母は息子を助けようとした二人を見殺しにするし、お前ら家族だけ助かるのかと思えなくもない。波は迫力あって良かったけど、震災に遭った人は激怒する内容だ。「サンクタム」洞窟探検をする父を見に来た息子達が突然の嵐に帰りの道が塞がれ遭難する。次々と事故は起こり、こりゃダメだと父が殺した人も2人居たし、息子は激怒するんだけど、父はわりと正しいのでは・・・と思わせる展開もあった。洞窟はよくスタジオに作ったと思うけど2011年の映画なのに80年代感はある。最後は主人公と父で進むのは何かいいものを感じた。でも最後裏切り者に父が殺されかけて、父が息子に水に沈めろと言われて沈めたら、ジタバタされたのは「え?」って感じ。父は結構いいセリフを吐くんだけど「こんな洞窟は地上の誰にも知られない、価値なんかない」と言ったのは、この映画を表すようだった。
◆14日から近鉄3日乗り放題切符(4100円)を片手にいろんな場所を回った。14日はまず大和八木駅に降りてみた。大阪や京都に向かうと通るこの駅、駅周辺はどうなっているか少し気になっていた。降りてみると予想通り普通だ。駅前で軽い道徳本を配る人が居たくらいで、近鉄百貨店も思ったより大きかったけど、おばさんが多かっただけで特にこれといったことはない。屋上はビアガーデンになっている。次は天理市に向かった。天理に行ったのは・・・小学生の頃、同級生で天理教の女の子が居て、その子がクラスの中心で勉強も運動もクラスの委員長も何でもできる子で、夏休みにクラスのみんなで天理に行こうとなって行った記憶がある。何をしたかと言えば何も覚えてないが・・・大きな宿舎や大きな寺に行った記憶があって、それを見に行った。天理駅に降りると倒れそうな暑さのなか、天理教の黒い法被を着た人を何人も見かける。ダースベイダーみたいだ。天理駅前からアーケードに向かうと・・どこか夢で何度か来た覚えがある景色だ。アーケードは人通りが少なく静かだ。天理教の服や飾りを売っている店は商品高かったけど商売が成り立っているのだろうか。途中寄ったうどん屋はイマイチ。アーケードを抜けると天理教の本部が見えた。東大寺ほどではないけど大きな建物だ。本部の建物は意外にも自由に出入りできる。中はとても広くて百人以上いるけど、内部が大きすぎだからスカスカだ。いつもの「あしきをはろうて助けたまえ、天理教のみ〜こと」という、天理の歌が聞こえる。BGMかと思ったら信仰者が歌っていた。ここは教祖殿にも普通に行けた。なんとなく気は済んだので天理駅へ他の道を通って帰る。相変わらず学校みたいな建物に瓦屋根を載せた詰所と呼ばれる天理教信者の宿舎が市内に一杯ある。これだけあると市内の政治は天理教の支配下だろう。そりゃ市名も天理になるわけだ。これを読んで天理教を知らない人はヤバい宗教と思うかもしれないけど、自分は天理教に関してはそうでもない。奈良とか京都はそういう宗教がいくつもあるし、別に何も悪いことはしてないし、それもあの天理教の同級生が頑張ったからだと思う。ちなみにその同級生は今は山に囲まれた県で、子供を何人も生んで元気に暮らしているそうだ。次は奈良市に向かう。奈良駅でホテルのチェックインをするためだ。夜10時以降はチェックインできないのでこの計画にしたけど、面倒過ぎで京都のホテルにすべきだった。チェックインが済んだら次は近鉄桃山御陵前から桃山御陵に向かう。地図を見て何か気になって向かったら、宮内庁の敷地と書かれていたのは少し驚いた。車は通れず道幅はスゴイ広い。たどり着いた先も神社と何か丸いお山が見えている。後でパソコンで調べたら明治天皇の墓だった。時間もないので少し見ただけで長い石段を下りて六地蔵駅に向かう。六地蔵は京アニ火災事件の現場の近くで警備員が二人いる。見に行ったらとても小さな建物で驚く。大きさとしたら3階建ての四角い民家が2つ並んだ程度で、本当にただの団地の中にあって目立たない。テレビのニュースで「こんな小さな建物で70人本当に働いていたのかというほど・・」とレポーターが言ったときは、失礼な奴だと思ったけど100%正しい。周囲を2分程見て駅に戻る。京阪電車に乗って伏見桃山駅で降りて、また近鉄桃山御陵駅から京都に向かう。京都はJ2サンガと町田の試合のためで寄り道ゼロでスタジアムに到着。試合開始40分前だった。試合は京都が上手さを見せて勝利。そのあと大急ぎで奈良に戻る。
15日は朝から奈良観光だ。さっそく商店街を抜けて興福寺に着く。やっぱり外国人客が多い。八角形のお堂や五重塔もいいけど、一番見たいのは国宝館だ。ここは本当に国宝ものの彫像がガラス越しじゃなく拝見できる。あまりにカッコいい金剛力士像。十二神将や八部衆、十大弟子、天燈鬼、アシュラマンの元になった阿修羅像に千手観音像、もうとにかくお腹いっぱいだけど、東金堂も薬師如来や日興月光菩薩に十二神将や四天王立像も良かった。昔は芸術品ではなかったと思うけど、これだけ芸術品に感じるのもなんなんだろう。前も京都で仏像見た時思ったけど、とにかく奇妙なポーズが多く、ジョジョ立ちの源流みたいなものを見た気がする。そのあと奈良公園を進むと仏像館や奈良博物館が見えたものの、見学は次回に回すことにした。そしてそのまま春日大社に向かう。奈良公園の鹿は多すぎで動物園にあるようなフンの臭いもすぐ慣れてしまう。鹿は慣れてるから無視をして突き進む。でも耳をパタパタさせる姿はかわいくて白人に大人気だ。春日大社は来てみたのはいいが・・・何の目的もないので、鹿顔の絵馬を見た後、
春日大社から3kmくらい歩いた先にある、ならでんスタジアムに向かう。でも暑さに頭がくらくらして、自販機のジュースを買ったほうがいいけど定価は高いとケチる。東大寺を東に抜けると鹿は全く見なくなった。小道を抜けて国道沿いに歩くと転害門に着く。ここの道案内所で近くにスーパーが無いか聞くとビッグナラという店があるので、少し歩いて弁当やお茶などビッグな買い物をする。あまりに暑過ぎだし、お腹も減って倒れそうだ。スーパーを出て十数分歩くとスタジアムが見えた。売店はそこそこあってイベントも頑張っている。試合はJFL奈良vs宮崎で、キックオフ前に演歌歌手が歌を歌って、とんかつ屋の店長がキックインをしていた。内容は宮崎が優勢ながら奈良が見事なゴールで先制したけど、宮崎も見事なゴールでやり返して1−1のタイムアップ。スタジアムは橿原神宮の近くより奈良市で試合する方がやっぱりいいと感じた。帰りは坂を下りながら十数分歩いて近鉄奈良駅へ、奈良駅から名古屋駅まで4時間移動し、栄で宿泊。
16日は起きると足が痛い。携帯の歩数計を見ると14日は15.8km、15日は13.8kmだった。連休最終日はヴィアティン三重の試合を見るために10時に栄から名駅に歩き、名駅から桑名に行く。桑名駅前のビルで高山ラーメンを食べたら口に合わなかった。そのあと三岐鉄道で東員に行って、歩いてスタジアムに行く。スタジアムは試合開始40分前に到着。もうとにかくこの日も暑かった。青く澄んだ空の下で13時から試合。35度くらいで直射日光が肌に刺さる。スタジアムに影もなく、目の前にいた女性客も20分もしないうちにどこかに行った。とにかく危険な暑さで試合見なくてもいいかも・・・とすら思った。ペットボトルも1本じゃ足りなくて駅で2本買っておけばよかった。試合はヴィアティン三重が1-0で勝利。スポンサーは奈良より断然少なくてJはまだまだ遠く感じたし、相変わらず選手より声が大きいサポーターの方が一番プロぽく感じるクラブだ。試合後は去年見た半額売りの売店はどの店もしてなかった。去年はスゴイお得で買いまくったが・・・今月の教訓:夏は帽子が絶対必要。夏に30分以上歩くならペット2本カバンに入れておく。奈良公園の鹿は可愛い。
2019年8月は暑かった。まるで夏が本気を出したような暑さで気力をすべて削られる日々だった。外に居るだけで倒れそうになり、会社でも誰も来ないのを見計らって昼間15分眠ったりした。自室ではエアコンをつけると周りに悪いと思って扇風機を使っている。朝になったら必ずシャワーを浴びるほど汗をかくが、盆を過ぎればシャワー浴びることが減った。連休の始まり11日は布団を干してモンハン終わらせて本を3分の1読む。12日は鳥羽の安楽島港に行って波の音を30分聞いた後、安楽島の街角で行われている小芸術展を眺める。正直言って芸術と言うには普通の街オブジェという感じ。芸術作品より制作にたずさわったであろう街を歩いている女子大生の方が光り輝く芸術品に思えた。13日は津市の三重県総合博物館に行って近藤喜文展を見てきた。近藤喜文という人はアニメの仕事を死ぬ47歳までした方で、宮崎駿・高畑勲監督の右腕となって働き、耳をすませばでは監督を勤めた。来場者が多いとは聞いていたけど三重県のわりに多かった。内容はアニメ作りは本当に大変だと実感したし、鉛筆で書かれた絵も柔らかくあたたかく上手かった。もちろん絵の上手さ以上に情熱が大事だと身に染みた。この人が生きていればジブリ作品はもう数本見れたかと思うと本当に惜しい人を亡くしたと理解できた。博物館は他にも常駐展が見れた。三重県をここまで詳しく説明された展示はスゴイと思ったけど、近藤喜文展の後だと冷めて見てしまう。このあと隣の文化センターや美術館も行ったら休みだった。帰りは慣れた伊勢の下り坂で赤信号は奥の信号と思い込んで、バスにぶつかりそうだったのは危なかった。夏にエアコン無しでボーっと運転するのは危ないと思ったりした。夜には弟家族が来てにぎやかだった。14日は朝から寺で坊さんの独唱を聞いて墓参り、昼からは昼寝を2時間以上していた。毎日ほんの少しやっている筋トレが効き過ぎだ。15日は何もせず連休が終わる。31日は母方の祖母と母と回転寿司に行く。2か月に一回行くけど、おばあさんも流石に歩けなくなる日が近い気がする。◆読んだ本「漫画人物館スティーブ・ジョブズ」他のメディアで見た話だった。「舟を編む(本屋大賞2012年1位)」辞書作りに魂をこめた出版社員たちの群像劇。知らない世界を見るのは面白いと書いたものの、言葉ばかり考える編集部というのは若干異常ではある。出版社内の立ち位置といい、辞書作りは奇妙な世界だ。でもプライベートはトントン拍子の成功はどうなんだろう。物語はざっくりと十数年に及ぶ。最後辞書が完成しても亡くなってしまった人が居たのは、せつなくて良かった。「謎解きはディナーのあとで(本屋大賞2011年1位)」立川署に努める令嬢刑事 宝生麗子の前で起こる事件の数々と、その事件を難なく解き明かしていく執事の少し笑えるミステリーもの。話はショート殺人事件で1話50Pくらいで読みやすい。とにかく容疑者多数の事件があって、麗子や警部が悩んで、屋敷に帰ってきたら執事が「この程度の真相がお判りにならないとは、お嬢様はアホでいらっしゃいますか?」などと毎回麗子を馬鹿にする一言が面白すぎる。その一言のために事件も物語も存在すると言ってよい。このシリーズは売れたけど3巻で終了。小説の世界は終わるのが早い作品が多い気がする。「島はぼくらと(本屋大賞2011年3位)」瀬戸内海の離島で暮らす男女4人の高校生達と島に住む人たちの物語。現代の島話は多いけど、Iターンやシングルマザーで引っ越してくる人など、これが最新版という感じが強い。島内の幻の物語を探したり、元五輪選手が傷心で島に越して来たり、島の問題解決をする請負人とか、過去に火山噴火で島内色々あったとか、島内で会社を作るとか、別に高校生は話に必要が無い気もする。最後は高校を卒業しても4人とも島に戻るような終わり方で、女性側から見て描いた話だなと強く思う。しかし辻村深月の話は読んでいて長く感じて仕方がない。◆見たアニメ「中二病でも恋がしたい!」黒歴史の中学時代を忘れるために離れた高校に進学した主人公に待っていたのは、完全中二病の少女
六花との出会いだった。見ていて痛々しく頭を抱える中二設定に懐かしさと恥ずかしさがあり、自分も昔はこうだったと思うし、「俺は人間をやめるぞ〜!ジョジョ〜!」と叫びたくなって見ていて楽しい。話が変わるのは後半夏休みに六花の実家に帰る時で、実の父は死に、住んだ場所が更地になり、現実がつらくて中二病にかかったという事実はつらすぎた。中二病は何の不自由のない子がやらないとダメだと思う。主人公は六花を助けようとしたり、お互い惹かれて恋をするけど、家族のために中二病をやめて別れようとする六花に、主人公は中二病全開で六花を実家から連れ出そうとする。六花が中二病になったのは主人公が中二病全開の姿を2年前に見ていたからだと言うのは泣ける。後半の鬱展開はなんだか昔のギャルゲーを思い出したけど、最後は良い映画を見た気分だ。主人公がコードギアスで怪演技をした福山潤なのも良かった。「中二病でも恋がしたい!戀」アニメ第二期だ。一期のような中二病をやめるかどうかのつらい話は無くなり、六花と主人公の恋と、部員の馬鹿話が多い。一見美人だけど元中二病だったモリサマの話はどれも面白かった。二期の象徴的な恋のライバルも出現するんだけど、存在がすごく微妙で、そこまで引き立て役かというくらい空気。やっぱり一期のインパクトと比べると二期は弱かった。この設定なら全員異世界に行くか魔力が使えるようにならんと盛り上がらない気もしたが、それをやったらおしまいか。◆見た映画「中二病でも恋がしたい!Take On Me」中二病でも恋がしたい完結編。六花の姉が六花をイタリアに連れて行くと言いだし、二人で日本全国を巡る逃避行が始まる。話としては来年忘れそうなくらい薄い。結局最後は姉を説得だし。現実から逃避するために中二病になるというのはわかるけど、恋をしたら薄れるという設定が謎で、可愛い作品だなと思うけど、中二病になったその先みたいなものが見たかった。ところで他のアニメ作品もそうだけど、アニメ本編より出演声優のラジオの方が楽しい。「モンスターズ/地球外生命体」メキシコが飛ぶ巨大タコ型の宇宙人に侵略される中、メキシコから脱出しようとするカメラマンと社長令嬢の旅物語。宇宙人に壊された街はCGを眺めながら怪しい場所を旅続ける。最後に宇宙人同士が出会った姿に二人もキスをして終わる。主演の二人が実際結婚したのは素敵だが、見たかったのはこんな静かな映画じゃなくてパニックムービーだった。今思うとトム・クルーズの宇宙戦争って人間を食べるクリーチャーとか面白かったな。「皆殺しのバラッドメキシコ麻薬戦争の光と闇」麻薬の組織が闊歩するメキシコのフアレスという町では毎年3000件の殺人事件が起こり、99%の事件の犯人が多すぎて捕まらないし、捕まえない。その街で捜査官をする男とギャングたちを賛歌する歌を歌い続けて人気になっていく歌手を追うドキュメンタリー。道を歩いていたら知らない誰かに銃で撃たれたり、捜査官が家で待ち伏せされて何人も殺されたり、捜査官も家族のためにギャングを見逃すしかないという、まさに北斗の拳や龍が如くの世界のようで救いがない。学生や若い子もギャングはカッコいいとか結婚したいとか言いだす国。よく撮影したと感心するものの、撮影の結果がどこに向かうわけでもない。ただ自分も明日殺されるなら…と考えたし、アメリカとメキシコは全く違う国なんだと改めてわかった。◆遊んだゲーム「モンスターハンターX(54時間)」ずっと遊んできたモンハンもこれで最後になる。Xは過去に登場した3つの村+新村を拠点に、これまで登場したモンスターや戦ってきたフィールドが舞台の作品だ。でも正直言って同じことの繰り返しにそろそろ飽きてきた。連続でプレーしたからだろうが、Xのモンスターもフィールドも街も使いまわしはやり過ぎにもほどがあった。今回は弓を使ってみたらボーガンより使いやすく、毒攻撃の強さには過去作の中で一番楽な装備に思えた。またアイルーがさらに強くなり、敵にやられる気配がなかった。これまでモンハンをずっと遊んで得たことは、このゲームは多人数で楽しむゲームってことだ。そして生きる者を殺す楽しさがこのゲームにある・・・と書くと物騒だけど、釣りで大きい魚が釣れる喜びに似て、そういう楽しみを見せてくれたのはゲームとして新たな境地に進んだ感じがする。「ゼルダの伝説夢幻の砂時計(22時間)」2007年のDSのゲーム、海を快走しながら島々を巡る探索と発見、奇妙な島人と出会い、ダンジョンとボス攻略に熱くなるいつものゼルダだ。風のタクトでできなかったアイデアを活用した感じが強く、12年前のゲームだけど普通に楽しめる。ゲームとしての難点はDSに向かって息を吹きかけたり、大声を出すのが実家でやりにくいくらいで、一発で倒される難敵とか、戦い続けるストーリーとか、短い冒険譚もわりと愛せてしまう。これもリメイクされそうな後味の良さを最後に感じた。「もりもりスライムドラゴンクエスト2大戦車としっぽ団(11時間半)」主人公のスライムを操作して、捕まった町のスライムのみんなを救おうとするアクションゲーム。ゲームはゼルダのように探索しながら街のみんなを救出しつつ復興を進める。ボスとの戦いでは勇車と呼ばれる巨大戦車(ロボット)に乗って戦うという、コロコロコミック感がとても強いゲームだ。このゲームは戦車戦が他になくて面白く、戦う前に弾や盾など選んでボコスカ撃ち合うのは熱い。でも戦いのコツは主人公スライムが大砲に入って飛んで、相手の戦車に乗り込むのが一番重要で、そもそも戦車のHPがゼロになっても負けにならないのは、今にして思えば楽な設定だった。最後は町の全員を救出してハッピーに終わる。◆8月も県外に出かけなかった。出かけることは精神に良いことだけど、グランパスは天皇杯大学生に負けて14日の試合が見られず、JFLの三重は長崎で試合、名古屋・大阪のイベント・ライブは心に引っかからず、近鉄3日乗り放題券を使って京都に行くことも考えたけど、休みは11日日曜からで土曜を含んでいないから損だし、なんだかどこにも行くなと神に選ばれている気さえした。もちろん火事の脱力感はいまだにある。あとGWから絵をほとんど描いてないけど、たとえ誰にも評価されなくても描かなければいけないってこの頃思う。自分は何か作っていないと声優のラジオと動画を眺めるだけのつまらない人生を過ごす。それは昔からわかっていたし、誰にも相手されなくても自分のためにやった方がいいと、残りの寿命を考えてもこの頃思う。ゴールに向かった末に最下位で終わったとしても、向かう方向目指す方向は同じだ。たぶん。
2019年7月は下旬まで毎日雨と曇りばかりで、夏のTシャツが馬鹿みたいに安く売られている日々だった。7日日曜は朝から実家の草刈りをした。草刈り機を肩にかけると2時間くらいで肩が痛くなる。草刈りに使う油は混合油と言われていて、青色の液体とガソリンを混ぜないとエンジンがダメになるのだそうだ。翌8日は靴が汚れ過ぎて使えないので、500円で買ってきたATLASと書かれた作業靴を使ったら、足が痛い。底が薄いのか生地が固いのか、よくわからないけど履いて疲れる靴って意味がわからない。今度から作業靴は1000円以上の物を買おう。10日は先月の健康診断の結果が出てきたので見たら肝臓G判定に「え?!」となる(判定基準が変わったが下から2番目)。食事を減らして縄跳びをするのも遅かったけど、体重減らして一つも良くなってないとは・・・町医者に行けばこんなの全然大したことないと言われたけど、良くないより良い方がいいに決まっているのは事実で、こころなしか左わき腹に圧迫感を感じ、また医者に行くか・・・とガッカリ思う。周りから言えば「運動不足だお前」という話だが、なんだか火事に遭ってから、もう体動かすとかどうでもよく思えてきている。11日はジョーシンでヘッドホンを買う。音聞く物なんて108円のイヤホンで十分だろ?と思ったけど、イヤホンを毎日使うほど耳が痛くなってきた。実際ヘッドホンは使ってみたら疲れにくいし音がいい。重低音、音の広がりも違う。でも何時間聞いても耳が痛くないわけではない。14日は実家の団地の草刈り作業があった。草刈り機は刈っている時は左右に振っているだけで何も考えなくていいけど、草をかき集めたり、車に乗せて捨てたりするのが面倒で、7時半開始で3時間くらいしたらダルくなってきて動けない。でも久々肉体労働は気持ちがすっきりした。こういうのを毎日した方がいいかもしれない。18日に京都アニメーションが暴漢に放火されて35人が亡くなった。先月末に宇治に行ったときに京アニショップに行くか考えて行かなかったけど、あんな静かな街で恐ろしい事件が起こるのか・・・と。犯人が放火するために自分も立ち寄ったコーナンに行ったのも恐ろしさを感じる。24日は梅雨明けとなって暑い。もう布団は薄手の物で十分だ。家の二階は一階より全然暑くて3時間いるだけでシャワーを1回浴びたくなる。28日はアニメジョジョ5部の最終回を見る。昨年10月に火事になってからはyoutubeでジョジョの動画ばかり見ていた。外国人をこれだけ夢中にさせるってやっぱりすごい作品だ。◆読んだ本「家森奇譚(本屋大賞2005年3位)」琵琶湖近くに住む作家が小さくて奇妙な出来事と地味な生活を繰り返す日々。これまで読んだ本屋大賞の本の中で一番つまらなかった。レトロ風味の文章に何の価値があるかわからない。でもアマゾンを見たらみんなの評価が高い。自分には詩的な感性がだいぶ欠落してしまったのか・・・?「夜は短し歩けよ乙女(本屋大賞2007年2位)」先月末京都に行くからと京都舞台の小説読むと楽しい・・・と少し思う。京都は東京のように何か創作物でよく利用される場所でとにかく観光施設が多い。テレビの連続殺人事件の舞台や外国人が異常に来る街で特殊な街という雰囲気がある。この小説はそんな特殊な京都を舞台にしていて、突飛なヒロインとその子に恋する情けない男という図式で、春夏秋冬のストーリーが繰り広げられる。宮崎アニメぽさもあり味はあって良かったものの、やはりヒロインが男の理想過ぎるか、最後は付き合いだすというところで終わり。◆見た映像「たまこまーけっと」放火事件に遭った京都アニメーションに少しだけ貢献したくなって見た作品。原作者京アニで見たことが無かったからレンタルしたけど・・・噂通り本当に面白くなかった。話は餅屋の女子高生の家にデラと呼ばれる言葉をしゃべれるオッサン鳥が居つき、商店街のみんなと毎回大騒ぎという話がなんとも・・・この異常な商店街推しが12話では短く厳しかった。人の温かさや優しさを見せたいのはわかるけど理想的過ぎる。商売っ気も感じない。後半にデラのダイエットや、亡き母のエピソードなど面白いけど・・・最後もたまこは商店街を愛してやみませんという終わり。うーむ…豆大福は食べたくなったけど、アニメ会社は面白い原作を探し続けるわけだと実感。「たまこラブストーリー」続いて続編の映画たまこラブストーリーを見る。ふざけたデラや商店街要素は影を潜めて、高校三年になり、隣に住んでいるもち蔵に告白されて困惑するたまこの物語。恋愛の距離感や二人のふわふわそわそわした感じは青臭くていい。でも、もち蔵はテレビ版の時から、たまこばかり見ていたからわかるけど、たまこは餅と商店街の事しか頭になかったから、最後に「もち蔵大好き」と言われても「無理してない?」と思ってしまった。たまこまーけっとは映画を含めて作品としてはイマイチの称号は落とせないけど、不思議とまたこの世界に入りたいなという気持ちになれた。これってやっぱ、けいおんを思い出す。◆今月は県外に出なかった。13日にセレッソ大阪との試合を見に長居に行く予定だったけど、地域の草刈りで行けなかった。でも結果的に2週間前も関西に行ったばかりだし、草刈り作業も経験になったし、人に会う約束もないから行かなくて良かった。ところで最近月誌の文章が長すぎる。ここに自分の記憶を詰め込もうとしすぎかもしれない。でも毎日モニターに向かって動画を見るだけの生活はヤバさ以外何もなく、生きた証を残したいのかもしれない。今月の教訓:土日祝日は何か違うことを少しする。小さな思い出作りでもいい。同じことの繰り返しは何も得ない。
2019年6月はジワリと暑かった。5日は縄跳びをまた始めることにした。左わきの肝臓部分に毎日圧迫感があって怖さしかない。4月から食事の量も減らしたし、体重も平均体重まで落ちているのになぜこんな状態なんだろう?8日は実家にネット回線が通って自室のネット生活が8か月ぶりに復活。嬉しいということは無いし、楽しいという感じもない。でもこの日、夢中になってネットを見ていたら、窓がちゃんと閉まってなくて小さい虫が100匹以上入っていて部屋に殺虫剤をかけまくる。この夜から昔のネット生活に半分戻った。以前と違うのはイヤホンで聞いているので長時間聞くと耳が痛い。恐ろしいのは動画が面白いとか楽しいと思わない事より、ネットを見ているとすぐ夜の12時になることだ。15日土曜日は朝から雨でこの日はどこにも出かけなかった。この家に来て初めてゆっくり生活できた気がするけど、DVD見るのもゲームするのもネット見るのもイヤホンを使うから、数時間したら耳が痛くて頭がくらくらしてきた。ヘッドホンが欲しいなと初めて思った。18日の健康診断は身長175.3p体重63.8kgだった。毎日縄跳びの効果は結構あった。診断前日400回も飛んで疲れたが肝臓がD判定からCに代わっていることを祈りたい・・・。27日からは毎日200回の縄跳びに疲れて100回に減らす。蒸し暑さと食事の量を減らしたからグロッキーで目が回る。今月はネットをやりすぎた。中身のあるネット生活ならアリだけど、声優のラジオを聴いたり、ジョジョの動画を見過ぎたり、中身が空っぽにもほどがあった。だからってゲームや本を見ている方が良いかと言われたら違うが。◆見た映画「ハンソロ」スターウォーズのスピンオフ作品。初代3部作の憎めない仲間ハンソロの若き日の活躍を描く・・・けども、最初から最後まで盗賊稼業とは思わなかった。盗人ハンソロが盗賊の仲間になって、盗みに失敗してある惑星で希少物資を盗もうとする。盗賊の親玉の上に帝国が居て、味方も最低1回は裏切る。最後裏切った奴と会話中にハンソロがあっさり銃を撃って倒すのは笑ったけど、もはやどこに正義があるのかわからない。独特のSF感は好きだしSWファンは少し楽しめるけど、ハンソロ役の男が元日本代表監督のトルシエにしか見えない。「マクロスデルタ激情のワルキューレ」マクロスデルタの映画版。話はテレビ版と大筋で同じだけど新作並に動く。作品としては全然悪くないんだけどマクロスFが好き過ぎて、やっぱりイマイチに思ってしまう。何よりマクロスといえば三角関係というのが崩壊しているのが何とも・・・「フローズン」夜中スキー場のリフトに取り残された男女3人がこの状況から脱出しようとするE級映画・・・リフトはビルと同じくらいの高さ、この日から当分スキー場は休みで動かない。まず一人が下に降りれるんじゃないかと飛び降りるが両足を砕かれて、骨が出るシーンを見てうんざり。ここから何度もDVD停止を押すくらい見づらくなる。飛び降りた男は動けず狼に食べられる。次にもう一人の男が最後の賭けだとリフトのロープを伝って柱まで渡るのに成功するのは、最初からやれと誰もが思うけど降りた先で狼に食べられる、最後に女はなぜかリフトが無事に落下し、よろよろ歩きながら生き残る。教訓:スキー場でも携帯電話は大事。◆読んだ本「終末のフール(本屋大賞2007年4位)」世界はあと3年で隕石の衝突で全員死ぬ・・・その状況のなか仙台の街で迎える8つの物語。働かなくなる人が増え、店をやっているのも少なく、ごみで荒れた町というのはわかるけど、人殺しや自殺がそんなに多くなるかな?と思う。ただ昔、世紀末の少し変な空気は何だったかと思い出すと、この世界が終わるかもしれないという空気だったことを思い出した。「教室自爆クラブ(全3巻)」学校でいじめを受けた生徒は自殺ではなく、爆弾を抱えてクラスメイトと自殺を図るとする事件が多発する。その事件の首謀者とは・・・?青年漫画らしいダークな話だ。自殺するくらいなら人を巻き添えにしろって子供の発想は嫌いじゃない。でもやはり浅い・・・と思ってしまう。学校に行くのをやめて他の事をすればいいのに。◆遊んだゲーム「モンスターハンター4G」4Gで遊んだモンハンも4作目となった。今回は近接武器はやめてヘビィボーガンで遊ぶことにした。ガンナーは守備と攻撃力が低いのが難点だけど、実際遊ぶとそこまで大ダメージを受けない。ヘビィボーガンはモンスターがアイルーに向かっている間に間接攻撃で好き勝手出来るのはやっぱり楽だった。とにかく武器を変えたらゲームの雰囲気すら変わって、その遊び方の自由さが楽しい。でも上位になったら時間切れを数回食らったのは頭が痛かった。クリアした今となってはそれを含めて楽しかったけど、4Gの時間切れの原因は少し舐めて挑んだのが失敗というのがわかりやすい。そして4Gはこれまで遊んだモンハンの中で一番楽しめたように思う。すべて新しい地形、小さい段差を楽に乗り越え、街をいくつもめぐるキャラバンストーリー、アイルーがかなり強く、ミッション途中でも条件次第で帰ることもできるし、これまでの教訓を生かしつつ楽しめた。次のモンハンXを遊び終えたらモンハンで遊ぶ日々は終わる。散々モンハンで苦しめられたけどどこか寂しさを感じる。(プレー時間101時間)◆29日から京都と神戸に出かけた。日曜に神戸で試合を見るのに土曜はどう過ごすか考えて、京都でJ2の試合があるので向かった。夜の試合まで時間があるので、まず京都の近鉄小倉駅で降りた。駅から2km離れた宇治の平等院鳳凰堂を見たいからだ。近鉄では途切れなく急行に乗れたけど尿意がすごいある。車内のトイレを使うべきだがやはり苦手だ。小倉駅周辺は車の渋滞がよくある場所で、この辺りはユニチカや任天堂など工場が多いみたいだ。道なりに進んでいくと太陽の暑さに頭がくらくらする。途中のコーナンというスーパーで帽子を買うべきだった。やがて歩いていくとJR宇治駅が見えた。どうやらこのあたりの中心地らしい。駅の隣の観光案内所でイラスト地図を貰って、伊勢のおかげ横丁みたいな道を歩く。なんだか3軒に1軒がお茶関連の食べ物飲み物を売りにしている店が多い。確かに宇治と言えばお茶だけど何か引っかかる。道なりに歩くと平等院に到着。入場料は600円。平等院は写真や10円玉で見ると大きそうだけど意外と小さい建物だ。院の隣に平等院ミュージアム凰翔館も入れるので行ってみると現代美術館みたいな内部でクーラーが効いていて寒い。ここの鳳凰像は美しかったし、平等院の中心にあったという釈迦達が楽器を持って雲に浮かぶ像は、その数の迫力とジョジョポーズみたいで面白かったし芸術を感じた。あまり期待していなかっただけに少し得した気分だ。平等院を出た後、川の橋を渡って京阪宇治駅の電車に乗り、伏見稲荷駅に行く。駅を降りるとすごい人だ。平等院では観光客は中国・韓国などアジア系の声をよく聞いたけど伏見稲荷はいろんな国の人が来ている。キツネ推しで鳥居がたくさんあると知っていた以上に鳥居が多かった。ゲームで言ったら1ダンジョン作れるというくらいで、全部回るのは早々に断念。というか山道にずっと鳥居の道が続くのは多すぎ。それなのに鳥居一つ一つに会社名個人名が書かれている。次はJRで京都駅に行き土産を買う。そのあとバスに乗って西京極に向かい京都サンガと水戸の試合を見る。京都スタジアムは来年亀岡にできるのでここで試合を見るのは最後かもしれない。京都サポもメインスタンド・バックスタンドに声をかけてアットホームを超えた行きなれたスナックの雰囲気だ。試合は水戸が一人退場して水戸が1点を守る試合になったが、京都が逆転してボールも支配して強かった。でも数少ないチャンスを水戸に決められて2-2で終了。これぞJ2だ。それから阪急に乗って三宮に向かう。西京極から1時間20分530円で着くのは早い。30日はホテルのある新開地から外に出ると、昨夜から降った雨が降り続いていた。新開地という街も初めて来るので関西の下町な感じに興味はあるけど三宮に向かう。神戸サポに今年も会うので土産を考えた時、そういえばイニエスタのワインって珍しいと思い、さんちかの酒屋で1300円で購入した。そして昼前に合流すると雨の中、行列のできる洋食屋に連れて行ってもらい、お腹が膨れすぎる。今年は楽しい会話があまりできなかった。火事の影響かもしれない。その後ヴィッセルバーに向かう。イニエスタのワインを土産にあげようとしたら、やんわりと断られた。後々考えたら神戸ではイニエスタのワインは珍しくもなんとも無い物だった。このバーでも売られているし、スタジアムでも大々的にワインの出るバーがあるし、名古屋サポに名古屋の土産をあげるようなものだった。ところで旦那は何をしているのか気になって聞いたら弁護士をしていたのは驚いた。弁護士なんて任天堂のゲーム内でしか聞いたことが無い。この日会った時間は1時間半のみ、向こうからすればたくさん会う知り合いの中の一人なのだと久々感じた。その後花時計駅の近くのドトールで試合まで小説を読む。近くのカップルがわざわざサッカーの話をするのが集中できない。神戸VS名古屋は5-3で名古屋が派手な点の取り合いに負ける。PK2本取られたのは痛かった。試合後は神戸駅のホテルまで歩いたら、カバンの中のワインが重くて地下駅2駅分なのにすごく疲れた。昔は三宮からスタジアムまで歩いても気持ちよく疲れただけだったんだが・・・翌7月1日は月曜だけど会社に休みを取らせてもらった。帰りは難波に寄ってとてものんびりした。京都土産の生八つ橋を探しているうちに外国人が多かった商店街を見たり、何かフレンドリーな喫茶店でご飯を食べた。その結果上本町駅まで歩いてしまった。結局八つ橋は近鉄鶴橋駅上のJR前のコンビニで買った。今月の教訓:動画を眺めているだけの時間はダメだってこと。自分が金を稼がず、何も作らないなら自分の価値を落とし続けているだけ。
2019年5月初めはGWだった。天皇の関係でGW10連休と聞いた時は、そんなに休む人はおらんやろ?と思ったら、国民の4割以上10日連続休みが多いのは驚いた。自分は当然間の5月1〜3日は平日だったけど、世間が浮かれているといつも以上に働く気が起きない。16日はどうも左わき腹に圧を感じるので、これからご飯を減らすことにした。腹が減っているわけでもないのに、20代ばりにご飯を食べようとするのが間違いだ。これからは腹八分目ではなく六分目がいいかも。酒を飲むわけでもなく、太っているわけでもないのに肝臓が悪いなんて、なんだか生きていて損した気分だ。そういえば孔雀王の作者が肝硬変で今月死んでいた。数日後毎日お腹が鳴りだして困る。17日は1か月ぶりに火事になった自分の部屋を見てきたら、草がボーボーに生えていて廃墟に近づいていた。愛着というか執念で住んでいた場所だけど、徐々に着たくない場所になっている。25日から猛烈に気温が高くなった。春からたまに暑い日とかあったけど、これは夏をしっかり感じる気温で、もうキルトシャツも毛布も減らそうと心から思う暑さだった。この暑い中、小学校の運動会も通りすがりに見たら、子供が可愛いとか面白いと思わず、あの頃に少し帰りたいと思ってしまった。なんて情けない自分だろう。今月はパソコンでレンタルDVDをよく見た。少しづつ自分の生活が元に戻りつつある(正しいかはともかく)。◆見たアニメ「えんどろ〜!」3月で見終わったのに感想を書くのを忘れた。特に語ることもない萌えアニメで、気楽に見れる勇者のパーティと幼女魔王のお話。これで知ったのは萌えアニメに、ファンタジー舞台はほとんど無いという意外な事実だった。そういえば少ない。脇役のマスコットみたいなドラゴンが異常な性能でそれで話にオチを付けるのはどうなんだろう。「ネト充のススメ」ネットゲームで知り合ったあの女性は、あの時道で偶然ぶつかったあの人だった・・・ネットで知り合って恋に発展する・・・平成の昔話のようなアニメだ。ヒロインが磨けば光る女で、男の同僚に寝取られそうになるけど、同僚の男もそんなに悪い奴ではないのは拍子抜け。二人が近づくのは男が昔やっていたネットゲームをヒロインもやっていて、以前もつながっていたというのは、ちょっと卑怯に感じてしまった。OP曲は音楽会社制作アニメだけに良かった。◆読んだ本「今日も舗道にすれちがう」図書館で貰った1994年の本。とにかく話が古くて携帯電話も持ってないとか普通だ。小話が10話で気晴らしになるかと思ったけど、バブル崩壊時の話は昔話にもほどがある。でも英語に憧れる日本人の姿や、男と女の関係は今とさほど変わらないのは納得。「陰日向に咲く(本屋大賞2007年8位)」ホームレスに憧れるサラリーマン、売れないアイドルを応援する男、男に遊ばれる馬鹿な女、負け続けるギャンブラー、そしてつまらない芸人の生き様という苦笑できる苦い話の数々。劇団ひとりが描く世界はどれも日陰に生きる底辺ばかりでシンパシーすら感じる。どういう神経で描き続けたのだろう?ホームレスに憧れるサラリーマンの気分か、悲しみを描くことが笑いか。「屍人荘の殺人(本屋大賞2018年3位)」夏のペンションに集まった大学生達が連続殺人事件に巻き込まれる・・・十数人の登場人物や建物の構造を覚えたり、今時こういうのは面倒だなあと思い読み進めたら、なんと途中からゾンビにペンションを囲まれて隔離されるというのがぶっ飛び過ぎて笑ってしまった。ゾンビはバイオテロで近くのフェスからなだれ込んできた設定で、わりと説得力があってここで数人ゾンビ化してしまう。それなのにペンション内でも連続殺人事件が起こるんだから何とも無茶苦茶だ。主人公も苦い思いを胸に生きていて犯人を知っても見逃すなど人間味があったり、死んだ人はみんなが悪人ではない・・という連続殺人モノ特有の切なさはあるものの、やっぱりゾンビ設定がぶっ飛び過ぎている。3階まで追い詰められているのに犯人当てやトリックを説明しているうちに、案の定ゾンビに屋上まで追いつめられたのはギャグかもしれん。「新世紀エヴァンゲリオン」漫画版完結したらいつか読みたいと思っていて、図書館に置いてあったので読んだ。エヴァは今さら語るまでもない作品で、二十数年前に超ブームを起こしたアニメで、いまだにこれ以降世間に影響を与えたテレビアニメは無いと言われる。この漫画版はキャラデザイナーの貞本義行が担当していて絵は超上手い。でも読んでみると、やはりアニメに遠く及ばなかった・・・あの声優陣の熱演、エヴァンゲリオンのロボットアニメを超越した動き、地獄に突き落とすような音楽、印象的なOPとEDや予告などが無いだけで、話はほぼ同じなのにスッキリしたジュースみたいになっている。自分が気にしていたのは漫画版がどういう終わり方をするかだ。打ち切りのようなTV版か、破滅的な旧劇場版か、逆にハッピーエンドに無理やりいくか・・・答えは破滅的な旧劇場版だった。当時は衝撃を受けて、十数年後にああいう終わり方はどうなんだと思ったけど、今読んだらエヴァは最初から破滅に向かっていく話だった。漫画は最後に救いを残して話はソフトになっているものの、スゴイアニメだったと久々思い出したし、自分には良くも悪くも影響を受け過ぎたアニメだった。「偶像事変〜鳩に悲鳴は聞こえない〜(全4巻)」超人気アイドル柊せらが右足を爆破で失い、その事件をきっかけに日本は変えられていくという漫画。実は柊せらはかつて大犯罪を犯した少年で足を失うのも自作自演、物語に登場する犯罪者更生プログラムSRTPというものが肝で現実にできそうな予感もある。ただ大筋を見たら面白そうだけど漫画で読むとイマイチなのがこの漫画だ。原作者としてはデスノートのような物語をやりたいのだろう・・・でも主人公の男は無力で何もできず、せらの大勝利で終わった。途中でせらを殺そうとする爺さんだけはシンプルで良かった。◆見た映画「ラ・ラ・ランド」いつか見ようと思って2年過ぎた映画だ。パッケージを見ると自分が好きそうな楽しいミュージカル映画ぽいけど、中身は青春映画そのもので、たまに歌って踊るだけだ。話はジャズの店を持ちたい男と、女優になりたい女が夢の壁に苦しむという話で、男は店を持つために知り合いのバンドのメンバーとなり夢を棚上げし、女はオーディションや独り舞台などやっても上手くいかず二人は別れてしまう。5年後、女は女優として成功して他の男と結婚し子供もいて、男は女と暮らしていた時に考えた店名で自分のジャズの店を持っていて、二人は再び偶然出会う・・・最後のピアノの独演といい、二人の大人過ぎる関係といい、夢に生きた代償の切なさを感じた。久しぶりに映画はいいなと思ったし、生活の潤滑油になるから映画は見ないといけないと改めて思った。それにしてもヒロインのエマ・ストーンの目が大きすぎ。「メアリと魔女の花」数か月前にこれをPCで見ようとして見れなかったけど、会社にパソコンを持っていきネット回線にパワーDVDを一回つないだら、すぐDVDが見られるようになった。この映画はスタジオジブリで長年宮崎駿の下で働いていた米林監督の初独立作品。噂に聞いた通りジブリ色が強く、ジブリの棚に置かれるのも仕方ない感じ。話は魔女の力を偶然得たメアリが近所の少年を助けに行くという話。ネットで言われるほど酷い出来ではないけど、宮崎監督が言う「話にからしが足りない」という表現にピッタリで毒がなさすぎ。宮崎作品に遠く及ばなくても、米林監督もいつかいい映画が作れると思う。「ジオストーム」全世界の災害は地球を覆う衛星で阻止できるようになった世界で、そのシステムを悪用されたら?という話。衛星システムを作った兄とアメリカ大統領側近の弟の物語だけど、はっきり言ってB級バカ映画。黒幕はアメリカ大統領の側近で、大統領が死ねば次は俺が大統領になる!というのが実にバカらしかった。そのために何十万人死んだんだ?良かったのは普通にハッピーエンドだったことだ。兄が自爆が作動した宇宙ステーションで死ななくてよかった。というか災害防止システム作った兄は神だよ。「グレイテストショーマン」実話をもとにした映画。貧しい生まれの少年はやがて、ヒゲが生えた女や入れ墨や毛が全身にある男など雇って見世物小屋を開くようになり、街で評判になり成り上がり、結婚して子供を育てる姿をミュージカル調で描く映画だ。意外だったのは主人公が成功した後、本物と言われる女性歌手を見て、自分がやっている一座や家族から心が離れていくってのが人間らしかった。結局女性歌手から離れるけど、劇場が火事で主人公は自己破産して離婚される。でも一座は家族を与えてくれたと感謝し、サーカスのテントで再出発する。ネットの感想を見ると「浅い」というコメントが多いけど、シンプルでわかりやすく差別に負けないハートのこもった歌は良かった。そして平和な時代になったものだと思う。「ジョジョの奇妙な冒険 第一章」自分が好きな漫画ジョジョの実写映画版、4部を舞台にしている。キャラの写真からしてしょぼく、一生見ることは無いと思っていたけど、やっぱり気になって見てしまった。話はテンポよく進むものの主人公の小ささがとにかく違和感ありすぎる。ジョジョの漫画は基本大男だから弱そうに見えて仕方ない。話は虹村形兆が謎(吉良)のスタンドにやられて終了。第2章が作られることは無いだろう。でも邦画の実写映画もこれだけCGが使えることに驚いた。「トゥームレイダー ファーストミッション」女インディジョーンズことララ・クラフトが父を追って冒険をする映画だ。同じタイトルで昔アンジェリーナ・ジョリーがやっていたトゥームレイダーの前日譚とも言える。アンジェリーナ版は2作目が悪くて終わってしまった。話はララの父親が昔の日本の女王卑弥呼が封印された島に行ったと知り、なぜか中国人を雇って島に向かう。でもそこは悪の組織が支配する場所だった。父と再会しながらも組織に脅されながら一緒に洞窟に行くが、卑弥呼は犠牲となって疫病を封印したと知り、病原菌を獲得しようとする組織と戦う。一応日本をフィーチャーされてるんだけど違和感がスゴイ。外国人が考えた日本の伝説感を見たようで奇妙だけど悪い気はしない。あと組織に働かされた男たちは全員中国人で、どれだけ違法に日本に入ってきたんだという話だ。昔のゲーム版は3Dゲームはこんなにスゴイかと当時は衝撃を受けたんだが・・・もう古い話か。◆3日〜6日は名古屋に滞在していた。2週間前も行ったのにまた行くかって感じだけど、去年買い過ぎたカプセルホテルの宿泊券を3回消費したかったのと、グランパスの試合のある湘南まで行くのが面倒だった。行く前に悩んだのがジャンパーを持っていくかどうか。晴れたら不要、雨が降れば欲しい・・・天気はずっと晴れらしいから持っていかなかったら大正解だった。3日は朝のんびり出発した。この日は何も急ぐ用事はない気楽なものだった。名古屋駅に着いたら宿泊地の今池まで歩くことにした。とりあえず伏見にバイキングの店があるから行ったら見つからなかった。次に大須観音に行ってクラブグランパスの新しい店を見てくる。大須は祭りかというくらい人が多かった。こんなに混んでいる大須は初めて見たかもしれない。新しくできたクラブグランパスはわりと店内が狭かった。でも面白いほど売れる店じゃないし、こんなものかもしれない。大須でもバイキングの店を探していたので行ったら、この日はバイキングをやってないのはガッカリ。客が多すぎてそんな商売をする必要ないのかも。次に大須を抜けて鶴舞公園を通り過ぎる。やがて吹上ホールという建物が見えてきて、ここで巨大骨董市が開いていた。店は多いけど客はあまりいない。刀や銃を売るのはアリなんだろうか?吹上駅から北に進めば今池に到着。携帯電話の歩数計によると歩いた距離はたった11kmだった。4日は大須演芸場の公演があるので地下鉄で行く。朝9時半にホテルを出たら思ったより到着が遅れた。11時の公演なのに前座が15分前から喋るとは知らず、聞き逃すところだった。公演は落語がメインでその合間に漫才一つ、腹話術、大神楽と呼ばれるマジックショーなどがある。落語は眠いのがあったけど手堅く苦笑できる話が多い。漫才は名古屋吉本のコンビだけどイマイチだ。大阪なら舞台に立つ前に落とされそう。腹話術はチンピラぽい初老の男で喉が動き過ぎ。話は上手いけど芸としては低い。「俺をクビにしたら大須演芸場に火をつけたる、よぉ燃えるぞここは」は笑えるけどアウトだ。誰も指導をする人が居なかったのか。最後の落語家による大喜利は、すごい頭の回転と感心。全員天才かと思ってしまう。演芸場は面白いものの2700円はちょっと高い。テレビでたまに見る面白い漫才コンビが1組入っていればバランスがいいかも・・・と少し思うだけで通いたいとは思わない。演芸文化を守るのは大事だけど、大須にこれだけ客が来るのなら、商店街が少し出し合えば維持は余裕だろとか思ってしまう。演芸場を出てクラブグランパスでグッズを買った後、大須観音駅近くのステーキ屋に行ったら、かなり待たせるというので店を出る。次は伏見のHUBというスポーツバーでグランパスのアウェイの試合を見ることを決めていた。はっきりいってバーはあまり好きじゃないけど、ビール片手にサッカー中継を見るイギリス人に憧れもあって、どんなものか行ってみたかった。隣のドトールで試合10分前まで時間をつぶして入店すると人が結構居て、立って中継を見るしかない状況だった。アルコールの入ったサイダーを飲みながら試合が始まった。客もどんどん入ってきて縦長の店に50人くらい居て店員も忙しそうだ。試合は微妙なPKを取られて1−1で試合終了。少しイラつくけど店の雰囲気は良くて、得点の時は酒とフードをバクバク食べる男とハイタッチした。そしてスポーツに酒はピッタリだと初めて思った。勝てば祝杯、負ければヤケ酒、ドローなら飲み直しと、瑞穂で試合があってもここでわざわざ試合を見る人もいるかもしれない。HUBで使ったお金は一杯390円だけだった。次は栄のオアシス21まで歩く。期間限定プリティストアが若干気になった。店に入るとつぶれる前のコンビニみたいで商品がスカスカで寂しさがあった。2日後消えるらしいけど行列あって商品売れまくったからか。その後オアシス21の上に久々登ってみると外国人だらけだった。そのあと栄に宿泊。5日は栄から名駅まで歩いて、あおなみ線で名古屋港サッカー場に向かう。この日は13時からマルヤス岡崎VS今治FCの試合だ。相変わらず野跡駅の周りに店もない。この日は今治FCにいる元代表の駒野友一を集中して見ていた。以前ほど運動量がない印象でどこか寂しい。でもポジショニングはいいし、ゴール前にいいボールを上げるけど、誰も決められず後半に選手交代となってしまった。試合はマルヤス岡崎がロスタイムに勝ち越しゴールを決めて勝利。最後勝つために前がかりになった今治はカウンターを食らって負けた。それから18時に岐阜でもサッカーがあるので急いで向かう。JR岐阜駅は港サッカー場から1時間で着いた。JRの特急は早い。ここで少し食べようとサンドイッチ屋に行き、540円のメニューと思って注文したら680円と言われて困惑。注文をしているうちに高い肉を注文していた。肉で値段が変わるって説明してないよね?って聞いたら、不機嫌な顔をして安いメニューを改めて作ってもらったけど、よく見たら店内に値段説明が書かれていて自分の不注意だった。差額140円しかないのに店員にも自分にも後味悪すぎで、何も考えず払えばよかった。長良川での岐阜と琉球の試合は、琉球が前半1点リードで岐阜に勝てる気配はなかったけど後半岐阜が逆転。久しぶりに岐阜の勝利を見た。それからまた名古屋に戻って栄で宿泊。6日は名駅まで歩いて、うどんを食べて土産を買って昼過ぎには帰りの電車に乗った。そういえば伏見の路上でマンションを売っている男に3分くらい話された。なぜ自分に話そうと思ったのだろう。貧乏性でお金を貯めていて保守的に見えたのかもしれない。この4日で使った金額は3万5千円。グランパスのグッズに5500円、土産に2000円使ったからこんなものかな・・・連休中、名古屋で4日過ごせば何かスッとするか思ったけど、「自分一人」で遊ぶことで、スッとすることなんかこの先無いと思った。ただ運動でクタクタになることと、行ったことがない場所に行くことだけが数%の自己満足を得られる。それにしても、この10連休は本当に平和だった。悪い事件も少なく、一生のうち平和だった時期を思い出せと言われたら、「祝!令和元年」と書かれた日の丸の旗が揺れたこの時を思い出すだろう。今月の教訓:歩くのは健康にいいけど、やっぱりジョギングのように激しく動かないと運動とは言えない。
2019年4月1日月曜は午前11時半に、平成の次の年号が令和に決まった。最初知った時は十数秒違和感あったけど、意外性があってシンプルかつ、レイという字が新しく感じていいなと思えた。また年号を決まるのが日本の一大イベントみたいな雰囲気が面白かった。西暦が使いやすいとか元号なんてわかりにくいとずっと思っていたけど、やっぱり元号の存在は面白く、自分も日本人なんだと思えた。来月から令和元年スタートだ。6日は何だか歩きたい気分がして、会社の周りを15分ほど歩いた。それだけで結構心地よい疲れが生まれた。実家に来てから駐車場まで歩くという事がないから毎日歩かな過ぎだ。8日はゲームはやる意味があるのかとすごく考える。最初は現実がつらいから逃避だったはず。でも毎日2〜4時間遊ぶのは果たして楽しいのだろうか。終わっても月誌にひっそりと数行感想書くだけ。そしてこのHPも何人見てる?という話で、ゲームの価値が弱くなっている・・・確かにゲームは趣味だ。でも最近作業感が強く、楽しみに欠け過ぎている。今の時代はネットを使って周りと遊ぶのが普通だから、一人で遊ぶ罰に感じる。19日は会社のテレビを薄型に変える。ブラウン管使っていた人なんて居ないでしょ?と電気屋に聞いたら、珍しいと言っていた。電気屋では夏の電気製品が並んでいて驚いたけど、22日から26〜28度の気温になって夏を感じるようになった。ところで、どうも自分は最近年を感じてきて仕方がない。老眼が進んできて文字が読めない時があり、パソコンのモニターは綺麗に見えていると思ったら、眼鏡を着けたらもっと綺麗に映ってる有様だし、運動しないと体が硬くなると感じる時も多々ある。記憶力は落ちて物忘れが珍しくなく、用事を忘れて車で通りすぎたり、読んだ本・遊んだゲームの感想もすぐ思い浮かばない。なぜなら月誌に感想は残していると勝手に安心している。髪を切らずにいつも学生のようにしているのが数少ない若作りだったけど、29日になったらちょっと前髪が目に入るという小さい理由で散髪に行く。自分ももう終わりが見えてきたのだろうか・・・29日30日は火事の話最終話頑張って描く。2話が終わってからもう3か月も過ぎている・・・。30日はテレビを少し見たら年越しのような雰囲気で面白かった。新時代は感じないけど、ここ数か月は恐ろしい事件も少なく平和そのもので、平和な時代に感謝したくなった。◆読んだ本「ネメシスコール」高校で起こった殺人事件から宇宙人と謎の生物の侵略を知る全3巻。今の時代は宇宙人や謎の生物を漫画にするなら、もっとリアルに絵を描かないと厳しいなと思った漫画。絵的に90年代の少年漫画そのもので、化け物の絵は漫画のキャラだと思っただけだった。話は打ち切りにしても、主人公たちが地球から脱出というのは、もうちょっとやりようがあった。「私が語り始めた彼は(本屋大賞2005年9位)」三浦しをんの小説は初めて読んだ。話は良くも悪くもない感じがして浅いのか深いのかよくわからない。内容は不倫をよくする教授に振り回される女や子供の辛い人生を描いているが重くはない。作家は女性だから男についてわかってないこともあって、特に男の一人称を私と書くのはわかりにくい。男は俺というのが慣れ過ぎていて。最後は不倫をするのは不幸という感じで終わった。◆遊んだゲーム「モンスターハンター3G(70時間)」昨年10月部屋が火事になる前に十数時間遊んだこのゲーム、どうしても終わらせたくてゲオのセールの時に100円で買ってきた。モンハンは説明するまでもなく狩りの雰囲気があるアクションゲームで、モンハン3rdの後に出た3DSのソフトだ。3Gは港村を拠点にしていてモンハン3rdとマップはほぼ同じ。今作も2Gほど地獄じゃなくて序盤は割と気楽に楽しめる。でもモンハンの人気装備大剣を使ったらあまりに強かった。攻撃力があるのに防御できるって万能過ぎてザクザク敵を倒せてしまう。とはいえ1日1回巨大モンスターを倒すのも日々だるくなっていって、3rdとの被りマップに被り敵キャラが多すぎで新鮮味を感じない。それでもこれが終わったらあの火事の前に戻れる気分で頑張って、上位のラスボスを倒しEDを見終わった時は、何か試験に合格したような久々すがすがしい気分になった。また一つ過去を乗り越えたと思いたい・・・。「ゼルダの伝説トワイライトプリンセスHD(42時間)」これまで遊べてなかったゼルダトワプリのHDリメイクだ。最新作ブレスオブザワイルドほどではないけど、画面が綺麗で相変わらず手堅く楽しめる。ただブレスオブザワイルドがいかに操作性が優れていて、世界も広くて自由だったか思い知る作品でもある。昔好感を持っていた前転が邪魔で仕方ないし、身長ほどの高さにある宝箱が登って取れないのはアホかと思ったりするし、うんざりする強制ミニゲームもある。ただダンジョンはどれもよくできていて・・・これこそゼルダ!と思い出すものがあった。話は影の世界から現れた軍団にハイラルは夕闇の世界に染められて、謎の獣少女ミドナと狼になりながら冒険をする。ゼルダ姫は序盤と中盤と最後の3回出るだけの脇役で、幼馴染の少女もいたりするけど、やっぱりヒロインは獣少女ミドナで、最後にミドナが人の姿に戻ったのは美しく栄えてトワイライトプリンセスというのはミドナだったのかと感心する。トワイライトプリンセスはシリーズ屈指の作品「時のオカリナ」に似ていて脱却はできてなかったが、なんだかんだ言いつつも、やっぱり最後まで遊ぶと名作だなあと思ってしまうのがゼルダのスゴイところだ。ところで、もうソフトは無いけどブレスオブザワイルドのダウンロードコンテンツを買うべきだったと実感した。ブレスオブザワイルドをもっと遊びたいという願望は他のゼルダでは癒せない。◆20日は名古屋へサッカー観戦に行った。GWにも出かけるけど、とにかく月に一回出かけたいと強く思ってしまう生活を毎日している。20日朝は8時に近所の駅に着いたら、わりと早く名古屋に着いて昼食をゆっくり食べられるほどだった。試合は磐田に苦戦しつつもなんとか1-0で勝利。シュート5本でよく勝てた。豊田での試合が終わったら、次は名古屋大学と三重大学のギターマンドリンクラブの公演が熱田区小劇場であるので見に行った(片道1時間半)。会場は以前コンサートで観客十数人に衝撃を受けた場所だけど、観客は150人以上居て家族と友人の多さを感じるものがあった。楽器の特性上悲しいメロディかと思ったら30人以上が一斉に弾くと肉厚の演奏となった。マンドリンは高速スクラッチが大変そうだけど、真面目な大学生は何か青春を感じていいなと思えた。演奏の後は今池で味噌ラーメンを食べていつもの宿に泊まる。この日は携帯電話の歩数計によると9.2km歩いた。やはり歩くのは気持ちがいい。翌21日は岐阜の試合を見に行くか迷ったけど、昭和小劇場にピアノの発表会を見に行くことにした。今池から劇場までは地下鉄2駅分なので歩いて向かったら、道を間違えて焦る。地図を持って間違えるかっていう。途中食事を取ろうとして、きしめんを食べるか迷ったけど、二日連続麺類もいかがなものかと思って通り過ぎ、ヤマナカというスーパーでパンとコーヒーを買うが、なんだか食べ足りない。でも少し歩いたら劇場に着いたので演奏を聴く。演奏は10歳以下のチビッ子や上手い演奏をする中高生など様々だった。そしてピアノというのは本当にシンプルで美しい音が出る楽器だと改めて思った。演奏の半分以上は目をつむっているくらい心地よく眠かった。2時間演奏を聴いた後、夕方の演奏まで居ると帰りが遅くなるので出て行く。1駅分歩いてどこかいい店があったら食事を食べようと思ったけど、それほど好きな店もなくて、やがて左足のひざがかなり痛くなってきた。御器所駅周辺も食べたい店はなく何も食べずに名駅に向かう・・・名古屋駅でも食事をどこにしようか考えたけど、もう15時過ぎなので重いものは夕食があるからやめようと考えて、結局近鉄改札前のおにぎり屋でおにぎりを2個食べる。足が痛いのに名駅の周りを歩いたのは無駄だった。帰りに電車の乗り換えに運動系の学生を大量に見たのは、なんだか自分と差を感じた。学生はアイスやジュースを何のためらいもなく美味しそうに飲み食いして、ホームをおもいっきり走ったり、大声で話せる仲間を持っている姿は間違いなく輝いていた。この日は8.3km歩いただけで足を痛めている中年の自分がすごく情けなく感じた。今月の教訓、旅で疲れているときは3食朝昼夜必ず食べる。牛丼でも2日連続ラーメンでも、選ばず考えず、とにかく食わないと疲れのダメージがでかい。
2019年3月は朝でもあまり寒くない。その代わり花粉がキツイ日が多く最終週まで続いた。今年は特に目が痛くて毎日目薬をしていた。鼻水は出るときはスゴイ出る日があって困る。今の時代は鼻呼吸じゃなくて口呼吸する人が増えているらしいけど、これだけ花粉が舞っていたらそりゃ増えるだろうと思う。今月前半は運動を増やした月だった。毎日椅子に座っているから運動不足はわかっていたけど、例によって左わき腹に圧迫感を感じて怖い。過去の月誌を読んだらこれは冬恒例の脂肪肝みたいで、すぐにジュースを飲む量を減らした。スクワットや腹筋をしたら少し消えたけど、これだけでは物足り無い感じがすごいする、やっぱりたくさん歩くのがベストかもしれない。20代の時はこんな状態はなかったので残念だが、やっぱり男の体は精一杯力を出して働いて、毎日疲れないといけないよう作られているみたいだ。7日は外食でサンドイッチとコーヒーを昼食にする。冷静に考えなくても昼食の外食は会社の金とばかりに大盛メニューを食べ過ぎだ。14日15日は朝5時半に隣の部屋でエアコンを点けられてうるさくて目が覚める。前みたいに隣に注意しても効果が無い感じでうんざりする。やはりこの家で暮らしにくいと実感したし、昼間は眠くて仕方なかった。なんとか出ていく方法はないか考える。3日後客間で寝ることに決めた。16日は靴を買いに行った。少し大きいが店員が勧めるから27pのアディダスの運動靴を4千弱で買う。帰りにしまむらで冬服を買ったら意外と安かった。17日は日曜朝なのに軽い頭痛がする。数日間食事を減らして運動した反動か体の調子が悪く・・・翌日から風邪だとわかった。それから数日喉が悪く、過去の月誌を読む限り、疲れが喉を傷める原因になってるみたいだけど、運動との因果関係はわからない。28日に治ったものの体重もまた元に戻った。喉を痛めて困るのは、寝る寸前に自分のせきでなかなか寝られないことと思い知る。19日は耳かきを買って耳をかいていたら耳から血が出てきて焦る。もう1年は耳の中を掃除しないでおこう。今月も毎日ゲームばかりしていた。キャンディクラッシュに加えて3本ゲームを同時進行中で、絵はちょっと描いただけだ。パソコンがキャンディクラッシュ専用機になるのもマズいので、もっと絵を描こうと思ってネットで改善策を調べたら、「10分だけ描く」というのが一番効果的だった。絵や漫画なんて10分はすぐ過ぎるほど、ずっと描いてしまうからだ。毎日10分描こう。◆読んだ本「本屋さんのダイアナ(本屋大賞2015年4位)」シングルマザーでギャルの娘として生まれた大穴(ダイアナ)と良家に育った彩子の2人の物語。2人が好きな本[不思議の森のダイアナ]とダイアナの母の人生に2人はつながりを感じる。お互いがうらやましく思い・・・実際はそうでもないと苦しむ姿はいい。やがて中学から二人は別の人生を歩み、彩子は違う人生を歩みたいと無理をして、大学でヤバいサークルに入って処女を喪失し性格も変わってしまう、ダイアナは名前や髪の色でいろんな人と揉めながらも、大好きな本の店でバイトしながら父を探そうとする。やがてダイアナの父親が[不思議の森のダイアナ]の作者と知るわけだけど、母が別れたのは父がふわふわして精神不安定で、この人と一緒にいられないという事実は上手かった。普通なら優しい男を描くのに現実はそうじゃないと示すのが。この作者の本を読むのは2冊目だけどやはりギャルを描くのが上手い。「去年の冬、君と別れ(本屋大賞2014年10位)」中村文則という作家の本は初めて読んだけど、なんとも詩集や芸術作品のような本だ。女が二人殺された事件を夜と煙草と狂気にエロも混ぜながら、200ページもないのにダークに描いている。ただ大学生が考えたスカスカな話に思えなくもない。「症年症女」人の顔が見えないという病気にかかった少年と少女の物語全3巻。原作
西尾維新の「めだかボックス」コンビが描いている。めだかボックスでうんざりした文字や台詞のくどさは減って、主人公以外の顔が塗りつぶされたように見えないなど挑戦的なマンガであるが、[この話がわからない人は永久に馬鹿]、[話と絵の統一感のなさ]感はやっぱり好きになれない。漫画はわかりやすくて面白いのが好きだ。「ワンダーワールド」日常生活で急に小さくなった女子高生はアリスと名乗る不思議の少女と出会う。やがてアリスの能力を手に入れようといろんな能力を持った刺客との戦いが始まる。出だしの1巻に失敗してそれがそのまま後をひいた印象だ。前作スプライトは序盤が良くて途中まで読んだけど、長い間放置したら話を忘れてしまったが。ワンダーランドは6巻で打ち切り。漫画の登場人物の半分が死んでしまった。打ち切り漫画ばかり読むとその特徴は、大勢死ぬ、完全未完で終了、無理にまとめて変の3つが多いように思う。「ぼくだけがいない街」謎の犯人にいくつもの罪を着せられ、主人公が持つ過去に戻れる能力で、過去と現代の犯人を捜す犯人捜しの物語全9巻。映画バタフライエフェクトに似ている。こういう罪を着せられる話は、どこかで褒美を取らないときついんだけど、前半は追いつめられる一方できつかった。でも後半は犯人があっさり現れたのは少し驚いた。他の漫画や小説だったら延々と引っ張ったろう。この作者は結婚して子供ができて、とてもいい作品を作るようになったと実感。子供に対する暖かさが普通ではなく、子供を殺す親への強い憎しみも伝わった。よく描いたと関心するものの・・・ジョジョの荒木飛呂彦の元アシスタントという肩書を知らなければ序盤は読めなかったかも。◆9日は大阪に出かけた。毎日会社と部屋でゲームの繰り返しに、そろそろ心にヤバさを感じていた。朝はいつも通り7時半に起きようとしたら、5時半にエアコンの音が聞こえたので目が冴えて6時過ぎに起きて出発。11時前に難波に到着して花月に行ったら新喜劇も漫才劇場も売り切れ。見る気はなかったが今度見るときは前売りを考えたい。それから人に教えてもらったラーメン屋に行ったら行列ができていた。30分並んでラーメンを食べたらあまりのしょっぱさにガッカリ。美味いマズい以前の味で、肝臓にも悪そうで店員に頭を下げて残した。その後、吹田に行きグラがガンバ大阪に勝利して、また難波に戻る。この日は温泉風呂に入りたくてアムザに泊まった。10数年ぶりくらいだけど、あまり変わって無くてホッとするものがあった。昔は大阪に来るたびにここに泊まった。10日は難波から南に歩いた。旅というのはいろんな景色が見えても、行く場所がサッカースタジアム・スタジアム前の駅周辺・宿のある駅周辺だけだと最近寂しくて仕方がない。電車の窓から過ぎ去る景色の中は本当に歩けるのだろうか…なんて思うから歩きたかった。小雨は降っていたけど屋根がある商店街通りが続いていて、このあたりはオタロードと名付けられている。東京でいえば秋葉原、名古屋でいえば大須のような雰囲気だ。ゲームショップだけでなく飲食店や、ハロプロショップやレトロゲーム店などいろんな店がある。そのうち阪堺電車の駅が見えた。通天閣の近くで駅は昭和みたいに古ぼけている、この路面電車に乗って住吉大社に向かう。住吉大社は大阪南部の大きな神社でかなり敷地が広い。賽銭を入れる場所も多く、かなり儲かっている感じがスゴイする。神社を見たあと長居公園に向かって歩く。距離的には地下鉄3駅分くらいだろうか。長居ではJ3のセレッソU23と沼津の試合を見ていたら、もうとにかく小雨で寒かった。朝から歩いている時は体も暖かかったけど、じっとしていると道中で買った500円の長袖シャツを着るほど寒く、試合後半になると隣で楽しそうに英語で喋っていた外国人も無言になるくらいだった。試合はセレッソU23が頑張って勝利した。ただ両チームとも前日のJ1の試合には遠いと思ったのが感想。名古屋にもU23チームが欲しいと思ったけど、別になくてもいいかと思えた。その後は16時から大急ぎで三重に帰って21時に自宅に帰宅。大阪では計画通り歩き疲れてよかった・・・でも以前と食べ物の好みが変わってしまったと実感。長居商店街で買ったたこ焼きや焼きそばは昔みたいに美味くなかった。長居にくるたびにここで買い食いするのに幸せを感じたのだが・・・ペッパーランチのほうがまだ美味い。安い変化だが。実家に帰ってきたら腹痛に襲われてトイレに2回行く。部屋のお茶が原因だと思うけど、やはり寒かった。
2019年2月前半は寒かった。でも去年住んでいた小屋より実家は暖かいから電気ストーブ1つだけでいける。この家に余っていた加湿器は使ってみるとかなりいい。これがあるだけで風邪を2回くらい防いだ気がする。1〜2日は弟家族が来ていた。第二子の男の子は赤ちゃんモデルみたいで可愛かった。生まれたての子供の声とか笑顔を見てしまうと、自分が楽しんでいる本やゲームや作るものなんてゴミ同然と思えるくらいだ。9〜11日はとても寒かった。毎日が冷蔵庫という感じでトイレも近くなる。ちょうど6か月前は暑さのピークだっただけに夏の真裏だからここまで寒いのかという感じだ。20日からなかなか暖かくなったが花粉で目が痛い。すぐに目薬と点鼻薬を買った。最悪の季節の始まりだ。25日は会社のパソコンの動きがあまりにトロくなってしまったので、グーグルクロームを導入。小屋が焼けてから会社のパソコンを酷使しすぎた。26日27日は二日続けて10時間眠る。そんなに疲れてるわけでもなくて、ふて寝だ。部屋を失ったガッカリ感は消えることはない。そういえば今月はゲームばかりしていた。そんなにゲーム好きか?という感じだけど、スマホ漫画も手が動かず、現実から逃げたい気分なんだろう。あとスーパーで40〜50円のジュースをよく買って飲んだ。小学生みたいに甘さに若干の幸せを感じる。でも月の後半は少し太った気がするので飲むのを減らしたい。借りたCDは声優の歌のCDを借りてよく聞いていた。水瀬いのりは歌も上手い。◆読んだ本「のはなしし」伊集院光のエッセー集4作目。1作目と間違えて借りてしまった。数年聞いていた伊集院のラジオでは、家族の存在が黒歴史のように語っていたけど、エッセーではわりと家族の話が多い。「自分がいない世界は存在しているのか」と不安になった伊集院少年に、父親は伊集院が生まれる前の家族の写真を見せたり、死んでしまった嫁の弟の話や、横暴な兄とのやりとりは面白い。東京弁と標準語は違うというのもなるほどという感じ。185pで体重もあり、運動もして多趣味、芸人というよりやっぱり噺家だ。「想像ラジオ(本屋大賞2014年8位)」脳内に流れてくる想像ラジオは東日本大震災で死んだ人が流す放送だった。震災に深い悲しみを持って描いたのだろうが、はっきりいって面白くない。まず描写が下手で、誰がどこで何をしているかわからない。30年前なら通用した文章だが今は無理だ。こんな本が出てしまうほど震災がすさまじく悲しい出来事だったと思ったわけだが・・作者のいとうせいこうって何をしていた人だっけ?「ユリゴコロ(本屋大賞2012年6位)」父の書斎から殺人狂だった亡き母の手記が見つかる・・・手記を読み続ける主人公は何人も殺す母に心動かされる。読むごとに謎は解明していくものの、父に直接手記の謎を聞けと序盤で弟に言われるのは確かにそうだ。家族内で問題となった母は家族間で殺されたと思ったら、自分の部下として働いていたというのは意外だったけど性格が変わりすぎだ。でも最後の数ページでこの小説は、父と母の絆の話だったと逆転したのは良かった。ちなみにユリゴコロとは拠り所を母が聞き間違えただけだ。「彼方のアストラ」惑星キャンプの途中で宇宙の彼方に飛ばされた少年少女9人が故郷に帰るまでの近未来SF全5巻。ジャンプで5巻で終わりだから打ち切り漫画かと思ったら、しっかりした物語で5つの惑星のつらくも楽しい旅を見せたり、冒険や恋や友情やお笑いや惑星それぞれのSF要素もあったり、上手く作られているなあと感心する。宇宙に飛ばされた理由は主人公達はクローン人間で、親達のリペアとして育てられて処分のためという事実も上手かった。隠された裏切り者もしっかりしていて伏線も全部回収されて、よくできた話だった。少年漫画にしては出来過ぎだ。「ニコニコ日記」女優の隠し子を預かったことで家族の絆が生まれた母と少女の大人の女性向け漫画全6巻。1巻の出来がすごく良くて、ホロリとくるものがある。2巻からは結婚する男が出てきて微妙感はあるものの、義母と義娘の関係を上手く描いていて、とても真似はできない。娘が純真無垢すぎたり、交換日記をほぼ使わないけど良い作品だった。「卑怯者の島」小林よしのりは絵はともかく、漫画に対するやる気と熱さは何年経っても尊敬するものがある。第二次世界大戦で玉砕覚悟の防衛線に立たされた男が、地獄のような戦場で戦ったその数日の物語。手足を失いムカデを食べる男、数少ない食料を奪い合う仲間、自決をする隊長と隊長の血を飲んで玉砕決意をする仲間、そしてすべてを失う・・・。画家が描いた表紙の絵も良かった。絵は昔のギャグ漫画ぽいけどやっぱり尊敬できてしまう。◆遊んだゲーム「キャンディークラッシュサーガ」何かパズルゲームをやりたくなってきたので、ウィンドウズの中に入っているから今月始めた。日本のアニメに影響を受けないバタ臭い欧米風キャラの課金型お菓子パズルゲームだ。すぐ解けるのもあれば解ける気配がない悪質なステージもある。でも何十回やってもクリアできないと、ゲーム内であきらかな調整がされて、クリアできるというのが何か不可解な気分しかしない。ずっと遊べるものの、とにかく操られている感がかなりするゲームだ。ステージは3000以上あるので、ほどほどにしないとポケとるの数倍ヤバさを感じる。ついでに「キャンデイークラッシュソーダ」も一緒に始めたら、続編的ながらルールが複雑だ。パズル=シンプル・イズ・ザ・ベストの時代じゃないと実感。このゲームの問題は難しい面で詰まることじゃなくて、一旦連勝が始まると強化アイテム使い放題が強すぎて簡単に面クリアを繰り返して、1時間以上ぶっ続けが当たり前になってしまい、やめ時が見つけにくくなる(それも最初の150面ほどだけど)。そのうちこのバタ臭い女の子が可愛く思えてくるから困ったものだ。サーガと合わせてパソコンを着けるついでに遊ぶと1時間がすぐ過ぎてしまうから危険だ。「世界樹の迷宮4伝承の巨神(57時間)」DSダンジョンRPG世界樹の迷宮の4作目だ。冒険者となり気球に乗っていくつものダンジョンに向かい、世界樹の謎に立ち向かう。よくできた迷宮の作り、ほど良くプレーヤーを苦しめる難易度、静かな音楽、ポップな萌え絵、相変わらず手堅く楽しめる85点のゲームだ。たまにやるシリーズだし、いつもと違う遊び方をしたかったけど、やっぱり僧侶と魔法使いはパーティに入れてしまう。でも後悔は無いほどしんどい敵も多かった。世界樹とは巨神で、間違って伝わった伝承に多くの人が踊らされた。でもやっぱりこのゲームのストーリーは飾りで、ダンジョンでじっくりキャラを育てる楽しみが一番大きい。後でもっとこう育てていれば良かったと思ったりもする。「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」2か月間楽しんできたけど、目先の小銭が欲しくて早くも売ってしまった(買った金額より数百円高く売れた)。遊んだ時間は112時間。もうハイラルで行ってない場所はほとんどないと思ってyoutubeを見たら、結構行ってない場所があったのは驚いた。やはり神話のようなゲームだったけど、発売から1年半後に遊ぶのは遅すぎたし、動画をあまりにも見過ぎた。いくら遊んでもあまりに既視感が強すぎた。見てなかったら200時間は余裕で遊べたし、追加パックも買ったろう。ところでゼルダを遊ぶためにWiiU本体中古を買った時に、任天堂IDのロックがかかっていて任天堂のお客様相談室に、持ち主が死んだと大嘘ついて解除してもらったのはいまだにちょっと申し訳ない気がする。いつか任天堂の商品を新品でたくさん買いたい。
2019年1月は寒さに慣れてきた月だった。晴れた日は10度でも暖かいと思うことすらある。と言っても外の仕事はしていないが。6日に年末年始の旅行から帰ってきて、翌日から月誌に載せる旅の感想を毎日少しずつ書いていった・・・書いていたのは合計8時間くらいだろうか?そこまでして書かなきゃいけないものなのか?と思いつつ12日に話をUPする。あと旅行の道中で持って帰ってきた熊本や鹿児島の無料パンフレットを毎日眺める。平日は仕事から帰ってきて、ご飯と風呂が終わったら眠くて一旦寝ることがある。図書館で毎週5枚CDを借りるけど聞いていて心が休まりすぎて眠い。18日はレンタルしたメアリと魔女の花を見ようとしたら、ネット接続無しのパソコンでは見れなかった。うーん・・・特に急がなくていいと思ったけど、実家のネット接続は早くしたほうがいいかもしれない。23日はJリーグの日程発表。名古屋は金曜開催4試合、日曜の試合が多く、ラグビーW杯のおかげで瑞穂開催が多く、今年も見れない試合が多そうだ。もういっそ名古屋を見ずに他の試合目的でもいいかもしれない。でもそれだと名古屋を応援しないむなしさもある。27日には「ぼくの部屋が火事で全焼した話」2話が完成。自分の家族や情けなさも描いた。なんだか自分や家族を隠すのが、もうどうでも良く思えた。夜に祝杯代わりに108円のワインを飲んだら、体中が脈打つほど酔ってすぐ3時間眠れた。目が覚めたら体の血液が微炭酸になったようで日曜夜なのに眠りにくくなった。31日は雨が降った。なんだか雨を久しぶりに見た。毎日乾燥しすぎて肌がかゆい。今月は過去の月誌を読んでみたら、自分の記憶でゲームと旅は思い出せるけど、読んだラノベはほとんど記憶に残っていなかった。それがラノベのライトノベルたるゆえんかな・・・。◆見たアニメ「中間管理録トネガワ」漫画カイジのスピンオフ作品。扱いずらい部下と会長の間で苦闘する利根川の苦闘の日々。あのカイジの裏側ではこんなことが・・・と笑えるエピソードが心地よく、部下の不祥事、異動、軋轢がアニメでも面白おかしく描かれ、利根川の頑張りに驚けたりもする。最後のエピソードに部下の結婚式を持ってきたのも良かった。でも川平慈英のナレーションは合わないというコメントが異常に多くて、別に何とも思わない自分からすれば、久々にニコニコに合わないアニメと思ったりした。「SSSS GRIDMAN」原作は特撮作品で、なぜかアニメ化された。声優の控えめで冷めた演技が光る。少年達は次々現れる怪獣と怪獣を作る少女に翻弄される。破壊されても戻る街、記憶を失う人たち、変な笑わせ方、そして雰囲気・・・アニメ制作のトリガーはいつかエヴァンゲリオン並のビッグな作品を作りそうな予感があるけど、これもまた一歩届かなかったアニメだった。「ひもてはうす」女子寮に入ったことで巻き起こるCG12分ギャグアニメ。一応男にモテるために頑張るというテーマがあるけど、毎回雑な感じで声優の頑張りに頼りすぎ。作品としては駄作と言っていいかもしれない。「HUGっとプリキュア」今年のプリキュアは赤ちゃんの成長と母性をテーマに繰り広げられた。前半はそのテーマの深さに感心したし、敵幹部を許し慰める姿は泣けるほどだった。でも後半は追加プリキュアの二人や、元敵幹部が仲間になって目立ったり、プリキュアオールスターとの兼ね合いで作品として主軸が荒れた印象がある。でも最終回は赤ちゃんと別れ、11年後出産して再会するという涙あふれる展開で、なんでもできるなんでもなれるという台詞を実現した形となった。未来から来た敵達は11年後はまだ子供だったり、時間差を利用したSF感も面白い。「この終わりがあるから、ずっとやってこれたのか」と試合終了間際に逆転勝ちした試合を見た気分だった。◆読んだ本「気分はもう戦争」1982年の漫画。本棚にずっと入れっぱなしでなぜ読まなかったのか読んでみて納得。当時流行った曲(JASRAC表記無し)やギャグ、政治的な駆け引き、時代のずれた文脈、時代錯誤な会話と雰囲気についていけない。中ロ戦争という設定も戦う意味が分からない・・・37年前の漫画を批判してもダメだけど。「コイバナ!恋せよ火花」男嫌いの丸井火花が俺様系のイケメン男子に出会ったことで、男嫌いを克服しようというするラブコメ全10巻。少女漫画でたまにありそうな設定だけど、イケメンは受け入れるけど他の男子は苦手というのが差別感あるなあと思ってしまう。またイケメン男子は花火と付き合いだしたあたりから心ここにあらずという顔で、目がうつろだ。数か月後破局という感じがすごいする。花火の恋より仲間の3人の恋愛の方が面白味があった。「イシス」90年代半ばに描かれた古代エジプトを想起して作られた作品。ベテラン女性漫画家らしい薄味の絵だけど、古代エジプトを舞台に漫画にしようとしたのはちょっとスゴイ。服装や風俗が現代と大きく違い、父と娘が血縁のために子供を作るなど興味深い話が結構あった。「漫画でマスター YouTuber教室」今の子供のYoutubeの影響は半端ないもので、なりたい職業3位がYoutuberというのは引いてしまうものがあった。たぶん自分が子供の時における漫画家が今のYoutuberの存在なのかもしれない。漫画の内容はそんな動画作っても話題にならないというだけである。「百万畳ラビリンス(上下巻)」突然不思議な世界に閉じ込められた女子大生二人が宇宙人に追われながら脱出を目指す。話は実にゲーム的で今の時代に向いている。絵も丁寧で綺麗で大人の男が描いた女としてどっしりした安定感がある。ただ会話なのに独り言をずっと見ているようで、「こんな女居ない・男の理想感」を含め「ああ女神様」を思い出してしまった。「あきらめ上手になると悩みは消える」車の中で眠っていた自己啓発本。作者は手相家兼心理カウンセラーという肩書はうさん臭いけど、しっかり勉強をして就職してこんな仕事に独立する男だけに、わりと説得力がある。<あきらめるという言葉は悪い意味が多いけど、昔は明らめると言って物事を明らかにすることで悪いことではない>、<2番目3番目を大切にするより1番を大事にすること>、<人生はあきらめ半分のほうが一番うまくいく>、自分は悪い意味で頭が固いだけに少し納得できた。「光に向かって100の言葉」図書でもらった本、浄土真宗の会長が書いた説教の本。100の小話は面白いかなあと思ったけど、基本は過去の偉人の話で<挨拶をしっかりしろ><金は持ちすぎても仕方ない><真面目に生きろ><愚か者は必ず馬鹿を見る>・・・とまあ、そんな話ばかりで本としてイマイチ。生で説法として聞くのなら気持ちいいだろうけど・・・「人質の朗読会(本屋大賞2012年5位)」テロリストに拉致された日本人は突入の時に巻き込まれて死んでしまった。その彼らは捕まっていた時に朗読会をしていた・・・という短編集。暗そうな話に思ったけど、本当に普通の短編集だ。なんというか学歴がいいのか知らないけど内容にインテリジェンスを感じる。◆年末年始の旅行で書けなかったこと・・・下関や熊本、鹿児島など日本各地どこに行っても偉人は多いと思った。逆に三重県に偉人は少ないんだと実感。本居宣長とか松浦武四郎は西郷隆盛と比べると誰それっていう。旅行中はラーメンを控えたけど、旅行だし2日に1回食べても良かった。ヨーグルトは欠かさず食べるけど健康に気を使いすぎるのも馬鹿らしい。あと旅は疲れすぎるとヤバいからと逆に歩く回数が少なすぎた。冬だから3km歩いてもそれほど疲れなかった。
2018年年末から正月休みは、JR5日間乗り放題の青春18きっぷを使って西日本各地を回った。もうあまり旅する必要も価値もないと思いながらも、この計画が頭に浮かんでから頭を離れないので行動に移すことにした。30日は三重から出発。今回はカバンに読んでない古本を5冊入れることにした。道中でどんどん本を捨てていく作戦で、邪魔な本ばかりで重さもあって、早くカバンを軽くしたいからこの日だけで3冊消化できて作戦成功だった。でも本よりペットボトルとバナナの方が重かったかもしれない。JR加茂駅から大阪行きという電車に乗った。大阪駅って梅田駅の事か?と思ったらやっぱりその通りで、梅田駅で昼食休憩してサンマルクカフェの福袋回数券を買う。次は姫路行きの快速に乗り、姫路からは普通電車だ。これまで何回か岡山に行った時は座れずに立つことが多く、我慢大会みたいだったけど、夜で寒い年末だから空いていた。この夜は岡山駅周辺で宿泊。旅の最中はラーメン屋ばかり行くのをやめようとしたけど、餃子の王将で牡蠣が乗ったラーメンを見たら頼んでしまった。
31日は朝からいびきの音で目が覚めた。いらだたしいが、この日は電車移動が8時間あったので早起き出来たことに若干感謝だ。まず岡山駅から5時50分の電車に乗って西に向かって出発。外は寒い。車内で1時間くらい眠って日が明けたころ、外の景色を見ると昨年の西日本豪雨で、土砂崩れや橋の転落や河川の修復中の姿に思わず「ひどいのう・・・」と思わせるのもがあった。今もどれだけの人が避難生活をしているのだろう・・・。やがて建物が増えてきて広島駅に着く。以前広島に来たときは10年以上前であまり思い出せない。グランパスが2−1くらいで勝った試合を見たはずだ。でも今回は広島駅に用はなく、そのまま乗り過ごす。それから30分くらいで宮島口に到着した。広島駅から近そうだけど意外と離れている。「安芸の宮島」は日本三景の一つで、いつか行きたい場所の一つだった(詳しい話は島話のページを読んでください)。宮島口を出たら次は下関を目指す。電車はずっと普通で一つ一つの駅に止まり、4時間くらいかかる。山口県で観光したい場所はJリーグの試合もないので特になく、尿意があれば降りたいと思ったけど、こういう時はわりと出ないもので、途中の徳山市は祖父が軍隊で働いた場所というのが気になっていたけど降りることもなく、下関までずっと乗りっぱなしだった。下関の駅に降りると駅前はなんだか人が少なかった。年末だからかもしれない。土産を駅近くのシーモールで買って(下関ではフグのことをフクと呼ぶのは不思議だ)、クロネコヤマトの支店まで歩いて実家に発送した。
1月1日は朝から下関のすごく目立つ塔、海峡ゆめタワーに登ることにした。登ってみると景色はいいけど高すぎて怖い。そしてタワーの中でゼルダの伝説ブレスオブザワイルドを思い出してしまう。パラセールがあればあのあたりまで飛べるな・・とか馬鹿なことを考えてしまう。ここで市の地図や案内を読んで、下関に歴史的な人物が結構いたんだと知った。名所旧跡は気になるけど駅周辺にレンタサイクルが見当たらないので巡らなかった。次に下関港国際ターミナルに行くと完全にお休みで誰もいなかった。その後、下関から行ける六連島乗り場を覗きに行く。元旦だけは1日2便しかないので乗れないのは知っていたけど、次来るときの参考だ。港には風俗店が並んでいて昔の港らしいと思った。昼前にJRで九州に向かう。快速鳥栖行きをボーっと乗っていたら、普通になって電車がノロノロ運転になった。博多から快速久留米行きを乗るべきだった。久留米を過ぎると熊本まで普通電車になった。でも下関−熊本間は4時間弱と意外と早い。熊本駅は2階建ての建物で結構小さい。工事中だから駅周辺に何か建つのかもしれない。熊本駅からほど近く電車からも見えた北岡神社に行ってみた。神社に大きな木がある所は好感が持てる。境内は太鼓のアドリブ演奏とお香の匂いでいい雰囲気だ。甘酒も美味かった。熊本駅周辺はどうも人も飲食店も少ないのでホテルのある熊本城周辺に行くことにした。熊本は主要駅より城下町が栄えているタイプの街だ。路面電車で辛島町駅を降りてアーケード街に行くと4車線くらいある歩道の広さに少し驚く。そしてアーケードを外れると必ず居酒屋と風俗店があってその多さにも驚く。アーケード街はロアッソ熊本の旗が流れているけど、そういえば胸スポンサーはお酒だし、街にスポーツの清潔さが欲しくてプロサッカークラブができたのかもしれない。ホテルにチェックインの後、少し野菜がとれる飲食店はないかとアーケードを1周半して探したけど、何もなくて結局安いそば屋に入った。
2日は朝から熊本城を見に行くことにした。城は2年前の大地震で崩れていて見れないのはわかっていたけど、熊本でやりたいことは他になかった。ロアッソ熊本のスタジアムは中心街から遠いし、仮に行っても駅を降りて結構歩くし、そもそも試合もないから行かなくてもいい。それにしてもアーケード街周辺はゴミで汚い。正月でゴミ収集車が来ないからだろうけどカラスに好き放題させすぎだ。城に向かうと神社がまた見えたので入ったら、ずっと「どっこいどっこい・・・」と言ってる人たちがいた。この神社の福引でルーレットを回す時に店員がそういうことを言う風習があるのだそうだ。面白い。城に続く道を登っていくと石垣が派手に崩れていた。道の説明を見ると崩れた石を一つ一つ同じ場所に戻しているのだそうだ。これは途方もなく時間がかかりそうだ。道なりに進んでいくと加藤神社が見えた。ここは熊本城主だった加藤清正を祭った神社で人も多い。賽銭の前に大行列ができている。熊本城も見えたけどいかにも巨大建造物修理改造中という感じで、修理費用に莫大なお金が動いている感じだ。熊本城は見学できない場所が多いけど、集金装置のような2つの神社は普通に稼働しているというのも不思議な感じだ。城を見た後近くの広場でお笑いのショーがやっていたので眺めていた。福岡よしもとから来た芸人が出ていて65点の笑いを提供してくれた。それを見たあと熊本城ミュージアムという土産村に行くと、そがみまこ という歌手が童謡を歌っていた。超絶上手すぎる。久々プロの歌を聞いた気がする。それから駅まで2km歩いて熊本駅で土産など買って夕方4時にホテルにチェックインした。明日は始発出発確定なので早起きしなければいけなかった。でもホテル内は歩く音や人の話し声などうるさく、眠れたのは午後6時から3時間と明け方4時〜5時までの4時間だけで、それ以外の時間は布団で横になっていただけだ。まあ、作戦は失敗したけど早起きできたのだけは良かった。
3日は熊本駅の始発に乗って宮崎に向けて出発。ここを乗り遅れると日程が大きく破綻してしまう。熊本から宮崎に抜ける電車は1日に3本しかなくて、朝10時と夕方と夜の電車しかない。宮崎では母の妹のおばさんに会う計画になっているから何としても行きたかった。まずは始発の電車に乗ったら冷凍庫みたいに寒い。こんなに寒い電車は初めてで眠れなかった。次に八代駅から1両の電車に乗って人吉駅に向かう。電車内は少し温かくて40分くらい眠れた。外の景色は霧と渓流がきれいで日本画の世界のようだ。そして午前8時に熊本最南部の人吉駅に到着。山越え電車まで2時間待ちだけどここまで来たら一安心だ。人吉駅は電車も少ないから何もない街かなあと思ったら、コンビニが何軒もあるし、病院も、城跡も温泉もあって、当然のように飲み屋が多い。この辺の中心街なのかもしれない。駅前には「祝
紅白歌合戦総合司会 内村光良さん」の幕があった。それにしても霧が深くて寒くて太陽も届かない。後でウィキペディアで見たら人吉周辺は冬の朝は必ず霧が発生するのだそうだ。10時になり霧が消えかけた時に山越えの列車「いさぶろう」が来た。この電車は山越えを売り物にしている二両の観光列車で、山の駅に着くたびに乗務員のお姉さんがCA並に頑張っている。電車はスイッチバックと呼ばれる勢いをつけて坂道を駆け上がる方式を説明している。もう今のディーゼル電車ならそんなことしなくても・・・と思うけど、観光列車だからわざわざやるのだろう。山の途中で電車が止まって、えびの高原と鹿児島桜島が見える場所に止まった。山の形がなだらかでウィンドウズの丘陵のようだ。長野県とは違う山の雄大さを感じる。火山地帯だからこういう形をしているのだろう。電車で山を下りたら吉崎駅に到着して、ここで宮崎方面まで2時間待ち。目的地のえびの市は近くだから歩いて向かうことも可能だったけどSLとか太陽を見ながら待った。後で電車に乗ったらわりと距離があったので待ってよかった。歩いたら3時間以上かかって大疲労が待っていた。田舎はJR一駅分でも危険な距離だ。14時過ぎに駅を降りて数分歩くとグーグルストリートビューで調べたおばさんの家が見えた。インターフォンを押すとおばさんが出て、おじさんとその息子さんとその子供も二人いた。おばさん以外初めて会うのにとてもフレンドリーに接してくれた。おじさんは40代の時に脳梗塞で左半身不随になったけど元気そうで武将みたいに強そうな男だった。ここの家族は以前から父親の病気で苦労したのに息子3人は立派に育ったと、自分の親に何度も説明されたけど来て分かった。おばさんもおじさんも強くおだやかで心が広い。家は荷物とほこりだらけだけど、これくらい散らかしても平然としているのが逆にすごい。積極的に話しかけてくれるし、食べ物は次々出てくるし、結構立派な神社にも連れてくれた。2時間滞在して家を後にして駅に向かうことにしたけど、当然のようにおばさん家族が見送りに来てくれた。なるほどなと腑に落ちた。16時過ぎに宮崎県都城(みやこのじょう)に行き、1時間待って最後の目的地鹿児島を目指す。都城というネーミングは城塞都市のような中二病をくすぐるカッコよさを前から感じていたけど、駅に着いたらなんだか松阪駅周辺とあまり変わらない・・・。時間があるのでブックオフで文庫本を2冊買った。鹿児島行きの電車に乗っているときに熊本でまた震度6の地震があったのは驚いた。熊本城に影響はなかったそうだが・・・
4日は桜島に行った。鹿児島に来たものの実は何の用事もない。じゃあ観光名所に行くしかないという感じだった。とりあえず港の前のモールでのんびりと足湯に入ったらすごく気持ちが良かった。そのあと桜島行きのフェリーはなんと運賃が後払いだ。後払いの船は初めて聞いた。桜島フェリーは夜間も動く24時間使えるフェリーだし、特殊な事情があるのだろう。桜島では船に乗せた車が高速道路の料金所みたいな所をたくさん通過していく。とりあえず島に着いたら観光バスに乗ることにした。500円で主要な場所に行けるみたいだ。バスはぎゅうぎゅう詰めで、バス案内は日本語と英語だけど、客の大半が中国人と韓国人でなんだか変な感じだ。見晴らしのいい公園や長渕剛がライブをしたという場所を抜けて猛スピードで山を登り始める。途中に見えた墓は屋根がついていた。おそらく島で一番火山に近い湯之平展望所に到着すると山が目の前にあってすごい迫力だ。展望所で大正時代の大噴火で港の村の半分が埋もれた話とか見て、今噴火しないかちょっと不安になったけど、パンフレットを見たら大噴火しそうなときは何か月も前から前兆があるというので少しだけ安心。展望台から湾の北を見ると台形のような土地ができているのに不思議に思う。これがカルデラ地形なのかもしれない。港に戻ったら島を出ることにした。もう桜島は十分堪能した。よくゲームで火山が身近にある国があるけど、鹿児島が正にそういう国なんだろうな。その後、鹿児島市内でレンタサイクルを探したら値段が高くて利用を断念。篤姫や西郷隆盛の像を見たり、食事したり、のんびり過ごす。鹿児島は偉人が多いのは知っていたけど、大河ドラマの影響力はいまだに大きいんだとわかるものがあった。安ホテルにチェックインする時に銭湯の場所を聞いた。この辺は温泉も多いからいい湯に期待できるし、年末年始旅行は毎日のように朝夜風呂に入るせいか体の油が抜けて体がかゆくて仕方なかったからだ。ホテルから徒歩30分離れた銭湯は、湯質が温泉という感じじゃなかった。でも若干温泉成分を感じるから1時間出たり入ったりを繰り返して銭湯を出たら、かゆみが全くなくなった。今後は温泉も旅の目的の一つに入れてもいいかもしれない。
5日は帰りのフェリーに乗るためにあるような日だった。いつもそうだけどフェリーや飛行機に乗り遅れた時が怖い。今回は鹿児島市から80kmも離れた志布志港がフェリー発着乗り場で、鹿児島中央駅から志布志に行く送迎バス(1日1本)に乗り遅れたら代わりの交通機関もなく終了だ。怖すぎる。とりあえず乗るまで時間があるので今度鹿児島に来るときのために種子島と屋久島行きの船乗り場を確認する。結構船代が高いと思ったら高速船乗り場だった。普通船と乗り場が分かれているのは忘れないようにしたい。港を出てもまだまだ時間があるので鹿児島中央駅まで歩く。大体2kmくらいだろうか。人も結構歩いている。鹿児島中央駅に着くと鹿児島駅の千倍にぎわっていた。そういえばこの駅周辺にサンマルクカフェがあるから、回数券を使おうと店をずっと探したけど見つからなかった。コーヒー回数券に行動を縛られている自分は馬鹿だ。バス停近くのドトールで休んでいればよかった。それから鹿児島土産購入とポケモンストアで時間をつぶして14時40分志布志港行きのバスに乗る。バスの乗車時間は2時間ノンストップだけど時間を感じずボーっとしているうちに到着した。鹿児島の風景は火山の影響が強くて変わった形の山など面白さもあった。志布志港のさんふらわあ大阪行きは完売だったので、人でごった返していた。船は確かに新しいけど前に乗った船とそんなに変わらない気がする。案内は日本語英語は当然として韓国語中国語もしっかり載っている。夜8時に中央階段の天井にプロジェクトマッピングをしていたけど、専門学校生の卒業制作並の映像だから拍手もまばらだった。太平洋を走る船は景色も暗く、甲板には出なかった。大浴場に行った後、部屋でトランスフォーマーの映画を見ていた。相変わらず馬鹿な娯楽映画だ。
6日は当然船の中で目覚めた。朝食バイキング620円は魅力的なものの、7〜8時は早いし短い。買い置きしておいたパンを食べる。その後プリキュアを見て下船。港を出た先のATCという場所で消防の出初式が行われようとしていた。それを見ることもなく、海遊館近くでJOJO展があるので見に行くと朝10時台のチケットは売り切れ。12時台以降は売っていたけど、ここで2時間待つのは無理なので、天王寺のあべのキューズモールで食事をして三重に帰る。
今年使った額は74400円。やはり最後の船代19860円が高かった。しかし鹿児島ー大阪間の飛行代も常に税込1万6〜8千円で何も安くなかったので、乗るしかなかった。他の方法がないか今度考えたい。旅のストレス解消度は25%と高くはない。やっぱり部屋が火事でなくなった後遺症は大きいし、どこに行っても新しいことはほぼない。日本はどこに行っても日本だ。コンビニはローソン、ファミマ、セブンばかりだし、どこに行ってもドン・キホーテやイオンがある。船で楽しそうなのは船に初めて乗る家族連れと酒盛りをやっているドライバーだし、18きっぷを使うのは自分と同じ貧しい中年独身男性ばかりだし、走る車はどこも同じ、ラーメン屋はどこでもそこら中にある。多くの人が休みでも働いていて、冬は寒く、夏は暑い。この頃、自分が今見ている光景に既視感を強く感じる。見たことない景色も過去にも見たと思うこともあり、これこそが「ボケの始まり」ではないかと思ったりもする。そしてそれが家族も恋人も持たないことの怖さだ。でも、これだけ長文書けたのなら旅行に行って良かったんだろうな・・・と思う。後々考えたら温泉をもっと楽しむべきだったし、宮崎のおばさんの家でもう1時間長く話したほうがよかった。それが自分の小ささ・つまらなさの元なのかもしれない。
2018年は部屋が火事になったことが大きすぎた。
これまで何年もやってきた部屋の修理や
雑草や荒れ地の管理などが全部無駄になった気がした。
火事になった時は仕方なさと開き直りで若干明るかったけど、
2か月経つと全身から血が大量に抜けて体が弱った気分しかない。
別に燃えなくても良かったろうと・・・苦々しく思ってしまう。
そして火事は自分の死を「ふわっと」感じた出来事でもあった。
あの秋、あの部屋で炎が自分を襲っていてもおかしくなかった。
1時間半で小屋が全焼したように自分も炭焼きになっていたかもしれない。
燃えた現場を見ると、自分の残りの人生を
もう少し考えてもいいように思う。
今の実家滞在生活もは悪くはないけど、嫌気がさすことが多い。
その辺のしょぼいアパートに住む爺さんのほうが気楽そうに思う。
自分に必要なのは今と何か違うことをすることだ。
特に人との交流が。大事なのは昔からわかっていたのに。
2018年12月は寒かった。初旬は20度近い日もあって異常気象と言われていたけど、8日からすっかり寒い。9日日曜はHPをジオシティーズが無くなるから忍者ツールに引っ越した。アドレスはいろいろ選べてuijin(初陣).comかzouri(ぞうり).jpのどちらにしようと考えて初陣じゃないからぞうりにしたけど、後で考えると臭い感じがして、ぞうりだけはやめておけば良かった。自分というのはこういう初動の動きも失敗が多い。でももう変えられない。ほぼ誰も来ないHPだし、そこまで気にしなくていいか・・・15日から朝夜寒くなった。この日は隣の市に図書館に行ったあとJRで青春18きっぷを購入。夏買ったときは駅周辺は混んでいたのに、駅前はスカスカだった。やっぱり夏に人気の観光地だからか。昼は母と母方の祖母と合流してかっぱ寿司を食べる。帰りに港を見たあと車の中が暖かくて1時間眠ってしまった。数日後祖母が救急車に運ばれて心配だったけど、ボーっとしただけらしい。24日は「ぼくの部屋が火事で全焼した話 第1話」が完成。かなり時間がかかり過ぎたのは、ゼルダが面白すぎたのと描いていて途中から気が重くなったからだ。描いている時はパソコンに入れたクラシック音楽を聴いていたら、眠くなることが多すぎで実際何回も眠った。ドビュッシーの夢は気に入ったが。漫画ができたあと自分へのご褒美にゲオでレンタル落ちの漫画を14冊買ったら、どうも読んでいて楽しくなかった。漫画が面白いと思えなくなくなるなんて・・・自分もおしまいだな。30日からJRを乗り継いで中国九州へ7泊8日の旅へ行く・・・でも、浅い旅で良かったんじゃ・・・と少し後悔している有様だ。もう以前ほど一人の長旅に楽しさはない。それはこの月誌を描き始めて宮城旅行あたりから痛感している。来年はバイトもいいかも?でもやっぱり県外に出たくなるだろうな・・・◆読んだ本「ビブリア古書堂の事件手帖〜栞さんと奇妙な客人たち〜(本屋大賞2012年8位)」何年か前にメディアで絶賛されてすごく売れた本だ。内容は古本をめぐる事件がいくつも起こる話で、そのたびに物静かな女性店長が動かずして事件を解決していく・・・殺人や過激な話は抜きで、古い本・大切な本・値打ちある本をめぐる物語は他になくて面白い。夏目漱石の初版は同人誌同然だった話など興味深い。映画を舞台にした映画が絶賛されやすいように、新聞社や出版社など紙を扱う所から見れば大絶賛して当たり前だ。売れた本だったけど、このシリーズはたった7巻で完結。漫画なら40巻くらい書かされていてもおかしくはないイケるテーマだった。「蜜蜂と遠雷(本屋大賞2017年1位)」ピアノコンサート大会に出場する人達の群像劇。文章で音楽を表現するのは対極に位置して難しいし、クラシックはほとんどの曲がわからないけど、曲を思い起こす文章と奏でた曲のすばらしさの表現が上手すぎる。いわばルールもわからないのにスゴイ思わせるヒカルの碁や、とにかく美味いとわかる料理漫画の世界である。登場人物はピアノを持っていないのに恐ろしいほどの演奏ができる不思議な少年、かつての天才ピアノ少女、その少女と幼馴染だったアメリカ人、夢をあきらめられない三十前の男といろんな人たちが予選を勝ち上がっていく。やっていることは少年漫画のようで面白く読めてしまった。最後にひねりはないものの直木賞を取ったのも納得。500P文章上下段は重かったけど、図書館でクラシックCDを5枚借りるくらいの作品だった。「誰かが足りない(本屋大賞2012年7位)」6つのショートストーリー。本屋大賞の中にはつまらなくても作家に光を与えるためや、いろんな作品を見てもらうために人に賞を与えることはあるんだろうな・・・と思ったけど、これこそまさにそれ。帯に大きく本屋大賞ノミネートと書かれている。自分は話作りは下手だけど、この人の話はどれもイマイチに感じた。「ランチのアッコちゃん(本屋大賞2014年7位)」日頃思い悩むOLに上司のアツコが日替わりの食事によって解決させる話など4本の短編集。話はどれも問題に思い悩む者に、竹を割ったような性格の人物が解決する話ばかり。読んでいてわりとスカッとするので、この作家は好きになれそう。でも、そんなに上手くいきすぎるかという引っ掛かりもある。「デリート」青年漫画全3巻。日本の囚人7人vs海外の傭兵軍団7人が武器アリのデスマッチをやらされることになった・・という話。家族を殺した男を復讐したことで服役する主人公は、このサバイバルを生き抜こうとする。何も知らないまま集団戦をするのがなんともガンツぽい。絵の雰囲気も進撃の巨人に薄く似ていて、若さも感じる。サバイバル2戦終わった後で主人公たちは何とか脱走してネットを使って世間に訴えてデスゲームは終了。主人公は結局罪を償うために刑務所に戻り、最後まで服役する。打ち切りではあるけど読んでいてわりと綺麗に終わった。◆「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」去年3月に発売されて話題になり、ゲームオブザイヤーにいくつも輝いた最新作のゼルダだ。このゲームのためにSWICTHを買うか考えるくらいだったけど、WiiUでも出ているなら安くゼルダ3作遊べそうなのでWiiU本体を買った(2回)。プレー動画を見ても面白いし、音楽も雰囲気も素晴らしい。いつか絶対やらねばと思い、火事で自分はいつ死ぬかわからないとわかったので急いで買った。今回は100年ぶりに目覚めた主人公リンクがゼルダ姫を救うためにハイラル王国を滅ぼした厄災ガノン率いるモンスター達と戦う。プレー動画を見過ぎて新鮮さは無いと思ったけど、やはり自分で操作するというのは何かまったく別のゲームのように感じる。とにかく神が作ったような美しすぎる世界が半端ではない。光る雑草、雨に濡れて輝く世界、風が吹き雲が流れ、雪も降り、月の光に岩も波も青く光る。現実世界と少し被るものを感じて、昼間は外がゲーム画面に似ているので、夜にだけやったゲームだ。それくらい映像の美しさは飛びぬけている。そしてユニークなキャラとデザイン、すぐ死ぬ変なリアリティもある。特に広大なハイラルの世界がすごい。遠くに塔が見えるからそれに向かって走る世界の広さは感動すらある。子供の時に遠くに見えた景色は行きたくてもいけない無力感をゲームで解消できる。序盤のチュートリアルゾーンを出たら、物語に沿って進もうとせず、地図も見ずに世界中を走り回ると楽しかった。どこまでも自由、どこまでも行ける。町がいくつもあったり、空に浮く鳥型の建物が見えたり、山を登ったり、少ないハートのまま最後の城に乗り込めたし、何度も敵にやられたり、遊べ過ぎた。ハイラルは制作陣によると京都市と同じ大きさらしいけど、それより広く感じる。雨が降っているから滑る岩場を登るのをやめるとか、流れ星が地面に落ちるとか、雷が鳴っていて当たると死ぬから岩陰で数分空を見ながら止むのを待つなんて、もはや文学じみているし、100年以上生きる人が多い世界はなんだか不思議だし、どれだけ言葉を並べてもこのゲームは何か違うとしか言いようがない。1人プレーのゲームでこの凄さ・・・ゲームはあらゆるメディアの頂点に居るのかもしれないと感じた。欠点はやっぱり酔ってしまう。動画だとまったく酔わなかったけど、これがゲームプレーってことかもしれない。プレーは2時間超えたら頭がくらくらしてくるのが普通で、特に町の小さい家々を周るとクラクラ度合いが半端ない。布団で横になりたくなる。でもそれすら数日したら慣れて、急な方向転換をしなければわりといける。最後はガノンを倒して普通に終わり。でもキスシーンくらいあってもいいくらいドラマ性もあったし、ゼルダ姫は可愛かった(70時間でクリア、以後続行)。◆12月は1日からサッカー観戦へ名古屋に向かった。11月はチケットが燃えて生で試合が見れず、今年最後の試合は何としても見たかった。それに今年はW杯や試合延期や休みと合わなかったりで、あまり見れていないから、絶対見なければいけないと思った。この日は8時半に家を出たら13時に瑞穂に到着。乗り継ぎに失敗して遅くなった。瑞穂運動場西駅から少し離れたラーメン屋でつけ麺を食べたけど、麺もスープもぬるくて、スタジアムでラーメンを食べたほうが良かった。店を出て急いでスタジアムに向かうと客が多くて席もびっしり埋まっている。それもそのはず、今年の名古屋の試合は完売が多くて残留争いも激しく、この日湘南に勝てばJ1残留、負けたら16位J1入れ替え戦確定、ドローなら他の試合次第となる。試合はこんな大事なホームゲームなのに湘南が数少ない決定機を攻めて前半0−2で敗戦が頭をかすめる内容だった。後半はPK2本で名古屋が追い付いてそのまま試合終了・・・名古屋は猛攻を繰り返したけど、後半も湘南に決定機を何本も作られるなど、厳しい試合となってしまった。そして順位は他の試合次第となって、スタジアム全体ざわざわし始めた・・・。電光掲示板に中継は流れなかったけど、なぜか歓声が起こって、ざわざわが大きくなり急に大歓声が沸き起こり、その後アナウンスで名古屋のJ1残留が決まりましたと放送があった。その時のGKのランゲラックのガッツポーズがあまりに派手で笑ってしまった。優勝とは違うけど皆が喜べて選手も泣くほどの出来事だった。磐田は終了間際のオウンゴールで敗戦となって、順位は最終的に5チームが勝ち点41で並び、得失点差で磐田が16位になって名古屋は15位でギリギリ残留した。今年の名古屋は最下位独走しながらよくここまで盛り返したと思う。金で作った大補強とはいえ、いい意味でも悪い意味でも楽しませすぎた。試合後のセレモニーはトヨタのお偉いさんがスピーチをしていて、昔は何とも思わなかったけど、今はトークが上手いなあと思ってしまう。これが成功者であり社長ということか。次は川名駅近くの昭和文化小劇場に向かった。名古屋大学の奇術研究会のショーがあるからだ。奇術と言っても、ただのマジックショーで本当に素人の宴会芸よりマシレベル。最前列は座れなかったので3列目から見たら、高速で紙や棒をひっくり返しているだけだし、本なのに本に見えない物もあったし、ネタを落としてしまう人も二人いた。でも20歳前後で堂々と手品をするのは社会に出たら強いのでは?と思ってしまった。劇場内は無料とはいえ客は多く、温かな大人の優しさもあった。最後の人は鳩をたくさん出してノーミスで上手かった。その後いつものカプセルホテルに行って、お金を払ってチェックインした数秒後、回数券販売中というポスターがそこら中に貼られているのに気付いた。回数券を買ってチェックインすれば1000円得だったのに!・・・と激しく後悔した。このホテルの回数券の安さは異常とわかっていたのに、なぜカウンターに来るまでポスターに気づかなかったのか・・・「こういう時もあるさ」「1000円損することなんてよくあるだろ」なんて自分に言い聞かせたものの、あきらかに注意力の無い自分に酷くガッカリした。翌12月2日、11時までホテルでのんびりした後、栄のパルクというカレーバイキングが売りの店へ行った。店ではカレーを少し食べただけでカレー以外のものばかり食べた。食後はお腹が苦しく眠くて、それが夕方まで続いた。もうバイキングは旅行中の野菜不足の健康管理を考えるため以外で、行かなくていいと思った。貧乏根性があるからバイキングで体調を崩すほど食べてしまう。850円のそばで物足りないと思ってる方がいい。店を出た後、中日ビルでお金をおろしてカプセルホテルで回数券を2冊購入。その後地下鉄で上社駅に行き、名東文化小劇場で無料コンサートを楽しもうとしたら満席で入れなかった。消防法で立ち見も禁止されているそうだ。こんなこともあるのか・・・もしかしなくても昨年熱田区のコンサートの客数20人弱のほうが珍しいのかもしれない。何もすることがなくなったので上社駅周辺を歩いたら、小劇場の近くにマンションがあるくらいだった。帰りの近鉄では1時間半熟睡した。なぜ電車の睡眠はこれだけ気持ちがいいのかわからないけど、なんだか妙に得した気分がした。そして電車を乗り換えるときに顔に掛けていた眼鏡(108円)を落としてしまったと気づいた・・・。最近ミスや忘れ物をすることが多すぎる。年をとったと言えばそれまでだけど、いつかそのミスで交通事故や転落死しないか自分自身に心配だ。今月の教訓:カプセルホテルの回数券は11月20〜12月20日に売ることが多い。
2018年11月は1日から急に寒くなった。でもまた数日したら温かくなり、半ばから曇ると本当に冷えた。実家に来て1か月が過ぎて毎日のように怒られているけど、わりと落ち着いて対応できている。昔は殺意が湧くほど頭にくることが多かったけど、何を言われても部屋を火事にしてしまった負い目が効いている。ただ朝6時に起きだす家族には迷惑だ。7時半まで眠らせて欲しいのに、声や音で途中で目が覚めてしまうとその日はずっと体調が悪くて頭も痛い。仕方なく静かにしてくれと頼み込んで少しマシになったが・・・前の部屋は風と虫の音しか聞こえなかったのに・・・自分は団体生活に向かないな。火事のあと2週間もしないうちにパソコンを買って大分過ぎた。やっぱりパソコンは便利だ。ネット環境でなくても車に乗っていたCDを入れれば音楽を楽しめるし、テレビとデッキがなくてもパソコンがあればとりあえずDVDが見れる。でもDVDはテレビよりやや画質が低くて動きに弱い。モニターの性能の問題かもしれない。ところでCDレンタルが旧作一週間320円という高さに驚く。昔は100円だったんだけど・・・それでも上坂すみれとmaynのCDは借りた。5日は9か月ぶりにパソコンで絵を描いた。完全に腕がなまっていい線が描けないけど、数日したらある程度は元に戻った。24日にはセージを1本やっと仕上げた。これから描く話が3本あるけど、なんとかシンプルでわかりやすく、鮮やかで楽できる話を作りたい。11日は隣の市の図書館でまた本を借りる。そのあと港に寄って波の音を聞く。22日は燃えてしまった図書の本をネットで買ってきた古本を渡して、やっと弁償完了した。今月は昼間仕事中なのに本当に用事も少なく、パソコンで年末年始旅行の下調べとホテル選びをずっとしていた。仕事中にこんなことやっているなんて、いつか天罰が下るかもしれない。◆読んだ本「火花(本屋大賞2016年10位)」芸人ピースの又吉が書いた芥川賞作品。芸人の主人公徳永が、人生を無茶苦茶にしてまで笑いのために生きる先輩神谷との付き合いによって始まる青春小説。著名人の作品は自分も色眼鏡で見てしまうけど、これは面白かった。笑えるところは現役の芸人だから面白いし、破滅型芸人の生きざま、相方と解散して引退するくだりなどはグッとくるものがあった。まさに芸人だから描ける話で、「本で自分が知らないことを経験したい」という願望をかなえてくれた。「ネットで批判をしている人は、その書き込みによって一晩生きれるのならすればいい」、「一度でいいから舞台に立って真剣に人を笑わせてみろ」という熱さは、取材で調べても作れない文章だと思う。物語は最後に徳永と神谷とコンビを組んで成功するんだろ?なんて軽く思ってしまうけど、最後は芸人をやめた徳永が、自己破産した神谷と仕方なく素人漫才大会に出るところで終わる。「世界から猫が消えたなら(本屋大賞2013年8位)」がんで死ぬ男の前に現れた悪魔が、1日寿命を延ばす代わりに何かを消さなければいけないと言われ、電話や映画など消えるごとに次々と後悔していく話。この悪魔というのがふざけた性格なのがなんだかなって感じで、悪魔以外のところはわりと家族や人生、恋人やペットへの愛があふれる話で少し泣けそうになり、最後は死を選ぶのも納得する。でもこんな悪魔に操られているのかと思ったりもする。猫の質感をフーカフーカと書くのは好き。「コーヒーが冷めないうちに(本屋大賞2017年10位)」その喫茶店はある席に座るとコーヒーが冷えるまでの間、タイムスリップできるという4編のお話。時間移動はルールが7つくらいあって細かすぎる。また第一話に主要人物が全員揃うのは序盤で頭が混乱する。あと9人しか座れない店に店員は3人もいらないだろうと思ってしまう。この話は舞台で考えられていた話だから後々納得したが・・・。話は人情味がある佳作だった。「エウレカセブン(漫画版全6巻)」アニメは見よう見ようとして結局見ることはなかった。エヴァっぽい雰囲気とキャラクターにどこか飲み込めず、DVDも2巻くらいで見るのをやめてしまったし、今さら見たいと思わない。でも図書館に漫画版があったので読んでみたら、ロボアニメの漫画版は100%本家アニメを上回ることはないけど、それなりに手堅く楽しめた。特に主人公が戦うことを避けて、代わりにヒロインがロボットに乗り込んで大怪我を負い、主人公が後悔するところなんかまさにロボット作品の華と言ってもいい。未知のものを好きになり心を開けるというテーマも良かった。でもやっぱりヒロインは綾波レイそのものに思ってしまうわけだが。「わたしたちの田村くん」ギャルゲーのような漫画(全4巻)。家族を全員亡くなって孤独で少し頭が変な美少女と、いじめを受けて心に傷を負ったアクティブな美少女のどっちを選ぶ?ってな話。どちらも選びにくいという王道の良さがいいものの、3巻の途中から絵が雑な同人誌級に下手になったのは救いがない。展開は悪くなかったのに話に説得力をなくしてしまった。◆見たアニメ「魔法使いプリキュア誕生キュアモフルン」2年前のプリキュア映画。相変わらずレンタル旧作になるのが遅い。この映画はどうも敵のクマの性格がおかしい気がする。世界から魔法をなくしたいとか、自分が使う魔法を周りが怖がると言うわりには魔法使いまくりだし、クマから魔法が抜けて暴走するってのもよくわからないし、最後に魔法が使えなくなったクマに、他のクマが仲良くしようとするのも意味がわからなかった。◆遊んだゲーム「女神異聞録♯FE」WiiUのRPGで女神転生とファイアーエムブレムの世界がミックスされた作品。そしてこのゲームは自分にとって思い出に残るゲームとなった。・・・というのも9月にWiiUを買って最初に遊び始めたゲームがこれで、先月の火事でゲーム機もソフトも失っても、またすぐ買ってまでやりたかった。そんな不思議な魅力があるゲームだった。特筆すべきはとても明るいゲームで芸能界を舞台に明るい性格の仲間達(女多め)と、悪魔達に明るく戦い突き進む。火事はつらかっただけに自分は明るいゲームを楽しんでいるという日常を取り戻したかったのかもしれない。部屋が火事になった日はこのゲームのタイトル画面とブルームパレス(武器・スキル育生部屋)の音楽が延々と脳内に流れているくらい音楽も印象深かったし、3万3千本しか売れていないのが惜しい作品。クリアした時は生活に寂しさすら感じるゲームだった(プレー時間54時間+火事前にやった16時間)。ところで今月は中旬からWiiUでゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドをしている。ゲーム世界の美しさに惹かれすぎているけど、12月はこればかり遊びすぎないよう気を付けたい。
2018年10月は日にちは書けないけど、自分の部屋が全焼したことがもうとにかくショックを通り越して心に大きな風穴を開けた。自分が住んでいた部屋は家族が昔住んでいた古い家の離れ小屋で、ここに自分の気に入ったもの、好きなものすべてが詰まっていた。その日の朝は、古い携帯の音に目が覚めて8時15分に会社に向かった。そして9時半ころ会社に近所のおじさんから「お前の家が焼けてるぞ!早く来い!」と恐ろしい電話があって、大急ぎで向かったら崩れた自分の部屋が全焼していて、消防隊員が大量に放水していて、一瞬で部屋の中の物が全部使い物にならないと確信できた。自分が暮らしていた身の回りのもの全部消えた。大量のデータが入ったパソコンとモニター、テレビ、ブルーレイレコーダー、デジカメ、カバン、季節ごとの服、着ていない服もあったし、先月買ったWiiU、PSP2台と40本以上のソフト、3DS、DSのソフト数枚、オーディオにCD・MD、大量の漫画、大量の落書き、描く予定だったネーム、まだ見ていない本も結構あった。払い戻しを待っていた先月のセレッソ戦のチケット、11月3日に行く予定だった神戸戦のチケット、商品券3千円分、20年分のJリーグ選手名鑑、十数年見続けたDVDの感想を短くまとめたファイル。日本全国回った思い出を入れた箱もある。それらが全部燃えた。消防隊員は15名ほど駆けつけていて、小さい小屋だったからすぐ周りの人が眺めているだけになって、死人もいないので談笑していた。この中で凹んでいるのは自分だけという状態・・・そのあと警察や消防の人と部屋の配置図や原因はわかるか、朝はどうだったか聞かれることになった。原因は蛍光灯が原因らしく、そういえばここ2〜3年ろくに蛍光灯や点灯管を変えてなくて、電器の点きが遅いなと思っているだけだった。完全に自業自得と脱力でぼーっとするしかなかった。他にも古い携帯がかなり熱かったし、転がったメガネもあったし、電気毛布も出したばかりで何かあったかもしれないし、台風で配線に塩水が染みたとか何か起こっていたのかもしれない。ちなみに翌日の新聞には電線が切れていたと書かれた新聞があったが、もう何を信じても戻らないと思っただけだった。そのあと、夕方まで焼けた部屋を呆然と見ていた。火の見張りもあるけど、気持ちの整理がつかず、頭の中でぐるぐると思いが回った。この日が日曜日だったら朝10時まで眠ったろう・・・そうしたら火の海の中で死んだろうか?それとも火の臭いにすぐ気づいて火を消したり、部屋の中の大事なものを全部逃がすことができたろうか?考えてもむなしいのに考えてしまう。この火災は99.9%の残念と無念と脱力、大量のデータと記憶・自分の場所をすべて奪われたせつなさがある。かつ、これだけ長い間生きてきて家族や資格、ペットですら何も手にしていなかったという自分の情けなさも浮かんだ。残りの0.1%は自分は生きていて良かったということ。そしてこの先の人生でこの荷物の中に埋もれて生きなくて済むということを少し考える。祖母はいつも思い出の着物を引き出しから出して眺めていた。自分もあれに似たことをする人生になった可能性は高い。PSPに愚痴を言いながら6年かけて30本制覇とかやりそうに思った。でも積みゲーは全部消滅したし、本も消えたから次からはレンタルで済まそうと気軽に思える。そして廃屋管理の手間が省ける。この小屋と祖母の母屋の管理はしんどかった。これを機に毎日「真夏の夜の淫夢」と「syamu_game」と、ニコ生など見なくてもいい動画を減らせる機会だし、「神が与えた試練」なんて貧しい国の人のように考えることもアリと、ほんの少しだけ思った。でもこの火事で人生が良くなる感じは皆無だ。それは自分の性格的に人生を大きく変える力が無いからだ。今も煙を見たり、サイレンが鳴るたびに会社や本家が燃えていないかと不安が湧いてきて落ち着かない。この日から生活はガラリと変わった。仕方なく実家に帰り、世話になっていて、これについてはまだ書く気になれないけどプラスとマイナス両面がある。今はマイナスが大きいものの、もしかしたらこの生活が良い方向になるかもしれない・・・。10月1日にこのHPを載せているジオシティーズが来年終了すると発表された時は脱力全開だったけど、部屋が火事の後は、自分の文章や絵がネットに載っていることが若干心の救いになった。自分が生きたほんの少しの証明だ。些細なことだけど・・・この日からパソコンの記憶はネット上に残そうと強く心に誓った。月誌なんかはヤフーメール下書きかメモサイトを使ってコツコツ書いてもいいように思った。USBメモリは他のPCにすぐ刺さない限り、もう使わない。こういうことがあると、心機一転する人、呆然と戸惑う人、以前の生活(良いか悪いかはともかく)を少しでも戻したい人が居ると思うけど、自分は3番目の人間だった。火災になった翌日には着ていた服と似た服を買い始めて、1万くらい使って安い服を揃えた。パソコンもモニターも5万2千円で買った。HPビルダー8は1700円、ペンタブ+イラストソフトも1万2千円、カバンに2200円、3DSも8640円で買ったし、沖縄で買ったニャビーの人形も1080円で新しく買ってしまった。WiiUもすぐ買い揃えたのはいいけど、保護者の使用規制が厳しくて遊べず、それを解除するのに任天堂に電話して本体を送って、とにかく面倒なことになってしまった。近くのGEOでマリオセット初期設定済を買った方が安かったし、よかった。こうやって買うことを普通にできるのは、毎日セコイ生活をしていてお金はこういう時のために使うと脳内にあったからもしれない。だからってお金が有り余っているわけでも無いんだが。◆読んだ本「しおんの王」両親を何者かに殺された14歳の紫音は、将棋の道を進むたびに犯人に迫っていく将棋漫画。本は全8巻で内容もサクサクと読みやすい。最初は女流名人を目指して戦う中で、対戦相手に女子高生に化けて出場する男がメインキャラになるのは面白いけど駄目すぎる。間違いなく将棋界永久追放級の存在だ。そもそも女に変装すると体つきも目も骨格も変わり過ぎだ。その後プロ・アマ・女流の垣根のないトーナメントに紫音は出場し、快進撃を繰り返して最後は女子中学生なのに名人と対戦して勝って優勝する。そして両親を殺した犯人は名人だったというのは無いなあ・・・と思う。女性が男性のプロに勝つのは相当難しいのは知っているので、なぜ強いのか理由が欲しかったし、名人もイケメンだからって殺した理由が「将棋を指さない者にはわからない」とカッコつけられても何の説得力も無く、読みやすいけど突っ込みどころのある漫画だった。「Replica-レプリカ-」図書館に置いてあった漫画(全4巻)。少年漫画が好きな女性が描いた漫画という印象。新しさはないが、最後の4巻は戦いの後を語った1冊で着地はいい。「幽麗塔(全9巻)」戦後、神戸の幽霊塔で巻き起こるサスペンス漫画。幽麗塔の宝を求めて主人公の太一は、テツオと名乗る男装の麗人と共に行動する。冒険やサスペンス漫画というより、最終的にはいろんな性的趣向が集まるLBGT集合漫画となっている。ただトランスジェンダーを語るには、あまりにテツオのセクシー絵(絵が上手過ぎ)が多すぎで、結局青年読者や周りのためにエロさは捨てられなかったのかなあと思ったりもする。会話も同じことばかり語っている印象があるけど、最後はテツオが死ぬことなくハッピーに終わって良かった。「百貨の魔法(本屋大賞2018年9位)」風早の街の伝統ある星野百貨店で起こる、いくつもの不思議で素敵な小説物語。商品を届ける素晴らしさ、お客様に笑顔を届ける優しさや強さは素晴らしいものを感じる。化粧とは魔法をかけることなんて言葉、他の本ではなかなか見ない。全体的に童話や絵本をたくさん読んだ少女が大人になると、こういう正統で優しい話を描くんだなという印象があって、それで作家を調べたら児童書を中心に書いている人だった。とはいえエレベーターガールとかドアマンを雇っている時点で、デパートがつぶれそうな話が出るのも当然と思ったりもする。最終章はイマイチかな。
2018年9月は毎日曇りや雨ばかりで毎日どんどん気温が下がっていって、雨は鬱陶しいけど過ごしやすかった。4日は関西に強風の台風が来て酷い被害が出た。台風は来ても怖さを感じない時が多かったけど、あまりの風の強さにこれぞ本物の台風という感じで恐怖を久々感じたし、地球は温暖化でこれからもっと酷い台風が生まれると思うとこの先不安だ。9月は3連休が2回あったけど何をしていたか覚えていない。たぶん動画を見てゲームをしただけだと思う。19日はWiiUをソフト6本送料込みで11800円で買った。面白そうというわけではないけど、ちょっとやってみたかったし、ゼルダシリーズのために買っただけなのに、他のゲームもそこそこ面白くて買ってみて正解だった。◆見た映像「ルパン三世part5」今年新しいルパン三世のアニメシリーズだ。絵や登場人物に何も変わらないけど、スマホとネットを使う現代のテイストがかなり強くて面白く、時代も変わった印象が強い。放送の半年間にいろんな登場人物が登場して、最終回に悪役チョイ役みんな登場して話を終息させる。なんとも粋な作品だった。「ワンダーウーマン」アマゾネスしかいない神話の時代から残された島に、世界大戦中のイギリス兵が流れ着いたことから始まる不思議な力を持つヒロインの冒険映画。ハッキリ言ってヒロインがバカ過ぎてイラッとする。また戦いに自信満々のわりには戦場に行ったら苦戦するのが残念。スーパーマリオの無敵状態のような強さが見たかったのに・・・やはりDCコミックの映画より、マーヴルの方が面白い。「スパイダーマン ホームカミング」2000年代3回目となるスパイダーマンのリメイクされた映画。もはやどういう経緯でスパイダーマンになったか説明されない。話は人気ヒーロー集団アベンジャーズに入るためにスパイダーマンが奮闘するという話。アイアンマンのトニー・スタークが上司のように出てきてスパイダーマンに苦言したりする。でも自分にとってアメコミヒーローはスパイダーマンから入って一番人気に思っていたから一番下っ端扱いはなんだかなあと思ったりする。ヒロインが金髪白人ヒロインから肌の色が濃い女に変わったのは時代の流れとはいえ違和感。「アバンダント太平洋ディザスター119日」ニュージーランドで実際に起こった海難事故を元にした映画。トンガに向かうヨットに乗っていた4人の男達は、急な転覆によって太平洋を4か月も漂流することとなる。水を集めるために帆のようなパイプを差したり、雨に狂喜乱舞したり、魚を捕ったりと、苦しみと言い争いは人間らしくて好感が持てる。そして4か月漂流してどこかの島に着き、他人の屋敷に入って食べ物飲み物を食いあさって警察の御用となったけど、そこはニュージーランドの島で周りの人から本当に遭難したの?と疑われて、4人の仲が悪くなる最後は意外で面白かった。映画は静かでわりと好き。◆読んだ漫画「大東京トイボックス」ゲームメーカーで働く者達のゲーム作りの現場の物語。巨大ゲームメーカーや共同開発する連中や、ゲームを規制しようとする者達との厳しい関係など、面白い話題を漫画にしたと感心したけど、他の職業作品と比べてあまり面白くはなかった。理由は何と言っても作っているゲームが面白くなさそう、そして他のゲームも面白くなさそう・・・それに尽きる。またこの漫画の1巻から登場したバイトの女がヒロインかと思ったら、なぜか2巻から脇役になってしまう。なぜそんな話作りになったかと言えば、実は2巻で打ち切りになった「東京トイボックス」の続編だからで・・・それは読んでいてガッカリした。とはいえゲームは人を殺す道具にはなるけど、、毎日がつまらなかったり、いじめに遭ったたくさんの少年少女を救ってきたという話は目から鱗。このシーンだけでも読んで良かった。◆遊んだゲーム「モンスターハンター3rd」今作は和風の温泉村をホームにしたモンハンで、ゆるやかな舞台に愛着が湧く。ゲームは先月2ndを遊んだ勢いのまま3rdを遊んだら、とても難易度が低いゲームに思えた。やはりこのゲームは「操作を覚える」「調合を知る」「敵の動きを読む」、この3つを覚えたらわりと普通のゲームかもしれない。でも2ndと違って敵に体当たりを食らっても体力が半分も減ることは無いから、やっぱり難度は低くなっている。モンスターが弱って捕獲をするのはとても気持ちいいけど、下位クエストの半分くらい終わったらEDが流れたのは驚いた。30時間もかかっていないし、他のプレーヤーとの共闘がメインのゲームとはいえEDを見てしまったのは寂しさしか無くて、せっかくなので最終的に50時間かけて下位クエストクリアまでやってしまった。◆29日はグランパスの試合を見に行くために大阪に向かった。もう出発する前から台風で試合中止が濃厚だったけど、人に会う用事が大事だった。前日に買った近鉄週末フリーパスを使って難波に向けて出発。昼頃に到着して次郎系ラーメンをマッチョで食べる。相変わらず安くて美味いけど店内の生ゴミのような臭いが少しするのが苦手。次は道路向こうのラーメン屋行こうかと思う。お腹いっぱい食べたあと、吉本漫才劇場で若手漫才を見る。しかし4月に来た時よりあまり面白くはなかった。席が後ろから二番目というのもあるし、お腹いっぱいで眠いし、今回は公演中休憩も無いからメリハリがつかない。でもミニ新喜劇の松浦真也のギターは抜群に面白かった。あの中年の男一人で全部もっていった感じさえする。その後はサンマルクカフェで休憩したあと、4月に会った神戸サポの人とロフトプラスワンに行った。神戸はこの日は試合していたけど以前ほど試合は行ってないそうだ。ロフトプラスワンというのは主に東京で展開されていてる小さな演芸小屋みたいな場所で、トークショーやサイン会なども行っている。この日の演目は「第五回悪口王選手権」で10人+数人が舞台に上がってお互い欠点を探して悪口を言いあう。はっきり言ってバカバカしい内容で、舞台に立つ人は3人はオカマだったり、演出家やアイドル崩れや風俗店経営者などまさにアンダーグラウンドの世界でわりと面白く、何とも言えない熱いものを感じた。仲間内での楽しみという感じも強いけど、判定はわりと納得がいって2時間半面白かった。500円以上のメニューは注文しないといけないけど吉本とは違う意味で楽しめた。この後は翌日の台風が気になるので早めに解散した。30日翌朝プリキュアを見ていたら、在来線は午後から運転見合わせの文字が見えて息を飲んだ。台風が近づくのは夕方なのにそんな早い時間に?放送が終わったら大急ぎで駅に向かう。もう数時間後嵐が始まりそうな天気で、電車も人があまり乗っていなかった。近鉄に乗っている最中も午後から見合わせとしつこく言うので途中から特急に乗り、昼には地元駅に着いた。おそらく急行と鈍行に乗っていても行けたかもしれない。でもその予想が外れたらもう帰りはかなり厳しくなる。近鉄特急券とはこういう時に買うべきなのだと自分をわからせた。そしてこの日の夜は予想通り強い嵐で、何度も部屋が揺れるほどで倒れないか心配するほどだった。結局事故も無くやり過ごしたけど、この時部屋が倒れた方がまだ幸せだったと後で思い知る・・・(9月の月誌は10月に書きました)。
2018年8月は猛烈に暑かった。36度〜39度というニュースを聞くのがザラで、常に夏バテ状態で、地球は本当に温暖化なんだと理解させるものがあった。夏は暑いから夏と言うけど限度を超えている。部屋にクーラーが無いから年をとったら部屋の中で死ぬかもしれない。脳が少し沸騰している感じすらある。当然外でのコンクリート埋め・草刈り作業は減らした。4日はJR乗り放題の青春18きっぷを買いにJRの駅に車で向かった。JRの窓口は少し行列ができていた。帰りに港に寄って海を見ていると、暑すぎて帽子も無く気分も悪いので30分もしないうちに離れた。7日は会社の健康診断があって体重が64kgから66.5kgに増えていた。これは2か月間なわとびをサボった効果だけど、去年のあの64kgは肝臓のためにやったけど結果はたいして変わらなかったから何もしようとしなかった。身長が175cmだから65kgがベストとは思う。11日まで盆旅行に出かけようと計画していて、この日まで毎日パソコンに向かい、どこに行って何をするかいろいろ考えるけど予定なんか立ててまで行きたい場所なんて、もうそれほどない。ホテルを予約して地図を印刷して、チケットを買って、荷物を考えて、最後に食べログで飲食店を調べるけど店が多すぎて、もう最後はどうでも良くなってしまった。18日19日の土日はほとんど動かず盆旅行の疲れをここで取った。21日は会社でオクで売れたモノに返品があって脱力。嫌な予感は最初からあった。自分の店より安い商品があったのに買ったこと、運送会社が商品を凹ませやすいとメッセージがあったこと、返品対策に商品に印鑑を押し忘れたことも自分のミスだった。最近商品がほとんど売れてないし、気が抜けていた。22日はまた暑くなって寒暖の差でお腹が痛くなる。23日は台風が来たけど雨風の影響はなかった。でも部屋の床が濡れている・・・どうやらサッシが古くて隙間から漏れたみたいだ。また一つ雑用が増えた。25日はここ数か月遊んだ2本のゲームをクリアした。◆遊んだゲーム「ポケとる」3DS無料ダウンロードで遊べるパズルゲームだ。無料でこれだけ楽しめるなんて良心的だ・・・と思うのは最初の数時間だけで、プレー時間十数時間を超えると、面をクリアするためにはゲーム内のお金を使うしかないようになり、ゲーム内のお金を稼ぐには小銭稼ぎできるニャース面ばかりするか、課金しかないようになる。これが世に言う課金型のゲームで、自分もこれををやる前はそんなものは執念と時間かけてレベル上げれば何とかなると思っていたけど実に甘い考えで、十数時間ゲームにハマらせてから、ゲーム内のお金を使うしかないように追い込むとは思わなかった。とはいえゲーム自体はなかなか楽しめる。途中からあまり連鎖ができないようゲーム内で操られている感はあるものの、それを差し引いても楽しい。そして遊びで始めたのに気が付いたらゲームの奴隷となっている気分だ。仕事の合間、待ち時間の合間、目が覚めてすぐなどついついやってしまう罪深さが深く、スマホゲームばかりやっている人の気持ちが初めてわかった。150面くらいクリアしたらもうすぐ終わりかな?と思ったら、なんと全部で640面+α(これ以降も更新で続く仕様)。終盤はゲーム内の通貨無しでは進めないので、ゲームのプレー時間の9割はニャース面を延々として、たった1面のクリアのために15〜50回ニャース面で稼ぐのが当たり前になってくる。やっていることは月に一回の風俗を楽しむために必死で働く男の人生のようなゲームで、ゲームとは一体何なんなのか?と思った。月誌でなかなか終わらないゲームと書いていたのはこれで、プレー時間は262時間10か月プレーした。「モンスターハンター2G」ニコニコ生放送を昔から見ているとモンスターハンターをやっている人の多さはかなりのものだ。その人気の秘密が知りたくて400万本も売れた2Gが手元にあるのでやってみた。このゲームは見ている時から面倒そうなイメージあったけど本当に面倒なゲームだ。なんせPSPのボタンをほぼ全部使う。操作を覚えるまで押し間違えが多く大変だ。ゲームは山ほどあるアイテムと調合、10種類ある武器防具の改造、それらを駆使して手ごわい敵モンスターと闘うのがこのゲームの肝で、RPG要素は薄くアクションゲームそのものだ。強いモンスターを倒そうとすると30分頑張ってもなかなか倒せない。当然敵は逃げる。それを追う。倒せずに50分過ぎればやり直し。敵に倒される事も多く、とにかくプレーヤーの心を砕いてくる。やり込むほどモンスターの動きを把握し、行動を読み、倒すために必死で装備と動きを変えなければならない・・・そんな嫌なストーカーになって相手をしとめるのがこのゲームで、ランクが上がるにつれて倒すボスがかなり強くなったり、複数になるなど、戦うほど溜息は深い。やり続けるとわかることがあって、親しみがある使いやすい片手剣より、ノロくて攻撃力が高い重装備が有利と気づく。長期戦になると回復薬が減ってくるし、敵の隙をついて攻撃できる回数も多いわけでもない、ノロくても敵がアイルー(味方の猫)に注目して6発でも入れば大きい。これはプレー開始時には気づかないことだ。またアイテムの手持ちは限られるから、現地で調合しながら敵と戦うなど、まさに狩りをしている気分にさせるゲームだ。このゲームで好きなのはモンスターを殺すために笑えるほど残酷になれることだ。目の前を歩いているというだけで殺したり、罠にハメて頭を殴りまくったり、皮や肉をはいで生きる糧にする。その野性味がわりと愛せる。もちろんゲームの根底には動物に対する愛情も垣間見える。ゲームはどれだけ進んでも敵の強さはしんどく、敵を倒し続けるために何か月も興奮を味わえたのは良かったけど、寝る前にやると興奮し過ぎて眠りにくい。久しぶりにするアクションゲームは苦手と実感したし、20代のような根気もなく、金を溜めればいい装備が買えるエスケープも無く、一筋縄では武器防具も強くならないのは頭が痛いし、これほど攻略サイトをしっかり見たゲームもなかった。クリア時間は147時間だけどリセットしてやめた時間は10数時間あった、このゲームを遊んで得たことは2つあって、1つは自分が好きなゲームをもっとした方が人生楽しいのでは?ということだ。プレー時間は長く苦行のようで、溜まった積みゲーを崩す作業は面白いものの「自分を犠牲にしている」ように感じる。もう1つは意外とこの強敵との苦行がハマるということ。早くもモンハン3rdをやっている。
◆11日から盆旅行に出かけた。6月7月はどこにも出かけてないから5泊6日で遊んでもいいだろうと思ったからだ。今回は青春18きっぷを駆使してJRでいろんな場所に行くのが目標だった。11日は朝からさっそくJRの駅から快速みえに乗る。電車(正確には気動車)は意外と早くて、近鉄急行より早そうに思ったけど津市〜四日市の区間は他の鉄道会社の区間で510円払わないといけないので、迂回路の亀山行きに向かう。亀山駅に着くと猛烈な暑さに頭がくらくらする。亀山駅は初めて見たけどなんだか鳥羽や伊勢とは比べられない寂しさだ。この駅は亀山郊外かもしれない。名古屋に着いたら次は岐阜に向かう。この日は名古屋グランパスのチケットが完売なので代わりにFC岐阜の試合を見ることにした。FC岐阜の選手は記念ユニで紫色を着ていたけど、相手は紫を主色とする京都なのでややこしい。試合は岐阜が2点リードして押せ押せムードだったのに少ないカウンターを京都が3回決めて逆転負け。岐阜は残留争いに巻き込まれそうだ。試合後はJRで愛知の笠寺駅に降りたら人がたくさんいた。駅に隣接する日本ガイシアリーナで水樹奈々のコンサートがあったからだ。自分もこのコンサートかサッカーのどちらを見るか悩んだのを忘れていた。駅から安ホテルのある柴田駅まで4km以上歩いたのはカバンも重くて本当に疲れた。この徒労が後々響くことになるくらいで、いつもの栄のカプセルホテルで良かった。
12日は近くのカプセルで寝ている男のいびきでAM6時前に目が覚めた。夜中にせきやいびきなど、この男の呼吸器を心配するくらいだったけど、この日は早起きできるか問題だったので少しだけ感謝だ。電車は金山からJRに6時間乗って神奈川に向かう。6時間の移動は慣れることはないけど、疲れずに行くコツは何が何でも電車の椅子に座ることだ。狭かろうが隣が臭かろうが景色が気になろうが、目の前に老人が立たない限り座るに尽きる。あとペットボトルと食べ物もあるとベスト。でもバナナはともかく電車の中のパンは美味くない。熱海で乗り換えなので休憩に降りようとしたら、JRの改札は大混雑だった。18きっぷを使ってわかるのがJRのみどりの窓口の渋滞具合だ。2回に1回は並ぶ羽目になる。熱海で降りるのはやめて小田原城でも見学するかと小田原駅で降りたら雨が降っていた。小田原城は北条家の城で2016年にしていた耐震工事が終わって中は綺麗だし、外の風景もなかなかいい。食事は牛丼で済ませて町田に向かう。町田はJ2リーグで首位争いを頑張っているクラブで、行ったことが無いから興味があった。町田駅に到着すると街中を歩く人の多さに驚く。都会と言えばそれまでだけど人が多すぎる。町田のスタジアムは直行バスがあるので乗ったら片道30分もかかった。外に見える景色も団地とマンションが多かったけどスタジアムの場所は森の中だ。町田のスタジアムに着いたら小さなイベントをしていて町田音頭が流れ始めた。なんでも高度経済成長期に生まれた歌で、なんだか聞いていて本当にしみじみとする曲だ。サッカーの試合の方は町田が攻めまくって3-0だったのに千葉がPKを3回取って3-3で終了した。アウェイチームがPKを2回とるのはたまにあるけど3回は初めて見た。その後鶴見駅近くに泊まる。
13日は鶴見から羽田空港に向かうことにした。行く理由も空港がどんな感じか知りたかった程度だ。朝食は鶴見駅前で食べたい店が並んでなかったので、空腹のまま京急に乗ったのは大失敗した。昨夜も疲れていたのに食事の補給くらいしっかりしておくべきだった。電車に乗ってる時から頭がくらくらしてきて、空港に着いた時は疲れと空腹と暑さで目が回った。空港も人でいっぱいで飲食店に行列や1杯千円近い蕎麦など空港価格を見た時とても食べる気はしなかった。デッキで写真を撮ったら30分もせずに空港を出ることにした。空港からはモノレールに乗って浜松町に向かう。モノレールなのに海底の下を走るし、浜松町と直行便だし、採算合うのだろうか。浜松町に着いたら世界貿易センターの飲食店街でご飯を食べる。飲食街なのでランチはわりと安い価格だ。一息ついて地上に出て文化放送の建物をながめる。わざわざここに来たのは声優ラジオでおなじみの文化放送が気になっていたからだ。もちろん中に入れるわけではないけど、1Fのローソンとか世界貿易センターの飲食店街とか声優がたまにしゃべっているので実際がどんな場所か確認したかった。外のサテライトスタジオというのも気になっていたけどビル手前の路上そのものだった。次は地下鉄大門駅に向かう。でも増上寺が見えたので何か気になって寺の中まで歩いて行った。この日も頭がおかしくなるくらい暑い。空港からすぐに来たであろう外国人がかき氷を食べている。歩いていたらあまりに気分が悪くなってスタバでアイスコーヒーを飲んで1時間休むことになった。その時外は急に土砂降りになった。これがゲリラ豪雨というらしいけど、雲はあったしゲリラ感はない。次は西巣鴨駅に向かう。西巣鴨に漫画の神
手塚治虫先生の墓があるからだ。寺に着いたら墓が見当たらないので寺内で聞いたら、すぐ手塚先生のファンですねと言われた。寺の敷地内は自由に入れないようになっている。お参りに線香を持ってきたからカバンから取り出したらボロボロに折れていて寺の人の前で線香6本しか火を点けられないのは情けなかった。後で思えば寺で売ってるのを買えば良かった。手塚先生の墓は敷地に入ってすぐにある。ネットで調べた通りの墓で横に手塚キャラの描かれたレリーフが無ければ普通の墓だ。ここで自分の家の墓や寺や神社のお参りよりも深く祈った。「感謝」や「早逝した人への祈り」、自分が漫画をかじりながら何もなれてない「申し訳なさ」もある。でもどれも自己満足かもしれない。ここで祈っていたら敷地内に高年の男性が手塚先生の墓の前に来た。お話を伺ったら手塚プロダクションの方でお参りに来て、墓の隣に「陽だまりの樹」に出ていた墓があると教えてくれたけど、読んだことはなく「ええそうなんですか?」と言いながら少し話をした・・・、でも、どう会話すればいいかわからず、自分の情けなさだけが表に出た。考えてみれば手塚作品はかなり長い間読んでない。そして「ありがとうございました、失礼します」と言って墓の前から退去した。後で検索したらこの男性は手塚プロダクションの偉い人だった。次は水道橋に向かった。後楽園ホールで大日本プロレスの公演を鑑賞だ。着いたら開演まで2時間もあるので近くの遊園地を歩いていた。ここが後楽園遊園地で今は東京ドームシティアトラクションズと呼ばれている。遊園地はとても楽しそうだけど男一人なので地味に眺めただけだ。専用ステージもあるヒーローショーも見たかったけど公演は終わっていた。後楽園ホールは東京ドームのすぐ隣だ。ボクシングやいろんな大会で有名なので一回どんな場所か行ってみたかった。しかしホールははっきり言って古かった。コンクリートにペンキを塗っただけのような壁、年季の入った木目の床、、椅子やライトなど設備は新しいけど改装した方がいいんじゃないかと思ったりする。ここでプロレスは生で初めて見た。プロレスは昔テレビで見たWWEくらいしか知らず、日本のはどんな感じか知らない。試合初めは5分で終わる試合で始まり、タッグマッチや卑怯なレスラーが出てきたりして長くなっていく。紙テープもファンが飛ばした瞬間からセコンドが紙テープの束をかき集めるのはなんだかなという感じだ。後半は完全なる凶器持ち込みで鉄パイプで殴るのは当たり前で、コンクリブロック、古い蛍光灯、有刺鉄線など全身血まみれで何かよくわからない試合をおこなっている。そりゃ子供の客がいないのも当り前だし、客席6割しか埋まらないのもわかると思ってしまう。今の時代にこれだけ血を見せる興行は向かないし、人を選び過ぎる。あまりにも自分達の体を傷つけすぎだし、見世物小屋を見るような気分で仕事としてどうなんだ?と思ってしまった。とはいえこれだけ血だらけになっている姿は軽く尊敬できるものもあって、売店で傷だらけでTシャツを売る姿は買ってもいいかもと思えた。興行は大体2時間半。キン肉マンがやっていたプロレスはこれが参考にされたんだと理解した。
14日は目が覚めたら足も体も痛い。あきらかに旅疲れが体に響いている。もう今日は出かけるのやめたいな・・と思ったけど、他に行く場所なんて何も計画していないから、ゆっくりでもいいからこの日の予定をこなすことにした。まず18きっぷを使って中野に向かう。中野ブロードウェイがどういう所か気になっていた。中野に着くともう炎天下で熱い。中野ブロードウェイは中野駅を降りて商店街をまっすぐ進むとそのまま中野ブロードウェイの建物に入っていって驚いた。商店街をこういう見せ方もあるんだと感心もしたけど、時間は午前10時半なのにほとんどの店が休んでいた。どうやら昼から開店の店が多いみたいだ。雰囲気は大体わかったので昼まで待つこともなく中野を去る。途中に中野サンプラザが見えたけど、そのへんのライブハウスのイメージしかなかったから、その建物の大きさに驚いた。次は高尾山に向かう。高尾山は東京の西にある山でとにかく芸能人や著名人の発言、テレビ番組でよく聞く山だ。JRで高尾駅まで行って、京王線に乗り変えて高尾山口駅で降りる。結構お客さんがいる。数分歩いて高尾山へ登るケーブルカー・リフト乗り場に着いた。山に登るのにケーブルカーとリフト2種類あるのは謎だ。とりあえずリフトに乗ってみると、夏の森の景色がしっかり見えて気持ちがいい。これに乗ると山の半分以上登ることになる。あとはのんびり短い距離の登山なのに体が疲れすぎていて椅子がある場所に来れば休憩を繰り返すことになった。この程度の山なら疲れが無い時なら、何の問題もないのにこれが老いるという事か・・・。この山は実に観光向けの山で数十メートル歩くと茶屋なり、小名所なり寺が出てきて飽きさせない道となってる。そのあたりがいかにも東京らしいし、テレビでよく報道されるわけだ。なんとか大汗かきながら山頂に着く。山からの景色は普通。客も多くて遠くに都心が見えるというだけだ。30分くらいのんびりして疲れも取れないまま山を下りると3〜4歳くらいの女の子が父親に向かって泣いている。この親子は登るときにも見たけど、その時も泣いていた。すれ違ってからそれほど距離は進んでいない。こんな小さい子を歩かせているのか・・・子供には無理だろ、この山は・・・と心の中で思っただけで、声には出さなかった。可哀想だが自分が注意したら、ただの不審者以外の何物でもない。父親の教育方針は山を疲れるまで歩かせる経験をさせたかったのだろう。結局途中の長椅子で休んでいたらその子をおんぶしていたから少し安心する。下山には最後ケーブルカーに乗ったけど情緒のあるリフトの方が良かった。その後八王子で降りてラーメンを食べようと店に寄ったら一品違うメニューが出てきた。東京・神奈川は外国人の店員多いからミスもあるんだろう。この日泊まるホテルは横浜の桜木町で八王子から根岸線一本で行ける。14日は18きっぷを1日の値段分使えなかったけど、もうそれもどうでもいいくらい疲れた。JR桜木町ではポケモンの大イベントがやっていたものの到底観に行く気になれないほど疲れて気力もやる気も失わせた。桜木町のホテルはデカいホテルの地下にひっそりあるカプセルホテルだ。洗濯をして早々に眠る。
15日は朝食券を持ってカプセルホテルのある地下1階から14階に行くと、テーブルから綺麗な街の景色が広がっていて晴れ晴れとした気分になった。まるでセミの幼虫が地上へ這い出たような気分だ。朝食バイキングはスゴく美味いということは無かったけど、種類も豊富で景色の良い中、一泊1万以上出して泊まる人達と同じ場所で食事できたのは良かった。食後また眠くなってチェックアウトギリギリまで横になっていた。今日も立ち上がると体中が痛いし疲れている。それなのにこの日は東京湾に浮かぶ猿島に向かうことを決めていた。京急線に乗って横須賀に向かう。猿島近くの横須賀中央駅は建物も乱立し、人も多くにぎわっていた。町田や鶴見や中野や八王子もそうだけど都心というのは駅前の発展ぶりがどれも田舎の県庁所在地より上だ。猿島から横須賀に帰ると(猿島での話は島話に記載しました)、港に記念艦「三笠」が見えたものの疲れ過ぎで、入って見ようなんて思わなかった。喫茶店で30分休んだあと次は横浜駅で土産を買ってホテルに置き、そのあとみなとみらいのポケモンのイベントに行くか駅の改札で迷った。観に行っても時間も少なく絶対買いたい物もない。また自分の体力の残りを考えたらサッカーだけに力を入れようと決めた。後々考えたらこの判断は正しかった。日産スタジアムは新横浜駅から1km以上離れていて、暑さと疲れでスタジアムで30分寝てしまうほどだった。試合は熱い展開で試合終了間際何とか名古屋勝利で最下位脱出だ。疲れたけど良い勝利が見れた。帰りは日高屋でニラレバ定食を食べる。この日の夜も疲れているのにあまり早く眠れなかった。体に熱があり過ぎるんだろう。早起きしないといけないのに・・・
16日朝6時半に起きて、7時過ぎに横浜駅から三重に向けて出発。途中で熱海〜沼津という狭い区間で眠ってしまって、電車1本乗り遅れて14時に名古屋に到着。昼食はペッパーランチに寄るとペッパーライスというチャーハンより、ステーキを食べるべきだと実感。その後もJRで三重を通ってみたら・・・あまりに電車の乗り変えが悪過ぎで進むのに時間がかかりすぎた。待ち時間にJR四日市駅を降りたら近鉄四日市駅の差はデカすぎで、三重県ではJRが近鉄に勝てる気配が無いのも納得。地元に帰ってきたら夜は少しひんやりしていた。今回の盆旅行で使ったお金は 5万4千円。やっぱりJRの青春18きっぷを使うと安い。
旅の反省点。あかすりタオルと靴下をホテルで落としたのは不覚(100円ショップで補充したが)。ゲーム機は2台もいらなかったし、ソフトも5本もいらなかった。疲れと眠気でそんなにやらなかった。5日休めるなら真ん中の日は連泊にして完全休養にすべき。もう自分は若くない。たくさん食べて寝れば回復という方程式も自分の体に通用しないが、旅行中はたくさん食べた方がいい。特に空腹は12時間越えないようにする。後で大ダメージになる。自分はほっておくと15時間でも何も食べず、外を歩いて体調不良になる。疲れはやる気も気持ちも楽しみもすべて奪うので要注意。カバンの重さは疲れを倍増させる。18きっぷは2、3回余らせてもいい。ネットで売れる。今回の旅で、「初めて行く場所こそ自分を新しい気持ちにさせる」とずっと思っていたけど、今年はそれをまったく思わなかった。(と言いながらいつもより長文を書いたが)人との付き合いを考えるべきとは思う・・・今回行けなかった場所、鶴見緑地、蒙古タンメン中本、ちかQ、メディアホールプラス、相模湖、ポケモンセンター、記念艦「三笠」
2018年7月は暑かった。20代の時は暑いのが気持ち良かったけど、今は「この前まで寒かったよな?毛布使っていたよな?」と季節の変化についていけない。今月も祖母の畑だった場所にコンクリートで綺麗にする作業をしていた。しかし1週間に座布団2枚分しか進まないし、敷き詰めても5年もつだろうか?という感じだ。7月1日は祖母の家の屋根瓦の隙間にモルタル(コンクリートに似た素材)を埋めようとして夕方6時から1時間で完成して喜んだのもつかの間、夜小雨が降ってきて凹んだ。天気予報はずっと曇りだったのにあてにならない。とはいえ室内は雨漏れしなくなった。後で屋根裏から見たら他に数か所うっすら雨水が浸みていたので他もやる必要あるんだと思う。7日土曜は外に布団を干そうとしてまたセメントの階段でコケて擦り傷を負った。8日は地区の草刈り作業があった。初旬は西日本で豪雨、堤防決壊があって200人以上が亡くなった。14〜16日の連休は酷暑と言うほど暑くなった。連休は何をしていたかと言えばサッカーを見たり、PSPと3DSを延々とやっていた。自分の人生とは一体何だろうと思う。この連休以降もう暑さで頭や体の調子がおかしい。「危険な暑さ」と呼ばれて報道されるように昼間外に出るだけでサウナ状態が待っている。県外では40度越えの地域もあって普通ではない。18日から数日は夜部屋に羽アリが飛んできて1日100匹くらいティッシュでつぶすことになった。田舎はコンビニに数千匹の羽アリが飛来したりするけど、部屋の中はちょっと問題があり過ぎる・・・25日は急にパソコンの回線速度が重くなった。ごくたまにあるけど困る。28日29日は盆休みの旅行の用意をしていた。安い金で経験を多くするにはどうすればいいか・・・考えるほど悩ましい。◆見た映像「パイレーツオブカリビアン 最後の海賊」いつものジャック・スパロウの愉快な冒険物語で、見ていて楽しい安心作だ。海賊は正義の味方では無く、簡単に殺されて当たり前の悪者としっかり表現したのは相変わらず良かった。サブタイトルに最後とあるけど全然最後って感じがなかった。原題は「死人に口なし」だそうで、「最後の海賊」というサブタイはどうかと思う。「メッセージ」謎の地球外の物体が世界12か所に舞い降りた。言語学者の女性は彼らとコミュニケーションを図ろうとする・・・。これまた渋いSF映画だ。宇宙人は手のような目が無いタコという感じで、言葉をわからない物とのコミュニケーションを図るってのは現代にも通用する話で良かった。宇宙人は3000年後に人類に助けてもらうために時間を超える術を授けようとわかるが・・・時間を超越するってなんだそれはっていう。「タイムリープ 7回殺された男」セルビアのサスペンス映画。時間も90分以内だし、たまには他の国の映画も変わっていていいものだ。話はとても渋くて記憶喪失の男が目が覚めると、仮面をつけた殺し屋に追われて殺されては目覚めの繰り返しでタイトル通り7回殺される。ちょっとずつ謎に迫るものの自分も殺し屋で自分が殺すように命じただけだった。最後は甦ることなく終わった。「美女と野獣(ディズニー実写版2017)」村八分にされた変わった少女が父が幽閉された不思議な城で、父の代わりに城に残ることになる。以前、お試し動画でヒロインのエマ・ワトソンの歌を聞いた時は面白そうと思ったけど、そんなに面白くなかった。恋に落ちる展開がイマイチだし、エマ・ワトソンも目立たないし、黒人が貴族や町民にいるのが不自然だ。◆読んだ本「明日の記憶(2005年本屋大賞2位)」50歳の男が若年性アルツハイマーの病気となってしまい生活が一変する。読んでいて恐ろしい本だった。中年で物忘れが酷いとか、自分が何をしようとしたか忘れてしまう状態が今の自分にそっくりで、読みながら軽く吐き気がした。行動を忘れないように紙に書く姿はこの月誌を書く自分と同じで、この男には家族が居るから良かったものの、自分には嫁も子供も居ない怖さを改めて強く感じた。ただ本を書いている人は頭がいいのか記憶を忘れるのも計算のように見せすぎた。最後に男は死んでしまうのでは・・・と嫌な感じだったけど、記憶を失う自分に向き合い、肩の力を抜きながら生きていく良い終わり方だった。でも周りの家族は大変だろうな。「バッドエンドの思い出(本屋大賞2004年7位)」5つの短編集。久しぶりに読む吉本ばななの本で前に読んだのは20年前かもしれない。相変わらずみずみずしい文章で、いまだ大学生みたいなエロ生々しい文章を書いているのかと苦笑いするけど、よく見たらこれは14年前の本だった。「うっとりと語る」という表現とか、女性が持っている自由気ままな感じが相変わらず独自で面白い。◆遊んだゲーム「ゼルダの伝説神々のトライフォース2」遊んでいるあるゲーム2本が百数十時間やっても終わらないので、すぐ終わりそうなゼルダを始めた。スーファミの神トラの続編扱いだけど、続きという感じは無い。闇の世界はロウラルと呼ばれ、時のオカリナの世界観もありつつ、2Dだけど立体感のあるゲームでラスボスもギリギリ勝利と手堅く楽しめた。やっていて一番気持ちいいのが、フルコンプ近くまで遊んでも19時間半でゲームが終わる事だ。最近のゲームはどのゲームも長すぎる。100時間遊べてうれしいと思うゲームなんてどれだけあるんだろう。
2018年6月はジメっとしながらも晴れたら暑い日になっていた。そして平日は2日に1回祖母の畑の雑草を刈りながら、これ以上生えないようにコンクリートの隙間を敷き詰める作業を1時間していた。雑草というのはとても強いもので、勝てるとは思わないけど少しはセーブできると思ってやっている。以前はセメントとコンクリートの違いがわかってなくてうまくできなかったけど、今回はうまくできるかもしれない。今月はコンクリートのためにコメリで材料を買ったり、敷布団を買ったり、アースノーマットや部屋の荷物を整理するために透明のパックを大量に買ったりした。敷布団はここに書くのもマズイほど長い間使っていたので、安物でもいいから変えないとと思っていた。布団は安くてもふかふかだ。3日日曜は土曜と同じ日本晴れで、ずっと部屋に居るのが鬱陶しく感じて外に出る。波の音を聞きながら本を読みたいと車で数分の隣町をうろうろしていたけど、あまりいい場所が見つからない。港で携帯ゲームや本を楽しんでいる姿は不審者ぽいので、観光客がいそうな園地に行ったら内湾だからあまり波の音が聞こえない。園地でのんびりしていたけど日向は暑いので移動、結局F地区の防波堤の下で本を130P読んだ。どっちにせよ海のそばで本を読む男は田舎じゃ不審者だろうな。やっぱり少し遠いけど隣の市のあの港に行くのがベストに思う。6日はあるネット小説の作家が昔のツイートが2ch並の差別的投稿でアニメ化が無くなったのは驚いた。確かにあれは良くない内容・・・でもそこまで?と思う。自分はツイートはほとんどしてないけど、大量に書いた知恵袋の回答や、このHPの文章はよく探せば悪いことも書いてあるだろうな。9日は祖母の家が水漏れするので屋根の修理を少ししたけど直らなかった。瓦の間の隙間は多くて、どれが原因かわからず、瓦の隙間をセメントで埋める作業は瓦が古いし、高さ、暑さ、材料を上げることなど面倒そうだ。18日は大阪に震度6の地震があって女子小学生がブロック塀の下敷きになった。20日は大雨に車で松阪を走っていたら子猫が国道を横断していて轢きそうになってゾッとした。動物で事故をする人の気持ちが初めてわかった。25日は晴れたら炎天下で気温は30度を超えた。すぐに布団を夏仕様にした。29日はIpodに音楽や声優ラジオを入れてまた楽しむことにした。ここ何か月も心が沈んでいるのは、心に影響を与える音楽と楽しいラジオを聴いてないからかも?と思ったからだ。◆読んだ本「さようなら、オレンジ」(本屋大賞2014年4位)アフリカの紛争地からオーストラリアに引っ越した女性の日々の生活を描いた作品。作者がオーストラリアに20年住んでいるので、そこで出会った人の経験を元にした話だろう。とてもリアリティを感じる。主人公のアフリカ人の女性は言葉もわからない土地で英語を勉強し、一生懸命働き、子供と自分のために生きる姿に女は強いと容易に思えてしまう。ただ改行・空行も少なくてとても読みにくい。「ここで差が出る仕事の速い人と遅い人」ダイソーで買った自己啓発本。この手の本お得意の「早寝早起き」「何でも挑戦」「仕事と遊びを切り替え」をしろという、いつもの文面に加え、「ながらでも何かする」「やらないことリストを作る」「自分は仕事が速いと思う」「小さくても夢を持つ」というのは参考になったかも。◆見た映像「サカサマのパテマ」重力が逆さまで、人は空に落ちるとしたらどう生きるか?と自分も考えたことがある。そういうのを考えて作られたアニメ映画がこれ。少年は地下から出てきた逆さま少女と出会う物語。惜しいのが音楽がイマイチ・・・これがラピュタの音楽だったらと思う事が多すぎた。少年は少女達を逆さま人と思っていたけど、自分達が逆さま人だったのは面白い。でも空が地下にあるって設定は無茶だな。「サバイバー」外交官と化したミラ・ジョボビッチが濡れ衣をかけられながら爆破犯に迫るというB級映画。ミラ・ジョボビッチはB級映画が似合うと思うものの、何の能力もない女性が銃を持つ危ない男にここまで頑張るかと思ったりする。そもそも映画自体「24」に近くてつまらなかった。「ザ・マシーン」2013年のSF映画、戦争をするために作られたアンドロイドの研究所で起こる重苦しい話。なんというか建物が電気不足かというくらい暗いし、夜ばかりだし、話も暗くて重くて、まさにSFという感じ。いろんな映画で人類とアンドロイドの共存が語られたけど、これは人間はアンドロイドに劣っているし、子孫も作るだろうし、いつか人間は滅ぼされるぞ!という言葉に強い説得力を感じた。「魔法少女☆俺」男性が描く魔法少女パロディギャグ作品は世の中にあるものの、女性が描くものは少ない。その数少ない原作女性のアニメがこれ。少女は魔法少女に変身するとマッチョの男になってボコボコに敵を殴る姿は面白く、心は女だけど男の姿で男好きになる主人公は男には考えられない発想で、見た目は引くけどそこそこ面白いアニメだ。でも5話のシンゴジラのパロディだけは大大失敗だった。なぜあんな話を作ったのか惜しまれる。◆遊んだゲーム「ピクトロジカファイナルファンタジー≒(ニアリーイコール)」3DSで無料でダウンロードしたファイナルファンタジーをテーマにしたイラストロジックゲーム。パズルだけのゲームと思ったけど、片面はクエストと題したRPG風のアクションパズルがあって30ステージフルコンプするのに熱くなって153時間も遊ぶこととなってしまった。このクエストが結構よくできていて、どういう風に敵を倒せばいいか、キャラを念入りに選んで戦略を練ることになる。このクエストで後半重要なのが「守り」で、守りを選択しないといきなり全滅するのは本当に酷かった。でも次のステージに行くのに2週間待ちですら苦になることは少なく、結果的にかなり楽しめた。去年このゲームをダウンロードできた金沢のホテルに若干感謝したいほどに。◆今月は県外に出なかった。グランパスの試合も目的も何もないからだ。ところでサッカーW杯は1勝1分1敗で日本代表がグループ突破したのは驚いたし、前評判と違ってすごい頑張った。でも試合3戦目は負けているのに他力本願で戦おうとしなかったのに批判があったけど、W杯開幕前はあれだけ悲観的な話があったのに、勝とうとしないのはおかしいと言い出す人間は欲深いものだと思う。
2018年5月は暖かくおだやかな日が続いた。2月半ばからペンタブを持たなくなって結構過ぎた。絵を描かないと頭がおかしくなると思ったけど、まるでそんなことはなく、何の思いも迷いもなく生きている。「絵を描く楽しさって一体何でしょうか」とネット上の生放送でいろんな人に聞いたら、上手い回答をする人もいればわからないという人も多かった。ただ今の自分には絵や漫画を描かないのは「描いても影響が少ない」「金にならない」「雑草や雨漏れなど生活で邪魔なモノが頭にある」この3つが大きく、心に余裕のなさも原因。そういえばIpodも半年くらい使っていないけど、音楽や声優ラジオを聞かないことによって頭に聡明な考えが浮かぶ事もない。でもやっぱり音楽は生活に必要に思えてきた。12日はレンタルDVDが飛びまくるので、返すときに店員に報告したら他のDVD1枚無料レンタル+レンタル1回無料券を貰った。これまでレンタルDVDが飛ぶことは何回もあったのに、もっとしっかり言えば良かった。でも翌週もまた飛んだので報告するのはなんだか悪い気がした。19日は服の入れ替えをしたら、夕方からかなり寒くて頭痛になる。前日は扇風機を出すほど暑かったのにこの気候の変わりようは・・・29日は朝起きたら左胸が何かにぶい痛みがする。少し体を動かすと何か痛い。心臓から血が漏れているんじゃないかって感じで、あまりに怖すぎたので、ネットで原因を調べたら寝ている時に電気毛布を肌に当てて使うと、あまりに熱いと心臓が休めないから心臓に悪いのだそうだ。特に今の季節は暖かいので電気毛布を使う意味もないのだそうで・・・納得した。布団が暖かい状態より、少し寒いくらいの方が心臓にいいとは知らなかった。腹痛になるとよく腹に巻き付けて痛みを直すのもやめた方がいいかも。左胸の痛みは2日寝たら治った。◆読んだ本「昨夜のカレー、明日のパン」夫を亡くしたテツコとその義父の身の回りで起こる物語。奇妙でひょうひょうとしている毎日だけど、亡くした人を思うせつなさは、読んでいてどこか味わい深いものがあった。法事のお食事会のような雰囲気を本にした感じ(本屋大賞2014年2位)。「コンビニ人間」30代後半までコンビニでずっと働いてきた女はコンビニで働くことこそ自分の人生と知る。150ページと短くて読みやすく、コンビニの音の表現など身近に感じて愛着がわく。多くの人に必要とされて安い現場で働く女と、ダメすぎる男の姿には社会問題が垣間見えたな。(本屋大賞2017年9位)「王とサーカス」2001年ネパールに滞在する日本人記者が、ネパールの王族が十数人も殺害されるという現実に起こった事件の最中に殺害事件に巻き込まれる。まず登山は関係なしで話の舞台をネパールにしているのがスゴイ。真似したくても真似しにくいし、よく日本を出てネパールを舞台にしたなあと思ったし、その国の実情が知れるという読んで海外旅行をする感じもあって、2001年のネパールの奇妙な王族殺害事件を改めて思い出せたのは感心した。そして取材とはニュースとは何か考えさせられるものがあった。それにしても主人公の記者が女性である必要が無かった。危険な場所にどんどん入り過ぎて、「お前男か?」と思うこともしばしば。(本屋大賞2016年6位)「ハケンアニメ!」アニメに深く関わる仕事をする3人の女性の物語、3人それぞれアニメに対する深い愛情があって、アニメ制作に情熱を注ぐいろんな人たちも熱くて格好良く、これを読んでアニメが気になって借りに行ったくらいだった。この作品はあの監督、あのアニメ、あれがモチーフだなと思うものが多く、なかなか面白い。しびれる言葉やセリフもわりとあるし、これがアニメ化していないのは少し勿体ない。とはいえ、最後は綺麗に着地して終わったけど強烈なものを感じなかったのも確かで、アニメSHIROBAKOを先に見たからそう感じたのかもしれない。この本を読んで作者の辻村深月は女性だったとわかった。(本屋大賞2015年3位)◆見た映像「ダンガンロンパTheAnimation」2か月前に遊んだダンガンロンパのアニメがどうなっているか気になったので見てみたら、ゲーム版ストーリーの完全移植で驚いた。セリフ、音楽、雰囲気、誰か死ぬかまで全部同じだった。そのぶん超ハイスピードで話が進んで、捜査などは一瞬で終わり、早送りでゲームをやっている気分がした。ゲームよりも楽しめた気がするけど、それはたぶん先にゲームを遊んだからだな。「ポッピンQ」2016年末の東映のアニメ映画だけどもう旧作レンタルだ。卒業を前に憂鬱な女子中学生達は異世界に召喚されて異世界を救う。絵は美麗すぎるし、女の子もマスコットたちもかわいい、卒業をテーマというのもいい。でもはっきり言って失敗作だ。キャラは多いので見どころが分散、強くなる過程、能力を得るようになるのもなんだかなあという感じで、CGダンスをささげるというのも理解不能。これならプリキュア1話分の方がまだ面白い。悲しいのがエンドロールの後に続編を匂わす高校篇を2分やること、それは映画が成功したら作るべきだったのに。「楽園追放」宇宙上で暮らす人間たちの住むコロニーがハッキングを食らい、原因解明のために地球に降り立つ少女と地上の男の話。話は富野ガンダムの宇宙で生きること×地上で生きるトークを延々とやっている。ロボのバトルシーンは少ないけど動き出すとやっぱりカッコいい。ほぼCGアニメだけど、オタク高校生の理想の作品みたいでパッケージが地味以外は悪くない作品。「鮫の惑星」猿の惑星のタイトルをパクった時点でC級の映画とわかっていたけど・・・CGがプレステ2級、鮫が空を飛んで人を食べる、登場人物の特徴が空気、チャチなセットと同じカットの使い回し。どうしてこんな映画が作られるのか謎だ。「あまちゃん」2013年NHK朝の連続テレビ小説で岩手を舞台にしている。3月に震災を思い出して以前流行ったなと思ってレンタルしてみたら、DVD1本3時間もあって13巻視聴は大変だった。話は母と一緒に東京から岩手に引っ越してきた主人公天野アキが、祖母と同じ海女さんを始めるという話で、クスリとする小ネタや楽しい話が多く、娘・母・祖母の三世代で楽しめるというのが朝ドラらしい。ただアキは東京から来たのにバリバリ岩手弁使いこなすのに違和感強すぎだし、母の小泉今日子は周りと口喧嘩ばかりで、見ていてイライラしっぱなし。話も誰かが騒動を起こして周りが大騒ぎというパターンで、騒ぐ姿は体にまとわりつく感じがして鬱陶しい。これが地域や家族の温かさと言えばそうなのかもしれないけど、舞台セットを往復し過ぎだ。話が面白くなるのはアキがアイドルを目指して東京に来た後半からで、そこで母親の小泉今日子が生きてきて、いろんな伏線を回収していく。AKB48のパロディ、事務所からの独立、そして震災が起こったら岩手に戻り、アキはいろんな経験をして最後は岩手を選んだ。後半は毎回のように笑いと涙が詰まっていて、本当に楽しい作品だったというのが総評。良い面は音楽面が良く、下手なCGがなく、あの大震災がありながら話をそんなに暗いものにしなかったことだ。あれだけの災害があれば登場人物の一人や二人死ぬと思ったけど、誰も死ななかった。そして話で惹かれたのがアキの同級生で、超美人で同じアイドルを目指したユイがアイドルにならなかったことだ。ユイの父が倒れ母は失踪し、ユイはグレて、引きこもりだった兄が家族を救っていたのも印象深い。悪い面は、海女やアイドルがしたい、やっぱ岩手に帰りたいとフラフラするアキは最後まで好きになれなかった。あれだけ騒いでアイドルも女優も上手くいかなかったというだけだ。まあ、見終わればこれは喜劇だと思うわけだけどやはり勝手だった。そして、やっぱり全156話39時間視聴はしんど過ぎで、OP曲では毎回目をつむって目を休ませるくらいだった。もう朝の連ドラはレンタルしてまで見なくていいと思った。◆遊んだゲーム「すれちがいスロットカ―」すれ違い通信の無料ゲームは単調なゲームが多いけど、これもその一つ。ゲームは加速ボタン1つだけのレースゲームで実に単純だ。しかし最後のボスだけはダルかった。たくさんすれ違わないといいパーツが入らず、田舎ですれ違いは少ないからクリアに時間がかかった。「大江戸千両箱」PSPを大量に買ったら入っていたこのゲーム、大江戸ランド完成を目指すミニゲーム集だけど・・・行書体で見にくいフォント、薄暗いゲーム画面、江戸時代パロディの寒いストーリー、微妙にゲームの難度が高くて頭が痛いし、クソゲーは18本入ってもクソゲーと証明された。そしてミニゲームをクリアしていくと実写映像の動画が見れるけど、これが超絶寒い。役者を雇って作るなよという感じだ。極めつけは大江戸ランド100%達成しても案内人が感謝の弁を言うだけでエンドロールも無かった。プレイ時間は二十数時間で「遊んで楽しかった?」と自分に問うと、「それはない」わけで、これからいろんなゲームをしても「ゲームを途中でやめてもいい正当性」が欲しいな。◆3日から6日まで名古屋に滞在していた。今年の正月はどこにも行かなかったので、GWはしっかり休もうとカバンに小説2冊と3DS・PSPを入れて名古屋に向かった。初日の3日はまず桑名に向かった。東員町という場所でJFLのヴィアティン三重の試合が行われるからだ。東員町に行くには三岐鉄道のある桑名駅で降りる。桑名駅は通るたびに駅のそばの青と白の建物が気になっていたので通ってみたら、昭和に作られたような古い建物だった。それもそのはず二十数年前からこの建物を近鉄電車から見ている。中の店で食事しようとしたらGW中は開店が遅いらしく、寄るのをやめてさっさと東員町に向かうことにした。三岐の電車はなんだか小さくて昔の電車みたいに扇風機が天井に着いていた。25分で東員駅に到着し、駅を降りると田畑が広がっていた。畑は麦が作られているようで風が走ると綺麗だ。試合会場は駅を降りて右側に行って左に曲がって直進すると徒歩15分ほどで着く。町立陸上競技場はまあまあのスタジアムで公園もやたら広かったし、町にお金があるのかもしれない。売店は味噌焼うどんが美味かった。スタジアムに入るとヴィアティン三重のサポーター数人が挨拶をしている。三重サポーターも思った以上に居てJ3の盛岡やYS横浜並に居て驚いた。オレンジ色とマスコットのライオンはAC長野と被るのはいいのだろうか。チアガールのダンスと楽器演奏のあと試合が始まった。ヴィアティンサポーターのリーダーは前園に似た男が指揮をとっていて、まさに宴会部長って感じで面白かった。またクラブスタッフも見回りしながら手拍子したり、千人弱しか客は居ないもののJを目指す勢いを感じた。試合はヴェルスパ大分相手に1-1ドロー、選手のスキルはイマイチだけど三重出身が多くて応援しやすい。試合後さっきの売店を見たら全品半額になっていた。せっかくなので3つ買って公園で食べたら気持ち悪くなった。露店メニューは食べ慣れないからだろう。桑名に戻って名古屋駅に向かったら切符が間違っていて440円近鉄に払った。350円の切符はJRだそうで、間違った切符の返金はあったけど似た路線で90円も違うのか。この日は名古屋駅近くのファーストキャビンに泊まる。翌4日はホテルで朝食コーヒーおかわり自由だったので4杯飲んだら少し気持ち悪い。この日は名古屋体育館でプロバスケを見に行くことにした。健康のために歩いて向かうと浅間町駅という場所が見えた。気が付いたら方向が北寄りに歩いていた。よくあることだけど地図があるのになぜ道を間違えてしまうのか。そこからは名古屋城が近いので歩くと堀が見えてきて、敷地内の名古屋能楽堂に入ってみた。何も公演はしていなかったけどどういう所かよくわかった。そこからさらに東に向かうと金シャチ横丁なる最近できた店舗が見えた。やはりGWなのですごいお客さんがいる。その近くの愛知県体育館前はバスケのゴールがあったり売店があったり、人が多く詰めかけていた。開門時間に中に入ると赤いシャツを貰った。ここは客席から遠すぎずいい体育館だ。だから相撲やコンサートやスケートをするわけだと納得。天井にはNBAでよくみる電光掲示板が四方に映されていて試合まであと何分と正確に出ていて面白い。そして肝心の試合の方は第3Qが終わって68対55で名古屋ドルフィンズが栃木をリードしていたのに、第4Qで名古屋は12点しか取れず栃木は29点も獲得してスラムダンクばりの逆転勝ち。ホームの名古屋には悪いけどドキドキして楽しめた。試合を見て思うのがやっぱりバスケはアメリカのスポーツって感じで、「放送に合わせて手拍子で応援>セクシー過ぎるチアガールの応援>>>太鼓も何もない応援団」という図式で、サッカーの場合は「サポーター(応援団)>それ以外の応援」と真逆だ。天気に左右されない室内スポーツは日本人向けだと思ったし、試合は盛り上がったけど、会場の客席が7割埋まっても客は4千人もいなかった。5日は昨夜ホテルで洗濯した水色のシャツが縮んでボロボロになっていた。10日前に買ったばかりなのにこんな状態になってしまうとは・・・服好きな女性なら即捨てる状態だ。頭が痛いけどせっかくなので休み中は着ていくことにする。グラの試合は夜の7時なので夜まで時間もあるから、またプロバスケを見ることもできたけど、そこまでバスケに愛着もなかったので、栄のサンマルクカフェで本を読むことにした。100P読んだところで豊田市に出発。豊スタでは子供1万人招待していて子供が多すぎた。気候も良くて気持ち良かったけど試合は名古屋のザルのような守備を突かれまくって負けそうになりながら、なんとか1-1で試合終了。これで名古屋は11試合勝利無く降格しそうな予感だ。6日はもう帰る日だ。ここでまたヴィアティン三重の試合を見に桑名に寄ることにした。9時半に栄を出たら10時半に桑名に着いた。やっぱり近い。桑名駅でドムドムバーガーを食べてスタジアムに向かう。この日の相手はマルヤス岡崎FCで近隣同士なのでどっちも頑張れという感じだ。試合は三重が4-0と楽勝ペースだったのに3点取られて楽勝とはいかなかった。試合後は3日前と同じく売店で半額おにぎりなどを購入して公園で食べる。桑名駅に戻り、名物料理でも買おうとアピタに寄って安永餅という物を買う。今回の休みの反省点は食べログで行く場所を紙でメモしたのに、ほとんど行けなかった。閉まっていたり、時間が合わなかったり、お腹一杯だったり、女性向けで入りにくかったり、ここまで予定が上手くいかないとは思わなかった。また休み中に小説2冊を完読しようとして毎日5時間くらい本を読んでいて、自由に時間を使った感じが無かった。読んだ「王とサーカス」「ハケンアニメ!」は悪い本ではなかったけど、夢中で楽しむ本ではないし、400Pオーバーで文字も詰まっていてなかなか手も進まなかった。休み中はボーっと、天井とかテレビを見るのが大事と思ったりした。4日で使った費用は2万6千円。
2018年4月は暖かくて着る服が一気に減った。花粉も半ばで楽になり、今年は花粉にあまり苦しまなかった。今月は週に4日くらい草刈りを15分ほどしていて、とにかく刈っても刈っても生えてくる。どうしてこの世に除草剤なんて物があるのかよくわかった。6日金曜は髪を切りに行った。目にかかる程度しか伸びてないから学生のように伸ばしたかったけど、少し鬱陶しいなと若干悩む時点で切るべきと思った。7日は急に寒くなったけど少ししたら戻った。それから毎日本を読んだり、神戸行き・GWの準備をした。28日は部屋を掃除した。布団を干すついでに掃除機をかけたら雑巾がけもしたくなった。29日は資源ゴミの時に拾った週刊マガジンを十数年ぶりに読んだ。少年漫画誌なのに少女漫画を読むような感触があった。久々読んで理解したのは漫画雑誌はもう読まなくてもいいと思った。単行本レンタルの方がスッキリする。30日は外で1時間くらい草を刈っていたら頭がくらくらした。この程度の暑さでこの状態なら夏に草なんか刈れるだろうか。◆読んだ本「働くことがイヤな人のための本」タイトルに惹かれて去年ブックオフで買った。どんな自己啓発本だろうと読んだら、作者は元引きこもりで気持ちが読者と同じ目線で「そうそう」と納得することが多い。世の中は不平等で不条理、勝つ者には富も名声もどんどん手に入れる。そんな世の中だから希望を抱きすぎるなと述懐している。でもこの作者は頭が良かったので同級生や家族が彼を救った。30歳で予備校の教師をしてからすべて変わって、それなりにお金を稼いでモテて、妻も子供も得て大学で哲学の講師になるまでになった。結局この本で誰かを救う気は弱く、自分の人生語りをしたい中年男性の本だと思うわけだ。でも哲学は生きるのも死ぬのにも参考になるとわかった。「ストーリーセラー」本屋大賞が今年も発表されていて、歴代の作品の中から何十冊か読みたい気分になった。有川浩の本は初めて読んだけどスナック菓子のように読みやすい本だ。女性作家と旦那との関係の本で、途中までは良かったけど前半の終わりあたりから「あれ?」という感じになる。自分の人生を参考に書き過ぎているのがありありとし過ぎて、なんだかなあ。この本は本屋大賞2011年10位だけど本屋はこの本売りたかったのかな?「キケン」これも有川浩の本、工大の機械制御研究部(通称キケン)の部員達の話。男達によるむさくるしくも楽しい大学生活を描いた話で、女性の理想が垣間見える。本屋大賞2011年9位だけど内容はそこまで面白くはない。学祭でラーメン屋を開いてぼろ儲けする話だけはリアリティがあって良かった。「夜のピクニック」2005年本屋大賞1位の作品。恩田陸の本はいくつか読んでいるけど、これは途中まで読んで完読できていなかった。話はある高校で夜通し80km歩く歩行祭で、腹違いの男女の高校生二人が近づく・・・という話。話は本当にずっと歩いているだけで、歩いている最中にあの子とこの子はくっついた、離れただの恋愛の話が多くて、その対処も登場人物がみんな大人過ぎに思ってしまう。ただ恩田陸特有の夢の中にいるような不思議な雰囲気が何とも言えない空気を作っている。◆見た映画「プリシラ」酒場で口パクで踊るおカマ(←この言葉が似合う)3人がオーストラリアを旅をする94年の映画。3人の行く先々の酒場で周りの人を楽しませたり、バスにエイズ患者は出ていけと書かれたり、荒野の真ん中で遭難しかかったり、大人の男達にふざけた奴らだと暴行を受けたり、芸を披露しても乾いた拍手を受けたりするけど・・・世間の冷たさとは裏腹に3人は陽気だったり、鬱陶しく、酒ばかり飲んでいて、それでいて人間味があって落ち込みもしたり、男でも女でもない感じが何だか不思議。自分の子供に会って倒れるのも印象深く、見て良かった。プリシラを意識した芸能人は見てきたけど、これが元かと理解できた。「モアナと伝説の海」ディズニーのオセアニアの伝説を元にしたCGアニメ。話よりCGの美しさに驚ける。初めてブルーレイはDVDより上だと実感する細かさだった。砂が砂らしく海が本物より海らしい。それってすごい。「アーティスト」2012年の映画。1930年前後のサイレント映画に音声が付くかどうかという時代の話で、この現代にわざわざサイレント風の白黒で画面サイズも小さい映画を作ったというのが奇妙で面白い。話は無声映画で名声を得た男は、ほんの短い間女優を目指す女性とお互い心惹かれる。男は無声映画にこだわって破産してすべてを失うが、女性は映画のトップ女優となって男を救おうとする・・・昔話のように味わいがあり、笑いもあって音楽もいい。特に二人が共演したテープを男が大事に持っていたシーンは泣けた。大人の男女が異性にここまでするわけがないとは思うけど夢があって、いろんな賞を取ったのも納得。これも見て良かった。「NINE」借りる前から既視感を感じていたけど、見たことが無かったイタリアを舞台にしたミュージカル映画。映画監督の主人公は映画製作に悩み、嫁や愛人、映画のヒロインなど女に溺れ、最後に全員失ってしまう。そりゃ頭がおかしくなるというほど美女揃いで男として理解できる。でもこれは舞台で見た方が数十倍面白い映画だと思った。「Mommy」ADHDの息子と共に引っ越してきた母子のカナダ映画、障害を持った息子の演技は凄いけど・・・映画は母子でずっと言い争いばかりで見ていてイライラしっぱなし。息子もデカくて筋肉質だから暴れる姿が怖すぎ。父親の死の寂しさや、貧しさや差別を見せたり、息子の騒ぎで高額の裁判を起こされたり、画面サイズも縦長が多いなど不愉快を並べ過ぎ。学ぶものも若干あるけど2時間弱苦痛だった。最後は号泣しながら暴れる息子を施設に戻したけど、映画見てすぐ施設に戻せと思ったくらいだ。人を殺す寸前だったこの息子は社会不適合者過ぎる。◆遊んだゲーム「妖怪ウォッチ2真打(18時間)」前作の続編。今度の妖怪ウォッチは電車に乗って田舎の祖母の家に行ったり、スカイツリーぽい場所に行ったり、60年前にタイムスリップしたりと、街の中を走り回っていた前作と違い旅情感を強く感じる。相変わらず手堅い面白さで普通に人に勧めやすい。ゲームとして本家や元祖の存在など広がりも感じたけど、前作と違ってずっと家に帰らない小学生は少し異常だ。◆22日から神戸にサッカーの試合を見に行った。今回は神戸サポと昼に会う約束をしたので朝早く電車に乗ると決めた。朝4時半起きは眠くて5時過ぎになんとか出発。外は霧で視界が悪いけどつつがなく電車に乗る。電車に乗っているとお腹が痛くなって急行電車のトイレで用を足した。どうも先週からお腹の調子が悪くて、なぜ寒い日より暖かくなってきたら腹痛になりやすいのか意味がわからない。9時半に難波に着いてサンマルクカフェでコーヒーチケットを使ってパンと一緒に朝食を摂る。でもよく考えたら朝食セットを頼んだ方が安かった。それからグランド花月で翌日のチケットを買った後、三宮に向かうと11時前に到着した。会う予定は13時だから到着が早すぎた。体調もイマイチだから朝6時起きの方が良かった。とりあえず地下の飲食店街を歩くといろんな店がたくさんあって面白い。でも少し疲れたのでまた喫茶店で休みながら相手の到着を待った。1時間後さんちか夢広場に来てと、メールで言われて道に迷ったけど2年ぶりに会えた。さっそく南蛮ランチを食べに向かい、いろんな話をした。日常やサッカーの話、映画やアニメの話・・・一番多かったのは年齢や老化の話だった。自分はこれまで何をしていたんだろうと話した時、「自分の好きなことをこれまでしてきたから別にいいじゃん。」と言われたのは何か納得するものがあった。自分は誰かのために何かしたことが少ない。悪いこともいいことも自分の好きにしてきたことばかりだ。下手な絵を描くことも、ネットやゲームばかりしていることも、誰とも会わずに生活する事も結婚もしない事も、ある意味自分勝手気ままだ。だから後悔もそれほどなくて納得した。こういうことが人と話して心に染みてわかることだ。本の中で同じ言葉を言われても頭でわかっても心で納得しない。食事の後は中華街まで歩いて行った。この日は初夏の陽気で少し暑くて服の選択を間違えた。名古屋サポだからって赤いチェックは春の陽気に似合わない。喫茶店で休憩して三重の土産を3つ渡したら流石に喜んでくれた。それからスタジアムに着いたら解散。もう以前のような人と会うのに高揚感やワクワクは無いけど、やはり会話はいいなと思った。試合の方は普通に名古屋が0-3で負けた。前半早々失点して追いつこうとしてカウンターで失点の繰り返し。これで6連敗だ。20代なら怒れたけど年をとるのは怖い。冷静にこういう試合をすれば負けるだろと思うだけだ。名古屋サポの座席が少なかったけど運営が広げてくれたのは良かった。翌朝、朝風呂を浴びた後さんちかの飲食店で朝食を食べに向かったら、ほとんどの店が11時開店でがっかりした。11時に難波行きの電車に乗らないといけないので、カフェドクリエで朝食セットを食べて兵庫を後にする。難波ではグランド花月正面の吉本漫才劇場に行った。西梅田の新喜劇も気になっていたけど梅田は帰りが遅くなるからこっちにした。席は正面左端なのは微妙だけど、バラエティ豊かな若手の多数の漫才あり、7人の若手による安定して笑える新喜劇あり(バレエ芸人松浦景子良かった)もりやすバンバンビガロの大道芸も芸達者で盛り上がった。トリはトミーズが〆て、チケット2千円で満足できる内容だった。外に出ると14時半でお腹が減ったので何年か前に行ったラーメン屋に行ったら行列ができていたので行くのをやめた、代わりにローマ軒という焼きスパの店でスパゲティを食べたら結構美味かった。
2018年3月は温かくなった。2月の寒さは嫌な夢だったのかと思うくらい気候が変わった。今月はまた祖母の畑の整理をしていた。セメントの隙間から出る枯草をかき集めて森に捨てている。この単純作業はモニターや本を見たり、ゲームするより面白いこととほんの少し思えるのが怖い。土日にずっとやれそうだけど、やって綺麗になったと自己満足するだけがつらい。1日2日は大阪観戦の疲れと足の痛みがまだ残っていた。やはりアイススケートはスポーツだから疲れる。疲れに甘いものが効いたけど10日も毎日甘い物を食べていると太ると感じる。上旬は春の嵐が毎日吹き荒れた。春の嵐なんて書くと爽やかだけど、ただの暴風というだけで、晴れの日は花粉が飛びまくるし、曇りの日は寒いだけだ。特に8日は雨も降っていて小型の台風のようで参る。この頃は強い風が吹くたびに部屋がギイギイ言って崩れる怖さがあるし、隣の廃屋も崩れかけていてトタン板がバタバタ鳴って怖い。8日は3DSのゲームソフトを7本800円で買ってしまった。ゲームというのは楽しいはずなのに今は何のためにやっているのかよくわからない。結婚せず子供もない中年男性だとゲームは人生の時間を削るためだけにやっているだけの気がするし、実際そうだろう。だから勉強や仕事に本当に価値があるのかとこの歳になって気が付く。前にも描いたけどゲームは1本プレー時間20〜80時間はザラだから怖い。映画なら2〜3時間、小説なら4〜6時間で終わるのに。10日は祖母の家に入ったら電話の部屋が濡れていた。雨漏れだ・・・家が壊れていく前兆か、また大面倒が1つ増えた。14日はジャンパーが邪魔だと思うくらい温かくなってカエルが鳴き始めた。そこで衣料店Nで冬の靴下や肌着が激安なので結構購入。16日は食べログを見たら、行ったことが無い中華料理屋が増えていたので行く。どこも麺と飯で700円セットの店が多い。同じ系列店だろうか?食べログで調べるのはこの先重宝しそうに思う。21日春分の日も強い風と雨で鬱陶しかった。24日25日は土日で休みだったけど、あまりに暇すぎて何か自分が駄目な空気のように感じる。土日も働けばいいんじゃないかと思うくらいで、先月半ばから絵も描かずペンタブを持てないでいたけど、絵は精神安定剤だったのかと思ったりする。外は晴れるともう暑い。特に車の中は余裕で20度以上で窓を開けたくなる。24日から花粉症になって鼻水が出まくる。28日は雨漏りを直す用意として祖母の家の屋根裏を初めて覗いた。ネズミや虫が大量にいるイメージあったけど、時代劇で見る屋根裏と同じだった。そして自分が思っていたよりかなり狭くて土壁が落ちていて修理は手間取りそうに思った。とはいえ自分が知らない場所を覗けたのは良かった。30日は映画を見ようとブルーレイを起動したら何回ボタンを押しても開かない。このレコーダーは買った時からいつも開きにくくて少しイラだったので、どうせ大した構造じゃないんだろうとドライバーで無理に開けたら、今度は閉まらなくなった。こんな余計な事しなくても一旦あきらめて明日でもあさってでも試してみればよかった・・・。31日に無理やりDVD入れる場所を開けたり閉めたりしていたら、また動くようになった。直ったのも不明、壊れたのも不明、とりあえず少しだけ安心。そういえば今月はネズミがネバネバに引っかかって死んでいた。あれ以降変な物音は聞いていない。ゲーム以外の時間はアニメのジョジョ動画ばかり見ていた。これだけアクの強い作品で日本だけでなく海外でも人気あるってすごい。◆遊んだゲーム「ダンガンロンパ」私立希望ヶ峰学園に閉じ込められた15人の生徒は、生き残りと脱出をかけたサバイバル生活が始まる。ここから出たい者は誰かを殺し、学級裁判で殺していないと潔白を証明する必要がある。その中で犯人を突き止めながら学園脱出の糸口を探る。最初は普通のADVに思ったけど学級裁判が面白い。どんどんセリフ付きでキャラが喋るのを言葉で論破していく面白さがある。言うなれば音声付き逆転裁判だ。物語はどんどん人が殺され、犯人は学級裁判で負けると処刑されるから殺伐とするんだけど、奇妙でポップな絵柄と超高校級の格闘家や暴走族、アイドル、占い師などの一癖あるキャラ、仕掛け人のモノクマcv大山のぶ代のキャラで打ち消している。有名声優を並べるだけでなくキャラクターも立っていて結構人気があるのは納得。殺される順番も全然予想が当たらなかった。話は「なぜ閉じ込められたか?」というのが謎めいていて面白い。予想では学園は遠い未来に来ているのかと思ったら、外は正体不明の事件で世界は滅茶苦茶になって自分たちで隔離して記憶を奪わせ、そこを主犯に突かれて殺し合いをさせたという事実だった。主犯は主人公達にそれでも外に出たいかと問われ、主人公は超高校級の希望となって主犯と対峙してあっさり終わった。終わってから思うのが学級裁判は事件を起こす人は超不利だ。人を殺して、なおかつ誰かに濡れ衣を着せて、残った生徒全員から裁判に勝つというのは勝てなくて当然。あと10代なら理解できた映画バトルロワイアルのような殺伐は今は心から楽しめない。意外と多く生徒は最後残ったし、外は不安だけど希望をもって飛び出すというメッセージは良かったが・・・「妖怪ウォッチ(13時間半)」数年前に大ブームを起こした妖怪ウォッチの1作目、ゲームは実に子供向けの妖怪RPGという感じで優しく手堅い。そしてレベルファイブ製作なので街の隅々までしっかり作られている。どこが大ブームを引き起こしたのかよくわからないけど、バトルは6人制で前線に3人控えに3人居てぐるぐる回して入れ替えしながらオートで戦うのは面白い。このゲームはもう寄り道などせず矢印だけを目指して、ボスに負けたらレベル上げを繰り返しただけでゲーム内の人助けは全無視した。妖怪ウォッチは赤いドラえもんことジバニャンが、ピカチューのように語られたけど、ゲームの相棒はウィスパーという案内妖怪がメインだったのは知らなかった。◆見たアニメ「ポプテピピック」この冬話題になった変なギャグアニメだ。前半と後半で同じアニメを二回流す。でもメイン声優は毎回違うというから変わっている。ギャグの内容は不条理とパロディが多い。歌の手間や金をかけた演出、豪華声優の出演など見ていて飽きなかった。結果的に言えばパロディばかりで中身が弱かった印象で、その中でボブネミミッミという変なミニコーナーのセンスが異常で面白かった。「ゆるキャン△」女子高生が冬のキャンプを楽しむというだけの話。ゆるく優しい音楽が流れて時間がゆっくり流れる雰囲気作りは最高だった。「りゅうおうのおしごと」15歳の藤井聡太六段の将棋ブームのおかげで始まったラノベ出の将棋アニメ。16歳で竜王のタイトルを取った主人公と押しかけ女子小学生達とのドタバタコメディ。でもそれだけでなく将棋連盟のバックアップで盤上はしっかりしていて真剣勝負に凄味は感じた。◆見た映画「バイオハザードファイナル」え?終わるの・・・このシリーズ?と思って、主人公のアリスを久しぶりに見たらかなり老けていて仕方なさすら感じた。話は完結編ということで謎を猛スピードで終わらせた印象だ。アリスとはアンブレラ社社長の一人娘の病人のクローンで、コンピューターの女の子もアリスの幼少のデータから作られていた。最後は小さい筒状の薬をまいて、なぜかゾンビは全部死んで終わってしまった。自分がこのシリーズで好きだったのは、この作品は三流と割り切っていることだ。100〜90分以内に終わってアクションだらけで休む暇もない。その程度で良かったと変に安心する映画だ。「アサシンクリード」暗殺ゲームの映画化、ゲームやってから見ればよかった・・・というくらい微妙な作品で、あまり面白くなかった。過去の暗殺者のDNAを受けつぐ男に過去の人間のデータを再現させるのは少し面白い。でも敵にも味方にもどちらにも正義は無い気がする。「レ・ミゼラブル」気になるけど見てなかった映画がこれ。もうあらすじからして見るのをためらう・・・パンを一つ盗んだ罪で19年も奴隷同然の生活をしていた男が教会で救われ生きる男の半生の物語だ。舞台はフランス1800年代の初頭、人は飢えて、神の慈悲も無いような生き地獄、仕事を失えば女は売春婦になる世界観で、人を平気でだます連中、簡単に殺される時代、警部にも追われるというイラ立ちもあり、9割歌でなければきつかった。とはいえ、この最悪最低の世界にも人間の愛は確かにあったという話はわりとドッシリ染み入るものがある。涙も出て明日も若干頑張ろうと思うくらいに。◆今月は県外に出かけなかった。グランパスのホームゲームが日曜夜1試合のみで行きたくても行けなかった。家周辺では雑草は勢いよく生えてきて、雨漏れや小屋が倒れる不安や、花粉症や楽しくもない毎日、なにも面白味を感じない日々が続くけど、それでもまだまだ自分は生きたい。
2018年2月前半は寒い日が続いた。この頃は生きていて明るいものを感じないし、心からの発見も少なく、なぜ生きている?という感じが強い。1日は棚に入れ忘れたバナナがかなり移動していて袋も切り刻まれていて皮は厚いから食べられなかったけど、またイタチが来たのかとがっかりした。この日からゴミ箱を自分の部屋に置くようにしたけど、ゴミを部屋に持って行くのは面倒だ。2日はなんとなくグーグルマップの航空写真で地元の地図を見ていたら、ソーラーパネルの多さに驚いた。自分が働いている会社裏の森の向こうで中学校並の広さでソーラーパネルがあったとは知らず、他人の土地ながら怖さを感じた。市が規制に乗り出しているのも納得。3日はDAZNでサンクトペテルブルグのテニスの決勝を見ていたら、優勝が決まった後バレエダンサーやオペラ歌手が出るセレモニーに驚いた。試合より派手だ。10〜12日までの連休はスマホ漫画を描いていた。でも最近は完成してもアクセスが少ない。飽きられたという事か・・・寂しいが。10日は24日のガンバ戦のチケットを買った。一般発売開始20分で売り切れ寸前で結構危なかった。12日はJのために近鉄切符を購入。今年は相場が高い・・・乗り放題切符4枚で5500円が普通なのに今年は6800円もしている。12月の時に5750円で買っておけばよかった。14日は弟に第二子が誕生した。男の子なので毎年誕生日のたびにチョコケーキを食うことになるだろう。15日は寒さがやわらいでホッと一息、でも週末はまた寒くなった。◆17日は女子バレーボールVリーグを観に三重県津市のサオリーナに行った。12月にJが終わってからDAZNで暇つぶしに女子バレーとテニスをここ3か月見ていて興味がわいたからだ。出発は朝8時15分で寄り道をして10時15分に着いた。バイパス23号線沿いにあるけど渋滞していた。サオリーナはレスリング金メダリストの吉田沙保里が命名したそうだ。到着して写真を撮ろうとしたらカメラに電池が入っていなかった・・・館内に入っていくと輸入車の展示会をしていて結構人が居た。それを素通りすると奥にある体育館がサオリーナだ。チームスポンサーが社員にチケットと応援グッズを手渡ししている。建物は昨年10月OPENで新しくて綺麗だ。体育館の隅のトイレも行きやすく、天井はLEDで明るい。この日の試合はファイナル6と銘打って8チームのリーグ戦を勝ち残った6チームによる試合で一日に3試合続けて行われる。1試合目はNECvs久光製薬だ。久光製薬は23連勝していて、もう優勝は久光でいいんじゃ・・というくらいの強さだ。案の定久光製薬は強すぎる外国人選手を小出ししながらセットカウント3-1で勝ってしまった。試合はメイン側で見ていたけど、次の試合は応援団席に移動して試合を見ることにした。ここでDAZNで見ていてわからなかった疑問がいくつか解けた。@試合の応援サウンドはメインの運営側から流しているのではなく、応援席の人達が音楽が出るスイッチを操作して応援している。運営側が応援団信用し過ぎで、それはそれでいいのかと思う。A試合が終わったら応援団の人達は当然のように帰る。2試合目のデンソーはJTに0-3の完敗だったけど、残って3試合目を見る人はほとんど居なかったみたいだ。同じトヨタ系列の試合でも帰る。B次の試合の選手は前の試合を見ていない。同じように試合が終わった選手も次の試合は見ない。隣にサブアリーナがあるからそこで練習をしているみたいだ。CDAZNの実況解説は現場に居ない。これはわかっていた。・・・3試合目は選手の真後ろから見ていたけどトヨタ車体は東レに逆転負け。今日の3試合応援していた3チームとも負けた。2F自由席の座席は思ったより選手に近くなくてモニターで見るのと変わらなかった。でもやはり手足が長くて肌が白い女性は美しい。カメラ客が少ないのは意外だと思う。そしてブーイングの無い企業色の強いスポーツもいいなと思った。18日はストーブの油を全部使おうと火を点けて何か臭いがすると思ったら、ストーブの上にハサミが載っていて溶けていた。こんなわかりやすい物があるのがわからないなんて・・・自分の頭もそろそろやばい。年寄りが火事で死ぬのは、少し共感できると思った。今月はゲームをかなりしていたけど、いつまで経っても終わらないゲームで他のゲームに乗り換えた。末になると晴れれば春の陽気だ。◆読んだ漫画「先輩といっしょ」普通の少女漫画、スマホ漫画の参考になるかと思って読んだ。ヒロインが超内気というのが久しぶりな気がして良かった。「好きよりも近く」教師を好きになった女子高生の少女漫画、作者の故郷愛媛で舞台にしている。なんだか行きたくなった。「発恋にキス」少女漫画家の短編集だけど同じタイトルで1巻2巻となっている。どこか甘い話で男がエロい奴が多い。デザートという雑誌名に合ってるなと思った。「バニラフィクション」突然デスゲームに巻き込まれた小説家の生き残りをかけた戦いの物語。敵となる男と物語のカギとなる少女を奪い合う。主人公の苦しめ感はなかなかいいけど、途中から敵の男が目立ちすぎてやり過ぎに思った。敵が息子だけに優しかろうが頬を染めようがどう考えても好きになれない。マガジンで連載している女性作家ぽいと思ったら、これは「魔王」の作者だった・・・あれも主人公より脇役が目立った気がするけど、話はほぼ覚えていない。過去月誌で確認したら6年半前か・・・それだけ時間があれば身内も一人は死ぬか。◆24日は大阪にJリーグ開幕戦を観に行った。試合開始は14時半だけど念のために5時半に早起きした。でも朝パソコンを開いてパンをのんびり食べていたら7時10分の電車に乗ることになり遅れてしまった。昼は千里中央駅で寿司ランチを食べる。この地下鉄の上の階の食堂はどれも安い。次にモノレールに乗って進むと外に見えるマンションが増えている気がする。ここは来るたびにそれを思う。スタジアムに着くとスタジアムまで歩く。慣れてないとやはり遠く感じる。スタジアム内は名古屋の席が満席で立って見ることになった。相変わらずいいスタジアムだ。試合はブラジル人3人がゴールを決めて3-2で名古屋の勝利。今年は少し期待できるかもしれない。帰りは渋滞を避けて阪急に乗るためにモノレール一駅分歩いて山田駅まで歩いたけど地味に遠い。山田駅近辺は十数年前と景色が違っている気がする。電車で立っているとガンバサポの男から話しかけられた。話した内容は大した内容じゃないけど、その男の特徴はここに書かないことにする。この日泊まる場所は十三という梅田に近い場所だ。十三駅で降りたら駅周辺は昭和の横丁みたいな飲食店街に驚いた。椅子が8人もない店で商売が成り立つのだろうか。気になっていたラーメン屋に行ったら行列ができていたので他の店に行く。その後十三を歩いたけど歩きたばこをする人が多く、サンマルクカフェに入ったらタバコ吸う人だらけだし、ここだけ昭和の雰囲気がある街で少し面白い。でも疲れたのでこの日は夜9時に寝た。翌朝体が寒くて目が覚めると朝4時半だった。これは梅田駅で8時半にマクロスの映画見れるなと思ったけど、体調が悪いので服を重ね着してから1時間だけ眠ろうとしたら朝の8時になってしまった。映画を見に行くのは中止し、梅田駅で作られたアイスリンクでスケートをする事だけを考えた。電車で行くには早く着きすぎるので歩いて向かったら、梅田は近そうに見えて遠かった。天気も良くてすがすがしいけど疲れてきた。到着はアイスリンク開場11時に間に合った。客は子供が多い。早速シューズを借りてやってみたら。足が重い。滑って尻餅をつくと脳がシェイクされるほど氷上は痛い・・・まずは壁沿いに進んでみる。フラフラしつつも3周くらいしたら壁に寄りそわなくて進めるようになった。簡単そうに見えたのにこんなに苦戦するとは・・・それでも何回も尻餅をついて痛い。これはカバンをかけているのが悪い!と降ろしたらかなりバランスよくなった。10周するくらいになるとコツがつかめてきた。右足を縦にして左足の爪先でスケボーをこぐようにすればわりと安定する。でも両足でこぐように走りたいんだけど、挑戦すると失敗する。時間が経つにつれて疲労が蓄積され、休憩は4回したけど13時半にアイスリンクから出た。朝に二駅分歩いたのは大失敗で、疲労が重荷になった。ここで初スケートをする経験は良かったけど、足が痛過ぎるし、スキーと違って倒れたら痛いから、もう一生しなくてもいいか・・・とさえ思った。次は難波に向かう。ご飯食って帰ろうと吉本新喜劇の裏でオムライスを食べて、チーズの入ったたこ焼きを食べて、コーヒーを飲んで帰った。よく考えたらアイススケート場は愛知の方が多いんだよな。
2018年1月は少し暖かい週と冷蔵庫のように寒い週を繰り返す日々だった。1日はレンタルで借りた物を大量消化、そして天皇杯を見る。2日はガキの使いの動画を見ていた。こういうのってyoutubeで番組全部しっかり見ようとすると手間だから、生で他の事しながら見た方が良いなと思った。実家に行ったら弟家族が来ていて姪っ子もよくしゃべっていた。3日はゲオに行って8枚DVDを借りる。4日はそれを消化。5日は近鉄物流で会社の荷物を送ったあと映画館に向かう。途中急な腹痛で伊勢のイオンビッグに寄ってトイレを済ます。店内は変な歌が流れているけど商品は普通のイオンより安い。あと10年以上久しぶりに伊勢郊外のリサイクルショップに寄ったら店内が綺麗で明るく整頓された店になっていた。買うものは無かったけどパソコン1万円モニター3千円は買おうかと少し思ったくらいだ。それから明和でスターウォーズを見る。帰りはすっかり夜で、帰りの道を走っていると2001年に千と千尋の神隠しを見に行った帰りを思い出した。映画が凄すぎてボーっとしてしまうくらいの衝撃だった。そしてあの時も夜だった。あれから17年・・・自分は成長したのだろうか?自分はあれからあきらめが増えて能力が低下しただけな気がする。6日もボーっとパソコンに向かう時間が多かった。知恵袋に回答したり、ラジオを聞いたりして7日も同じように過ごした。結局この8日間正月休みでやった事はレンタルDVD・本の消化をしたくらいだった。やっぱり理由は無くても31日〜1月2日くらいまで県外に行っても良かった。部屋に居てゆっくりできてもリフレッシュは少ないし、8日もあったのにスマホ漫画も絵もほとんど進まなかった。こういう経験をすると自分は毎日休日でも何もせず消化してしまうなと確信した。パソコンでスポーツの中継やTV番組の動画を全部見ようと半分義務のように感じて時間を使うような奴だと改めて思った。正月休み最後の8日は外でごそごそ音がすると思ったらイタチが網戸にしがみついていた。目が合うと凶暴な目をしていた。9日は台所のパンが消えていた。10日は納屋に入れておいたゴミ袋が荒らされていた。正月前に捨てておけばよかった。11日は深夜台所からお盆が落ちる音がして急いで向かったら何か動物が走って行った。あのイタチだろうか・・・パンはあいつが食べたのか・・・。虫やネズミは1000歩譲ってともかく、家に野生動物がいる怖さにゾッとした。どこに家の隙間があったんだろうか、とりあえず入ってこれないよう家の戸を全部閉めて食べ物を棚や冷蔵庫に入れておいたけど、野生動物との共同生活は・・・ここに住みたくないと初めて強く思った。これまで台所の食器が落ちていたり、ゴミ箱からごみが落ちていたことがあったのはこれが原因か・・・恐怖は感じたけど納得するものがあった。17日は台所にネバネバとネズミの毒薬の罠を張ったらネバネバは脱出されたものの、もう来なくなったみたいだ。今度から食器は毎日洗い、食べ物は棚に保管し、1月・7月はネズミ殺しの薬を買って、常に設置しようと決めた。21日は鹿肉の焼き肉を食べた。味は思ったより全然悪くないけど、どうも伊勢道路でたまに見かける鹿の無垢な顔を思い出して、食欲が進まなかった。豚や牛のように食べる前提で育てられた生き物でもないし。22日は猛烈に寒くなって東京では大雪になるほどだった。それから毎日冷凍庫のような冷たい日になった。これは夜着込まないと死ぬと思い、服を着こんで寝たら朝すごく体調が良かった。やはりキルトシャツの重ね着と股引と靴下を着ると暑い。あと電気敷き毛布はかけた方が暖かい。◆見た漫画「いぬやしき」ガンツの奥浩也が描く、宇宙人に機械にされた二人の男の物語。なんというかガンツだよ、これ。というくらいガンツぽい。ヤクザが行列の割込みしているのを注意したら路地裏で殺されかかるという理不尽な現実・・・いや、そういうギャグや、ネットの書き込みに激怒し過ぎる内容も健在でやはりガンツの外伝とすら感じる。主人公がおじいさんぽい男ってのはなんだか変で、自分は人間だと語る終盤は泣ける。最後は二人で隕石を破壊したけどどこか寂しかった。「女王陛下の補給線」鉄道で前線に物資や兵士を補給する役目を担った部隊の物語。別マガだから進撃的な空気がある。変わった題材だから読んだけど、「こういうのがカッコいいんだよ」というシーンが苦手だし、戦時中ならそれは無いなと思う事が多すぎた。そういえば部隊が戦うのは敵より味方の方が多かった気がする。一番惜しいのは共和国と帝国と線路の地図を描かなかったことだ。戦争モノなら地図を描きたくなるのが普通なのに、それが無いのは一体・・・「女神のリーブラ」母の死によって金持ちの実家に戻ることになったヒロインは弁護士の男に惹かれる少女漫画。結果的にヒロインがモテて困ってしまうというだけで、他の男を選んでも何の問題も無かった・・・別れを決めて4年後また出会ってよりを戻すのは現実的にありえるのだろうか。「好き、嫌い、好き」ヒロインがイケメン男二人に迫られてどうしよう?という少女漫画、ヒロインは結局悪い男を選ぶわけだけど絶対幸せになるビジョンが無いなと思った。ヒロインの親友のメガネ女子が、三角関係に割り込まず表に出過ぎず最後まで控えめなのが良かった。「私たちには壁がある」壁ドンというのが一時期流行った。女性が壁と男の間に居るシチュエーションのことで恋愛に使えるらしい。そんな言葉を恥ずかしげもなく使ったのがこの少女漫画だ。途中まで絵が上手すぎだろと感心するけど、途中から絵の質が落ちたのが違和感あった。三角関係もあまり奪い合いも無くて平和じゃんという感じ。「サクラダリセット(漫画版)」アニメは1話で見るのをやめたけど、漫画版は2巻で終わるので見た。話は異能力者の街で時間のリセットとセーブが使える少女とリセット前まで記憶ができる少年が何度も時間を巡る話だ。最初は猫探しのために時間を戻り、次は生徒が殺されたから戻り、最後の戦いで戻りと・・・わりと戻るのは納得できる。でもあのシーンはあの伏線・・・とかばかりで、物語が組み合わさり過ぎて面白かったわけではない。自分が昔作りたかったのはこういう話だったかもと思ったりする。◆見たアニメ「ポケモン・ザ・ムービーXY&Z ボルケニオンと機巧のマギアナ」2年前のポケモン映画、強くて人間嫌いのボルケニオンと機械ポケモンマギアナを軸としたポケモン映画、自然や仲間のポケモンを守るボルケニオンとか、うそつきの人間に対してポケモンの弱い姿など、泣かなくてもいいのに泣けてしまうから困ったものだ。後で思うとサトシはかなり影が薄いと気づく。「マクロスΔ(デルタ)」2016年のマクロスシリーズで、今回も過去のシリーズと当然つながりがある。前回はシェリルとランカの2大歌姫ヒロインと主人公のパイロットの三角関係を描いたけど、今回は先輩パイロットとアイドルグループの一人と主人公の関係を描いている。そして敵も音楽で人をマインドコントロールしようとして、実在の人同士の戦争みたいでスッキリ感がない。どっちが勝っても負けても後味の悪さを感じる。そもそも生きるか死ぬかの瀬戸際で恋愛をそこまで考えるか?と思ったりもした。今作のヒロインもランカに声も髪型もそっくりで新しさを感じない。文化侵略と異文化との交流、そして和解、それこそマクロスシリーズの本懐で深さは感じるものの、2008年のマクロスFの音楽が格段に良過ぎてΔの音楽では終始物足りないのがとにかく大きかった。Δを見終わった後、youtubeでFの音楽を探したくらいだ。「キラキラプリキュアアラモード」お菓子作りと格闘封印が今作のプリキュアで、いろんな敵と戦いながら今作は最終的に7人もプリキュアが登場した。ただネット上で言われた「大人でも幼女向けアニメは3〜4年で飽きる」という言葉に今年は深く納得した。心から面白いと思う事は無かったし、見ていて熱いものは何も感じない。ただ王道の気持ちよさがあって泣けるシーンもかなりあるから見れてしまう。考えが時代劇を見る老人だ。「ゼーガペインADP」面白いのに人気が無いアニメは?と聞かれたら、自分はゼーガペインと答える。ゼーガペインは2006年のロボットアニメで、映画マトリックスの影響を強く受けた作品だ。始まりこそ退屈だけど、次から次へと明かされる世界の姿に中盤の盛り上がりは並では無かった。清涼感ある主題歌、二人のヒロインとの関係、残る記憶と消される記憶の存在、世界や物語がとてもよくできていて、コードギアスやマクロスF並にハマった作品だった。結局人気が出なかったのは登場人物やメカデザインの地味さ、始まりと終わりのイマイチさが起因となっているんだろうな。さてこのADPだけど、続編や総集編ではなくて物語の前日譚というマニアックな作品だ。パチンコの力で新しく作れたんだろうけど、どうせ作るのならフル新作が見たかった。◆見た映画「シン・ゴジラ」2年前話題になったエヴァの庵野監督が作った映画。何と言うかエヴァンゲリオンの居ない「エヴァンゲリオン」という感じで、使徒のようなゴジラが東京を侵攻して、政府を中心に多くの人がゴジラに翻弄されるという政治家メインの怪獣映画。情報の多さと速さに途中で一旦止めたほどで、なかなかへヴィーだ。でも面白さはわりと保証できる。未知の巨大生物に政府はどう動き、自衛隊はどう戦い、米軍はどういうことをするか、綿密に作られた感じがすごい。これだけセリフがあっても一言の言葉で語れるシーンも多く、まさに庵野監督という感じ。「スターウォーズ最後のジェダイ」説明不要のスターウォーズも8作目、前作映画館で見たのは2年前。今回の感想は前作と同じで悪くは無いけどイマイチ・・・。今回は特に肩すかしのシーンが多くてスカッとしない。伝説のジェダイ
ルークがヒロインにジェダイの技術を指導するのかと思ったらしないし、味方を助けるために船を出たけど結局助けられなかったり、最高指導者も汚い方法でハリポタ野郎が倒してしまったし、ルークもロクに戦わず亡くなってしまった。ヒロインとハリポタ野郎との関係は面白いけど、・・・なんだかなあと思ってしまった。3部作の真ん中だから許されるが。今月の教訓:正月休みは最低でも2泊3日は県外に居た方が良い。
2017年は毎日何をしていたかと言えば
いつもPCを点けて知恵袋で適当に回答して、
動画ばかり見て、例年以上にゲームをしていた気がする。
会社では半年以上会社のゴミを片づけていた。
軽トラ荷台2台分ほどの土、ガラス、鉄、燃えるゴミを仕分けしていた。
隣町にきちんと分別したゴミ袋を捨てたら、
他の地区の方は捨てないでと看板ができたこともあった。
ただ頑張って分別はしたものの金になる仕事では全然なく、
適当に分けて、時間を作り、もっと会社のお金になる仕事をすべきだった。
この頃は、お金を得る事だけが自分の価値を上げる気がしている。
今年の体の劣化は、目の焦点がはっきりせず本が読みにくくなったのと、
忘れ物がさらに増えてきたことだ。特にちょっとした用事の忘れやすさは異常で、
忘れ物は良くないと心に深く刻んでいるのに、当然のように忘れてしまう。
記憶はパソコンや手帳やこのHPに付けているからいいやと
思い過ぎて、覚える機能を使わなさすぎだからかもしれない。
2017年12月は寒かった。下旬になるほど冷たく寒く痛くなり、すべての温度を奪われる感じで、もうすっかり冬そのものだ。平日昼間など寒さ対策に悩むけど、一番いいのは防寒しっかりして体を動かし続けるというのがいいかもしれない、日陰の事務所でPCの前にいるのは良くない。12月は先月医者に行って問題が無かった反動で、お菓子やインスタントラーメン、パン屋のパンやジュースなど多めに食べた。自分が食べたかったものはこんなものか?と思ったりもするけど、今年ももう終わりかと少しヤケになって食べている。2日夜、風呂に使うソーラー温水器(陽に当てるだけの屋根の水のタンク)のパネルから水漏れが出ているのを発見・・・あまりに失望した。これがあるか無いかで灯油代がかなり違うし、風呂の釜の使用頻度をかなり下げることもできる。屋根瓦に登って直すというのは怖い。屋根瓦も古いから歩いて崩れたら雨漏りも心配だ。しかしソーラーを直しても2か月もしないうちにまたこわれる不安もある。その夜は不安で一杯だったけど、翌日観察したらパネルから毎日夜に結露か何か出す穴から水が流れる元からの仕様みたいだ。それにしてもソーラーは40年近く外で使っていて長持ちし過ぎて釜以上に大丈夫かと思うものがある。でもいつか壊れる覚悟はした。3日は名古屋グランパスがJ1昇格プレーオフ決勝でなんとか昇格した。本当にこのチームは何回も立て直してよく昇格したと思う。20代なら酒を買ってきて喜べたけど、今は冷静に「なるほど、良かった」と思うだけだ。でも選手の涙につられて涙が出た。そういえば1年前にJ2はいろんな所に行けると書いたけど、結局アウェイは金沢と京都と徳島しか行けなかった。初めて行ったところは金沢だけで少し物足りなかったけど、休みが合わなかったから仕方ない。5日の夜は真冬と言っていいほど寒くなった。部屋の温度が7度はまずい。シャツを着込んで靴下も履いて寝ることにした。6日は電気敷き毛布を買ってきた。これはある声優がラジオで重宝しているというので自分も気になっていた商品で、去年夜にあまりの寒さに目が覚めて低体温症どころか死体になりそうで買わねばと思っていた。値段も2000円と安く、使っても1時間1円以下、丸洗いもできて、布団に置けばあまりの温かさに驚く。またPCに向かう時も使えたり、使い勝手がいいのでオフシーズンに千円以下で見かけたらもう一つ買ってもいいかもしれない。使った翌日の朝は快調そのもので、冬の朝は寒すぎるんじゃなくて自分の体が冷たかったのだと思い知った。10日日曜は祖母の屋内の木を整理して、家中掃除機をかけた。掃除機のパックが一杯になるほどほこりだらけで、6時間後に中に入ったら全然空気が違っていた。掃除は大事だと改めて気づく。今月も夜にどこからか蚊や、それに似た虫が部屋に入ってきて寝ている時に小うるさいのに少し悩む。平日昼間は網戸にするときも多いし、部屋に隙間があるから入るのはわかるけど鬱陶しい。また今月半ばにウィンドウズの更新をしてから、何か動作が重かったりする。イラストソフトのセーブも一回失敗した。これは・・・寿命が近いのだろうか・・・あまり考えたくないけど、もうすぐ4年目だから安物PCの寿命が迫っているように思う。とりあえずデフラグを久しぶりに行った。11日は以前使っていたパソコンがIpodに曲を入れる最中に画面が真っ黒になった。翌日もその翌日もまっ黒でご臨終に限りなく近くなったようで残念だ。Ipodへの曲入れはどうするか悩むけど・・・今現在一番使っているパソコンに音声ファイルを大量に入れたり出したりするのはまだ避けたい。18日はパソコン本体のファンがうるさいので、パソコンを触ってみたら熱かった。暖房が壁にはね返ってパソコンの方に流れるみたいだ。23日土曜は散髪に行く。髪は別に長くなかったけど最近は少しイライラするだけで切りたくなる。31日〜7日まで会社は正月休みに入った。今年は旅に出かけないと決めたもののやはりソワソワする。会社が不安定だからと7〜8万円の旅行をケチるのは未来への補償になるんだろうか?なんか違う気がする。やっぱり名古屋でも京都でも近場に出かければ良かったと思う。あと今月下旬はマクドナルドのコーヒー券20枚をネットで安く買ったけど、時間的に使えないと思って8枚を安く売って、残り12枚を頑張って消費した。旅行なら旅先の駅や空港で使えるんだけど、この田舎ではマクドナルドがイオンの小さい店1軒しかないので、わざわざ寄る手間の方が強すぎた。今月は市内に新しい道ができた。10代なら大自然破壊の上にできた道と思えたが、今は便利と思うだけだ。動画では「スティーブ・ジョブス 伝説の卒業式スピーチ」という映像に感銘を受けた。偉大な人というのはこういうスピーチすら凄いのか。「直観で動け」「貪欲であれ、バカであれ」という言葉は頭に入れて、また機会があれば見たい動画だ。◆見た漫画「レンタルマギカ(全5巻)」父の魔法使いレンタル会社の社長になった少年の物語。角川が昔したメディアミックス作品で話は妖怪退治と社長を狙う連中とのバトル漫画だ。でも女性漫画特有のバトルや空間のわかりにくさがある。これを読んで得たものは、字が小さい単行本は目が悪くなってきたから読みにくいということだ。「君の膵臓をたべたい(漫画版上下巻)」若干気になる作品で、小説も映画も時間がかかるから面倒な時は漫画版を見たりする。話は膵臓の病気で死も近い明るい女子高生が、コミュ障の同級生をいろいろ誘うという話で、読み始めた時はガッカリしてしまった。弱気な男が女からなぜかこれでもかと積極的に誘われる・・・根暗男子にありがちの妄想で、今の時代飽きた話のパターンだ(自分もそういうスマホ漫画描いているけど)。何か新しいものが見たかったし、女子高生が最後通り魔に殺されるというのもつまらない。ただ言葉や文章のチョイスはとても上手いし、若い人にウケるのは納得。タイトルの意味は昔の人は臓器が悪い所を食べる風習の話から女子高生が「君の膵臓をたべたい」と言ったからだ。そういえば自分も肝臓が良くないので焼き鳥は肝臓のものをよく食べる。◆見た映画「スターウォーズ ローグワン」スターウォーズの外伝作品。デススターの開発者の娘がヒロインで、EP4でデススターがなぜ戦闘機の弾一発で爆破したのか、その爆破オチの理由を用意した話でもある。見終わった感想としてはマニアック過ぎて面白くない。話にジェダイが出てこないから剣やフォースでバトルはないし、ダースベイダーは出てくるけど人気キャラだから花道や盛り上げシーンを用意してあるのはやりすぎで、スターウォーズの同人誌を見せられたようだ。そして登場人物たちのチーム、ローグワンは最後は全員死ぬその場限りのキャラなのは残念と思う。今回は中東や中国を意識したキャラは多いものの、1980年前後の昔描いたSWの世界を基調とするのは若干の滑稽ではある。それも魅力なのかもしれないが。◆遊んだゲーム「セブンスドラゴン3 code:VFD(40時間)」セブンスドラゴンの3作目、2作目が二つあるから4作目かもしれない。舞台は2100年でタイムマシンを使って1万2千年前や5千年後の世界を駆け巡る。相変わらずバランスの良いゲームで、今回は2ndユニット3rdユニットも存在して、他のジョブや声優も知ることができるのが良かった。やることは龍を狩る、ホーム(舞台はゲーム会社)とキャラを育成という前作とさして変わりなく手堅く楽しめるゲームだ。それにしてもスタッフが変わっているのにもかかわらずエヴァンゲリオンに強い影響を受けた作品だ。「Air/まごころを、君に」は、もう20年前なのか。
2017年11月は寒くなった。夜は窓が冷房同然なので今年も木の板を置いた。でも下旬になるとそれほど寒さを感じなくなった。1日は年金の支払いを2年前納に変更した。2年前納は24か月分38万円だ。一気に差し引かれるけど割引が1万5千円と割と大きい。今考えると毎月コツコツ払っていたのは無駄過ぎた。なぜ変えなかったのかと言えば加入当時、年金問題がニュースで大きく報道されていて、これは近い未来年金制度は崩壊する!と確信したからだ。結局年金の額を上げるという方法であっさり対処されたが。3日〜5日の連休は元SMAPの72時間テレビをかなり見てしまった。森且行に会うとは思わなくて興味がわいたし、アベマTVはタダでこれだけ高画質で見れるのはすごいが、あまり見過ぎないようにしよう。17日金曜から寒くなった。もうすっかり冬で2か月前に暑いなあと言っていたのが冗談のようだ。でもセメントの間から出ている草の掃除はする気がしない。去年のセメント並べはかろうじて生活のプラスになる作業でできたけど、草の始末はマイナスから0に戻す作業だ。だるすぎる。今月毎日何をしていたかというとDAZNでサッカーはもちろんバレーボールやバスケのW杯をよく見ていた。それ以外だとやっぱりyoutubeで外国人のゲーム実況を見たり、youtubeで面白い動画を聞いたり、それをしながらスマホ漫画を描いたり、2DSで遊んだりしていた。今月は縄跳びをほぼ毎日150〜200回跳んでいた、健康にいいのはわかるけど疲労感がいつもあって、起きる時は眠いし、常にお腹が減ってるし、生活に支障をきたし過ぎている。あと2DSLLのすれ違い通信も雨の日以外の平日にやっている。8月が終わったらすっかりすれ違わなくなったけど、あまり生活に張りも面白味も無いので、せっかくなのでしている。30日は肝臓が健康診断でD判定のままなのは不安なので街医者に行った。でも周りの人がお年寄りや、あきらかに成人病をもってそうなおじさんとか、この中で自分が一番健康に思えたくらいで、診察の方もやっぱり「機械で自動で血液から診察されただけで太ってないし、大したことないに」と5年前と全く同じことを言われた。お腹には肉が溜まりやすいけど、別に腹筋とかしなくても今のままで良いそうだ。念のためにした血液検査もウイルスや肝炎も無かった。そういえば5年前も看護師のおばさんが採血に戸惑っていたけど今回もそうだった。ところで今年の年末はどうするか迷う。会社がつぶれそうで自分の精神状態が悪く、どこにも行かないと軽く決めたものの、LCCのメールやスキーの広告が出ると心が少し惹かれる。本音を言えばどこか出かけたい。でも行ってどうなる?という感じもある。◆遊んだゲーム「コンセプション2(3DS版)」前作のコンセプションはPSPの中古ソフトの中で一番の掘り出し物ゲームだった。ほどよいアダルト感と恋愛シミュレーションとダンジョンRPGで、いい年した男の自分には超ストライクというくらいの作品だった。その続編がこれ・・・だけど、う〜ん・・・イマイチ。なんというか前作ほどキャラに可愛さを感じないというか、攻略キャラも12人から7人に減って寂しさしかないうえ、敵や曲やシステム、ダンジョンなど前作の使い回しが多すぎて新鮮味を感じない。62時間遊んだけど、プレー時間の4分の1は一部の強い敵のためのレベル上げと装備探索のためだ。前作は何も期待していなかったから面白く感じたのかもしれない・・・・・・◆18日は今年最後のグランパスの試合観戦に豊田に向かった。いつもと同じ時間に起きて向かうものの、12時頃名古屋に到着しても豊田まで結構時間がかかるし、飲食店に寄れずコンビニに寄るのが精いっぱいだった。試合時間14時ちょうどにスタジアム到着。今年最後のホーム最終戦なのでお客さんが3万人近く居る。でも試合は対戦相手のジェフ千葉が3-0で完勝、名古屋も良いところが無く、2位争いから脱落し、プレーオフに不安を残す結果となった。今年の観戦記録は4勝1分4敗とJ2なのにあまり勝ち試合を見られなかった。試合後、豊田駅近くにある献血ルームに、ゲーム機の充電と駅の混雑回避のために向かった。場所は松坂屋豊田店の9階にある。9階は子供の遊び場や地域の相談所があり、献血ルームはその片隅にある。残念ながら充電コンセントは無かったし、アイスクリームも無い。とにかくこの日は風が冷たくて寒いので暖かい飲み物ばかり飲む。この日だけで尿を7〜8回出すほど寒かった。献血前に女医さんに診察してもらうので、8月の健康診断の用紙を見せて肝臓がD判定で少し悪いみたいですと語ったものの、まるで興味がない感じで、「それはお医者さんで精密検査を受けてください」と言われただけだった。そして献血が始まると血の流れが途中で止まってしまった。どうやら寒さで体が冷え切っていて、食事も朝はおにぎり1個、昼はパン1個が少なかったようだ。頭もくらっとしてきて看護師さんが話し続けてくれるけど、声が遠くに聞こえる。貧血の状態そのものでなんだか申し訳なかったし、寒い季節の献血は自分に向かないなと思った。献血室を出てトイレで鏡を見たら目立つニキビができていた・・・人前に行く時は鏡をちゃんと見ないといけない・・・翌19日はゴッホの映画を見ようと計画していたけど、寝起きのだるさで行くのをやめた。愛知でイオン茶屋という所しか上映されてなく、地味に遠くて行く前から億劫だった。またその映画も見たい時間帯からも外れてしまい、レンタルで済まそうと決めた。この日はホテルそばの松屋で朝食を食べて、近くのスタバで数時間スマホ漫画の話を考えて、その後スカイル店のブックオフで古本を10冊買って普通に帰った。
2017年10月はすっかり涼しい。毎日昼夜スズムシが鳴いている。10月1日は有料スポーツ動画サイトDAZNに加入した。月に1千円でJ見放題は加入しない方が遅かったくらいだけど、ドコモショップに行くのが面倒だったりいろいろあった。でもドコモのd会員だったのでサイトでボタンを十数回押したら簡単に契約して見られるようになった。J以外は半分どうでも良かったけど他の国のサッカーが見られるのは面白い。欧州南米北米アフリカのW杯の予選と、いろんな国で試合があって客がほとんどいない国もあれば、スタジアム全体で熱狂があったり、フェロー諸島はサポーターの歌がテトリスの曲とか楽しい。モニター越しだけど世界が広がった気分だ。また女子テニスは毎日大会していると結構見入ってしまう。今月は会社の従業員がまた一人やめることになった。自分が働き始めた時より社員が4人も減っている。自分も仕事が無さすぎて毎日居づらい・・・。3日は寒くなってきたので、毛布を出したら2日経つと体がかゆくて仕方ない。翌日も体中がかゆい。今の季節は蚊が強力だからたくさん刺されているのか?と思うものの、そのわりに手足に広範囲でかゆい。考えたくないけどこれはダニかもしれない・・・と思って、掃除機をしつようにかけて毛布を洗うけどやっぱり治らない。アレルギーかもしれないと思って検索したら運動不足、スキンケアをしっかりしていないとか、ハウスダストが多いとか、不規則な生活や食生活が駄目だとか、睡眠時間をしっかり取ってないなど、なんだか当てはまりそうなことが書いてあった。気になったのが肝臓系が悪いと肌に出るというのは気になった。去年まで何もなかったんだけど体に影はあったのか・・・。数日後かゆくなくなったけど、運動したり仕事が忙しかった時はかゆみが出てこなかった。やっぱり体を動かすのが大事に思う。あとこの部屋の古いじゅうたんを捨てようと決めた。7〜9日は連休だけど何をしていたのか・・というくらい何もしてなかった。サッカーの試合を見て少しスマホ漫画を描いただけ。こう言うのが不摂生というのかもしれない。その後気候が急に変わって暑かった。でも15日から一週間はずっと雨で寒くなった。特に23日の日曜は伊勢湾台風並の台風の強い雨が1日中降り続いていた。これでもかと降り過ぎていて避難指示が出ても出たくない感じが強い。深夜雨が去ってからの強風は雨より怖すぎた。翌朝起きたらトタン屋根が壊れていた。面倒だけど6千円使って直した。なんだかこの家はお金を出して直してばかりでうんざりもするけど愛着もほんの少しあるのが怖い。特に今月は風呂の釜がボロボロの姿を見て申し訳なさすら湧いた。この家で自分は死ぬのか・・と思いたくないが・・・廃墟として置いておくのも惜しい気がする。掃除や整備に自分の時間を数百時間も使ってきて、かと言って誰かが欲しいという家・土地でもない。結局一番はある程度古くなったらお金出して壊してもらうのがベストなんだろうな。1週間後の土日も台風が来て布団が干せない。31日はやっとスマホ漫画を上げた。1か月半も間が出てしまった。今月は夕方草刈りもした。ゴミ屋敷ならぬ草屋敷と化しているので頑張って減らしたけど、これぞ芽が出ないうちに刈らなければいけないモノだと実感。クズのつたがセメントの下にしっかり広がっている。ただ夏の夕方は暑くてやりたくないと思ったから仕方ない。◆見たアニメ「アクションヒロイン チアフルーツ」女子高生たちが自作のスーパー戦隊を作って地元を救おうと奮闘する。始まりと終わりがとても良かったし、最後の熱い展開もベタだけど涙が出た。とはいえ絵はなんだか他のアニメの偽物みたいでイマイチだし、思い出の公民館を救うという目的がとにかく弱い。公共の建物なら壊しても新しくて良い物作るやろって話だし。「ようこそ実力主義の教室へ」生徒の価値を決め付ける学校で、落ちこぼれ集団DクラスがAクラスを目指す。はっきりいって見なくて良かった。1話で何か物語の大波乱を予想したけど、最後まで能力が高そうな主人公は能力をあまり発揮しなかったし、最後の大逆転も気持ちいいというほどでもない。そしてこの結果にも最後に主人公は通過点としか思っていないし、仲間は別に仲間と思っていないと言って終わっただけだ。◆見た映画「X-MENアポカリプス」X-MENシリーズって一体何作あるんだろう?とにかくたくさん見ていて、手を変え品を変え飽きさせない映画を作るから見れてしまう。今回の敵は古代の神みたいな迷惑な男、ウルヴァリンはチョイ役で他のキャラが総出で倒した。結局サイキッカーが一番強いんだな。「400デイズ」90分で終わる作品で無名でSFなら高い確率でC級映画と思うわけだけど、やっぱりその通りだった。火星行きの宇宙船の実験施設に入って400日も耐えるわけだけど、途中で外の異変に気付いて出たら世界は月の衝突で灰に包まれていたらしい・・・チャチいセット、モブの人の少なさ、謎は中途半端に残し、まさにゴミ映画と言っても誰も怒らないだろう。「フィフスウェイブ」地球が侵略される姿を少女と少年の目線から描く。5つの攻撃方法で人類を全滅させようとするからフィフスウェイブというわけだ。序盤は地味さ加減にリアリティがあって隠れた名作かも?なんて思ったけど、たいして盛り上がらず「つづく」という感じで終わってしまった。「エベレスト」1996年に起こったエベレストの実在の事件を舞台にした映画。見る前は面白くなさそうなものを借りたと思ってしまったけど、見続けるにつれて話にのめりこむ映画だった。ある程度嘘は入っているだろうけど、後半の嵐の場面には惹かれた。あとエベレストはゴミが多いという噂にすごい納得した。これだけ人が居たら。「Go!プリンセスプリキュアGo!Go!!豪華3本立て!!!」2年前のプリンセスプリキュアの映画。75分の映画に3本の話が入った映画だ。やはり話がどれも短くて絶対コイツを倒さねば・・・というきっかけが弱いし、なぜ戦わなければいけないのかというのが弱い。またハロウィンがテーマというのも日本に定着したとはいえ強気すぎる。CGパートも多く実験的だ。よく作ったな。◆見た漫画「中間管理職トネガワ(5巻まで)」博打黙示録カイジのスピンオフ作品、大金を失うか得るかの博打の本編と違って、これはギャグマンガで本編を知っているとなかなか面白い。変な会長と部下の黒服の板挟みになっている。◆遊んだゲーム「ことばのパズルもじぴったん大辞典(PSP)」今年一番ハマって時間をかけて楽しんだゲームはドラクエ11ではなくて、このパズルゲームだった。ゲームのルールはあえて書かない。説明するよりやってみればわかるというパズルゲームだからだ。言葉を探して考えて駆使して文字をどんどん作って、連鎖やひらめきに偶然と時間もかけてクリアしていくゲームだ。とにかくよくできていて感心してしまうし、楽な問題、わかるまで数時間かかった問題など400問もあってあきさせないし、このゲームに100時間以上は使ったかもしれない。回答の検索なんか当然しないくらい自力で解きたくなる問題ばかりだし、最後は音を消して紙と鉛筆を使って考えるほど夢中になれた。でも他の機種で新問題がたくさんあっても、もう遊ばなくていいかな・・・それくらいお腹一杯になれたパズルゲーム。◆14〜15日は名古屋に出かけた。いつも名古屋に行くたびに何しようと若干悩んでいたけど、名古屋市文化振興事業団というHPを見たら名古屋市内の各小劇場のスケジュールが載っていたので、それを参考にして今度から時間がある時は舞台や音楽を楽しむことにした。以前どこかで街の文化事業を毎週楽しむ人の記事を見た事があって、その時は「この人ヒマ人過ぎるだろ」と思ったけど、自分もその人と同じだと実感。土曜は12時過ぎに名古屋に到着、さっそく土日エコ切符を買って港区の小劇場に向かう。名駅から地下鉄で30分かかって到着。この日の演目は丸紅合唱団の入場無料の講演会でどんな内容なんだろう?という思いが強かった。中に入るとなかなか綺麗な劇場だ。結構お客さんも入っている。時間になり始まると客席からぞろぞろと立ち上がってステージに私服の団員が向かっていった・・・後で分かった事だが客の半分は演者だった。合唱は元大阪支店、東京本店、名古屋支店と続いていく。中高年が多く、大阪は20人程度、東京は英語の曲とバンドを用いていた。名古屋は笑顔をテーマというだけあって、1曲ごとに大人が頑張って笑わせているのは苦笑できるけど心からは笑えない。10代の時に見たおっさんがする白鳥の湖を思い出す。2時間聞いてみて大人の合唱は良かったけど子供が騒いでいて集中して聞けなかった。次はちょっと時間があるので金山で降りてコーヒー飲んで休もうとしたら、どこも満席ばかりでコーヒーは飲めなかった。その後目的地の熱田には早めについたので、コーヒーショップが無いかよせばいいのに歩いて探す。熱田神宮の隣の商店街は半分は閉まっていた。さびれたのかも・・・と言っても以前行ったのは20年くらい前だから以前はどんな感じだったか思い出せない。そのうち名鉄の大きな熱田前駅のスタバが見えた。コンセントがある席が埋まっているので他に店が無いか探したけどどこにもなかった。まだ時間はあるので線路の向こう側に行ってみたら、ハウジングセンターと地蔵があっただけで何もなく疲れただけだ。結局歩いただけで熱田小劇場に戻る。劇場は熱田図書館の二階にある。図書館で数十分休んだあと小劇場に向かったら、客がほとんど居なかった。これから増えていくのかな?と思ったら全然増えることなく客は全部で24人しかいなくて演奏者も少し戸惑っているようだった・・・演目はクラシックのミニコンサートだ。総勢12人の演奏でチェンバロの音色が美しく、歩き疲れていたので目をつむりながら聞いていた。間違いなくいい音楽でたぶんプロの演奏、小劇場も綺麗で美しい。図書館の2階という好立地で入場料は客の好きな額を入れることができるのに、客がこれだけしかいない事実が謎だ。宣伝が足りないのかもしれない。翌日、6月に会ったスポーツ好きの男とまたサッカー観戦に行くことに。天気はずっと雨で結構寒い。試合は14時なのに11時15分に集合は少し早い。早めの食事の後はイオンでコーヒー飲んで時間をつぶしたけど、雨が止むことはなかった。瑞穂に行くとお客さんはかなり多かった。雨がっぱの観戦はずいぶん久しぶりだ。試合は名古屋が先制したあと逆転されたけど、再逆転して名古屋の勝ち。上位に踏みとどまった。試合後は急いで三重に帰った。でも折りたたみ傘を忘れてしまったのは痛恨のミスだった・・・最近忘れ物が多すぎる自分だけど、これにはガックリきた。ボケ老人にはなりたくないけどなるんじゃないかと最近感じる。
2017年9月は1日から急に風が出てきて夏を店じまいにさせる気候になった。そして毎晩スズムシの音楽が鳴り響いている。でも夜は蚊に刺されたらかなりかゆかった。夜外歩くときも服をしっかり着ないと蚊は秋の方が手ごわい。1日は先月の健康診断の結果が出た。肝臓の状態が若干良くなっただけ・・・でガッカリしてしまった。3か月くらい食事を変えたり、しじみ汁を食べたり、カップめんを月に3回くらいに減らしたり、2日に1回150回なわとびを飛んだだけではこの程度しか変わらないのかと思ったし、毎日ジョギング級の運動はしないと駄目だと怒られた気分だ。8日は会社で自分のHPに記事がUPされないなと思ったら、会社のパソコンの調子がそろそろ悪くなってきたのが原因みたいだ。更新を押したら記事が変わった。10日は母が9万くらいでスマホを買っていた。そんなに使うとは思えないし、無駄に思う。でも母は旅行を何年もしていないから、そういう所にお金を使いたくて仕方ないんだろうな。11日は何か食生活に刺激が足りないと思ってレモン1つ買ってきて半分に切ったものと吸ってみた。すっぱいけど結構好きかもしれない。翌日いつもなら朝は調子悪いのに、だれずに体調が良かった。なんというか体のテンションが5%上がった感じがして、少し若返った気分だ。ビタミンはCCレモンやアセロラジュースやパイナップルで補充していたけど、やはり果実から取らないと駄目だと実感。でも数日したら食べてもリフレッシュ感は無くなった。慣れは怖い。14日15日は金沢行きのために夜はゆっくり過ごした。スマホ漫画のネームも完成してなかったので、何もせずに平日夜なのに休日を味わった気がした。19日以降は金沢から帰って全身に疲労があった。血が10%抜かれているくらいけだるい。22日金曜から月末までスマホ漫画を描く気が急に薄れてゲームばかりしていた。◆遊んだゲームは、今月もドラクエ11ばかりやっていた。プレー時間110時間遊んでも11はやることが多すぎるし、強い敵は本当に強い。とりあえず仲間3人の必殺技でメタルキングを召喚して倒しまくって32万経験値獲得を繰り返したら、わりと早くレベル99になってしまった。そしてレベル99で真ラスボスに再挑戦したら10ターンくらいで倒してしまった。状態異常軽減装備を付けるだけでここまで弱くなるとは・・・。それにしても真EDがすごく良くて自然と涙が出た。本当に素晴らしいゲームで心から楽しめたと中年男性でも思う作品だった。勇者とは何者なのかという物語、これだけラノベで勇者や魔王を出るドラクエパロディがあふれる世の中でよくこれだけのものが出たと思う。当然ゲームに疑問や不満はいくつもあった。ヨッチ族のミニゲームは微妙だし、エスタークみたいな裏ボスはいなさそうだし、人魚実は生きてたのか?とか、BGMドラクエ3の曲使い過ぎとか、結局別世界に行っても以前の世界は主人公を失ったままじゃない?・・・と思う所もある。ただ全部ひっくるめても宝石箱のようなゲームに間違いはなく、名作はここにあった。2週目に2D版で遊ぼうかと若干思うけど・・・迷うな。「ブレイブリーデフォルト」(58時間)2DSLLを買う前にロムのみ400円送込みで購入。あまりに安くて期待していなかったけど、絵は綺麗だし音楽も良いし、FFらしさもありながら、バトルシステムもよくできていて敵もほどほど強くて楽しめる。でも登場人物の性格が気にいらない。仲間は口喧嘩が多いし、敵らしくあるために「巫女をたっぷり可愛がってやるぜ」や「嫁と娘を借金のカタに入れる」と言い出す敵とか、少女が敵の幹部で平気で人を殺しまくったり、胸糞の悪いキャラが多い。評価を落としている原因は4つのクリスタルを開放して光の柱に向かったら、同じような別世界で時間も戻ってクリスタルは復活、敵も復活して強くなっている。もう一度クリスタルの解放に向かったら、また時間も敵も巻き戻っている。実質世界を3周するのはため息が出る。自分は2周目までは許せたけど3周目は最悪の時間稼ぎをやらされた気分だ。諸悪の根源は身近にいる裏切りキャラが居て面白いし、「与えられた命令を従うのではなく、命令を疑え、自分から動いて道を切り開け」というメッセージは拍手を送りたいものの、ゲーム中盤のだるさは救いにくさがある。◆見た映画「デッドプール」末期ガンとなった男は人体改造で不死身のミュータントとなる。原作はアメコミでX-MENシリーズのようだ。他のアメコミ作品と違って笑わせるシーンを多めに取っていて、視聴者に向けて喋るなどやってることは滅茶苦茶なことが多くて、恋人とのセックスシーンもバリバリに人を殺す姿も不思議と駄目だ思わない。面白すぎるわけではないけど軽く楽しめた。◆見たアニメ「アホガール」近所に住む花畑よし子は生まれ持ってのアホな女の子、よし子がわき起こすドタバタコメディ。勢いあるのがすごく良くて、10代なら楽しめると思う。でも自分が年を取るのは怖い、既視感を感じるし、男の願望がかなり見えただけだった。「サクラクエスト」過疎に悩む街、間野山で町おこしをすることになった5人の女性の話。今の時代で町おこしのテーマは厳しさしか感じない、都会ですら人口が減っているのにどうしょうもなさがある。リアリティもあって良いものの、そのぶん大きな驚きはなかった。ヒロインは最終的に他の街で町おこしに向かった。なるほど・・・と思うがタイトルのサクラは使わないのかという・・・
16〜18日は金沢へサッカー観戦に行った。名古屋は先月の連勝から一転して絶不調で、厳しい展開が予想されるし、台風も来ている。でも金沢はいつか行ってみたい街でどうしても行きたかった。16日は14時45分の高速バスで名古屋から出発する。寝坊対策で少し時間を遅くしすぎたかもしれない。13時45分出発で良かった。バスは台風の中飛ばしてトイレ休憩の10分をはさんで4時間で金沢に到着する。岐阜を通って北上するのかと思ったら、滋賀に行ってから北上して海岸沿いから金沢へ向かった。金沢はすごく渋滞していたけど、雨は降ってなく、ジャズフェスタが開かれていてCD屋の前や駅前で大音量でライブが盛り上がっていた。なんともにぎやかだ。金沢駅は流石北陸の雄だけあって駅近辺がドームでおおわれて、大きな門のオブジェも華やかだ。富山駅に行った時は2階建ての小さい駅だったけど(富山駅は新幹線の影響でかなり大きくなったらしい)、金沢は都会の雰囲気がある。とりあえず駅に着いたら構内でご飯を食べようと8番らーめんに向かったら大行列ができていた。隣のゴーゴーカレーも行列だ・・・両方とも他県なら行列を見たことないけど、流石ホームタウンは違う。とりあえず空腹のままホテルのある兼六園付近に歩いて向かう。兼六園付近は繁華街になっていて、金沢駅と兼六園(金沢城)の関係は名古屋駅と栄(名古屋城)の関係と似ていて、距離まで似ている。地下鉄はなくてバスがかなり走っている。途中、尾山神社というステンドグラスの建物から音楽が聞こえたので寄ってみると、ここもジャジーな音楽が流れていた。思わず座って200人近い人たちと一緒に聞いていたら、次に出てきた人たちが音の調整ばかりしていてジャズじゃないので2曲だけ聴いて出た。金沢に泊まったホテルはチェックインをすると1泊1000円デポジット入金してロッカー代を払わないといけない。正直言って電話予約時から嫌な予感がした。カプセルホテルは今までたくさん行ったけど、こんな制度聞いたことがない。そしてお金を預けても何も出ない、宿泊代を払っても領収書は貰えなかった。不安しかない。全部口約束だけだ。とりあえずいったん外出し、外で8番ラーメンを食べると美味かった。こんなに美味かったっけ?という感じだ。
翌日空は曇っていただけで普通に涼しい。まず兼六園に向かった。兼六園はすごく整備された和風の園だ。岡山に行った時は後楽園なんか見る気もしなかったけど、金沢は何が名物なのかよくわからないから向かった。公園は他の名古屋サポも歩いている。数十分で周った後となりの金沢城公園に向かった。城は無いけど結構新しい城のような建物が見える。公園と言うだけあって、ほとんど芝生でとてもきれいに管理されている。整備が行き届いている隣の兼六園の影響だろうか?建物も入れるので3つ入ってみたけど中を見てもがらんどうで、別に入らなくても良かった。最後に入ったのは有料で一番立派な建物だ、いかに難しい木造なのか説明があった。ここで結構疲労がたまったけど次は茶屋街に向かって歩く。それにしても金沢市内は博物館や記念館など室内型の観光施設が多すぎる。とても回り切れない数だ。茶屋街は普通に人が多くてにぎわっていた。お茶とお菓子で700円というのが多かったけど入らなかった。また入場500円の記念館も多い。朝から何も食べていないので、食事場所を探してハントンライスというのぼり旗が気になったので入って食べたけど・・・口に合わない。普通に考えたらオムライスの上に魚のフライが乗ってるメニューで不味くはない。でもこの店のマヨネーズとケチャップが濃くて気持ちが悪くなった。食事の後バスに乗って金沢駅に戻ってスタジアムへ向かった。試合まで2時間以上あるけどもう疲れで足がふらついている。スタジアムに着いたら名古屋サポが多かった。アウェイなのに半分は名古屋?と思うくらいたくさんいた。1時間くらい売店近くに座ったあと食べ物も食べたしスタジアム内に入る。スタジアムに入ったら席はかなり取られていて立って試合を見ることにした。金沢サポの方は試合になるとどんどん増えてきた。ふとマッチデープログラムを見たら、スタジアムのそばで歌手や地元アイドルが歌っていたみたいで、これだけヒマなら行けば良かったと少し後悔した。試合は始まっていきなりPKを取られて苦しい展開になった。応援はするもののなかなかゴールに結びつかないうちに失点をして負けてしまった。残念。これで4戦未勝利で順位は6位に後退。帰りは金沢駅で牛丼を食べてまた尾山神社でライブがあるかもしれないので歩いて向かったら、何もしていなかった。
翌日ホテルをチェックアウトするときの返金は1000円だけだった。2泊で2000円じゃないのかと問い詰めたけど、証拠の領収書がない。ホテル側が出したレシートはしっかりしていて少し腑に落ちたものの、100%納得は無理だった。安く泊まれたのは感謝するし、WiFiで3DSのゲームをダウンロードできたのは良かったけど後味が悪い。ネットに不満を書こうにもホテルサイトの予約じゃないから書きようがないし、やはり知らない土地は連泊よりホテルは別々がいいかもしれない。外に出ると空は曇っていた。昨夜台風が金沢を通過したらしい。この日は朝貰ったメールで市場に行った?と聞かれたので、そういえば・・・と思って歩いて向かった。近江町市場は観光地化された市場で活気があって海鮮物がたくさん売っている。ここでお土産を少し買う。通りの店には美味そうな海鮮丼があったけど、一人はむなしいので入らなかった。金沢駅に着いたら昼前でゴーゴーカレーの客が少なかったので、入って食べるもののココイチの味になれ過ぎて辛いのか、ルゥの味が濃いのかご飯が足りなくてルゥを少し残した。そして土産物屋は駅の広いスペースで売っていて、3千円分購入した。和菓子が圧倒的に多くて少し高い。高速バスは念のために近くのバスセンターでバス乗り場を聞いたら、自分が思っていた所と違っていて危なかった。あえて聞いておいて良かった。帰りもつつがなく帰る。しかし年のせいか高速バスは昼便にもかかわらず疲れた。金沢往復旅で使った金額は3万円、旅の反省点は金沢駅がどんな場所かしっかり調べるべきだった。コーヒーショップや飲食店など知っておいたらもう少しゆっくり過ごせた。
2017年8月も暑くて毎日深夜にシャワーを浴びるくらい汗が噴き出た。土日になると風呂とは別に昼、夕方、深夜で3〜4回もシャワーを浴びる。5日はグランパスのチケットを初めてオクで買う。こういう所から買うとクラブは儲からないけど、先月の1千円の損をここでカバーした。この先オクで買うのも悪くないと底辺らしく思ったわけだけど、チケットはトラブルが多そうなので、買うかどうかこの先考えたい。10日が終わったら盆休みに入る。社長から仕事がヒマで従業員の給料を減らして休みを増やす話があった。この先会社は何年もつかという話にもなってる。11〜13日の盆休み前半は名古屋に行き、14〜16日の盆休み後編は本当にボーっと過ごした。14日は朝9時に起きて寺のお参りをする。9時40分から念仏開始、そのあと墓参りをして11時になった。スマホ漫画を少し描きながらアメリカ人のゲーム実況やゲーム音楽を流すストリームを見たりするけど、英語は自分が覚えようとしっかりしなきゃマスターできないって心から思う。18日は来月の金沢行きの高速バスのチケットを買う。高速バスの予約サイトはわりと乱立していてどれがいいかわからなかったけど、ハイウェイバスドットコムがバスの本数が多くて一番いいかもしれない。あと名古屋-金沢間は往復で6170円は安い。19日土曜は夏風邪をひいてしまった。風邪予防に厚着をすると暑すぎて死にそうだけど、脱ぐと心は寒くなくても体は寒いのかもしれない。特にシャワーを浴びてTシャツとパンツで扇風機に当たると冷えすぎているのかもしれない。仕方なく薄手の長袖長ズボンを着るけどやっぱり暑い。まくってはみるけど暑い。21日はのどが痛い。22日は鼻水が止まらない。帰ったら急激に眠くなって2時間眠ったけど体調はすぐれなかった。30日にほぼ治った。ふと動画を見ていたら「不思議の国のアリス症候群」について語られていた。自分がよく子供の頃に寝床に着くと自分の手が大きく見えたり、目に映る景色が広大に感じる時があったけど、ちゃんとした病名があるのは知らなかった。2DSLLのすれ違い通信は仕事中、国道近くに駐車して車内に置いておけば1日に5人〜10人はすれ違う。やはり国の道ってのは大きい。ところで本体の赤いランプが点滅して来たら20分もしないうちに画面が消えた・・・クイックセーブなど当然なく、セーブ地点からやり直した。◆今月は本も映画も見ず「ドラゴンクエスト11(3DS版)過ぎ去りし時を求めて」だけをのんびりとやっていた。オンラインのドラクエ10はやっていないので、2009年以来のドラクエとなった。DQ11はPS4版と3DS版の2種類あるけど、寝ころんだり旅先や風呂で遊びたいので携帯ゲーム機の3DS版を買った。3DS版の利点として2Dモードという昔のようなドットグラフィックで遊べるのも特徴で、DS9のような3Dモードとどちらで遊ぶか買う前は悩んだけど、実際遊んでみたら2Dのしょぼさにとても遊べないと思った。またドット絵もRPGツクールで作ったドラクエの偽物に見えた。今回ドラクエをするにあたって自分に課したのは、街の人と夜話しかけないことだ。ドラクエは昼間と夜で街の人の会話が変わり、昼夜話すだけで15〜20分使ってしまう。しかもドラクエだから事件前・事件中・事件後と会話は結構変わる。テキストを読む楽しさはあるけど、流石に全部味わおうとするのは大変だと今さら気付いた。昼と仲間だけの会話だけでも十分楽しめるし。ゲームに関しては王道中の王道を見事にやってくれた。街をめぐり人を助け、悪い奴を倒し、楽しくも頼もしい仲間達と駆け抜け、古典的なんだけど、思わず涙が出るシーンや家族との絆を見せる人情劇など、心を打たれることが何回もあった。もしかして冒険とか愛とか伝説はゲームの中にだけ存在するのでは?と思わせるくらいで、もうそれで胸一杯になった。ところでサブタイトルの「過ぎ去りし時を求めて」とは、ラスボスを倒した後の話になる。このラスボス後の世界に向かうのは流石に大丈夫か?と、全部の街で会話を聞いて「魔王を倒してくれて、ありがとうありがとう」とたくさん聞いて向かったけど、また世界中を最初から回るわけでもなく意外と拍子抜けする話だった。ただレベル63は強すぎるからと真ボスに向かったら、状態異常をバシバシ食らってやられてしまった。もっとのんびりするか・・・個人的に気にいったキャラは旅芸人のシルビア(笑)。ドラクエでおネエ言葉が主要メンバーというのが面白く、敵に追われる薄暗い話の中で最後まで楽しませてくれた。このシルビア、遊び人に見えて能力は戦士に近く、後半は控えメンバーだけどバイキルト要員として重宝した。そういえば控えメンバーにも経験値が入るシステムは良かった。それだけで控えが控えじゃなくなるし、ボス戦も楽しめた。好きなエピソードは人魚の話。過去の名曲をふんだんに使うのもわりと良かった。来月また感想を書きたい。◆11〜13日は名古屋と岐阜に出かけた。今回はJリーグを見る目的と同じくらいドラクエ11を進めるためにも向かった。名古屋に到着したらすぐ岐阜に向かう。岐阜駅付近で煮干しラーメンを食べた後エクセルシオールカフェでずっとドラクエをする。試合1時間半前にカフェを出たら外は土砂降りだった。20分待って小雨になったらバスに乗ってスタジアムに向かう。岐阜の試合相手は岡山で、名古屋と昇格を争うクラブだ。ここはいつも以上に岐阜を応援するが開始8分で失点。その後は岐阜が猛攻を見せてなかなかの強さだけど点が取れない。これは駄目かと思った終了6分前に岐阜は追いつき、1-1のまま試合終了。岐阜の試合は勝つ試合が少ないのでこんなものかと思ったりする。試合後は名古屋に戻って、栄のサウナフジでサウナ用在庫回数券を使って、雑魚寝部屋でドラクエを5時間遊んだ後6時間くらい眠る。と言っても周りのいびきは直で聞こえるし、3時間くらい眠りは浅かったように思う。翌日名古屋グランパスの試合までオアシス21のスターバックスで昼から数時間ドラクエをしていた。試合75分前に栄を出て豊田に向かったら。グラの試合開始2分で入場となり初遅刻してしまった。試合は松本相手に5-2の大勝となった。J2で見たかったのはこういう試合だけど、2失点は勿体ない。まだまだ厳しいリーグが続きそうだ。試合は3万人来ていたので帰りは駅前のスタバでドラクエをしながら人が減るのを待った。翌日ホテルを出たのが昼の12時だったので、すぐ地下街の某そば屋でカツ丼セットを食べる。食べ終わって麦茶をくもうとしたら、麦茶の入れ物があまり洗っていないのか、カビっぽい斑点がたくさん見えて一気に気持ち悪くなって、飲み物を飲まずにすぐ店を出た。あれは店員に言うべきだったろうか・・・そのあと三越で土産を買って、名駅に戻りタワーズ20で400ml献血をする。自分の血管が細いので注射を刺すのに手間をかける感じがどうも苦手だけど、前回貰った献血ポイントカードで、次回も来たら粗品贈呈というのが気になって来てしまった。もちろんジュース飲み放題なので喫茶店代わりもあった。「これだけ人がたくさん来るから血液余ったりしないんですか?」と聞いたら、愛知県は人が多いからそんなことはまったくなくて、あればあるだけ助かるのだそうだ。ガン患者や白血病の人は輸血すると少し楽になる気がすると言っていた。そして瀬戸市から1日三往復、名駅へ献血の回収に来ると言っていた。献血が終わったあと粗品を選んでくださいというので、液状洗剤か芳香剤迷ってシャルダンの芳香剤にした。そのあと6杯ほど飲み物を飲みながらドラクエを2時間して帰った。今回のお出かけでもう名古屋に行けば、サウナや大浴場で汗をたくさん出したり、グラが最高の試合で勝利してもストレス解消とか心の霧が晴れることは無いなと心から思った。それはずっと一人というのも大きいけど。
2017年7月は当然夏だった。毎日昼間は炎天下で夜は薄い布団で眠り、扇風機とシャワーを浴びる日々だ。今月よく考えていたのは視力が落ちてきたことだ。近くのものが薄ぼんやりしているくらいならわかるけど、何か見ているすべての景色がはっきりせず、少し酔う感じで夢の中みたいだ。一応100円ショップで買ったメガネをたまにつけると、本当に立体メガネみたいでしっかり見えるけど、それも何か変で・・・なんだか自分の体と能力に自信が無くなっていく。人間は一つ一つ力を失って歩けない動けない老人になっていくのか・・・と悲観的にもなる。1日は九州から来たおばさんと親族数人集めて食事会を開いた。久しぶりに見ても元気な人だった。あれだけ明るいと周りにいい影響を与えそうに思う。2日日曜から34度の気温になった。一気に布団を減らし、扇風機を出して1日に何回もシャワーを浴びる。暑くて昼寝というのは少し気持ちがいい。4日は台風で夕方から降り始めたものの夜9時に去っていった。拍子抜けしたら明け方の方が雨が強かった・・・九州では大きな山が崩れ川が氾濫し30人以上死んだ。11〜12日は左わきあたりが何か違和感あった。肝臓が悪いのか腕や足は運動しても腹筋は何もしてないのが良くないかもしれない。ただ食事や運動で調整しても治らない感じがする。体に水分が不足しているのだろうか・・・原因がよく分からないのが困る、数日後家族に肝臓は左わきじゃないぞと言われて原因を調べたら余計悪い事が描かれてあった。ただのストレスくらいが原因ならいいけど、がんだけは勘弁だな。12日は朝目が覚めたらだるい・・・扇風機をしたまま寝たのが良くなかった。でもこれと同じことを7月は何回もしてしまった。おかげで毎日だるい。13日には2DSLLを購入した、結構軽くて前の廉価版DSのように角が壊れやすそうだ。充電器は無いので100円ショップでUSB充電コードを購入した。充電時間は大体2時間で画面が大きいからか電池は4時間半程度しかもたないみたいだ。翌日は津に行く用事があったのでMiiのすれ違い通信をしたら二人だけしか出会わなかった。大都市の主要駅に行けば1日数百人は行けそうに思うが、すれ違い通信はお金を払わないといろいろ楽しめない仕様なのは残念。14〜16日は休んだけど、16日は夏風邪をひいてしまい、厚着で眠ったら少しは良くなったものの、扇風機をずっと浴びていたらやっぱり体調を崩した。26日は朝お腹の底が急激に痛く、雷がお腹の中で落ちた感じだ。これの原因はすぐヨーグルト(ビフィズス入り)不足とすぐわかった。この2週間ロクにヨーグルトを食べて無く外食も結構あった。今月はお金を使い過ぎた。京都サッカー観戦や近鉄の乗り放題切符の購入はどうしても必要だったから仕方ない。でもサウナフジの券を買ったらカプセルホテルじゃなくてサウナ券だったのは頭が痛い。しかも6枚もある・・・少し使って残りは転売したい。ゲーム機・ソフトの購入は任天堂やスクエニに毎日動画などで楽しませてもらう感謝の意味で普通に買えた。来月の名古屋滞在は安く過ごそう。◆見終わったアニメ「グランブルーファンタジー ジ・アニメーション」スマホ原作のファンタジー作品、村の男が少女に出会ったことにより始まる冒険もの。良くも悪くも普通すぎて特に語ることもなかったけど、12話でスマホで活躍してそうなキャラが大量に出たのは流石に雑過ぎる。しかもパレオ水着ぽい服を着た女の子ばかりだし・・・13話はもしも女が主人公だったらという話で1〜12話の真逆で楽々冒険していた対比は面白かった。「まけるな!あくのぐんだん」声優徳井青空原作のアニメ、声優原作が増えているのは何なんだろう。話は地球侵略をもくろむ可愛いキャラの普通のショートギャグアニメ。それだけの話だ。「覆面系ノイズ」歌う事が好きな女子高生とミュージシャン高校生たちのラブストーリー、正直言ってヒロインがきつい性格だ。精神病院に行った方がいいんじゃないのか?というくらい感じで、急に歌いだしたり走りだしたり、思いつめたり問い詰めたり、何の共感もできないけど女性らしいとは思う。この手のアニメのネックとなる歌はなかなか良かった。◆22〜23日は京都へ行った。名古屋の試合は午後6時開始で、試合までどうしようかと、行く前どころか京都駅に到着しても悩んだ。それくらい数年に一回来ている場所で、いろんな観光地を回った場所だ。とりあえず行ってない観光地は二条城だと思って向かう。道中2DSLLでMiiのすれ違い通信を何回も受信したけど、京都は任天堂のあるお膝元なのに意外と受信が少ない・・・それもそのはず、3DSが発売されたのは2011年2月、もう6年半も経って小学1年生が中学生になる時間が過ぎており、、ブームなんかとっくに過ぎているのかもしれない。でもフランス人から受信があったのは面白かった。外国人はリンクが好きというのもわかった。二条城に向かう前に漫画ミュージアムに寄ったら有料なので入るのをやめた。代わりに隣の冷蔵庫みたいにクーラーの効いた店でロコモコ丼を食べる。あまりお腹も膨らまず、二条城までの道中うどんやそばやラーメン屋が結構あって惹かれたが食べるのは我慢した。二条城に到着したら白人や中国人がたくさん来ている。京都の真ん中にある所でウィキペディアを見る限り歴史的にかなり深く重い場所らしい。城と名乗っているけどバカでかい平屋で、天井や屏風などとてもみやびだ。まるで大河ドラマのセットを見るようだ。でも敷地が広く、暑さも手伝って途中でかなり疲れた。もう今日は他の観光地行かなくていいと思うくらいに。一駅分歩いて阪急に乗って西京極に到着。カレーとハンバーガーを食べていたら雨が30分くらい降り続いた。雨が止むのを待っていたらもう試合寸前だった。試合は普通に名古屋が負けた。ここ8試合で6試合も負けている。こんなんで昇格なんかできるのだろうか。帰りは電車に乗って河原町に向かう。サッカーファンや外国人がたくさん歩いているけど、祇園に向かうキャバ嬢も多く、提灯と怪しい雰囲気がなんだか千と千尋の世界を思わせた(この例えばかりだが)。23日は午前11時45分にホテルを出た。せっかく京都に来たから早起きしていろんな所に周ろうなんて気はなかった。とりあえず朝食バイキングを食べて朝風呂を浴びてゆっくり過ごしていた。ホテルを出たら近くの八坂神社に向かうと道中外国人が多すぎる。どうやら祇園祭の後祭りを明日あるからみたいだ。浴衣や着物を着た日本人も多かったけど、中国人が遊びで何人も着ていた。こういうのを見ると国境を越えた不思議な感覚がある。神社を出たら次は吉本祇園花月に行き、吉本新喜劇を見る。劇場は古いもののお客さんが多く、席の9割は埋まっていた。自分が座ったのは上手(かみて)という場所で、右端で舞台と同じ高さで横から見ている感じが少し見づらい。新喜劇の前に芸人が何人も出てくる。ヘンダーソンは普通の漫才、ウーマンラッシュアワーは今売り出し中の早口漫才、平和ラッパ・梅乃ハッパはギター漫談で爺さん二人なんだけどベンチャーズなど演奏がとにかくカッコ良かった。笑いも普遍性が強く流石吉本という感じだ、大平サブローはピンの漫談、嫁の話は面白い。大木こだまひびきは相変わらずの渋い漫才。10数年前にも見たコカ・コーラのCMが決まったと拍手喝さいを浴びて「うそやがな〜」と言うのはわかっていても笑える。その後、休憩をはさんで吉本新喜劇が始まった。内容はしげぞうが酒造で働くという、新喜劇でよくある話だ。いつもの笑い、いつものボケとツッコミで大安定だ。昔と違うのは島木譲二など亡くなって、10年前よくヒロインをしていた人が太って脇役になっていた。新喜劇が終わったら、客席から舞台に上がりたいお客さんを4人呼んでミニトークコーナーが始まった。これは京都だけの特別らしい。1人は新喜劇に役者として出たいという男が語って、金の卵オーディションがあると辻本茂雄は説明したけど、舞台に出てもどれだけお金が苦労するかと話すのは面白かった。3人目は小学生の女の子で少し話し始めて辻本が「え?劇団やってる?」とすぐ気づいたのが流石と感心した。女の子はテアトルアカデミー所属で名古屋から来ているらしい。同じように役者の道は大変だと並んだ出演者がうなづき語っている姿は、新喜劇に出る役者は特別な人間ではなくて、普通にお笑いが大好きな舞台役者と感じる。新喜劇の3800円は少し高いけど、見終わったら涙が少し出ていたみたいだ。なんだかんだで面白かったんだな。新喜劇を見終 わったらもう午後3時だ。少し急いで帰らないといけない。でもその前にポケモンセンター京都に寄りたくて、また一駅歩いて河原町の高島屋の中に向かった。ポケモンセンター京都は普通のおもちゃ売り場のような感じで人の入りはそこまで多くなかった。2DSLLを見ると青いランプが点いてネットが使えそうだけど、イマイチ入り方がわからない。結局何も買いたいものも無かったのでポケセンから出た。すれ違い通信もほとんどなかった。河原町駅と隣の烏丸駅は地下道でつながっているので歩いた方が早そうだから歩いた。そして烏丸駅から京都駅まで地下鉄に乗る。急いで土産物屋で八つ橋を購入するけど、土産を買う時にいつも使っている1千円のJCBの商品券が見当たらない・・・そういえばサッカーチケットと一緒に紙に入れていて、それを昨日の夜捨ててしまったことに気づいて、結構ショックを受けた。お金(同然の物)を捨ててしまうなんて自分に失望した。
2017年6月前半は晴れや曇りの日が多かったけど、後半は見事に梅雨らしく雨が多くなった。畑は2か月前からだけど草がぼうぼうに生えて全面が草でおおわれた。セメントを置いた隙間は畑の20%くらいなのに、草は強い。人間が本気で草を生えなくしようと努力しない限り雑草が消えることは無さそうだ。先月始めたなわとびは、やり続けると深夜12時頃に腹が減ってきて困る。数日続けない時はなんだか太る感じがして肝臓あたりに違和感あって困る。6月上旬に父方の遠い親戚が事故で死んだ。そこの家族は自分の身内の中で唯一大成功しているようなところだったけど、40代で死ぬのは気の毒過ぎた。子供達も気の毒だけど強く生きるんだろうなと少し思う。11日はゲオで借りたDVDを見ようとしたら黒いストッパーを外すのを忘れていた・・・磁石で取り外せるとネットで見たので倉庫の磁石で外そうとしたけど、あまり効果なく、力づくで外したら30分かかって開いた。とはいえDVDを割ったら数千円払わされるので今度から気を付けたい。18日日曜は朝起きたら朝6時で睡眠時間が少なすぎるから、もう一回寝たら昼12時に目が覚めて頭痛になっていた。そして空腹なのでご飯を食べたけど、食べても食べてもお腹が膨れない。なんというか脳内に血が足りない感じで、太る太らない以前に食べないと駄目な感じがする。俗にいうリバウンドかもしれない。21日は土砂降りの雨が降った。22日は夜中に蚊に何度も目を覚まされて朝起きたら体がだるかった。部屋は閉め切っているけど、毎年のことながら部屋のどこから蚊が入ってくるのかわからない。おそらく網戸の隙間から昼間のうちに入ってどこかで隠れているのかもしれないけど、部屋の下に蚊専用の水たまりがあって小さな隙間から這って入ってくるのかも?・・・などと考えるくらい蚊を見かける。ハッキリ言って蚊に刺されてかゆくてもいいから、夜は羽音を出さないで眠らせてほしい。28日は正月に行った座間味島の島話をこのHPに書いた。半年前のことを平然と思い出せるあたり、人として思い出が毎日少なすぎるんだろうな。29日は腹痛のセージ(シーズン2)1話が完成、手間がかかって疲れた。よく見た動画では鳥の動画中継はかなり巣立っていったので、盛岡さんさ踊りの動画をよく見ていた。男より女が目立つ祭りというのが少し珍しいし、電池が入ったように急に踊りだすミスさんさ踊りのキレが面白い。あと仙台すずめ踊りは楽しい、昔の漫画で応援団が両手に扇子を持っていたのはああいう風に踊るのかと納得した。それにしても日本の祭りの音と歌は何か精神にいい。たぶん自分が日本人だからかもしれない。聞いていて思い出すのは祖母や年寄りがこういう音楽が好きでテレビで見てたなあ・・ということ。◆読んだ本「素敵な日本人」東野圭吾短編集、久々に読むとなんだか東野圭吾は微妙な感じがする。面白すぎず、面白くなさすぎず・・・な感じが。「恋のゴンドラ」(東野圭吾)全部つながっているショートストーリー、軽く読めるのはいいけどイマイチ。グループ交際の気持ち悪さを少し見た。「危険なビーナス」(東野圭吾)突如現れた弟の妻と兄の主人公は、行方不明の弟を探すうちに残された遺産と母の死の謎を知ることになる。主人公が弟の妻に惚れる姿はバカバカしく、下手糞感がある。現実的に考えて自分が実弟の美人妻に惚れるかなあ?と考えるけど、この話は弟がほとんど出ないうえ、長い間会っていないから成り立つのかもしれない。結局弟の妻というのは大嘘で警察官でおとり捜査だったという・・・自分も主人公同様完全に引っかかって敗北感すら出てしまった。ただ読んだあとクソ!と少し熱くなれて良かった。◆見たアニメ「坂道のアポロン」60年代長崎佐世保を舞台にした青春恋愛ジャズ物語。ある声優がこのアニメの演奏シーンを熱く語っていたので、気になって見たら演奏シーンは少なく、男女のギスギスした感じが息苦しさを感じる恋愛アニメらしかった。原作者は女性なので男がカッコ良く描かれている。メガネをかけた主人公はヘタレ要素が低く平気で好きな子に迫れる男だし、喧嘩が強くジャズが好きな千太郎は家族思いの強い男だし、変なアイドル気取りの男も悪意は少なく、全員が大人な対応で本当に高校生かという作品だった。最後に音楽を捨てて社会人として生きていたけど、千太郎のために長崎に行ってセッションする姿は良かった。なんだかんだ言っても音楽シーンがいい。◆遊んだゲーム「シャイニングアーク」PSPシャイニングシリーズの3作目、結局PSPのシャイニングシリーズを全部遊んでしまった。ゲームはシャイニングハーツのような島を舞台にパンを作るゆるい生活と、シャイニングブレイドの3DシミュレーションRPGを足したような内容だ。情けない事だがゆっくりした時間の中の癒しを与えるような内容でなかなか気持ちが良くて2週間しっかりハマった。島に流れ着いた記憶喪失の少女と、島にある謎を解き明かしながら巨人を倒していくと、この島は1000年前異世界から少女が助けを求めて来た場所だとわかる。最後は異世界でラスボスを倒したものの最後に少女は記憶を再び失い、主人公は涙しながら終わる・・・36時間半でクリアした後はラスボス撃破後のゆるいクエストをするだけの日々で、最終的に44時間も遊んでしまった。不満なのはPSP 3部作とも同じ声優ばかりで飽きる。特に神谷浩史の声は聞き飽きた。◆3日は豊田へ向かう。今回は1年ぶりにスポーツファンの男と試合を見た。試合は下位に低迷する金沢相手に、名古屋の歴史になりそうな痛恨のミスを3回もして2-3で負けてしまった。脱力のまま二人で食事に覚王山へ向かう。どうも今回は言葉が浮かばず無言ばかりなので地下鉄の時間が長く感じる。覚王山駅近くの店のカツ丼は大きかったけど申し訳ないけど太りたくないので大きい衣を外して食べて、そこで解散。試合後豊田から1時間も移動にかかったので豊田駅周辺で食べて解散がベストだったように思う。栄には夕方に着いてカプセルホテルでずっとPSPをしていた。翌日11時までホテルで休んだあと、近くのチャオという店であんかけスパゲティを食ったら結構美味かった。その後愛知県美術館でナゴヤディレクターズバンドの定期演奏会を聞きに行った。全席自由席なので指揮者の真裏で見てみたけど演奏者全員見れるわけでもないのでいい席ではなかった。でもオーケストラの演奏は耳に心地よくて眠ってしまいそうだった。1000円で2時間ならこれは安い。今月の教訓:ゲームは面白いけど数十時間を使うし夢中にもなり過ぎる。遊ぶ時間も計画を立てる。
2017年5月は静かに過ごした。毎年恒例だったGWのサッカー観戦も先月の徳島遠征から近いので避けた。GWにどこにも出かけないなんて何年振りかわからないくらいだ。今月は夜なわとびをしていた。毎日車でも部屋でも、じっと座ることが多すぎで、スクワットなど軽い運動をするより、何か体内の臓器を動かしこともした方がいいのかもと思ってした。しかし最初は150回とぶだけでもかなり疲れた。3日から始まる連休は少し目標があって毎日9時半に起きるようにした。連休は毎日好きな時に起きて寝てだと徐々に朝まで起きて昼間寝る生活になるのでどこかで調整しないといけなかった。それに昼まで寝ると1日が短く感じて損をする感じが強い。5日は弟夫妻と子供が来たので外でバーベキューをした。おにぎりを食べる量を減らしたら肉をたくさん食べられた。子供は元気でたくさん食べていた。自分の子供では無いものの弟夫妻がずっと相手をしている姿を見ると、この世で一番大事なのは子供という意見がすごく正しく思える。子供を育てることに比べたらゲームや漫画や映画を見る事なんか意味がないようにすら感じる。GWにやったことはスマホ漫画を毎日描いていたくらいだ。おかげでかなり進んだけど完成が遅いのは駄目だなと思う。10日11日は夜急激な腹痛に苦しむ。たぶん夜が思ったより寒いんだと思う。野菜を多めに食べた日に限って腹痛というのもなんなんだろう。また11日の昼間に車の合い鍵を作ったけど、イモビライザーという機能のせいでドアを開けることはできてもエンジンはかけられなかった。2日後コートのポケットから無くした鍵を発見した。でも今度は虫除けの帽子が行方不明だ。13日は頭がくらくらして仕方ない。鉄分が足りないのか?暑いのか?と思って検索したところ、自律神経失調症というのが原因みたいだ。また姿勢が悪くパソコンばかりやってると良くないとわかった。考えてみれば去年の秋からずっと肩や首がこって仕方なかったけど、ストレッチを怠けていたのがいけない。27日は洗面所の周りをペンキで塗った。そのあとデジカメでオークションの品(祖母の衣類)を出品していたら、カメラの画像画面の内部を割ってしまった。こんな衣類が売れても年に1〜2回で値段も900円くらい、デジカメは中古で1千円なので損をこいてしまったが、デジカメに慣れ過ぎて大切に扱わなかったのが良くなかった。動画ではyoutubeでコウノトリや、つばめの巣の中継をよく見ていた。鳥の子の成長は本当に早い。◆見た映画「魔女の宅急便(実写版)」実写映画は数あれどジブリ作品と同じタイトルを実写にしたのはこれが初めてで、逆にすごい挑戦だと思ったくらいだけど、やっぱり実写は厳しかった。開始10分過ぎまではもつんだけど、残りの1時間半くらいはずっと消したくなる展開。演技に違和感、ほうきで空飛ぶCGも雑、70年代日本風で小豆島舞台はいいけど、最後の盛り上げでCGカバが死にそうだから嵐の中キキに隣島まで運ばせるのは酷い。「魔女は呪いを運ぶ」「以前魔女が空から落ちて死んだ」という黒さは良かったのに、命がけでカバを運んでもカバの病気の原因は気の迷いと言われるのはあんまりだ。映画と関係ないけど原作者が宮崎駿監督の魔女の宅急便を嫌っている話(和解はしたが)は、何なんだろうなと思ってしまう。「百万円と苦虫女」つまらない邦画を見ようと借りたが想像以上に苦痛の映画。それもそのはず見る者に苦痛を与える内容だからだ。よく知らない男に拾った猫を殺されて頭にきて男の荷物を勝手に捨てたら、荷物に100万円入っていたから女主人公は刑務所に入って前科付きになる。刑務所から出ても家族崩壊しているし、弟はいじめに遭い続け、女はお金が100万溜まるごとに引っ越しを繰り返す事を決意。海の家や農家やホームセンターといろんな仕事をするものの人生上手くいかない。でも弟は頑張っていると手紙を読んで涙を流して東京に帰ることを決意して終わる。低予算で強い印象を与えるには、不愉快な展開が一番なのはわかるけども・・・。監督はカットを少なく撮影するのが好きなのは伝わった。「ガンダムGのレコンギスタ」ガンダム生みの親、富野監督の2015年の作品、最近のアニメに慣れると久々に見る富野作品は、登場人物の会話が専門用語だらけで異常と言ってもいい。「キャピタルガード」「トワサンガ」「ビーナスグロゥブ」「カシーバミコシ」「クレセントシップ」などなど・・・こんな言葉をたくさん使って、勢力が4つ5つあるんだけど、何のために何の理由でどう分かれて戦っているのかよくわからない。話としては平和だけど戦争寸前で小競り合いを続けるような(たぶん)話だろうけど、頭のおかしい仲間の少女が急に正気になったり、敵を捕まえたら味方になっていたりと、よくわからない。200歳生きる人間やコロニーとは違う大建造物の誕生などガンダムワールドに新しいSF感を示せたのは良かったものの、最終話に数分で一気に大団円になったのは酷かった。敵の仲間を殺したのに笑顔で仲良くできるのかと思ってしまう。とはいえ、ガンダムはCGでなく手書きは見事だし、他のアニメ作品とは違う何かを感じたのも事実で、富野作品特有の最終話を見終わると何かアニメを通して青春を感じるのは不思議だった。「魔女っこ姉妹ヨヨとネネ」魔法少女が人間界と魔法界に起きた事件に立ち向かう、絵にアクは強いものの丁寧で、人が見たことがない景色を作ろうとするのはいいし、キャラはよく動くし、声は全部声優で、すべて手堅いのに調味料が足りない感じがする。宮崎駿だったらこのシーンはこうする、こう面白くするとかそういう事ばかり考えてしまう映画。魔法使いプリキュアはこれの影響もあったかもしれない。「ものすごくうるさくてありえないほど近い」2001年同時多発テロで父を亡くした少年は、父が残した鍵は何のために残したのかいろんな人達と出会うことになる。アスペルガー症候群の少年はなんだか美形で何をしても許される気さえしたが、鬱陶しい感じが強い。申し訳ないが01年のテロは遠い昔に思えてしまった。それくらい東日本大震災の影響が自分にあった。「ザ・ブリザード」パニックムービーかと思いきや、1950年代の実話を元にした物語。あらすじを言えばタンカーの乗務員を助けるために沿岸警備隊が嵐の中、小さな船で32人も救ったから美談として映画化されただけだ。登場人物は男だらけで渋過ぎる。ディズニーの良心だけで作られたような映画。「私に出会うまでの1600キロ」PCT(パシフィック・クレスト・トレイル)と呼ばれる長距離の険しい自然道を女は一人歩きだす・・・。なんとなくダメOLが過去の自分と向き合うために歩き出したようなDVDパッケージだけど、内容はわりとハードで過去の自分は薬中でいろんな男に抱かれたり、離婚や家族の死などで自棄になり、傷だらけの中PCTを歩いたり、山道で靴を無くしたり、主演女優が体当たりで演じている。これは実際の体験を映画化されたもので原作のタイトルが「WILD」・・・どうして日本版はオシャレタイトルにしてしまったのか。それにしても泥水をろ過している時にレイプされそうになったのに、次の街で音楽を一緒に楽しんだついでに夜知らない男に抱かれるのは、ムードさえ
あればいいのかよと思ったりした。「プリキュアオールスターズ春のカーニバル」面白くないと噂の作品だけど、停止ボタンを何回も押すくらい面白くなかった。プリキュアの歌とダンスをメインなんて過去作やショーで山ほど見ている。でも一度作ってみたかったのか?という感じだ。プリキュアはこの時点で40人もいて、喋らないキャラの多さも不自然で70分にまとめるのは厳しかった。今年のオールスター映画が現在と過去2作のキャラだけになったのも当然に思う。「キングスマン」裏社会で活躍する背広を着たエリートスパイ、それがキングスマン。かつてキングスマンの父が死んだことで苦しい生活になった主人公は、父の同僚に助けられたことでキングスマンを目指すことになる。ここ最近重苦しい映画ばかり見ていたので、とても気軽に見ることができた。背広を着たアクションやスパイの訓練は面白く、マナーが人を作り、育ちの場所で人は決まらないという言葉は好きだけど、面白おかしい大虐殺や、ブラックなギャグなど全然笑えない所も多い。◆見た本「賭博覇王伝 零 ギャン鬼編」前作の続編だけど前作がどんな話か忘れた。話は福本伸行お得意のオリジナルギャンブルもので、テンポも早く、複数の編集者の入れ知恵が入ってるのでは・・というくらい細かい。賭けゴルフや賭けポーカーの後に、暗号解読の宝探しを始めたのは何か変だった。ギャン鬼編というサブタイと合ってない。「山猫珈琲 上・下巻」湊かなえのエッセー集。湊かなえの小説は全部読んでいるのでエッセーの内容に意外性も驚きも何もなかった。この話が描けたのはこの経験をしたからだな・・・と思うだけだ。それにしてもアクティブな女性で、自転車で全国を走ったり、山々に登ったり、青年海外協力隊に行ったり、人生を賭けて作品を描いたり、人として凄さがある。◆遊んだゲーム「テイルズオブバーサス(ユグドラシルバトルのみ遊んだ時間42時間)」RPGのテイルズがスマブラ風のアクションゲームになった。世界樹に成る何でも叶う果実をめぐっての物語で、ゲームを始めたら死にまくりなので説明書を読みながらだんだんルールを覚えていくゲームだ。慣れるともはや作業ゲームだけど、最近はこういう作業が楽しく思えたりする。強い敵がいたらレベル上げをすれば必ず勝てるゲームというのは気が楽だ。現実だとこうはいかないから・・・と、比べちゃいけないものと比べている。願いを叶える話は病気を治したり、世界平和を祈ったり、使い道はわりと普通。最後に悪役をプレーできて人の欲を憂うのはこのシリーズの深さを感じた。
2017年4月は暖房を使う時が一気に減った月だった。そして肝臓あたりに何か違和感があった。肝臓のγGTPの値がマズイらしいので、しじみ入り味噌汁と亜鉛サプリをほぼ毎日食べた。肝臓に良い食べ物はまず海藻、それもふのりというものが効果的らしい。またニンニクもいいらしい。大事なのはお腹の肉を減らすことで、運動やダイエットをするものの自分は平均体重と同じなのでこれ以上痩せるのはしんどい。やはり食生活が悪いようでカップ麺は週に1回以下に減らすようにしたい。もう以前ほど美味いとは思わないけど、便利だからつい用意してしまう。この冬は抹茶味など面白カップ麺が気になって買い過ぎた。また野菜とヨーグルトさえ取っていればいいと考えず、上記の物を取らないと普通に肝臓ガンでぽっくり死にかねない。肝臓は悪くなっても痛みが無いのだ。そしてお菓子を食べるのを減らして果物も食おう。長年お菓子を食べてなかったのに数年前から食べる習慣が身についてしまったのがいけない・・・。11日は腹痛に苦しんだ。丸1日に3回もトイレに行く有様でカレーがやばかったか?・・と思ったけど、原因はにんにくが原因かもしれない。にんにくはエネルギーになるけどお腹への負担も大きい気がする。特に軽く湯で暖めただけでは駄目に思う。24日はIpodに音楽を入れている間、部屋に溜まった旅先で集まったチラシや新聞を読んでいく。こんなものは読まずに捨ててしまえばいいんだけど、何か読まなければいけない気がして捨てられなくなっている。駄目な癖だけど沖縄のチラシを読んだら半額メニューなどお得情報多すぎで、これを見てからご飯に行けば良かった。当分沖縄には行かないが。26日は何か頭のてっぺんあたりで血を薄く感じてボーっとする。おそらく毎日炭水化物を減らしている影響だろうけど、これはヤバいと思って甘い缶コーヒーを飲んだ。痩せようとして体を動かす仕事もしていると何かが足りなくなる感じがすごくする。27日も昼前になると同じ状態になり、甘い飲み物でいったん回避するが・・・体が痩せるなと訴えているみたいだ。外はかなり温かくもはや肝臓より心配したものがあるんじゃないかという感じだ。29日はPSP3000バージョン美品を送料込み3千円で買う。今月のヤフオクは連戦連敗で、この金額で欲しいなと入札したら、簡単に入札額を上回ることが多かった。逆に入札することによって呼び水になっているようにすら思った。◆見終わったアニメ「ALL OUT!!」世にも珍しいラグビーアニメ。最初はこんなものか・・程度だったけど、動画内でスネイプ先生と呼ばれた元日本代表コーチが入ったことで一気に面白くなった。ラグビーがどういうスポーツで、どう戦いどう鍛え、どう向かい合うのか、わかりやすくなった。ただ原作者が女性の時点で予感していた以上にホモ要素は強く、男同士の会話で顔を赤らめるのは流石に引いてしまうものがあった。これさえなければ普通に見れたんだが・・・女性にも売れなきゃならないにしても話の出来がいいだけに痛々しい。「ピアシェ」毎話4分のイタリア料理アニメ、早口でテンポだけがいい。あの小さい店に5人の店員はやっていけるんだろうかと考えてしまう。「南鎌倉高校女子自転車部」女子高で自転車部を始めましたな話。絵は少しレトロ感あるけど面白すぎず面白くないわけでもない普通の弱萌え系アニメという感じで、特に感想も無いくらいだ。◆遊んだゲーム「テイルズオブファンタジア」テイルズの初代がPSPでフルボイスでリメイクされた、過去と未来を行き交うファンタジーRPG。リメイクというか内容はスーファミ同然で謎解きがわかりにくいし、戦闘は仲間のAIが頭悪いし、全滅したらセーブ地点からと不親切そのもの。このゲームで一番イマイチなのが話の目的が希薄になる時があることだ。AをなんとかするにはBに行かないといけない、Bに行くにはCが必要、そういう事が結構あって目的がわからなくなる。プレー時間は35時間とかなり長くなってしまった。理由は戦闘時間がアクション調で敵が硬いせいだ。でもストーリーを見ればやはりスーファミの名作に入って当然かもしれない。墓を作ろうとする優しさや劣等感をかかえるキャラクター、謎の多いラスボスは自分の星を救うために主人公のいる星で環境活動をしていたなど、他の作品より味を感じる。それにしてもこれを遊んでいる時にゼルダの最新作が出たんだけど、ゼルダは見ているだけで面白いゲームなのに、自分はこんなゲームを遊んでいて楽しいのかよと思ったりした。◆14日金曜から徳島に出かけた。金曜夕方仕事が終わってから電車に乗って夜、難波でひとまず泊まる。泊まったカプセルホテルは良くなかった。2400円だから泊まれればいいと思ったものの、カプセルルームと同じ階にロッカーとエレベーターとシャワーがあったのは騒音がうるさすぎた。また泊まる人も結構いれば大声で話していてうるさかった。仕方なくゲーム用のイヤホンを付けたまま眠った。15日は朝の9時から高速バスに乗って徳島に向かう。バスターミナル7時15分は早く着きすぎたので1時間ドトールで待った。高速バスは本当に高速で淡路島に入り、淡路島に住んでいる湊かなえのエッセーを電車で読んでいたので心なしかとても良い島に思えた。半分散った桜ですら綺麗だった。淡路島を出て徳島県に入る所で景色の先に鳴門陸上競技場が見えて、これは歩いていける距離!と脳内でひらめき、急きょ徳島駅まで行かずに高速鳴門のバス停で降りることにした。これまでそんなひらめきが裏切られて道に迷うことを散々繰り返してきたけど、今回は正解だった。十数分歩いたら鳴門駅が見えたので、そこから競技場までの無料シャトルバスに乗る(道を間違えるといけないので)。でも急きょ高速バスを降りたからペットボトルのお茶をバスに忘れた小さなことだけが心残りだ。到着したら試合時間まで2時間あった。徳島のスタジアムは改修されてもう10数年前に一回来たのが思い出せないくらいだ。屋台は結構あって今の時代はJ2でも屋台は10件あっても当たり前という感じだ。徳島サポは当然多いけど名古屋サポも多い。JAが何かトレーラーで催事をしていたので見ていたらキュウレンジャーショーが始まった。どんな内容かと思ったら、悪役の人がずっとマイクを持ってアドリブで芝居しているのは笑った。悪役なのに仲間を募集しようと客席から子供を呼んで掛け合いをしたのは面白かった。主役はどっちなんだろうと思うくらいだった。試合の方は2−2のドロー、前半は押し込まれたものの逆転した時は勝ったと思ったけど甘くなかった。試合後はあえて鳴門駅まで歩いて帰る。距離的に歩く人もかなり多い。ゆっくり帰ればいいやと思ったけど電車(正確には汽車)が目の前で出発して40分待った。そういえば徳島駅の道中、試合どうだったと他の人に話しかけているおじさんやおばさんが何人か居た。携帯で結果を見ないし、スタジアムには行かないけど気になる人も多いのかもしれない。徳島駅に着いたら神戸行きの高速バスの待ち時間は1時間も無かった。とりあえず土産物屋に行くけど何が徳島名物なのかよくわからない。適当にすだち饅頭を買って、駅近くのポッポ街を歩く。今もあるのに少し驚く小さな通りだ。そのあと徳島ラーメンの店を探すけど見つからない。仕方ないのでラーメンと書かれた普通の店に行ったら徳島ラーメンが出てきた。なかなか美味い。食べていると同じグランパスサポから話しかけられた。挙動不審で受け答えをするものの、こういう時どんな話をすればいいかわからない。苦笑しながら今日の試合は惜しかった〜!とか言うべきなんだろうけど・・・食べ終わるとすぐ高速バスが来たので神戸に向かう。神戸に着いたら神戸クアハウスというカプセルホテルに向かう。ポイントが満タンになってやっと使う時が来た。カプセルホテルは基本的に人に勧めないけど、ここは温泉が出ていてとにかく湯が気持ち良すぎる。夜朝含めて1時間半も浴びて体中の毒素が60%抜けた感じだ。翌日駅前のドトールなどでスマホ漫画の話を考えていた。本当は神戸の試合を見たかったけど、神戸サポのいつもの人を誘ったら断られた。まあ、半分以上無理だろうなと踏んでいたけど去年会ったのが3年半ぶりなのは驚いて、少しくらい無理をして誘わないと駄目だと思ったのだがあっさり失敗した。
2017年3月は花粉が多くて雨の日以外は目がかゆい。そして日々忘れ物が多くて自分に情けなくなる。会社に夕食を忘れるくらいなら別にいいけど車の合い鍵が行方不明になったのは流石に困った。忘れ物が無いようメモを増やしているものの根本の解決にならないと思って、100円ショップでパズルの雑誌を買ってきて頭を使うようにした。でもそれやるくらいなら資格試験の勉強やった方がいいんだろうな、そうか・・だからパズル雑誌は資格系の広告が多いんだと納得。あと自分の肝臓も良くなさそうなので肝臓系のサイトを見回ってどういうことをすればいいか、今度月誌に軽くまとめたい。外ではセメントを置いた場所の隙間から雑草がすごい勢いで生えてきている。こうなるのはわかっていたけど雑草の強さを感じる。そういえば昨年爪を痛めた箇所は今月やっと綺麗に治った。8日はいつも使っていた緑のトートバッグを捨てて新しいものを買う。緑のバッグは使っていて不便はなかったんだけど、トートバッグは電気屋で貰ったもので、街を車で走っている時、知らない婆さんが自分と同じトートバッグを使っている姿を見て急に恥ずかしくなった。13日はある手打ちうどん屋に行ったら、久しぶり過ぎたせいかかなり美味く感じた。他に行ったことないうどん屋も2件回ったけどそれは普通だった。24日夜22時頃横になったら朝まで11時間眠ってしまった。かなり疲れていたのかもしれない。30日ごろになると寒さは感じない時が多くて夜でも暖房を付けなくてもいいくらいだ。花粉も一気に減った気がする。◆見た映画「バクマン。」人気ジャンプ漫画の実写化、漫画家道を進む二人を描く・・・映画は2時間以内に収めるために漫画版より駆け足だ。見た目がかなり違っていて・・・これがサイコーか?あずきか?エイジか?と困惑してしまう。顔も似せているし、個性も実写の良さもあるけど何かが違う。話の方もあずきと別れてラストのナニコレ感がすごいある。ジャンプや原作に対する愛は強いが・・・ずっと無理しているように見えた。見せ場と言えば「早く帰って漫画描きて―!」と二人で走る姿と、光輝くガラス細工を作るようなペンを引く作業風景、小畑健先生の神がかった絵の大量投入くらいだろうか。それにしてもジャンプ内であれだけ競争率が高いのに、以前のような超人気が無くなったのは情けなさもある。「アフターアース」ウィルスミスのSFモノにして親子の絆の映画、宇宙船が不時着して救難信号を送るために息子は怪我をした父から離れて外へ駆けだす・・・。ハッキリ言ってイマイチ。ワープ航法ができるほど文明が発達してるのに武器が銃じゃなくて剣といい、もっと科学の力でなんとかしろと思ってしまう。恐怖すると化け物に気付かれるというのは面白いけど、恐怖を克服する過程もイマイチ。驚いたのはウィルスミスとその実子が本当に演じているってくらい。◆見た本「学糾法廷(全3巻)」小学校内のトラブルはすべて裁判で行われるようになったというジャンプ漫画、作画が小畑健だから読んだ。小学校内で裁判をするという設定は、字が多いけどよくできている。でも小学校という設定が足を引っ張る。結局どの裁判もするほどの内容か?と思ってしまう。かといって中学・高校だと話が重くなるから小学生にしたのかもしれないが・・・。挑戦はスゴイ、でも世間に受けなくて当然か。◆18日からグランパスVS水戸の試合を見るために名古屋に出かけた。この日は朝からキンカンを発送したり、電車の時間に間に合わせるためにしんどかった。瑞穂に着いたら駅の近くの魁力屋というラーメン屋に入った。味は中の上、値段が少し高い。スタジアムは相手が水戸なのでガラガラかと思ったら9千人以上来ていた。試合は楽勝ペースだったのに後半押されまくりで2-1で何とか勝利。そのあと新瑞橋のプラージュで髪を切ったら、顔や髪の端を剃ってくれないのは驚いた。自分がよく行くプラージュだけのサービスだったのか・・・。新瑞橋は結構飲食店が多いので今度昼はここで食べてもいいかもしれない。次に地下鉄原駅に行って「セカイジュノセカイ」という小さな舞台を見にいった。この公演は先月見た芝居案内の中に小さく書かれていたんだけど、まずチケットの前売りがコンビニで売らずにツイッターで紹介された予約ページで入力して、当日前売りの代金で買える扱いなのが手作業すぎて何とも言えない気持ちになる。そして会場のナビロフトという所も行く前にストリートビューで見たら倉庫そのもので不安にだった。会場に到着すると10人くらい暗い外で待っていた。そりゃこれだけしか客は来ないよな・・・と思って中に入ったら、客がどんどん入ってきて60人くらいで詰めて見ることになった。倉庫の中は小さいけど意外と舞台ぽくなっていてよくできている。芝居の内容はファンタジーもので、世界樹の巫女と犠牲になる人とそれを守護する幼馴染の兄弟とレジスタンスと世界樹から生まれた子供の、アクションあり淡い思いあり絆ありの物語。こうやって書くと面白そうだけど、実際は変なカタカナ用語を使ったり、終盤話も終わり方もイマイチよくわからず、大きく心に残らなかった。この芝居で大きかったのが太った男の存在感だ。最初にみんなを笑わせて、端役や脇役を演じたりで、この人が居なければ大学並の演劇にしか思わなかったかもしれない。でもサッカーを見た後だと芝居を見るのはしんどかった。サッカーで精神を使い過ぎた。19日は岐阜に向かった。FC岐阜がキングカズのいる横浜FCと試合するからだ。たまにカズを見ないと引退した時に後悔しそうに思う。名古屋駅からJRに乗って出発したら、間違って中津川行に乗ってしまって、鶴舞で気付いて名駅に戻る。名駅では信号の異常で1時間岐阜行きが遅れているとアナウンスがあった。長い間待って岐阜駅に到着したら疲れてドトールでコーヒーを飲んだ。次にバスに乗ってスタジアムのあるメモリアルセンターに向かうものの、バスはギュウギュウ詰め。そのうえ途中で降りる一般の客も居てシャトルバスをもっと走らせろよと思った。スタジアムに着いたらアウェイ近くの芝生席で靴下を脱いで寝転がって試合を見た。横浜FCは残念ながらカズがスタメン・控えにも居なかった。残念だ。試合は岐阜が微妙なPKを貰って先制するものの横浜FCが地力を出して逆転してそのまま試合終了。1万1千人も来ているのに惜しい試合となってしまった。帰りはのんびりしようと試合後十数分経って、バス停に向かったらバスが来るのが遅かった。試合よりバス停近くの公園に居る子供を見ている方が印象に残ったくらいだ。その後また岐阜駅でのんびりして名古屋に戻って栄に泊まる。夜に映画を見ようと思ったけど疲れで見る気が起きなかった。20日は10時にホテルを出たら栄の星乃珈琲に向かった。少し並んで店内でコーヒーを注文する。モーニングも付いてきたけど、コーヒーは並ぶほど美味いわけでもなかった。店内で11時まで待って昼のメニュー、スフレドリアを注文したら20分後に来た。スフレはかなり膨らんでいて0.5秒だけ驚けた。それだけでも来た価値はあったかもしれない。次に名古屋のポケモンセンターに向かった。以前あった場所がかなり良かっただけに都落ちかなあと思って松坂屋に入ったらすごくにぎわっていた。でもモクローの人形は無かった。品切れだろうか?ここで買ったチョコエッグ2つは開けたら2つともコイキングだった。そのあと松坂屋で土産を買って帰宅。名古屋と岐阜に行くだけの行程なのにかなり疲れた。大したこともしていないのに疲れるなんて自分の体はお爺さんに向かってるのかなあ・・・
2017年2月は寒い日が多かった。今月は筋肉をあまり使わないから、たくさん食べると体に脂肪が溜まる気がして食べる量を減らした。10日は弟家族が来て父の誕生日祝いをしに外食に出かけた。子供は2歳で気にかけないつもりでも目が追ってしまうくらいよく動いていた。自分が小さい時を思い出したし、子供が動き回る姿は、世界は光と希望で満ち溢れて楽しめる姿を見るようであった。月半ばになると日が沈むのが遅くなった、雲が無いと18時でも空が白い。17日は気温が温かくなって過ごしやすい。18・19日の土日はずっとスマホ漫画12話の色を塗っていたけど完成しなかった。やはり1日12時間みっちり塗らないと進まないかもしれない。とはいえ8時間塗り作業でもしんどい。平日の仕事の方が疲れないくらいだ。今月はマリンエンターテインメントのネットラジオをこれまで3つ聞いていたけど、1週間後有料になるので、聞くのをやめて他の番組に乗り換えた。ラジオはお金を払ってまで聞きたくはない。◆見終わったアニメ「魔法使いプリキュア」プリンセスの次は伝説の魔法使いとなったプリキュアのいつもの王道の話。ハリーポッターの世界を当然のように真似ている。このシリーズは後々思えば柔らかい話ばかりだった。みんなで仲良く笑って過ごすという日常回が多く、プリキュア=ドラゴンボール並のバトルという図式も弱まって、戦わない話すらあって、より幼児向けとなったアニメだった。その典型なのが最終話の一つ前でラスボスに10分弱で勝ち、別れと再会に涙して、最終話ではこれまでの登場人物が総登場し、新しいプリキュアと一緒に戦うなど笑いと仲直りで締めくくるあたりプリキュアも変わったと思った。◆見た映画「オデッセイ」火星に一人取り残された男が生き残るために頑張り、周りも助けようと奮闘する映画。孤島に一人という設定なら何回か見た事あるけど、火星に一人は時代だな〜と感じる。主人公が植物学者で火星でイモを栽培したり、昔アメリカが火星に送ったマーズパスファインダーを拾って、地球との通信を成功させるなど話の中盤までは面白過ぎた。しかし途中で基地を爆発させてしまってからリアリティに納得できなくなる。イモの茎や葉を食べずに駄目になったと外に捨てるし、男一人に食料を届けるロケットが失敗したり、それを見て中国が協力したり、扉の代わりにビニールシート一枚で最後まで防ぎ続けるのも嵐の時は駄目だろって思うし、後半はハッピーエンドに向かって一気に進んだ。極限サバイバルみたいなものを見たかったけど、主人公が努力し、前に進む姿や、手を差し伸べる周りを見せたかったんだろうな。そしてそれは方向として正しい。◆見たドラマ「半沢直樹」数年前に流行ったテレビドラマ。見ようとしたのは、当時大人気過ぎたのでその理由を知るためにいつか借りようと思ったら時間が過ぎて、今なら余裕だったことだ。半沢直樹は銀行員の融資課長の話でとにかく金を貸した連中や行内の悪人共に苦しめられる。そして町工場で働いていた父を自殺させた張本人を追うわけだが・・・面白いのが主人公半沢直樹を演じる堺雅人の演技だ。芸人の内村光良に顔が似ているけど、怒っているような笑っているような顔に心がもっていかれる。話の7割は堺雅人の面白さに惹かれていると言ってもよく、流石旬で人気俳優なだけある。ドラマで良い点はテンポがいいとか、主人公の努力具合に惚れるとかいろいろあるけど、「自分が知らない仕事を知れる」というのが大きい。もちろんフィクションだから5億円の融資の話が簡単に通るわけがないなどあるものの、国税や中央から銀行へ調査に来たり、人事異動の話や銀行員に罰を与えるものがあるのは興味深い。それにしても見ていてとにかく息苦しいドラマで、自分がちゃんと働いてないことをずっと怒られているような凹みも受けた。決めゼリフの「やられたらやりかえす!倍返しだ!」と言うけど、ドラマの9割は半沢が苦しめられていて、悪い奴をこらしめてもそれほど倍ではなく、日本人は苦しいものに耐えるのが好きなのかなあ・・・と考えてしまった。◆25日はJリーグが開幕するので名古屋に向かった。気が付いたら名古屋も5か月ぶりだ。今回はノートパソコンを持って行くことにした。持って行ったら自分がどれくらい使うのか・使えるのかテストする意味もあった。しかし重量3.4kgが重い・・・最初はこれくらいなら・・・と思ったけど、1時間くらい歩くとしんどくなる。それに落ちて壊れないかの気苦労の方が大きい。今のノートパソコンならタブレットと下敷きみたいなキーボードで小説一冊分の重さなんだろうけど・・・古いは罪だな。またカプセルホテルとの相性も悪く、カプセルルームでノートPCを起動している自分がアホに見えた。とにかくノートPCは車を使わない旅行には合わなさそうだ。話を土曜に戻すと名古屋に着いたらユニモールにある星乃珈琲に行ってスフレドリアを食べようとしたら14時半なのに20人以上並んでいて断念、近くの串揚げ屋に行った。その後ホテルのある今池で荷物を整理して千種小劇場に向かった。今池から歩いて十数分に小さな舞台場があって、たまには小さい演劇も見たいなと思ったからだ。この日の演目は劇団テアトロ・マジコの「眠り姫快刀乱麻〜時計少女は螺旋の夢を見るか〜」・・・なんとも地雷臭のするタイトルだ。劇場に入ると20〜30代の女性10数人がいらっしゃいませと出迎えてくれた。どことなく気分が良く、見に来る人も女性が多く、殺伐とした今の自分には演劇にうつつを抜かす幸せそうな女性達を見て、芸術大学に似た青春の空気を感じて少し気持ち良かった。舞台の会場に入ると想像以上に小さい。150人も客が入らないんじゃないだろうか・・・採算なんか合わないんだろうなという感じだ。そして演目が始まると開始10秒で見ていて恥ずかしくなった。久しぶりに劇を見るからか、中二世界だからか、演技がオーバーだからかよくわからないが・・・。話は少し複雑で文字に起こそうとしたけど、話の筋がよくわからない。ただ衣装やセットがかなり良くてプロの臭いが一番した。そういえばこの劇のチラシもかなり質が高くて劇団四季的な何かを感じた。舞台ではベテランぽい男二人が良くて声優のようないい声をしていた。キャストの6割は女性で息を切らして演じる姿になまめかしさを感じた。劇を見た後今池の鳥貴族に寄った。メニュー全品280(税込み302)円でテレビやネットで少し話題で、それなりに美味かったものの、飲み物のコップが小さいので安すぎると思うことは無かった。翌26日は千種でラーメン食べたあと瑞穂に向かった。この日はJ2なのに前売り完売でお客さんが多かった。席を詰めてくださいというアナウンスも不慣れで閉鎖席を開放していた。名古屋は選手がほとんど変わって戦い方も変わって、違うチームと言っても良かった。岡山には苦戦したものの名古屋の新しいFW永井龍が二発決めて勝利した。まだまだ不安は残るけどJ2で勝てる試合は結構見れそうに思った。今月の教訓:ヤフオクで落札する時はポイント還元くじをやっていないかオクトップページを確認する。またくじの当たりは引いた最初の日に当たりやすいので注意する。
2017年1月は寒い月だった。7月8月の真裏だから当然と言えば当然だけど、朝氷が張っている時もある。畑へのセメント運びは95%終わり、次は並び替えと隙間をセメントで補強しないといけないが、やるのも手間、やらないのもあれだし、どうしようかと思うけど本音は当分休みたい。たとえ隙間から草が生えまくろうとだ。2か月間セメントを運んで自分の体に若干筋肉が付いて、いろいろ良い面・悪い面があった。それをここに書き残そう。(良い面)・体重が平均まで落ちた・たくさん食べても太らない・重い物を以前より持てる・すぐ眠れる・体が熱くて寒さに強い。(悪い面)・毎日常にかなり疲れている・すぐお腹が減る・すぐ眠くなって絵を描く気にならない・肩がこり過ぎる・眠り過ぎる・たぶん暑さに弱い。筋肉が付くのは良い面が強いけど維持が面倒に思う。正月休みは5日で終わって6日だけ会社に行ってその後3連休だった。この3日間は沖縄の荷物整理したり、本当に休んでいた。14日は気温が0度近くで小雪が舞っていた。本当の冬というのが来た感じだ。この気温と比べると11月12月なんて別に冬でもないとすら思える。20日夜から丸一日風がすごく強かった。部屋がギシギシ言って正直かなり怖い。古いし冗談ゼロでバッキリ部屋が壊れるんじゃないかと思う。昨年は風の強い日がほとんど無かったけど部屋の補修を考えてもいいかもしれないが、それはそれでまた時間がかかる。25日はJリーグの日程発表で名古屋がJ2に居て、新鮮に感じてしまう。今年はほぼ毎月試合を見に行きたい。29日は自分が描いた沖縄の絵が値下げ交渉で4千円で売れた。描いたのは数日かかったんだけど妥協をする。その夜、以前HPで描いていた11少年少女漂流記の11話はどういう話にしようとしたか思い出そうとしたら、ほとんど思い出せなかった。作ろうとした話が頭から消えると思った時怖さを感じた。30日は母の目が悪いので、隣の市の赤十字病院に連れて行った。5年前にできた病院はスタイリッシュな宇宙ステーションみたいでデザインが良くて綺麗だった。◆読んだ本「患者さんに伝えたい医師の本心」東大心臓外科医の教授が書いた本、結構有名な人みたいだ。本の内容は前半は本のタイトル通りで、わりと人道的で道徳の教科書に載ってもおかしくない内容だ。でも後半は自身の敵対勢力に対する苦言やマスコミに対する釘差しと反論など、抜け目なく書いている。正しい事なのかもしれないが読み手は気持ちいいわけではない。「人魚の眠る家」子供が脳死状態になってしまったら・・・という、東野圭吾の社会派な小説。いろいろ考えるものはあるし、難しい問題でどうすれば解決できるのかと思ってしまう。妙に頭に残ったのは「筋肉は第二の肝臓」という言葉。肝臓だけに肝に銘じたい。最後は少女の心臓を移植された少年と共にさわやかに終わった。「ポイズンドーターホーリーマザー」湊かなえの短編集、久しぶりに読むけど相変わらず女の怨念ばかりをグチグチと書く作者だ。子供や学生の時の記憶を、30歳近い女がうらむ姿は恐ろしさより、ありえるのだろうかと思ってしまう。でも読んで思い出したことも一つだけあって・・・、人は怒れるから行動ができる、人は怒り続けろと言い放った作家を思い出した。そういえば最近怒ることは少なくなった・・・平和ではあるものの、失ったものあきらめたものが多いのかもしれない。◆遊んだゲーム「みんなの地図3」PSPで地図が見れるというので沖縄旅行で使ってみた。暗い所で使えるのは良かったものの、それ以外は無いよりマシ程度のものでPSPの画面が小さく感じる。やり方はわからないけどGPSをキャッチしていないと使いにくいのは確か。「絶対ヒーロー改造計画(33時間)」不思議のダンジョンと戦隊・ライダー的なヒーロー物語を一緒にしたゲーム。最初に登場したラスボスとずっと戦うんだけど、毎回負けて裏地球と呼ばれる場所で特訓(ダンジョン探索)を繰り返す。不思議のダンジョンは別に普通・・・という感じなんだけど、去年買った中古PSPのアナログパッドの調子が最悪で、探索中に勝手に敵やアイテムを持ち上げてしまうのがとても困った。敵の数倍やっかいな事で我ながらよくこのゲームを遊べたものだと思う。物語の方は正義のヒーローのパロディながら説教臭くて重い、いじめ問題、家族の問題、夫婦の責任問題などライトな絵と裏腹で、ヒーローが解決させなきゃいけないのかと思ったりする。あとボイスは当然全部入っているんだけど、それでゲームのテンポがかなり悪い。ゲームに魅力がなければ喋るシーンは面白く感じない。いまだにポケモンやドラクエに声が入らないのに納得もした。最後ラスボスのレベルが高すぎて攻略サイトを見てレベルを上げてクリアした。◆今月は沖縄から帰ってきて平和に過ごした。沖縄旅行で書けなかったことは小さなことが多い。お土産は1000円で3箱のちんすこうを買うより、150円の小箱のちんすこうを6個買った方が小分けしやすかったとか、沖縄ゲオのレンタル旧作70円が安すぎだろとか、那覇の真上を二機の戦闘機が轟音をあげて飛んで行ったとか、サーターアンダギーは沖縄風ドーナッツだし、ちんすこうは沖縄風クッキーだよなあ・・・とか、そんな感じの話ばかりだ。スマホ漫画の方は地味に毎日描き進めているけどなかなか完成しなくて困る。どこかで手を抜いて話を進めるか休みは10時間描かないと駄目なんだろうな。これって。
今年の年末年始は沖縄に行った。理由は「4年前に行ったら一人でも結構楽しかったこと」、「いろんな国の人が沖縄に観光に来る観光地としてのふところの深さ」、「沖縄の土地をめぐる戦火の歴史の深さ」、「独特の沖縄の音楽」、「海の輝き」、「暖かい気候」、「物価の安さ」、「離島の多さと面白さ」・・・と、どれも本州に無い不思議な魅力があり、死ぬまでにもう一回行きたい場所は?と聞かれたら沖縄と答えるくらい気に入っていた。
出発は12月31日朝の4時半に部屋を出て、5時台の始発に乗った。早起きは苦手だけど日々の疲れで30日は夜の8時に眠れたので早く起きれた。午前9時に難波に到着してバーガーキングでPSPの充電をする。空港に着いても14時のフライトまで時間があるので関空のポケモンストアを見ると客が多い。昼食に蕎麦屋にも寄ったらここも客が多い。そういえば今日は大晦日だった。14時3分からの飛行機は10分遅れでイラっとする。そのうえ満席で混んでいるし、乗客はみんなゆっくりしているようで到着時間は大幅に遅れた。そして到着しても前が混んでいて全然進めない。なんとか行けると思っていた、やんばる急行バスの乗車時間16時50分も過ぎてしまった・・・。次回から飛行機は前の方に乗ろう。事故をしたら前の方が危ないけど、この先何回飛行機に乗ってもたぶん死なないだろう。仕方なくバスを待っている間、那覇空港を歩き回る。やはり空港のものは少し高い。ちょっとした定食が千円越えるのは沖縄らしくない。2時間後急行バスが来たので3時間かけて今帰仁村(なきじんそん)に向かう。久々に見る沖縄はやはり車社会だ。車線も広くスゴイ量の車が走っている。バスに乗っている時運転手からどこで降りるのですか?と聞かれたり、他の客からセミナーの参加ですか?と言われて驚いたりしたけど(沖縄は教会が多い)、中年男性の自分にすら話しかけてくる気兼ねの無さ(暖かさ)が沖縄県民の特徴かもしれない。バスを降りる時に運転手に笑顔で良いお年をと言われた。今帰仁村には夜9時半に着き、すぐ予約した民宿に泊まった。
翌1月1日、朝から暖かいので離島巡りのために運天港に向かったらあまりに暑くて上半身Tシャツ1枚になる。そして港がなかなか見えてこなくて道に迷う。民宿から港まで直線距離で約3km・・・方向は間違いないけど焦る。1時間経っても着かず、人に道を尋ねようか?と考えたけど、ナビもあるこの時代にわざわざ迷うのも楽しいかもと思ったりした。結局汗をかきながら1時間数十分歩いて港に到着した。でも伊是名島行きの船は正月休みのせいか片道一本しかなく、今日帰れないのはマズいので船に乗るのをあきらめた。伊是名島の隣の伊平屋島もそうだけど、常に客を島に泊まらせる前提で船便を考えているようで自分みたいなちょっと行きたいだけの客には困る設定だ。港に急行バスが来たので次は今帰仁城跡に向かう。「城跡なんて見てどうすんだ?」と自分に突っ込むものの、三重県からせっかく来たのにすぐ那覇に戻るのも寂しかった。バスを降りると今帰仁城までのチャレンジコース、ハンタ道に挑戦してみては?と看板が見えたのでそのハンタ道を通ることにした。ハンタ道は本当にゴツゴツした岩場の山道で、誰にもすれ違わないけど昔は城跡に向かう道だったそうだ。登っていると外に流れる放送で三味線みたいなのが20分くらい流れた。地域のめでたい放送なのかもしれないが、なんか沖縄っぽい。今帰仁城跡は到着すると結構大きくて感心する、城跡はそこそこお客さんが多い、それもそのはず城の庭から見た景色はかなり良かった。エメラルドと水色の海と青空と風と日差しがすがすがしい。そのあと城跡の隣にある歴史文化センターも行ったら、1609年に琉球が薩摩藩に征服されたと勉強になった。こんなことをしっかり書くのは村としても城を焼き討ちにしたのは好かんかったのだろう。帰りも急行バスに乗って那覇に向かったら、途中水族館で人を大量に載せてバスはギュウギュウ詰めだった。
1月2日は渡嘉敷島に行くことにした。渡嘉敷島というのは那覇空港のデッキから見える島で、泊港から船で片道3千円くらいと割高で行ける。カプセルホテルで朝風呂を浴びて泊港に行く。20分歩いてとまりんという大きなビルが見えた・・・いろんな島へ行けるターミナルなんだけどやけにデカい。(渡嘉敷島の話は島話のページを読んでください)島から戻ったあと辻という沖縄の歓楽街にあるホテルを目指して歩く。沖縄だしそんなに栄えてないだろうと決めつけていたけど、普通に風俗街で10回くらい呼び止められた。呼び止められたせいでホテルの場所を通り過ぎてしまい、ホテルを探すのに骨が折れた。夕食は三笠という食堂に行った。どこかに地元で人気と書かれていたけど食事はわりと普通に感じた。
3日は津堅島に行くことにした。津堅島は那覇からバスで2時間の場所でなかなか遠いので5時に起きて出発、朝食は24時間営業の三笠でまた食事をした。沖縄バスターミナルに行ったら完全工事中でバス停の場所が変わっていた。バス停に到着したらバスは数分前に2本出ていた・・・仕方なく待っていたけど時間になっても来ない、何か時刻表を見間違えたのか・・・そういう不安があってもバスターミナルが解体されているから相談もできない。結局1時間待って27番のバスがやっと来た。そこからは平敷屋という場所までずっと外の景色を見ていた。正月早々仕事に頑張る人を見たり、神社のたくさんの人を見たり、バカでかいイオンを見たり、家も鉄骨だらけだけどボロボロの家に住む人も見えるし、コザや普天間はアメリカ軍の基地が見えたけど活気はあるし、少し人間のやる事や生き方について思うものもあった。平敷屋に到着したら港を目指す、今帰仁村みたいに迷うこともなく坂道を降りていくだけだから簡単に到着した。ここでは1時間半船を待ったけど、この頃は時間の経過が速い・・・メモ帳を書いているだけで時間が過ぎた。(津堅島の話は島話を見てください)帰りは朝のように待つことなく30分でバスが来た。でも帰りはバス停が違っていて国際通りを端から歩いた。夕食はバーガーキッズという店でステーキを食べる。4年前もここに来たけど食べ放題で野菜をたくさん食べられるし、肉たっぷりのカレーも美味い。あと無料割引券を使ってブルーシールのアイス食べ放題も満喫したら腹が苦しい・・・今は満腹感の幸福より苦しみしか感じない。食べた後15分くらい座っていた。そのあと隣にあるポケモンストアでニャビーの人形を買った。
4日はホテルに連泊だし、疲れもあるし、那覇を出ず映画や博物館でも楽しもうかと考えていたけど、那覇まで来て映画館で感動映画を見るのも何か違う気がして、再びケラマ諸島にある座間味村に向かった。ちなみに2日前の渡嘉敷村に泊まれば座間味に行ける船もあって船代も安く済むんだけど、島に泊まらないといけないし、気分的に泊まりたくはなかった(座間味島の話は島話のページを読んでください)。座間味から帰ったあと那覇の商店街にあるジェフというハンバーガーショップに寄った。検索して気になっていたから、ぬーやるバーガーを食べたけど沖縄料理によくある卵(inゴーヤ)とハムをはさんだハンバーガーだった。これだけだとあまりお腹も膨れず、いったんホテルで休んでから夜9時にまた商店街に行ったらほとんどの店が閉まっていた。結局ホテルの近くの弁当屋で夜食を済ませた。
5日は帰る日だ。とりあえず14時の飛行機まで時間があるので壺屋焼物博物館に行ってみた。博物館前に街ガイドさんみたいな人が居たので少し話を聞いたりした。20分待って館内に入ると「ああそうか」程度のもので、この博物館は焼き物通りの地位を高めるために存在しているのかもしれない。しかし3階は職員が改装をしていたのは残念・・・開館の時点で用意しておいてほしい。30分で見終わったので次はモノレール小禄駅で降りて、目の前のイオン内を歩いて最後なので亀そばで沖縄そばのセットを食べる、豚肉の大きい油の塊は残した。隣にいた中国人二人が頼んだ物の方が美味そうだ。その後つつがなく三重まで帰る。今回の旅行で使ったお金は76680円(航空券24650円含む)で、前回ほど楽しめなかった。それは年齢的なものが一番大きいけど前回ほど物が安いと感じなかったし、船やバスも計画通りに来なかったのもあるし、離島に向かう目的がかなり弱くなってきていて、むなしさすら感じた。とはいえ毎日Tシャツで過ごせるほど気持ちがいい気候だったのは良かったけど、「あれ?」というほど淡々と毎日を過ごしただけだった。
今回の旅行で一番学んだのが自分の好きな観光地に行くのは、大きな目的が無ければ2回目からは行く意味や、楽しみや感慨も激減するということだ。2年前の福岡長崎旅行で心がリフレッシュできたのと比べて、今回は30%くらいしかスッキリ感が無かった。4年前は楽しかったからと、その思い出を胸に沖縄の音楽を毎日聞いたり、調べたりしていたら、新鮮さも弱くなり、国際通りも夢に出てくるし、沖縄に対して既視感が強かった。やはり(サッカーと関係のない)一人旅というのは、行ったことがない場所を目指すのがベストなんだと改めて知った。教訓:飛行機は最前列で十分、旅の気分が出るので窓側の席を買ってもいい。島に行く時船便が少ない所なら電話で本数を聞いた方がいい。
2016年は砂糖がお湯に溶けるような速さで時間が早く流れた。
会社がヤバイのは変わりないから何とかしなければと思ったものの、
何もできなかったし、疲れてばかりで、時間がどんどん過ぎて感覚がおかしい。
夏に描いた途中の絵を4か月過ぎても古さを感じないくらいだった。
代わりにできたのが祖母の家の修復だ。小さな塀を作ることから始まり、
トタン屋根を買ってきて釘とハンマーで10数m付けたり、
11月半ばから荒れ果てた畑にセメントを運ぶのもほとほと疲れた。
問題なのは直す時間以上に、疲労で自由時間に何もやる気が起こらないことだ。
ペンタブなんか持つ気にもならないくらい肉体的に苦しむなど、
やっても喜ぶのは自分だけってのも精神的に重い。
自室ではポケモンのアニメをyoutubeでよく見ていた。
ポケモンはペットと人間の物語に似ていて
自分の本心はペットを飼いたいのかもしれない。
でもそれは60代以降考えよう。今は考えられない。
2017年はもっと悔いの残さない毎日を送りたい。
2016年12月は当然毎日寒かった。もう風が無い晴れた昼以外はジャンパーかコート無しだと寒い。今月も毎日セメントの塊をたくさん持ち上げて軽トラに載せてから、家付近で一輪車に載せて、坂道で運んで降ろして・・という作業に本当に疲れた。今年中に運び終えたいと思って少し焦るものの、運び過ぎると疲れで生活に影響が出るから、運び過ぎないよう調整していたが結局今年中に運べなかった。この雑用の疲れと筋肉で例年ほど寒さを感じなかったり、労働効果で体重は1kg落ちていたのは良かったくらいで、右手首がずっとひねられた感じがして疲労骨折みたいなことが起こらないか心配だった。セメントを運んだ後に、風呂は平日なら1時間くらい入っている。風呂ではゲームか漫画を楽しむのは15分くらいで残りの時間は本当にボーっとしている。バスクリンの湯船の中で疲れが落ちて気持ちいいけど、やばさもある。やばいと言えば最近イヤホンでラジオを聴きながらの運転で、1年に1〜2回事故になってもおかしくない時がある。これからもっと気を付けたい。特に左足でアクセルとブレーキを操作している時は車の速さを遅くした方がいいな。4日日曜は疲れで昼の12時半まで眠った。11日は畑にいくつか出てきた、うるしの木を抜こうと何本か抜いたら、地中深く根を下ろした身長以上の木は抜くのは難しいと判断して作業停止。小さい木は抜きやすいんだけど・・・来年続きをしよう。翌日軍手と作業着の隙間がかぶれていてかゆい・・・これが治ったのは2週間後だ。やはりうるしの木は切らないといけない。13日はセメントの塊を降ろすときに右薬指をサンドイッチしてしまい激痛を味わう。あまりの痛さに絶対に血が流れたと思ったけど爪の内部で黒い内出血しただけだった。でも何時間経っても痛くて、ガレキは置くより投げて捨てるのが合理的だとわかった。14日朝は車の鍵が見つからず15分探しまくる。15日は会社のパソコンの回線がつながらないのでベリーズホーエーを呼んで6800円で直してもらった。直すのに20分でそれは高いけどつなげられないから仕方ない。16・17日は土日だけど横になっても疲れが取れない。目の裏に重みを感じてまだ月半ばなのに取れない疲れが溜まっている。これはヤバいと思って平日睡眠時間を増やしたらかなり回復した。20日は洗濯機の調子が悪い。注水のランプが点滅してたまに止まってしまう。洗濯機に体をもたれると動き出すので下に石を詰めたら普通に動き出した。角度的なものが原因かもしれないけど、3年もたないかもしれない。24日からはセメントを運ぶ気が一気に失せた・・・疲れも溜まってきて、首と肩が痛いし、旅行1週間前に大怪我をしたくないという思いもあった。26日から4日間は今年中にスマホ漫画9話を書き終えるために少し必死になっていた。描いてる時に動画を見ると映像が気になり過ぎるので、描く作業のBGMは音だけの動画がベストに思う。◆見終わったアニメ「魔法少女育成計画」今から魔法少女の皆さんには殺し合いをしてもらうポンと事実上言われて戦い始める殺伐としたアニメ。最下位は本体も死亡、人数を減らせばポイントが奪えて、頭がおかしい人選をしたから争いが起こるというのは納得、しかし残り4人になっても殺し合いをする意味が弱かった。残り一人になれば大きな何かがあると言ってくれたら良かったんだが。最後は漁夫の利を得た主人公と仲間ぽいニンジャが生き残っただけで、もっとすごいラストが見たかった。「灼熱の卓球娘」萌え+卓球部の熱血漫画・・・卓球の動きはトレースだろうけどよく動く。萌えアニメ特有の気持ち悪さはあるけど試合に勢いがある。でも女子中学生の設定は少しどうなんだろう、高校生なら理解できるんだけど2年前までランドセル背負っていたんだよな。「ステラのまほう」萌え+ゲーム作りの部活の話と言えば、すべて自分が理解できる程度の話、正直言えば別に見ても見なくても良かった・・・ところでEDはなぜかドットの世界を漂うような渋い世界の余韻は良かった。「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」ジョジョ4部待望のアニメ化、東北の小さな街で起こる奇妙な事件とその戦い。ファンだから無条件で楽しめたし、キャラクターがどんな声優になるのか面白かったし、線が減ってしまった絵にも納得はしている。でも3クール全39話は少なくて、3部のように48話にして欲しかった。案の定途中から駆け足になってしまったし、カットも多かった。あとニコニコ動画のサイトの話なんだけど動画の感想を書き込む欄が消えたのは残念だった。あそこに自分が書き込むことによって他の人に読んでもらえたし、伝えるモノ知ることもあったので・・・5部は1年後あたりだろうか?それも楽しみだ。◆遊んだゲーム「タイムトラベラーズ(PSP)」サウンドノベルの名作「街」「428」の遺伝子で作られた近未来群像劇がこれだ。少し楽しみにしていたものの、実写の写真でゲームは作らず、ポリゴン人形劇になってしまったのは残念だった。ポリゴンでは登場人物に目の力は感じないし、かなり安っぽい。代わりに声優がフルボイスで頑張ってるが・・・やはり弱い。でもおなじみとも言える気楽に始まり、事件に悩み、苦しみ、涙を流して登場人物が前に進む姿はホロリとくるものもあった。今回は主人公たちがゲームオーバーになるとタイムトラベルで過去に戻るという、合理的なゲームオーバーはよくできていると思った。SF描写は面白いもののどこか弱くて、やっぱり実写が良かった。◆今月も30日までどこにも出かけなかった。その代わりではないけど31日から沖縄に出発する。今年秋から年末は沖縄のために毎日の生活を少し頑張れた面があった。外食を牛丼で済ますのも、半額のおかずを買うのも、セメントなんか運ぶのも、怪我をしても凹まないのも旅行があるからとガンバレた。そして今後のために毎日航空料金を検索してメモを付けていた。思ったより値段は安くならず変動相場制なのは今後どうすべきかわからないけど・・・。周りの人のことも考えて、どこか行く時は出発2週間前〜2日前に航空券を購入するかもしれない。沖縄は14時の飛行機に乗るために早起きをしないと間に合わない。でもそれもこなせるはずだ・・・そのために頑張れたんだから。今月の教訓:疲れを取るには食事多めとストレッチに加え、体を動かさずに力を抜いて30分早めに眠る、アイマスクは熟睡に効果がある。
2016年11月は晴れると昼間は暖かいけど、それ以外の時間はひんやりとしていた。暖かい緑茶が美味い。1〜4日までは風邪で苦しんでいた。自分は少しの肉体労働と旅疲れで風邪になってダウンすることが多すぎだ。治りかけの4日には、のどが痛くなるという7月下旬と全く同じ病気のなり方だった。今回はそれに腹痛まで加わって1日何回もトイレに行く有様だった。春に買った新ストーブは出したら思ったより大きくて、点けると部屋が暑すぎる。窓を少し開けてちょうどいいくらいだ。問題は大きいぶん点ける時と消す時が臭うことだ。今度買う時はオクでなく電気屋で1万くらいでも自分の望む大きさのものを買おう。4日は名古屋グランパスのJ2降格が決まった。自分が10代20代なら怒れたかもしれない、でも毎試合内容は良くなかったし降格には納得するものがあった。そして冷静に応援するしかできないと今は思う。とはいえJ2の「来年知らない場所に行ける」ことだけは、ほんの少し楽しみにする。5日は余った商品券を使ってイオンで布団のカバーを2つ買う。本当は敷布団を買おうとしたけど一番安いので8千円くらいなので、もうカバーだけでいいやと思ったが大きさを計ってなかったので6日も来店した。数日後衣料品の安さが取り柄の店に行ったら、布団カバーはイオンの半額以下、敷布団は2千円で売っていた。イオンでの買い物は商品券の期限が近かったので後悔はない。8日はアメリカ大統領選挙でドナルド・トランプに決まったのは驚いた。恐ろしいほど悪党面、強欲で傲慢で悪評が多かったけどアメリカ国民は政治を変えたい気持ちが強かったんだろうな。今月下旬からは会社で余ったセメントの塊を祖母の畑に運んでかなり疲れた。体中も汗だくで作業着の下はシャツがいらないくらい上半身が熱い。今年は23日まで寒さを感じないのは肉体労働が多いからかも。おかげで畑の3分の1はセメントで隠せた。これで来年の草刈りは少し楽になるかも。しかし23日は部屋を出てすぐ転んで、十数秒動けないくらいセメントに全身を打ち付けてしまい、パウダースプレーを傷にかけてバンドエイドを8枚貼るくらいダメージを負った。最近はベッドや机の角に足の指をあてる時があるし、小さな行動に気を付けないといけない。これが大階段なら全身骨折だし、打ち所が悪かったら頭をぶつけて死んでいたかもしれない。そして夜並べたセメントの上でながめるのもやめよう。絶対いつか転ぶ。それから下旬は肉体労働の反動で食べ物を多めに食べる。常にカロリーが足りない感じがして食べないとめまいがしそうなのだ。肩や腕に筋肉が付いてきている感じがあるけどお腹は変わらない。そりゃ腹の筋肉使わないし当然か。工事現場によくいる腕も足も筋肉があるけど腹が出ている中年のおじさんの体型の理由が少しわかった。今月もyoutubeでポケモンをよく見ていた。王道のアニメはやはり見ていて気分がいい。始まったサン&ムーン編もなかなか面白い。あと猫の動画も見てる。◆遊んだゲーム「セブンスドラゴン2020(42時間)」あなたが好きなゲームって何?と言われたら、自分は「セブンスドラゴン」とか「世界樹の迷宮」みたいなゲームと答える。自分が好きなのは言うなればドラクエみたいな手堅いRPGの変化球が好みだ。セブンスドラゴンは歯ごたえのあるドラゴン戦、ボスドラゴン戦が熱く、キャラの育て方が少し変わっていて面白い。戦闘もスピーディーでよく使う回復をボタン一つで呼べるのはかゆい所に手が届いている。これはまさにRPGが好きな人が作ったといえるゲームだ。今回は声優も選べるので福山潤、水樹奈々、田村ゆかりの3人を選んだ。物語は東京に飛来した宇宙生物ドラゴンを駆逐するために能力者として戦う。都庁を本拠地にして人はどんどん死ぬ、仲間も無常に死ぬ、それでも人は前に進む・・・という話、いつもはクリア第一で急いで終わらせるんだけどこれはじっくりと遊んでしまった。それにしてもインストールしたのにロードが多いゲームだと思ったら、終盤までインストールONにしてなかった・・・◆今月は県外に出なかった。本当は関西のJ1昇格決定戦に行くことも考えていたけど、年末年始の沖縄旅行まで気をたくわえたかった。おかげで沖縄に行くのを日々楽しみにして生きている。来月何も悪いことが無ければいいが。今月の教訓:重い物を運ぶのは軍手二枚が効果的。手が荒れないし詰めてもダメージが少ない。ドコモのプラン変更は迷ったり一回帰らず、その場で決める。
2016年10月は暑かったり寒かったりを繰り返しながら徐々に冷えていった。10日は実家の草刈りを手伝った。1時間もしないで終わると思って草刈機を持って刈り始めたけど、立ちっぱなしで2時間半もかかった。他人の土地や他人の道まで刈り過ぎだ。水色の油も1時間に一回補給して小さなポンプみたいなボタンを10回押して機械に油を通してヒモを引っ張って起動する。自分用に電動草刈機を買おうと考えていたけど、電動は故障が多く、一般的な草刈機のパワフルさには買うのをためらわせるものがあった。11日あたりから急に寒くなった。昼間は過ごしやすいんだけど夜はひんやりし過ぎ。毛布の出番となった。12日は会社のパソコンソフトが調子悪いので、ソフトの会社が近くにあるからパソコン見に来いと電話したら1時間数十分かかっても治らなかった。来てくれた二人の時間は奪うわ、呼んだ手前自分も気も時間もつかうし、少し反省した。14日はヤフオクで買ったPSP本体とソフト13本が届いた。今持っているPSPのアナログスティックの調子が悪くて買うしかなかった。値段は送料込みで3310円だったけど、買った中古PSPもアナロスティックが若干悪かった・・出品者の評価からしてこんなものかと思ったが。でもこれで2年くらいは持つかな。PSPのソフトは部屋に50本溜まった。24日は夜寒くてこたつの布団を付けて起動した。今月も会社のゴミ整理をずっとしていたけど、26日は4時間くらい立ちながら分別する作業は本当に疲れた。肉体労働はすがすがしさはあるけど、数日何もやる気にならない疲れが出る。31日は肉体の疲労と県外外出の疲れが出て、それから4日間も風邪をひいてこの月誌の更新が遅れた。今月もネット上のポケモンのアニメをよく見ていた。ポケモンXY&Z43話カロス最終決戦は何回見たかわからない。◆見終わったアニメ「スカーレットライダーゼクス」沖縄石垣島を舞台に赤の世界の住人達と戦うヒーローアニメ・・・だけど乙女ゲームが原作なので、イケメンたちがバカをしたり、戦っている話が続く。序盤のズレた雰囲気が好きだったけど12話で終わらせるために終盤急加速で世界を平和にした。「タイムトラベル少女」父が研究していたタイムトラベルの機械を起動してしまい、過去の偉人に何人も会う教育テレビのようなアニメ。発明家の偉大さを知るアニメは逆に新鮮で面白かった。整合性も上手く、一番悪い奴が過去の時代に残ってしまった展開は印象的だ。◆見た映画「アベンジャーズ エイジオブウルトロン」アメコミヒーローの集団「アベンジャーズ」の第2弾。アクションモノだけどやること成すこと情報量は多い。前半は精神を混乱させる改造人間の女性にやたらほんろうされる。操られたハルクとアイアンマンの大バトルは余計街の被害を増やしてるだけだが面白い。後半は空中に浮いた街をなんとかしようとする。前作のようなアイアンマンばかり活躍するわけでもなく、わりと均等に全キャラ良いところ悪いところを見せる映画だ。人間は悩みを持っているから魅力的だと思える。それが大社長や科学者や神の力を持った連中だとしてもだ。しかし新キャラのビジョンがハイパーダサい。しかも物語の半分使ったのにあまり強くないっていう。「プリンスオブペルシャ 時間の砂」同名のゲームをオリジナルアレンジされた映画。内容はテンポ良すぎて早送りを見ているようだ。見ていてどうも既視感を感じて仕方ない。テレビで見たのだろうか・・と思って過去の視聴ノートを見たら2011年2月に観ていた・・・うーむ。◆遊んだゲーム「キングダムハーツ バ―ス・バイ・スリープ」PS2でキングダムハーツを遊んだ時、ゲーム画面に酔ってやめてしまった。そして今回PSPに出ているこれは酔わないだろうと思って遊んでみた、第一作のリメイクかと思ったら外伝的なストーリーで「1に続く…」てな話だった。そもそも1をクリアしていないが・・・とりあえずあるからやってみた。このゲームは三人の主人公のアクションRPG、ジャンプばかりしているとやっぱり酔って少し気分が悪くなる。ベントゥス編(11時間半)キングダムハーツといえば・・という感じの少年主人公が主役。PS2みたいなディズニーキャラと一緒に戦うことは少ない。話は闇とか光の力とか、どうにもスターウォーズ的だ。でも闇に飲まれたら悪い事があるのかとよくわからない。ゲームシステムはやや複雑。魔法や技を育てたり調合もできたり必殺技の成長があるけどゲーム後半までシステムを理解できなかった。しかも育てたスキルは他のキャラに引き継がない。それが残念だ。アクア編(9時間半)次はヒロインのアクアでプレー、世界をめぐるとベントゥスが先に来ていたり後だったり、3人のすれ違い物語の裏側が少しわかる。ベントゥスとはボスやシナリオは全然違うが、はっきりいって新鮮味を感じない。またディズニーキャラを使うわりにハッピーエンドで終わらないのがこのゲームの好かん所だ。テラ編(10時間)闇に飲まれそうな青年テラが主役。巡る場所もベントゥス・アクアと同じなのが多くてそろそろ面白くない。ゲームとしていまいちなのが敵に魅力がなく種類が少ないことだ。悪夢に出そうな敵をイメージしたんだろうけど・・・。また闘技大会なのに敵がいつものモンスターだったり、客が誰もいないのに万雷の拍手が起こったり、細かい点がしょぼい。ダラダラと遊んだけどゲームとしては55点、楽しさ面白さ爽快感に欠けて話も暗い。ベストEDはyoutubeで見た。◆29〜30日は関西に出かけた。29日は14時神戸の試合なので早起きして駅に向かった。電車でずっとPSPをしていたけど急に電池が切れて驚いた。3時間半しか経ってないのだが・・・仕方なく難波で降りて充電できる店を探す。そこで見つけたのがバーガーキング、しかし1時間充電しても満タンにならず、試合に遅れかねないので店を出る。結局神戸ウイングには試合10分前に着いた。この日はたくさんのお客さんが詰めかけていてアウェイ席も満席で、いつもなら端は座れるのに今年に限っては全然ダメだった。仕方なく階段の隅で見る。試合は文句なしの0-3で敗戦。チャンスはあるかと思ったけどそうでもなかった。これでまた降格圏の16位だ。試合後は神戸サポの女性と久々会ったけど過去の月誌を見たら2013年5月ぶりで少し驚く。どうしてこんなに間隔が開いたのだろうか?ともかく二人で三宮の居酒屋に行ったら、店長が威勢のいい人で満席だけど入れたるわと隅の席を用意された。ぶっちゃけ予算はナンボなん?って聞くし、酒飲めるやろ?と聞いてほとんど飲めないキツイ酒出たけど、フグのしゃぶしゃぶやお好み焼きや鳥の刺身は普通に美味かった。店では神戸サポさんの働いている所のフランス人がロクに働かなくて困る話を聞いて面白かった。おごってもらったので今度会う時は3〜4千円分の土産は送りたい。難波に戻ると警察官が多く、仮装している人を100人以上見た。そういえば今日はハロウィンだった。でもホテルの前でうるさいのは迷惑だ。翌日ホテルを出るとたくさんの人が走っていた。30日は大阪マラソンの開催日だった。それにしても走る人が多い。何万人いるのだろうか。30分くらい見ていたけどランナーがスカスカになったので、またバーガーキングに滞在してPSPを充電する。難波では見たい映画もあったけど微妙に時間が合わなかった。そして14時から長居でセレッソ大阪の試合があるので移動。微妙な位置にある長居商店街に寄ってお好み焼きとたこ焼きを買う。別にめっちゃ美味いわけでもないけど量が多くて雰囲気が好きなのだ。食べれば昔に少し戻れるような感じがする。セレッソと水戸の試合はわりと良い試合で2-2のゲームだった。しかしセレッソは今年も勝負弱くて昇格できないかもしれない。試合後はいつも通りのルートで帰ったけど、近鉄準急はそんなに早くないから急行だけを待つべきだった。
2016年9月は暑さがやわらぐ季節で梅雨並みに雨が多かった。急激に夏を終わらせているが布団が干せない。今月は健康診断で肝臓が良くないとD判定を書かれていたので、体重を落としつつ、ちょっとした運動をするようにした。体重は平均体重より3kg重いだけなんだけど、いかんせん運動が少ないのは自分でもよくわかっていることだった。5日は寝ている時に怖い夢を見る。自分を含めた男女3人の小学生が放課後に、つらい時や苦しい時や死にたい時に、強く過去に戻りたいと思えば、能力を得た日の小学生の放課後に戻れる能力を持ち、自分や友達や家族が、事故や災害で死んだ時に戻そうと思えば戻れるんだけど、何回も小学生に戻り、何回も学生になり、子供になり、でも頭は大人で新しい事故に会うたびに過去に戻り、いつまで経っても自分が幸せになれない。そして何十回も同じことを繰り返す自分が居た。一方、同じ能力を得た二人は何回か過去に戻ったものの人生の価値や運命を悟り、結婚してどんな苦しいことがあっても戻らないと決意して生きている。まさに自分と誰かの人生みたいで、何か深い人生の闇を見たようで怖くなって目が覚めた。午前4時半で外は真っ黒、自分はこの部屋に一人、人の気配かと思ったものは扇風機の音で、伴侶も家族ももてず古い家に住む自分にずっと生きる怖さを感じた。独身で死んでいく人はこういう風に何回もゾッとしながら死ぬんだろうな。8日は父が大腸検診を受けていた。ポリープができていてこの先ガンで苦しまないか心配だ。10日11日は土日でほとんど何もせず、Jを見てゲームをしたくらいだ。9日に頑張ってスマホ漫画を描いた反動かもしれないけど、自分は何か予定をかなりしっかり埋めた方が動くタイプだなと思う。◆「死ぬときに人はどうなる?10の質問」少し前に読んだ「死ぬときに後悔すること25」が面白かったので、同じ作者のこの本を読んだけど前の方が面白くてわかりやす過ぎて、この本は哲学的にも内容的にも重くて読んでいて読み進まない。でも死ぬ直前の人の行動として、死ぬことに「否認」し、なぜ自分が?と「怒り」、何とかならないかと「取引」をしようとし、あきらめて「抑うつ」になるというのは納得。◆遊んだゲーム「ポケットモンスター ダイヤモンド(30時間)」ポケモンシリーズのナンバリングタイトルで10年前のDSのゲームだ。子供向けのイメージが強すぎてあまりやる気も無かったけど、2か月前に「ポケモンGO」が流行ってやりたくなった。話は初代と同じで普通の街で目が覚めてそのへんの博士に頼まれて旅に出る。ストーリーはあるのか無いのか深いのか浅いのかよくわからない感じで、ポケモンチャンピオンを目指しながら謎の敵ギンガ団を倒していく。ジムは順番に行かないといけないけどゲームは思ったより自由度が高くて、何時間もマップをうろうろしかねないので早々に攻略サイトを見ながら遊ぶことになった。見事なのは戦闘を楽しませていく過程だ。最初は初期相棒のポケモン1匹が強くて他はいらないと思うんだけど、偶然仲間にしたポケモンが強かったり、敵の攻撃を一回やり過ごすために仲間を増やしたりして、最終的にこのゲームのメインとも言えるポケモン達による勝ち抜き戦を楽しむこととなる。その勝ち抜き戦もポケモン同士の属性が多種多様で、虫は鳥に弱かったり、水は石に強かったり、レベルに差があっても属性と対策をチームですれば勝てるのは面白い。しかし、最後のポケモンリーグ5連戦は骨が折れた。プレー時間の5時間以上は5連戦のレベル上げに費やした。でもこの勝ち抜き戦は本当に面白い。人VS人は絶対面白いし、小学生で流行るのは当然のように思う。続いて「ポケットモンスターブラック(16時間半)」、ダイヤが結構楽しかった勢いで遊んだ。ブラックは日本を元にした地方から離れた場所を舞台にしている。話は例によってポケモンマスターだか図鑑の完成を目指す。それにしてもダイヤと比べて戦闘のテンポがすごく良くてスイスイ進む。話も前回以上に一本道だ。町も建物も全部立体で、大きな橋を歩いて渡る旅情感もいい。でも最初に選んだ相棒が強いのはいつも通りだけど、ダゲキという2回攻撃する仲間のポケモンが強すぎて、ポケモンダイヤのような敵に勝つ戦略も無く、相棒とダゲキだけで敵の大半を倒す有様になってしまった。プレー時間も短く、難易度を下げたのだろうか。「ポケットモンスターブラック2(17時間半)」さらに続いてブラック2も始めた。舞台は前作と同じイッシュ地方で2年後を舞台にしている。前作の登場人物が次々と出てまさに続編だ。正直言って前作との違いをちょっと楽しむ感じのゲームになっているけど、最後に前作で脇役だったアイリスがラスボスだったのはわかっていても驚いた。ラスボス曲も楽しく、道具をたくさん使わせるくらい強かった。しかし2回連続水ポケモンでやったから、2は草ポケモンで始めてみたけどキツかった。水ポケモンの弱点が2種に対して、草ポケモンの弱点が5種もあるって・・・敵との相性がこのゲームの肝で、行く先々で苦戦の連続で、最初の選択肢に草が用意してあるのはどうかと思う。ポケモンはオクで他のゲームを買うのにソフト数本勝手に付いていたから始めたんだけど、遊んでみるとここまで楽しめるとは思わなかった。バトルの楽しさ以外で個人的に思うのが、名作「マザー」シリーズのライトな部分が移植されたとポケモンシリーズに感じた。ひょうひょうとしながら生きることを楽しんでいる感じが。マザーシリーズは終わったけど受け継がれた部分もあるということなんだな。それにしてもポケモンはアニメも面白いからyoutubeで何時間も見れて困る。◆17日から19日までの連休は名古屋と岐阜に行っていた。17日はガンバ大阪との試合を豊田で見る。試合は1-3で負けた。闘莉王加入で盛り上がる名古屋をガンバが平然とはね返した。名古屋は残り5試合降格が現実味を増している。それにしても試合時間の19時半開始はやはり帰りが遅かった。翌18日は岐阜の試合開始は19時なので何をしようと考えて、雨だから映画館に行こうと決めた。でもみんな考えていることは同じで、山ほど客が居て、見たい映画は完売だったし、他の映画も結構売り切れていた。仕方なくレッドタートルというジブリが形だけでもかかわったアニメ映画を見ようと決めたけど、客は自分を含めて7人くらいしかいなかった・・・。流石に人気なさすぎと思ったけど、作品を見ればそれも納得する内容で、これは言うなれば絵画を見るのと似ている。驚きも興奮も何も無く、とりあえず見るという感じが。はっきりいってこれは作り手が見たい映画で一般向けではない。1800円が高く感じる。でも今後、都市部で「さあ、何をしよう?」と思ったら映画館はいいかもしれない。スクリーンが自室のブルーレイより画質が低いということは改善されたみたいだし、少し高揚感もあった。その後ホテルにチェックインだけして岐阜駅に向かう。栄から40分で着いた。駅やその周辺でワークショップが大量にやっている。少し楽しそうで、自分もしょうもない絵を描いて1000円くらいで、彼らと同じように売るくらいのことをいつかした方がいいのかなと思うけど、よく考えたらヤフオクでそれやっていた。そして売れていない。そのあと外はずっと雨だし、時間もあるので試合1時間半前までドトールでポケモンをひたすらやっていた。雨は止むことはなくバスに乗って長良川競技場に向かった。スタジアムは雨だし、順位も悪いし、連敗中だし、流石に閑散としていた。聞けば半年間ホームで勝利がなくて今日こそ勝ちたいのだそうだ。試合は開始2分で岐阜が失点してこれは完敗だな
と確信したら、愛媛が一人退場してそこからは岐阜の猛攻、雨も味方してわりと好き放題攻めたけど1点しか返せなかった。そして残りロスタイムにコーナーから直接岐阜が決めて試合終了。その時はスタジアムが恐ろしいほどわき上がった!サポーターはずっと歌って、スタッフと笑顔でハイタッチと、まさにお祭り騒ぎであった。でも選手がゴール裏に来るのがあまりに遅くて帰る。試合直後に滝のような雨が降ってきて靴は完全びしょ濡れで、雨がっぱも持ってくればよかった・・・・翌日は名駅タワーズの20階で献血をやってみた。献血は10年以上前、神戸でサッカーを見たついでに献血をしたときに血を見てると気分が悪くなって、あれからやっていない。献血で苦手なのは自分の血管が細くて看護師が困る姿を見ることだ。なんだか申し訳なくていつもやりきれなかった。でも健康診断でひじのあたりから注射をスムーズに差されて「これなら・・・」と思って行く。献血ルームは結構人が居て大半が終わったのか、無料ジュースを飲んだりくつろいでいる。受付を済ませたらすぐ採血が始まった。案の定看護師は血管探しに困っていて、体が冷たいからと言われて湯たんぽを体中に持たされる。暑い。そうなのだ、自分は昔から体の熱が他の人より冷たい。夏でも長袖は普通に着るし、昔から性格的にも冷たさや冷めた感情を持っている気がする。健康診断ではいつもはひじ付近から取っていますと言ったけど、「は?」という顔をされただけだった。たぶん採血する場所は決められているのだろう。献血は400tだったけど差せば十数分で終わった。結構深く差して少し痛かったけど、献血後のアイスクリームはおいしかった。
2016年8月も夏バテで体調が悪かった。38度もなくても30〜32度でも全然暑い。晴れていると飲み物は1L以上飲んでいる。たぶん部屋や車のせいだ。平日朝、目が覚めても頑張るぞってやる気がまったく出ず、夕方に帰ってきて塀を作ったり、雑草を切ったり、トタン屋根を修理したりで、もう夜になるとやる気みたいなものが無くなって、ペンタブも持たず、ご飯を食べたら眠る時もある。雑草刈りはとにかくツル系の植物が鬱陶しい。特にクズと呼ばれる植物は1日1mくらい伸びてるんじゃないかと思う。4日は普段歩く道の脇のブロック塀が完成。1か月くらい空いた時間に作っていたけど、雑でガタガタだけど丸い石を雑に積んだ石垣よりマシな感じだ。6日はI図書館に行ってネームを書きつつ本を読む。しかしエアコンがかなり寒くて廊下みたいな場所に居た。この日は帰ってきたら蛇口がちゃんと締められてなくて水がずっとちょろちょろ流れていた…8時間分の水が勿体ない。12日から16日まで盆休みだった。12日は弟夫妻と子供が来ていた。子供は二人で大切に育てているので元気な良い子に育ちそうだ。15日はシオカラーズのイラストが途中だけどHPに上げた。16日は暑い部屋で数時間も昼寝してしまった。20日21日はスマホ漫画をずっと描いていた。3時間に一回シャワーを浴びつつわりと集中してできたけど、1時間描いてデータ保存のボタンを押したら画面がまっ黒で止まり、イラストソフトが強制終了して汗が流れた。1時間分のデータは残らず、イラストソフトの性能が少し良くてPCがついていけてない感じがずっとしている。スマホ漫画はページと絵を一気に上げたせいか何なのか、かなりアクセスがあった。20代なら血が沸騰して寝不足になるような喜びがあったろうけど、なるべく早めに4話は上げようと冷静に思っただけだ。動画では「学園ハンサム」という馬鹿ゲームの動画をよく見て笑っていた。あとこの季節は銀河系が真上に見えて綺麗だ。◆見た映像「ジュラシックワールド」シリーズ4作目、流石にもう出がらしで面白くないんじゃない?と思いながら見ると、映画は1作目のリメイクぽく、いろんな登場人物が織りなすパニックモノで、小さな会話もメッセージ性が強く、わりと堅く仕上がっている。今回は遺伝子操作で最強の恐竜を作ってそれが逃げ出して大混乱ってわけだけど、恐竜を軍事利用を思いつくとは・・・。実は物語の舞台は1作目と同じ島で人間は何回同じあやまちをする?って誰もが思うが、それがこの映画のテーマの一つかもしれない。「烈車戦隊トッキュウジャー」2年前に放送されていた電車をフィーチャーした戦隊シリーズ第38弾だ。記憶を失った5人が自分達の故郷を探すためレインボーラインの烈車に乗りながら、悪のシャドーラインと戦ってゆく。これを見ようと思ったのは戦隊歴代一とも言えるダサさだ。このなんじゃこりゃ感はすごい。そして巨大ロボットも輪をかけてダサい。電車を5本縦につなげただけだろ!っていうデザインは逆に惹かれてしまった。主演の5人が美男美女はいつも通りだけど主役の男が女性的な感じが強い。ギャグ要素も多めで、銭湯を救ったりケーキ作りをしたり、敵達の恋愛模様など、笑いあり涙ありお約束アリで、大安定して面白い。巨大ロボが4体で合体を含めたら7体もあり、武器の種類の多さなど、商売のためにここまでするかという感じもある。すごくいいなと思うのが、どれだけ戦いがつらくても自分たちの故郷を取り戻すという目的が東日本大震災を思い出して泣ける。途中からは自分たちの心は本当は子供であって、体だけはレインボーラインから戦うために与えられたとわかり、このまま戦えば平和になっても、家族や友達にも知られなくなるとしてもシャドーラインと戦う決意をするのは熱すぎた。そして作品のテーマにイマジネーション(想像力)で想像があるから戦えるというのが面白かった。最後は故郷を取り戻し、大人の姿でも家族にわかり(ここが良い)、結局子供の姿に戻って世界は平和になる。舞台裏の映像もしっかり見たら、役者達はこんなに演じてきて素晴らしい体験は一生無いと語っているのが印象的で、皆で作り上げる特撮の素晴らしさを垣間見たようで青春みたいなものを強く感じた。◆読んだ本「しがみつかない生き方」精神科医香山リカの本、この人の文章はファミ通で昔よく読んでいた。久しぶりに読んだこの人の文章は改めて医者なんだとわかるものがあった。「何不自由ない今の環境をとりあえずやめるのは余計病気になるからやめるべき」、「夢は努力をすればするほど叶うわけではない」、「いくらすごい特技があってもプロでも無ければ死んでも困るのはせいぜい数人〜十数人」、どことなくハッキリしない文章は相変わらずだけど1%くらい気が軽くなった。「ユートピア」湊かなえの小説、港町の鼻埼町で起こった事件・・・。芸術を田舎に持ってきて阻害される感じは少しわかる気がする。でも肝心の物語は大した話でもなく、何とも言いようがない普通の話。◆13日は名古屋にサッカーを見に行ったが試合が酷かった・・・そろそろ名古屋も勝つのでは?と思っていたけど良い所無しの0-2で敗戦。良い事があるとすれば観戦で安物のシャツを貰った事だけだ。これで名古屋は16試合勝ち無し。降格の足音が聞こえてきた。泊まった栄の安ホテルは近くに行きやすい飲食店が多かったので今後は栄で泊まる時が多くなりそう。地下街は21時に閉まってしまうので気を付けないといけない。この日はスタバで2回コーヒー飲んで濃い味は好きだけどお腹との相性は悪かった。翌日は蒲郡(がまごおり)に行った。蒲郡市は愛知県南部の三河湾のレジャーの中心と言うのも言い過ぎかもしれないけど、ラグナシアやいろんな遊び場がある所だ。実はここも離島行きの船が夏だけ出ているのでとりあえず向かった。電車は名古屋からJRで45分で到着。到着したらお腹が空いていたので調べておいた駅近くのラーメン屋しずるに入って台湾まぜ麺を食べるも、味は良いけど量が多くて吐きそうだ。パンシロンを使ってなんとか食べるものの、今度から二郎系は避けて普通のラーメンでいいなと思った。食べ物は苦しんでまで食べる価値は無い。お腹を膨らましながら十数分歩いて港に到着。蒲郡は駅と港が近い。離島から帰ったあと、あまりに目立ちすぎる竹島にも行ってみると、なんだか江の島に似ていて外国人客がやたらと多い。島はまともな神社があって島の周りを歩ける。蒲郡は他にも生命の海科学館、蒲郡市博物館、海辺の文学記念館、竹島ファンタジー館など気になる施設があるけど、この日は疲れたので帰った。今月の教訓:ラジオ体操を含め、ストレッチは毎日5分以上した方が体の切れはいい。
2016年7月は暑かった。2日からいきなり日本晴れで完全に夏に入った。この日はまだ風があるからいいけど、これが38度で風無しなら部屋なんかにいられない。そういえば半年前に買ったノートPCは、真夏に部屋に居られるか!って時のために買ったのだった。今月ノートパソコンに色々データを入れてみたがアダプターが熱くて仕方ない。ちょっと事故の臭いがするので気を付けよう。3日日曜は午前11時まで眠ったけど部屋が烈火のごとく暑くて目覚めからずっと体調が悪かった。夏は翌日が土日でも平日並に早めに眠って、遅くても朝9時半までに起きるのがベターかなあと思う。7月は後半に入るとあきらかに体の調子が悪い。俗にいう夏バテというやつなんだけど、少し体重を多めにしても食べ物を調整してもイマイチ良くはならなかった。23日土曜は夏風邪で15時間くらい横になっていた。頭痛は元よりのどは痛いし体もだるいし完全にダウンだ。前日の金曜日に外気が10度くらい下がって体が混乱したのかもしれないけど、やはり福岡旅行に相当疲れていたんだと思う。両足に筋肉痛の熱があるのがずっと気づかなかった。月曜はネックウォーマーと厚着して毛布を出して眠ったんだけど翌日脳がおかしい。重いというか血が不足しているというか・・・少し危険な臭いがした。風邪でも夏にネックウォーマーだけは避けよう。結局この風邪は治るのに水曜までかかった。のどは翌月になっても痛い。◆見終わったアニメ「銀河パトロールルル子」宇宙海賊に狙われた荻窪を舞台にしたドタバタラブコメミニアニメ、すごく普通。来年には忘れそうだ。「ふらいんぐうぃっち」青森を舞台にした魔女のゆるふわ日常系・・・だけど頭身はしっかりしている作品。正直言えばエロ漫画からエロを取った様な印象すらある。それくらい日常系だけどセクシーさがあった。「ハイスクルフリート」戦艦を操る女子高生たちが事件に巻き込まれる。作品に流れるBGMが前半は変で仕方なかった。それだけで雰囲気はだいぶ違った。「迷家」謎の村に引っ越そうというオフ会に参加した参加者たちは・・・LOSTぽさが強い作品で、トラウマをどう乗り越えるか期待はしたけど登場人物が多すぎてあまり話が進まなかった印象がある。「あんはぴ♪」アンハッピーなヒロイン達の日常系萌えアニメ。絵の質、手の抜き方、話などわりと手堅い萌えアニメとして上出来だった。でもこれだけの作品でも世間はそれほど人気にならないという事実があるんだな。◆遊んだゲーム「聖剣伝説チルドレンオブマナ」10年前のDSのゲーム、恐ろしいほどス−ファミみたいなアクションRPGだ。適当に敵を倒すだけでストーリーもあるのか無いのかよくわからない。終盤は敵の攻撃が痛すぎるので離れて弓だけで戦うが、あまりにチキンすぎたかもしれない。15時間も遊んだけど印象が何もない。「ペン1グランプリ」スマブラみたいな子供向けDSアクションゲーム。電車に乗っている2時間でクリアした。後半から鬱陶しい敵が多くなるけど、コツさえつかめば簡単。でも子供なら苦しむかもしれない。前の所有者(データ)は19時間もこのゲームをしていた。◆読んだ本「人生で捨てて良いものいけないもの」本のタイトルで借りたけどタイトルと関係ない文章が並ぶ本。著者が東スポの記者だっただけに社説を読むような内容で、自分の人生経験の話でなく、居酒屋で中高年が愚痴ってるような本で、文の最後は偉人やスポーツ選手の名言で締めようとする話ばかりだ。やっぱり本というものは自分の人生経験を書くべきだと思ったりする。◆見た映画「ターミネーター新起動:ジェネシス」またターミネーター作るのかよ・・と気になって見た。未来の戦士カイル・リースが過去に戻ったら味方のターミネーターが居て、もう歴史が変わったのだと告げて2017年にタイムスリップすることになる。アクション多く、テンポ早め、いきなり韓国人のターミネーターを倒したり、新しいターミネーターとされたジョン・コナーが今回の敵となるが・・・やっぱりどうあがいても凡作に思うわけだ。敵はこれまでほど本気で殺しに来ないし、未来が変わっているのなら今は何なのかわからんし、お笑いはシュワルツネッガーの顔頼みだし・・・そもそも毎回本社を爆破してメカに支配されない未来が来ると思うのもどうなのか。最後になぜ過去に年を取ったターミネーターがいたのか謎は明らかにならない。また続編が作られるか未定だそうで・・・これだったら、テレビドラマの美少女ターミネーターの方が面白かったな。「メイズランナー」目が覚めたらそこは少年たちが暮らす塀に囲まれた世界で、塀の外は迷路で化け物が人間を殺していた。ゲーム的だけどわりと丁寧に作られていてゲームぽさは無い。迷路が思ったより小さく、謎解きもあるような無いようなで、この環境を作ったのは人体実験だったと最後にわかるものの、2へ続くという展開にはガッカリした。そこまでの話でもないだろ。
◆今年の7月の連休は九州へ向かった。まず15日金曜は午後6時のバスに乗り、午後10時過ぎに大阪に到着した。ホテルは例によってカプセルだけどカプセルにまで外国人が結構泊まっているのには驚いた。
翌朝は6時に起きて朝風呂を浴びてからホテルを出る。関西空港まで南海電鉄に50分乗って午前9時に空港に到着。飛行機は10時45分の便だけど、これに乗り遅れると予定がすべて崩れるので昨夜から早起きできるか緊張していた。結局1時間くらいピーチの待合席で眠ったものの飛行機には無事に乗れた。窓際には座れなかったけど、窓際に誰も座らなかったので外の景色が見れた。空から見ると自分が行った離島はよく目立つ。福岡に着いたら地下鉄で祇園駅に行き、ホテルのチェックインをしてから近くにコインランドリーがあるか確認した。3泊4日の旅はどこかで洗濯しないと荷物が半分にできないのだ。その後最初の目的地相島を目指す。14時半の船なので急がないといけない。地下鉄の貝塚駅で乗り継ぐ、同名の駅は大阪にもあった。西鉄新宮に到着したら残り40分しかない。新宮町というからには神社が大きいのかと思って神社に寄ってみたら普通に小さかった。その後30分歩き続けて港に到着。相島の話は島話のページで読んでください。この日も暑くて途中で倒れそうなくらいだったけど、次は急いでJ2リーグの試合がある北九州市に行かないといけない。渡船場から町営バスに乗ってJRに行き、そこから折尾駅へ1時間以上かかって到着。バスでスタジアムへ出発するけど、話に聞く通りスタジアムの場所が地味に遠い。本城陸上競技場も映像で見るよりイマイチで、確かにJ1に上がれない感じが強い・・・小倉駅の近くに新スタを作るのも納得。バスで到着したら数分で試合が始まった。試合は2位の松本が優勢で前半を終わって松本が2-1のリードだ。ハーフタイムは自販機でジュースを買ってがぶ飲みをする。この日は飲み物だけで6本は買った。そして後半再開したのでスタジアムに入ろうとしたら、名古屋のユニフォームを着ているので、北九州のゴール裏に入れないから他の服が無いかと数人の警備員に囲まれて体が震えるほど驚いた。他のスタジアムでも他のサポが入っていても大丈夫だけどと話したけど、「うちは駄目だ」と言われたらそれまでで、「じゃあ他の席を用意するから移動して欲しい。北九州のサポは激しい」と説明されて納得して移動した。誰がどう見てもチーム運営としては正しい判断なので。でもこれは名古屋のユニじゃなくてTOYOTAと書かれたシャツだし、前半は普通に入れたし、スタジアムの端で見ていた。また名古屋はJ1でJ2とはカテゴリーがまったく違う。海外のユニを着た子供も多いのにそれはOKなのか?色的にも黄色と赤は北九州と名古屋は同じだし、名古屋OBの刀根選手もいるから北九州サイドで見ていたんだけど・・・どうも差別を受けるとはこんな感じなのかと少し思ったりした。後半はそんなことばかり考えて集中して試合を観れなかった。気が付いたら松本を応援していて前半のスコアのままタイムアップとなる。試合後は急いで博多に戻り、ホテルの大浴場でさっぱりしてからコインランドリーに向かう。洗濯を待っている間やっとこの日初めてホッと一息ついた。この日は本当に朝から夜まで本当に疲れた。時間も10分遅れたらアウトの予定を組んで、福岡を楽しむ余裕はなかった。
翌17日は午前8時半に起きる。本当はもっと早起きしたかったけど疲れで体が起きれなかった。この日は前回福岡に居た時行けなかった玄界島に向かう。バスに乗って港に向かうけどこの日も暑い。待合室では近くをウロウロしていないで椅子に座っていた。それくらい疲れている。玄界島の話は島話のページで見てください。帰ってきてもまだ15時過ぎなので博多駅でみやげを買う。ホテルに荷物を預けた後、名古屋の試合がある鳥栖に向かう。鳥栖は博多から南へ片道560円で行ける福岡に近すぎる佐賀の街で、駅前にサッカー専用の素晴らしいスタジアムがある。鳥栖はアウェイの試合で何回も見たことあるけど、やっぱりホームだとお客さんが多かった。磐田より多いんじゃないかと思う。そしてスタジアムDJが変わっていて、普通にFMラジオみたいに音楽を流している。「次の曲は○○〜♪」ってのはスタジアムでは新鮮だ。DJがアウェイの名古屋サポに佐賀県に来てくれてありがとうというのは珍しくはないけど、勝敗以前に相手に対するリスペクト(尊敬)をしようと強く呼びかけているのが、鳥栖がJ1に居続ける鳥栖の強さなのかと思った。鳥栖を出て名古屋に行った選手にも拍手をしている。試合は名古屋が2か月間勝ってなくアウェイなので防戦一方で、なんとか0-0のドローで終われた。帰りにゴミを捨てる時に係員に「来年もぜひ対戦しましょう!」って言われて、「うっ・・・」っとしか声が出なかった。来年もJ1で対戦できるのなら喜んでって感じだけど、名古屋だけJ2ってのも情けないし、お互いJ2でも笑えないよなあ・・・。博多に戻ったらラーメンくらい食わないと…!と思って、駅の近くの適当なラーメン屋に行ったけど美味かった。ミルク色のスープのラーメンと肉汁出る餃子には、もっと博多ラーメン食べれば良かったと少し後悔した。
18日は11時半の飛行機に乗って三重に帰るだけなので、せっかくだから空港に行く前に勝利祈願で有名らしい筥崎(はこざき)神社に行くことにした。しかし博多駅から普通電車に乗ろうとしたら15分待ち、駅に着いてからも地味に歩いたり、飛行機に間に合うのか?とあせりで疲れる。神社は3分だけ滞在して拝んで大急ぎで福岡空港に行く。窓口には10時半に到着して空港見学をする暇もなかった。でも飛行機に乗るのは少し楽しい。たった50分で関西に着くなんて早すぎる。5か月前から予約したら片道6000円くらいで福岡に行けたので、冬にも飛行機に乗ってどこか行きたいなと改めて思った。難波から空港までの電車賃920円が地味に痛いけども。この旅行で使ったお金は4万8千円と高くなりすぎた。移動が多いのが痛かった。今月の教訓:激辛の物は喉を痛めやすい、無理して食べなくても良い。
2016年6月はサミットの反動で街が寂しく感じる日が多かった。毎日かかった検問も山ほど見た警察官も懐かしく思う。サミットでは周辺のホテルや店もにぎわって儲かっていたのだ。youtubeで確認したら大統領が走る道には10mおきに警官が立っていたくらいで客もたくさん見ていた。10日は昼間30度近くになって扇風機を出す。その後も扇風機というのは別に気温が高くなくても不思議とかけたくなった。かけ過ぎでの腹痛には気を付けたい。21日は朝から大雨でびしょびしょになって転んで右ひじを擦りむいた。大雨回避に会社に何とか言って30分遅刻した方が良かったかもしれない。24日はイギリスがEUから離脱するニュースが大きかった。25日は6年前の弟の結婚式のDVDをyoutubeに上げた。手振れだらけで吐きそうな映像なので視聴は誰にも勧めない。youtubeに上がったら自動で手振れを直してくれるけど20%くらい酔わなくなったもののやはり気分が悪い。カメラを持ちながら歩いた映像は良くないな。でも映像を解析されて映像で儲けた利益はBGMの権利関係社に流れる仕組みは驚いた。アップロード時間が長かったわけだ。今月は会社でゴミ整理したり焼いたりしていた。しかし30日にゴミ整理の時に動物のフンを服にかなり着けてしまい、最悪な気分になる。家でも掃除をしていたけど古すぎる洗濯機をたたき割って分別して出したら無常観ある。先月購入した商品券は親がすごいスピードで使っていた。わりと金づかいが荒く感じる。自分はモスバーガーで3回使ったけど、運転しながら食べるとイマイチ美味く感じない。食事とはゆっくりした場所で食べないといけないなと思う。動画ではドラクエ3のRTAミラーをよく見ていた。スーファミのドラクエ3を3時間以内で終わらせるレースは見ていて面白い。今月はスマホ漫画の話を書いていた。くっだらない話だけどとにかく上げて反応が見たい。でも手が進まない。描いてどうなるかわからないモノを書くのは勇気とやる気が少しいる。◆見た映画「コングレス未来学会議」何を借りようか15分迷って苦し紛れに借りたのがこれ。むっちゃくちゃな映画だった。売れなくなったハリウッド女優が自身の表情・体・演技のデータを悩んだ末にCGデータとして売ってしまう。途中まではわりと普通でハリウッド映画を茶化す場面も多い地味な映画と思う。問題は20年後のストーリーだ。データで売ったCG女優は未来で大ヒットを飛ばし、幻覚剤を吸って人々はアニメ姿の幻覚を見て生きている。なんとこの映画の後半はアニメなのだ・・・それも気持ちの悪い頭がラリってるんじゃないかという内容で、やり過ぎ感ある。ここで幻覚で重症になった元女優はコールドスリープされさらに未来に飛んでしまうが、未来では皆すべて薬で飛んでいるだけの自由な生活をしている。でもリアルに戻りたいと女優は願い、現実(実写)に戻ると人々はボロボロの服を着ながら目がうつろで生きているという、ネットゲームが現実になったら悲しいような姿は面白かった。最後は愛を推すけど愛でごまかせない変な映画。◆遊んだゲーム「テイルズオブテンペスト(10時間)」テイルズシリーズのDS作品、半獣人の少年と両親を殺された少女が命を狙われながら旅に出る。はっきり言ってしょぼいゲームだ。PS1ばりのポリゴンキャラにイベントでもまったく喋らず、ゲームの後半まで戦闘はボタン連打。酷評が多かったのも納得。とはいえ軽く遊び終えたのだけは良かった。最近は大作RPGは本当にきついのでそれだけは褒めれる。ゲームとしては王道過ぎで意外性も低いが良く言えば安心できた。◆11〜12日は名古屋と岐阜に出かけた。今回は昔掲示板で知り合った人となんとなく会うことになった…と言っても中年の男だが。今池の本屋で待ち合わせて再会したけど相手は太っていた。なんでもフットサルや運動をしなくなったかららしい。以前交通事故にあったと聞いたけど、障害が出たので結構な額のお金を手にして家を買ったそうだ。その後も動脈が破裂して病院に行ったり、不健康ながらよく働いている。でも味仙の台湾ラーメンにご飯を入れて食べていたのはヤバそうだった。ご飯を食べた後スタジアムに行った。グランパスはとんでもなく不調で、先月見た勝利から1か月もリーグで勝っていない。この日は下位の鳥栖相手にホームゲームなので何とかなるかと思ったが開始6分で失点してグラの猛攻は実らず、そのまま試合終了となった。どうしようもなく救いようもない試合だった。客が8千人切るのも納得する。翌日は岐阜に向かった。FC岐阜の試合が13時にあるので見て帰れると思ったからだ。岐阜駅でJCBの商品券使おうとしたけど、どこもお断りで少し困る。スタジアムは早めに行ったけど昨日のグランパスの試合より人が多かった。セレッソだからか若い女性が多く、屋台もすごく並んだ。FC岐阜は以前小さなクラブだったのにJ1並の盛り上げに驚く。試合は昨日のグラの試合とほぼ同じで開始5分で岐阜が失点してそのまま試合終了。わりとどっちが勝ってもいいと思ったけどホームチームに1点が入らないのはやはり寂しい。その後急いで帰って地元の駅についたのは19時半だった。今月の教訓:JCBの商品券はどこで使えるか事前に調べる。
2016年5月は伊勢志摩サミットで毎日警察や機動隊ばかり見ていた。こんな過疎で警察署も無い街に1万人以上警官が来ること自体が異常だ。警官が雨の日でも夜中でも24時間立っている姿は見ていて気の毒に思えた。そして警官の非番の時か20〜30代の男が連れだって道を歩く姿も普通に見かけた。サミット開催1週間を切ると自衛隊の車も何十台も見たり、東京から消防車が来たり、ヘリも連日飛んでいてうるさかった。でも一生に一回の祭りを見るようで若干高揚感はあった。25日夜はアメリカ合衆国の大統領が来て警備だからか夜にヘリばかり飛んでいた。すごく近くを飛んでいてうるさいくらいで自分がテロリストなら目視でも撃ち落とせる高さで飛んでいた。26日は大交通規制が始まり、27日はサミットにG7以外の国も来て午後に閉幕した。その日も翌日もヘリが飛んでばかりだった。今月は腹の調子が悪く、トイレに行くことが多かった。季節の変わり目だからとか、運動不足だからかもしれないけど、たくさんドリップコーヒーを買って毎日飲んでいるのも大きかったかもしれない。今月はネットで買い物をした。ワコムのペンタブレット7500円とペイントソフト5500円を買った。もう以前のような「これがあれば何ができるんだろう!」というワクワク感は無いが、やはりペンタブは去年の時点で買うべきと思うくらい差があった。ペン先は調整しないといけないけど。またストーブ新品を送込み3900円、18万円分の市の商品券を12万円で買った。商品券は7割以上家族に使用を協力してもらうけど、毎日1000円以下でお金を使わないことが自分に定着しているので使い道に悩む。イオンで食品や雑貨・薬を買うけど、期限間際になったら3DSでも買おうと思っている。使い道が無いのに買った時点でもはや得なのか損なのかよくわからないが、世の中には商品券によってお金を使う癖が付けてしまう人が居そうに思う。8日は部屋を水ぶき掃除をした。10日は7月の福岡のホテルの予約をしようと何時間もパソコンに向かう。11日は何ヶ所も蚊に刺されてかゆいは一人鍋を倒して困る。そういえば今年の冬は花粉で苦しまなかった。やっぱり花粉は2月を乗り切れば大きいと思う。◆読んだ本「ただ、それだけでよかったんです」電撃文庫大賞作品というから読んでみたら・・・これが?という感じ。いじめをして人を自殺させた少年は、実はいじめを受けていたという結末。少年の闇は知るほどガッカリしてしまう。東野圭吾の駄作扱いの本の方が100倍面白いが、この後面白い作品を作れると評者は判断したのかな?これは図書の本だったのに汚してしまってネットで本を買って交換した。「何のために働くのか」ソフトバンクで働いていた凄腕の人らしいが、なかなかためになった。働くのは自分自身のためで、言うなれば天のためで天に背いてはいけない。それは孔子や過去の古典で働くことの意義を知れる。働くことにとにかく一生懸命になればわかると・・・文字にすると何か変だけど、文系の男なら少しおすすめ。もう一度読みたくなった。「死ぬときに後悔すること25」緩和医療医が書いた題名の通りの本だ。「自分のやりたいことがやれなかった」「夢をかなえられなかった」「結婚しなかった」あたりは予想付くけど、「感情に振り回された一生を過ごしたこと」や[生と死の問題を乗り越えられなかったこと」なんかは納得もした。とにかく勉強になった。これもまた機会があれば読みたい。「医龍」大学病院で教授を目指す加藤はNGOで以前活躍していた外科医朝田をスカウトして、院内改革を目指す。ただ人を治すだけの漫画というだけでなく、教授を目指す加藤の選挙戦があるところに他の医療漫画と違うところで面白い。登場人物も地味そうに見えてだんだんと個性派に思えて、一番嫌な奴と思われた教授すら人間味を強く感じた。そして途中からは研修医の伊集院が主役と言っても良く、天才朝田はフェードアウトしていく。治療は多岐に及ばず心臓の手術に集中しているのも良かった。途中からは顔芸で楽しませる漫画ぽくなるけど、絵に手抜きが無くトーンで頑張っているのは伝わった。最後は誰一人結ばれることなく仕事に打ち込みながら終わるのが今の時代の漫画だなあと思う。◆遊んだゲーム「ワールドデストラクション〜導かれし意志〜(22時間)」世界の海は砂であり、獣人が人間を支配する世界を壊そうとする世界撲滅委員会に入らされた少年の冒険RPG。これもエンカウントが高くて困り、名作になれなかったゲームという感じが強い。まず駄目なのがヒロインが撲滅してあげると言うけど、ただの(獣)人殺しにしか見えない。見た目にひかれて結婚してもこの先ロクな目に合わないだろう。また世界を壊そうという目的があいまいでよくわからない。「僕が世界を壊す?そんな馬鹿な?」という最初の意外性はずっと流されて進んでいく。後半主人公も世界を壊したくないと自殺するものの結局生きかえって、壊した方が世界は救われると説明されたけど説明不足過ぎ。EDも普通に海ができただけで「どこが世界を壊した?」と思うだけだ。◆見た映画「シンデレラ」最近の実写版シンデレラ。わりと普通に話は進むけどシンデレラが苦しめられるシーンは少なかった。子供の時はシンデレラの奴隷扱いのインパクトが大きかったのかも?それにしても舞踏会でシンデレラの水色のドレスの栄え具合は見事だった。そして、このまま普通に終わるのかなあと思ったら継母がシンデレラに対峙する場面は意外で良かった。二回も夫に死なれた苦しみが顔に出ていた。だからケイト・ブランシェットを使ったのかと納得。「トゥモローランド」希望を持って生きてきた人間に与えられる謎のバッジは、ハイテクノロジーの謎の世界トゥモローランドへ行くための切符だった。普通のSFストーリーなんだけど、ディズニーが製作しただけあって夢とか楽しさが詰まっている作品だ。でも映画はそれほど面白くはない。理由は未来の建物などがゲームそっくりで既視感が強すぎだし、口喧嘩し過ぎ。10代なら楽しめると思う。◆3〜5日はGWで愛知に出かけた。1週間前に予定を決めたのであまり予定を立てられなかった。3日は早起きして6時半のバスに乗ったら10時過ぎに名駅に到着。ここから豊橋へ名鉄に乗ってJFLの観戦に向かう。名古屋から豊橋は距離的にそこそこあるんだけど特急は早い。近鉄のように特急券を買わなくていいから早く安く行けていい。豊橋でさらに路面電車に22分も乗って競技場に到着。天気はかなり良くて暑すぎず寒くもなく、とても気持ちのいい気候で、スタジアムもメインだけのサッカー専用で見やすい。JFLのマルヤス岡崎FCと栃木ウーヴァFCとの試合は、体はプロ並みで闘志もあるものの、日本の4部リーグだけあってミスが多くてやっぱり社会人らしかった。試合は1-1で終了。惜しい試合だった。ちなみにマルヤス岡崎は岡崎市にスタジアムが無いので他の地域を借りているそうだ。その後は市役所近くの公園に行く。公園は木が大きくて何か歴史を感じる。小さな城もあったけど残念ながら閉まっていた。昔も大きな街だったようだ。公園には美術館もあったので「『描く!』マンガ展」を覗いてきた。やっぱり漫画はペン画だ!と思うくらいしっかりした作品を多数見れた。さいとう・たかを、あずまきよひこはあまり好きではないけど、生の原画を見るとやはり意識が変わる。半端なく上手くて、苦手じゃなくなった。自分もまたペンでも出して何か描こうかと少し思えるくらいだった。豊橋を出たら名古屋南部の安ホテルに泊まる。工業地帯なので風俗店が周りに多すぎる。後々考えると豊橋で泊まっても良かった。4日は豊田に名古屋vsマリノスの試合を見に行った。試合時間まで豊田のスタバでメグル5話のネームを考えていた。試合は3-1で名古屋が勝ったもののシュート打たれ過ぎ。試合後はスタジアムの外で怪我をしている楢崎が募金活動をしていてお金を入れて握手してもらう。芝生の上だと楢崎は大きな選手に思うけど、外で見ると心なしか小さく感じる。そのあと豊田駅でマメゾンのとんかつを食べる。ご飯とみそ汁キャベツおかわり無料で美味しかった。翌日帰宅。
2016年4月は冬が終わったと感じる気温だった。ストーブは片付けたけど焚いているだけで危ない臭いがして頭痛がしそうだ。新しいのを買って早く捨てないといけない。サミットは開催1か月を切ったあたりから警察の数が爆発的に多くなった。群馬県警や新潟県警や大阪府警など毎日たくさん見る。23日24日は服を整理したり、布団を減らしたりスッキリした。でも28日〜30日と強風がきつくて気温も低くて困った。夜だけで風邪ひきそうなくらい寒かった。28日は髪を切ったら、しわシミが目立って爺さんのような顔に近くなり過ぎて生きるのが怖くて仕方ない。今月気になったニュースは人気声優がAVに出ていたことではなく、インドネシアの歌手がヘビに噛まれて治療せず舞台に立ったら、公演中に倒れて死んだという話だ。自分の部屋の隣が深い森だし、ヘビは気を付けないといけない。また14日に熊本で大地震があった。この地震は大地震の28時間後にまた熊本で大地震が起こったので被害がかなり大きくなった。次あたりは三重に大地震が来そうで・・・毎日少し恐怖がある。今月はかなりの時間を使って、メグルとオージ4話を描いていてしんどかった。つらかった理由をここでいくつか書いてみると・・・1番つらいのは見てくれる人の少なさ。お金が要らなくても描き終えたい話と思って始めたものの、ピクシブで2話を上げたらアクセス170人くらいである。アクセスでそれなので、しっかり読んだのは3分の1くらいでは?と思ったりする。もっとも書く努力や、人に広める努力を自分があまりしていないのはあるけど、FLASHだと簡単に広まって数万人が見てくれたのとは雲泥の差だ。2番目は読み手の反応のなさ・・反応が強い漫画を描いていないからそれは当然だと思うし、物語に死ぬほど努力していないから仕方なさもある。3番目は漫画を描くことの大変さ。漫画はなぜ中年が趣味で書く人が少ないのか描いてみるとわかる。描くのがかなり大変だからだ。4時間でも机に向かうのは遊びでは難しい。ゲームでも1時間過ぎたらだるくなるのに。4番目は手とペンタブの反応がイマイチ合ってない。いずれ慣れるかと思って2年使ったけど駄目だった。来月はペンタブを買うことにした。◆見終わったアニメ「ノルン+ノネット」謎の球体の浮かぶ船に乗りながら旅をする女性向けゲームのアニメ化。実は世界の歴史を変えられる12人が同乗している壮大な計画なんだけど、途中までラブワゴンに乗って遊んでいる感じが強かった。話もだんだん混み入ってきて既ゲームプレーヤー過ぎる話だ。視聴者もどんどん減っていった。「ブブキ・ブランキ」巨大ロボ(?)のパーツが武器となり、武器を手にして戦う少年少女達。キャラがCGなのは違和感無かったけど、モブがほとんど居なくて誰もいない所で戦っている感じが寂しかった。面白い脇役をたくさん詰めた結果、主人公の存在も弱かった・・・「蒼の彼方のフォーリズム」エロゲ発のアニメは恋愛を主軸に描かれるのが普通だけど、これはこの作品オリジナルスポーツ[フライングサーカス]に懸ける高校生たちを描いた、わりと女子陸上部みたいな話。でもルールがイマイチよくわからなかったりする。ピンクの髪の子がヒロインだけどアニメらしい狂気があって良かった。「ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション」ゲームに箔を付けるためにゲームのアニメ化は多そうだけど、これもそんな感じのアニメ。高校生達がPSO2を毎日やっていて、やりすぎ注意や友達を大事にとか健全な内容は手堅くて安心して見られた。特にネットの世界も現実なんだというメッセージは良かったな。「灰と幻想のグリムガル」最弱の敵ゴブリンを倒し続けるパーティーは仲間の死と新しい仲間との、つらい冒険をしいられる。こういうリアリティあるファンタジーアニメはいいけど、やっぱり異世界設定にする必要があるのか?と思う。仲間が死んでもこれは異世界と思うのだ。水彩画の世界は綺麗だった。「この素晴らしい世界に祝福を!」これも異世界に転生されたファンタジーアニメ。ギャグは多めでエロも入れて今季一番と書かれているほど人気があった。自分としてはそこまで面白いとは思わなかったけど、風俗に似たようなものに行く話がアニメに珍しく、飛びぬけて面白かった。「大家さんは思春期!」毎話2分で終わるアニメ。軽い萌えアニメ。こういうのってどういう目的で存在するかわからないけど気軽で見やすい。「おじさんとマシュマロ」毎話4分くらいで終わるアニメ。ピクシブで総アクセス数1億を達成した漫画として気になって見たけど、ヒゲのおじさんがマシュマロが好きで、OLがおじさんを狙うという普通だけど普通じゃない味加減が良かったのかも。自分には作れないな・・・「魔法少女なんてもういいですから。」言うなればプリキュアやセーラームーンの穴を突っ込んだギャグアニメ。でもギャグは弱めかな。もっとえげつなくても良かった。◆遊んだゲーム「シャイニングハーツ(28時間)」ゲーム雑誌で特集を見て面白そうと思ったけど、実際やってみるとそうでもないゲームがこれだ。平和な島でのんびりパン作りをしながらRPG要素とギャルゲー要素も取り入れたゲーム。雰囲気は作業ゲーながら悪くはない。でもだるいのがエンカウント(敵が出る割合)が高い事だ。ゆったりした雰囲気をぶち壊している。そして戦闘がゆっくりしていてなかなかストレスだ。エンカウントはパンを持ちすぎていると敵が寄りやすい・・という面白い理由があったけど、パンは回復に便利だから減らせない。ストーリーも他のシリーズとつながりがあって謎があり過ぎて困る。シャイニングブレイドはそこそこ楽しめたけど、これはモブに話しかけたら仕事を勝手に頼まれるなど好きでない場面も多かった。クエストも多くて十代なら80時間は遊べたろうけど本道はカグヤ姫そのもので大したことは無い。面白いのはボタン一つで人に挨拶出来るのは面白い。パートナーが3種類選べてどれも同じ声優というのは変わっている。◆今月はどこにも行かなかった。漫画の事もあるけど、どうもGWが連休の間に1日平日が入っていて行きづらかった。アニメはほとんど夕飯の時に見ているけど、少し飽きもしてきた。今月の教訓:タイカレーやグリーンカレーは腹痛になるので今後食べない。
2016年3月は花粉の季節だけど今年はまだ鼻水で苦しんでいない。でも朝起きると目の中に粉が入っているような時が多かった。今月は本もゲームも遊んだのは少なめ。メグル4話(34p)を書くために少しだけ頑張ったけど、まだ半分描いただけで苦しい。去年は1日1p進むときもあったけど今は2日で1p進めばいい方だ。何か進まない。最近はお金を使い過ぎている感じがする。1月にノートパソコン買ったり、7月に使う航空券買ったり、中古ゲームを買ったり、布団を買ったり、サッカー観戦のチケットとか泊まるホテルのチケットを買ったり、コンサートのチケットを買ったり、コーヒーチケットもネットで買ったり、100円ショップは用事を毎日メモして行ったら多めに買ってる。Ipodも調子悪いから新品欲しいし、ペンタブも欲しいし、来年用にストーブも欲しい。高い物じゃないからジャンジャン買ってもいいのだが・・・◆読んだ本「学校の階段」学校の階段や廊下を走り回る階段部という変な部活に入った生徒のラノベ。しかしこの階段部は周りに全然好かれていない。話の先でいつも揉めている。いっそエクストリームスポーツ部と名乗れよと思ったりするが、でもこれが伏線で、最後に全校生徒の前で白熱の競争の様子が映像として流れて、最後は感心して部活として認められて終わる。悪くないけどバスケや陸上に入れという意見の方が正しい気がしてならん。これも10巻続くのか・・・続きは読まない。「ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと」和と信仰深い十五夜草町で行われる行事「お見合い」を幼馴染とすることになったラノベ。こういうタイトルを付けるだけあって、人物や文章がまだるっこしい。登場人物もイマイチはっきり物事を言わないし、伏線とかいらんからスッキリ言えばいいのに。終盤は十代の青春物語らしいけど全て遠回りだ。「伊勢・志摩殺人光景」地元を舞台にした本というのは気になるものだけど、読んでみると面白くない。この作者は長野出身でシリーズ物の長野の刑事が序盤から何人も出てきて序盤から付いていけない。文章も楽しさに欠けて無味乾燥過ぎる。そもそもタイトルに伊勢志摩と書いてあるけど厳密に言えば鳥羽志摩を舞台にしている。こんな感じでどこか雑なんだよな。◆19〜21日は名古屋に行った。19日は朝から雨が降っていて気が滅入る。でも時間と共に晴れてきて名古屋に着いたら逆に快晴で暑すぎる。キルトシャツと長袖のシャツを下に着ていたけど暑苦しい。一枚脱いでも日向だとまだ暑い。春用のウインドブレーカーは雨を弾いて良かったけど、最高気温20度なら邪魔だった。試合は仙台とわりと良い勝負をして、なんとか勝てた。翌日は朝から大須に向かった。祖母の残したアクセサリーが売れるかと思って名古屋で有名な質屋「コメ兵」に行ってみた。コメ兵の買い取りセンターは10時過ぎの時点で20人くらいの客が居て、売る商品のジャンル別で番号で個室に案内される。新聞や本もたくさんあって長時間待てるように整備されていて、売買慣れし過ぎているのに少し驚く。コーヒーもタダ飲みできたけどマズかったが。20分待って個室で20代くらいの女性に鑑定されたけど、手で触るだけで次々と見ていって、金の指輪ぽかったのは機械で判定してニッケルだったので「全部買い取り不可」の判定をいただいた。この間3分も無い・・・情けなさとアホらしさが自分にあって言葉が出にくかったけど、鑑定人は腰が低くて逆に申し訳ないくらいだった。最初から期待していなかったので残念ではないけど少し経験になった。次は名古屋北の黒川東中日ハウジングセンターに行って「魔法つかいプリキュアショー」を見に行った。こういうのって自分みたいな不審者のような男がたくさんいるかなあと思ったけど、普通にちびっ子や家族が100人以上来ていた。肝心のショーは今年初めてのショーだからアクターの動きは固い。二人が衣装チェンジしたのは少しびっくりした。一応ハウジングセンターも見たけど、いろんな企業が建てた家があって、この家がこの値段で建つのか?と少し勉強になった。その後は名古屋公会堂に行ってアニソン歌手4人によるコンサートを見に行った。はっきりいってあまり興味なかったけど、自分が知らない物を知るのもいいかと思って行った。アニソンと言っても有名なやつではなくて、深夜アニメで使われる女性の歌だ。曲の予習は少ししたけど、あまり頭に入らなかった。歌手のTRUEとLarval Stage Planningは王道のアニメ主題歌という感じ。コンサートはバックバンドすら無いので少し寂しいけど、雰囲気出して頑張っている。いい感じだ。分島花音はチェロを演奏しながら歌うのは格好良かった。歌手は歌に専念したい人は多いのだろうが、やはりミュージシャンは楽器を演奏するのはとても様になる。他の人と比べて天才ぽい何かを感じて、この中で自分は一番気に入った。
川田まみは一番キャリアがある人みたいで今年引退を発表した。そのわりにノリノリのDJを連れてきてアンコール含め1時間も派手に歌っていた。歌よりDJの面白さが光る。
会場は1900人収容に客は800人くらいで、やはり名古屋はアニメ人気が無いらしい。自分の感想としては「十代なら強い影響を受けた」けど、「こんな感じか」と思う程度。コンサートで苦手なのは客に少し不利な事があると「え〜」と言われたり、歌手が「盛り上がっている〜?」と何回も聞くことだ。今回は4人歌うから何回も見ることになった。それは何十年経っても変わらなくて、たまにコンサートに行くたびに驚ける。名古屋公会堂を出たら寒くて服を急いで着た。ホテルに行く前にパソコンで調べて気になったラーメン屋に行ったらつぶれていた。翌日はレジャック1階でうどんを食って帰った。
2016年2月は日が暮れるのが遅くなってきたけど、夜はとても冷えて足が氷のようなので、寝る時は靴下をはくことにしている。5日金曜は地域の行事をした。小学生時代の同級生に会っても「よお!久しぶり!」と言うことも無く、冷めた顔で神社と寺の行事を終えた。こんな行事に2万5千円を払うのもなんだかなあという感じだけど、親が気になって仕方ないので参加した。両親が死んだらこの手の行事は絶対行かないだろう。8日はオクで1時半に競りたい商品があったのに眠ってしまい187円で売れていた。買えなくてもいいと思ったけど競らないのはつまらない。11日は建国記念日だったけど10時頃に目が覚めて昼寝と夕寝もして、1日何をしていたかわからない。28日はオクで複数のゲームを買った。最近はゲームをやるより買うために競ったり、高く売る方が面白い気がする。29日は足の付け根がとても痛くて、前日ストレッチと正座をし過ぎたかもしれない。それにしても毎日道路工事が多い。多すぎると言ってもいい。1日3件工事を見るなんてザラで、1日に走る距離が長いと6件以上見る。山道をスイスイ走っていたら急に工事をしていて危ない事もあった。工事の理由は間違いなく5月に行うサミット先進国首脳会議の影響だ。渋滞も増えて困るけど街灯が増えるのはいい。会社から部屋に戻る数分の帰り道に10個くらいLEDの街灯が増えていて、どこにそんなお金があるんだろうとも思うけど。新しくページを変えた月誌は少し見にくい気がする。金柑は収穫しているけど実がならない枝が多い。収穫量は去年の半分だ。去年大きな枝を切って他の枝にも影響与えたのだろうか。◆読んだ本「カネは後からついてくる!」(岡野雅行)会社社長の本というのは苦手だ。全編自慢と武勇伝しか載っていないなんて普通で、売れないから図書館に送り付けたんだろと思う本もある。そしてこの本もその部類に入る。江戸っ子社長と従業員5人で大企業顔負けの技術品を作ってるのはすごいけど、自分の会社でしか作れない物が多いからって天狗過ぎる。よく働くし会話も得意なんだろうけど鬱陶しい。しかもこの社長は本を十数冊も出している。やりすぎだ。「名探偵失格な彼女」学校で起こった怪事件に名探偵の娘が挑むラノベ。物語前半はこの本として出して、後半を楽しむには4千円のパソコンソフト買わないといけないというのは良くないな。この本を読むだけではあまりに謎が残り過ぎる。その謎は目をつむるにしても、犯人の動機をあえて何も書かないのが一番駄目だ。「世界は悪魔で満ちている?」同級生の女の子に悪魔の尻尾が生えた?…から始まる10年前のラノベ。これまで読んできたラノベで一番酷かった。主人公は嫌な奴、彼女は倒錯気味、悪魔や天使が実際何なのか詳しく描かれなかった。一番キツいのは文章が2ch並の自己語りで物語るのがため息が出る。デビュー作とはいえ編集はもっと仕事しても良かった。でもこういう本を読むと学ぶ事もあって・・・、自分が書いている文章や漫画もこのラノベ以下の酷さなんだろうと遠回しに思った。人に向いていないことってある。「すぐ結果が出る15分活用法」タイトル通り精神科医が教える15分の効果的な使い方。内容は早起きが良いとかON・OFFをしっかりしろと、わりと普通だ。でもこの人のすごいところは15分間の集中力が相当高くて頭がいいんだろうなと思わせるところだ。空いた時間に本を読むように勉強をするなど普通の人は真似しにくい。勉強するでもなく遊ぶでも無い何もしていない時間を何とかすべき・・・確かに。東大医学部入学という肩書は大きい。◆見終わったアニメ「プリンセスプリキュア」1年間50話欠かさず見ていて、なかなか良かった。1話からアクションしまくりで話に重さもある。ただのディズニーの物真似じゃないぞという感じで、物語がずっと丁寧で、夢は自分の力で叶えるものと強く伝え、最終回も良かった・・・わかりやすい感動ではなく身に染みて感じる重さ。流石東映と感心させられた。でもプリンセスとかグランプリンセスを目指すって・・・じゃあ「プリキュア」は何?と思ったりした。◆遊んだゲーム「ファイナルファンタジータクティクスA2」夏休みに少年は本の世界に吸い込まれて、謎の世界イヴァリースで冒険することになる。この手のシミュレーションは重苦しい話が多いけど、これはとても軽い。旅の目的はこの世界を楽しめというだけで、何でも屋として依頼(クエスト)を受けて悪そうな奴を倒すだけだ。変わっているのが派遣という制度で、主要キャラ以外でクエストに行かせて、勝手にレベルアップして解決して帰ってくることだ。それを繰り返していたら脇役達のレベルが10高くなってヒロインなど不要になってしまった。そんな楽なシステムがあるのにクリアに48時間もかかった。やはりシミュレーションゲームは時間がかかるうえ、最後の方でボスに2回やられたのでレベル・技上げを10時間もしたけど、序盤からアビリティ取得を何も考えてなかったのが後々響いた。音楽がとても良いゲームだけど9年前のゲームなのか。◆今月も先月売った祖父の遺品を売った相手から、祖父がどのような人間かいろいろ教えてもらった。祖父四朗は大正14年(西暦1925年)5月27日に父周蔵、母はつの三男として生まれ、ブリ漁船で働く。昭和11年(21歳)海兵団に入団。軍艦加古で勤務したあと海軍砲術学校へ入学。山口県の徳山に居たあと雁に乗艦し、東南アジアの各国を回るが昭和18年(28歳)に病となる。翌年兵役を免ぜられ、昭和21年(31歳)で祖母と結婚し、長男を得るも2年後に肺結核で戦病死となる。享年33歳。祖父が結核という重病でありながら祖母が結婚したのは、祖母は右指が不自由で結婚相手を見つけられず、病人でもいいからしたかったようだ。こういうことがあったから自分の父が人の倍働くのも納得できたし、祖母も念仏に没頭し、人付き合いをくどいくらいして、畑も生活も上手くできない理由が少しわかった。◆13〜14日は大阪に行った。14日に行われるガンバ大阪の新スタジアムのこけら落としの相手が名古屋なので行ったのだ。13日は難波でお笑いライブを見ようと松竹の角座に行ったけど・・・微妙だった。最小サイズの映画館程度の場所で観客は土曜の昼間なのに50人くらい。最初のコンビや物真似芸人やマジックショーは勢いがあったけど、後半から客いじりするおばはんや、イマイチ過ぎる楽器を使うトリオや、1500円という値段だから許せる感じがある。吉本のベテランが松竹はおもろないと笑いを取って突っ込まれるのを何回か見たけど、あながち間違ってなかった。それにしてもライブ会場の外の売店で売っている人達は松竹の芸人じゃないのか?松竹角座から出たら結構雨が降っていた。お笑いをもう少し見ようと思っていたけど雨の勢いに見る気がそがれて、地下鉄2駅分も歩いてホテルに向かった。ホテルでは静かに過ごしていたけど、せっかく難波に来たのにこれでは物足りないと外に出て、たこ焼きイカ焼き、うどんを食ってスタバでコーヒー2杯飲んで、吉本新喜劇の手前のビルで1時間で終わる若手中心の猛ライブを見に行った。まずエレベーターを出たら入口から10〜30代の女性が多すぎて驚く。21時のライブにこんなにいるのかと。たまに芸人が未成年に淫行してニュースになるけど、これを見れば芸人もモテるんだと痛いほどわからせるものがあった。毎日複数回するこのライブは吉本の登竜門的存在だそうで、28組の若手による1分芸の連打は勢いがあって面白かった。この日感じたのはお笑いにも若さがあるといいという事だ。14日は朝食後パン屋でパンを3つ、ペットボトルを2本買って吹田に向かった。万博公園前で降りるとエキスポシティという複合施設ができていた。ポケモンセンターやガンダムの像があったり、変わった動物園など面白そうな施設だ。でもこの施設からスタジアムに行けないのでいったん外に出て歩道橋からスタジアムに向かう。スタに向かう道は大昔子供の時に万博記念の展望台(エキスポタワー)に向かった道だと思う。スタジアムは外側から見るとわりと普通の建物だけど、中に入るとまるでイタリアやイングランドのようなスタジアムに驚く。想像以上に素晴らしい。前座で引退選手の試合があって、松平健や引退する選手の子供が出ていて、ほどよく気が抜けた試合で良かった。その後の試合は名古屋が新しいチームなので良さも悪さもあって試合は1−3で負けた。これでわかったのは今年は微妙な強さだということだ。その後16時半にスタジアムを出て大急ぎで帰る。モノレールは数分おきで来ていたし、地下鉄御堂筋線も本数が多かったので1時間で鶴橋に着いて21時過ぎには地元駅に着いた。電車は1時間遅れてもいいからゆっくり帰っても良かったな。今月の教訓:雨の日は革靴が水をはじく。
2016年1月は何処にも出かけず普通に過ごした。ここ5年で4回正月休みは三重県外に出かけていたけど、今年は2月に地域の行事でお金を使うので節約した。沖縄や鹿児島に行ってみたいと思いつつも、旅に出掛けないこともたまにはいいかと思った(年末2日間京都に行ったけど)。正月休みの間は本当に休みという感じで、動画を見たり女子高サッカーのライブ動画見ていたり、ゲームをやっていた。睡眠は京都の疲れで毎日9時間眠れた。でも筋肉痛が無くなったら少し太りやすい。ドリップコーヒーとチョコドーナツのセットを食べ過ぎている。動画はよく福袋を開ける動画ばかり見ていた。商品を開けた時にわざとらしく騒ぐのは苦手だったけど、愚痴ばかり喋る動画より全然良いのがよくわかった。自分もこのHPで愚痴はやめて無駄に明るい雰囲気にするか?と考えたけど、ここだけでも嘘はつかないで冷めた気分で居たい。1〜2日は弟夫妻と子供が来ていた。赤ちゃんはもうすぐ1歳で、いろいろ動き回って触ったりして、人間ぽく感じて、とても不思議な感じがした。普通なら涙が出るほど可愛いと思うべきなんだが自分は何か欠けているのかも?9日は隣の市の図書館に本を借りに行った。10日は木を切ったり布団を干した。11日は寺に行った後、ボーっとPCを触っていたら4時間も過ぎていたので、客が少ないイオンのフードコートで漫画のネームを考えていた。ここ1か月に数回はイオンに行って話を考えたりしている。13日から急激に寒くなって完全に冬になった。16日は部屋の模様替えをした。まったく機能的でない配置だけど、違う景色を見るというだけで新鮮な気持ちになれるし、掃除もどうしてもしなければいけなかった。それから下旬にかけてどんどん気温が下がって23日からは最低気温が氷点下になって毎日が冷蔵庫のような気温の日が多くて凍える。ストーブの前で夏の暑さを思い出して恋しく思ってしまう。とりあえず眠る時は靴下と手袋と明日着る服とコートを着て、重装備で眠ればわりといける。◆見終わった秋アニメ。今回は見る本数を減らしすぎたかもしれない。やはり1週で見るアニメは5つが理想か。「温泉幼精ハコネちゃん」毎週3分で終わる箱根PR萌えアニメ。3分アニメは気が付いたら終わっている。別に面白くは無かったけど、箱根山が噴火しそうって時期で旬だった。結局噴火はしなくて良かったが。「ランス&マスクス」謎の騎士ナイトランサーになって少女たちを救う半分萌えアニメ。真面目に作ってるんだろうけど、馬鹿馬鹿しい展開と絵がおかしくて毎週笑った。ニコニコの字幕が無かったらすごくつまんないだろうな。「ヴァルキリードライブ」謎の島に連れてこられた少女たちのセクシーバトルアニメ。セクシーというかとにかくアホでバカ、女同士でキスして刺激し合って武器になったり、巨大化したり、文字で書くとどうしょうもないが結構楽しめてしまった。とにかく股間や乳首が自己規制で光るから面白いけど、これが丸出しだったら別に面白くないだろうな。◆読んだ本「人生が変わる自分の愛し方」外国人の発想の自己啓発本。参考になるのかならないのかよくわからない本だ。でも納得できる箇所もあったし、自分をけなすのは悪い事とよくわかった。人に好かれるにはまず自分から。当たり前なんだけどな。「人生にはしなくてもいいことがいっぱいある」日本の精神科医の書いた本。人生とはサッカーと同じようなモノで、一生に数回喜ぶことがあるかどうかという身も蓋もない話や、夢は5年周期であきらめろとか、10回フラれても1回成功すればいいとか、精神科医としてたくさんの病人を説き伏せてきた感じには納得させられた。少し古い本だけどタイトルにピンとくればおすすめ。「ふらぐON//シナリオが破綻しています」ラノベ。ゲーム会社でバイトし始めた主人公に待っていたのは現実に起こるシナリオを書く仕事だった。しかも憧れの同級生と恋仲になるデスノートならぬラブノートという感じで、上から与えられたシナリオは彼女と付き合うこと。しかしキスができずに上から彼女が死んでしまうという新しいプロットが届き、それを回避しようと苦しむ・・・結局このシナリオを回避するには彼女は死んでいなかったという伏線を作り、面白いと思わせる続編を作る形だった。なんか納得するようなしないような。「School Heart's月と花火と約束と」4人の作家による夏休みの登校日と夏祭りを描いた4連作品。正直言って萌える女の子目線のストーリーは気持ちが悪い。読んでいて何か変だと思って検索したらエロゲ原作のラノベだった。この本は図書館に置いていいのか。「ライトノベルの楽しい書き方」サムライのような堅物美人女子高生は実はラノベ作家だった?というラブコメで、とにかく普通。最後にラノベの新刊で告白するのはどうなんだろう?主人公の男がなんとかすべきだったと思う。ちょっと面白かったし続きも読もうかと思ったけど10巻まで続くのか・・読むのやめとこう。「よくわかる現代魔法」漫画版全2巻。ラノベをそのまま漫画にした感じで、後半は4人の女性コントになる。魔法を0と1で表現するのは面白い。◆見た映画「LUCY」人に頼まれて運んだものは脳の働きを異常なほど高める薬だった。薬の運び屋をやらされるようになったヒロインは、薬を体に含んでしまい急変していく。ヒロインがだんだんエスパーみたいになるのは滑稽で、もはや頭が良くなるレベルじゃないだろって誰もが突っ込める。最初台湾を舞台に悪役が韓国人とアジアの変な感じを表現するのは上手かったな。「マレフィセント」眠れる森の美女をベースにした悪役の魔女を主役にした新しい物語。ディズニー特有の新しいのだか面白いのだかわからない映画だ。オズはじまりの戦いもそうだけど、よくできているけどだから何だというか・・・マレフィセントがオーロラ姫に愛情を注いだ箇所は「なんで?」って思う。王もマレフィセントを憎むのがよくわからんし。◆遊んだゲーム「ポケモンレンジャーバトナージ(18時間)」8年前のポケモンのアドベンチャーゲーム。物語は学生時代から始まり、動物保護団体みたいなポケモンレンジャーとなってポケモンを守りながら、謎の組織やみやみ団と戦っていく。鳴門を描くようにモニターに円を描いてポケモンをゲットするのは面白いけど、発売当時なら楽しめたかなあという感じで何か古さを感じて、途中から囲むのが作業になる子供向けのゲームでもある。ところで主人公に自分の家族がしっかり居るのが安定してとてもいい。両親と妹がいるからポケモンレンジャーという変な仕事ができると思ったりする。◆今月は下旬にノートパソコンを中古送料込み5400円で購入した。性能はいいけど音が出ないから安かった。部屋だとなかなか集中して絵も文も書けないので、図書館やカフェで描くために買ってみようと思った。活躍するかはわからんけど。あとある物もネットで買って遊んだけどそれは書く必要ないか。オクで言えば祖父の太平洋戦争での遺品が8万円で売れて驚いた。オクは毎月3千円以下しか売れてなくて、この値段で売れたらあぶく銭もいいところだと思い、ネットに出し続けていたけど売れるとは・・・でも遺品を一つずつチェックしていったら、戦友の写真や兵学校での写真、戦後すぐ病気で亡くなった証明など見ていると、自分のルーツを少し知ることになって、なんとも悲しく寂しい気分になった。仮想世界にハマっている自分とはまるで違う生き方だ。勲章や日の丸は売ってしまってもいいけど、写真まで売らなくても良かったのでは?と思ったりした。自分は周りの人の思いや遠因で今も生かされている。
2016年の目標は「毎日精一杯生きる」と「少し運動する」です。
はっきりいって目標設定するのがしんどくなってきた。
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