月誌(2011年4月〜2015年12月)

自分がその月をどのように送ったかメモしています。
このページは、ほぼ自分のために書いています。


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★このページが少し重くなってきたので、
4年9か月間書いてきた月誌はページを変えます。


とりあえず、このページの最初の目的だった
自分がどんな人間でどんな日々を過ごしているのか
毎月書いてみてよくわかった。


自分で自分がまったくわからなかったのは当然で、
自分は現実をあまり向いていない。
絵や漫画・ゲーム・映画やネットなどの仮想世界に浸りすぎだ。

そして自分は欲が低く小さいことでも満足できる人間だ。
服もゲームも中古で良いし、食べ物も半額が多いし、
人恋しくて寂しくてもそういう仮想モノを楽しめば、
平気で生活から逃げることができる小さな脳を持っている。

またネット依存症でPCの前でボーっと打ち込んでいるだけで
2時間は余裕で過ぎる。ある意味病気と言ってもいい。
その方向はもっとヤフオクとか仕事に向けるべきことだが。


そうやって生きてきた結果、限界は少し見えた。
一人寂しく生きる苦しさは年々強く感じている。

もちろん女性に出会えば食事に誘うんだけど、
苦笑されながら断られることが普通だ。


仕事だって自分がこの後どれだけ頑張ろうが、
このままここに居たら10年以内、長くて20年で店はつぶれると思う。
それくらい田舎でお客さんも減ってきて給料も遅れることがある。

仕事は人に紹介して貰って働き始めたから
やめにくくて自分も老けてきたから困るけど、

どこかすがりつける木(仕事場・資格・人)を探さないといけない。
絵を描くのは無駄金を使わない趣味程度にとどめて、
宿り木を必死で探さなければ自分は苦しんで死ぬと思う。


それにしても1年は同じ行事、同じ休み、
同じ季節を繰り返すと改めて思う。
夏は暑い、冬は寒いのは当たり前だけど、
毎月書いてみて本当によくわかった。

ちなみに当初このページを始めたのは、
一緒にサッカーを見に行く友達と縁が切れて、
東日本震災で未来が怖くなったのが大きかった。
あれから4年・・・良くも悪くも自分は少し変わったかな・・・。





2015年は年始の目標はほとんどこなせなかった。
前半は少し希望をもって生きたけど何も変えられなかった。

旅行くらいは反省を生かせて上手くできたけど、
それ以外は経験を発展させて成功させることは無理だった。

ネット上で人に絵を描いても全然喜ばれなかったし、
漫画賞・イラコンも2枚出したけど何も得られなかった。

ラインスタンプでほんの少しでも生活の足しに絵を描こうと決めたけど、
携帯がガラケーで参加すらできなかった間抜けなこともあった。


漫画も3話分書いたっきり、他のサイトへ載せなかったけど、
ちょっとした面倒さが自分の首を絞めている。

そういえば漫画も月1冊読み切り系読んでいるけど月誌に載せていない。
それくらいつまらないor子供向けの漫画も読んでいる。

しかし古い家というのは困る。毎月最低一つは
何かが壊れて、直してもしっかり治るということが無い。
家を捨てる人の気持ちがよくわかった。



2015年12月
は寒いのは普通だけど晴れると車の中だと汗ばむくらいだ。今月は雑用が多かった。あれも買ってこれも売って送ったりと毎日のように用事があり、オークションの品を取りに行ったり、年賀状も刷らないといけないのにプリンターのインクの調子が悪かったり、灯油をくんだり、風呂の蛇口の出が悪くなったり、師走らしかった。10日夜は凄い暴風で夜、隣の廃屋が壊れそうでガタガタとうるさくて怖くて、外に出たら部屋のネットの回線が切れそうになっていて、深夜目が覚めなかったらかなり危なかった。11日は暴風の余波で25度くらいの気温になっていて暑すぎた。春が来たのかと思った。12日は隣の市の図書館で本を借りて本を近くの港で波の音を聞きつつコーヒーを飲みながら図書の本を読む。でも工事がうるさくて読みにくい。堤防では釣り好きが結構魚を釣っていた。13日は部屋の近くの枝を切ろうとしてあまりの枝の固さに疲れすぎる。そのあと祖母の廃屋の屋根と雨戸を補修。翌週また壊れる。生活では6日のJRAイラストコンテストに出した後は、絵も描かず本やゲーム・映画を味わっていた。やはり絵を描かないとたくさん味わえる。今月もクリスマス付近になると毎年恒例でSOMA FMを聞いていたけど、もう明るい気分になることは無い。飽きてきた。Sunday PeopleのAsk Yourselfという曲がなんでこんなに流れるんだろう?といつも思うが。29日は年賀状を描いた。■読んだ本「シンプルに生きる 変哲のないものに喜びをみつけ、味わう」余計な物を排除した質素・簡素とも違うシンプルなフランス人女性の生き方。高価な物を長く使え、服はモノクロで良いという考えに共感する。そしてこれを見て物をいくつか捨てられたから読んで良かった。本の後半はオイルを体に付ける話に違和感あるけど、薄くて読みやすかった。「ラプラスの魔女」2か所で起こった殺人事件と不思議な能力を持った人間の話。悪くはないんだけど過去の作品と比べると・・・物足りない。どうした東野圭吾、これも続くの?って感じも少しある。「過去にくよくよこだわるな」自分が読んできた自己啓発本で一番は何かと言われたら「小さなことにくよくよするな」と答える。内容はアメリカ的で良くも悪くも前向きになれる本で、泥棒でもこのシリーズを読めばこれからも盗み続けようとすら思わせるくらい人を元気にさせるシリーズだ。でも大きなことで困ったらどうする?というのがこの本、今日頭にきた人が今夜死ぬと考えると優しくなれるというのはいい考えだが・・・。「クビでも年収1億円コミック版」クビになった人はどんな人間なんだ?と気になって読んだけど・・・大企業で働きながら副収入で毎月1千万稼いでいて、会社にバレて自分から辞めた超優秀な人間の商売法だ。ヤフオクや海外のネットショッピングで安く仕入れて高く転売。それを繰り返す。そのノウハウをメルマガで売り、ねずみ講的に増やす。そして新しい事業を始めるなど、この人はガッツがあり過ぎ。1日3時間睡眠生活は自分には無理だ。自分もヤフオクはやっているけど、5万10万のバッグや食器は在庫が怖すぎて転売のために買う気がしない。でも理論上は可能とわかったし、少し勉強になった。気にいったのは人生の目覚まし時計という言葉だ。「親や恋人の死」「ガンの宣告」を受けて初めて目が覚めるというのは納得。「マリア様がみてる(漫画版8巻)」リリアン女学園で生徒会は山百合会と呼ばれ、3人の薔薇と呼ばれる者と妹と呼ばれる下級生が薔薇に従っていた。最近の百合アニメは気持ち悪いのがあるけど、この物語に出てくる姉妹制度は普通に女性の師弟関係として納得ができる。程よい感じがとてもアニメ向けだなあと思ったら、すでに40話もアニメになっていた。物語は平和そのもので薔薇様のバレンタインプレゼントを探したり、悪い噂の真実は違ったとかそんな話ばかりだ。ただ漫画は8巻だけってのが少ないかなあ・・・原作は40巻近く出ているのに。二人似た髪型のキャラが居てそれが混乱したから人物相関図は欲しかった。■観た映画「ハピネスチャージプリキュアミュージカルショー」プリキュアのミュージカルショー。遊園地を救おうとするプリキュア達。今回はいつもより少し短くてキャストも少なくて物足りなさがある。スタッフロールを見るとやっぱりアクターは女性が多い。「ドラキュラZERO」オスマン帝国の侵攻を止めるために悪魔の力を得たドラキュラとなって戦う。テンポは良いのにイライラする映画だ。ドラキュラ無双が見たいのになるのが遅い。悪魔の力を得て敵千人を一人で倒しているのに、民衆から悪魔扱いされ殺されかかる。敵の援軍が来ているのに戦いに向かわず待っている、のんびりしたおかげで市民の大半が死ぬ。アホかと思う。「インザヒーロー」戦隊ヒーローのスーツアクターの知られざる物語。主人公はスーツアクターで、顔が表に出ない日陰とも言える仕事だ。アクションスタントの強くて弱い人間らしさが良くて、アクターの結婚式シーンなんか特に印象深い。そして誰かのヒーローになるためにアクションに励み続け、危険な仕事を引き受けることになったが・・・主役を演じた唐沢寿明が表情から演技まで良くて、途中から最後まで涙も鼻水も出るほどだった。しかし批評を見たら、オッサンのファンタジー映画とばっさり言う若い人達に、「そりゃそうかあ」と納得してしまった。「インターステラー」地球終わりの日が近くなり、父は地球と家族のために宇宙へ旅立つ・・・。深夜にテレビ放送したら全員眠りそうなガッチリしたSF映画で、去年の映画なのに2001年宇宙の旅のような古さを感じて、時間は2時間45分もある。はっきり言って住めるかどうかわからない星へ家族を置いて旅立つのはどうかしているが、最後はそこそこハッピーエンドで良かった。それにしても遠い星で裏切りなんかやる必要無いだろ・・・そこはアメリカ映画ぽい。「フライトゲーム」ハイジャック犯から脅迫があり、少しずつ乗客を殺すと予告される・・・でも捜査官が序盤から濡れ衣ばっかで脱力。終盤は大逆転するけど停止ボタンを2回押すほどつまらない。「俺はまだ本気出してないだけ」漫画家を目指す42歳。他人事とは思えなくて借りたけどこれも面白くなかった。スローテンポで何も起こらない日々の連続、何か起これよ!と叫びたくなる駄目な邦画の典型だ。馬鹿サクセスストーリーじゃないのはいいけど、友人が脱サラしてパン屋を始めて嫁と復縁するのはナシ。「クラウドアトラス」2時間45分の超大作。映画版火の鳥って感じでそれぞれの時代の生きる姿があり、人々につながりがある。テンポも徐々に小気味良くなり時間を感じさせない。よくこれだけの話を映画で作ったと感心するけど、普通の話を6つ合わせただけという批判も納得できる。ドンと心にくるものが無い。とはいえ人間同士で愛を持ち、戦い続け、食べ、殺され、欲を持ち、前に進む6重の話はそうは簡単に作れないよな。■遊んだゲーム「ポケモン不思議のダンジョン青の探検隊」ポケモンで不思議のダンジョンって何か気になるので買ってみた。内容はポケモンになってしまった人間が、相棒のポケモンと一緒にいろんなダンジョンで道に迷ったポケモンを探すという話。ストーリーは素朴そのもの、絵本のような優しい空気だけど、人間とバレて街を追い出されたり、最後に別れが待っているなど苦くてホロリとくるシーンもあり、手堅く楽しめた。不思議のダンジョンに珍しくレベルは固定制、最後まで主人公より相棒(ピカチュウを使った)の方が強かった。そしてクリアは15時間かかったけどクリア後の方が圧倒的ボリュームのゲームで、前にやっていたプレーヤーは数百時間使っていた。子供向けらしく平仮名が多くて見にくい。「クロヒョウ 龍が如く新章(27時間)」龍が如くの外伝で、不良の右京龍也となって地下格闘場で戦いながら、殺人の容疑を晴らすために神室町を走り回る。ゲームはいつもの龍が如くだけど、違いは地下格闘場(ボス戦)で戦い続けることだ。格闘場はその辺のザコと比べ、かなり強くてそれがスゴクしんどい。例えるならゆるい山の登山を始めたら急に自分の身長と同じ90度の壁が出てくるようなもので、越えられなくもないけど面倒で強すぎ。でも勝つと右京が成長する感じが少年漫画みたいで少しいい。イベントは渋いイラストで紙芝居が始まるのは味があって面白いが、主人公とヒロインが少し棒読みなのが惜しいかなあ・・・それにしてもサブストーリーをやり過ぎて時間がかかり過ぎてしまった。格闘場がしんどくて他の事をやりたくなるからだ。「とったどー!よゐこの無人島生活」ヤフオクでゲームを買ったら付いていた。ミニゲーム主体でリズムアクションや反射神経を使うものばかりで、途中で島の謎が解けずに終わったけど、それでいいやと思うくらい疲れた。ゲームは苦しみながらやるものでは無い。というかゲーム自体もう年齢的に合わないのかも。■30日から1泊2日で京都へ行った。理由は近鉄の無料乗車券2枚余ったから・・という理由だけど、スターウォーズもどこかで見ないといけないので、いつ観光に行ってもそれなりに楽しめる京都に向かった。出発当日朝は駅の近くに初めて車を路駐した。6泊だと心配だけど1泊2日なら置いてみてもイタズラ・窃盗は無いだろうと思った。9時20分の電車に乗って13時過ぎに到着。さっそくイオンシネマでスターウォーズ3D版のチケットを買った。映画の時間まで何をするかはもう決めてあって、京都駅に近い東寺に行った。東寺は近鉄に乗っている時から五重塔がよく目立つ寺だ。ここは世界遺産を500円払って閲覧できる。立像の多さもなかなかで、どれも見事だった。古いけど何物にも邪魔されない永遠の存在を感じる。そして五重塔は何度も燃えて今ので5代目らしい。建物を含めてなかなか雅だ。東寺を出た後イオンの隣の伏見稲荷大社を見たけど何の用意もしていない。どうやらここは他の目的で作られたのかもしれない。その後駅をぶらついてからスターウォーズを鑑賞したけど3Dで見たのは失敗だった。3Dメガネの曇りが綺麗に取れないし、立体なのはわかるけど単純に眼鏡越しだから見にくいだけだ。内容は他の監督の作品なので「こんなものかなあ」という感じ。イマイチな点も多くてやっぱりルーカスが監督をやるべきだと思う。映画の後は清水寺付近まで2時間歩いてホテルに向かった。なんだかんだ言っても自分は歩くのが好きなのかもしれない。翌日清水寺が近いのでとりあえず行った。朝日がすがすがしい。清水寺はいくつか工事をしていて舞台は入れるけど壊れそうで少し心配だ。調べたら本堂は400年前のもので大工事を近年行うらしい。それにしても中国人が多い。東京・福岡ならともかく京都でここまで多いとは・・・絵馬も中国語、韓国語が多いのもちょっと驚く。清水寺から降りる下り坂で右に折れて他の寺へ向かう。この辺は本当に売店と寺が多いが下り坂の雰囲気がとても京都らしくて好きだ。道先の幕末維新ミュージアム(竜馬の墓)は休業中なので近くの高台寺に寄ってみる。ここも入場料500円だけど東寺よりイマイチかな・・・桜があれば行く価値はあるけど、普通の東屋がある程度で豊臣秀吉に興味もない。隣の神社の大仏はよく見えたけども。高台寺を出たあと道なりに進むと八坂神社が見えてきた。神社はもう夜の準備がされていてなんだか良い雰囲気だ。屋台もたくさん出ている。そのあと京阪に乗って比叡山に向かったらケーブルカーが休みなので、せっかくだから鞍馬山に向かってみた。鞍馬山は天狗と牛若丸で有名な山で、火の鳥でも少し舞台になっていた。しかし到着したらもう15時頃で急いで山寺参りするぞと焦ったモノのケーブルカーは停止中。歩いて登るけど延々と続く坂道に汗も噴き出してきて、なぜここに行こうとしたかと若干後悔。そのうえ朝から何も食べていないので手が震える。道中の店が高いから寄らないのが失敗だった。抹茶一杯500円とか観光客目当ての店が厳しく入れなかった。歩き始めて数十分狛犬が変わっている金堂に到着したら5分見てすぐ降り始めた。ここからは急いで京都駅に戻り土産を買い、ラーメンを食べて、17時半に近鉄に乗って21時半には地元駅到着した。車も駐禁のシールなかったし、今度から車は路駐して県外に行こう。今月の教訓:いつ台風のような嵐が来るかわからない。飛ばされない物が無いか常にチェックし用意する。年末に商品を多く売るためにしっかり準備、用意をしないといけない。ある意味そのために売る場所は存在している。ちょっとした運動は本当に脳内が活性化する。木を切ると頭の回転が速くなるのを思い出す。旅行中はペットボトルとパンはカバンに入れておく。



2015年11月
はひんやりした日が多く、晴れれば過ごしやすい気候だった。2日は声優の松来未祐が38歳で死んだ。自分は別にファンではないし、自分が見たアニメでは脇役の印象しかないけど、38歳の死におびえる。病気で入院して4か月で死ぬって・・・そして松来未祐のように自分に生まれて良かったと言えるか?無理だと思う。14日はパリでテロがあって100人以上が死んだ。来年のサミットが心配だ。15日はウィンドウズ10が無料でアップデートできるのでやってみたら、ダウンロードと接続の手間に5時間かかった。2つパソコンあって本当に良かった。17日は仕事で客がお金払う時に、最後に来ないと言われたのが腹が立った。見積もりの段階で断れたのになぜ全部終わってから高いと言うのか・・・頭がおかしいと思ったりするけど世の中そういうものかもしれない。あと今月はTポイントが900Pいきなり消えたのは驚いた。期間限定だったとは・・・900円は安くないのに脱力だ。他にもオクで納得しにくい返品もあった。19日は母方の祖母が買い物かごを使わず万引きと間違われたらしい。90歳だし少し心配だ。21〜23日の連休は下に書いたゲームとレンタルした映画を消化するために丸々使ってしまった。25日から寒くなり冬が始まった。■読んだ漫画「紅kure-nai」アニメっぽいハーレム設定で可愛い女の子に囲まれる、ジャンプSQのバトル漫画。男は主人公以外脇役か敵だ。この漫画でわかったのは黒髪の登場人物が多いと思ったより混乱するということだ。絵は綺麗なんだけどそれがずっとひっかかった。そのへんはなぜかアニメぽくないのは不思議だ。「アゲイン!!」モテキの作者が描く応援団の熱い物語、3年前にタイムスリップしたやる気のない主人公が応援団を立て直すという話で、熱さとモテキを感じる漫画だった。主人公が最初に応援されて涙を流すところは熱いものがあった。でも応援団編が終わって応援団を兼ねながら演劇部再建編に入るとテンションがガタッと落ちる・・・作者が演劇部に入っていた経験とはいえ、応援団はこのままでいいの?って感じで。それが終わって応援団編が再開するけど、何とも言いようがない感じで終わってしまった。「未来を知らない奴の方が強い」というメッセージより、頑張る奴はモテると言われた方が良かった。■見た映画「X-MEN ヒューチャー&パスト」X-MENの何作目だろう、物語は近未来ミュータントはロボット達に殺され続ける世界が広がっていた。そこで過去にウルヴァリンの意識を戻し、過去から未来を変えようとする。X-MENの好きな所は単純な能力(鉄を操るとか)で抜群に強い姿が描かれることだ。もちろん新しい能力も面白く空間に穴をあけて移動できるとか面白かった。話はいつもの悪い奴(マグニートー)が大暴れして過去が混乱するという馬鹿映画らしい話だ。なんでこいつ助けたの?と突っ込み要素が多い。最後はこれまでの映画で死んだ仲間が生きた未来に変わるというオチは面白かったけど、ウルヴァリンがほとんど役に立たず、過去に戻った意味がなんだか弱かった・・・「トランスフォーマーロストエイジ」映画トランスフォーマー4作目。前作の登場人物は消えて地球を救ったトランスフォーマー達は悪人扱いされながらも、さらなる危機に立ち向かう。はっきりいって全編2時間45分はダルくて途中から翌日に見た・・・。無駄なシーンと広告も多すぎで、後半はアクションだらけで見ていて疲れる。話も突っ込みどころ満載で借金を重ねる発明家の父とか、中国で大暴れして人も相当死んでるだろとか、ロボット達はワイヤーと磁石が弱点とか、最後にオプティマス(主人公ロボ)が飛んだのは最初から飛べよと誰もが突っ込ませる。それにしても既視感が強過ぎて、世の映画に4作目が少ない理由がわかった気がする。書き忘れた映画「ロードオブギャラクシー」これもアメリカのアホSF映画。感想は普通。いつになく普通の人間が多いけど、やっぱり能力者(木の人)が強い。■遊んだゲーム「マナケミア2(ウルリカ編45時間)」錬金術師を目指す学校に入り、卒業を目指しながらも巻き起こる比較的平和な物語。これはPS2をPSPに移植した作品で、字が小さすぎて最後までやろうかどうか少し悩むくらいだった。話は別に面白くはない・・・というか古い。親友キャラが「死ねばいいのに」と平気で言えるあたり特に。ゲームとしては調合が途中から面白くなりだして時間をかなり使った。後でわかったんだけど、これが世にいうアトリエシリーズだったんだな。ゲーム半分のロゼ編も残っているけどここでやめる。■今月は県外どこにも行かなかった。出かけない方が精神にいいかも?と思ったけど、メグル〜3話が終わってから目標みたいなものが急に消えたみたいで心が沈んだ。そのあとペイントツールで絵を描いてみたけどイマイチで。どんな絵を描いても誰にも喜ばれない感じがスゴイする。そう思うと自分は価値のない人間に思えて仕方ない。今年は年末年始は近場に1泊2日で行くだけだけど、去年の福岡旅行のリフレッシュ感がすごく欲しい。行きたいけど・・・悩む・・。今月の教訓:アマゾンの配達は元払いじゃないと遅い。充電用単三電池と充電器は種類が多いので合いにくい。充電器と電池はセットで買う。


2015年10月
はよく眠った月だった。足の筋肉痛のおかげでたくさん食べられて、眠りの底まで眠れる日が多かった。でも半ばから筋肉痛も無くなって、冷えてきて太りやすくなった。平均体重を下回るために炭水化物・お菓子を減らさないといけない。庭の空き地では雑草が白や黄色の花を咲かせていたけど、これは全部衣類に着く種になるので刈り取ろうとしたら雑草が多すぎて全部は無理だった。雑草とは最初から最後まで迷惑な植物と身に染みてわかる。4日は人からチケを貰ったので両親と一緒に初めて志摩スペイン村へ行った。行く前は人が少なすぎたり、内容がしょうもなかったら困るなあと思ったけど、人が少なくてもわりと楽しめた。そしてこういうのは中身より行って人とどうでもいいようなことを話すことが大事に感じた。そもそも静かな志摩市にこんな施設が20年前からあることに驚いた。危なそうなジェットコースターにスペイン風のたくさんの建物、10か所以上ある飲食店、パレードも客を招いて一緒に踊ったりしていて、路上の外国人達の何とかショーも頑張っていた。でも一番はフラメンコショーで、なんでもっとこれを推さないのかと思うけど、テーマパークなんて子供向けなんだから当然かもしれん。そしてこれを維持した近鉄という企業もすごいなと改めて感じる。よく田舎の遊園地をディズニーランドと比べて批判する人は多いけど、東京と志摩市の街の規模を比べるようなもので、東京に絶対勝てるわけがない。スペイン村は変な場所と最初から思ってのんびりすればいいんだと思う。仮にここが20年後つぶれていても人と思い出を作った場所になれば、それでいいと思った。ただスペイン村のこのキャラ達はちょっと弱いな・・・20年も見てるんだが・・・ドラえもんとか呼べん?下旬はオクでDSのソフトを5千円で8本買った。この中には数百時間を簡単に使わせるファミコンウォーズDSもある。こんなものにハマる自分に心配だ。下旬は夜から寒くなってきたので暖房を出した。■見たアニメ「血界戦線」これは春アニメなんだけど最終話だけ完成が伸びていた。化け物と人間が徘徊する街と化したニューヨークを舞台に、少年は不思議な組織で壮絶な日々を送る物語。絵も綺麗で映画を見ているようだけど、面白いかと言われたら話がよくわからない。わかりやすいは正義だと思うんだが・・・「それが声優」声優が描いた声優の物語。始まる前は声優の浅野真澄お金稼ぎ過ぎと思って気にいらなかったけど、見始めると声優の厳しさをしっかり描かれていて、夢を壊すアニメは見ていて気持ちが良かった。「クラスルームクライシス」火星の学校で起こった企業・政治・青春を掛け合わせたごった煮アニメ。火星を舞台にする意味あったかは謎・・・序盤の印象がイマイチだったけど、後半はスゴイ盛り返した。序盤で見るのやめた人も多かったろうな。「実は私は」チャンピオンで連載しているラブコメ漫画のアニメ化。ベタ過ぎて楽しくは見れないけど、表情の喜怒哀楽が濃くて何かひっかかって最後まで見れた。「オーバーロード」ネットゲームの世界にとらわれた男は原因を探し続ける・・・。主人公が骸骨姿の魔王というのがなかなか面白かった。それにしてもゲーム世界に入ったまま出れないってどういう事だろう?「ニンジャスレイヤー」妻と子を殺されたフジキド・ケンジが復讐のためにニンジャとなってニンジャを殺し続ける。外国人が考えたニンジャ世界と変な言葉、笑いと手抜きと15分で終わる物語、声優の怪演と変な展開、ニコニコで見たかったのはこういうアニメで、ラストの盛り上がりや半年続けたことなど満足した。「アイドルマスターシンデレラガールズ」アイドルマスター本家とはまた違う新しいアイドル達の物語。2ndシーズンがかなり暗い。でも絵も動きもすごい力が入っていた印象が強い。作品に対して巨大な力を感じる。■遊んだゲーム「勇者30」30秒で魔王を倒し続けるミニRPG連続のゲームなんだけど、実際30秒より若干時間の流れが遅いし、時間も巻き戻ったり、リトライしまくりなので、すぐクリアという感じはない。面白いのが勇者30をクリアすると王女30や魔王30など、毛色の違う30秒ゲームがまた始まることだ。しかしすぐ終わるのはいいけど途中からだるくなった。やっぱりゲームとして薄いか。■読んだ漫画「All You Need Is Kill」映画が面白かったので小畑健作画の漫画も読んだけど、やはり映像の方が出来が良すぎた。ラストも納得するような、しないような終わり方で・・・戦うむなしさが強かった。でも小畑健の絵はやはり神の域だな。「エデンの檻(15巻〜21巻完結まで)」少年マガジンのサバイバル漫画。前に読んだのはどこまでだっけ?と思うくらいに久々読んだけど、ほとんど内容を忘れていた。なんで味方に似たような女だらけなのかとか、男が使いにくい奴ばっかとか、中学生で巨乳設定の女子が多すぎとか考えてしまうけど、漫画は大風呂敷を広げたまま打ち切りだった。せめてあと1冊あればもう少し綺麗に終われたのに・・・。この漫画で良かったことはLOST少年漫画版に挑戦してくれたこと、悪かったことは打ち切られたことだ。最終回で成長した主人公達を見せたのは続きが作られないことが確定したようで残念だった。「カロン」エデンの檻の作者の漫画。神の力が眠っている月に向かった18人の少年少女の話。たった2巻で打ちきりには最後に作者が、自分の力不足でこうなってしまったと打ち明けたのはいさぎ良過ぎ。「ホムンクルス(全15巻)」手術がきっかけで人間の奇妙な姿が見えてしまうようになった男の物語。ビッグコミックで連載していただけあって大きいコマが多くて4時間で全巻読めてしまう。この大コマ漫画(絵本)は読んでいて痛快で憧れがある。話は奇妙に見えるモノの正体は自分自身の問題で、ずっと自分に向き合い続ける物語・・・となるんだけど、人には全く勧めない漫画だけど考えるものはあった。この漫画にならって鏡で自分を見たら、初老に見える自分が居て嫌になったが。最後はハッピーエンドにして欲しかった・・あえて。■24〜25日は名古屋にJリーグを観に行った。試合は新潟に4-2で勝ったけど途中まで内容が悪くて来年が心配だ(毎年書いているかも)。そのあと千種駅付近をぶらぶら歩いていた。収穫はラーメン屋が多いとわかった程度だ。翌日映画も舞台も見たいものが何もなく13時台に電車に乗って帰った。しかし何もしていないのに少し疲れた。風呂とサウナに入り過ぎたかな。今月の教訓:スーパーPの唐揚げは肉より衣が大きいので買わない。



2015年9月
は毎日疲れていた。先月は旅の疲れに食べ過ぎがいいと書いたけど、それだけでは疲れがなかなか消えず、ずっと足が筋肉痛だった。朝起きても40%くらいしか体の出力が上がらない感じがずっとしていて、それでも下旬の連休までにメグルとオージ2話を完成させるために15ページ頑張って描いていた。4時間机に向かえば1ページ完成なんだけど、それを作るのに迷いがあって、まともに読むのはほんの何人もいないのに毎日頑張っていた。そのぶん職場で一人の時は目をつむってサボっていた。夜描くために・・と勝手に思いながら。8日9日は台風で雨風が普通ではなかった。恐ろしくて睡眠もなかなかとれないくらいだった。9日は昼から晴れたけど津に行くのに通行止めが多く、迂回路と渋滞を味わった。10日は茨城や宮城でその台風の雨で堤防が決壊して半端じゃない大きな被害が出ていた。特別警報なんて言葉は初めて聞いたくらいだ。なんでももう一つの台風と二つ合わさった影響があったらしい。26日27日は関東旅行の疲れで風邪をひいて筋肉痛もあり毎日十数時間眠っていた。自分は旅行の後風邪をひきやすい気がする。その後も疲れが生活に影響を及ぼしている。生活と言えば数か月前から、朝から夕方まで重機を動かす音が聞こえる。1年以上続きそうな感じだ。■遊んだゲーム「真女神転生ストレンジジャーニー(74時間)」真女神転生の外伝的作品。2か月遊んでいたけどニンテンドーDSの中で1番か2番というくらい面白かった。今さら語るまでも無いダンジョンRPGなんだけど、これまでのメガテンとも違う日本を離れた新しい世界観を作り上げたのがとても気持ちがいい。最初から最後まで重苦しい音楽、精神を攻撃してくる悪魔たち。手を抜いたら死ぬ戦闘。後半からは全力でプレーヤーを殺しに来るボス達。強烈なゲームだった。あきらかにゲーマー向け。でもゲームとはここまで面白くないといけないな。■見た夏アニメ、今年の夏も頑張って見ていたけど今回は10作品を1話で見るのをやめた。最初からもうちょっと絞れば良かった。見続けた下記の作品(残りは10月に完結)は別にそれらよりダントツ面白かったわけでもない。「六花の勇者」6人の勇者の中に一人偽物が居る?仲間同士で疑い、主人公の命は狙われる。うーん・・と思う。例えば偽物一人が敵の魔王なら納得するんだけど、全員馬鹿ぽくて烏合の衆という感じがすごいする。なんか味方同士喧嘩ばかりで痛々しいというか・・・ニコニコのコメントが無ければきつかった。「洲崎西」人気ラジオ番組のアニメ化。でもラジオを聞いてないし声優のファンでも無いから別に面白くはない。1話3分弱なので見やすい。「GATE」異世界への門が開き、ファンタジー世界で戦う自衛隊とその仲間達。現代兵器で敵を簡単に叩きのめすのは面白いが、それだけでなくファンタジー世界の住民を日本に招待し、国会の証人喚問まで呼ぶのは変にリアリティあって良かった。でも主人公に惚れた少女の死神が強すぎて、現代兵器がかすむんだよなあ。「シャーロット」能力に目覚めた主人公は同じ能力者と戦っていく・・・第一話がなんて馬鹿な能力だと笑えるんだけど、2話以降は普通ぽくなり、だんだんと話を詰め込んできて、何かを見失った気がする。ちなみにシャーロットは能力を与えた彗星の名前。深い意味はない。

■9月19日からの連休は東京へ旅行に行った。7月8月と旅し過ぎでしんどかったけど、自分の精神のためだと思って行くことにした。旅は18日金曜日の仕事終わりに出発した。近鉄急行で名古屋まで行き、夜行バスで行こうという決めた。夜行バスはこれまで散々苦しんできて、なるべく避けてきたけど、「今度はうまく眠れて行けるのではないか?足の疲れもあって眠り慣れているから今度こそ」と人生最後の夜行バス挑戦として行こうとしたけど、やっぱり失敗だった。隣に座った男がでかくて明らかにこっちの椅子まで入ってきて肩が触れてる。おまけにキャリーバッグを足元まで置いてきてこっちの足元も狭い。それでもなんとかそこそこ眠れるんだけど、体の位置を変える時がしんどい。動きにくくて苦しい。途中で右ひざが痛くて仕方なかったけど、PAで屈伸をしたらすぐ直った。あと窓際の席を選んだのも失敗で、隣の男が邪魔でPAで外に出にくい。壁などもたれるものは無くても廊下側にすべきだった。結局3時間も眠れたのかよくわからない状態で、やっぱり今後一人旅で夜行バスに乗るのは絶対にやめようと心に決めた。ただ全身の力を抜くのは効果的で以前ほど翌日眠くならなかった。

翌19日東京駅に6時半に到着したらキャリーバッグで歩く人が多い。旅行中の人が多いのだろう。とりあえず東京ゲームショウに向かうけど、千葉に向かう人が多すぎる。というか東京は早朝から人が多過ぎる。朝の7時なのにディズニーランドに向かう人や自分と同じように海浜幕張に行く人ばかりだ。
幕張ではすでに来場者が多く、駅のコンビニが混んでいたので自分も並んで買ってみたけど、外のコンビニの方が空いてたので外で買えばよかった。駅を出たらウェットティッシュと水を配っていた企業があって、これは本当に役に立った。それから会場に向かうと遠い・・・というか会場が大きすぎで入場の行列にたどり着いたときは逆に安心した。1時間以上行列で座って開場時間になり20分歩いて入ったら、会場の華やかさと涼しさに安心する。美しいゲーム画面はもとより、どこを見ても巨大なテレビの画質の美しさにも目を奪われる。歩いているとペルソナ5の大きな肩下げ袋を渡される。これは便利だと思って広告・チラシ・冊子を手あたり次第入れたら、かなり重くなってしまった。それから旅行中は毎日冊子など読みながら減らしていった。まさかこの袋を5日後まで肩から下げているとは思ってなかった。

会場内はいろんな新作ゲームが紹介されていて自分も以前のように新作ゲームを追わなければいけないのでは?なんて少し思ったりもした。そもそも本体が無いけど。このイベントのすごいところは10万人来ているのに、お客さんも壇上の人達もみんな笑っている人が多い事だ。疲れたり見飽きたりしたら休憩場や廊下で携帯ゲーム機片手にゲームで遊んでいる人の多さも幸せに見えて、必死でコスプレしている女性や、それをカメラで追う男たちや多すぎる外国人は見ていて面白い。
こんな活気のあり過ぎるイベントは地方のどこでも見かけない。それが首都の力かと思い驚嘆する。東京の大イベントと比べたら自分のやっていることや悩みはとても小さく空気にすら思う。でもそんな小さなものに苦しまないといけないのが田舎であり、自分であったりするわけだが。そして思うのがコミケってこういうのと似たような空気なんだよなあ・・そう思うとすごく憧れができた。でも今さら過ぎて行ってどうする感もある。それにしても会場がでかすぎる。見どころも多いから3往復でも足りなかったけど、目に見えて足や全身が疲れてきた。食事の量が足りなかったのかもしれないけど暑さで食欲も湧かない。午後5時までやっているゲームショウを午後4時に切り上げて、次は名古屋グランパスの試合がある川崎に向かった。まさに首都圏だからか千葉と神奈川間なのに1時間弱で川崎に着いた。スタジアムは駅から歩いていける範囲だけど、ゲームショウで歩き過ぎて、足が痛くて痛くて仕方なく行き帰りはバスに乗った。しかし渋滞がひどすぎで歩いても到着時間は同じだったろう。川崎フロンターレとの試合は本当に酷すぎる試合で1-6で負けた。何一つ川崎に勝てる要素が無かった。

20日は親戚に会うために東京北部の王子駅へ向かった。久しぶりに会った親戚はいつも通りだった。話したのは自分たちの年齢の話で、残りの寿命のことや身に染みいる話が多かった。人と話す事もすごく久しぶりな気がして少し元気になれた。昼食のあと解散し、「お札と切手の博物館」に行ったけど何の印象も残らなかった。
そのあと成田山新勝寺へ向かった。テレビをよく見ていた10代に、よく映っていて有名な場所だからだ。成田駅から歩いて向かったけど伊勢神宮のおかげ横丁のように観光客向けの店が束を連ねていた。新勝寺は確かに立派な寺だ。でも賽銭の額が半端じゃないのか、奈良県の寺なんかよりいろんなものが立派だ。これ以上は営業妨害になるから書かないけど。成田に来たついでに成田空港にも行ってみる。でも隣の駅なのに成田駅からかなり離れていて結構時間がかかった。空港で一息つき、のんびりと携帯メールを打っていたら、柏で見る試合が残り1時間半前を切ったので急いで柏市に向かったけど、電車が鈍行しかなく試合時間に30分も遅れた。不覚。柏のスタジアムでは山形と対戦していたけど、とにかく選手が近くに見えてスゴイ臨場感のあるスタジアムだ。柏スタ最強説もうなずける。でも向こうサイドに行くと何やってるかわからない。試合は0−0。両チームとも苦しんでいる感じだった。

21日は地下鉄東京メトロ乗り放題を使って東京を回ることにした。東京は地下鉄が2種類あるけどメトロの方が便利だ。まず東京日本橋に行く。東野圭吾の作品の日本橋署に勤める加賀恭一郎シリーズで有名になった、麒麟像が見たかったからだ。と言っても「麒麟の翼」を読んでいない人からすれば「は?」という感じだろう。日本橋では警察が道路を封鎖して交通安全の実演やバイクやパトカーと写真を撮ったり、ピーポくんがいた。観光客としては良いイベントだけどこんな広い橋を封鎖されて迂回する人達は迷惑だったろう。麒麟像はとても格好良くて結構大きかった。やっぱり歴史のある場所というのは橋の飾りすら違うなあと思った。どことなく緑色の川も風流に感じたり、頭上の高速道路も悪く感じなかった。次は浅草だ。浅草は久々に行くけど人が多過ぎた。常に満員電車状態で浅草寺でお参りしたあと地下鉄まで戻るのがだるかったので、向こうに見えるスカイツリーまで歩くことした・・・が後悔した。疲労が溜まっていて暑さで足が重く、結構遠い・・・いや、20代なら全然遠いと思わず行けるんだろうけど、言問(こととい)橋から見たスカイツリーの全景すら遠く感じた。途中自販機でジュースを補給しスカイツリータウンに到着したけどここも人が多かった。とりあえず座るスペースがあったのでかなり休憩する。それにしてもどこに行っても観光客向けに英語や中国語の文字を見かける。流石と思うべきなんだろうか、この国際都市感は。スカイツリーは最初から登る気も無く、東京メトロ押上駅まで歩いたけど道を間違えてまた疲労を味わう。この次は乃木坂にある新国立美術館に向かう。浅草とスカイツリーでは時間を取り過ぎて他の場所には行けそうになくなったが、朝ホテルを11時に出たのが遅すぎたから仕方ない。新国立美術館は東京メトロ乃木坂駅と直結していた。会場は綺麗でデザインの優れる館内を見たあと行動展というのを見た。でも・・すごい作品の多さで質が高いものも多かった。全員芸術の学校に通った人達なのかと感じ、プロも何人か作品を出していた。見ているだけで1時間以上は余裕で他の展覧会は見る気力も無くした。疲れの上に疲れを上塗りするほど疲れた。このあと帰ろうと思ったけどせっかく地下鉄乗り放題なので原宿で降りてみたら、イベントでもやっていたのか元々なのか浅草と同じくらい人が波のようにいた。竹下通りはまだクレープ店が多かったのは少し笑えた。

22日は東レパンパシフィックのテニスの大会を見に行った。別に行く必要は無かったけど、21日と同じ東京探索をするより違うことをしてみたいし、つまらなければ途中で帰ろうとも思った。テニスの大会のある有明はお台場の近くでコミックマーケットで有名な場所だ。東京ビッグサイトと逆の方向へ歩くと有明コロシアムが見えてくる。中に入るととても見事なスタジアムで感心する。テニスのためにこんな大きな箱が用意できるのは流石東京だ。・・・で、肝心のテニスだけどやっぱりスポーツは生で見ると面白い。わかりやすい1対1の勝負。ボール判定をしっかりするために7人も線審が居るのはとてもフェアで、とても静かに試合を見るのは他のスポーツになく面白い。試合時間が2時間越えはよくあることで、この大会は朝11時から夜9時過ぎてもする大会なので暇つぶしにも最適だ。座って日陰で見ているだけだからここ数日の疲れがかなり取れた。1試合目が終わったら他の会場に移動したけど、もう一つのコートがその辺のテニスコートに客席を無理やり増やした感じが、センターコートと差があり過ぎて唖然とした。でも近くで選手が見れるのは良くて、海外の女性選手は女神像みたいだった。会場はイベント広場や売店があったり、わりと活気があって大会を飽きさせない。午後5時になるとスイス人と中国人の試合が、スイス人が強すぎたので(この選手は準優勝した)試合途中で帰った。帰る途中では東京駅に向かった。道を間違えて東京国際フォーラムが見えたけど、地下に空港みたいな広い空間にいろんな地方の展示会をしていた。なんなんだこのスケールは。東京駅に着いてもやっぱり人がごった返していた。どこに行けばいいかわからなくて、いったん駅の外に出たけど赤煉瓦の駅舎の周りに分厚いビルが何棟も立っていて、自分が小人になった気分だった。その後なんとか反対側の出口(八重洲側)東京名店街に周ったけどここも店も人も多くて。土産は他で買おうと思わせた。あとプリキュアプリティストアも寄ってノートを買ったけど店が小さくてつぶれないか心配だ。ホテルは新宿なので向かったら、おもいっきり歌舞伎町で龍が如くを思い出して少し笑えた。ラーメン二郎で夕飯を食べたあと早めにホテルに向かった。ホテルはバッティングセンターの近くだ。

23日は朝起きたらフロントで口喧嘩があった。どうやら薬中の男が自分を馬鹿にしたとかで騒いでいたらしい。警察に突き出そうぜと言っていた男も普通に入れ墨あったし、少し歌舞伎町ぽくて苦笑した。この日は9時から高速バスで名古屋に戻った。数日ぶりに見た名古屋は東京と比べると、薄いビルが多い小さな街に思えた。東京旅行で使った総額は5万5千円。経験量と比較したら安いものだけど、少し移動費が高くついたかな・・・東京は年をとるほど憧れは無くなるとか言われたけど、やはり夢と国際感ある混沌の街だ。
今月の教訓:暑い日に暑い服で労働は危険。カラムーチョ8倍は買わない。疲れたらシップを貼る。


2015年8月
は夏だから暑い日が多かった。毎日30度越えは普通なので、なるべく影を歩くようにしている。土日は部屋のクーラーが無いので強の扇風機にずっと当たって、1日に2回シャワーを浴びる。でも15日を過ぎたら雨が降って冷えてきて、いかにも夏が終わる感じが強かった。ただ無音の時は幻聴でセミの鳴き声が聞こえる。今月は人付き合いをしたいと考えて、サークルだのイベントだの、ネットで知り合うとか考えたけど、考えただけで気が重くなって、自分に無理をし過ぎてつらく思えてやめた。情けないとは思わないけどやる前の「うんざり感」がある。それ以外は毎日旅の予定を考えることが多かった。どの宿を取ってどこに行くか、それをパソコンで調べているだけで夜の12時になる。昔は楽しかったけど今は少し面倒に思う。盆旅のあとは足がずっと筋肉痛だったけど去年ほど疲れはない。こういう疲れが相当出た時は腹が出るほど食べるのが一番効果がある。筋肉という高燃費のエンジンが脂肪を消化してくれて翌朝腹も凹んでいる。それに帽子と冷却スプレーの効果は大きかった。二つとも100円ショップで買ったものだけど、熱波のダメージを9割減らす効果があった。28日は仕事の一環で生ごみを新しい焼却場へ捨てに行った。すごい森の中に焼却場があってドラクエの塔を見るような感じだった。結構車が来ていて、ここも20数年経ったら埋まるんだろうなと思う。生ごみを捨てたお礼に客からペットボトルのコーヒーを2本貰った。生ゴミの山は吐きそうだったけどコーヒーは少し美味かった。■読んだ本「ブラックジャック創作秘話〜手塚治虫の仕事場から〜(全5巻)」自分が神と思う漫画家は二人いて、一人は鳥山明、もう一人は本当の神様になってしまった手塚治虫だ。この漫画は手塚治虫がどのような人物で、どのような仕事ぶりか描かれている。話はBJだけじゃないだろうな〜と思ったらやっぱり1巻から多岐にわたる話ばかりで、手塚の息子とか製本の現場の話とか不要に思った。ちなみに「ブラックジャックによろしく」の話は無い。でも3巻までは結構泣ける話もあって、命をかけて漫画を描いて稼いだお金でアニメを作って、周り全員修羅場が終わっても手塚一人だけ一心不乱に原稿に向かう姿は心を打つものがあった。5日間寝ている姿を見たことが無い話とか、そりゃ60歳で死んでしまったのも納得というか、時代や読者や編集や本人が望んだとはいえ可哀想に思う。「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」会計士の普通のお金に関する話。タイトルが上手すぎたように思う。すごく気になるもんな。その理由も他の店が配達のついでにさおを売ってるから納得。「相手の気持ちを引きつける頭のいい人の話し方」人と話すのが得意でないから読んだ。でも会話を得意になるには場数を踏むしかないよな?・・・と自己解決はしていて読んだけど、やっぱりその通りだった。筆者が医者の時点で患者と接しているから会話は上手そうだし、女性にモテて当然にも思う。その環境に無いから困ってるんだ。「いい会話はいい女をつくる」自己啓発本をたくさん作る日本人は信用できない・・というのが自分のこれまでの経験だけど、これは読んでも何の印象も残らなかった。というか女性向きの本。■見た映画「イントゥザストーム」アメリカで超巨大竜巻が発生!竜巻を追う者と被害に遭う者の、アメリカらしいアホな映画。とはいえ、くだらなくても家族や地域を大事に、災害を気にしようと89分で思わせるから、そういうのがアメリカ映画の上手すぎるところだ。以下は盆旅について記す。


今年の盆休みは去年に続き瀬戸内海に行くことした。ただし今年は中国地方沿いだ。13日朝7時50分のバスに乗って出発。昼までに近鉄鶴橋駅に着いて、その後JRで大阪駅を経由して最初の目的地広島県に向かう。先月買った青春18切符でJR1日乗り放題は便利だ。ただ大阪から姫路は急行ですぐ行けるけど、姫路から広島方面に向かう電車は普通しかなく、椅子に座れないと少し苦痛の時間が続く。そして電車はやっぱり寒くて長袖を持って行くべきだった。電車の寒さと外の暑さの往復で連日腹痛だった。
結局朝早く出たおかげか夕方までに福山市に着きそうなので、ちょっと笹岡諸島に寄って行こうとJR笹岡駅で降りたけど、船便がかなり少ない。そのうえ高速船で片道1150円かかり、往復2300円で55分しか島に滞在できないのは厳しいので、乗るのをやめることにした。あまりにも高速船の値段が高すぎる。駅から船乗り場が近いのは良いんだけど・・・結局JR乗り放題なので一旦倉敷に戻って観光することにした。倉敷の観光地は駅から少し歩いた所にあり、雰囲気は映画村だった。大半の店が食べ物と土産を売っていてお客さんも多くて、懐かしい建物を頑張って維持している感じがとても強い。でも星野仙一記念館はいらないかな。いろんな土産物屋があったけどオルゴールの店はちょっと買いたくなった。あの音のせつなさは捨てづらくて困るが。その後、福山市に直行。福山市駅前では夏祭りが行われていた。ここで見たのが二上り踊りというとても哀愁漂う音楽と踊りで、ずっと見ているだけで涙が出そうになった。ここが自分の故郷にすら思わせる音楽だ・・・。夏祭りと言えば派手な踊りが思い出されるけど、こんな踊りも日本にあるのかと思った。

14日は福山市南部の鞆(とも)の浦へバスに乗っていく。目的は離島に行くためだけど、鞆の浦は「崖の上のポニョ」がモチーフにした場所で、行ってみるのも面白そうに思ったのだ。宮崎駿も構想を練るために港を歩いた映像を見たし。実際鞆の浦に到着すると倉敷ほどではないけど和風推しが強い。ここは工事をして道を広げるかどうかの議論があったけど、狭い道ばかりで広げたくなる気持ちはわかる。走島に行ったあと高台の資料館に行く。資料館は特に面白く無かったけどトイレがあってすごく涼しくて一息つけて良かった。高台を降りたあと仙酔島に行った。それからこの日は岡山駅でホテルを取ったので向かった。久々に見る岡山駅は昔より人が多くて華やかな感じがすごいする。この日はあまりの暑さでかなり焼けて、食欲がわきにくかった。

15日はまた姫路の方に戻る。姫路から家島諸島に行った話は島話を読んでいただきたい。その後は長居で行われるサッカーの試合を見に行くためにJRを乗り継ぐ。大阪駅に寄りたかったけど、どうも長居に行くJR線がイマイチわかりにくくて、念のために早めに行くことにした。長居駅の一つ手前、鶴ケ丘駅の方がスタジアムに近いのでみんな降りたので自分も降りたけど、自分みたいにたまに長居に来る人間は長居駅で降りた方が雰囲気出たかなと思う。長居駅付近の方が飲食店も多いし、たこ焼き屋もある。セレッソと岐阜の試合はJ2らしいとても泥臭い試合だった。得点はセレッソの玉田がPKを決めただけだ。帰りは帰りで難波駅に行くのも少し面倒だった。JR環状線の内側にぽつんとあるのが難波駅で本数も少ない。この日は何回地下鉄で移動しようかと思った。

16日は朝食バイキングを食べて、OCATで土産を買って帰る。来月は5連休に東京に行くけど流石に毎月旅行は計画を立てすぎた。年始の目標(忘れていた)にも旅行に行き過ぎるなと書いてあったように控えるべきだった。どうも自分は旅行依存に陥っている感じがある。でも毎日は保証書を付けるほどつまらない日々なのだ。



2015年7月始めもずっと雨と小雨ばかりで本当に梅雨らし過ぎて困る。10日からやっと晴れて梅雨は明けたけど倒れそうな暑さが帰ってきた感じだ。下旬からはベッドの横で扇風機にずっと動いてもらっている。そういえば今年服を入れ替えた時に服が臭った原因がわかった。洗濯ものを乾燥させる場所で蚊取り線香を焚き過ぎて臭いが染みついたのだ(たぶん)。蚊取り線香は好きな匂いだけど、あまり当たり過ぎるとここまで酷い臭いが染みつくとは思わなかった。7日は職場のパソコンのデータがUSBに入れたものを間違って全部消してしまい、どうしようかと困ってメモリー復元ファイルをダウンロードして半分は取り返そうとしたけど消えていた。なんのためにUSBに残し続けたのか・・情けない。8日はその職場のパソコンがまったく電源が入らず困り果てる、食欲が激減するほどうんざりする。購入してたったの2週間で・・・これは。9日はジョーシンから代わりのパソコンを送ることで合意。今も無事動いている。次回は1800円の保険に入ることを考えよう。あまりに気分が滅入った。27日は夕方帰りにATMにお金を入れたら紙屑が挟まって30分銀行の前で待っていた。そんな感じで今月は悪いことが多くて、前向きになるのは無理だった。■見た春アニメ続き「放課後のプレアデス」宇宙人に誘われて魔法少女になったヒロイン達が宇宙を駆け巡る。少女の可愛さとスケールが大きくなる展開がいい。最後にみんなが幸せになるかどうかわからない感じがいいかな。不思議な感じ・・だけど人には勧めない何かがある。「プラスティックメモリー」近未来、ギフティアと呼ばれるアンドロイドを回収する仕事に就いた主人公。その相棒はギフティアの少女だった・・・とても惜しいアニメだ。神の領域に踏み込んだ仕事に戸惑う主人公・・・でも最後はわりと淡々とし過ぎていた。性交ができるかもっと詳しく説明欲しかったな。「響け!ユーフォニアム」けいおんで有名な京都アニメの吹奏楽部を舞台にした作品。絵が綺麗すぎて、なんて美しいアニメだと感心する。背景の京都も美しく、去年ドラクエのコンサートへ京都に行ったことを思い出した。話はわりとじっくりとした女子高生の青春もので悪くはない。盛り上げるために「そういうシーン」入れるわなあと思ったりもした。「ダンジョンに出会いを求めているのは間違いだろうか?」ダンジョンを通いながら強くなる王道ファンタジーもの。絵も動きもが綺麗で良かった。でも少女の神様と暮らしているのに、ちょっとしたシーンで照れてばかりいるのは無し。最後は急ぎすぎたかな。「セーラームーンクリスタル」18年ぶりに甦ったセーラームーンのリメイク。懐かしさもあったけど、、作画崩壊・棒立ちばかりなどが酷く動かない絵が多い・・・それなりに見れたものの、やはり古い話も含んで突っ込みどころも多かった。良さそうに思ったんだが。■読んだ本「クロス†ウィザード-魔術都市と偽りの仮面-」壁に囲まれた島で特殊能力を持った生徒のラノベ物語。島や壁の設定にあまり意味も無く、話も面白いとは思わなかった。特に魔法の説明とかいらないかなあ。話って面白かったら他がどうでも良くないといけない。「VS!!―正義の味方を倒すには―」悪の戦闘員(ザコ)として生きるニーイチは正義の味方に勝てないと自覚しながら生きていた。ある日美少女の怪人が組織から脱走してしまい、彼女を捕まえて正義の味方を戦わせようとするも上手くいかない。彼女の行動に感化されたニーイチは、最後の決戦で怪人無し&戦闘員だけで、正義の味方達に無謀で絶望的な戦いを挑み・・・そして・・・と、最後はなかなか泣ける話で男の戦いに胸打たれる。でもこれはスーパー戦隊というフォーマットがあるから泣けるわけだ。悪といってもほとんど悪い事をしていないから応援してしまう。「絶唱」湊かなえの島国トンガを舞台にした4つの短編。外国の文化をかみ砕いて話に紹介するのはこの作者は上手い。でもいまいち・・・■遊んだゲーム「ソールトリガー」は普通のRPGだ。雰囲気的にFF7か8という感じで、話は悪い国が光の民のエネルギーを奪っていて、民を開放するために反乱軍を指揮する主人公たちが戦う。主人公達が全員黒ずくめと紫を基調にした服がマトリックスみたいで格好良いが、とにかく「普通」のRPGで、ここで終わるとちょっと短い・・・と思う段階で主人公たちは全滅し、その魂は19年後引き継がれ・・・新しい主人公で物語が始まるのは唖然としすぎた。説明書にもどこにもそんな振りが無かっただけに戸惑いしかない。とにかくそこそこ(30時間)遊べる普通のゲーム。「エクシズ・フォルス」これも普通のファンタジーRPG、6年前のゲームだけど絵的にPS1のゲームをやっている気分だ。物語は神器を使いこなす主人公たちが世界を救おうとする二人の主人公を選べてシナリオも全く違う、一粒で二度おいしいゲームなんだけど・・・世界観が、ベルジュやフォルスや霊器とか独特の用語が少し痛い。絵もなんか好かないし、そもそももう一人の主人公も裏で話を進めているので何か引っかかる。でも戦闘はハイスピードで済ませるので最後まで遊べた。ヒロインが怠け者なのが良かった。このゲームはエンディングはいくつもあり、自分の終わり方は神を倒し、世界を救うためにヒロインが神となって残って終わるという、若干悲しい終わり方だった。人助け(クエスト)を何もしなかったからかな。「クレヨンしんちゃん おバカ大忍伝すすめ!カスカベ忍者隊」ゲームを買ったら一緒に付いてきた。ゲームとしては普通のロックマン的なアクションゲームだけど、最初から幕間劇からセーブ画面までフルボイスで、今の時代子供向けのゲームでここまでやるのかと思い、千葉繁などベテラン声優の声を聴けたのも良かった。あと子供が頑張る姿はどことなく染み入るものがある。またしんちゃんの映画が見たくなった。■7月18日からは静岡に行った。6月後半から職場のパソコンでロクな目にあっていないので、絶対に気晴らしに行くしかないと思っての出発だった。朝7時半に部屋を出て名古屋や豊橋にも寄ったけど15時に磐田市に到着した。試合まで4時間もある。たまには観光地らしい場所に寄ってみるかと歩いてみたけど磐田は普通の神社や立札があるだけだった。でも旧見付小学校だけはとても懐かしい気分になれた。試合2時間前にヤマハスタジアムに着いたけど、以前アウェイ側だった所は大きく見事に改築されていた。遠い未来だとここは6万人スタジアムになってるんじゃないかと思うくらいだ。売店のメニューも名古屋より良い。千葉との試合はJ2ながら1万1800人も来場して盛り上がった。それにしても磐田という街はヤマハの建物が目立つ。ヤマハ市と言ってもいいな。このあと焼津で宿泊。19日は沼津市へ向かった。淡島という離島へ行くためだ。島で腹が減ると困るからラーメン屋に寄ったら、周りの人が次回優待券のために全員スープを飲み干していて気持ち悪かった。ラーメンは美味かったけど自分は無理だなあ。その後往復バスチケットと島内へ行けるお得チケットを購入。この日は天気が良すぎて倒れそうな気温だ。自転車で港へ行かなくて本当によかった。淡島から出たあと名古屋との試合がある清水へ向かう。清水は結構好きな所で以前GWに滞在していたことがある。あれは・・・何年前だったろう?当時は一人で見知らぬ日本のどこかに行くのが楽しくて仕方なかった。安い寿司を食べたり、ちょっとした夜の街中を歩くだけで自由を謳歌できた(今はその反動で一人のむなしさが強過ぎて仕方ない)。ちなみに当時泊まっていた安ホテルはつぶれていた・・・。久々に清水のスタジアムに行ったけど相変わらず素晴らしいスタジアムだ。富士山も少し顔を出している。でも試合は審判が酷かった。なぜか暴言で退場されたり、相殺でPK貰ったり、選手は頑張ったが審判が目立ち過ぎる試合だった。試合後バスに乗ろうとしたけど超混雑だ。分け方も効率の悪さしか感じない。乗っても道は大渋滞。駅まで歩いても時間が変わらなかったかも。そのうえ静岡駅行きの直行バスがあったのは、清水行きのバスと静岡行きの電車賃を先に買っていただけにガクっときた。翌20日は青春18切符を使って帰る。車内ではずっと本を読んだりPSPをしていた。18切符は来月も使うし、9月の旅行のために高速バスのチケットも買ったけど、先の旅・先の先の旅を考えるのは今の旅がくだらなく思えてしまう。現に今回はそれほど気晴らしにならなかった。今月の教訓:人が言ったこと、大事な連絡は紙に書いて必ず行動すること。それすらも忘れる時がある。PCデータの保管は4か所(USB・ヤフーボックスなど)用意すること。



2015年6月
は梅雨らしい雨と曇りの日が多く、たまに暑い日があった。庭のセメント修復は今月もやったけど、踏んだ箇所は割れている所が多い・・・ガッカリしたけど踏まないようにしたい。また雑草も結構抜いた。やってみると(蚊除け・長靴装備すれば)楽な作業だ。オクでは微妙に違うものを送ってしまい、1500円損をしてしまった。6日はストレスを減らすために気晴らしに明和のイオンへ出かけて、サンマルクカフェでエッセー漫画の投稿を考えて月末投稿した。内容は手を抜き過ぎたかもしれない。18日は伊勢の千の杜という場所で安全運転管理者講習があった。結構いい場所で新鮮な気分で話が聞けて昼食も美味かった。観光客として来たい場所だ。19日は職場のパソコンがウイルスにかかって新しく買い替えることになった。このウイルスはマイドキュメントに入っているファイルやワードなどを使えなくし、起動するにはお金振り込むしか解除方法が無いという恐ろしいウイルスで驚いた。人質がファイルなんてどういうプログラムなのか・・・カードの限度額を20万に下げたり、ネットバンクにはほとんどお金を入れないなど簡単な対策は常にしていたけど、パソコンのデータが流れたかもしれないし買い替えても不安しかない。ウイルスは去年で期限切れのウィンドウズxp使用と、JAVAとAdobeReaderの更新をしていないのが原因だそうだ。23日には新しいパソコンが届いたけど、ワードエクセル筆王を買わないといけないし、よく使う会社のソフトのセットアップ、プリンターやカメラは古すぎて新しいウィンドウズに対応してなかったり、さらに買う物が増えて汗が多めに流れる。そのうえ銀行やヤフーのパスワードを変えたり、面倒でお金がプラスにならない作業が続く。結局人間が毎日頑張って働くのって、常に生活にプラスを作っておいて、こういう雑事や有事や誰かが死んだ時のダメージをやわらげるために必要なのかなと思ったりした。ところでパソコンは年末年始が高くて7月8月が安いのだそうだ。自分が1月に買ったパソコンが今見たら5千円安かったのは脱力だった。■今月見終わった春アニメの感想半分(残りは来月)。春アニメは13本見ていたけど多すぎて見るのに疲れた。これでも数本減らしたんだけどやっぱり週に4〜7本の方くらいがベストかな。・・・と言いつつ夏アニメ十数本お気に入りに入れてみたが。「ミカグラ学園組曲」特殊能力が使える学園に入ったヒロインが奮闘する。とにかく前向きなヒロインが良かった。バカバカしさや、アニメのつまらなさがヒロインに救われた。「ガンストリンガーストラトス」スクエニのアーケードゲームのアニメ化。パラレルワールドの同じ自分たちと戦い合うことになる。気軽に見やすさはあったけど・・・絵が酷かった。テレビ版とウェブ版でエンディングが違うけど、アイデアは良くても絵と話が追い付いていない。「アニメでわかる心療内科」12話で終わりかと思ったら20話まであった。やはり5分半のアニメは作りやすいのだろうな。内容は現代病をやわらげるちょっと良いアニメだった。世間にいい影響を与えるアニメだと勝手に思う。「ショーバイロック」 サンリオが作ったアニメ。可愛いキャラやイケメンキャラが笑いあり涙ありのファンタジーバンド活動を繰り広げる。1話が盛りだくさん過ぎて見るのをどうしようかと思ったが2話以降は普通。10代や子供向けの面が強い。話はともかく音楽が物足りない。「ジョジョの奇妙な冒険スターダストクルセイダース」いわゆるジョジョ3部。熱く強く面白く、そしてこの奇妙な物語に、名作過ぎて言葉も無いくらいだ。楽しく面白い旅でバトル中はどれも名言の数々。やっぱりジョジョは最高だなって思う。4部が早く見たい。■今月気にいったネットラジオは「週刊マネーランド」が良かった。生活にお金が大事なのは当然だけど、ライフプランは何も考えたことも無く目からうろこだった。他のラジオは運転や絵を描いてる時に聞いても10年前より頭に入ってこない。むしろ雑音に感じてきている。年齢かな、これも。■見た映画「オールユーニードイズキル」宇宙から来た侵略者に戦場で殺されても、何度も夢から覚める時に巻き戻り、延々と戦い続けるトムクルーズの映画。何回も死ぬことにより敵の攻撃が分かり、周りの人間を理解し、徐々にノーダメージで戦うロックマンみたいになる主人公が笑える。似た映画は何回も見たけど、ここまで洗練されたかと感心してしまう。最後に「こうなると100%勝って終わる」状態になるのは残念だけど、敵が少し気を抜いたらすぐ殺しにくるのは鬼で良かった。ちなみにこの映画の原作は日本のラノベ。ラノベがハリウッド映画にまでなるとは・・・夢があるなあ。「ダイナソープロジェクト」アフリカに潜む恐竜を探しに行った探検隊のサバイバル映画。自撮り風の映画はリアリティがあって好きなんだけど、これは手振れが多くて吐きそうで気持ちが悪かった。話は特に普通で2年前の映画とは思えない。これだけキツイ環境でわざわざ裏切り者出すかなあ。「ダイバージェント 異端者」荒廃した近未来のシカゴは壁に囲まれ、その中で人々は5つの共同体に分かれ生活していた。政権をにないながら、質素に優しく暮らす<無欲>、農業と平和を愛する<平和>、司法をつかさどる<高潔>、教育・研究をになう<博学>、軍や警察を司る活発な<勇敢>の5つだ。これらの組織から脱落したホームレスが<無派閥>、そしてどの組織にも当てはまらない未知の<異端者>がいる。この組織の色分けがなんともゲーム的で面白い。主人公は<無欲>で質素に暮らしながら成人になる時にどの組織に行くか選択され、<異端者>なのに<勇敢>に行くのだが・・・異端者狩りが行われていた。結構面白いけど<博学>の反乱で普通の映画になったなあという感じ。そもそも主人公の<異端者>の能力が普通の人と何が違うの?って感じで、それが一番スッキリしない。3部作として続くのか。うーむ。■今月も前半はコンセプションのギャルゲーパートを20時間やっていて、後半は20時間他のRPGをしていた(途中)。先月・今月と中古ゲームをやっていてわかったのは、新しいゲーム機で新しいゲームソフトを発売日に買って遊ぶのが、ゲームを楽しむうえで一番最高だということが改めてわかった。発売日にいち早く「つまらんゲームじゃないか!」とか「7千円で買ったのにつまらん!」とか、そういうことで騒げる事が幸せだったのだ。■20日にサッカー観戦に行こうとしたらまた安ホテルが満室だったので行くのをやめた。もう今度から1か月半前から旅の行動を考えたいが、1か月半〜2か月先のことを考えるのは苦手だ。



2015年5月は暖かい日が多くて下旬には30度になった。毎日汗が湧き出てくる。服は入れ替えたらどうも異臭がするので結構捨てた。今後季節ごとにシャツを買っておこうと思う。今月はゲームばかりやっていた。土日は深夜までやって体調を崩すので、ちょっとゲームを遊ぶルールが必要かもしれない。プライベートのオクでは倉庫の荷物がなんと2万で売れたのは良かったけど、仕事のオクでは送料込2万4千円の物を買ったら壊れていて、出品者と連絡が取れなくて困った。結局1万数千円戻せたが・・・逃げられても仕方ない状況であった。部屋の前ではセメントのひび割れが酷くて、セメント10kg買ってきて適当に補修してみた。綺麗ではないけど自分が直したというのが少しだけ気分がいい。■遊んだゲーム「タイムホロウ 奪われた過去を求めて」一時期DSで数時間で終わるADVゲームが流行っていた。これもその一つ。話は過去を変えられるペンを使って過去を変えていき、やがて同じペンを扱う男と修正合戦を繰り返す。急展開が多く、朝起きて学校で友達と話していたら時間変動が起こって「友人が人を殺した!」みたいな展開は驚きより戸惑いしかない。最終的にイマイチ悪人を正せた気がしないし、最後過去が変わったのに過去の苦しんでいた自分にペンを送れるのはおかしい。ゲームがすぐ終わるのは社会人としては助かるけどタイムトラベルものとしてイマイチかな。このゲームで自分が部屋に時計を4つ置いている理由が分かった。時間が好きだからか。「プロジェクトハッカー」これもDS初期のADV。ハッカーとなって難事件を解決に導く。話はわりと普通の探偵ものと同じでハッキング部分はただのミニゲーム。でも後半きつかった。ゲームの難点は8年前のゲームだけど20年くらい前の古い感じの絵ってこと。ヒロインが高身長は逆にいいけど、おかしい絵があって首から下は明らかに違う体系の人だろと突っ込むところもあった。もう一つ困るのがBGMが単調すぎて頭が痛い。テクノ調で機械的なイメージを出したにしてもだ。「ザックとオンブラ まぼろしの遊園地」手品師のザックがデルフィーノ島に招待されることから始まる不思議な物語。・・・と書いたものの、子供向けだからか物語としてはかなり弱いうえ、主人公とヒロインは声優でないから微妙な演技で、ゲームの大半を「まっくろくろすけ」みたいなオンブラと150以上のミニゲームを延々とやっているだけだ。ミニゲームは難度を選べたりスキップできたりと、気軽で気やすく遊べるのはすごく良かった。普通ゲーム。「コンセプション 俺の子供を産んでくれ!」異世界に飛ばされた主人公とヒロインが異世界を救うために12人の巫女と星の子(兵士)を作りながらダンジョンに潜っていく、ギャルゲ×RPG。星の子を作る愛好の儀がエロく、「ああこのためにこのゲームはあるのか」と思うほどあざとく良かった。CEROでCも納得。世界を救うために女を12又歓迎なのは、まさにハーレムゲームではあるけどRPGパートが単調で、自分のような作業ゲーム慣れしていなければ苦痛でしかないだろう。クリアは50時間かかったけど、終わってからもベタなんだけどギャルゲーパートを延々とやっている。自分も子作り子育てを本能的に求めているように思った。でも結局愛好の儀とは何か?星の子はどういう生態なのか知れないのは残念。それがあればゲームに深みが生まれたはず。■読んだ本「涼宮ハルヒシリーズ5巻から11巻まで」11巻で涼宮ハルヒの作ったSOS団は丸1年を迎えた。11巻まで読んだ感想は2か月前の感想と違って、この小説は「文学部員の充実した青春物語」というのを一番強く感じた。アニメや挿絵が無くてもちょっとしたミニSFとして楽しめたはずだ。そして自分は「当時のハルヒブームに乗れなかったな」と強く思う。言うなれば毎日忙しくてW杯サッカーをまったく見れないのに、周りがW杯を熱く語っていた状況と似ている。このシリーズの不思議なところは主人公のモノローグかと思ったら、会話として外に出ていたり、出ていなかったりすることだ。これは一体何なんだろう?まあ理由をネットで探せばいいかもしれないけど、それはやめておく。また本を読む前はハーレム系の印象はあったけど、男も女もリアル学校のようなわりと良い距離感を保っていて、アニメと違ってハルヒが部員の中で一番影が薄いのが意外だった。11巻で終わるのは「途中」と聞いたけど、これで完結と言っても何の問題も感じなかった。不思議な部活の不思議で充実した1年間(小説以外のゲームその他含む)は、作家の理想にして憧れだったろう。そしてたった11冊で巨額の収入を稼いだことも作家として充実感もあったろう。これ以降本を書いていない現状を見るに。でも最後の3巻はあまりに心の葛藤と、哲学的な話は読んでいてだるかった。「桜色の春をこえて」マンションを追い出された女子高生が隣室に住んでいた女子高生と一緒に生活を始める・・・。雰囲気はラノベだけど百合は皆無。どちらかといえば普通の女の友情話。でも300ページは多いかなあ。しかし、あとがきで作者がパソコンにワードが入っていたから賞に応募したら本になったと書いてあるけど、漫画家のような修行も無く、そんなに簡単に本が出てしまうのか。■GWは遠くに行かず名古屋に行っただけだった。1日目は瑞穂で湘南の試合観戦。綺麗にカウンターが2本決まって、とどめは闘莉王が決めてと普通にいい3-0の勝利だった。でも守備は相変わらず不安が強い。それにしてもこの日は暑くてTシャツと帽子があれば良かった。去年の春の試合は寒かったので厚着したのが失敗だった。2日目はミッドランドスクエアシネマで「ドラゴンボールZ復活のF」を見る。期待はしていたけど内容的には70点(ファンだから+40点)、期待以上では無かった。亀仙人や天津飯の声優が昔と変わりすぎていて、どうにも乗れず何とも言えないテンポの悪さを感じる。ニコニコのようにみんなでコメントしながら見る方が100倍楽しい映画だ。その後歩いて栄のカプセルホテルに泊まる。翌日栄スカイルのブックオフに行ったら古着が多かったので2着買って帰る。名古屋では本3冊読めてDS1本クリアした。4日目は晴れて布団を干しながら出品作業。あと出産祝いのお礼のギフトカタログで何を貰うか悩んで、エドクルーガーのショルダーバッグにした。本当はベネトンのバッグにしようと思ったけど、デザインの不満と街で見かけすぎるのが欠点だった。1週間後到着したけど、よく見たらこのバッグも結構街で見てたな・・・。どうでもいい話だけどエキトピアという駅のイベントで貰った抽選券、確認しようとしたら当選番号公開と引き換えはたったの1週間でとっくに過ぎていた。なんという速さだろう。今月の教訓:自分が生きて何を残したか考える。



2015年4月
は、前半は曇りや雨が多くて急に寒くなったり体がついていけなかった。雑草はすごい勢いで伸びている。下旬は逆に30度近い温度で車に乗るときにヤバさを感じる。今月は過去の月誌を読んだら、自分がいかに仮想の物語や世界に入り浸っているかよくわかった。自分は現実でない世界を夢見る廃人なんだと思う。そしてそこから抜け出したくないのかもしれない。そして抜け出ても戻る習性もある。今月は風呂場に時計を置いた。毎日湯船でゲームしたり、本を読んでいるから経過時間が気になって仕方なかった。計測してみると風呂にいる時間は大体40分で20〜25分は遊びだった。オクでは商品がそこそこ売れてよかった。やはり出さないと売れないという当たり前のことに気付いたけど、タイミングや運も良すぎたように思う。最近は購入者に外国人が多い。英語と中国語が使いこなせたらいいなあと思ったりする。あと4月は毎日「メグルとオージ」の一話を描いていたけど、進む時と進まない時の差が激しい。19日はストーブの臭いがすると思ったら急に頭痛になって、横になって眠った。狭い部屋では一酸化中毒には気を付けないと死ぬと思う。24日はS町で半額で買ったおかず、唐揚げとナッツの中華炒めを食べたら、お腹一杯で苦しかった。唐揚げとナッツ自体カロリーが高いのにさらに油で炒めるんだから当然だが。■アニメの感想。1〜3月も時間割を作ってアニメを見ていた。でも見忘れた話数があって違法で上がってるのを探したり、翌日動画が有料になるから1日4話見なきゃいけないとか結構しんどかった。今現在4月からのアニメを見ているけど、冬アニメから春アニメへ変わるのは季節感があって結構心地よい。「銃皇無尽のファフニール」 謎の敵と戦う能力を持った少女達+男主人公というアニメによくある設定のよくある話。絵が15年前にさかのぼった様な感じで手抜きも多い。こういうのが「切られるアニメ」ってやつなんだな。でもED曲は結構好きだった。「SHIROBAKO」言うなればアニメ制作のバクマン。群像劇と書かれている通り、多くの人物が登場し物語が動く姿は面白い。アニメ作りの大変さを少しわかり、人が協力して一つの作品を作る姿は美しさすら感じた。でもタイトルの白箱だけはピンと来なかったな。「アイドルマスターシンデレラガールズ」有名ゲームで今ソシャゲで展開されているシリーズのアニメ化。とても丁寧に作られた印象で王道で普遍的である。欠点も無いけど長所も薄い。「ローリングガールズ」ブルーハーツの曲に乗って全国を旅しながら、人々を救う4人の少女の物語・・・ではあるけど、とにかく旅に出るきっかけというのがとても弱い。そして「何をしたいのか」という点もいまいちよくわからなかった。アクションは面白いし、当たり前だけど曲は良いんだが・・・「アブソリュート・デュオ」不思議な能力を持つ者が集まる学園アクションで、少しハーレムもの。これが他と違うのは能力を持つ者達がペアにならないといけない、そこで主人公とヒロインはペアとなる。見終わってみるとこの主人公の目的なんだっけ?女とくっ付くことか?と思う。「艦これ」ソシャゲで馬鹿売れしている艦隊これくしょん、通称「艦これ」のアニメ化。海の上をスケートのようにキャラが滑っていくのはなかなか面白い。絵も綺麗でわりと動いて見ていて面白い。でも内容はわりと地味だ。ゲームをしている人たちと差を感じたアニメだった。「アニメでわかる心療内科」5分で終わる笑い有りの診療紹介アニメ。自分の今の状態はパニック障害の一歩手前と参考になった。■見た映画「アメイジングスパイダーマン2」数か月前に見た新スパイダーマンの2作目だ。今回の敵はエレクトロと呼ばれる電気を自在に操る怪人。悲しい設定で悪人にする展開はベタだけどうまい。新スパ1は前3部作との違いを出していたけど、結局オズボーン社のハリーが出てきたのは「またか」という感じ。何回同じことするねんと思うけど、新ハリーの狡猾そうな顔や髪型は好きかな。最後にヒロインが死んでしまったけど3作目ありうるのだろうか・・・プリキュアのように惰性で見れる楽しさだけど、たまにはNYから離れて欲しい。「タイムマシン2013」B級映画かなあと思って借りたらD級映画だった。まず話からして何を目的に動いているかわからない。役者は頑張っているんだけど、どうやってタイムマシンを作れたのか?という疑問に始まり、音楽のしょぼさ、CGのしょぼさ、映像ブレの酷さ、まさに駄作の王道を突き進む作品だ。唯一褒められるのは90分くらいで見終わること。パイロットムービーじゃないのか?これは。「ゲームセンターCXムービー」ゲーム実況の元祖とも言える有野が、レトロゲームのクリアを目指すゲームセンターCXの映画化・・・なんだけど、この映画で見たかったのはいつも通り有野が新しいゲームに挑戦する姿だけだろう。なのに有野が過去に挑戦したマイティボンジャックの垂れ流しと、1986年の少年のオリジナルストーリーが流される・・・。このオリジナルストーリーが超絶寒い。何度飛ばそうかと思ったか。それにしても10年前の有野が若くてちょっとカッコいいのに驚く。こんな顔だったっけ?「LIFE!」写真誌ライフで勤めるていたが会社が無くなることになり、最終号の表紙のネガを探すために奔走する40代未婚の男・・・面白くなりそうであまり面白くない映画で、映画内で企業CMも多く感じるし、どうにもイマイチ感が強い。「虹をつかむ男」という映画を元にしたらしい。■読んだ本「豆の上で眠る」湊かなえの本、小さいときに行方不明になった姉を探す2年間と、再び再開した姉に不信感を抱く日々・・・。最後は姉妹や家族について考えるものがあるけど、現実的にありえるか?と言われたらありえない。ところで話の途中で魔法少女のグッズを買う男を要注意する母のシーンがあるけど、正しいが全部正しくはない感じがする。今どきの本に珍しく伏線も放置は残念だった。他に読んだ本は「時計の秘密」「宅急便のひみつ」、■今月は県外に出かけなかった。せっかく出かけるのならサッカーを見たいけど、試合が日曜だったり平日だったりでどうも合わなかった。グランパスの方も調子が悪く結構ストレスが溜まった。気軽に見ているはずなのに、まだイラだてるなんてまだまだ自分はサッカーファンだと思う。今月の教訓:行動してあっさり道が開けた。


2015年3月は晴れると暖かい日だった。夜ストーブを点けても暑いと思うことも増えてきた。特に17日は急に20度を越えて暑かった。その日を境に外は蛙の鳴き声が聞こえるようになったが、24日からまた急に冷えた。花粉は相変わらず困るけど慣れというのは恐ろしい、毎日マスクをつけてスプレーを鼻にかけて普通に過ごせるようになる。キンカンは1kg1000円で売っていたけど、結構売れていくのでこのペースじゃ売りさばけないと収穫を急いだらピタリと売れなくなって3kg以上在庫を抱えて半額以下で売ることに。というか去年のデータを参考にして売るのが遅すぎた。そのあと枝を剪定した。脚立の上で手を伸ばして立つのは危なすぎるので低くした。2kg収穫は落ちても危険は避けたい。漫画は「メグルとオージ」を描き始めた。毎日他人が作った作品を楽しみ続ける不安が大きく、手が震える中年男性を見たり、自分が何も残せないまま生きていても駄目過ぎるのでとりあえず描き始めた。話は上手くいく自信はないけどとにかく描いてみたい。動画ではケミカルブラザースのFurtherのPVばかり見ていた。音も映像もセンスの塊としか言いようがない。■見た映画「エンダーのゲーム」エヴァに影響を与えたSF小説が映画化ってことで、以前から少し気になっていたので見たら・・・ずっしり重い映画だった。地球は異星人に反抗する機会を待ちながら軍を指揮する優秀な少年を育成していた。主人公の少年はずっとテレビゲームや、実戦形式の戦いを苦汁をなめながらも勝ち抜いていき、ついにトップに立つ。そして最終決戦に備えた最後のテストで無茶な戦いをしてクリアしてみせる・・・でもそれはテストでなく実戦だった。お偉いさんは人類は勝利したと称賛し驚くけど、少年は絶望する。犠牲にした船に乗った人達を考えたらこんな戦いはしなかった、本当に異星人は人類と戦いを望んだのか?・・・その後も展開も良かった。でもネットでは原作を読んでる人の酷評が多い。映画が楽しめても素晴らしい原作があるとそんなものか。■読んだ漫画「イタズラなKISS(文庫版)」ラブコメの少女漫画、話は高校三年の主人公の琴子が、美形でスポーツ万能で天才の入江直樹にフラれたけど、親の縁で入江と同居することから話は始まる・・・序盤を読んで、よくこれが文庫で14巻も続く作品だなあと思うくらい展開が速い。2巻で大学に行き、琴子が押したり離れてしまったりを繰り返しながら、会社で一緒に働いたり、いろんなことがありながらも6巻で結婚し、二人は医者と看護婦になる。その後二人の故郷に行ったり、ケガしたり、周りの登場人物が結婚したりと吉本新喜劇のような小気味いい展開が続く。 とにかく琴子の爆走ぶりに苦笑しながら読めてしまう漫画だけど、この漫画は脇役が上手かった。二人をくっつけようとする入江母、歯牙にもかからない恋敵金之助や、小憎い入江弟に、冷静に琴子を支える実父など、二人を中心にうまく回っている。そして入江がなぜ琴子と一緒になったかと言えば、人生イージーゲームでつまらないから琴子と一緒になると色んなことに巻き込まれて面白いという納得の理由がある。気になったのはアニメオタクがヤバい人間に描かれていたことだ。自分も生きた時代だからこの表現は正しいけど、時代だなあと思う。物語は琴子が妊娠発覚したところで未完をむかえた。作者の多田かおるは掃除中に頭を打って38歳で亡くなったからだ。■読んだ小説「涼宮ハルヒの憂鬱(シリーズ4巻まで)」アニメは以前見たけど68点くらいのアニメにしか感じなくて、どうしてあれが人気になったか全然わからなかったけど、原作を読んだら理由がわかった。文章がなかなかユニークだ。普通だけど何かずれている、ベタだけどベタじゃない、何かずっと引っかかるような文章なのだ。そして何かが起こりそうな感じがずっとしているのが良い。でも読み終わると意外性はわりと低いと気づく。話は破天荒な女子高生の変な部活に巻き込まれるってだけ。主人公は20代後半の男かってくらい「男より女」感が強いのは不自然だけど、時代が選んだ作品と言われても納得できる。特にハルヒが急に居なくなった4巻が良かった。アニメが当時話題になったのはこの作品がどう料理されるか楽しみで、ハルヒが動いた時点で喜べた人が多かったのかもしれない・・・知らんけど。小説を読む感じでは涼宮ハルヒは曲に乗って笑顔で踊る感じがないのだ。この本で分かったのは有名な映像作品の原作は、読めば面白い本が多そうだということ。たぶん西尾維新とかハリーポッターとか読めば面白いんだろうな。■遊んだゲーム「マリオ&ルイージRPG3」一番最初のSFCのマリオRPGはやったけど、このシリーズはやった事なかったので遊んでみたら、「かわいい世界観=優しいゲーム」というイメージを無視した結構しんどいゲームだった。RPGといえば布団で横になりながらボタンをポチポチ押すものだけど、これは戦闘のたびにタイミングよくボタンを押したり、連打したり、画面をこすったりアクション性があってRPG?と思うくらい疲れる。そのうえ音ゲー的なミニゲームや、パズル要素も加わって攻略を検索するほどだった。ストーリーに関しては可もなく不可もない。クッパの体内でマリオとルイージが頑張って、クッパの知らない間に共闘する展開は面白い。■3月7日はJリーグ開幕戦を観に豊田に行った。試合は3-3のドロー。勝てる試合だったのに痛い試合となってしまった。それにしても松本サポは多かった。初昇格組とはいえ名古屋サポより元気で、翌日の新聞にアウェイに1万人と書かれていたけど間違いじゃない。試合のあと豊田市のホテルに泊まった。ホテルはスタジアムから2時間歩いた場所にあって、豊田市を歩きたくてホテルを選んだふしもある。豊田市はやはり大企業、中企業、小企業の多い街で、そこら中に工場が立ち並んでいる。どことなく製造業が話に登場する東野圭吾の世界を思い起こすものがあった。途中ステーキワンでバイキングを食べたら苦しくなるほど食べてしまった。翌日は無料の朝食が朝の8時半までなので急いで起きたら、6時半の時点で20人くらい朝食を食べていた。彼らを見ると工場で働いている人が多いみたいだ。日曜は何の用事も考えてなかったけど、古着屋で悩んで2着買って、スガキヤの半額セールを並んで食べて、ゆっくり帰れた。というか自分は毎年J開幕を見てスガキヤの半額を食べている気がする。しかし・・外を歩く効果というのは大きいもので、動画をながめるだけの時間がいかに「無」か再認識した。今月の教訓:行動するほど自分を救う。


2015年2月は寒いけど、やっぱり寒さ慣れした月だった。そして晴れて雲がないとわりと暖かい。半ばからは花粉症で目と鼻が痛い。18日はほろ酔い3%のお酒を飲んだらすごく眠くて10時間眠ってしまい、翌日は頭痛がした。お酒はやっぱりワインを一口、二口飲む程度が自分に一番いいように思う。先月は快調と書いたけどペンタブの調子が悪くて、原因は何かと思ったらパソコン内の設定に問題があったらしい。だったら前のパソコンの設定を直せば良かったけど、買ったことに後悔はない。■読んだ本「三井澄花と四角い悪魔」ライトノベル。1000万の借金をした主人公が、大金持ちのカード会社の令嬢に雇われるという最初から最後までライトな話だ。登場人物はカード会社の名前で、四角い悪魔とはクレジットカードのことだ。学生には少し参考になる話かもしれないけど、社会人なら面白く感じないかな。正月旅行で読んだけど先月書き忘れた2冊「親が65歳以上になったら男が読む本」、図書館でタダで貰った本。タイトルがすごく気になって読んだけど98年の本なので情報が古すぎた。老人介護=ヘルパーが考えられなかった時代で、そういえば昔は、介護疲れで妻が虐待だの家族崩壊だのが週刊誌に載っていたのを思い出した。自分の老化と親に対する考えがほんの少し勉強できたかも。「毒を食らわば」昔ミステリーの特集で上位に入っていたという理由で買った本。95年の本でちょっと読んだ後、ずっと本棚に入れっぱなしだった理由が久々読んで分かった。とにかく翻訳が酷い。文章がずっと翻訳ソフトで書かれたような感じで、東野圭吾のような文章にリズムが無くてとてつもなく読みにくい。結局、本は3分の1読んだあと旅行中に落としてしまい、古本を買ってまで読む気は無い。自分は20代前半に海外のSF小説を10数冊読んだけど、こんなに翻訳の質が低いのなら当時読まない方が良かったな。でも「夏への扉」はいい作品だけど。■遊んだゲーム「ヴィーナス&ブレイブス〜魔女と女神と滅びの予言〜(56時間)」10年前PS2でこのゲームを買ったけど途中でやめてしまった。理由はあまり思い出せないけど、当時はゲームよりネットを触っていた方が楽しかったからだと思う。ならばネットに慣れ、気軽に遊べるPSPに移植された今なら最後までやれるのではないかと思い、やってみたら途中でやめた理由が分かった。ゲーム内容が塩辛い現実の人生を表現していたのがきつく、難度も高かったからだ。物語は100年に渡る滅びの予言を回避するために、不老不死の主人公が騎士団を率いて魔物討伐していくけど、周りの戦士達は10年くらいしたら老化で使えなくなる。そうすると女神に使えない人間を切って、使える人間を雇えと怒られる。もちろん雇わないと戦えないから雇うけど、人生を数字で表されるのがつらい。雇う時も「この戦士のピークは20歳から28歳までで、今30歳なら弱くなるから雇えない」のがわかり、あまりにも人間の扱いをバッサリし過ぎて、人を雇って切っての繰り返し・・・ダメな人材派遣会社の経営みたいだ。絵は奇妙ながら好きだけど、町の人はみんな世の悪口しか言わないし、ストーリーも悲しくて、ゲームでキャラが死んで悲しい思いをしたのは久々・・・メインキャラ以外は死んだらそれまでだし、仲間が離れる時はアイテムまで持って行ってしまうのも困るし、そのうえボスより強いザコがいるのが一番困って、リセットは20回以上した。そんな嫌なことばかりでもこのゲームが名作だと思うのは、上記の苦悩を含め人生を表現した異色作だからだ。団員の間に子供が生まれるとゲームでも嬉しいし、子供が団員になって、また恋をして子供を産み、墓に入り、そうやって何世代も続く戦いは面白いし、永遠を生きる主人公の苦悩も少し共感できるくらいだった。難点は後半からストーリーがスカスカになって作業ゲーと化してしまうこと・・・それが残念。前半の盛り上がりはなんだったのか?そうやって何度もウンザリしながらも、ラスボスにユニコーンを二発食らわせて勝った時は、スカッとした。■今月は過ぎるのが本当に早かった。夕方帰ってきて長風呂のあとご飯食べながらアニメを見て、ネットでポチポチ触っていたら眠くなる。何をしているんだって感じだ。来月はJ開幕だけど開幕戦の日がマラソン大会と重なっていて、安ホテルも全部売り切れて、何回も同じミスをする自分に凹む。もう正月旅行から2か月過ぎた。自分はもうこのままダラダラしながら死ぬ予感がする。でも本当にやりたいことをもっとしたい。前向き教訓:出品は多めの方が良い。キンカンのコピペはいつものメモ帳に載せた。


2015年1月
はお金をたくさん使った月だった。まず旅行で8万円(前払い含む)、パソコン買い替えに4万6千円、弟の娘の出産祝いに2万円、それにいつもの生活費とかいろいろ使うこと総額20万円以上・・・流石に使いすぎなので当分お金を使う事は控えたい。正月7泊8日の旅行は相当気分をスッキリできて一ヶ月を過ごせた。やはり見知らぬ土地は行く価値は高い。これからまたコツコツとストレスを乗せていくのだけど。それにしてもDELLで頼んだパソコンは届くまで少し遅かった。安いのはいいけどDVDデッキ並に作動音がするのはマイナス。そのうえ新しいパソコンなのに動画をIEで見ると一瞬止まる時がある。もしかしたら回線の問題かもしれない。結局動画を見るのに便利で、IDを入れるだけでお気に入りも変わらないクロームも一緒に入れた。絵は描くとサクサクですいすい描きやすい。やはり絵を描くときのゼロコンマのラグはパソコンが古くなっていたのが原因だろうな・・・これから4年もってほしい。とりあえず古いパソコンはIpodダウンロード用に置いておく事にする。■見た映画「ゼロ・グラビティ」芸能人が褒めた映画は興味が出て見てしまうんだけど、これはなかなかすごかった。宇宙空間の怖さを表現し、カメラワークもCGも宇宙の表現方法も凄く、最後どのような状況でも生きていこうという姿にグッときて見終わったら溜息。誰も見たことがない映像を作る気概がハンパじゃなかった。「どうせ生き残るんだろ?」なんて思って見るんだけど、その過程たるや壮絶で日本人にこれは作れない。これが90分映画とは流石ハリウッドやなあ。「アベンジャーズ」アメコミのヒーローが大集合!・・とは言うものの、同じマーヴルコミックスのX-MENやスパイダーマンが居なくて残念感がある。カプコンが作った格闘ゲーム「マーヴルスーパーヒーローズ」のようなメンツが見たかった。内容の方もどこか物足りなくて、味方同士喧嘩ばかりで、X-MENと違い最後までチームで戦った感じがしない。戦艦が飛ぶのは面白かったけど、プロペラを敵に攻撃されたのは間抜けだし、赤髪の女スパイや弓持つ奴がイマイチ頼りなく、全体的に見ればアイアンマンが半分くらい戦っていた感じがある。■前にも書いたけど10月から現在放映中のアニメをご飯を食べながら見ていた。1月早々にいくつか完結したので感想を書きたい。「結城結奈は勇者である」平和な日常は神に守られた世界だった。神に供物をささげなければ日常は無い。勇者というとゲームを思い起こすけど、まどかマギカに似ている。続きそうだけど終わりでいいかなあ。「ガールフレンド(仮)」ソシャゲで売れているゲームのアニメ化。とにかく女の子の可愛さと多さが売りで、1話に30人とか普通に出るのが苦笑。話も適度に普通で良かったな。「俺、ツインテールになります」男子高生がツインテールの少女になって異星人(変態)と戦うギャグアニメ。面白かったけど俗に言う途中の作画崩壊がなかなかでギャグが全部吹き飛んだ。続きがあれば見たい。「失われた未来を求めて」エロゲ原作のタイムマシンモノ。何回繰り返しても死ぬ幼馴染を救う方法とは・・・?全体的にどこか手を抜いた感じがあって、それが物足りないかな。でも最後は納得した。「異能バトルは日常系の中で」突如超能力を持った文芸部のラブコメモノ。絵は綺麗だったけど2期に続くか微妙な感じが強いので、途中で中途半端に出た連中は居なくて良かった。「大図書館の羊飼い」エロゲ原作のハーレム系アニメ。最後まで普通のアニメという感じ。人の人生が読めるという羊飼いの能力でもっと面白くできたろう。アニメを見て感じた事はリアルタイムの新作を追う楽しさはいいものだということ、それと似たような作品が多いということ。もう一つはアニメが多すぎて最初のチョイスを間違ったり、見忘れると少し困るということ。今回でいえば寄生獣は見ても良かった。1話切り3話切りなんて言葉があるけど、それを使うのも手かもしれない。■読んだ漫画「人間の條件」太平洋戦争に生きた男の苦悩の物語。1300万部売れた原作を石ノ森章太郎が漫画で描き起こした。とにかくストレスと絶望を終始感じる漫画で、たった4冊で正月休みでリフレッシュした心を黒く染めてくれた。主人公の梶は結婚するために軍に入らず鉱山で働きだしたものの、強制労働される中国人の人権を考えるよう周りに説得するもの受けいられず、中国人を守っても脱走するわ、暴力で働かせる奴が評価されるなどうまくいかない。そのうち脱走に頭にきた憲兵が中国人を処刑しようとする。それを梶は止めようとするが罰として日本軍に入隊させられる。軍隊生活でも先輩のいじめや暴力、同僚の自殺、正道を進もうとするが上手くいかない。戦場のあと日本は敗戦をむかえて、日本軍残党となった主人公達は人里離れた山を歩きながら妻のいる土地を目指す、道中で出会った連中もどうしようもなく、ロシア軍に捕まる。最後は収容所で人を殺して脱走し、雪の中妻を想いながら死んでいく・・・。人間らしく生きて人間としての理想を求め、正しい道を進もうとするものの上手くいかない。人生を表したような話で、敵国ではなく日本人と軍隊と戦い続けたのが重く苦しい。悲しい事だが捕虜の強制労働も惨殺も強姦、日本軍の山賊化も現実にあったんだよな。「藤子不二雄Aブラックユーモア短編集B 戯れ男」藤子A先生の作品集。ブラックユーモアというにはあまりに黒い作品だ。ざれおという嘘つきで金に汚く、女は所かまわず手を出し、まさに黒藤子の真骨頂というべき嫌な男が主人公の漫画。子供の時に読んだら鬱になったろう。こういうのが描けるからこそ、ドラえもんの「のびた・スネオ・ジャイアン」が生みだせるのだろうな。■遊んだゲーム「ゲームセンターCX有野の挑戦状2」レトロ風ミニゲーム集。前作も楽しめたが今回も手堅い面白さだった。レトロRPGも地味に良かったし、ゲームに愛情を感じる。でも期待していたファミコン探偵クラブのパロディはいまいち。「シュタインズ・ゲート(PSP)」少し前に話題になったADVゲーム、タイムトラベルモノが好きな自分も気になっていた。親戚に貸してもらったんだけど・・・遊んでいてRPGより長く感じた。何度もやめて他のゲームをしたくらいに。まず主人公達が時間移動を行うまで10時間かかった。それまでの話はタイムトラベルの複雑な説明や、数々の試行錯誤に秋葉原での馬鹿な日々(伏線)や主人公の脳内語りなど手を抜かずに作っている。話が長いのは序盤の会話が助長なので、すぐ音声無しを考えたんだけど、声優が頑張って演技しているので変えにくかった。デスノートの主人公の声優が必死で中二病を演じているのだ。それだけで面白い。事件が起きるのは18時間が過ぎてから。そこから映画バタフライエフェクトに似た怒涛の展開。それでいてギャルゲーの要素もあるから面白い。いくつもの時間を越えて主人公が成長していくのも良かった。一応31時間でクリアとなったけど、悪い終わりでもなかったし、他のルート・トゥルーエンドは時間があればyoutubeで確認しようと思う。とにかく自分が十代なら衝撃を受けてドハマりしたであろうゲームで、こめかみを押さえて「これもシュタインズゲートの選択か・・・」とアホな事をつぶやきたくなるゲーム。キャラも少なく深く掘り下げられ、絵も独特で見飽きず、よくあるアニメ絵エロゲ絵でないのが良かった。そういえば以前日付のおかしいメールが来たことあったけど、「あれは・・・」なんて考えるのやめるか。すぐ捨てたし。「スターオーシャン1(PSP18時間)」ネットで買った3本1000円に入っていたから、今さらながらやってみたけど、そこそこ楽しめた。アクティブバトルはボタン連打で、面白いのが肉弾戦より魔法攻撃の方が強いってこと。前の二人が敵となぐり合っている間に、後ろの二人が魔法攻撃で敵を一掃するのが変わっている。仲間も増やさずイベントをしなくても話は進められるのもいい、仲間は8人まで増やせるけど5人でも十分良かった。ちなみに主人公の声優はシュタゲと同じ宮野真守である。■2015年の目標を書いたもののいつも通りの1ヶ月を過ごした。でも旅のおかげで結構前向きだった。先月悩んだ頭のクラクラは亜鉛サプリを飲んだら無くなった。ほうれん草も鉄分が取れていいけど、カキフライを食べるともっと良いらしい。前向き教訓:パソコンを変えて準備は整った!あとは行動のみ!


2014年年末から福岡と長崎へ旅行に行ってきた。本当は今年こそ沖縄に行こうと思っていたけど、安い航空券が買えなかったので、唯一行った事がない地方が九州で、「ここさえ行ければ・・・」という思いから九州へ行く事にした。行程は12月28日から7泊8日で、28日大阪港を出発する船に乗って行くことに。
当日港へ行く途中であべのハルカスを見てきた。近鉄が建てた大きなタワーだけど、天気もイマイチで最上階にお金を払って見る気にはならなかった。でも近くのモールに人がたくさんいてハルカスよりこっちの方が多いんじゃ・・・と思ってしまう。時間もあればハルカス美術館も見たかったが、時間がなかった。乗る船は名門大洋フェリーという船で、去年太平洋フェリーでいい気持ちになったのでフェリーを選んだのだけど、船内はなぜか砂利道を走る車のように小刻みに揺れる。瀬戸内海の波はおだやかなのになぜだろう?夜も寒くて小雨が降っていて明石海峡の下を通っても「寒い」だけだ。外の景色には墨汁の海を進むようで感慨もなかった。

29日は赤ん坊の泣き声で目が覚めた。子供がいて一晩泣いているのは仕方ないけど、二段ベッドの部屋は女性が入れたのかな・・・船の揺れといい、胸の中にもやもやができた。でも甲板から朝日を見た時、そんな気持ちが一気に吹き飛んだ。「美しい」そして「すがすがしい」。船は朝の8時半に新門司港に到着した。送迎バスで小倉(こくら)駅まで無料で送ってくれるんだけど、この北九州の要所小倉駅が馬鹿でかくて笑ってしまう。周りの城や工場や建物も立派で、新幹線も止まり、駅の真ん中から出る電車は地図では路面電車と思っていたら、モノレールにも驚く。そりゃJリーグクラブができるくらい大都市なわけだと感心してしまう。たまに小倉をオグラと読んでいてすまなかった。とりあえず今回も島巡りしたくて旅行に来たわけで、駅近くの港から藍島に行ってきた(島の話は島話のページを見てください)。島から帰ってきた後、小倉城も見てきた。城はいいんだけど周りのビルが大きすぎるような気がする。その後JRで博多駅へ1時間と少しかけて到着し、ここからさらに長崎行きの高速バスに乗る。高速バスはすでに前払いしてあったけどバスセンターに出発1時間前に到着したのは危なかった。長崎には午後9時に到着。ホテルのチェックインは午後10時までなので少し焦るが、送迎バスを交番に聞いてなんとか時間内に到着。ところで、なぜこんなせわしない行程にしたかというと、最初正月休みは30日〜4日までだと思っていたのが28日から休みだと聞かされて、長崎まで行こうと後で決めたのだった。しかも福岡長崎間は片道2400円とわりと安い(まあLCCなら大阪長崎間がギリギリの時に9千円台だったけど)。ホテルはアマンディという所だったけどなんともいいホテルだった。長崎は三重で言えば鳥羽が発展して県庁所在地になったような街で景色がとてもいい。街明かりを見ながらの風呂は格別で、こんなホテルに似合わないで頼んだ長崎ちゃんぽん麺も夜景を見つつとても美味かった。行く前はこの行程に不安だったけどクリアできてよかった。

30日は長崎港から高島へ行こうとしたら、船便が2時間待ちだった。仕方ないので先に長崎平和公園を見に行く。ここは外国人などいろんな人が見に来るけど、平和公園は広島ほど広くはない。テレビでよく見る像は思ったより大きくなかった。単に子供の時に写真で見たイメージと現実が違っただけだろう。近くの原爆資料館は休みだった。浦上天主堂も覗いたけど、なかなか見事な教会だった。
ところで隠れキリシタンの話は学校で習ったけど、長崎というのはとても不思議な土地である。なぜ日本語もわからない異人を受け入れて宗教を取り入れたのか?それに高校サッカーが強かったり、島も多く県の形も不思議だし、自分からすれば日本で沖縄の次くらいに変わった県だと勝手に思う。その後また港に戻って、夢彩都というイオンによく似たデパートで食事をして高島に行く。この港はいろんな島へ行くので、数年後またここに来そうな感じがする。

31日は軍艦島に行く事を決めていたけど、天気予報だと海は風が強いらしく少し不安だ。陸地に風はないが以前台風で渡れなかった島もある、軍艦島は今回の旅行の目玉として用意したんだけど、上陸できなかったらガックリだ・・・。とりあえず港に行ったら出航まで2時間あるので近くのグラバー園という場所に向かった。どうせ花園が並んでいるだけだろうと思っていたら、日本の近代化に貢献したグラバー氏や、いろんな人や建物や文化を紹介した異人館が並んでいて少し興味深かった、結局時間もなくなってきて全部見れずに焦って港に戻った。軍艦島は結局上陸できた・・・が、話は島話のページを見てください。次は中華街へ向かう。流石に観光客が多く混んでいる。通りすがら長崎名物のトルコライスを食べたもののイマイチだった。そしてめがね橋も見て長崎駅に戻る。福岡行きの高速バスに乗る時間まで2時間あるので少し縮めてもらい福岡へ戻った。長崎は歴史を感じる街でなかなか面白かった。次は佐世保の方も周りたい。

1月1日はホテルを出ると小雪が舞っていた。しかも止む気配はない。この日は朝からホテル近くのキャナルシティでみやげ物を買って、コンビニからハコブーンで実家に送る。そのあと姪浜という福岡市の西へ行き、港へ歩こうとしたんだけど大雪で前が見えず、仕方なく駅に戻って港近くへ行くバスに乗る。マリノアシティというショッピングモール行きらしいが、外が白くてどこを走っているのかサッパリわからない。港に着いても雪と風が強くなってやばかった。これは船が出ないかな?と思ったら普通に動いていて、船に乗ったら雪が止んできた。島では2時間しか居なくて天神に戻ったらアップル社の新製品のために外で並んでいる人達に驚いた。2日前に見たアニメ「妖怪ウォッチ」でアップル新製品をパロった話が流れていたことを思い出した。遅い昼食を天ぷら屋で食べる時に大宰府天満宮が混んでいるか聞いたらそうでもないと聞いたので夕方向かった。大宰府はほど良く混んでいて、ほど良く観光できた。「はしまき」という屋台が気になったけど、お腹一杯で食べられなかったのが少し気がかり。どうでもいいけど福岡の信号機は「とおりゃんせ」と「誰かさんと誰かさん」がずっと鳴っていて少し昔を思い出して憂鬱だ。今の時代ではホラーでしか聞かない曲じゃないだろうか。

2日は福岡港から玄海島へ行く事にした。昨日のような雪も降ってないので大丈夫だろうと思っていたけど、出航10分前になっても船も放送も何もないので係員に聞いたら、今日は波が高くて1日2往復しかしてなく、もうすでに朝に一本出て次は夕方とのこと・・・残念。でも船代を戻してもらえて良かった。しかし昼から暇になってしまった。とりあえず博多駅に戻って少し歩き回る事にした。
どうも駅を歩き回らないと、そこに行った感じがしない感じもあるので。でも福岡駅は大きすぎる普通の大都市駅だった。チンドン屋がデパートを歩いていたのは面白かったが大宰府以外にも予備の目的を作っておくべきだった。その次にヨドバシカメラでボーっと商品を見ていたら、日も傾いてきたので夕食で名物のモツ煮のある定食屋に行ったけどイマイチ。量も少なかったので、その後仕方なくスーパーで買った明太フランスパンの方がよっぽど美味かった。

3日は夕方大阪行きの乗る船のために少し緊張した。船に乗るためのバスは1日1本。それに乗れなかったらどうするんだろう?という感じで、車でフェリーに乗る人が多いにしても何とかならないのかと思う。とりあえず福岡駅からまた北九州へ向かう。夕方まで時間があるので門司港駅から有名な巌流島へ行く。そのあと門司名物の焼きカレーを食べても、カレードリアにしか思う程度で門司をうろつくには落ち着かず、小倉駅に戻って4時間バスを待つ事にした。フェリー港まで8km歩いても良かったけど、夏の絶望的疲れや道を間違う事を思い出してやれなかった。スカスカのバスに乗り、夕方阪九フェリーに乗り込む。このフェリーでは2等室しか取れず、雑魚寝部屋でいい年した大人達が並んで眠る事になった。乗る前は泥棒がいたら?とか、酔っ払いがいたら困るなあと思ったけど、普通に休めた(夏だったらわからないが)。安心からかすごい眠れてガタガタ揺れもマッサージ器に乗った気分だったかもしれない。

4日は館内放送で目が覚めた。午前6時着だから早いのは当たり前なんだけど、外は真っ黒でこれからどう過ごすか迷った。そこで2年前に行けなかった和歌山県の友ヶ島なら行けるんじゃないか?と泉中央から時間をかけて加太まで行ったら、友ヶ島は今の季節1日往復2回しか船が出てなく・・・あきらめてすぐ来た電車で戻った。午前10時の船に乗ったら次は夕方の船でしか戻れないのは絶望だ。結局1500円と時間を無駄にして午前10時に難波に到着。難波ではネットの知り合いに勧められたラーメン屋自家製麺マッチョでラーメンを食べた。お腹が膨れすぎて苦しかったけど美味かった。いわゆる二郎系ラーメンというやつで、次回は200gでいいやと心に決めた。その後にんにく臭い口で電車に乗って帰る。今回の旅行はかなり心がリフレッシュできた。自分がまったく行った事がない場所へ行くのはやっぱりいいものだ。福岡では韓国人や中国人の観光客がとんでもなく多くて、10人に1人はそうじゃないかというくらい居たのがちょっとしたカルチャーショックだった。もちろん看板なども韓国語や中国語が普通に書かれている。使った金額は8万円。今年は移動ばかりしていたのであまり安くできなかった。どことなくまた数回九州に行きそうな予感がする。教訓:正月旅行は12月6〜15日頃考える。自分は10月〜12月に毎日旅行のことを考えすぎる。行けなかったらオレンジフェリーで愛媛に行く。読まなかった参考書・ノートがカバンで邪魔だった。観光地の候補はたくさん用意しておいて良い。島に行けなかったら何もできない何もしないでは意味がない。


2014年は老化を強く感じた年だった。顔は老けていくからわかるんだけど、
夏の旅行の疲れがいつまで経っても体から取れなかったのはショックだった。

またお菓子やカップ麺をここ数年で一番食べた。周りで人が死ぬのを見ると、
自分も少しは好きな事をしてもいいか・・・と思い、食べるんだけど
日清のカップヌードルを食べても、10代の時のような
「美味い!」と思う気持ちがまったく生まれない。

勉強をしても試験に受からず、ガクッときたし、いろんな事がどうでもよく思えてきて、
精神不安定や目のかすみなど危険な領域に踏み込んだ年でもあった。

自分の月誌を書いて読んでの感想だけど、人と接点無く、
本やゲームやネットを毎日楽しむ毎日は駄目だという事を
今さら感じた。人との接点のために今後生きたい。

あと教訓だけでなく、今月何をできたか書いていこう。
少しは進んでいる何かと目的が欲しい。今のままでは暗中だ。
目標難度弱
@運動・ラジオ体操を毎日する。体の切れが良くなる。
A絵を毎日描いて勉強して旅行日を減らす。
Bいろんな銀行に絵を飾ってもらうよう動く。

目標難度中

C人に見ていただけるためにキッチリ大切に作品を作り、投稿。
D無理でも気軽に生きつつ、先を考えてみる。
Eネットを触る無駄な時間を減らす。ニュースなど待たなくていい。
目標難度強
F役に立つ資格を取る。
G人付き合いは糸をたぐり寄せるように増やすべき。
H自分が死ぬまでに何をするか考える。


2014年12月はだいぶ寒くなった。16日からの寒さは冷凍庫のようで17日にこたつに布団をかけて起動するほどだった。今月はやる事を少し片付けようと溜まった本を読んだり文を書いたりした。でも知恵ノートは時間がかかりすぎて5日かかった。やるなら休日丸々がいいかも。オクではちょっと失敗があり、自分が知らないものを出品するときはもっと商品を卑下しようと思う。12日はLCCのサイトを見たら、飛行機が片道1万以下に安くなっていた。やっぱり安くなるとは・・・今月は年末の旅行について調べたりしていたがPCの調子が最悪すぎる。グーグルクロームが無ければIEだけでは何も見れなくなっていた。来月は安いパソコンを買おうと思う。絵が描けないのが特に困る。描ける時に描かなくて、描きたい時に動かないのもどうだろうという感じだけど。今月描いた絵は年賀状1枚だけだ。■見た映画「デビルストレンジャー」なんとも不快な映画だ。自分の周りに鬱陶しい男が執拗にまとわりついて、人を殺しまくる・・・。空気といい会話のタイミングといい、視聴者の裏の裏をかいた映画表現も気持ち悪く、なんでこんなDVDが図書館に置いてあるんだと思わせた。「ゴスフォートパーク」いろんな賞を取っているけど渋すぎて何が面白いのかよくわからない。少なくとも映画は面白くはない。1932年、ハンティングに来た貴族たちと召使数十人の欲と愛と欺瞞といろんなものにまみれた話。殺人事件が半分過ぎてから起こるけど別に起こらなくても良かったかな。昔の映画とずっと思っていたけど2001年製作。■読んだ漫画「ブラックラグーン(34話まで)」東南アジアの海域で誘拐されたサラリーマンが運び屋と一緒に生きていくことになる。なんというか・・・若い人の漫画だ。TOWと書いて対戦車ミサイルとルビが振られ、東方生存圏と書いてオストラントとルビが振られ、会話は何を喋っているのかイマイチよくわからない。ストーリーもよくわからず銃で殺し合いしているのはわかるんだけど、イマイチ付いていけなくて1回読むのを挫折。でも絵も手堅く上手く、独特の世界感で自分が十代ならハマったと思う漫画なのでもう一度読んだ。しかし重火器で戦い続けているのに、途中から飛びナイフや刀で戦うキャラが出たのが気になる。刀が銃に勝つファンタジーはいらないかなあ。「産業情報シリーズ豊田喜一郎」この本でトヨタ自動車はどのように誕生したか少しだけ知れた。途中から部下にもうやめようと発破をかけてチラ見するコントは苦笑い。とはいえ喜一郎の言う「批評する力はあるが、モノを作れないのは問題」という言葉は頭に残った。57歳で死んでしまったからなんだか可哀想だ。「節電母さん」節約のためにここまでするかという主婦の話。電気代が月に500円台はすごい。昔はこういうのに憧れたけど今は無しかな・・・震災時は評価されたろうけど、う〜ん。「漫画でよくわかるシリーズ正露丸のひみつ」お腹痛くなりそうな時になんとなく飲んでるけど、1日3回飲むと効果的と改めて納得。あと「がんのひみつ」がんは現代の医療も進んで直せるようなこと言ってるけど、身近で死ぬ人を見るとどうにも説得力がない。他は・・「コーヒーのひみつ」「旅行のひみつ」「テレビゲームのひみつ」「インスタントラーメンのひみつ」「郵便局のひみつ」「夜明けの図書館」読んだ本「竜退治の騎士になる方法」児童書。教室に行くと関西弁のおっさんが騎士と説明する掛け合いが面白い。女友達の名前が優樹という名前もいい。でも数年後の未来を書く意味は無かったな。本屋でバイトしてるって。「マスカレード・イブ」東野圭吾のマスカレードホテルの続編で短編集。やっぱり東野圭吾は読みやすく、3日で読めてしまった。話は普通。■遊んだゲーム「シャイニングブレイド」(35時間)PSPのSRPG。シャイニングシリーズはイクサ以来だけど、敵も弱くて適度に楽しめたゲーム。メガドラ時代から生まれたシリーズがまだ続いているだけでちょっと嬉しい。キャラ絵が綺麗で声優人気にも依存してる感じがある。途中からどんどん仲間が増えて、シャイニングフォースという部隊を名乗るのが良かった。まあ18人も美少女がいるから部隊と言うより女子高ぽいけど。このゲームは過去の4作から登場人物が出ているけど大半わからず、5人しか戦えないのに多すぎだろと突っ込んでしまう。物語はラスボスを倒した後ギャルゲーのような個別ENDや登場人物の不幸を無くしていくストーリーが好感持った。ちなみにシャイニングシリーズの他の作品の声優も、これと同じ人ばかりで変な感じがする。■明日28日から丸一週間福岡長崎旅行へ出発。ワクワクは50%しかないけど楽しみだ。そういえば今月脳天に鈍い痛みと目がくらむ事が多かったけど、原因を検索したところ運動不足が良くないらしい。「本当にそうか?」と思うけど、運動が足りていないのは事実だ。今月の教訓:知恵ノートはやり過ぎても仕方ない。1週かけてもたくさん読まれるわけでもない。LCCは12月15日過ぎてから。ニコニコ静画で漫画を見る。


2014年11月
は冷えることに慣れる日々だった。晴れると暖かいけど14日から急激に寒くなって頭痛腹痛に苦しんだ。今月は平日でも体調が悪かった。何か疲れがあるというか体の血が5%くらい無くなっているような状態が多かった。運動と食事のバランスが悪いと思うけど、それにしても調子が悪い・・・。8日15日は部屋の床を直す。これだけで冷気が流れるのがだいぶ減った。夏は暑くなりそうだが。緑のカーペットを敷いたら床がが芝生みたいでとても綺麗ですがすがしいけど2週間したら若干足の臭いが漂ってくる。何回も干したんだけど・・・やはり倉庫の物は駄目だな。モニターの隣に鏡を置いたら老化を実感する。オクでマウスを買ったら少し小さい。でもストレスは一気に減った。あのローターのマウス捨てたほうがいいな。今月気になった事件は致死率の高いデボラ熱が日本で流行るかどうか話題になった。このニュースでわかったのは人類の全滅は病原体が原因になりそうだということ。■見た映画「アメージングスパイダーマン」スパイダーマンをまた新しく作り直した映画。前3部作が5年前で「また最初からするのか・・・」という感じが強い。もちろん前3部作は越えてないだろうな〜と思って見たけど、やっぱり越えていなかった。一番の理由は主人公が変わったのが大きい。前作の背が低くて優しそうなトビーマグワイアから、イケメン長身主人公への変更はカッコ良過ぎて変装して正義の味方になる感じが弱い。それ以外のキャストや話は標準以上で特に語ることはない。主人公のせいでおじさんが殺されたエピソードも飽きたなあ。「リンカーン秘密の書」アメリカ合衆国大統領リンカーンはヴァンパイアハンターだったという馬鹿そうな映画だ。ただ見てみるとアメリカ映画らしく真剣に面白く作ろうという感じで安心して見れる。しかし政治家が戦う映画はアメリカ人好きだなあ・・・日本で言えば安部総理が妖怪ハンターみたいなもんだが。■読んだ漫画「春はあけぼの殺人事件」表題の清少納言が主人公の話より、現実にあった話を元にした「レディーミツコ」の方が面白かった。オーストリアの公爵にヒロインが見初められて、オーストリアへ移住し周りにいじめられながらも生きたという話。夫が死んでも7人の子供のために頑張って必死に勉強し、領地を支配し日本に帰らなかったのは大した者だと思うしかない。ただウィキで現実を見たけど晩年はがめつい女だったのか・・・少し納得した。「天使のたまご」看護婦時代の経験漫画。やっぱり大変な仕事だなって思った。「産業情報シリーズ 東レ」東レがどういう仕事か知りたくて読んだ。感情の無いような社会漫画が何か変で面白い。「はれた日は学校をやすんで」西原理恵子の黒い牧歌的な短編集。この人の漫画は社会的弱者をネタにしているようで昔から苦手だった。でもやっぱり読むと誰にもできない漫画で感心する。賭け麻雀好きな漫画家というイメージあるけど、今は高須クリニックの院長と付き合ってるからやっぱ怖いわ、この人は。「平成サラリーマン川柳」週刊現代のあの漫画の文庫本。約20年前の時流をまとめた本。昔はこういうのが面白く思えなかったけど、今はジャンプの漫画より理解できて10Pに一回は苦笑できる自分がいる。「総員玉砕せよ!」水木しげるの戦争経験を元にして書いた漫画。戦争時代の狂気を強く感じた。当たり前のように毎日上官に叩かれ、周りも木につぶされて死んだり、ワニに食べられて死んだり、間違って撃たれて死んだり、最後は全員玉砕するという幸せが皆無という漫画。水木が戦争終わって20年間は、周りの不幸が戦時と比べて不幸と思わなかったと語るのは当然かな。悪い日本人感も味わった。■今月はどこにも県外へ出かけなかった。名古屋も残留し、サッカーのための出かける気になれなかった。年末は福岡に行こうと計画を立てていたけど安い航空券が手に入らず困る。LCCの航空券購入はギリギリでも大丈夫と2年前に書いたけど、LCCは変動相場でギリギリ購入で安く買えるか、高く買えるかはわからない。売り切れもあるし、今よりずっと高いかもしれない・・・それが困った。毎日LCCのサイトを見ながらチェックしていたけど、徐々に上がるだけなので、チキンレースをやらされている気分だった。だからやっぱり9月に年末の航空券を買うのがベストなんだと思う。結局いろんなサイトを周っていたら大阪発の船が面白そうなので購入してしまった。教訓:バスクリンは高くてもこの季節は買うべき。LCCの予約は早めに。支払いは買い方が変わるので把握し、1日以内に済まさないと勝手にキャンセルされる。


2014年10月
は少し寒い日が多かった。そして夏の筋肉痛が取れて太りやすくなった。缶コーヒーを飲めばそのまま体重になるような錯覚もあって食事の量を減らした。今月もまたいろんな後悔で毎日が大凶みたいな気分でずっといた。若さは無理でも女と金さえあれば・・・と悪人のように思う。先月飾ってもらった銀行の絵は行員には高評だったようだ。2週間しか飾っていないのに茶菓子を貰ったのはかなり嬉かった。でも担当のお姉さんが投資や積み立てをしないか?と誘われたのは断ったけど「なるほど」と思った。そりゃタダでは飾れんよなって。19日は庭の手入れを手伝う。今月は来月の試験を受けるのをやめる事を決断。4コマ漫画を描くために今のアニメをニコニコかなりで見ていたけど、ちょっと苦痛だった。ジョジョのアニメは半年間見れていたのに、他のアニメはどうも付いていけない。それはすべて「年齢」と「刺激のなさ」が原因に思う。とりあえず3ヶ月見終わってから感想を書こう。今月は本や小説をそこそこ読んだけどイマイチ頭に入ってこなかった。文字の間隔が離れているような感じで集中もできず、何か眼も悪くなっている気がする。やばい感じがあるが・・・■見たアニメ「イリヤの空、UFOの夏」何年か前に気になったので今さら全6話見てみたけど、この作品もエヴァに影響を受けたアニメの一つという印象が強かった。主人公がシンジで、こいつがアスカ・・って具合に当てはめるのが簡単なくらいに。自分のことを恋してやまない病んだ美少女は昔流行ったなあ。■読んだ本「祈りの幕が下りる時」東野圭吾の加賀恭一郎シリーズ第10弾。相変わらずすごくドライなんだけど、文章に隙がなく面白い。関西弁の人情劇は最後ちょっと染みるようになってきた。「夢幻花」東野圭吾が10年前に書いた物語を全部書き直して出した作品。でも書き直したこれもイマイチなんだよな。主人公が原発から逃げないラストは上手いけど。湊かなえの本は3冊読んだ。「贖罪」子供の頃に殺人事件を見た少女たちは大人になって苦しむことになる。不愉快で良かったけど最後が駄目だなあ。うーん。「高校入試」湊かなえの本でダントツで面白くなかった。何でこんなものを書いたかなあ・・・オチもだるい。「白ゆき姫殺人事件」普通かなあ。というか湊かなえのいつもの独白に飽きてきた。本の3分の1が事件の資料はどうだろう。読んだ漫画「君が舞い降りてきた」過去に読んだかもしれない。「コクリコ坂より」35年前の漫画。ジブリ映画で有名になったけど内容が120度くらい違う。制服開放運動をしているけど制服のデザインがカッコいいやん・・・トーンの少ない絵は美しい。「菩提樹」昔の少女漫画。話の方向がそっちだったのか?と後で思うものがある。しかしこのタイトルは一体なんなんだろう。「アスターリスク」鬼の一族のヒロインは星紋を持つ者に追われながらも恋に落ちた。なんで星紋の連中にこれだけ憎まれているかわからない。意味もなく受ける差別にしては歴史もないような・・・それにしても悪人が銃でなく小刀で戦うとは。80年代だなあという感じがする。■遊んだゲーム。少し前にゲームは優先順位が低いと書きながら結構やっている。心境の変化というより無駄なものに時間を奪われたい願望があるのかも。「ダンボール戦機W」前作から1年後の続編。舞台は世界中に広がり、仲間も増えてゲームのロード時間も短くスタイリッシュになった。でも前作より面白くはない。理由としては前作のような作品の丁寧さが無くなったのが大きい。次から次へ国を移動するけど内容も薄く、声優の声入れが前作より圧倒的に少ない。特に一番酷い手抜きはダンジョンだろう。立体背景を作らずスゴロク方式はやり過ぎだ。話の方も小型のおもちゃで街が大混乱状態になるのは疑問。足でつぶしたり銃で吹き飛ばせるだろうに。あと敵だと思った奴が父親だったのは「は?」としか思わなかった。最大の敵を倒すために混乱を起こしたって・・・世界の街の器物破損酷すぎなんだが。とはいえ並のゲームより出来は良いし、これだけ文章が書けるだけ楽しめた面もあるかな。それにしても前作に続きラスボスがしんどい。子供泣かせだな。「テイルズオブマイアンソロジー2」初めてやったテイルズシリーズ。ダンジョンへのおつかいを延々と繰り返しながらクリアを目指す(クリア32時間)。途中で過去の主要人物がどんどん仲間になるオールスター的ゲーム。自分が好きな「ラジオでも聴きながら適当にできそうなゲーム」と思って買ったけど、意外と登場人物がしゃべりまくり。内容も原子力的なエネルギーをどうするかとか、わりと真剣に作っている。そしてなんといっても孤児のヒロインと母役の妖精の演技が良かったな。■11日は名古屋に出かけたけど今回は迷った。今回はいつも以上に名古屋でやりたい事が無い。とりあえず名古屋に到着して新瑞橋のイオンでプリキュアショーを見る。デパートのショーは初めて見たけどほのぼのとしていて良かった。そのあとグランパスの天皇杯を見るために瑞穂に移動。試合は0−2からなんとか追いついたものの最後はPK負け。天皇杯はこの4年で瑞穂でPK負けは3回・・・勝負弱すぎるとしか言いようが無い。翌日はヤマザキマザック美術館に行く。2010年に新栄で誕生した美術館で、まさにヤマザキマザックが儲けたお金で買い漁った美術品を並べた印象だ。壁を洋風にして赤いのはちょっとやりすぎだけど内容は悪く無かった。ロダンの彫刻とか久々に見ると良かった。あと木製の家財やガラスの陶芸品もなかなか味があって少し欲しいと思った。でも家財を置く新しい家もお金も無いから終わっている。その後は名古屋駅でパソコンのキーボードを買う。翌日は台風も来ているので早めに帰った。名古屋でやったことはコーヒー飲みながら読書と歩くことと、景色を眺めることだけだった。今月の教訓:名古屋での予定は1週間前に決めて映画の前売り券は何も迷わず買っておく。チケ屋の前売りは安くない。


2014年9月は晴れを願う日々だった。晴れるとソーラーパワーで風呂が暖かいし、まだ暖かい陽を浴びたいからだ。それくらい毎日涼しかった。5日は親に住んでいる場所を他にしたらどうだと言われ口喧嘩になり頭にくる。6日は焼肉屋で久しぶりの肉を食べるとやっぱり美味い。12日はやっと銀行のギャラリーに飾ってもらう絵を相談に行ったら、1月まで空いていないことに驚いた。でも10月に10日だけなら空いていますと言われて、是非にと飾ってもらうことにした。13日は母と祖母と一緒に3年前に死んだおばさんの墓参りに行った。帰りに図書館に寄ってパソコンで本を予約できるようにした。19日にはパソコンのマウス左ボタンが急に動かなくなる。22日は他の銀行でも絵を飾っていただくよう交渉に行った。27、28日は土日が短く感じるのは昼まで寝るのが原因だと思って早起きしたら、土曜は昼寝2時間し、日曜は22時に就寝と、いつもよりさらに起きる時間が短かった。29日は部屋の近くの柿を大量に取った。柿狩りほどリターンの低い作業もないんだけど、毎日毎日カラスが来てうるさすぎる。30日は夕方銀行のギャラリーに絵を飾りに行った。最近入社したような姉さんと一緒に飾ったけど、絵を「上手いですね〜」「綺麗ですね〜」と褒められても、初めて人前に飾るので何と言っていいかわからず汗が出た。「たいしたことない」とか「誰でも描ける」くらいしか言葉が浮かばない。当然他の行員達も見ていた。今月は48歳の中年が少女を拉致殺害する事件があって、自分も不審者扱いされないよう6月以来髪を切ってスッキリした。髪を伸ばすのは気分的にはミュージシャン気取りだけど、周りはそう思うわけがないので。そういえば27日土曜に長野県の御嶽山が爆発して死者が多数出た。湊かなえの本を読んでいるから登山に興味が出ていたのだが・・・。今月ファイアアルパカでイラストを2枚描いたけどアクセスは低い。頑張る方向が悪いんだろうな。■読んだ本「時間力をつける100の方法」内容的に他の有名本を参考にしつつ、作者の経験を語る自己啓発本。でも作者が出会った駄目人間を叩く姿は受け入れられない。「一番重要な用事を邪魔する、少し重要な用事」、「ネットは使うもので、使われないようにする」など参考になった。来年には忘れてそうだけど。他は湊かなえ「告白」この作者の代表作なんだけど思ったよりイマイチ・・・最初にこれを読むか読まないかでだいぶ印象も違ったろうけど。「望郷」まさに離島出身の作者だから描けた6つの短編集。どれも面白かった。「花の鎖」3人の女性の物語が複雑にからみ合う。あまりの複雑さに相関図を作るほどだった。実は祖母と母と娘の物語なんだけど、最後におもいっきりスッキリする展開は欲しかったな。「サファイア」短編集、50代の婚活中のおじさんが女にだまされている話が良かった。東野圭吾「疾風ロンド」久々に東野作品を読んだら読みやすすぎる。とにかくスキー場に行きたくなる話で、あの全身が筋肉痛になって動けないくらいのスキー疲れを少し体験したくなった。上手いのが最後にちゃんとしたメッセージが用意されていること。たとえ身近に不幸があっても自分が幸福になる夢は望んでもいいって、いいこと言うね。■遊んだゲームはPSP「ダンボール戦機」今や妖怪ウォッチで有名になったレベル5のPSPのアクションRPG、やっていることは完全にコロコロコミックの漫画で、LBXと呼ばれる動くプラモデルを使って小学生が総理大臣の暗殺を阻止したり、ヤバイ企業に乗り込んだり、地下対戦場で戦ったり、世界大会に優勝したり、リニアモーターカーをLBXで止めたり、プレーヤーをとにかく飽きさせない普通に面白いゲームだった。このゲームで学んだのはデータをダウンロードしておくとPSPのロードが格段に短くなること。でもちょっとしたロードを受け入れるくらいゲームは本当にそこそこ面白かった。レベル5好きになるかも。そういえばオクで買った他のPSPソフトが数本起動せずガックリくる。本当にジャンク品だったとは・・・まあ元は取ったからいいけど。■見た映画「幸せの教室」中年のトム・ハンクスが会社をクビになり、大学に通うという話。大学では友達がたくさん出来たり、勉強が上手くいったり、夢がある話だが最後ヒロインの先生とくっついたのが意味不明だった。トム・ハンクスじゃなかったら先生は惹かれなかったと思う。印象に残ったのは先生の旦那が小説家を目指す男で情けなすぎて自分に被る。仕事をしていたんだと言って、していない姿とか。「ザ・マジック・アワー」古い港町で起こる喜劇。役者が幻の殺し屋を演じ続ける。いかにも三谷幸喜的で手堅い面白さだ。映画に夢があるなんて、学生の夢をそのまま映画にしたようだ。それにしても三谷幸喜の映画はなんでこんなに役者が揃うのだろう。やり過ぎなんだけど、もうそういうジャンルなんだろうな。■今月は県外に出なかった。先月の疲れの回復のためだ。足は筋肉がついて少し硬くなった。筋肉で便利なのがたくさん食べても太らない。燃費の悪いエンジンを積んでるみたいだ。あとはとても深く眠りやすい。でも眠りすぎたかな。祝日を合わせた3連休はもっと動いても良かった。今月の教訓:過去の月誌の反省点は参考になる。絵を描く時は時間を計って描く。時間を計らないと絵はといつまで経っても終わらない。


2014年8月
はずっと疲れていた日々だった。今年の夏は曇りや雨が多くて涼しかったんだけど旅行がとにかく疲れた。7月下旬の京都旅の疲れも完全に取れないうちから、盆は5日間も旅行。帰ってきた後の数日間の夜は、横になって部屋を暗くして動画を流すだけという生活を送るしかできなかった。「過度な疲労」には絵を描いたり文章を描くなど繊細な作業をすべて無気力にさせる力があった。昔ならこの程度の疲れは睡眠を2日多く取ればすぐ落ちただけに、いつまでも残る疲れにはショックだった。その後はのどに痛みを抱えて1週間過ごす羽目になった。この夏の旅行で自分はもう若くないと体から実感してしまったし、来月も横浜か名古屋に出かけるのはやめようかと思ってしまった。そして思うのが自分はサッカー観戦や島巡りより、家でひっそりと絵を描いて数人だけに喜ばれる作品を作り続けたほうがいいんじゃないか?ということ。それは前々から思っていたが・・・正しいのかどうかはわからない。今月前半は生の絵を描いていた。後半は何もしていない。パソコンのほうはだんだん調子が悪くなってきた。銀行の口座を見ようとしたら危険と出たので、ウイルス対策ソフトをダウンロードしたらパソコンが遅くなった・・・。部屋はネズミ捕りの貼り紙を置いていたら小さな蛇がかかっていて軽く滅入る。よく見た動画は物理学を研究する人の動画。よくわからないんだけど面白い。あとは生アニメ「みならいディーバ」も面白かった。ゲームは色々やっていたけど書くほどではない。30日は葬式の受付をした。■先月書き忘れた本感想「十五少年漂流記」126年前のジュールベルヌの作品だ。これは児童向けの本でサクサクと読める。いつ見たか覚えていないけど大昔読んだ記憶がどこかにある。アニメの方かもしれない。感想としては今見るととても狩猟民族らしい物語だ。2年間も撃つほどある弾薬で鳥や獣を殺しまくって調理し、食べ物に事欠かない。十代なのに船にあるワインを平気で飲むし、今だと考えにくい話ではある。作品の正式名称は「2年間の休暇」というタイトルだそうで改題が上手かったんだな。他に読んだ本は全部湊かなえだ。「往復書簡」文通を載せた3つの短編集。普通のミステリーかな?「境遇」テレビドラマに書き下ろした作品。健全かつ普通過ぎる。「Nのために」事件の真相が10年後に語られる・・・惜しい。なんで最後にそんなオチにしたんだろう?と誰もがため息をつく作品。面白かったのは盆旅行で瀬戸内海にいたから主人公達の境遇に少し共感できたこと。■見た映画「サンタクロースになった少年」2007年製作だけど古さを感じる70分で終わる映画だ。家族を失った少年がその後サンタクロースになる話で、整合性良くうまく作っている。ただ元少年が誰とも結婚せず一人、子供たちにプレゼントを贈るためだけに生きていく姿は悲しい。何か自分の未来を見るようで怖さを感じた。ずっとリアリティを出しながら話を作ってきたのに、最後にサンタが空を飛ぶ姿は「えええ」と思った。「ドリームハウス」自分の家は殺人事件のあった家だった。そしてその犯人は・・・自分だった?自分が犯人なのに犯人じゃないような展開を描くのはアメリカ人はうまい。映画としては2流かもしれんけど、家とは幸福や夢が詰まる場所なんだとしみじみと思う。そしてそう思えば成功の映画だろう。以下は盆旅行について記す。


13日は朝いつもと同じ時間に起きて9時24分のバスに乗ったら、13時25分に上本町に着いた。高松行きの高速バスは16時を予約したのでだいぶ時間は余ったけど、難波高速バスターミナルOCATは食べる場所が多くて簡単に時間をつぶせた。高速バスに無事乗り走り出すと、大阪は高速道路の走る場所が高い。途中でユニバーサルスタジオが下に見えて、最近出来たハリーポッターの建物だけ雪が降ったような建物が見えた。
高松到着はたった3時間(途中10分休憩)で着くからやはり高速バスは早い。でも結局高松港の花火大会の渋滞で45分遅れた。花火は出来れば見よう程度だったけど、高松駅周辺に人が多くて、人も港に向かってるので、自分も見なきゃいけなく思えてきた。幸い港は広くて人が山ほど入れて自分も余裕で見れた。花火は久しぶりに見ると大迫力で綺麗だけど一人で見るむなしさを感じた。何十万人来ていても自分は一人という事実だけしかなかった。

翌14日は高松沖の女木島と男木島に向かった。話は長くなるので島の話は島話のページを見ていただきたいけど、信じられないくらい疲れた。その後高松に戻ってもまだ16時だったので高松祭りの会場に行ってみるが港から20分歩いた。こういう労力の積み重ねが体にこたえてきて、足がふらついてきた。会場の露天の食べ物も美味そうなんだけど吐きそうで買わず、祭りが始まる寸前に祭り会場の近くにホテルを取っていたので休むことにした。眠ったのは夜の7時だ。


翌15日は朝6時に眼が覚めて、高松市の隣の丸亀市に行ってまた離島巡りする事にした。丸亀市はサッカークラブ「カマタマーレ讃岐(変な名前)」の試合が行われ、城も見えるそこそこの街だ。鈍行電車だと意外と遅く50分くらいかかる。電車が止まっている時間が長かった。この日の島の話も長いので島話のページを見てください。島から丸亀に16時に帰ってきてご飯を食べる場所を探したけど、盆休みか盆踊りかで店が早く終わるので2件断られて、もうスーパーでパンを買って高松に戻ることにした。
結局食べる場所は高松駅からホテルまで歩いたけど、あまりいい店が無くて少し困った。自分はこの「食べる場所を探す」「妥協した店にいく」というのが苦手で、旅先で10時間以上食べないことがある。あとあと思えばあそこで食べておけば良かったという経験が多くて、自分の人生をあらわしているようで情けない性能だ。結局ホテル近くの鉄板焼き屋に行った。明日で高松を出るわけだが、10年ぶりに来た高松で讃岐うどんを一回しか食えなかったのはミスだった。

翌16日は名古屋グランパスとガンバ大阪の試合を見るために大阪に戻ることになった。日焼けで痛いが朝風呂を浴び、朝10時に高速バスで大阪梅田に向かう。今日も渋滞でバスは4時間くらいかかった。梅田で最近できたというプリキュアプリティストアに行ったら人が多かった。というか雨の影響か梅田地下街に人が多い。プリティストアではいろいろ買おうとしたけど、アマゾンより高い商品の山に「これが千円か」と手が震える。結局プリティウォッチという安物の時計を買った。とりあえず買った事実が欲しかったのだ。
その後千里中央へ地下鉄で行ってモノレールに乗ってガンバとの試合を見る。モノレールからは作りかけのスタジアムが見えた。来年秋完成予定で少しだけ楽しみだ。試合は名古屋がなんとか勝利して久しぶりに勝ち試合を見たけど、今年は残留できるのだろうか?という感じがなかなか抜けない。夜はSpadioという難波近くのカプセルに泊まるが、隣がうるさくて参った。

翌17日はホテルから上本町まで歩き電車で帰る。この旅行はとにかく2日目で絶望的に疲れた。あそこでいろんな事をしたい気分がかなり削げてしまった感じは否めない。そして正直言って島巡りは当分やめたいと思ってしまった。
今月の教訓:炎天下で歩き回る際は帽子を買っておく。脳天の暑さは致命的に体に影響を与える。今度から疲れる旅は避ける。運動は部屋ですれば良い。



2014年7月
はもう夏だった。晴れれば暑く、水道の水は触ると気持ちいいけど、たまにお湯が出てくる。扇風機も毎日稼動中だ。今年はいつも以上に服が汗臭くて、自分ももう中年かとガックリきたものだけど、風呂の残り湯で洗濯したらすぐ臭いが取れた。パソコンの方はなんだかんだで動きは悪くはない。まだまだいけそうだ。ただyoutubeでコメントが出来ないのでグーグルクロームを入れた。ワールドカップは準決勝でブラジルが7失点で負けたのは驚いた。優勝はそのブラジルを破ったドイツだ。8日は西濃の発送でイライラすることがあって、夕方にチューハイを飲んで1時間寝て悪いことを忘れた。でも飲酒に頼らずに安らかな音楽を聴いて心を落ち着かせるべきだった。12日は部屋掃除を5時間してだいぶすっきりした。冬は部屋がゴチャゴチャしていることに暖かさもあったけど、この季節はむさくるしいだけだ。それにしても隣に森が広がっているとはいえ、部屋に虫が入ってきすぎる。窓の方が網目が細かいし、留守のときは窓のほうを開けることにしよう。今月驚いたことは農協がこの季節は夜の8時まで働いていると語っていたことだ。給料が高いのには理由があったんだな。絵はネットでプリキュアの絵とアクリルで2枚絵を描いていた。アクリル1枚目は手抜きの絵だけど、2枚目の木の絵がなかなか上手く描けない。思うんだけど自分が描く絵が終わったときは「完成」ではなくて、「飽き」だったり「妥協」だったりすることが多い。描いても描いてもゴールがなかなか見えず、迷いもあるし、音楽を聞きながら描きたいと思ったらもう完成が遅くなって仕方が無い。絵を描く手順が上手く無いのだろう。これは大きすぎる欠点だ。直していきたい。■見た映画「劇場版エヴァンゲリオンQ」新劇エヴァの3作目で完全新作画なんだけど・・「う〜ん」という感じだ。前劇場版と同じように結局世界は全滅し血の海に染まってしまい、ここからさらにフォースインパクトやフィフスインパクトを起こすとか言われても意味無いだろ・・・と考えてしまう。。ここまで世界が無くなっても空飛ぶ戦艦に乗って、ミサトやアスカがそれを阻止しようとする意味もわからない。いきなり14年の歳月が過ぎたのは面白かったが・・・新エヴァは旧エヴァを何も超えられない感じが強い。「ワールドウォーZ」久しぶりにつまらない映画を観た。世界はゾンビに包まれ、ゾンビの弱点を探すブラッドピット・・・ソンビの欠点は意外ではないけど納得するが、さらにプラスアルファが観たかったな。■youtubeで見てしまったアニメ「ドキドキプリキュア」自分はこの作品の前作スマイル〜から見始めたから、どうも好きになれなかったドキドキだけど・・・全部一気に見たらやっぱり良い作品だった。アニメで世の中を良くしようという強い心がヒシヒシと伝わった。自己中心的な敵「ジコチュー」達に献身的な「愛」で戦う物語もわかりやすく、誰かのために生きるという姿が格好良く思えた。ただ説教臭さを感じるのも事実で、前作はロボットに乗ったり絵本の世界に入ったり、ギャグ要素が多かった反動なのかな?という気もする。■遊んだゲーム「逆転検事2」人気アドベンチャーゲームの逆転シリーズの外伝第二弾だ。このゲームは言うなれば80点が約束されたゲームで、それなりに楽しめ、そこそこ驚き、結構長い。逆転検事2は風呂で(勉強期間除いて)3ヶ月くらいやっていたけど、相変わらずなかなか終わらなかった。お得意の事件の裏の裏にまた裏があり・・・という話がしつこく、かなり仮想で組み立て過ぎた話も多かった。例によってありえなさ過ぎる話にも飽きてきた。今度は逆にショートストーリーの多い逆転シリーズが観たいなあと思ってしまう。今回は検事としてとことん追い詰められるのが良かったし、最終話の犯人が予想と違うのも上手かった。でも助手の大泥棒と名乗る娘が「微妙で仕方ない」。なんでいるんだろう?主人公の女か?っていう。ゲームは他にもやっているけど今の自分の中で一番優先順位が低い。ゲームはハマると時間を感じないけど、結果的に数十時間奪われるのがあまりに重い。まあ毎日動画や生放送を眺めたり、自分の下手な文章を見ているよりマシかもしれないが・・・残りの人生や出るゲームの多さを考えても、もうそんなにいいかな?と思うものがある。「生活諸々≧創作>旅・動画>小説・映画>漫画・ゲーム」これが現在の順位だ。■26日から朝6時に起きて京都へ出発した。ただ前夜は熱帯夜であまり眠れなくて体調が優れない。電車も乗り継ぎがイマイチで結局京都に着いたのは11時45分だ。京都駅の案内所で地図を取り、映画村に向けてバスに乗った。しかしバスだと市内の信号が多くて、なかなか進まなくて焦る。どこか京都の街中は人も車も昔より多くなった気がする。ちょっと高いけど地下鉄や路面電車で行けば良かった。駅から映画村到着に40分くらいかかった。京都での一つ目の目的地、東映太秦映画村は修学旅行で来たはずだけど、まったく来た思い出がない場所だった。それくらい自分も長く生きてしまったのだろう(実際来ていないかもしれない)。映画村に入るとサービスエリアみたいな雰囲気で売店や土産物屋が並んでいる。そこを抜けると昔懐かしい村の風景があった。役者が侍や町娘の格好で歩いていたり面白い。意味も無くデジカメで撮りたくなる。それにしても気温は35℃以上ですごく暑い。日向に10分いるだけで命の危険をほんの少し感じる。でも映画村の半分以上のイベント(演目)は室内だから助かる。映画村では野外で水をまくショーや、東映アニメの歴史館を見たり、映画の舞台裏やポスターやいろんなものを見たけど、やっぱり一番見たかったのはプリキュアとスーパー戦隊の室内ショーだ。プリキュアはまさに幼児向けの演目で、OPダンスを踊って子供と太鼓叩いて、EDダンスを踊って終了と割と地味だ。ただハピネスチャージプリキュアの衣装は立体化するとかなり綺麗だ。戦隊ものはトッキュウジャーが敵と戦う演目で、生のアクターのアドリブが面白く、敵と戦う演目は鉄板の楽しさだった。席はプリキュアの4倍埋まっていて人気があるんだと実感。映画村はこの先この場所でどうなるんだろうな・・・と、ふと思う。昔に比べて時代劇は大河ドラマくらいしか聞かないし、20年くらい経ったら東映のアニメやライダーや戦隊を扱うメディア村になっているかもしれない。映画村を17時に出て、京都二つ目の目的地、西京極のJ2京都VS福岡の試合を見るために歩いて向かった。途中でバスに乗ろうとしたけど30分待ちはこの暑さには厳しすぎた。地図で見ると遠そうだったけど結局1時間もかからずに西京極に着いた。試合前に2週間前に交通事故で無くなった京都サポの黙祷があった。他人ではあったけど日本代表が負けることより悲しい出来事だった。試合は京都が3−1で逆転勝ち。途中まで京都はシュート外しまくりだったけど、やっぱりホームだ。試合後河原町に行き宿泊。26日は朝早くからずっと時間に追われて疲れた・・・。翌27日は前から聞きたかったドラクエのコンサートのために、なんとなく歩きたくて電車に乗らずに7km歩いてコンサートホールへ向かった。しかし、だんだん雨が降ってきて大雨となり、途中で府立文化会館に雨宿りをした。日本画や写真など小さな展示会があったけど、驚いたのは書を覗いた時に、美味しいお茶と饅頭を貰った事だ。展覧会で食べ物は作品の天敵だから良くない事だけど、普通に嬉しかった。もちろんそのへんのおばさん達が趣味の延長でやっていた会なんだろうけど、自分もいつか個展をする時は「もてなし」の何かをした方がいいなと思った。結局コンサートホールに着く頃には雨も止んだけど、ジーンズがすっかり濡れてしまった。疲労もかなりのものだ。軽い頭痛もするのにこういう時に限って薬がカバンに入っていない。念のために入れておいた長袖のシャツを着て体調回復につとめたが、コンサートが始まると心なしか体調が良くなった。それくらい音楽のパワーを感じたのだった。でも作曲したすぎやまこういち氏がもう83歳で指揮をできないのは残念だった。話は上手くて元気だったけど・・・若い指揮者が実はゲームをやっていないと語ったのは誰もが残念に思ったことだろう。コンサートは14時に始まり20分の休憩をはさんで16時に終わった。DQ6のコンサートだったけど、アンコールでラーミアや8のフィールドを聞けたのは良かったな。でも会場は歩いて行くべきではなかった。京都は景色を楽しめるけど、疲れが1週間取れなかった。今月の教訓:京都はやっぱり面白い街。旅歩きはほどほどに・・・疲れはすぐに回復しにくい。


2014年6月
はお腹が痛くなる日が多かった。試験や試験後にあれこれしようと逆にストレスになったり、暑い日や涼しい日に体がついていけなかったり、飲みすぎもある。コタツは布団を片付けたものの、和机ではお尻にダメージが蓄積されるようだ。パソコンはプツプツが酷いので初期化してみたものの、全然変わっていない感じがする。このパソコンを買い換えたのはどれくらい前か見たらたったの3年。困ったものだが・・・寿命なのか?パソコンの引越しは慣れたものだけど、お気に入りサイトが多すぎて再配置でめちゃくちゃになっていて困る。次回はお気に入りサイト名に数字を入れよう。イラストソフトは無料のファイアアルパカを入れてみた。何回描いても上手くいかないと思ったら手ぶれなどのチェックを外して無く、右下のフリックを消してなかった。当分いけそうだけどパソコンを買い替えるのは時間の問題かな。徒労だ・・・本当に。唯一良かったのはIpodに入っているのが全部消えたこと。心が少しリセットできた。今月はW杯があった。年々冷静に見れるようになるけど、日本の初戦の逆転負けには流石に肩を落とした。ただ以前のように選手批判には怒りの炎が上がらなくなった。批判の批判を書いているだけで1日が過ぎるのでそれは良かったように思うが、選手はもっと頑張って欲しかった。■読んだ本「小倉隆史の観る眼が変わるサッカー観戦術」序盤は試合の見方などがわかりやすく面白かった。やっぱりサッカーライターより選手のほうが、この手の本は面白い。でも後半はただの選手クラブ紹介で面白くなかった。「主将論」(宮本恒靖)元日本代表の主将だった宮本の本。わかりやすく読みやすく、あのときの日本代表はこうだったのかと納得するものもあった。「母性」(湊かなえ)東野圭吾の本を全巻読んだのは手ごたえがあったので、次は最近人気の湊かなえを読んでみることにした。本も少なく簡単そうに思えたからだ。ただこの本はいきなりうんざりした。母親に愛された女とその娘の話なんだけど、女の執念深さや痛々しさには体にからみつく鬱陶しさを感じる・・・東野圭吾とは違う不愉快さだ。これを読んで思い出すのは、自分の母が嫁に来て後悔したことを毎日のように話す姿や、祖母と言い争う姿や、いい家に住みたいと願う姿や、花だけは愛でる姿を思い出す。最後の数ページは無理にハッピーエンドで終わらせなくても良かったかな。■観た映画「パシフィックリム」巨大ロボットに乗り込んで謎の怪獣を倒すという、エヴァンゲリオンに強く影響を受けた映画だ。ただそこはハリウッドで、ロボットの戦いは大迫力で驚くし面白い。テンポもすごい速さで進んで話も突っ込み所満載。特に急に下手な日本語で会話をしだすのが笑えて仕方ない。今ウィキを見たら吹き替えの声優陣も笑えた。時間があれば吹き替え版や音声解説も見てみたかった。日本の巨大ロボットもこれに負けず頑張って欲しい。「アイアンマン3」アメコミのスーパーヒーロー3作目で一応の完結編。途中何かわからない会話をしていたのは何かと思ったら、3の前に「アベンジャーズ」という映画にアイアンマンが出ていた影響だった。その作品で主人公がPTSDになったのは「苦悩のヒーロー」らしくて面白かったが、今回のアイアンマンがあまりに弱すぎる。高熱出す奴に握られただけで動けなくなるなんて・・・ただアイアンマンの遠隔操作やパーツ移動は面白い。こういうのは日本人が考えない発想だと思う。日本人なら絶対着て戦わないと気が済まないだろう。まあ最後は全部遠隔操作で済ませられたろ?とも思うが。ヒーローもヒロインもカッコいい中年だった。ハリウッドスターだから当たり前だけど、それは憧れる。■遊んだゲーム「アナタヲユルサナイ」PSPのADV、縦にPSPを持って遊ぶのはちょっとカッコいい。絵もスタイリッシュでカッコ良い。ほとんどRボタンを押して読むだけのゲームだけど気に入った。殺人事件を追う探偵ゲームかと思ったら、浮気調査のような話ばかりで現実的で泥臭くて良かった。ただ最後がイマイチかな。それにしても、ゲームというのは久々にやると、10時間遊んだ程度では全然終わらない。定価6〜8千円で売ってるのだから当然だけど、20〜60時間以上かかるゲームは絵を描くために控えめでもいい気がする。自分の時間も多くはないはずだ。■6月は資格テストまでの最後の1週間はあまり頑張れなかった。試験の3週間前に過去の問題を見たら、難しくて心が折れがちになってしまった。もちろん試験本番はこれより少しやさしいと思うけど、これまでの勉強の方向性の間違いも少しあるし、もっと早く過去問へ向かうべきだった。そして毎日過去問に向かって、毎日間違え続ければ流石に気が滅入る。また試験2日前に急に頭痛になって運転中休んだり、試験前日は昼まで眠ってしまいヤバさがあった。そして8日の試験当日に早起きをして出発した。会場は地味な場所だ。問題はそこまで難しくはなかった。スラスラとは言わないものの慎重に書いていく。だけどゆっくりしていたら時間配分に失敗してしまい・・・記載ミスがあったりで、見直しもまったくできなかった。時間さえあれば合格はできたのでは?というやるせなさと脱力で、こんなことなら過去問を時間を計って模擬テストすべきだった。試験終わったらいろいろするぞ!って思っていたのだが・・・脱力。とりあえず脱力のまま津市文化センターへ向かう。目的は芸能人のダイヤモンドユカイのトークショーを見たかったんだけど、文化センター周りは大渋滞。結局一番離れた駐車場になんとか止めた。中に入ったら育児や男女共同参画でよくチラシで見るフレンテ三重で祭りも行われていた。トークショーは普通。はっきりいってネットの記事やラジオでよく聞いた話と違いはなかった。でも年齢とともに一分一秒も無駄にできないなんて話すあたりは身に染み入るものがあった。そして最後の歌は驚くほど格好良かった。流石ロック歌手なだけあった・・・。今月の教訓:テスト勉強の最後は実戦形式のタイムアタックをする。人生は残り少なく思って行動する。


2014年5月
はここ数年で一番勉強した月だった。先月から続く試験のために頑張っているけど厳しい状況が続く、何回勉強してもミスが減らず、頭に入らない。合格できるのかと思う。毎日暖かく新緑も綺麗で気持ちのいい気候なんだけど心はずっと溜息だった。とにかく6月の試験が早く終わってほしい。絵は勉強中も描こうと思っていたけど全然やれなかった。もちろんゲーム・小説・漫画・映画も見てない。全然気分が乗らない。でも勉強中もニコニコ動画やBGMをずっと流していたから、そんなに毎日勉強をした感じもない。■今のパソコンは数分に一回完全に途切れる。ファンを掃除したり、常駐ソフトを整理するものの原因がわからない。おそらくメモリが少ない理由だと思う。安いパソコンはこれがあるから困る。また買おうかどうしようか・・・。今月は部屋によく蚊が出てきた。どこから入ってくるのだろう・・・本当に迷惑だ。■仕事では会社がつぶれそうな感じがかなり強い。増税後とはいえ何の仕事もない日が多かった。田舎というのはつくづく社員に親戚や友達の多さが無いと全然駄目だなあと普通に思う。そしてその縁がない自分は会社の病巣なんだろうと思う。数ヶ月前に買った数百円の靴は履くだけで足が痛かったが3日で慣れた。■3日からのGW4日間は名古屋に向かった。目的としては3日のサッカー観戦がオマケで、資格の勉強がメインだった。3日の試合は名古屋vsセレッソ大阪で豊田スタジアム初のJ満員だったが試合は一人少ない相手に1−2の敗戦。人が多いときにこういう試合をするのが名古屋だなと思う。その後、名古屋では常に勉強をしていたけど難しかった・・・最初はこの勉強やれる!と思っていたけど、内容を100を知れば400に広がり、400知れば2000に広がり・・・と拡大する試験の深さにうんざり。また天性の頭の入りも悪く、自分がこれまで勉強を避けて夜道を逃げるような人生を歩いたのも当然に思えた。4日は今池のドトールで回数券を買って粘っていたけど、むしゃくしゃしてきて伏見で泊まるホテルまで歩いた。3時間くらい歩いたけど、天気がとても気持ちが良くてストレスが減った。途中栄のパルコでマクロス展を見たけど面白くはなかった。ただ貰ったチラシを勉強の最中によく見ていて「終わったらこういうランカみたいな絵を描きたいなあ」としんみり思った。伏見のホテルではGWの洗濯物を洗うために泊まった。ついでに四季劇場の場所を把握できたのは良かったかな。翌日は朝から雨が結構強くて、さっさと今池のホテルに13時チェックイン。昼はしゃぶしゃぶ美山でバイキングを食べて美味かった。休み最後の日はつつがなく三重に戻る。結局毎日5時間以上勉強したけど目標の2割くらいしか進行できなかった。過去問を見て試験は思った以上にキツイと自覚して、これから毎日平日2時間休日6時間勉強しないと受からないなと普通に思った。まあ、その後できなかったわけだが・・・。勉強をやり続けて思ったことはそのうち文章にして載せておこう。今月の教訓:勉強の独学は参考書選びが大事。初歩問題集と同じくらい過去問題が大事で、何かずれた参考書は見ないほうがいい。5月は余計な参考書で時間をロストした。



2014年4月
は暖かい日が多くて花粉も少なく気持ちが良く過ごせた。でも消費税8%にアップでスーパーで買う物が目に見えて高い。先月買った全自動洗濯機は便利だ。今月は勉強をよくしていた。2ヵ月後のちょっとした資格試験に挑戦ってわけだ。でも肝心の試験は商業高校の生徒が挑戦する程度のもので、合格した後じゃないとどの試験か書きたくないものだ。受かる確率は5割くらいと読んでいる。絵を描くのは楽しいのだけど、最近は絵を描いてもそれほど多く見られるわけでもないし、ネット漫画なんか対費用効果を考えたら大きなマイナスでしかない。迷いすぎている。と言いつつアクリルや水彩絵の具で絵も少し描いていた。10枚描いて銀行などへ小さな展示をしてもらおうと、地味に頑張って7枚目が完成した。あとスクワットと腹筋を毎日50回ずつやっているけど、疲れが溜まってきているだけの気がする。エネルギーが体に満ちるような感じもするけど、筋肉痛で毎日寝起きが悪くなった。5日仕事の帰りにイオンに寄ってジャケットとパンツを3000円で買う。クリアランス物だけど自分の服の少なさには常識的に考えてやばい物がある。今年一年安物でも揃えていこうかと思う。19日は祖母の一周忌で早朝から地域に配り物をして、親と墓掃除。20日は朝から寺でお経〜墓でお経〜仏壇でもお経〜とお経ラリーを聞いて、夜は〆の外食で一旦終了。27日は親のガーデニングを手伝う。何が楽しいのかよくわからないが喜ぶのならやってもいいかと思った。金柑は今年やっと4月になって売れ出した。写真を綺麗な物にしたら全然動きが変わった。今度から気をつけよう。出品も3月からだから遅かったし、量も数百g〜3kgまで種類豊富で売るべきだった。来年は2月半ばから売ることを考えよう。■今月よく見た映像は宮崎駿の「ポニョはこうして生まれた」という13時間のドキュメンタリー。プロデューサーの鈴木敏夫が爆笑問題のラジオで、「宮崎駿ほど働く男は見たことない」という話がとても面白くてその理由を知りたくて見たのだけど、宮崎駿が語る言葉は何を言っても胸に刺さり、作品に対する姿勢などを含め、生きる偉人だと思ってしまった。全盛期で朝9時から朝の4時まで働き、「人が遊んでいる時に働くのがとても得している」という考え方といい・・・しびれた。■読んだ漫画「ウェンディペイン」おとぎ話の世界を渡り歩く戦う少女の物語。休刊となったコミックラッシュの漫画で、大いなる物語を描いているはずなんだけど・・・何かずっと上滑りしている。どこか上手い大学生が描いた同人漫画みたいで、編集者は居たのだろうか?物語を作るために俯瞰的なチェックが欠けていると感じた漫画。後半のパロディもまるで笑えない。自分が描いた漫画も他人から見れば、こんな感じなんだろうな。■12日は豊田で浦和との試合を見に行く。浦和は先月の差別垂れ幕問題で幕も太鼓もなく、相手ながら気の毒に思ったが試合は名古屋が負けてしまえば同情なんか割と消えた。この日は韓国料理店でスンドゥブ鍋定食を食べて気持ちの良い辛さにしびれたけど、お腹にはあまり良くなかったらしく2日続けてトイレに行った。やっぱり自分の胃腸は辛さに全然強くはない。過去を思い返すと・・自分の辛い物好きが腹痛持ちの原因だったのでは?と思う。次の日は名古屋市科学館のプラネタリウムを見に行った。10時半に到着して11時開始に間に合うぞと思ったら、軽く200人以上の大行列ができていて結局13時50分開始のものを見ることになった。現在名古屋のプラネタリウムは世界最大の大きさになっていて人気なんだそうだ。プラネタリウムを見るのは小学生以来であの時はすごく感動した覚えがある。あそこで白鳥座を覚えたくらいに。でも今回は「なるほど」と少し思う程度だった。小学生に得た経験値が1万だとしたら、今回は十くらいだ。驚きはまったくしなかった。それにしても解説が優しい声で眠くて、周りで眠っている人もいた。科学館ではみやげもの屋が面白かった。注射器の形したシャーペンを2つ買った。あと名古屋では古着のパンツ(ズボン)を3本買った。古着なんてゴミでしょ?と思っていたけど、自分はズボンを試着して買っても、気がついたらスソが短すぎたり、全然履かなかったりで値段分働いたのは半分もない。でも500円程度の中古なら使わなくて捨てるのに後悔は無くていいかなと思う。帰りは15時21分発宇治山田行きの急行が乗れて結構早く帰れた。今月の教訓:オークションの写真は外で撮るだけで写真が輝いて売れやすい。


2014年3月
始めは寒かったけど春らしい暖かい日々が多かった、半ばには夜ストーブも必要無いくらいだった。でも急に寒い時間が来て頭が痛くなる。今月初めに11少年を完成させて、その後部屋でアクリル絵の具を出して毎日絵を描いていた。平日は消費税増税+年度末で雑用が多かった。先月直した蛇口は水の出がまた悪くなった。水道管に藻があるのかもしれない。■3月8日土曜は部屋のストーブが暑いので消して、腹も減っていないのに昼を食べたら頭痛がして十何年ぶりに吐いた。その日から風邪になったけど、毎日ルルとビタミンCの多い飲み物を飲んで、たくさん寝たらすぐ直った。14日は花粉症の症状で鼻水があふれ出た。でもそれ以降は花粉症らしい症状は少なかった。花粉症はなると迷惑だけど、ならないと別に普通の生活だから花粉対策をしておくのが無駄になる。とりあえずせっかく買ったので花粉用のマスクは付けた。15日土曜は茶色と黒の安靴を5000円で買った。今さらだけど冠婚葬祭以外いつも白いシューズの自分にやばさがあった。冬に出かけると街で自分だけ白い靴なのでずっと気になっていた。もう春なのに茶色と黒はどうかと思うけど、買いたい時に買わないと後で後悔する。21日の春分の日に25000円の洗濯機を購入。これまで使っているものはモーターの回転が悪く、ここ1年以上自分でかき混ぜる時があった。早く買わなかったのは調子がいい時があって捨てづらかった。新しい洗濯機は水も洗剤もあまり使わず自動で出来上がるのはすごいが、動作が細か過ぎて5年以上もつのかと思う。22日は12時間眠った。最近は横になるだけで疲れていないのに眠れてしまう。動画はよくドリームクラブの実況を見ていた。あと久しぶりにカズのFLASHに感動した意見を貰った。第一話が見れないらしく直そうとしたけど無理っぽい。もうFLASHは人に見せるのをあきらめたはずなんだけど、作品を作った以上youtubeに上げるまで頑張れば良かったのでは?といまさら思った。■遊んだゲーム「影之伝説」DSの普通のアクションゲームだけどボスの難度に心疲れる。読んだ漫画「エトワール 三銃士星羅」三銃士を元にしたファンタジー漫画。連載中に月刊ジャンプが休刊したので2巻で終わってしまった。絵はとてもウマいけどどうも漫画に図太いモノが無い感じがする。45ページを使って脇役の短編描いたのはなんでだろう。「かぎりなくアホにちかい男」1980年の少女向けギャグ漫画。高校生が酒を飲んだり競馬をしたり、いろいろ時代的なものを感じる。作者は「伊賀野カバ丸」で一斉風靡してそれ以降の活動は空気。東大出て漫画家は珍しい。■3月1日はJリーグ開幕戦に行った。しかし名古屋は清水に2−3で敗戦。主力4人選手が変わったわりに頑張ったけど、いきなりホームで負けたのは痛すぎる。これからどうなることか・・・。その日はカプセルホテルで頭がクラクラするまで風呂に入った。熱い風呂で血管が膨らんだか気持ちいい。風呂のあと体重を計ったら体重が平均以下だった。やせた感じは無いが・・・翌日すがきやが半額だったので朝食に食べる。去年も同じことをしていた。そのあと栄の方まで歩いたが、朝も熱い風呂に行ったせいか体が熱くて仕方がない。コートも邪魔で服装のチョイスに失敗した。栄ではNHK名古屋60周年イベントで教育テレビのおかあさんと一緒のキャラが歩き回っていて人も多かった。そこで歌のお姉さんが歌う姿を45分間しっかり見た。歌もウマくてよく動いて愛嬌もある。まさにプロだった。その後zeppナゴヤに行き、「ハロプロ研究生生タマゴショー」を見る。ハロプロ研究生というのはモー娘系のアイドル予備校生みたいなものだ。10代女子が頑張る姿は良かったが、彼女たちを見る目がもはや子供を見る視点と感じる。このライブで損をしたと思ったのがチケを3000円で買ったけど、ヤフオクで1000円で大量に売られていたことだ。あと会場の近くで金沢カレーを食って、会場内でエナジー系のジュースを飲んだら一気に吐き気が押し寄せたこと。危なかった。でも小さなライブ経験は良かったかな。


2014年2月は陽気と寒い日々の繰り返しだった。寒い日の夜は冷凍庫のようで今年も危ない。こたつの上のモニターは見るだけで首が痛いので、モニターの下に厚い本を置いて高さ調整した。先月壊れた蛇口の修理は直して壊れて、また直した。やはり暖かい水が出る蛇口は大事なんだと身にしみた。ロシアではソチ冬季五輪が行われていた。ジャスティンでロシア語実況をちょっと見た。ニュースでは佐村河内守という耳の聞こえない音楽家が、実は作曲をしていないどころか耳も聞こえていた事実が話題だった。14日には朝から大雪が積もって驚いた。深さは15〜20cmくらいだ。雪はどけても他の場所が高くなるので対処がしづらい。溶けた水も流れにくく靴もびしょ濡れで冷たい。普通なら積もった雪は時間とともに止むけど、大雪が昼まで降っていた。自分の生まれた場所で一番と言ってもいいくらいの大雪だった。三重でこれなので全国的に被害が大きかった。15日は髪を切りに行った。髪は切るたびに老けるのを強く感じるから好きではない・・・。翌週作業用の靴(650円)とJ選手名鑑を買う。今月は11少年10話ばかり描いていた。なにか線がぶれると思ったら手振れ補正をしていなかった。■見た映画「シルク・ドゥ・ソレイユWorlds Away」サーカス・・と言うには凄過ぎるシルク・ドゥ・ソレイユの舞台の映画化だ。最初はわりと普通だな・・と思って見ていたけど、だんだんとシルク・ドゥ・ソレイユの世界に引き込まれていく。どでかい舞台にプールがあったり、消えたり、グルグル回る舞台が動き出したり、最後の二人のアクションといい、超人と天才達が織り成すアクションとセンスはなかなかしびれた。生公演のチケット代は1万数千円は高いけど、この規模の3分の1でも楽しめるのなら日本公演見に行こうかなあ。「オブリビオン」人類が絶滅した地球で起こるSF映画。何もない地球で天空に住む二人の男女、仕事は地球に潜む数少ない敵を始末すること・・・アメリカらしい渋いSFだ。物語は途中から変わっていくけど、後から思えば普通の話なのかもしれない。邦画もこういうの作れないかなあと思うけど無理なんだろうな。「ノーベル殺人事件」普通。「3.11東日本大震災の真実〜未曾有の災害に立ち向かった自衛官「戦い」の現場〜」あの震災に奮闘した自衛隊員達のドキュメンタリー。これを見てあの震災がいかにすさまじかったかを思い出すことができる。いまだに見ても衝撃的な映像だ。ただテレビで使われた映像を雑にまとめただけの印象はある。手ぶれも多くて酔うし、素材は最高だけど調理が下手な料理のよう。「ドラゴンボールZ神と神」17年ぶりのドラゴンボール映画。鳥山明が脚本のほとんどをやっただけあって、何をやっても世界観を壊れず崩さず、見ていて気持ちがいい。ギャグ色や愛情色も強く、たった85分なのに映画として成功したのも納得。個人的に好きだったのはピラフ一味が出るところ。懐かしく、ちょっとした意外性も面白かった。ウィキペディアを見るとハリウッド映画の失敗と震災があって、鳥山明が変わったそうで・・・らしくは無いけど、やはり自分の中では神だなと思う。■見たアニメ「えむえむっ!」どM主人公のハーレム系のすご〜〜く馬鹿馬鹿しい学園生活。絵が安っぽいな〜と思うけど、主人公が女子に殴られると奇声を発して浮かれるのが面白い。ある意味主人公の声優福山潤を楽しむアニメとも言える。ちなみに原作者は32歳で死んだ。「代表作がこれで死ぬとは」と掲示板に書かれたけど、自分は何かを残して死んだだけうらやましく思う。「LUPIN the thred 峰不二子という女」2010年代に蘇る70年代のルパンだ。原作のようなハードボイルドで汚くエロで荒々しい物語で、不二子をメインに描かれている。作り手として最新の技術であの時代の世界を描きたい欲求はよくわかる。ただ「もう今の時代に合わない」ことを決定付けたアニメのように感じるかな。実際このアニメは話題にもならなかったし、しにくかったのでは?オチもイマイチだし。絵が木炭や鉛筆で引いた線は美しく、命日を教える占い師や日本の温泉街の話は好きだな。自分は好きだけど人には薦めないアニメ。■遊んだゲーム「まどかマギカポータブル」テレビアニメに沿ったまどかマギカのゲーム。ゲームは何周もしてエンディングに向かうんだけど1周目で断念。このアニメの大ファンなら楽しめると思うけど、自分は別にそうではないのがすべてというか・・・ダンジョン内でセーブもできないのが完全クリア断念の理由。攻略サイトを見ながらするのもちょっと無理だった。ゲームはフルボイスで、やっぱりファンアイテム的ゲームだ。■読んだ漫画「クレマチカ靴店」 十円で買った漫画→「ノンストップのん」「いっちゃえマリンちゃん」今月幼女を誘拐していた男の逮捕の決め手が少女漫画を持っていたからだそうだ。自分も少女漫画は読むからいつか警察にマークされそう。今月はやっぱりどこにも出かけず会わなかった。新しい出会いなど当然無く、今月も何かを得たわけも無く、バターが溶けるように今年2ヶ月終わったことに頭が痛くなる。過去の月誌を読み返したら映像と漫画とゲームを楽しむ寂しい日々に感じる。明日からJリーグが始まるので毎月のサッカー観戦も始まるが、年々いい気分では見にくい。今月の教訓:雪には長靴が絶対必要。人も物も自然にも永遠は存在せず、徐々に古くなり壊れていく。人も壊れて古くなる中で自分を考える。(2月28日)


2013年1月は寒い日ばかりだったけど晴れている日は多くて救われた。この寒さに昨年の夏の暑さを思い出して「涼しいなあ」でわりと過ごせるけど、結局体を動かすのが寒さに一番いいと思う。眠るときは必ずマスクをしている。婆さんが昔使っていたこたつを部屋に置いたら、部屋は狭くなったが過ごしやすい。今月はアマゾンIDを登録して2700円のペンタブレットを買ってみた。使えるけど細かいところが物足りない。早くも買いなおしたいくらい。ガスはあまり使わないので片付けてもらって、クッキングヒーターを買ってみた。意外と使えるが今さらながら鍋のふたは大事なんだと思う。500円のフリースを2着新しくできた店で買う。今年の計画としてはいい物を少し買いたいと思う。(そのわりに安い物買ったが)。昨年スーパーが増えたせいか食べ物が安くなった気がする。増税も近いがうれしい。30日には蛇口が故障する。■見たドラマ「海賊戦隊ゴーカイジャー」ゴーカイジャーは戦隊シリーズの35周年記念作品で、過去の戦隊の能力を駆使しながら戦う2011年のヒーロー戦隊だ。まず「海賊戦隊って何やねん!」という突込みから見始めたけど普通に面白かった。昔の戦隊ものと比べ今はテンポが良い。ポンポンと話が進み、殺陣も見事で採石場以外にもいろんなところで戦うし、過去の戦隊への変身もバリエーション豊かで面白い。声優の演技も楽しく、CGの豊富さ、主演5人のバランスも最高で、過去で主演を演じた役者と毎回出会うのもオールスター的で面白い。敵を倒した後、背を向けるなど少年心をくすぐる格好良さが散りばめられてるのは久々に見て心憎い。個人的に好きだったキャラは因縁の敵バスコだ。チャラいんだけど筋が通っている憎い奴なのだ。ゴーカイジャーが他と違うのは「ちょっとしたヒール具合」だろうか。人から助けてくれと言われて「なんで俺たちがそんな事しなきゃいけないんだ?」、子供が倒れても「自分で立てるだろ?」敵を倒した礼を言われても「俺たちはやりたいからやっただけだ」と、イケメン主人公が事もなく言うのだ。そこがなかなかしびれる(こういうのを真似をして好かれない少年が自分だったな)。とにかく戦隊モノの進化に驚く。あえて海賊と名乗ったのは「流行」でしかないが、それも良しと思える。ただ・・・巨大ロボだけは微妙かな。あれがないと商品が売れないのはわかるけど、敵のアンコールは必要かと思う。ゴーカイジャーで思い知ったのは第一話の重要性。やっぱり物語は第一話で見る人の大半を惹きつけなければいけない。そして主演達は美男美女の若手俳優で輝いていた。自分も20歳前後は輝いてたんだよなあ。たぶん。■見た映画「トワイライトサーガ ブレイキングドーンpart1」は去年から見ているトワイライトシリーズ4作目だ。この映画は前半がただ結婚式をして新婚旅行をするだけで恐ろしく内容が無い。後半は吸血鬼の子供を宿したヒロインが死にかかるという話だ。正直言ってこれは映画として売っていいのかというくらいだけど、新婚と出産を見せたのは作り手の強い意志があったんだろう。何かが伝わるものがあった。結婚式場は森の中のセットがすごく良かった。続いて「〜part2」も見た。2は打って変わっていろんな吸血鬼が集まり戦う、能力系バトル編となっている。これがずっと見せたかったんだと思う展開で、吸血鬼同士の戦いも派手だ。ダコタ・ファニングを早く殺せよと突っ込みたくなるのがいい。未来を予知する能力者が物語の鍵となっていて、アメリカ映画らしくそこはよく出来ていた。このシリーズは絶対的B級ながらそこそこ面白かった。「レジェンド・オブ・パイレーツ」いわゆるレンタルでパイレーツオブカリビアンの近くにあるパチモノだ。島が舞台だから駄作でもちょっと見てみるかと思い見たら、高校生の自主制作映画レベルに唖然・・・というか、映画じゃないだろ?という感じで、ダメ映画ファンのために作っているのかどうかだけ気になった。唯一褒められる所は80分で終わること。でもヒロインは可愛かったな。「逆転裁判」ゲームを知っている人ならこのパッケージにすご〜く嫌な予感がするわけだ。でもちょっと駄目な映画を見たい気分だったので見てみたら結構面白かった。2時間弱が全然苦で無かった。理由は原作ゲームのリスペクトが強かったことと、自分が年をとったこともあるかな。自分が子供の時なら登場人物が小柄の時点で許せないと思う。特にヒロインの真宵は子供じゃない感じが残念すぎる。それでもゲームの1〜3が楽しめた人はそれなりに楽しめると思う。「バタフライエフェクト3」バタフライエフェクトの1はなかなかの作品だった。人を救うためにリスクを負いながら何度も過去に戻る。話がよくできすぎていた。2は論外だが、3はややイマイチ。殺人事件を追うたびにだんだんと泥沼にはまっていって、犯人はやっぱり・・・と思うけど、最後犯人を救えよと突っ込んでしまう。80分で違和感なく詰め込んだのはウマいけど、いらんシーンも多い映画。「ハンガーゲーム」早い話がアメリカ版バトルロワイヤル。無作為に選ばれた十代達が殺し合いをすることになるが、アメリカ人らしい渋い展開が最初から最後まで続く。物語は古い東欧のような街から始まり、奇妙な街で有名人扱いされ、森でテレビ中継をされながら殺し合いをする・・・。とにかく感想が特に無いくらい卒がない。最後この人物いる?って思ったら、全三部作で次回にも続くとは・・・続きは別に見なくていいかなあ。声優陣が人気アニメぽくて吹き替えで見れば良かった。今月の教訓:ペンタブレットはワコムのいい物を買うべき。消しゴム機能は大事。


今年の正月休みは以前から考えていたように東北(というか宮城)へ行くことにした。「そんな所へ行ってどうするんだ?」と問われても、「行った事が無いし、なんとなく行きたいから」としか言いようがない。例えるならドラクエの地図で行ったことがない場所に行く心理と似ている。それくらい自分の精神も変な方向に向いていたのだ。
出発は12月29日からスタートした。昼まで自室にいて用意も万端にして出発。今回はカバンにPSPを入れるか、勉強の参考書を入れるか迷って、結局参考書を入れた。今回ゲームは何か違うな・・・という気がしたのだ。でも久しぶりに電車・バスで勉強をしたけど全然頭に入らない。10日で合格と書いてあるように、学校のテストで常に80点前後を取れた人なら、すぐ合格はできる雰囲気はあるが自分はそうではない。そもそも勉強の仕方がよくわからない。移動中ずっと読んでいたけど頭に5%も入ってこなかった。この夜は名古屋駅近郊の安ホテルで宿泊した。

30日は朝の7時に高速バスで一旦東京に向かい、その後東京から仙台に高速バスで向かうルートを取ったけど、失敗だったように思う。時間通りには行けたけど、やはり29日の夜から夜行バスで我慢しながら仙台に直接行ってもよかった。年末の渋滞などで高速バスの乗り継ぎは失敗したらどうしようもなかったので、出発前はずっとストレスだった。夜行バスは嫌いだけど、高速バスの乗り継ぎは今度から考えた方がいいなと思う。それにしても到着した仙台駅付近は派手である。野球の東北楽天イーグルス優勝の大写真が大きく掲げられている(名古屋で中日が優勝してもこれだけ載せるだろうか・・・)。自分が持っていた「震災」のイメージとは裏腹に巨大なデパートが多く、大歩道橋と大商店街が整備され、人も多く、みやげ物屋や料理店も多く、名古屋に例えるのなら名駅に栄と大須が合体したような感じだ。この時点で仙台は大都市と思った。しかし、この日は食べ過ぎた。体は動かないわりに疲れるのが高速バスの特徴だな。

31日は仙台の東にある塩釜の浦戸諸島に向かった。今回も島巡りが目的の一つだ。塩釜駅に向かい、そこから塩釜マリンゲートという建物へ向かう。途中で復興商店街というプレハブ練が建っていたように、津波の被害はここも大きかったようだ。実際マリンゲートの建物と港もいまだに少し壊れている。島では9時から17時までいた(島の状況については島話のページを見てください)。塩釜(塩竈)は神社が有名なのでまた来たかったけど結局行く事はなかった。この日は朝から何も食べていなかったので夜はBigboyというバイキング店で野菜を中心にたくさん食べた。自分にとってバイキングとは野菜をたくさん摂る店なのだ。

1月1日はポッカリと予定が空いてしまった。とりあえず仙台城(青葉城)でも見るかとテクテクと歩いていくけど、城の周りは急な坂で疲れる。お城は大都市に珍しく再建されておらず、カッコいい伊達政宗像と護国神社と土産物屋があった。名物のずんだ餅も食べてみたら美味い。その後は昨日行けなかった浦戸諸島の最後の1島に行こうとしたけど、船の時間が合わなかったので仙台空港へ行くことにした。空港はいつもいい暇つぶしでたまに行く場所だ。仙台空港は大きさのわりに静かだった。海は思ったより遠い。空港をつなぐ電車からは大きな仮設住宅が見えた。後々思うと宮城はどこに行っても仮設住宅だらけだった。夕方は高速バスに乗り、石巻に向かった。石巻では田代島と網地島という二つの島に明日の朝行きたくて向かったのだ。石巻は漫画家石ノ森章太郎の故郷として有名だ。街中にも石ノ森キャラの銅像が建っている。夜の石巻も歩いたけどここは空き地が多い。言うまでもなく震災の爪あとだ。石ノ森章太郎記念館は正月休みと知っていたけどUFOみたいな建物でとても面白かった。今度来るときは記念館にも行きたいなあと思う。

1月2日は朝から雪が舞うほど寒かった。宮城ではここまで名古屋とあまり気温が変わらないなと思ったけど、強風も合わせてこの日は本当に寒かった。早起きして駅から30分歩いた港に向かったものの、島行きの船は帰りが強風で船に乗れないかもしれないと言われて、少し悩んだけど乗らないことにする。もし今日帰れなかったら今日のホテルの予約、明日の高速バスのチケットが無駄になるし、島の宿泊は無理かもしれないし、リスクがあまりに大きすぎる。悪く言えば離島などそこまでして行く場所でもないのだ。帰りも強風と寒さの中トボトボとさら地を歩くと、「がんばろう石巻」というテレビでよく見た看板が見えた。2011年の時のような「頑張れ!」「復興願う!」という強い気持ちは生まれなかった。あまりにも広大な空き地が続き、ほとんど人も車もすれ違わない・・・寒すぎたせいか絶望しか感じない。この日は午前中に仙台に戻ることにした。ただ渋滞が酷くて昨日は1時間で行けた高速道路が2時間かかった。仙台には戻ったものの何も用事もなかったのでベガルタ仙台のホームスタジアムに行ってみることにした。なかなかいいスタジアムだが正月旅行で感じるのはサッカー観戦がないとヒマだということだ。駅周辺で牛タンを食べようとしたけど、店には行列ができていた。仙台駅近辺では行列は当たり前だから、郊外はスカスカかと思ったら甘かった。スタジアムを見た後、まだ時間があるので作並温泉にも行ってみることにした。でも作並に向かう電車の本数が途中から恐ろしく少なくなり、雪風も強くなって電車の停止もあって途中で仙台へ引き返した。もう夕方だし、この日も疲れたので休むことにした。

1月3日は気仙沼の大島へ行くことにした。これも島巡りがメインではあるけど、気仙沼がどういう場所か見たい欲のほうが強かった。しかし到着まで2時間半もかかるとは思わなかった・・・。気仙沼は仙台からかなり遠く、高速道路を通って一旦岩手県に入り、高速を降りて下の道を長々と走るからだが・・・遠い。徐々に雪も増えてきて、まさに北国という感じが強い。バスの運転手が吉幾三と同じ方言でよく喋る。気仙沼駅で高速バスは降りたものの港までは地味に遠かった。ネットの地図を見ると近そうなんだけど、足が筋肉痛でガチガチに疲れていたからかもしれない。
港では例によってさら地が広がっていた。大島に行って帰ってきた後、港の近くにある復興商店街という所に行った。昼間は人が多かったけど夕方は客がほとんどいない。新年だからこんなものかもしれない。一軒の海鮮丼屋に寄って海鮮丼を食べる。店のおばさんと20秒話をしただけで関西から来た?と言われた。三重県から来たと言うと志摩市浜島に友達がいて2年前に行った事がある話をしてくれた。注文した料理は普通。おばさんも元気で〜三重も伊勢神宮がにぎわってるので来て下さい!・・・と適当なことを言って店を出た。駅まで歩いて0度近い中、外で30分仙台行きの高速バスを待った。全身の疲れで熱く、意外と寒さは感じなかった。

1月4日は土産を買って帰るだけだった。これだけ滞在したので仙台に未練は無い。12時50分に多賀城の港から名古屋行きの太平洋フェリーが出るので、それにあわせて行動をしていたが、電車が仙石線を間違えて、東北線に乗ってしまい時間が一気に減って焦った。同じ松島行きだったので間違えたのだ・・・もう一度仙台方面の電車に乗り、国府多賀城駅から多賀城駅に足で向かうことにした。
国府多賀城駅に着いたもののこういう時に限って駅にタクシーも無く、多賀城駅まで走った・・・太平洋フェリーでは出発90分前に港に来てくださいと書かれてあったので急いだものの、荷物が4kgもあって顔中に汗が吹き出て死にそうになった。多賀城駅に着いたら千円払ってタクシーに乗り港に着いたけれど、出発80分前なのに、周りはとてもゆっくりしている・・・急ぐ必要はゼロだったのだ。こういうことが無いよう途中でフェリー会社に電話をすればよかったけど、フェリーは初めてだから不安すぎた。この旅でミスがあったのはこれくらいだ。そして太平洋フェリーに乗り出発したが・・・想像以上に快適だった。入船から艦員が向かえてくれて部屋も清潔、トイレもウォシュレットで、大風呂は大海原を見ながらだし、お茶は駅で買ってきたけど無料で飲み放題。ランチは食べ放題で千円(夜は2千円)、自販機は外と同じ120円、コインランドリーは洗濯200円、乾燥機30分100円と船だから・・・と高くはない。土産物屋も別に仙台駅で買わなくても良かったぞというくらい揃っていて、フェリーとはホテルが動くような感じがした。面白いのが乗客の種類だ。あきらかなセレブがいたり、トラックドライバーや学生がカップ麺を食べていたり、いろんな人がいる。そもそもこの旅の一番の目的はこのフェリーに乗ることであって、できれば往復で乗りたかったのだ。船内の部屋でやっていることは寝ているか新聞を読むことだけだったけど、それだけでも笑顔が出るくらい心地良かった。この日はほぼ満室だったけど船で不満に感じたことは皆無だった。カプセルホテルのようなB寝台で値段も9000円だけど、寝てるだけで移動は安いし、普通にまた乗りたいと思った。夜のライブショーも良かったな。

1月5日は当然だけど船の中で目覚めた。さっそく大浴場に行き、朝日を見ながら風呂に浸かる。今日も日本晴れですがすがしい。やがて外の風景は見覚えのある鳥羽の神島や、愛知の篠島が見えてきた。船の往来も多く、やっと帰ってきた感じがする。港に着いたら港区に住んでいる弟に迎えに来てもらい、ご飯を食べて名駅まで送ってもらって帰った。
これで長かった旅は終了・・・だけど正直言って今回の旅は楽しくはなかった。それはいつものパターンで「年齢を重ねすぎた」「一人旅の飽き」「目的が希薄」もあるけど、毎日を苦しんで生活をしていないから、その反動としての「自由の旅」が弱かったんだと思う。昔はやりたくもない仕事から抜ける休息が旅にはあった。それに今の自分には「日本国内なら安心」という気持ちが強すぎる。海外に行かないと驚きも少ないと今は思う。でもフェリーだけは別格の気持ち良さがあった。フェリーは飽きるまでまた乗りたい。旅行で使った代金は67800円、安ホテルと食事の回数が少ない効果で安く済んだかな?みやげは自分用に買ったゴマ蜜団子がかなり美味かった。ジョジョリオンで紹介されただけのことはある。教訓:旅を楽しむにはコツがいる。旅は休みをフルで使うより5泊6日の方が内容が締まる。今度行くとき仙台のホテルは楽天の自分の感想を参考にする。一番役に立ったのはメモしまくった手帳とネックウォーマーと手袋。


2013年はやはり祖母の死去が精神的にかなり大きかった。
自分にはここまで生きてきて自分の周りに家族しか残っていないと身に染み入り、
かなりボケていても大きい存在だったと本当にわかった。
だから人間は家族を失うから、新しい家族をどんな形でも作ろうとするのかと思う。

そしてこれまで会った人間で家族を失って生きている人間は、
強い人間だったんだと心からわかった。

2013年の毎日はどう過ごしたかといえば祖母の残した大量の荷物を
平日仕事から帰って毎日1時間整理していた。
数字だけ見るのなら200時間以上触っていたことになる。
おかげで荷物は8割片付けることができた。40Lゴミ袋200袋以上、
ダンボールは全部たたんで人間の身長くらいはあっただろう。

これだけの大荷物を片付けてやろうというくらい
世話になった恩が自分の心に意外とあったのだ。

でも、いまだに「この家をもっと綺麗にしてやろう」
「ペンキ塗ったり立て付けを直してやろう」という気持ちもあり、
来年もこんな事ばかりやりそうな自分が心配だ。
毎日家の整理をやってるうちに数年経ちそうなので少し考えたい。

仕事のオクではまったく売れなくなり、やる気も一気に無くなった。
あとサッカーへの関心が落ちた。見れば面白いが自分の精神が追いつかない。
顔が今年でかなり老けて、かなり頭もおかしくなった気がする。

去年の目標だけど達成できたのは@BDくらいだろうか?
これはほとんどこなせなかったと言ってもいいけど、いろんなあきらめもある。
2014年の目標はあえて「去年と同じ」。なおかつ
I「一日に小さな目標を立てて、自分が望む精一杯の一日を過ごす」を追加したい。

毎日何をするともなくニコニコとyoutubeを見るだけの日々には
自分が存在する意味のなさを強く感じる。毎日が本当に「無」だ。恐ろしい。


2013年12月は正月の旅行のことを考えている日々だった。一週間も旅行して5日間も宮城にいるなんてどうかと思うが、計画を立てた以上行くのだ。ただあまりにそればかり考え、毎日ホテルや観光HPを見すぎていて、絵は下手なプリキュアの年賀状一枚描いただけとなってしまった。12月1日に旅のスタートとなるいつもの名古屋のホテルの予約しようとしたが売り切れていて、いきなり計画が狂う。6日はW杯の組み合わせ抽選会があって、組み合わせはいいのか悪いのかよくわからないが嫌な予感がする。今月はI 町に新しいスーパー&ホームセンターができたので何回も行った。服が在庫品のように安く、ドリップコーヒーも安い。食事はご飯の量を半分で過ごす。やはり冬場は小食でいいのだ。■遊んだゲーム「采配のゆくえ(約15時間)」逆転裁判によく似た戦国合戦アドベンチャー。似ているというか、効果音からキャラの動きまで、逆転裁判に思えてきて主人公の甲冑も背広に見えるくらいだ。ゲームは子供向けと思ったけど、途中から戦国時代のやるせない物語にゲームの面白さを見いだしていく。このゲームの肝は主人公が歴史上負ける西軍にいるということ、最後はどうなる?と思ったが普通に勝つとは・・・。実在の歴史の面白さをゲームで伝えようとするからコーエーは強いんだなと実感。■見た映像「輪るピングドラム」妹は不思議な力で生き返り、二人の兄は妹のために動き出す。人間の闇に触るような話に惹かれるけど、このアニメで苦手なところがある。第一に登場人物に心をガッチリつかまれない。メインを新人声優に任せすぎじゃないのか...。第二にマスコットのペンギン3匹の存在が微妙。シリアスなシーンではこのペンギンが動いて周りをなごませるんだけど、それが「鬱陶しい」「話に集中できない」。グロ可愛さを見せたのもいまいちだった。第三に妹を救いたければピングドラムを探して来いと言うけど「それが何か説明されない」。そんなアホな話あるか。第四に妹の変身が寒い・・・途中から全然変身しなくなったし、あれはなんだったんだと思う。それでも物語は後半、各人物の心の内面を描き、地下鉄サリン事件を扱ったりと面白くなった。地下鉄を描き続けた意味はこれかという感じで、「運命の変更は地下鉄の乗り換え」という言葉ほどわかりやすい説明はない。このアニメの挑戦は好きだし、どの曲も好きだけど人を選ぶ作品。そして自分は選ばれなかった。■見た映画「トワイライトサーガ イクリプス」微妙な吸血鬼物語第三弾。今回も突っ込みどころ満載だ。一番おかしいのが三角関係がイマイチ過ぎるってこと。付き合っている白人のイケメン吸血鬼に超マッチョの幼馴染じゃ勝負になってないよな・・・ただこの映画の現代版吸血鬼は見た目が格好良過ぎる、少し理想だ。「ザ ブレアウィッチ プロジェクト」魔女伝説のある森を調べに入った3人は森で迷い死ぬことになる・・・。低予算映画で莫大な興行収入を稼いだ映画で、1999年当時なら手振れしながら映像を撮り森を進む3人が面白かったと思う。でもIフォン片手に映像がネット上にアップされる今の時代なら、面白くも珍しくもなんともない手法だ。実際面白くなく酔っただけ。エヴァのような謎探しが当時流行ったんだよなと思う。■先月末日から豊田にホーム最終戦を見に行く。試合は0-0のドロー。ピクシー監督と選手も主力4人去る事が決定し、なんとも寂しい試合だった。翌12月1日は11時から4時間名古屋を歩き回って今池から星が丘まで寄り道しながら歩いていた。本山の急な坂はテレビアニメにありそうで面白かった、あと平和公園はこれだけ墓地があるとは知らなかった。公園と名付けたのはどうなんだろう。明日からは仙台に出発するけど、この1ヶ月は東北に行くより沖縄に行きたいなあ・・・とずっと思っていた。それくらい寒い毎日だったのだ。来年は沖縄に行こう。それにしても今年一年過ぎるのは本当に早かった・・・。去年一年は小説をかなり読んだけど今年は何をしたか?毎日動画を眺めていただけのように思う。体も顔も急激に衰えているような錯覚を感じ、生きていくことの「詰み」を感じる。それでも嘘でも前向きに生きようとつくづく思う。今月の教訓:年末年始の名古屋のホテルは意外と売り切れる。数ヶ月前に仮予約する。年賀状はインクジェットと普通の2種類で試し印刷する。普通のほうが綺麗な場合ある。毎日をパワフルに生きないと生きてて後悔する。(12月28日)


2013年11月は半ばから冷えて冬の始まりを感じた。寒波が来れば急に寒くなるの連続で月末は最低気温3℃だった。今月はなぜか知らないが体が疲れていた。毎日重労働も運動するわけでもないんだが・・・動かないから逆に体に悪いのかと思って、夜はモニターの前で体操とかする。ここ数ヶ月食事を控えて痩せたので、あまり痩せるのも体に悪いかと思い、お菓子を食べたら1週間で平均体重を越えた。今月はパソコンの調子がいまいちで、パソコンが固まるなんて久しぶりに見た。Ipodのためにダウンロードをやりすぎなんだろうか?この半年で何GBダウンロードしたかわからないくらいしてるからか?そんな中でも正月休みの仙台旅行へ毎日計画を立てていた。高速バスの振込みを忘れていて3時間以内に振り込まないといけない状況になって焦る。絵では年賀状のドラゴンボールを描いた。あと1月から放置していた港の絵を完成させた。半年以上放置したのはやはり良くない。今は空の絵を描いている。アニメはキルラキルというバトル&ギャグなアニメをニコニコで先月から欠かさず見ていた。■読んだ漫画「風が強く吹いている」たった8ヶ月で素人10人で箱根駅伝を目指す荒唐無稽ともいえる話。絵も綺麗で手抜きもなく、人数も多いのにわかりやすく、名言があったり、方言も気持ちいい、コマが多くても見やすく、見せ場も綺麗。でもたった6巻で終わった(原作小説があるから仕方ないが)。この漫画の欠点は何かと言ったら、なんといっても目標の存在だ。箱根駅伝を目指す!でも成功したら・・・ポッカリ穴が開いた気がする。次は優勝は無理にしても、キャプテンに10位を目指すと言ってくれたら良かったんだが・・・ライバル大学は掘り下げなくても良かったな。「自殺島(9巻まで)」自殺未遂した人間が島に隔離され起こる物語。この本はなかなか読み出せなかった本だ。以前本屋でパラパラと読んだ時、自分がたまに書いている「11少年〜」がやりたいことをやっていると思い読めなかった。そして今月やっと読んだけど・・・やはりその通りではあった。6割は自分がやりたいことをやられたし、他人が見たら僕が書いたものは「自殺島」の9割パクリと言われても仕方がない。・・・まあ、こんなことを書くのは普通に考えて滑稽だろうな。自分が描いたものは数十人しか読まれてない素人漫画。いかに自分の絵や話が駄目でわかりにくくても、ろくに描かなくても、自分には引けないものがあるのだ(漫画の感想は島話に追加します)。好きなシーンもあるが不快感も高い漫画。「奈緒子」長崎県波切島で生まれた天才ランナー壱岐雄介の物語。なぜか図書館に全巻あった。久しぶりに見た大風呂敷を広げた漫画で、物語は雄介の少年時代に始まり、小学校中学校高校と駅伝を中心にずっと走り続けた漫画。物語にはスラムダンクのような革新性はないけど、大きな畑をコツコツ頑張って耕すような真面目な漫画だ。絵に手抜きがない。とにかく大会か練習ばかりしている漫画でタイトルに奈緒子が付いていなければ男臭い漫画と思う。ヒロイン奈緒子とは恋愛シーンや三角関係が始まる事はない。走っているシーンでは回想シーンがよく流れて、駅伝大会では必ず誰かが途中で怪我をして、雄介が最後にいつもハンデを背負って走ることになる。強くなるのは厳しすぎる練習と謎の療法で、大波乱のない安心感がこの漫画の魅力なのかもしれない。泣きながら「皆で波切島に帰ろう」と言いながら走るシーンは良かった。ただ雄介が走るのをやめて、波切島でずっと漁師をやると言い続けるのは納得できない。天才サッカー選手が高校でサッカーをやめると言うようなもので、走るより漁師の仕事が好きな理由がわからない。また駅伝とフルマラソンの二つの関係について語ってほしかった。日本人は駅伝をやっているからマラソンが弱いと言われたメダリストの言葉は気になるのだ。そして駅伝の華である箱根駅伝もやらなかったのは残念かな。■見た映画「トワイライト ニュームーン」トワイライトの続編・・・だけど、とにかく途中まで面白くない。B級からC級映画に落ちたみたいだ。前作で同級生は吸血鬼・面白吸血家族があるから楽しめたけど、全然出てこないのがつまらない。吸血鬼と離れている時間があまりに長く退屈だ。終盤新しい吸血鬼が出たのは盛り上がったけど、最後に次回に続くを見たとき2時間自分は何をしていたんだろうと思った。「オズ はじまりの戦い」オズの魔法使いの前日譚、あの有名ミュージカル映画をリスペクトされて作られた感じだ。なんだかイマイチだなあ・・・と思いながら見続けていると、だんだんとディズニーの魅せる夢の世界に漬かってしまう。CGがとても綺麗で途中から出る少女の質感がすごい、それでいて映画全体にレトロ感もある。3人の魔女も面白く、特典も見てしまった。しかしサブタイが「はじまりの戦い」って・・・■3日は母と母方の祖母と柿を買いに、伊勢の山奥の五桂池へ向かった。五桂池は初めて行ったけど道中、柿の木だらけで少し驚いた。柿はどれも立派な感じで五桂池でもかなり安い値段で柿が売っていた。ここはボートやミニ動物園もあって家族で楽しめる場所という感じもあった。それにしても伊勢の神宮周辺の混雑は普通じゃない。今年は遷宮でテレビでよく取り上げられて一年中人が多かったけど、3連休で全日本大学駅伝も行われるから大渋滞だった。紅葉は22日に伊勢道路を走ったら綺麗だった。30日から2日名古屋に行くけど、その話は来月に。今月の教訓:一日に小さな目標を立てて、自分が望む精一杯の一日を過ごすべき。楽天トラベルの高速バス予約は2日以内に振り込む!高速バス予約は時間が過ぎると高くなっていく、のんびりしていたら500円高くなった。(11月29日)


2013年10月
上旬は晴れていると暑くて、曇りだと過ごしやすい日々だった。寒暖の差はあっても、昼間のどが渇いて飲み物をよく飲みすぎてしまい、夜は腹痛になったり少し太れてしまう。15日に台風が来て衣替えをするほど涼しくなった。下旬になればもう秋の気候だ。今月はPSPばかりしていて絵やHPは全然活動がなかった。自分の中でゲームと絵を描くのは同じ作業なのかもしれない。今月は家を整理していたら油絵の道具が出てきたので今度描いてみたい。■見た映画「サブウェイ123」ニューヨークで地下鉄ジャックが起こる。なぜか悪党を捕まえようとする地下鉄職員とか、いろいろイマイチに思うわけだが・・・この原作が3度目の映画化ってのが一番驚く。「トワイライト」同級生が吸血鬼というアメリカのティーン女子にウケた映画で、はっきりいって変な映画だ。アメリカの映画らしくなく邦画のようなゆるさが最後まで続く。吸血鬼の家族を紹介したり、自分はベジタリアンと名乗ったり、アメリカの健康志向ここにありという感じ。続きも見たい。■遊んだゲーム「クラシックダンジョンX2(60時間)」遊ぶ人を選ぶゲームだ。やる事と言えば延々と続くダンジョン探索と、パラメーターを上げる作業とレベル上げの日々だ。ゲームは旧ゼルダ型のアクションRPGで、ダッシュやジャンプもありスピーディーだけど、ゲームを進めば進むほど底意地の悪い仕掛けとボスの強さがキツイ。こういうゲームだとボスをタコ殴りして勝つのが好きなんだけど、敵もタコ殴りしてきて3秒でやられるから参る。やっとクリア・・・と思ったらキツ過ぎる続きがあり、面白いがクリアまで何十時間もかかりそうでやめた。後々思えばキャラクターの成長の仕方に失敗したとわかるけど、ここまでゲーム慣れした人向けのゲームも無かったな。ゆるやかな坂を歩いていたら最後は断崖絶壁だったゲーム。「サモンナイト4(60時間)」タクティクスバトルのシミュレーションRPG(PSP版)。こういうゲームは楽しめるか?と思ったけど最後までやってしまった。魅力はライトノベルのようなゆるさと、会話の種類が豊富にあり、ライト絵と、ミニゲームなど、ゲームもほどよい難度が気持ちいい。キャラがやられても二度と生き返らないとかキツイ事はなく気楽に楽しめる。ゲームは召喚を多用するらしいんだけどイマイチよくわからず、ずっと肉弾戦でやり通した。多種多様な人種が織り成す展開はアメリカのドラマのような魅力があり、十代ならシリーズ全部をやりたいと普通に思ったろう。しかしラスボスはしんどかった。最後が難しいのは最近の流行なんだろうか。■読んだ漫画「神☆ヴォイス」声優を目指す二人の青春ストーリー全2巻。バクマンにほんの少し似ている。映画を作るためのタイアップ漫画という印象があって、参考書に載っている声優サクセスストーリーを読んでいるみたいだった。「泣かんもん!」広島から転校した女子高生の少女漫画。こういうキャラを作りたいという作り手側と、これでは駄目だと思う編集側の両方の気持ちがわかる漫画だった。三角関係はいいんだが男二人は何か好きになれないし、広島から来た設定も意味があるのかわからん。「あやかし恋絵巻」淫魔に恋した巫女の少女漫画。新條まゆだから絵が綺麗だけど、話が途中からかな〜りだれてしまう。少女漫画の欠点ともいえる憎らしい敵や魅力的な敵があまり出ないのは大きかった、かといってハートフルストーリーがあるわけではないから、二人の関係が詰む方向に話が進み、登場人物もマンネリと言い出して終わった・・・しかし、処女設定はそんなに大事なんだろうか。「荒川アンダーザブリッジ(13巻まで)」荒川の橋の下に住むことになった奇妙なギャグ漫画。「聖☆おにいさん」の中村光の漫画だからそれなりに面白いのはわかっていたけど、やはり面白い。一つ上をいく笑いと不条理さと哲学的なのか芸術的なのか天才的なパワーを感じる。それでいて人間たちに恋や愛を垣間見せるから見事だ。巻が進むほどパワーダウン(慣れ)はあるけど、それでもやっぱりうまい。ほんの数年前にアニメ化・実写ドラマ化・映画化となった理由がよくわかる。この登場人物達は変わらないでいてほしい・・・いい意味で最後はどうなるか気にならない漫画。でも13冊読むのに骨が折れた。1巻30話くらい入っていて、濃密なギャグと展開に一気読みに向かない本だ。読んだ本書き忘れ「余命半年の夢」身近に死人が出ると身にしみてわかるノンフィクションだ。半年で人はどう生きるのか、お金をどう使うのか・・など、悲しい話と感じず、余命がわかった人も強い意思で生きていて読んでいてなかなか面白い。おすすめ。■今月は県外に出なかった。過去の月誌を見る限り10〜11月になってグランパスの優勝の可能性もなくなると、出かけなくなるのかもしれない。10月半ばの3連休はどこも出ず、ゲオで借りた漫画24冊消化させるためにコメダで読んだ。14日は隣のA地区まで散歩して2時間汗を流した。15日は台風で部屋が吹き飛びそうな音がずっとして怖かった。今月は女性に食事に誘ってみたもののやんわりと断られる。そうか、自分も年だし断られて当然なのかと認識。鏡を見ると老けてるしな。30日はストレスが溜まっていたので平日ながらレンタル・床屋・100均・本屋と周ってお金を使った。でもストレスは晴れない。一人でやる事なす事の限界を感じる。今月の教訓:台風の時は風に備えて締め切る。(10月31日)


2013年9月
はだんだんと涼しくなっていく日々で、先月の暑さからホッと一息だった。それはいろんな意味で気が抜けたように思う。今月はPSPをよくしていて、外ではi-podでラジオドラマをよく聴いていた。また11少年〜9話をHPに載せる。ニュースでは宮崎駿が長編アニメ製作から引退、2020年の東京五輪が決定した。サッカーはJ1の2ステージ制復活が決まった。布団に何か枯れ葉が毎日落ちていて何かと思ったら枕のそばがらだった。。9月の蚊と蜘蛛の多さは異常だ。■見た映画「ヒューゴの不思議な発明」駅に住む少年の不思議な出会いの物語。時計の歯車を直す姿など古き良き時代を感じる。ただ終盤に物語が90度違う方向に向かって行き、あれ?この少年は何をしていたんだ?って感じ。「赤ずきん」グリム童話の赤ずきんをアレンジした映画。誰が裏切り者か?男とはどうなるのかなど「よくある楽しめる話」。しかし一番思うのは登場人物が全員ぼろ雑巾みたいな服を着ていても美男美女ばかりだなあと思う。さすがハリウッド映画。「ダークシャドウ」主演ジョニー・デップ、監督ティム・バートンの映画。ヴァンパイアとなってしまった館の主が現代によみがえった話・・・、序盤はいいけど途中からあまり面白くなくなった。悪女のキャラは見事だけど、恋人役の女性が途中から空気だった。それにしても映像が綺麗に感じた。これもティム・バートンの力なのかなあ。「手紙」東野圭吾原作の名作手紙の映画化。あらすじも知っていて、映画もなかなかの作品と知っていても、楽しめたし涙も出た。小さいことは気になるけど原作の良さを100%生かして編集されているウマい日本映画だ。ただヒロインを沢尻エリカがやっていて、身近にこんな美人がいるのにアホか・・・と突っ込む。「てぃだかんかん」沖縄のサンゴ礁を増やそうとした男の話。今年見た映画の中で一番面白くなかった。まず第一に話が面白くない。終始爽快感の無い話が続く・・・何かこうビシっとするものが見たかった。第二に主人公を鬱病だった時のナイナイの岡村がやっていて、サンゴより自分を一番大事にした方がいいんじゃないのか?と思う。周りの役者の演技は良いから余計目立った。とにかく「なんでこんなもの見てるんだろう」と思う映画だったけど、自分はこの鬱で馬鹿で先の事を考えていない主人公と同じかも?と思ってしまった。「コクリコ坂より」スタジオジブリの宮崎吾郎監督の作品。ゲド戦記があんまりだったのか脚本に宮崎駿が入って、結構見れる映画だった。絵も美しく、学生がすがしくて王道の気持ちがある。勿体無かったのが音楽だ。もうちょっと何とかならなかったのかと思う。全体的に好印象だけど・・・やっぱり量産型宮崎アニメという印象は持った。アリエッティと同じで心を鷲掴みされない。「キャプテンアメリカ」ひ弱な男がアメリカのために強い男になる。良くも悪くも普通のアメコミヒーロー映画としか言いようがない。「101日」クロアチアの映画。電波少年を思い出す話でプロデューサーが主役。テレビ番組で閉鎖環境に入った人たちは核シェルターに居たという話。クロアチア映画は珍しいと思ったものの、手ぶれや場面転換が多くて見てるだけで気分が悪くなった。「ソルト」アンジェリーナ・ジョリーのスパイ映画。100分を切っていて見やすかったが、もうすぐ終わりそう・・・というシーンが何度も続き過ぎで、何のために戦っているのかよくわからなさが最後はある。ここだけの話ずっとミラ・ジョボビッチが主演と思って見ていた。何を間違ったのか。■14日は母と母方の祖母とイルカ島と鳥羽の赤福に行った。2年前までなら絶対に行かなかったけど、父方の祖母の死を考えると冥土の土産を考えてしまう。15日は台風で夜にどしゃぶりと暴風ですごかった。深夜3時に停電になってしまい、描いてる絵がセーブ直後で良かったが、その後はもう不貞寝するしかなかった。翌日からクーラーが効き始めたように外は涼しくなった。21日は名古屋に行った。電車の中で去年6月に横井庄一記念館で貰った「鎮魂の旅路・横井庄一の戦後を生きた妻の手記」を読んでいたけど、詩や記事や手記などがちゃんと構成されずに入っていて、ひまつぶし・趣味で出したにしてももうちょっと順序良く書いてほしかった。一番知りたかった島で仲間と、別々に住むことになった理由がしっかり書かれていなかったのは残念。名古屋では愛・地球博記念公園に向かった。藤が丘からモノレールに乗らず、歩いて7.5km。いい運動になったけど寂しい道だった。愛・地球博だけど当時自分は批判して他の名古屋サポから白い目で見られた。そして僕は今でもあの博覧会は好きではない。森を叩き割って「自然の叡智」のテーマは大いなる矛盾だ。愛知万博の成功失敗うんぬんではなくて、他のテーマにして欲しかったし、名古屋駅の広大な空き地だった笹島で博覧会はして欲しかった。公園を1時間歩いた後瑞穂に向かい酷い試合を見る。22日は今池のホテルを出たら祭りをしていた。こんな繁華街でもわざわざするんだなと感心したけど、たこ焼き・ウインナー・ゲソ焼きを食べたら急激にお腹の真ん中が気持ち悪くなり、太田胃散を買って体調を直した。その後岐阜に向かった。FC岐阜の試合を見る予定でホテルを取ったんだけど、肝心の試合チケットが珍しい大垣のスタジアム開催で売り切れていて見れなかったので、代わりに岐阜県立美術館に向かった。オディロン・ルドンというよくわからない画家の展覧会をしていて、内容うんぬんより芸術に触れるということがとても良かった。。やはり自分は世間の誰にも認められなくても、こういう絵を見に行って影響を受けて、また絵を描いて生活していたいとか思ってしまう。23日はホテルを出て岐阜の昆虫博物館まで歩く。昆虫はフィギアみたいにつるつるしていたけど、こういうものを見るのは珍しいせいか楽しめた気がする。その後急いで名古屋に戻り、Zepp名古屋の近くの映画館で宮崎駿の「風立ちぬ」を見た。話は飛行設計士の人生をゆっくり追うようにつまらなく退屈に過ぎていくけど、何かがひっかかって不満も無く見れてしまう。終盤の妻との絆に泣けるけどただそれだけじゃない。時代に追われ、夢に生きた主人公に憧れを抱いた。そしてこういう「我がまま」ともいえる映画を作った宮崎駿の、引退映画として「らしい作品だな」と思った。この後帰っても3日間歩きっぱなしだったので気持ちのいい疲労がずっと続いたが、日々少し寒くて頭痛が増えた。今月の教訓:見たい気分じゃなくても美術館には行くべき。外では薬を持つ。(9月30日)


2013年8月
は毎日信じられないほど暑かった。「ムシムシと暑いね」という感じはなくて、外に出れば少し白いフィルターを通す視界で、死の危険を感じて無言になって体調も悪い。昼間は毎日35度以上の日はザラで救急車もよく走っていた。まず雨を全然見ないのがいけない。夏といえば台風や夕立だけど例年より全然なかった。24日にやっと雨が降って涼しくなったけど遅すぎた・・・今年はクーラーが壊れてほっといたので毎日しんどかった。絵はイラコンを2回出して11少年を10p描いた。1日には部屋の近くに蜂の巣ができそうだったので殺虫剤で退治をする。でも他の場所にできていた。面倒なのでスルー。■見たアニメ「TAIGER&BUNNY」いわゆるタイバニ。落ちぶれヒーローとその仲間達のヒーロー活劇だ。主人公のおじさんをジャック・スパロウと同じ声優がやっていて、とにかく見ていて楽しい。そしてヒーロー達の服装にサッカーのユニフォームのように現実のスポンサーを付けて、視聴率やヒーローのポイントを争う設定は面白い。後半からはそれが核となるから感心してしまう。後期OP・ED曲はイマイチだったけど、キャラデザインが桂正和でイカしている。ヒーロー8人のバランス良くて全員家族のような愛着を感じてしまった。続きは映画ではなく第2シーズンが普通に見たいね。それにしても、これが男より女性に人気があるとは・・・時代は変わった。映画「バーレスク」ミュージカル系の映画は好きで、たまにジーンケリーの「雨に歌えば」「パリのアメリカ人」を見たりする。今回見たバーレスクはショーで働く女の物語。現役のミュージシャンなので歌もダンスも見事だ。本当アメリカ人はこういうのは大得意だ。しかし店がつぶれるかどうかの問題なのにショーは派手で、節約する気配ゼロなのは矛盾を感じてしまったな。映画「ハンナ」殺し屋に育てられた16歳の少女と父の逃亡劇。少女は美しいので半分は成功しているが、あまり強くない。ボーンシリーズのように旅行をしながら目的地に向かうのは少し楽しいが終盤グダり過ぎ。■読んだ本「それから 14歳太平洋単独横断」14歳がヨットに乗って太平洋横断というのは「スゴイ!」と思い、読み始めたけど面白くはなかった。前半は新潟に住む少年が太平洋横断する話。はっきりいって中学生の文章で読みづらく、航海やヨットの専門用語を使っていて、爽快感や苦しみもそれほど見せず、読んでいて楽しくはない。後半は学校の先生や周りの人の感想、それに大阪の大会に出場と「載せる必要あるのか・・」と思う話だ。本は最初から最後まで文章が詰まっていて読んでいてだるかった。東野圭吾の文章のウマさをまた思い出したけど、もっと編集が介入して読みやすい本にして欲しかった。自分はこんなアクティブな男に憧れたけど、14歳だった男はいろんな仕事をして、今は九州で自然に関するNPOをやっているんだそうだ。「カレーライス!!」有名作家が集まって書いたカレーのエッセー集。文章が上手い人ほど売れていると思わせる内容でもあった。この本の影響で自分の住む近辺でもカレーを食べることが増えた。伊勢市の五十鈴川駅近くのoranger B Cafeのカレーは少し美味かった。「グリゴリ」別冊マガジンのSFバトル漫画と書くと何かが違うが、丁寧な線と真似できないセンスを見せる漫画。話は2巻で完全打ち切りは残念を通り越している。他の雑誌で長期連載を見たい。「コラソン サッカー魂」得点力不足に悩む日本代表にヤバいFW戌井凌駕がエゴをむき出しで戦う。最初はちょっと安っぽい感じがしたけど、作者のサッカーに対する情熱が高かった。日本に凌駕のようなFWが必要と読者にわからせる力が伝わって最後も後味も良かった。全13話でアニメ化して欲しいくらいだけど、現実はこの漫画を越え過ぎてしまったなと思う。「鬼燈の島」少年少女達は大人に逆らい、その島から逃げようとする。初めて読んだけどウマい漫画家だ。絵はサザンアイズぽいなと思ったけど読むほど全然違うとわかる。動きが秀逸でペンが走っている感じがすごい。登場人物の動き方、背景のバランスと大きさなど、島を舞台の漫画はこう書けばいいのかと納得するものがあった。しかし臭い立つエロさは必要なのかな?と思うけど、本を売るためにはこれくらい無いといけないのかもしれない。■遊んだゲーム「428〜封鎖された渋谷で〜」セガサターンで一番面白かったソフトは?と問われたら「街」というゲームが思い浮かぶ。たくさんの役者を使った写真と、多くの人物が折り重なる誰にも真似されないサウンドノベルの最高傑作と言ってもいい・・・。その街と同じメーカーで舞台も同じ渋谷のサウンドノベル「428」が出ていたので、PSPでやってみることにした。しかし開始5分でPSPでやるのを後悔した。もっと大きなテレビ画面でやりたいとあっさり思った(428はWiiとPS3で出ている)。ゲームに関しては文句無し、「街」ほど濃くなく作られ、シャープに楽しめた。このゲームも街と同じく面白かったが同じように売れなかった。何かが足らないんだろうな・・・このシリーズって。しかし「街」発売からもう15年か・・・当時のゲーム動画見たら古臭く感じて信じられなかった。■8月は婆さんの死去に伴う盆の雑用が結構あった。と言っても親が率先してハリきってやっていて、自分がやったのは盆踊りのやぐらの組み立ての手伝いと、盆踊りの毎日の出勤と、片付けの手伝いくらいだ。どれも自分が手伝うより先に人が動き出して、周りの人が「楽しんでいる」という感じがすごくした。盆踊りは恥ずかしくて中学以来したけど、やってみると少し楽しい。その理由は自分が住んでいる所の踊りは雑で楽ということ。歩きながら両手を動かしながら歩いて、一回手拍子、誰でも踊れすぎる。名古屋から来た弟夫婦も苦笑しながら踊れていた。盆踊りは13日(22時終了)に始まり、14日(23時終了)は二重で人の輪ができて仮装もあってにぎわっていた。100円のカキ氷も売っていて美味かった。15日は2日前より人が少なく売店も出ていない。10時に終了したら全員がすごい速さで片付けていたのは驚いた。地域の行事はくだらないと思うことが多かったけど、違うかもしれない。24日は名古屋に行った。まず14時に港区のサッカー場で天皇杯愛知県決勝を観戦。試合は一人少なくなった中京大がトヨタ蹴球団を押すという変な展開だった。最後はPK戦でトヨタ蹴球団が勝利したが、無料試合らしい野試合だった。試合後は太平洋フェリーの乗り場に向かった。今年の年末は仙台に行こうと計画しているのでロケハンというわけだけど、年末のスケジュールを見たら船が出ていない。さてどうするか・・・。それにしてもフェリー乗り場から駅まで遠い。19時のセレッソとの試合はドロー。代表柿谷効果で1万8千人も観客がいた。翌日は宮崎駿の「風立ちぬ」を見に行ったら、満席でもう見るのをあきらめて、小雨の中ど真ん中祭りを見ていた。笑顔で踊る姿は「生きる目的とか生きる楽しみ」を少し感じた。今月の教訓:夏は濡れたタオルを持ってるだけで涼しい。ホウ酸ダンゴは虫に効く。左わき腹が痛くなったら、ご飯の量を減らす。(8月31日)


2013年7月
は七夕に梅雨が明けて完全に夏だった。年々暑さに弱くなると書いたけど今年はさらに駄目だ。晴れた日はもう朝起きたら頭のねじがおかしな方向に刺さってる感じで、「暑さで死ぬんじゃないか」と思う時が多い。毎日ニュースで暑さで数百人が病院行き、1〜3人死んでるけど、もっと被害は大きいんじゃないのかと思う。あとよく水分はこまめに摂ってくださいと言うけど、飲みすぎて簡単に腹痛になるのが今年は多い。26日に髪を切ったらだいぶ涼しくなった。今月の活動は漫画家の日雇いみたいなのに登録するために絵を描いた。今月一番心に大きかったことは、ヤフオクで3年間使っていた佐川急便に頭にきたことだ。この3年間は定価の3割引の契約で、500以上商品を運んでもらって佐川急便に愛着さえあった。でも今度から元払いだと値段が高くなるので、月に一回まとめて払うことにしてくれば今の3割以上安くなると言われて受け入れたものの、月に一回の請求を見て安くなるどころか定価で請求されていて唖然とした。「話と違う」と怒りが沸き起こったが、電話でごまかされる有様。しょせんこの口数の取引ではなめられると証明されてガッカリした。最初から「今度から定価でしか取引ができない」と言ってくれた方が絶対良かった。■読んだ漫画「恋染紅葉」ジャンプのラブコメ漫画全4巻。アイドル二人が平凡な男に恋をするという、夢のような・・よくある物語だ。絵も綺麗だし、話もソツが無い。それでも4巻で終わったのは世間の注目を浴びるほどの何かが足りなかったのかもしれない。このラブコメで思い出したのは「らぶひな」だ。9割ギャグとエロコメディだけど締まるところは強く、緩急がウマかったのを思い出す。「水使いのリンドウ」江戸時代のようなファンタジー日本で起こる冒険譚。申し訳ないがあまり面白くなかった。まず水使いという能力がよくわからない。たぶん波紋使いみたいなものなんだろうけど、ナレーションみたいなものを入れて説明してほしかった。登場人物もよく喋って話を展開させるけど・・よくわからない。この漫画家の他の作品は読めていないけど、ファンタジーが向かない人というのは少しわかった。「最強伝説 黒沢」福本伸行の漫画は好きな人が多いけど、自分もその一人だ。そしてこの漫画もやっぱり面白い。中年男の悲哀とギャグで物語が進みながら、カイジとは変な方向に読者を楽しませる。話に少し強引なところはあるけど最終回が素晴らしくて涙がポロポロと出た。作者は東日本大震災で3000万円寄付したことも思い出し、人間として男として強い元気をもらった。しかし、最近これの続編が始まったのは・・・このまま終わったほうが良かったんじゃ・・・ま、いっか。面白いから。「P2」ジャンプのスポ根卓球漫画。絵が柔らかく、すごく手馴れて描いていてかわいい。でも漫画は7巻で打ち切られてしまい、結果的に主人公がほとんど試合をしていないことになってしまった。いや、試合をしているけどほとんど負けていた気がする。同じ学校のメンバーは大活躍なんだが・・・とにかく弱気で力も技術もない主人公を育てようと遠回りをしているうちに終わった感じ。漫画とは主人公が迷惑なくらい最初から周りを引っ張らないと駄目なんだなあとわかった。「Theチェリー・プロジェクト」セーラームーンで有名な武内直子の作品全3巻。フィギィアスケートの恋物語。セーラームーンは読めていないけど、才能がある漫画家ってのはビシビシ感じた。しかしこの作者はセーラームーンの超ヒットで、作品が少なくなってしまったのでは?と勝手に思う。「GREEN〜農家のヨメになりたい〜」農業好きな男に一目惚れして、男の家に押しかけた女の、農業と田舎生活で四苦八苦するギャグ恋漫画?。終始ゆるい漫画だけど、男は大病院の息子って設定はいらないかなあ。最終的に惚れた理由がこれという気がしないでもない。しかしこの作者がこの後「のだめカンタービレ」で化けるとはね・・・。信じられん。■読んだエッセー「人生のけじめ」(上坂冬子)タイトルが気になって借りたけど、何のことはない。ただのコラム集だ。作者は元軍国少女で結構強気で日本の弱腰外交を批判し、いら立ちを見せる。言ってることは正しいかもしれないけど、どこか納得できない年齢の溝を感じる。ただ生涯独身でノンフィクション作家として筋を通して生きる姿に好感は持った。作者は4年前に死んだが。■見た映画「変態島」たまにつまらないとわかっていても、つまらなさそうな映画を見たい気分がある。そして見たのがこの映画だ。津波で子供を失った夫婦が旅をするという話。良かった面はアメリカ舞台でなく、全部タイで話が終わる。現地の夜の怪しい景色を見れて、常に汗が流れる熱帯の世界はいい。悪い面は多すぎて困るけど、まず見ていてストレスだ。母が狂っている。そして救いようがない深夜のノリ。この手の映画お得意の芸術性とかそういうのは感じず、かといってエロが多目かと思えば違うし、タイトルの「島」も「変態」も関係ないだろ!と突っ込む。そういう映画。「ロック わんこの島」実話を元にしたフジテレビのファミリー向けの映画。三宅島が噴火して家族も犬も離れ離れになるけど・・・という話。犬を飼ったことがある人や、小さな少年が好きな人には涙が出る映画に思う。自分は最初から引いていて一滴も泣けなかったが、少年の泣き演技は本当に見事だった。しかし最後に4年後とはいえ少年役が全然別の子が登場したのは何とかしてほしかった。というか似せろ。あと子供にも見てほしいのなら映画は100分以下にできたはず。三宅島は20年周期で噴火するからあと8年くらいでまた噴火か。「花咲くいろは」旅館で働くことになったヒロインのアニメ。働くことを話の主軸にしている点は「千と千尋〜」と同じだけど、これは萌え要素アリでさびれた温泉宿で働く女子高生というのが違う。アニメは気合の入った背景が本当に素晴らしくて、映画じゃないのにこの背景が続くのに驚く。ただ話は終始ヒロインにイライライライラして仕方がない。そこは萌え要素でフォローされているんだけど、「またか」とため息が出てしまう。このアニメを形容するのに皆が使ってた言葉が「朝の連ドラをアニメにした作品」、その言葉に最後まで納得してしまう。最初から最後まで変なファンタジーに頼らず、丁寧な高級旅館のような雰囲気は見事だった。最終回も上手くて綺麗な終わりだった。アニメ内の祭りを現実の祭りとして再現されるくらい影響力があったのも当然かもしれない。このアニメを見て高い温泉宿に泊まりたくなったけど、男一人で一泊1万5千円は無理だな。「魔法少女まどか☆マギカ」ミステリー色の強いふた味違う魔法少女アニメ。2年前話題になっていて前から見たかった。で、見終わった感想は「10代〜20代なら感動に震えた」というところだ。これは自分が年をとって楽しめない部分が結構あった。このアニメで魔法少女が作られる仕組みはウマい。魔法少女になったが最後、終わらない因果が待ち受けている。魔法少女達はそれをなんとかしようとするのだが・・・。登場人物に無駄が無く、王道プリキュアの隙を突く展開を見せ、制作会社のシャフトもすごい世界を作っている。でも・・・どこかくどいギャルゲーのような鬱陶しさがある、あと「アニメーション」だからもっと動きで楽しみたい面もあった。ついでに言えば全12話はあまりに少ない。アニメ史に残るのはいつも25話以上放送されたものばかりだし、「もっといろいろあっても良かった」。年とると粗探しばっかしてしまう。情けない。■7月13〜15日は県外に出かけた。13日土曜は瑞穂で鳥栖に辛勝する試合を見た。予報は降水確率0%だったのにずっと小雨が降っていた・・・。こういうときに限ってレインコートを持っていないからアホだ。翌日は1年ぶりに弟のマンションに行った。行ったのはこれで2回目だけど頭の中の鮮明な記憶に残っていたからか、2回目とは思えない既視感を感じる。昼食は30分ドライブしてセントレアの対岸のマルハ食堂に出かけた。ここでは行列ができていてなんと1時間半も待った。行列とは一人だと死んでも並ばないけど、人と一緒にいるだけでそんなに苦にならないから不思議だ。今回も弟夫妻といろいろ話をしたけど、自分を卑下する話をし過ぎたように思う。「最近太りやすくないか?」と言われても嬉しくないよな。普通。その後帰って3時半にマンションを出た。弟からPSPを借りたので今度ソフトを買って遊んでみよう。あいかわらずの駄目兄ぷりに思うが。それから岐阜の美濃太田へ向かった。JR名古屋から美濃太田行きの切符を買うより、名古屋から岐阜駅へ行って一回降りて、美濃太田行きを買ったほうが切符が安いから不思議だ。美濃太田は静かな田舎街だ。近くに大きな川が流れていて、テレビのニュースでよくある川遊びで死んだ話は、これを見たら「そりゃ死ぬよな」と思う流れだ。この街で不思議なのが夕方になると、とんでもない数の鳥が来るということだ。テレビで知っていたけど、なんでこんなに来るのかわからない。翌15日朝6時に起きて長良川鉄道の一両車両に向けて郡上八幡へ出発。外の景色はとても良かった。電車に1時間半乗り、郡上八幡駅に到着。駅を降りたらヒノキと水の香りがぶわっと鼻に入って気持ち良かった。そこから歩いて郡上八幡城を目指す。距離的には3kmくらいだけど脇道が多くて川の景色が多くてながめたり、最後に坂もあって結構時間がかかった。城は朝の8時から開いているのは良かったけど、床が木でできていて怖い。割れそうだ。そこから別のルートを通ってご飯を食べて帰る。郡上踊りで有名な通りはとても綺麗に整備されている。時間があればいろいろ味わいたい所だったけど11時半の電車で急いで帰った。あとあと考えたら名古屋から郡上行きの高速バスがあった。お金と時間の無駄だったかも。28日は母方の親族と鳥羽のおばさんの墓参りと二見に行った。今月の教訓:暑い時は髪を切った方がいい。人と長時間居るときはニキビに気をつける。何もしなくても日は過ぎる。(7月31日)


2013年6月はしっかり梅雨らしい時期だった。毎日曇ったり小雨だったりするけど、6月13日に晴れたらもう30度を越えて倒れそうだった。結局そのあと曇りの毎日が続いた。服はもうこの日から夏服だ。扇風機も出した。この季節は夜の7時でも空は明るい。外ではカエルがうるさかった。今月は頻尿気味だった。午前2時に寝ると朝の7時頃に尿意と共に目覚めることが結構あった。今度こそ肝臓系の病気かもしれないが、季節の変わり目だからかもしれない。今月描いたのはアフタヌーンの8ページの出だしで勝負大賞に応募(掲載)した。手ごたえは低いが、ある所からメールが来たのはよかったかもしれない。■今月聞いたネットラジオは、いろんなのを聞いていたけど「ラジオドリームクラブ」というキャバクラのゲームのラジオ番組が良かった。エロで馬鹿で少しピュアで愛のある番組で、ゲームとしては微妙な位置だけど、何か良かった。これは自分が中年に近いからかもしれない。あと「能登麻美子のおはなしNOTE」ただの朗読の番組なんだけど、浦島太郎の話には結構くるものがあった。ちょっとしたきっかけで仮想の世界に遊び呆けて、現実に帰ったら親はとっくに死んでいて、最後自分が年寄りになる・・・身に染みてしまう話だ。■見た映画「クリスマス・キャロル」ブルーレイで出ているから最近の作品かと思ったら、30年前の作品だった・・・最初はガックリときたが見たらとても良かった。話は街に住む商人スクルージ爺さんはケチで寄付もしない困った男、でもクリスマスの晩に3人の亡霊に出会って変わるという話。話の大筋は知っていたけど、主役の爺さんの演技が上手いのが見事。舞台を見るようだった。10年前に見ていたら「あるある」で済んだ話も、自分が年をとったことにより身にしみてわかってしまう展開ばかりだった。しかしあの夜の後、爺さんは豹変しすぎだな(笑)。自分はこの爺さんはクリスマス前もそんなに悪い奴には思わなかった。高い税金も払っているし、家具は泥棒に与え、資産は甥に渡ったんじゃないかと勝手に思うわけだが。「メン・イン・ブラック3」なぜか10年ぶりに作られた続編。ここまで1〜2作目を超える気配がない3作目も珍しい。もはや外伝のような雰囲気があるけど1,2作目は好きだったので続編を作ってくれただけでありがたさすらある。ただ10年の歳月は大きすぎた。「メリダとおそろしの森」ピクサーのCGアニメ映画。中世のスコットランドを舞台にした家族の物語。話より何よりヒロインのメリダの髪のCGがすごい。もうこれだけでキャラ立ちが成功している。しかし、メリダはあまり活躍しなかったな。弓を持つ絵は綺麗なんだが。■読んだ漫画「アイシールド21」数年前ジャンプのスポーツ漫画の看板だったアメフト漫画。スポーツの面白さあり、笑いあり、感動ありの熱い漫画で、原作者のアメフトの面白さを伝えるために計算されつくした物語と、作画を担当する村田雄介のダイナミックで天才的な絵が突き抜けている。流石漫画誌頂点に立つジャンプ漫画とうなる。この漫画はとにかく欠点が少なくて、無理に粗探しするなら最後のシリーズと主人公の影の薄さくらいだろう。漫画としたら98点で残りの2点はアメフト漫画だけにあまりに計算され尽くされたこと。それにしたってマイナスではないが、まあしかし村田雄介の漫画を描くのが楽しくて仕方なさが伝わる見事な絵といい、普通に感心してしまった。「ルーキーズ」ドラマにもなったこの漫画。自分もリアルタイムで読み、途中で読まなくなって、どこか気になっていたけど24巻で終わったのが不思議に思い再び読み始めた。この漫画は不良達が野球を始めるというストーリーながら、野球の描写が野球漫画に負けないくらい面白い。はっきりいって40巻以上出ないとおかしいと思い、最後まで読んだけど終わった理由が全然わからなかった。最後の2巻で急に収束に向かったけど、もっと続いて欲しかった。不良が最初の試合で涙を流しながら野球をやった時点で終わっていたのかもしれないが。ところで自分だけかもしれないが森田まさのりの絵は、漫画業界や漫画ファンの中であまり話題にあがらない気がする。これだけ背景に手抜きなく、熱く眼力ある絵を毎週描くなんて凄いんだけど・・・題材が不良だからか?(関係ないけど自分はこの作者の代表作「ろくでなしブルース」が、もっといいタイトルだったら、かなり売れていたって昔から思っている)。■6月8日あたりに婆さんの四十九日で6時頃起きて地域中に粗品を配ったり、翌日寺でお経を聞いて墓と家でお経を聞いたりした。22日〜23日はコンフェデでJの試合も無いので、琵琶湖の方にドライブに行ってきた。目的の離島巡りもできて彦根や琵琶湖の周りの景色に気晴らしにはなったけど疲れた。やっぱり高速道路を使わないと疲れるんだなと今さらのように思う。みんな高速を乗るのか以前より1号線の車の数は激減したように感じる。疲れで日曜の夜は11時間も眠ってしまった。でも、またドライブしたいなという自分らしくない欲求が出てきた。次はどこに行こうか・・・今月の教訓:道は少し遠回りでも車線の多い国道を走る。結局そっちの方が早いし、周りに店も多い。(6月30日)


2013年5月
はとても気候が良くて、すがすがしく毎日を過ごせた。前半は相変わらず風が強くてひんやりする時もあるけど、もう後半からはじんわりと暑さが見えてきた。寒さも消え、花粉も無くなって一段落だ。でも週に一回くらい蚊に刺されて両足がかゆくて仕方ない状態になる。しかし5月くらいになると、1月に考えた目標が半分どうでも良くなってきている。GWは11少年8話ばかり描いていた。でも最終的に原稿を9分の1に縮小するので出来が酷く思えて仕方ない。今月は先月死去した婆さんの影響の大きさを感じる一ヶ月だった。あんなフラフラしていた老人でも長い年月で多くの人に影響を与えたんだなと感じる。自分が死んでもここまで影響が出るとはとても思えない。考えるほど悲しくなるので、あまり考えないようにしているが。■見た映画「トロン レガシー」仮想世界に入ってしまった主人公が戦う物語。前作が20年以上前で、これだけ間があれば見なくていいだろう・・・と思ったけど失敗した。ちゃんとした続編ぽかった。仮想世界は洗練されたマトリックスのようで綺麗だけど、最後に現代に戻った景色の方が、よっぽど美しいんだからそれは上手かった。話に関しては普通。「ミッション:8ミニッツ」何度も同じ8分間に戻り未来を救う話なんだけど、話はそう簡単ではない。SFでありミステリーでもある、最後も含めてよくできていて普通に感心してしまう流石なアメリカ映画。タイトルは原題の「ソースコード」の方が良かったんじゃ。「ソーシャルネットワーク」フェイスブックの誕生と成功の裏にある光と影の物語。万人向けではないけど面白く見れた。ただこの作品は鑑賞後にウィキペディアで確認して納得する話だった。後々考えれば登場人物の1人が映画作りに協力したおかげで、その人物が主人公のようになってしまっている・・・。また現実の人物に悪影響が及ばないように、誰も傷つけないように注意を払い続けた内容ってどうなん?それ?とは思う。「バイオハザード5リトリビューション」バイオハザードはB級映画としてかなり好きな映画だ。テレビで放映されるバイオハザードはネットを介して皆で突っ込みながら見ると馬鹿馬鹿しくて楽しいが、一人で見ると冷笑するだけの映画だ。今回は前回よりバトル多めで面白かった。この馬鹿さいつまで続くのか、なんだかんだ言っても毎回楽しみだったりする。■見たアニメ「フレッシュプリキュア」フレッシュプリキュアはプリキュア6作目で、なんというかかなり王道の魔法少女アニメだ。主人公の桃園ラブはドジっ子で底無しに明るく、よく食べて楽しいヒロイン。敵である東せつなですら味方に変えて、自分の家族にむかえようとする強さもあり、笑顔と強気で壁を乗り越えていく。ただアニメの背景が雑で、キャラの絵も手抜きや崩れがあったり、いいのかこれ?と思うこともしばしば。さらにこれ以降のプリキュアと比べると、物語に何も考えていないような底の浅さも見える(それがいい面もあるが)。赤ちゃん妖精も最後まで可愛いと思えなかった。とはいえ、街中に知られたヒーロープリキュアとして活躍するのは面白かった。最後の方で家族に正体をばらしたり、ラブの少し甘酸っぱい恋物語が描かれたのも、これ以降のシリーズで(今のところ)行われていない面白みもあった。最初から最後まで、せつながいいキャラで終盤はホロリときたし、敵が味方になる姿など久々に味わう爽快感のあるアニメの最終回だった。「フレッシュプリキュア おもちゃの国は秘密がいっぱい」映画版フレッシュプリキュア。途中から卑怯なくらい泣ける映画だった。テレビを買ってからずっとプリキュア見てきたけど、フレッシュ以前の5作(5年分242話)見るのは控えよう・・・疲れてきた。「マクロス・フロンティア-イツワリノウタヒメ-」テレビ版マクロスFの映画化。マクロスFはこのHPにイラストページがあるくらいすごく好きなアニメだけど、どうせ映画版はテレビの総集編に3割足した程度だろうとタカをくくっていたら、「これは映画館へ行っても良かった」という出来に仕上がっていてビックリ。というか一部の背景以外全部書き直していて、ほぼ新作だった。まあ、これはテレビ版を全話見た人専用の映画と言ってもいいかな。とにかく自分が10代だったら、マクロスFに青春のすべてが詰まっているとか、わけわからんこと考えさせるほどのアニメだ。「マクロス・フロンティア-サヨナラノツバサ-」続いて後編のサヨナラノツバサも視聴。なんというか久々にマクロスFを見続けて、ほんの2〜3年前のマクロスFに夢中になって、ニコニコで過去のラジオや歌を聴きまくったり、イラストを描いてコンテストで副賞として貰ったポスターをオクで△千円で売った記憶とかいろいろ蘇ってきた。それくらいマクロスFは夢中になったのだった。変形ロボのバトルと恋の三角関係とアイドルの歌の素晴らしさここに極まる・・・という感じ。ラストはネット上の評判ではアレだけど自分は好きだな。■読んだ漫画「奏光のストレイン」5話で終わるドラゴンコミックのロボット×少女マンガ、アニメ「トップをねらえ」に似ている。漫画でロボットモノは無謀だとかいろいろ考えるけど、それより思うのが「漫画が描ける者は周りが99%売れないと思われても、こうやって本として形に出されたら、生きてきて後悔は無さそうだな」ということ。「ナイン」あだち充の35年前の野球×恋愛漫画。大体の基本路線は当時も今もそんなに変わってないんだな・・・と思うが、相変わらず漫画のウマさがある。主人公は天才選手でなくて、脇役の眼鏡男子がチームの柱だ。でもこの眼鏡男子は第一話で下着ドロをしたのが最後までひっかかった。むしろあれを知られたから頑張ったのかもしれない。この作者で好きなのは野球やスポーツと同じくらい大切なものが、女にあると説いていることだ。十代の自分に理解ができたらなあと思う。漫画は他に「アイシールド21(31巻まで)」「P2(6巻まで)」読む。■25日は名古屋グランパスとセレッソ大阪の試合を観に大阪に向かった。今回はサッカー以外の目的は無いので、大阪駅周辺に何か商業施設ができたので観に行くことにした。駅を降りて少し歩いて驚いた。大阪駅が馬鹿でかい建物になっている。巨大な門のような構えがなかなかすごい。中に入っていくと大阪駅ホームの真上に広場があって、その上に大きな屋根が被さっていたのは、ちょっと未来都市みたいで目まいを感じる。ビルの天井まで続くようなエスカレーターを乗ると、緑のある中庭階に行けたのも普通にすごい。その後グランフロントという施設は歩いたけど、そこは普通。その後、空中庭園というビルに行った。大阪駅ほどお客さんは居ないけど、外国人やカップルも居る観光名所みたいだ。しかし、久しぶりに高いところに登って怖かった。真下を見ると両手に嫌な汗が吹き出てクラクラする。写真を何枚も撮り、怖いので逃げるように降りる。夕方になったのでたこ焼きを買って19時の名古屋の試合に向かうも・・・なんとも情けない試合で負けてしまった。これで1ヶ月勝ち無しの14位。降格が見えそうだが6月はJ中断なので挽回に期待したい。試合後は急いで神戸三宮に向かう。大阪と神戸は近いんだけど乗り換えやなんやで23時に到着。意外と遅い。26日は神戸サポの人と昼食を食べに行った。フロインドリーブという教会を改造したカフェに行ったら行列ができていて、1時間以上待ってやっと食事ができた。味は美味い。ただ500円のコーヒーとかだから美味くて当然と思う。その後神戸ウイングに向かうと、気がついたら16時の試合がもうすぐだった。神戸サポの人とは3時間以上話をしたけど、何を話したのかほとんど覚えていない。テレビとか服の話をしたんだが・・・「これは去年話した」「これは3年前話した」そんな既視感ばかりを感じる。神戸の試合は山ほどの決定機を神戸が決められず、逆に鳥取に決められて、神戸は退場も出して終了としょっぱい試合だった。自分が行く神戸の試合はこんな試合ばかりだ。試合終了と同時に地下鉄に早足で向かい、阪神、近鉄と乗り継いだけど、最後地元の駅に着いたのが午後10時半だった。今月の月誌は文章が長くなったけど、毎日大したことはしていない。今月の教訓:この季節はすぐカビが生えるので、余ったご飯はすぐ冷凍庫へ。(5月31日)


2013年4月はおだやかな日が続いた。ただ町の新しいゴミの分別にはうんざりした。服やビンの色は分けてもいいけど、ポテチ袋や納豆の容器を洗ってまで分別する気にはなれない。4月の半ばには近所で火事があった。他の地域の人が近所で火事があった話を聞いても対岸の火事にしか思わなかったけど、自分の近所だと身に染みて怖さがわかった。動画ではよくドキュメンタリーを見ていた。特にアメリカの食事や食料事情に関しては面白かった。大きすぎる農場で大きすぎる刈り取り機で野菜を刈り、大きな工場で大ざっぱに商品にする姿には繊細さがなくて苦笑できる。味はともかく量じゃ絶対勝てない何かを見た。今年は桜が散るのがスゴク早かった気がする。夜はよく庭で夜空を見ていた。でも4月半ばから蚊が出てきた。19日から急に寒くなって風邪をひいて軽い頭痛とのどをずっと痛めた。この時期にひいた風邪も簡単に直らなくなっている。下旬に来て花粉もまだまだきつかった。■見たアニメ「スタードライバー輝きのタクト」設定が島というだけで興味があった。ロボットものだけどSF・学校生活や恋愛・友情・戦い・セクシー・ラブコメ・流行の声優と、とにかく盛りだくさんだ。話は学校の生徒が敵と味方に分かれているのは面白い。ただ登場人物の親や大人が少なすぎるのは欠点になった気がする。やっぱりロボットものは子供が大人を乗り越えるという過程が見たい。これでは子供同士の喧嘩だ。また男二人にハーレム設定はアリにしても女性が十数人とあまりに多い。特に途中から女二人追加は無しにして既存のキャラの過去を掘り起こして欲しかった。そもそも戦う意味がエヴァ以上によくわからないのが一番苦しい。絵は綺麗だし、音楽もいいし、秘密結社綺羅星十字団の挨拶「綺羅星!」は気持ち良くて、少女の歌と共に戦いが始まるのは面白いけど、惜しい所が多い気がする。一番に思うのは「何かに合えば」これは佳作を超えたかもしれないということかな。これも自分が若ければ青春を感じて心に残った作品だったろうが・・・■見た映画「127時間」峡谷で遭難した男のノンフィクションを元にした映画。そんなので遭難?嘘だろ?とまず思うけど、現実にあったから説得力がある。結構見る者にショックを与える映画でいろいろと身に染みてしまう。凄いと思うのがこれが94分の映画。短い時間でいい作品を作るのは尊敬する。内容の重さを時間で軽くしたことに成功している。■読んだ漫画「詭弁学派 四ッ谷先輩の怪談」(3巻)絵が上手くて、怪談という難しいテーマに挑む、才能ある若手と思う。近い未来ジャンプの星になるかも?と思わせるけど、この漫画自体はそんなに面白くはないんだよな。10代ならイケたかも。「QあんどA」(全6巻)久々に見たあだち充作品だけど、う〜ん・・・と思う。高校野球がからんでないから、お化けとなった兄と弟とヒロインの軽いギャグ漫画かハートフル漫画になるんだけど、予想していた範囲の漫画でしかない。また恒例となっているパンチラも、今の時代ネットで携帯やパソコンで何でも見れるから「毎回は別にいい」とすら思う。しかしあだち充特有の場面転換で、1ページ半を背景を使うのはちょっとうらやましい。「美女塾」自分をビッチと名乗って、玉の輿を狙って失敗するのは少し面白かったが話はあっけなく終わりすぎ。他に「リトルポップ」「ガンツ(35巻まで)」「アイシールド21(3巻まで)」を読んだ。■今月は県外へ出かけなかった。本当は4月27日名古屋、28日岐阜とJ観戦連続に行く予定が、自分のお婆さんが4月21日急に亡くなって、とても行きたい気分じゃないとホテルをキャンセルした。でも翌日になるとやっぱり開き直って行っても良かった。でもそれくらい家族が死んだ怖さはあの時大きかった。今も婆さんの死んだ顔を思い出すと食欲などが一気に失せる。また婆さんに対する後悔も大きい。孫なりに普通の対応だったと思うが、普通では後悔することが多すぎた。そして親も10年しないうちに死ぬかもしれない、そして日ごろ大してお金も稼げていない自分は乞食になるかもしれない、なんとなくで生きている怖さをヒシヒシと感じる。「いい年した大人」というのは、10代の様にサッカーやアニメや漫画を楽しんだり、ウェブラジオなどかかさず聞かずに、早くいい所に就職し、結婚し、子供を産み、死ぬまで必死に働くのがベストなんだと押し付けられるものを感じる。お婆さんの話については他で書く予定。でも書く必要はないかもしれない。今月の教訓:人は必ず死ぬ。自分はその後どう生きるか考える。家族の死は自らの覚悟より、後に生きていく準備が一番必要。(4月30日)


2013年3月
は毎日花粉を浴びる日々だった。止まらない鼻水に目も痛いけど、毎年の慣れでわりと普通に過ごせた。そして今月も映像ばかり見ていた。「レンタルDVD・動画サイト・土日のサッカー中継」この3本に夢中になり過ぎだ。毎日・・・そればかりも・・・とは思う。同じ歳の人間で自分と同じことをやってる奴は誰もいないだろうな。2ヶ月前に買った手帳はなかなか書けていない。書いても書かなくても何か鬱になる。それにカレンダーの日曜が右端だと使いにくい。ネットでは「ゲームセンターCX」や「スマイルプリキュア」のyoutubeの違法動画を見る。わりと背徳感が無いのは「〜CX」は定価でゲームソフトを買ったし、プリキュアはスマイル以外をレンタルしていて、しょうもないカードも買っているからだ。オクは今年もキンカンを売ったけど今年は実が小さく、3kgになるのに半月以上かかった。取っている時間3時間以上かかった・・・。下旬にオクでi-podシャッフルの1番古いのと2番目に古いのを送料込みで1750円で今さら購入。これでラジオをどんどん聴いていくぞと思ったけど、MP3の音楽ファイルをi-Tunesに一回通さないといけないのは面倒すぎる。アップル製品は格好いいがこういうのが鬱陶しい。■読んだ本「新潟少女監禁事件 空白の九年二ヶ月」(毎日新聞新潟支局編)2000年1月に新潟で少女を9年以上監禁した恐ろしい事件があった。今さらながら世間を震撼させたこのノンフィクションを読んでみたけど、まるで面白くなかった・・・。理由は簡単で、本の内容の7割が新潟県警の不祥事を糾弾していたからだ。はっきりいって警察が事件発覚当日賭け麻雀しようが、違反もみ消しなんぞどうでもいい。自分が知りたいのはこの事件を起こした男がどういう人物で、なぜ捕まる時に病院で暴れていたのか?女性はどのような状況下で生き抜き、耐え続けられたのか?当時得た情報以上のことはまったく載っていなかった。男に精神的な問題があり、少女はまだ未成年にせよ残念だ。何かこの異常な事件のエネルギーが警察の問題へ流れてしまったように感じる。最大の問題は犯人の男なのに。■読んだ漫画「パジャマな彼女」幼馴染が幽霊になったHなラブコメ。1巻で幼馴染が幽霊になり先輩に迫られて、2巻で三角関係が展開して、3巻で新キャラやら部活などワッと詰め込まれて混沌の中終了する。3巻も2巻のように三角関係で消化して終わってほしかった。バクマンによると漫画は打ち切り決定で好きな事を描けるそうだけど、やっぱり作品とは最後まで読者のことを考えるべきなんだなと思った。それにしても絵が凄く上手い。「ブラッディマンデー ファイナルシーズン」前作はいつ読んだのか確認したら昨年5月だったが、8割話は忘れていた。最後に登場人物が「飽きた」とか「よくやるよ」と言うのは無しだな。20巻以上続けてきたシリーズを全否定するようで。「エニグマ」(7巻)閉鎖空間の学校に囚われた7人が能力を駆使して脱出する話。読む前は面白そうだったけどイマイチだった。偉そうに言えば少年漫画特有の突き抜ける個性が主役達に無かった。話も結局悪い奴は居なかった・・・は良くない。そういえば学校に囚われた人達が最後まで開放されないのは気になった。「ドイソル」ジャンプの打ち切りサッカー漫画(2巻)。絵も動きも申し分ないけど、主役不在という感じがする。またこれもスタメン11人揃えようという方向がまずかった。思うんだけどキャプテン翼みたいに、味方の半分以上を個性ゼロにした方がサッカー漫画はいいんだろうな。■見た映画など「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉」ヴィッセル神戸の選手入場曲に乗って、いつものドタバタ劇が繰り広げられる相変わらず安定した映画だ。どっちかというとこの映画は見るまでが楽しい気がする。自分がこの映画で好きなのは海賊がいかに人間の屑か、しっかり表現されているところだ。主人公のジャックはいつも汚れた格好で、いかに卑屈で卑怯な人間か描かれている。最低でもあり格好悪くもあるが、演技と表情が面白く、役者のジョニーデップは当然格好いい。そのバランスが最高だ。「タイム」通貨が無い世界で、すべて時間が支配する面白い映画だ。序盤から名作の予感がして、中盤に固唾を呑むが、後半は「あれ?普通の映画?」で終わる。何か名作になり損ねた作品。見終わると人類は25歳から老けないのなら、余計人口が増えるよなあと考えてしまう。「スイートプリキュア」謎が多いプリキュアだ。半年間も謎のプリキュアが居たり、近所の爺さんが謎、味方自体が謎、真の敵がなんなのかなど不思議に満ちている。ただアニメが始まってすぐ大震災が起こって物語すら変えられた印象がある。OP曲の歌詞が変わってしまうなど・・・作り手の苦闘が見えてしまう。キャラも最初はスタイリッシュに見えたけど年中ミニスカで頬を染めるシーンが多く、段々エロく思えて仕方がない。散々人をだましたキャラが仲間になったり、終わらない悩みを抱える人物が多いとか色々やるせなかったけど、最後の戦いなどが良くて、それで印象がだいぶ高くなった。この作品以降プリキュアは子供たちのために戦うという強いレールができたように思う。■3月2日はJリーグ開幕戦へ見に行った。朝は7時55分のバスに乗ったら、1時間以上余裕をもって名古屋に着いた。試合はトゥーリオが怪我で交代してからドローになり、名古屋はいま一つと言う感じだった。名古屋が今後タイトル争いしそうな雰囲気はない。翌3月3日、大須で中古の安いノートパソコンを買おうと向かったけど、デザインや汚れでいまいちだったり、OSが入ってなかったりで、どれも一長一短。「文字が打てる、DVDが見れる、1万くらい」の二点が合えば買おう思ったけど、そもそも買っていつ使うのかと思い始めて結局買わなかった。この日はスガキヤが半額セールをしていたので久しぶりに食べた。相変わらずの味だ。そのあと名古屋駅まで歩いて行って帰る。春分の日の20日は軽く墓だけ参った。3月末は香良洲町で御木引きという20年に一回の祭りが見れた。今月の教訓:花粉用のマスクは大きなものを買う。小さいものは耳ずれで痛い。(3月31日)


2013年2月
は地味にお金を使った月だった。まず32型テレビ購入に2万7100円。ブルーレイプレーヤーは6100円。レンタルDVD・ブルーレイディスクも30枚以上見た。来月から行くサッカー観戦の電車代に5500円、サカチケも買ったし、髪も切った。でもテレビの後ろのブースターは壊れていたけど買わなかった。だからテレビ番組だけは全然見ていない。寒さには慣れて7度〜0度あたりでも、わりと普通に過ごせる。だけど11日から喉を痛めた。苦しい。のどのために部屋をストーブの蒸気で一杯にすると、テレビが結露で濡れて心配でできないから困る。27日に治ったが入れ替えで次は花粉症で鼻水が出始めた。■読んだ漫画「金田一少年の事件簿オペラ座館・第三の殺人」孤島のオペラ座館で殺人事件が起こる。東野圭吾の本を読んだ影響で「密室殺人」の文字だけで笑ってしまう。今回わざわざそこまでするかという感じも少し笑えた。最後に犯人が涙して生きようとするけど、刑務所から出られないよなあ・・・「スプライト(9巻まで)」時間の大波を越えながら人間達が苦境を生きぬく、いわば漂流教室モノ。ガンツのように写真やCGが多用され、コマも大きく読みやすい。ただこれが面白いかと言われたら何と言っていいかわからない。まず高い場所にいれば時間の波を越えられるというのが納得できない。主人公のヒロインはそんなに前に出ないし、主人公格かと思われた引きこもり男は何もしない。代わりに活躍するのが自称ヤクザのロン毛は優しい普通の男。環境の変化を楽しむ漫画とわかっているけど、キャラにはアクが必要なんだと思った。「レンアイ漫画家」男の少女漫画家に、他の男と恋愛して来いと言われて奮闘する女の話。モーニングらしい良い意味で肩の力が抜けた作品。どこかTVドラマらしいが残り数話で急に終わってしまった。漫画家の男に味があり、小学生の絵がかわいい。「なみだうさぎ〜制服の片想い〜」王道中の王道の少女漫画。線も綺麗でトーンも可愛さも抜かり無しで、それ以外の感想は無いと言ってもいいくらいだ。ただ登場する人物に悪い人は居ないので、別に誰と付き合っても良かったんじゃない?と勝手に思ってしまう。■読んだエッセー「船旅への招待〜豪華客船「飛鳥」でゆく世界一周の楽しみ〜」(斉藤茂太)沖縄で大きな船に乗って、自分もいつか船旅がしたいと思って借りたけど、作者があまりに生活レベルが高すぎて言葉にならない。なんせ斉藤茂吉の息子で斉藤病院の理事長が、軽い道楽で世界一周しているのだから。自分には無理だな・・・いろんな意味で。■見たアニメ「ハートキャッチプリキュア」ずっと前から見たかったけど延々と遅れてしまった。このアニメの特徴はなんと言ってもその絵柄と動き、キャラが派手に動き、変幻自在に表情が変わり、手抜きを手抜きと思わない絵のデフォルメ感がすごい。話の方は毎回人助けをして人間を変えていくので、見ていてスッキリする。特に話を面白くしているのが、ヒロインの親友で破天荒な同級生「えりか」の存在。いわゆるオチ担当のキャラなんだけど、ずっと見ていてとにかく楽しい。部屋の掃除のためにプリキュアに変身するところなんか最高だ。あと4番目のプリキュアがあまりに強くて笑ってしまう。主人公は最弱と言われたけど、正解かもしれない。声優のチョイスや怪演も見事で、ハートキャッチは3年前のプリキュアだけど、これ以降の作品はハートキャッチを越えていないのでは?と感じた。しかし1週間で16巻49話見るのは疲れた。アニメは2〜4週かけて見るのがベストだな。他には「アリエッティ」も見た。■今月はサッカーの試合も無く、県外へどこにも出かけなかった。まあ毎年2月はどこにも行かないことが確定しているんだが。今週末からまた名古屋にJリーグを見に行くけど、年々見に行く熱意が弱まっている。今年は特にそうだ。この頃は名古屋へ行っても心から楽しい気持ちがない。それより3〜4ヶ月に1回飛行機に乗る旅行をしたいとさえ思えている。あと話せる人が居るというだけで神戸サポにもなりたい気持ちもあるから困ったもんだ。今月の教訓:映画・アニメの見過ぎは本当に危険。見ているだけで年末に「今年は映像ばかり見た1年だった」・・・と書きかねない。現にHPはまるで休止状態だった。(2月28日)


2013年1月は沖縄に行った余波で生きた1ヶ月だった。沖縄旅行では合計8万(そのうち飛行代は2万7千)使った。1月は寒さが厳しいけど体が仕方なく慣れていく日々でもあった。毎日やっているヤフオクは全然やる気が出なかった。理由は「やる気がないから売れなくなる」の連鎖にハマったからだ。それは去年からそうだけど、今月は毎日面倒なものは売れないでくれと願うくらいだった。同じように生活も無気力にハマった気がする。いろんなことが無気力だ。これは沖縄に行った後遺症ではない。今月から毎日小さな手帳で生活を若干管理することにした。いわばこの月誌ミニ版という感じで、生活を徐々に修正するために書いていく。効果有るか無いかは自分次第だが・・・自分に自信がないから書いていると言ってもいい。■読んだ漫画。「少年疾駆」週刊少年ジャンプの打ち切り小学生サッカー漫画。1巻に載っていた読み切りの短編は良かったけど、絵は高校生が描いたのか?という感じが勿体無い・・・。「金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件」事件は2箇所で起こり、それをつなげるトリックは見事だった。トリックは複雑すぎて小説じゃ絶対わけがわからなかっただろう。ただ金田一は久しぶりに読むと文字の多さがしんどい。2冊で2時間以上読んだ。「王様ゲーム」クラスメート達が王様の命令を聞かなければ次々に死んでいく。いわばデスノートとバトルロワイヤル足したような話。話は一話が途中から始まるみたいでそれが勿体無い。最初のルール説明もしっかり書いて欲しかった。驚くのはその作画だ。バクマンの絵にあまりに似過ぎていてファンが怒りそうだ。人によってはギャグに見えたろう。でも上からそういう風に依頼されたのかもしれないな。自分もお金やるから荒木飛呂彦風で漫画描けって言われたらやるし。「俺物語!!」(2巻まで)熊みたいなムサい男に可愛い彼女ができるという物語。とてもいい話ばかりでホロリと来る。現実を含め、こういう男に可愛い子が付くのはよくある話なんだけど、最近本当にこういう漫画を見かけない。少年漫画こそこういう話をもっとやって欲しいのだが・・・世の中には美男美女がくっつく話が多すぎる。問題は5,6巻くらいでネタを出し尽くした後どうなるか。「天使なんかじゃない」(矢沢あい)新設された高校に生まれた生徒会で巻き起こる恋愛と青春の物語。いつも感心してしまうが矢沢あいの漫画は上手い。男女のバランスや恋の駆け引きと住み分けが見事で、それでいてこういう学校生活を送りたいと読者に思わせる物語を描き出す。20年以上前の漫画なんだが古さをあまり感じないのもすごい。それにしても男のリーゼントがあまりに格好良すぎて溜息。他のチンピラ漫画は見習って欲しい。あと読んだ漫画は「家電探偵」1巻だけ。他は読みかけだ。■当然ながら今月は沖縄旅行以外はどこにも行かなかった。1月11日は寺でご祈祷日といって朝10時頃、寺の坊さんが「家内安全身体堅固・・・」と唱えるのを見てから墓参りした。一月の深夜は風が吹かないと、夜の静けさには神が宿っているようだ。HPの活動は絵はプリキュアの絵を描いて、まだ港の生絵を描いている。あと沖縄話やいろんな話がどっと増えた。「11少年〜」もまた描きたくなったけど、過去の話が出来がこんなにイマイチだったとは・・・少し夢から醒めた。(1月31日)


昨年の2012年12月31日から2013年1月5日まで、初めて沖縄旅行へ出かけた。本当は行った事がない東北を考えていたけど、Jリーグでベガルタ仙台が好調なので、東北は試合観戦ついでにいつか行こうという気分になった。
12月31日。朝10時から部屋を出たけど空港には6時間後の午後4時に到着。やはり近鉄は特急じゃないと急行では関西までトロい。9月に一回空港に来たけど、LCCの新ターミナルができてバスで5分の場所に移動したようだ。この日のピーチ航空沖縄便の出発は午後6時10分だけど、出発がなぜか1時間遅れている・・・流石LCCだが乗客は多い。午後7時小雪がチラホラ見える中、飛行機に乗ったら窓際の席でラッキーだった。ピーチ航空は窓際に行くのもお金がかかるから、退屈しのぎができる窓際は普通にうれしかった(子供か)。そしてテイクオフ・・・夜空から見る地上は街の明かりが本当に綺麗で、星の海を泳ぐようだった。すばらしい。人間の力とか科学の偉大さを感じた。飛行機は大阪湾から沖縄まで海の上を進む航路かと思ったら、四国上空と九州東海岸沿いを飛んでいたから余計楽しめた。そして2時間くらいで沖縄到着。到着後すぐにピーチの機内でパフィーの「愛のしるし」が流れたのは心の中で大爆笑した。なんなんやそのセンス!さすが新しい業者だ。ちなみに「愛のしるし」の次はパフィーの「バケーション」だ。沖縄では機外に出て「暖かい!」という経験をしたかったけど、外に出たら「ぬる・・・」かった。今思うと外が寒いと思わないのが沖縄のすごいところだったが。もう夜も遅いのでモノレールに乗り、牧志のカプセルホテルに泊まる。ここはライブドア事件で自殺した人が泊まったホテルとして有名だ。施設は古いけどパソコン・洗濯機・大浴場・サウナなど大体のものは揃っている。このホテルに楽天で予約した後、一泊の値段が下がったのは酷かった。今度冬の沖縄に行くときはギリギリに予約しよう。

次の日1月1日。今日は首里城に行こうとしたけど、予定を変更して久高島に行くことにした。明日は天気が悪いらしく、天気の悪い日に離島には行きたくないからだ。しかしバスセンターで久高島の対岸、安座間まで行くバスが圧倒的に少ない。祝日とはいえ1時間に1本とは・・・。とりあえず待つのもヒマなので、近くの泊港に行き、2日後の船の時刻表をチェックした。1時間後バスに乗り出発。しかしバスの運転手がやたら飛ばす・・・追い越しクラクションありで、なんでここまで荒いのかわからない。1時間弱で安座間に着いたけど、10分前に船が出て行って脅威の2時間待ちとなってしまった。早起きすれば良かった・・・。仕方なく近くの世界遺産「斎場御嶽(せーふぁうたき)」まで歩いて見に行った(片道20分)。何か昔の聖地らしく「へー」という感じでお客さんは多い。ここでわかったのは沖縄全体の植物があまり三重では見ない感じだ。そういえば杉の木は無いし、沖縄で花粉症に苦しむ人がいないのはうらやましく思った。斎場御嶽では森の隙間から見える久高島が聖地扱いされているのは面白かった。ここを出てもまだ時間があるので知念岬も見てきたけど、水平線が見える恐ろしくすがすがしい場所で、流石沖縄って感じだった(時間がある人は知念岬で検索して見て下さい)。ここではパラグライダーで遊んでいる人たちもいた。ボーっとした後また港に戻り、船に乗って久高島に向かった(島での話は島話を見てください)。島から戻った後帰りのバス停に向かったけど、またも1時間待ち・・・流石にうんざりした。少し頭にきたので少しでも那覇に近づこうと50分歩いた。結局バス停6箇所くらいしか進めなかったけど、気持ちよく疲れた。那覇に戻ってStoRKという新しいけど安いホテル(2800円)に泊まる。綺麗な個室で良かったけど、ベッドの位置が高すぎて怖い。あとやっぱり湯船が無いとこの季節は寒い。ホテルのある場所は新都心と呼ばれていて車線も多く、沖縄らしくない雰囲気がある。

1月2日。今日は首里城へ向かった。何回も使いそうだからモノレールの1日乗車券を買ったけど、24時間(明日朝)まで使えるのは嬉しい。首里城はなかなか綺麗な城で華やかだった。新春の宴というものも行われていて面白かった(気になる人は新春の宴でyoutube検索して下さい)。
これを見ると沖縄は中国文化の影響が強かったのかと思う。予定が無ければ数時間見たかったが30分くらいで出た。守礼門も見に行ったけど工事をしていた。残念。首里城から急いで旭橋に行き、次はバスで平和祈念公園を目指すことにした。那覇から平和祈念公園は10数kmと近いんだけど、なぜかバスは乗換えをしないといけない。また1時間待ちにはうんざりしていたので、途中で降りて6km歩いて向かうことにした。高校の時の10kmマラソンに比べたら歩きだし軽い・・・と思い、歩き出したものの天気は上天気で昨日より暑い・・・雨の予報はなんだったんだという感じで、Tシャツでも十分な暑さだった。しかもジャンパーとカバンを持って、暑さに坂道に心底参った。公園には1時間半くらいで到着したけど、ぜえぜえ言う有様で二度とこういうことはやめようと誓った。平和祈念公園はHPを見ればわかるけど、とても神聖な場所だ。数々の墓標が胸に迫り、日本に二つと無い場所という感じがとてもする。そして公園は広くて崖の上にあるから海からの風がすがすがしい。例えはおかしいけどプレステのファイナルファンタジーに出そうな場所だった。でも年中無休と思った資料館が正月休みをしていたのは残念。次はひめゆりの塔に向かう。公園から2kmだから歩けると思ったけど、1km歩いた時点でもうバスに乗ることにした。足がおかしい。ひめゆりの塔付近はみやげ物屋が多くて苦笑してしまうけど、ひめゆり平和祈念資料館はもうとにかく良かった。戦争に巻き込まれた女学生というわかりやすさと、戦争や日本軍に対する憎さ・悲しさなど元女学生のVTRと共にグッとくるものがあってすすり泣く人が何人もいた。沖縄というのは太平洋戦争で唯一白兵戦が行われた地で、ただの南国じゃないんだとガツンと思い知った。沖縄県知事が昔「日本人になりたくてもなれない」と言った理由が少しわかる。ひめゆり資料館を出たら、またバスが1時間待ちだった・・・。そこで今度は少し歩いて魂魄(こんぱく)の塔に行ってみた。人がたくさん居たひめゆりと違って、ここには誰も居なかった。いろんな県の墓とかあったんだけど・・・ひめゆりのインパクトには遠く及ばないから無理も無い。この後、那覇までバスで戻って、またカプセルホテルに泊まるが体は疲れでかなり異常をきたしてきた。疲れているし明日は早起きしなきゃいけないんだけど、なぜか深夜にダウンタウンの大晦日の特番が放送していて遅くまで見てしまった。アホである。

1月3日。5時半に起きた。小雨が降っている中、今日は泊港から船で、ちゅら海水族館のある本部町へ向かうことにした。水族館は那覇から遠いのだ。朝風呂を浴びて7時の船に間に合った。船はマルエーフェリーといって、自分が描いて放置している漫画「11少年〜」で主人公たちが乗っていた船だ。
船は4階ある学校くらいの大きさで、こんなに大きいとは思わなくて驚いた。でも船の中は恐ろしいほど静かで風雨で波が立っているのに全然揺れない。アナウンスも何も無く1時間半静かに眠れて最高だった。また機会があれば大きな船は乗りたい。そして約2時間で本部港に到着。ここから水族館に向かおうとしたけど伊江島行きに変更した。詳しくは島話のページを読んでください。伊江島を周った後バスに乗り本部町にある今夜泊まる民宿に行く。沖縄には激安の民宿が多く、ここも一泊1500円と激安で水族館にも近いから一回くらいこういう所も泊まろうと決めていたんだけど、普通にボロく、掃除機も毎日かけている気配もなく、ホコリが普通に見える。泊まれればいいかと思ったけどここまでとは・・・外見は良さそうなのに中は廃墟を改造したみたいだ。管理人は50くらいのおじさんで昔は不良だったけど今は普通の人という感じだ。もうこの日は倒れそうな疲れに夕方から明日朝までずっと眠ろうと決めて、シャワーを浴びてから12時間以上ベッドにいた。夜は泊まっていた同部屋の真面目そうな埼玉から来た男と、出稼ぎに来たような25くらいの女性客と管理人の会話が少し聞こえたけど、管理人がずっと人生語っていたのは説得力が無かった。それよりこの民宿をもっと綺麗にしろっていう・・・いや、余計なお世話か。

1月4日。12時間以上眠ったのでかなり体力が回復した。今日は朝8時にホテルを出た。泊まっていた二人とは「今日はどちらに?」と少し話をした。旅先で他人と仲良くするのは得意ではないけど、自分はこういう経験をもっとした方がいいと思った。ただ犯罪者が泊まっていないか不安だが(笑)。外に出ると今日も小雨だった。水族館は開館間際なのに思った通り人が多かった。館内は南海の魚が多くて、日本でまさにここでしか見られない水族館という感じだった。面白い。そして何より大水槽の迫力がスゴイ。いろんな沖縄観光誌のトップに載るだけのことはある。客のほぼ全員が写真を撮っているくらいの大迫力だ。その後イルカショーも見る。三重県鳥羽のイルカショーも見事なんだけど、大観光地沖縄のショーは味がある。伊江島が見える会場の景色も良かったな。その後公園内を雨の中少し歩いてバスに乗って名護バスターミナルに行き、那覇行きの高速バスに乗る。結構早く那覇に戻れたけど、やっぱり沖縄本島はそんなに大きくない。早めに戻ったのはお土産をたくさん買うからだ。国際通りは何度も歩いたけど、まだ何を買うか考えていなかった。結局買ったのは紅芋タルトの本店で数箱。500円のシーサー、国際通りで一番安い店でちんすこうや珍味や海ぶどうなどだ。その後カプセルホテルで洗濯をして明日に備える。洗濯はこの旅で3回も行った。

1月5日。朝のんびりと風呂に入って国際通りでまた土産を買って、那覇空港へ向かった。空港は混雑していて行きたかったA&Wというハンバーガー屋には行列ができていた。時間もないので入店をあきらめて、次回行く事にした。気になっていたピーチ航空の機内持ち込みは一袋にまとめなければいけないルールがあったけど、形骸化されたようだ。念のために次回から大きな袋を用意しよう。ピーチではまたも窓際に座れたけど、航空代金は自分は往復2万7千円昨年9月に払って、他の客より高めに払ったから座れたのかもしれない。それくらいLCCは格安なのだ。帰りの大空は地球の自転からか5日前より30分早く着いた。関空に着いたら「寒い!」って体験をしてみたかったけど、「すごくすずしい・・・」状況だった。そのすずしさが身に染みるのは数日してからだ。沖縄はノリノリで変わった民謡に音楽、綺麗な砂浜に島をめぐって争われた歴史や、沖縄県人同士の何喋っているのか日本一不明な方言や、物価の安さや冬でも暑い日があるなど、いろいろ面白かった。自分が10代20代ならここに住みたいと思ったろう。文章が長くなり過ぎたので沖縄での雑感は「いろんな話」でも書きます。教訓:旅はやっぱり毎日早起きがベスト。長旅は船やバスの時刻や自分の疲れも考える。長旅の無駄歩きは後の日程に影響与える。



2012年を振り返ると、目標や夢みたいなものが見えなくなった年だった。

去年の叔母さんの死去を見てから、自分自身の死がとても近く感じて
後悔無く一年を過ごしたいと思っていろんな場所に行き、
体験をしたけど、やっぱり一人ではむなしさというのはぬぐえず、
自分のこれまでの生き方・人との付き合い方に強い後悔を感じた。

日頃誰からもメールが来ることもなく、こちらからは迷惑そうなメールを送っただけで、
顔を見ると老けていく自分にも今年後半は少し頭が狂っていた。

また絵の世界から離れて東野圭吾の本ばかり読んでいた。
面白かったけど80冊は多すぎたとしみじみと思う。

2013年のことだけど・・・去年、「2012年は悪いことがありそう」と書いたけど、
そういうことを書くのは今後やめたい。そこで一年の目標をここに立てることにした。
一兎を追っても一兎も得られない自分だから、たくさん追えばいいと思うのだ(アホ)。

目標難度弱

@小説を読むのはやめてエッセーや漫画を読んでいく。
A毎日スクワット・腹筋100回くらい運動していく。
B本を全巻読破やDVD全巻制覇ばかりやり過ぎない。

目標難度中

C銀行に飾れそうな絵を6枚+自画像を描く。
1枚がっしり描くのに3週間もいらないだろう。それを繰り返すだけだ。
D目標が上手くいかなくても、うずくまらない。
気軽には無理でも気軽に生きる。目標達成できなくてもいい。
Eたまには人付き合いもしてみる。

目標難度強

Fできればほんの少しでも役に立つ資格を取りたい。
G思い出作りに原稿を2本描いて東京の出版社に持っていく。
去年は実はこれを目標にして失敗した。ペンも持てない自分はもう無理かもしれないが。
Hパソコンから離れる。ネットは生活の中心にして元凶だ。



2012年12月
は冬らしく毎日寒かった。8月の時は4ヵ月後寒くなってるのかな?と思うけど、冬は確実に来るんだな。冬のたびに思うけど部屋に隙間が多いなんてものじゃない。起きて頭痛は珍しくないから困る。今月はまた部屋の周りをペンキで塗ったけど冬だから乾きが遅くて3日間臭ったのは参った。延々と読み続けた東野圭吾も全作品読み終わり、少し安心した。今月は衆議院選挙があった。選挙といえば夏のイメージだから変な感じがする。それから自分の左わき腹が張っているの医者に行ったら脂肪肝と言われた。平均体重でもそんなものが付くのには少しショックだ。これからは腹筋運動とラジオ体操をやっていこう。少しハマったのは水樹奈々のラジオや歌。声優と言うにはあまりに歌が上手い。CDを借りたら舞台付きの座長公演も面白かったな。ジョジョのアニメもよく見ていた。22日はお婆さんの義妹が死んだので通夜の受付をやった。あとヤフオクは初めて悪い評価を受けてショックだった。これまで千数百取引してるから、ミスで商品買ったけどキャンセルくらい上手くできると思ったが、相手を甘く見すぎた・・・37文字書かれただけで悪い評価をする人がこの世にいるとは思わなかった。■読んだ小説は今月も東野圭吾だ。「殺人の門」だまされる男とだます男を延々と見せられる物語で、狙ったにしても、とにかく不快な作品だ。東野作品に珍しく主人公が弱気で頭も悪く、雰囲気に流される男で終始うんざりしてしまう。ただこの本に思うこともあるわけで・・・自分はこの弱気で行動力の低い主人公とどこか同じかも?と思ってしまう。特にずっと片思いの女の子が、気がついたら(というか何もできずに)他の男に簡単に取られてしまう姿なぞ幾度もあったことだ。・・・そういう人生を歩んで自分がどうなっているかといえば・・・良くも悪くも考えさせられる作品。「宿命」警察官となった男が殺人事件をきっかけに宿命の出会いを果たす・・・。これも読む前に一番大事なネタバレを知ってしまった作品。物語は何かいい。「さいえんす?」エッセー。理系作家が文系の世界で生きていく姿は面白い。それよりこの内容と薄さで本になってしまうのがなんともな。「禁断の魔術ガリレオ8」今年秋に出た本で、もう感想とかより東野圭吾全巻読んだ気持ち良さでスッキリした。今月は絵を描く時間を増やすと書いたけど、なかなか手が動けなかった。ドラゴンボールの年賀状の後は、鳥羽の港の絵を描いていたけど完成には遠い。自分の取り柄ってなんだろう?■12月1日は神戸へサッカー観戦に行った。残留を決める試合になるかも?と神戸に期待して行ったら、神戸のチームがバラバラで序盤からきつかった。そして優勝を決めて少しやる気のない広島に、PKを与えて後は守られて終了と・・・落ちて当然と思える内容には唖然とした。試合後は神戸サポの女性二人とご飯を食べたけど、二人が延々と話していて、たまに「で、名古屋はどうなの?」と話を振られても大したことも話せず、かといって場を盛り上げられもせず、自分はやっぱりつまらん男の他サポなんだなと改めて思った。翌日はマウリッツハイス美術館展を神戸博物館に見に行ったけど、美術展に20分待ちの行列は初めてでうんざりした。自分の中で気軽にゆっくり見るのが美術館の理想と思っていたからだけど、美術展の絵は素晴らしいの一言で、たくさんいる人がいるのも逆に良かったとすら思った。外に出たら神戸ルミナリエが並んでいた。昼間見ると変だったな。次に難波・心斎橋に寄ってGUへジャンパーを買いに行った。今着ているコートだと沖縄ではゴワゴワして邪魔だと思ったからだ。でも買ってはみたけどイマイチで、無理して買わなくても良かった・・・買い物で損をしたのは久々だ。明日12月31日から沖縄に出かける。男一人旅でまったくワクワクするわけないはずだけど、行った事がない場所にはやっぱりワクワクしてしまう。5泊6日の多さは去年の月誌を見て、正月休みは1年で一番休みが多い日とわかったからだ。初めてこのページが役に立ったかな?今月の教訓:人と話すときは目を大きく開けて嘘でも笑顔で話す。年末の近鉄の切符は23日過ぎてから900円以下送料込みの物を買う。(12月30日)


2012年11月
は、もう秋らしくひんやりした日が続いた。月の半ばには急に冷蔵庫の中のような気温になり、毎日軽い頭痛がしそうだ。ストーブも出したけど最初は臭くて一酸化炭素なのか命の危険を感じた。今月は年末に行く沖縄の計画を建てていた。どれだけ情報を得ても1月の沖縄の暖かさだけはピンと来ない。服装はどうするか?仕事は今月もPCの前に居てあまり働かなかった。まだ太ってはいないけど運動不足だ。あとパズコレというサイトでパズルをよくやっていた。面白いけど・・・むなしい。今月含め2ヶ月もあるのに早くも来年の目標とか建てていたのは我ながら苦笑だったな。■今月読んだのも東野圭吾の本だ。完読が近づく寂しさか読むペースが落ちた。本の世界に愛着が出すぎたのかもしれない。ただページ数が多い本や図書で借りにくい本が増えてきたのも事実。「白馬山荘殺人事件」殺人事件に暗号や密室など懐かしい気分。ただ20数年前の作品で特に面白くはないかな。「真夏の方程式」夏休みに少年は湯川学に出会う。少年と湯川のふれあいは面白い。しかし途中から事件の話が重くなり、物語の舞台がどうなるのかなど、いろいろ野放しでスッキリしないな〜という感じ。映画はどうなるんだろ。「浪花少年探偵団」大阪のしのぶセンセの周りで起こった5つの事件。東野圭吾の純粋な関西弁が気持ちがいい。自分も東野作品の影響で無意味にネットで関西弁を使うようになった。話も吉本新喜劇みたいで笑いあり、人情ありで面白かったな。「天空の蜂」盗まれたヘリが原発の上を飛び続けるクライシスサスペンス。東日本大震災の原発災害を思い出させる先見性のある社会派ストーリーには驚くが・・・原発やヘリの説明が多くて、500ページ読むのはしんどかった。本音を言えば途中は苦痛だった。「しのぶセンセにサヨナラ」浪花少年探偵団の続編。作者自身も飽きてきたのか・・書くのが苦しいと書いていたけどわかる気がする。「学生街の殺人」まずページ数の多さがきつい。話が面白ければベストなんだけど学生がダラダラ毎日何やってんだという感じ。トリックや殺人の動機や貞操や最後犯人どうなったかまで、ゆる過ぎて自分の中で東野圭吾ワースト作品だった。「さまよう刃」強姦され殺された娘のために父は復讐の鬼になる・・・。もう最初から最後まで読むのが滅入った。早く読み終わりたかったけど東野圭吾60冊以上読んできて一気に読めなかったのはこれが最初だ。それぐらい酷い話で手が止まる。東野お得意のお笑いや推理も一切なし。ただひたすら参り続けたけど少年犯罪を問う名作には間違いない。「虚像の道化師ガリレオ7」ガリレオシリーズ、今年の作品で4編の短編集だ。地元の図書館だと半年以上待たされるので隣の市まで行って借りてきた。内容は安定したいつもの感じだけど、大人気というほどの内容でもなかった。「ナミヤ雑貨店の奇蹟」タイムスリップするのは手紙。整合性も後味も心地良い話だった。トキオもそうだけど時間旅行モノに自分は弱い。今年の本だし、人に薦めやすい。これで読んでいない東野圭吾の本は残り4冊なので絵を描きながら生活を過ごすモードにそろそろ移行しよう。また一人苦しむかもしれないが・・・自分のやりたいことは本を読む生活ではないと少しわかった。■今月は県外には行かなかった。本当は24日の33節鹿島との試合を観に行く予定だったけど、先月同様の消化試合で2回目は行く気が失せた。それはサッカーファンとして良くないことかもしれない。ただここ3年くらい一人で観戦していて、行ってもつまらない時もあるのだ。代わりに明日12月1日は神戸の試合を見に行くことにした。優勝した広島と残留のかかった神戸の試合は面白そうだし、神戸では試合後に話せる人もいるので楽しみになってしまっている。今月の教訓:ベッドで横になりながらラジオや音楽を聴いてるだけの時間がヤバイ。日曜は横になってるだけで終了する時があって危険。食後のコーヒーは消化を助けるので満腹の時は普通に飲んだほうがいい。(11月30日)


2012年10月
はとても過ごしやすい月だった。雨も少なく、夜でも寒くも暑くもなく普通に過ごしやすい。でも下旬になったら流石に夜は少し寒い。今月は扇風機を片付けたけどここ10数年で一番使った。やはり夏のクーラーは涼しすぎるので扇風機のゆるさはちょうど良いのだ。体育の日の連休はペンキでちょっと部屋の周りを塗った。日曜大工もやってみると意外と気持ちがいいものだ。あと近くの柿の木から柿も取ったけどキンカン取るよりかなり危ない。今月は久しぶりにオクが10万越えた。やっぱ売る物とやる気がないと全然駄目だな。自室のパソコンはモニターの一部がぼやけてしまい困る。世間ではダウンロード規制法がスタート。■今月読んだのも全部東野圭吾。文庫でどっさり借りたので読むペースがアップした。あと10数冊で完読だ。「プラチナデータ」近未来SF犯罪小説、物語は将来の事件を予言めいているが遺伝子とか幻覚とか小難しい話が苦手な人は向かないかな。なんともつかみどころが無い話だ。「麒麟の翼」加賀恭一郎シリーズ最高傑作と帯に書かれているけど、確かにそうかもしれないと思うほどバランスも出来も良かった。でも最後は「おっちょこちょい」で済ませてはいけないだろ・・・。「虹を操る少年」光楽と呼ばれる光を使う楽器を使いながら、人間を変えていくという下手したら宗教くさい話。人を感動させるのは凄いなと思う。でも主人公の裏にあるのは勉強と知識と行動力なんだよな。「私が彼を殺した」加賀恭一郎シリーズ。「犯人はあなたです」で終わり・・・一体誰やねん!と突っ込まずにはいられない。読者が何度も読み返し謎を解くタイプの本なんだけど、軽く読む自分にはちょっとだるい。「同級生」学校で起こった事件に悩む主人公。読み終わって・・・主人公が一番悪いんだろ!と思ってしまう作品。まあ、白夜行への踏み台となった作品の一つと言えるかも。「レイクサイド」東野圭吾の本で唯一読むのを遅くした本だ。理由は以前映画で見たことがあるからだけど、読み終わってやっぱり映画と同じだなと納得した。「おれは非情勤」非常勤の教師の話。学研で書かれた短編を集めたもの。作家として売れると過去の作品は全部本にしてもらえるんだ・・って感じ。「ある閉ざされた雪の山荘で」普通の殺人事件もの。これは芝居だからと山荘から外界を遮断する発想は面白かったが普通。「11文字の殺人」これも普通の連続殺人事件もの。古いから当然かな。とてもゲーム的に殺人が次々起こる。「美しき凶器」超人的に鍛えられた超人の女から追跡されるサスペンス。漫画みたいな展開だけど面白かった。実写不可能の隠れた作品と言えるかもしれない。「ブルータスの心臓〜完全犯罪リレー」男達は輝かしい未来のために犯罪を犯す・・・犯罪を犯す人間が多すぎると、よほどいい終わりで無いとスッキリしないな。「どちらかが彼女を殺した」加賀恭一郎シリーズ、これも犯人は読者が突き止める話だけどスッキリしない。読者に考えさせるシリーズが続かなくて良かった・・・。「分身」自分に丸々生き写しの人間がいたらという話でなかなか面白かった。函館がよく出ていて3ヶ月前に行ったことを思い出した。物語の最後のシーンはちょいと反則だったな。しかし自分がもう一人居たら、そいつは引きこもりか、病人だったろう。「パラドックス13」都市に残された人達が過酷な条件を生き続ける。面白かったけど東日本大震災を思い出してばかりだった。最後はどうなるかと思ったけど・・・これしか無いよなあ。「十字屋敷のピエロ」十字架の形をした屋敷で起こった事件。これは・・面白くなかった。「夢はトリノをかけめぐる」東野圭吾のトリノ五輪観戦記。自分は考えたことなかったけど熱狂的なスポーツファンというのは、変な人だなと感じてしまった。「あの頃ボクらはアホでした」東野圭吾のアホな学生の思い出話。いかに自分がアホか紹介しているけど、これだけの経験をしたから有名作家になれたんだと思ってしまう。普通の人はこれだけ経験はしないよ。■10月27日は豊田へマリノスの試合を観に行った。数年ぶりに優勝の可能性の無い消化試合となってしまったが、部屋に居るのが嫌で出かけた。試合は終了間際に玉田が得点して勝てるかと思ったら中村俊輔にFKを決められてドロー。両チームとも9割くらいの力でしか試合してない感じで、これが天皇杯につながれば・・・と思う。翌日は愛地球博記念公園に行こうとしたけど、小雨が降っていてやめた。やはり公園は晴れているときに行きたい。雨の日に行ったら鬱になるだけだ。他に用事もなかったので休日用の運動靴を買い、そばを食べて、ミッドランドスクエアで面白い映画無いか見に行くも何も無かったりして、13時には帰りの電車に乗ることになった。名古屋に出かけてこれだけ実りの無い時間を過ごしたのは初めてかもしれない。今月の教訓:たくさん食べて、たくさん空調を効かして、たくさん行動して、たくさん働くことも考えていい。(10月31日)


2012年9月
は例によって徐々に涼しくなる日々だった。でも上旬は晴れれば夏そのものだ。今年の9月は雨が少なかった。台風が30日まで来なかったけどダムは大丈夫なんだろうか?9月は精神的にかなりやばかった(いや、今もやばいか)。自分の生き方に対する後悔とか無意味さを感じ、毎日の仕事場でのストレスも溜まり、暴れたいような衝動が毎日体の中にあり、毎日休みたかった。我ながらよくキープできたと思う。それを抑えたのは9月中旬の連休だった。やはり3日間県外で休むのは大きい。そして東野圭吾の前向きになれる作品も読んで少し落ち着いた。この頃思うのが自分が生きる環境についてだ。より良い環境と、家族や友達らしい友達がいないとこの先狂うなと思う。今月描いた絵は小説を読んでばかりで、生の小さい絵しか描けていない。■読んだ小説は例によって東野圭吾だけ読んだ。「魔球」高校野球部に起こった殺人事件。話の意外性や展開力はすごい。何かで賞を取ったのも納得。ただ重い。救いが薄いし。人には勧めないな。「仮面山荘殺人事件」どんでん返し系だけど、これは無いなあ。途中からこれって・・・オチには残念だな。「殺人現場は雲の上」客室乗務員の凸凹コンビが送る7つの空港事件簿。軽く読めるのはいいけど、それだけという気がしないでもない。本は古いので客室乗務員をスチュワーデスと呼ばれている。その呼び名って完全に消えたな。「探偵ガリレオ」理工学部の湯川と警視庁の草薙が追求する5つの不可解な事件。今さらだけどとても読みやすい。1作目ということでなかなか出来がいい気がする。「ガリレオの苦悩」テレビドラマに出る内海薫がここで小説にも登場。男臭い話だったけど何か変わった感じだ。湯川もドラマの影響で端正な顔と書かれているし、テレビとは罪深い。でも5編の話はそれなりに良かった。「鳥人計画」スキージャンパーに降りかかる殺人事件。7月に見に行った札幌の大倉山など登場し、序盤は面白そうに感じたけど、話はまったく面白くなかった。昔は売れなかったと言うけど、これを読めば当然という感じ。「白夜行」東野圭吾最大の長編かな?悪党が暗躍する話で、とにかく長くて、読んでいて疲れたけど面白かった。ちょうど大阪に行く時に読んだけど、小説の舞台も大阪が多くてどこか楽しめた。しかし、最後まで読んでどっとため息が出る重い物語だ・・・。20代の時ならこの本を読んだ後、半月は本を読めなかったろう。正直、東野圭吾の本に飽きてきたけど、これはかなり刺激になった。全巻読破に勢いが出た。「放課後」江戸川乱歩賞を取ったこの作品、白夜行の影響で事件が起きても、ほのぼの学園ライフにしか見えなかったりする。物語がちょうど読んだ時と同じ9月半ばなのは驚いた。ラストの返し方・動機は良かったな・・・。「卒業〜雪月花殺人ゲーム」加賀恭一郎シリーズ第一弾。まず殺人に使われた雪月花の遊びが、図に描かれてもわからない。この作品のヒロインものちにすぐ別れたからいないし、なんだかね。「幻夜」白夜行の続編的な作品だけど、作者は正式には続編と明言していない。白夜行で疑問だった所がわかるのは個人的には良かったけど、前作でこれは純愛だと大絶賛した人にはきっついやろな〜・・・っていう内容。「マスカレード・ホテル」ホテルマンに扮した警官が犯人を待ち受ける。前半はホテルマンの教科書を読む気分だった。終盤は伏線を回収してしっかりした犯人が出るのはよかったな。「怪しい人びと」「探偵倶楽部」短編集。東野圭吾で読んでいないのはあと27冊くらい。まだ先は長い・・・。■9月15日から大阪の長居へセレッソvs名古屋戦を観に行った。18時開始の試合は開始数分前に土砂降り&雷が酷くなり、30分経っても休止が続いた。先月長居に雷が落ちて人が死んだから中止になりそうな雰囲気だったけど19時15分に試合再開された。試合は名古屋が勝利し優勝戦線に残った(翌週優勝争いから脱落したが)。翌日は和歌山の加太という所に行った。友ヶ島という島に行こうと計画していたけど台風で船が欠航となっていた。天気は晴天で行けそうに見えたけど波が高いのだろうか?ここはさっさと観光地を変えて和歌山城に行くことにした。和歌山城は南海電鉄の駅から近いから平地にあるんだろうと思って行ったら、急な小山の上に城が建っていて登るのに倒れそうなほど疲れた。炎天下で、前日白夜行を熱く読んでいたら3時間しか眠れず、朝食は軽いパンだけ、昼食はまだ・・・と体調管理もまずかった。城からの眺めは良かったが、男一人で相変わらず何やってんだという感じはある。次は関西空港に寄る。今年の年末から関空から沖縄に行くのでロケハンというわけだけど、乗る予定のピーチ航空だけ受付場所が離れていた。LCCの扱い酷くて苦笑。とりあえずスタバやマクドナルドなどの位置は把握。これで年末コーヒーを飲みたくなっても迷わない。次は岸和田の祭りを見ようかと思ったけど、疲れ&駅から見える信じられん人の多さにやめた。そこからはカプセルホテルに戻り、翌日はさっくりと三重に帰る。楽しくはなかったけど気晴らしにはなったな。今月の教訓、すぐ膨れるので大盛りは注文してはいけない。頭がおかしくなっても抜け出す道、前に進める道は残されている。(9月30日)


2012年8月は夏だから毎日暑かった。今年は例年以上に暑さにやられて毎日フラフラしていた。仕事もしっかりやってなくてかなりヤバイ。8月4日はおばさんの一周忌で出席。盆休みは先月の北海道行きの休みを返還したので、しっかり休めた感じがなかった。盆は生活のリズムも変わったからか毎日腹痛だった。今年は五輪をやっていたが北海道旅行とテレビ無しと夏バテに、あまり楽しんだ印象はない。■今月読んだ小説は全部東野圭吾だ。「嘘をもう一つだけ」加賀恭一郎シリーズ、短編5編入っている。相変わらずの切れ味だけど、冤罪事件でこういう刑事に理論を積み重ねられるのを想像するだけで、とても怖いものを感じる。「変身」おだやかな男が事件に巻き込まれ変身していく・・・。いわばアルジャーノンな話ではあるけど、これは毒が強い展開だ。ただ自分もこの男と同じような異常者かもしれないなと思った。「回廊亭殺人事件」遺産相続をめぐる殺人事件、主人公の設定が変わってるけど、本の最初に回廊亭の地図に死体のダイイングメッセージなど、東野圭吾もこういう話は作ったことあるのだと思った。ただ主人公の復讐に魂をかける姿はやるせない・・・「白銀ジャック」スキー場が爆破予告された。犯人の予告に右往左往するスキー場関係者。なだらかに終わるラストといい、東野らしくない話だ。「カッコウ〜」も思ったけど、作者自身が雪山でのスノーボードが好き過ぎで、話を厳しい目で書けないのでは?と思ったりする。「眠りの森」加賀恭一郎シリーズ。バレエ団に起こった殺人事件・・・全然事件が解決に進まず、最後は脇道から解決した印象を受けてしまった。それでも最後に救いはあった。「ウインクで乾杯」古い小説だ。話より小道具と考えの古さが気になる。ポケベルはともかく、電子アドレス帳や自動車電話機とか便利なのかと思う。話は以前コンパニオン殺人事件というサブタイトルもあったようで、良くも悪くもやってる事が呑気に見えてしまう。そもそもコンパニオンって言葉は今どうなんだろう?「交通警察の夜」車と事故事件にかかわる短編集。これを読んで安全運転を心がけようと普通に思う。東野圭吾はトヨタ系列のデンソーで働いていただけに事故の話はなかなか説得力がある。「名探偵の呪縛」前作の馬鹿推理小説「名探偵の掟」の続編だけど・・拍子抜け。前作は笑える探偵ものだったけど、これは全然違う。探偵が捜査するのは歴史の無い不思議な世界というフワフワした設定は東野圭吾らしくない。「黒笑小説」「歪笑小説」←この二つは出版ネタが多い黒い短編だ。最近はもう東野圭吾の本は面白いとかではなく、意地で読んでる感じがしないでもない。再来月が過ぎれば東野圭吾の山は超えそうな予感だが・・・それにしても文庫本は読みやすい。ハードカバーで最初に売る意味はあるのかな。■8月18日は名古屋に行った。先月北海道旅行に8万5千円かかり、一周忌や今月の名古屋行きといい、お金を使いすぎている。18日は大須のマジックスパイスという店でスープカレーを食べた。北海道本店で食べられなかったので名古屋で食べたわけだが、味は普通。店や店員は雰囲気いいけど、辛さ(=値段追加しないと×)を選ばせるのは無いな。大須では中古ノートPCが1万切ってた。買ってないけど安い。その後豊田に行ってグラの試合を観戦したが、近年まれに見る酷い試合で0−5で敗戦。退場するはPKだわ、シュート4本だけじゃ勝てんって。■翌日は名古屋公会堂でスマイルプリキュアのミュージカルショーと、仮面ライダーフォーゼのヒーローショーを見た。まず仮面ライダーショー(約30分)からスタート。ほとんど話の意味がわからなくて無茶苦茶だけど延々と続く殺陣は見事だった。時代劇はテレビで見なくなっても殺陣はヒーローショーが引き継いでるんだと感じた。東映動画だから当然か。次に前から見たかったスマイルプリキュアミュージカルショー(1時間半)だ。内容は子供のオバケを助ける話で、子供たちが頑張れと大声で言うシーンでは涙が出そうになった。全編普通にいい話でダンスも変身も敵も見事で楽しめた。でも流石に舞台二本立てはだるかった。例えるならダブルバーガーを食べた後に海鮮丼を食べる感じで、2本立ては名古屋だけの特別と書かれていたけど仮面ライダーショーはいらなかったかな・・・。それにしても子供の傍若無人ぶり、親が子供を想う熱気はすごかった。そりゃプリキュアのグッズも売れるわな〜と実感。今月はドラクエ10の絵を描いただけだった。正直自分の能力の低さに、ネットでやれることが少なく感じる今日この頃。今月の教訓:動画を見るだけの時間は時間の無駄では?(8月31日)


2012年7月
は月末の北海道行きを考えてばかりの日々だった。図書館で借りてきた「るるぶ」を何冊も見て「美味そうな店だな」「これは行ってみたい」とか、いい年した自分が一人ニッコリ考えている姿はそばから見れば危険人物だったろう。まあ・・・1日3回しか食事ができない事を考えても、行ける場所なんて少ないんだが。7月は天気は晴れたり曇ったりが多かったけど、7月半ばの連休からしっかり暑くなった。晴れれば部屋ではもうTシャツとトランクスで過ごす。仕事の方は暇すぎて給料もらっていいのかという日々。動画では日本昔話をよく見ていた。伏線回収無しの話があるのに驚く。■読んだ小説「ボトルネック」(米澤穂信)現実に疲れた男子高校生が、自分が生まれなかったもう一つの現実へ行ってしまう。そこでは自分が居た現実と違う現実があった・・・最後のオチは中学生日記ぽいけど「なるほどな」と思う。ただ言葉少なめで脳内考えてばかりの弱気な男の主人公と、強気で明るくしゃべりまくる女の話は「もういい」感じ。そういう話を見たくなくて小説読んでるので。「チェーン・ポイズン」(本多孝好)自殺するために1年生きる女と、それを追う記者の話。どんでん返しの検索で見つけた本だけど、途中で一番大事などんでん返しがわかってしまった・・・いや、むしろわかって読む人が大半なのか。自殺について考えられるのは良かったけど、終盤都合が良すぎ。「カラフル」(森絵都)死んだ魂がもう一度現世に戻り、中学生の人生を送る話。子供が読む童話のコーナーに置いてあったけど、内容はやわらかい話ではない。これもオチが読めてしまうけど、普通に納得できる話で、自分が美術部の時を思い出した。人生は変えられる・・・それはわかっているけど・・・。「むかし僕が死んだ家」(東野圭吾)ある家の過去を調べる話・・・登場人物が二人だけで、家の中を探索するうちに次々出てくる過去の事実という構成は読みやすかった。実は主人公が・・・って思ったけど、そこはいい意味で肩透かしだった。読後は前向きにならない本だけど。「リピート」(乾くるみ)何度も同じ10ヶ月を繰り返す男から誘われた10ヶ月前に戻れるという話。読むのに時間がかかって、もう少し文章も人物も減らして欲しかった。トリックには「なるほど面白い・・・」と思うけど、主人公の性欲の深さは味でもあるけど読後の気持ち悪さはある。時間が戻ればいいことばかりでないと気付く話。「流星の絆」(東野圭吾)開始数ページで面白いと思った兄弟妹3人の物語。中盤はどうだろうと思ったけど、最後の話のたたみ方も良かった。実は読む前にネタバレを少し知ってしまったけどそれでも最後まで楽しめた。それにしてもこの小説のタイトルは本当に美しい。自分がこれまで読んだ本の中で一番かもしれない。「悪意」(東野圭吾)小説家に起こった事件を捜査する刑事、加賀恭一郎シリーズだ。犯人の小さなミスにスパッと切り込み、展開も上手い。「怪笑小説」「毒笑小説」「サンタのおばさん」「あの頃の誰か」(東野圭吾)4冊まとめたけど、短編は短編で馬鹿馬鹿しさがいい。そういえば今月テレビで東野圭吾ミステリーズという短編ドラマ群が始まったので途中から図書の貸し出し中が多すぎて、東野圭吾のコーナーに2冊しか本がない図書館もあった。なんと図書の検索パネルをヒガシノケイゴと打ってる人も居るくらいだったし。■遊んだゲームDS「大神伝〜小さき太陽〜」PS2の「大神」の続編。大神のゲームとしての美しさは説明が難しい。水墨画の世界を駆け回り、昔話や自然の美しさも感じる愛すべき中世のような日本(ナカツクニ)を救っていくのだ。主人公が太陽の化身の狼というのも面白い。そしてこの続編に期待はしていたけど、平和になったナカツクニがたった9ヵ月後に闇に覆われるという設定にまずガクっとくる。前作悪者を倒さないで9ヵ月後に登場したほうが良かったのでは?(続編は早くても数年後設定にして欲しい・・・)さらにガッカリするのが前作と同じ順番でナカツクニを冒険するということ。ダンジョンなどは当然まったく違うけど、前作と同じマップでゲームってのはいくらなんでも・・・と思う。はっきりいって前作のラストに向かった場所から始めて欲しかった。また美しい世界観をDSで表現はやはり苦しい・・・本当に頑張って作ったし、下手なゲームよりよっぽど面白いけど、前作の続編として見るとオリジナリティも低すぎて残念。前作が凄過ぎた。

■そして7月27日金曜日、休みを調整して札幌へ向けて出発した。今回は港に車を置いて高速船で空港に向かう。だけど船の本数が少なくて、あまりの不安に2時間しか眠れずに早朝4時から出発した。結局セントレアに早く着きすぎて5時間待ったが気分はわりといい。本を読みつつ椅子で50分くらい眠って、だいぶスッキリ。久々に飛行機に乗ったけど、夏だからか蒸気で地上の景色が白くてはっきり見えない・・・。ちょっとガッカリしたけどこれが夏なんだな(それにしても能登半島があんなに小さく見えてしまうとは)。16時に千歳に着いてジンギスカンを食べ、札幌市内へ向かうが暑い・・・。天気予報では東海より3度低い31度と書かれたけど本当だった。あと街に人が多い。話によると週末は札幌の花火大会だそうだ。自分は花火を見ずに札幌が見渡せる藻岩山に向かった。山に登ると流石にひんやりしたが半そでで過ごせる。夜景も美しく景色も良かった。・・・ここも人が多かったけど、花火が上がると、あまりの花火の小ささに苦笑が起こった。花火は山の上から見るものではないな。夜はラーメン横丁でラーメンを食べる。横丁は元祖と新で2つあってわかりにくい。■翌28日土曜日朝から大倉山に向かった。ここはスキーのジャンプ台があるというので一回見てみたかったのだけど・・・歩いて向かったのが失敗だった。地図もないのに汗だくで坂道を延々と歩き続けることになった。途中北海道神宮にも寄りながら大倉山ジャンプ台に到着したけど、実際生で見たらなかなかのスケールに驚いた。この高さからジャンプは本当に鳥の気分だろうなっていう。その後、札幌駅に戻りスープカレーを食べて厚別に札幌vs名古屋の試合を見に行く。試合は主力が怪我ばかりで苦しい中、かなり名古屋が攻めたけど負けた。道中では名古屋のTシャツ着ているだけで、遠巻きに何度も札幌サポが名古屋のことを話していた。何か不思議で・・・ちょっと外国人になった気分だった。札幌に戻り、漫画喫茶でシャワーを借りて、飲み物もかなり飲んで気分が良かった。はっきりいって今回の旅行は暑いから北海道の名物料理より、冷たい水かお茶が一番美味かった。漫画喫茶ではあまりの居心地の良さに泊まるのも悪くないなと思った。寝てるときに泥棒が来たら旅終了だが。深夜12時高速バスで函館へ向かう。高速バスは疲れるから乗りたくなかったんだけど、土曜は札幌市内がどこもホテルが埋まっていたから、開き直って選んだわけだが・・・こんなに揺れるとは。景色もずっと森だし・・・狭いし、苦痛だ。ああ。■29日日曜日、バスはたった4時間弱で函館に着いた・・・1時間半寝たか寝ていないかという感じで眠い・・・。早朝で水色の無人の街だけど函館の朝市は流石に半分開いていた。千円でカニイクラ丼に海鮮汁と塩辛と漬物食べられて満足だけど、しょっぱいものばかりなのが気になった。その後早朝元町の異国情緒あふれる教会などを次々と見学、外国人墓地まで歩いていった。それだけ歩いてもまだ午前7時。函館山のロープウェーは午前10時から稼動なので近くの函館公園で待つことにした。そこから公園のベンチで2時間眠ったけど、今年一番気持ちいいというくらい寝心地よかった。暖かさと程よい潮風と木漏れ日が気持ちいい。公園のベンチで居眠りするサラリーマンの気持ちがわかった。(漫画だったら殴られて荷物を奪われる設定だろうけど)公園の博物館見学のあと函館山に登ったが、いい景色はわかるけど3日連続山からの景色は流石に感動は弱かった(笑)。この景色の予習もしすぎた面もあるかな?次に五稜郭へ向かった。実はよくわからない所なんだけど、「見たことがある経験」が欲しい場所だった。ただ五稜郭タワーは怖かった。頭がくらくらした。次に北欧博物館、函館美術館、函館奉行所に行く、その後ラッキーピエロで腹一杯になり、また函館港の金森赤レンガ倉庫に行った。さすがに3日間歩き続けに疲れて、歩きながら眠りそうなくらいだった。一人で行けるからって3日連続いろいろ行き過ぎた。■30日月曜日、朝10時の飛行機に乗るのでまた早起きをする。路面電車で終点の湯の川まで行き、そこから空港まで歩いた。地味に遠い。そこからはつつがなく三重まで戻る。帰りの飛行機は窓からの眺めは良かった。・・・この北海道旅行は歩いてばかりで疲れたけど悪いことが無くてよかった。ただ残念だったのはネット上で知り合った札幌に住む数年来の知り合いに会えなかったことだ。ネット上で周りがなんと言われても仲良くしたし、これまで何度か会ったんだが・・・残念だ。でもこれが「いつもの僕のストーリー」かもしれない。裏切られたとは思わない。いつものことだ。今月の教訓:飛行機は一番前の方か、一番後ろの方が窓からの景色が良い(はず)。ホテルはキャンセル無料のホテルをかなり早めに確保する。観光地はたくさん行けばいいものでもない。(7月31日)


2012年6月
は晴れれば汗ばむ日が多かった。周りは半そでの人が多くなったが自分は長袖だ。服を入れ替えたけどTシャツはボロが多く、かなり捨てた。夜はほどよい気温。初旬は部屋にアリが出てきて参った。HPの活動はジョジョぽいプリキュアの絵を描いたけど今月も全然描けていない。もっと描きたいけど描き続けてどうなる?という怖さが両手を縛る。でも2ヶ月で1枚だけってのは流石にまずい・・・今月は漫画は読まず、小説を多く読んだ(と言っても10冊も読んでないが)。市内の図書館に本が無いので、月に3回津に行くから津に行く途中の松阪市嬉野町の図書館で本を借りるくらいだった。本当は津の図書館で借りたかったんだけど、津市民以外はお断りと露骨に嫌な顔をされた。借りたい本をやっと見つけたのにあの時のガックリ感は無い。自分が悪いにしても・・・■読んだ小説「夜明けの街で」(東野圭吾)不倫モノと時効事件を組み合わせた話。まず本の帯にがっかりしてしまった。図書の本なのに先の展開が読める説明文は貼らんでいいだろうに。話は不倫経験者なら楽しく読めたかもしれないけど、何かスッキリしない。予想と違う終わりを見せるのは流石だけど、東野圭吾が作る男がモテる話は良作が少ないと思う。「新参者」(東野圭吾)これまで読んできた東野作品は「このミステリーがすごい!」のランキングを参考に読んできたけど、新参者はこれが1位なのか?という感じだった。確かに徐々に事件の核心に触れていく展開は見事だけど・・・悪く言えば起伏はない。話はいいけど、結局自分は小説の中で「まさかの展開」を望み過ぎているな。「ライン」(乃南アサ)原題は「パソコン通信殺人事件」、22年前に出た本だ。とにかく語られることすべてが懐かしい。チャットのやり過ぎで電話代が高くなるから2時間だけとか、ネカマという言葉もなく、ネットがまだ一部の人達の高級クラブであった頃の話といえる。当時読みたかった。話は肝心なシーン2箇所がわかりにくいのが残念。この本に感化されて、おもわず長文のページで自分の思い出を書いてしまった。「消失グラデーション」(長沢樹)どんでん返しで検索して、横溝正史ミステリ大賞受賞作というので読んでみたが・・・360ページきつかった。やはり新人ということで文章が駄目だ。これまで読んでいる東野圭吾や宮部みゆきが、いかに文章が上手く面白いか身に染みてわかった。トリックはナルホドと思うけど、どんでん返しの物語を探しているから登場人物の名前である程度先が読めてしまった、その登場人物も誰も好きになれない。自分が20歳前後なら十分楽しめたろうが・・・もっとページ数を減らして欲しかった。「イニシエーション・ラブ」(乾くるみ)どんでん返し系の小説を探すと、これを挙げる人がかなり多いので読んでみたけど、最後は・・・一瞬意味がわからなくて、すぐパソコンを起動させたけど、う〜ん・・これぞ大どんでん返し!変に納得してしまった。「どんでん返し」の本とわかって要注意して読んでいたけど、「それ」は気がつかなかった。でもわかりやすい仕掛けだし、気が付く人はすぐ気が付く。後味がいいかと言ったらあれだけど(笑)、やるせないため息が出ただけで満足。男向けの話。「カッコウの卵は誰のもの」(東野圭吾)元プロスキーヤーの娘は本当の娘じゃない?娘に悩む父の葛藤のドラマ。タイトルは面白いけど70点の普通の話かな。平均は越えるけど名作には遠い。読みやすい。「手紙」(東野圭吾)兄弟の・・・物語。犯罪の加害者の家族はよくある物語で厳しく語られる。それは加害者側に同情や、許される隙は与えてはならない社会として当然なんだけど・・それが悲しい。この物語は加害者側の話で、とにかくいい話だし面白かった。涙もかなり出た。わかりやすい悪い人間・善人を出すのも物語に印象を与えてよかった。そして思う。さすが人気作家なだけあるなあ〜って・・名作。■遊んだゲーム「二ノ国」ドラクエの開発でおなじみのレベルファイブの大作RPG。普通に面白かった。30時間最後まで楽しめた。ゲームはスタジオジブリと組んだだけあって絵がずっと綺麗で、序盤のアニメと声のラッシュには、小さなDSソフトにこんなに入るんだと思った。このゲームで特に面白いのがマジックマスターと呼ばれる350ページの厚い魔法本の存在で、これを読みながら右手で魔法の杖(タッチペン)を使ったり、地図やヒントなどがごっそり入っている(というかこの本無しでは遊べない)。プレーヤーを魔法使いの気分にさせる気持ちのいい子供だましで、自分はかなり好きだ。これだけ楽しめてゲーム・本ともに中古800円で買えていいのだろうかと思った。ただ最高のゲームと呼ぶには、何かが足りない感じが強い。そつがなく良い話と、久石譲の音楽と美しいジブリの絵、何の問題もないゲームバランスだが・・・子供向けすぎるか・・・■6月23日は瑞穂の試合を見に行くついでに名古屋に住んでいる弟夫妻に会いに行った。初めて名古屋で会ったけどいつも通り元気だった。ただ弟は新築のマンションを買って、犬を飼って、先月夫婦二人で50万円以上出してフロリダのディズニーワールドと、本場のユニバーサルスタジオに行って生活を楽しんでいる姿には自分とは隔世の感がした・・・(いろいろあったんだろうが)。そして嫁さんがディズニーランドで以前キャストをしていたのは少し驚く、確かにモデルみたいにスラリとしていて目も大きい。モテる女性に見えるが・・・サーフィン好きの弟のどこに惹かれたんだろう。よくわからないけど、それが巡りあわせなのかもしれない。夜のサッカー、磐田との試合は普通に勝利。磐田GKが途中で交代したのが大きかった。6月24日は中川区の横井庄一記念館に行ってきた。横井庄一はウィキペディアで見てもらうと早いけど、戦後28年間もグアム島で潜伏していた軍人で、当時かなり話題になった。記念館はわかっていたけど普通の民家で、横井さんの奥さん(84歳)が少しの展示物を紹介してくれた。適当に「へー」「ふーん」「そうなんですかー」と受け答えたけど、ここで話をすることがこのおばさんの余生の道楽なのかなって気がする。ただ話には不思議と自分も頑張って生きなければ・・という気持ち沸いてくるものがあった。もしかしたらこのおばさんが余ったお金で静かに暮らそうとせず、こんな館を作ったのは夫の強烈な経験が他の人の役に立つと思ったのかもしれない。(でも横井さんに興味が無い人がここに行っても退屈だろう)この日は名古屋駅から横井庄一記念館から蟹江駅まで4時間くらい歩いて、少し暑くて疲れたけど気持ちよかった。今月の教訓、自分はもうちょっと必死に生きた方がいい。(6月30日)


2012年5月
は晴れた日が少なかった気がする。週に2日雨が降っている感じでダムはいつも満杯。今年は5月入ってすぐに蚊に刺された。赤くはれてかゆかった・・・HPの活動は何も描けず、やる気の無さが湧いてきて何も進まなかった。やはり絵は自分一人だけが楽しむ理由で描きにくいこの頃。ハマったのはアニメのプリキュアシリーズ、女児向けの前向きで明るく楽しく、安心で見ていて心が救われる感じ。テレビがあれば大量にDVDを借りていたろうな。先月は読む本増やすと駄目だと書いたけど、レンタル1冊10円キャンペーンは魅力的過ぎてGWは60冊漫画を借りて連休をつぶしてしまった。半額デーの時は1冊20円だし、先月より借りている。■読んだ小説「片想い」(東野圭吾)元アメフト部員達と性同一性障害をテーマにしたある事件。作者がこのテーマを選んで描いたのはすごいなと思う。性同一性障害をテーマに話を書いてみたいと思うのなら、結構参考になる話かも。それにしても1ページ2段の小説は読むのがしんどい。読んでも読んでも進まない。話もいつも以上に主人公が他人に嫌な顔をされながら、聞き込みを続ける話だから疲れた。「予知夢」(東野圭吾)ガリレオシリーズ。50ページで一つの事件解決は読みやすい。「時生(トキオ)」(東野圭吾)いわゆる「バックトゥザフューチャー」な話。笑いあり旅あり涙あり家族愛ありで読んでいて楽しかった。やっぱり自分はタイムスリップものは好きだと再認識した。主人公の馬鹿さと時代を反映する(?)荒々しさも面白くて、内容は書けないけど東野圭吾の本の中で自分が一番好きかもしれない。…明日だけが未来じゃない…読み終わってこの言葉の面白さを感じる。■読んだ漫画「ZETMAN(17巻まで)」(桂正和)生まれながら特殊な力を持った男と、ヒーローに憧れる男の話。桂正和といえば異常な可愛さの女の子と下着の異常な食い込みを思い出すけど、やはり桂正和は恋愛モノよりウイングマンのようなヒーローモノの方がいい。しかし話は映画「バッドマンビギンズ」や「ダークナイト」のようにどれだけ話を進んでもスッキリしない。絵は相変わらず神のごとく上手いけど、話はガンツのように状況説明不要でシンプルな方がいい気がする。青年誌に行ったけどドンドン敵を倒す単純さを逆に見たかった。ところで桂正和の女の子がなぜ可愛いか少しわかった。顔や目や顔の形が赤ちゃんに似ているからだ。「めだかボックス(14巻まで)」気になる漫画だった。この絵でジャンプに連載しているということは、話が面白いか、ジャンプの質が低下したかどちらかと思ったからだ。結論からすればよくわからない(話も)。完璧な女子高1年生が生徒会長で活躍するというのは面白い。ただ文を読むのが大変すぎる。超人気作家が原作とはいえ文字が異常に多い。自分が十代の時なら「これは時代が望んだ漫画」と思ったかもしれないけど、少年でもない自分にはただダルい。いきなり黒神ファントム!と言って必殺技出して解説されてもな。「ブラッディ・マンディ(シーズン2終了まで)」この作品は一言で言えば海外ドラマ「24」の漫画版。クロエ役が天才ハッカー少年として主役になったと思うとわかりやすいか。24に慣れた自分には普通の話に感じる。絵的にはデスノートの影響がでかい。漫画として変わっているのは第二部でガラリとしぶい絵になって話も洗練されたこと。しかし「LOST」にインスパイアされた「エデンの檻」といい、マガジンのやり方は不思議だ。「漂流ネットカフェ」突如ネットカフェごと異次元にワープしてしまうサバイバルもの・・・ではない。内容は一人の悪党が暴力にレイプに周りが服従される展開がずっと続く。終始胸糞が悪く、最後まで爽快感は皆無で、こういう漫画もあるんだと思った。それにしてもこれが実写になるとは。「振り向くな君は」父の夢を追った高校サッカー漫画。絵が上手く、話も悪くないけど・・・打ち切りのようだ。原因としては主役の二人の存在が薄い。サッカー漫画の罠である選手の多さに埋もれた感じがすごくするが、もう少し連載しても良かったのでは?しかしスラムダンクの影響というのはスポーツ漫画を読むたびに感じる・・・「黒子のバスケ(17巻まで)」現在ジャンプで連載中の高校バスケ漫画。主人公が天才パサーで消えるほど影が薄いというのは面白い。ただ話が続くほどスラムダンクがいかに最高のバスケ漫画か思い知らされる。「黒子〜」ではリアルさの中にどこからでも3ポイント狙える選手や、消えるドリブル消えるシュートとか、そういうありえない話をやってしまう。そもそも主人公に体力が全然なく、走攻守の能力が低いってのも問題だ・・・試合はキャプテンが3ポイント取りまくりだし。あと登場人物に長髪が多いのも気になる。試合中なのに髪をゴムで巻かないし・・・。もうスラムダンク完結から20年になるけど、当時を知る者からすればこれほど批判をしやすい漫画もないなと思える。自分が言ってる事は老害としても。「下弦の月」(矢沢あい)幽霊となった女子高生を助けようとする小学生達の話。やはり矢沢あいの漫画は上手い。ページを変幻自在に使い、人の感情に触れるような漫画は見事というしかない。■4月13日は神戸に試合を見に行った。神戸は10回くらい行ってるので、もはや慣れたものだ。でも寝坊してロシア料理の店には行けなかった。試合はしょっぱい内容ながら勝利。試合後今年も神戸サポの人とご飯を食べながら年齢の話を結構した。餃子はなかなか美味かった。今月の教訓神戸でご飯を食べるなら三宮地下街は店が多い。サンマルクカフェ曲がった先に店がある。(5月31日)


2012年4月
は暖かな日で毎年のことだが桜も綺麗だった。ぽかぽかで気持ちいい日が増えてきた。下旬は昼間暖房が不要になった。その代わり遅れてきた花粉の飛散で4月半ばは鼻水がずっと出てしんどかった。仕事は前半すごいヒマで早くこの仕事をやめなければと思う日々。4月は自分の人間としてのつまらなさと、今の年齢のつらさに顔は穏やかでも、心が正常ではなかった。寂しさのあまりにメールを何人か送って迷惑をかけた人も居る。でも後悔はない。HPの活動はボカロプラスという雑誌に自分の絵が小さく載った。Pから本を無料で贈ってもらってびっくりした。その後四季CULと題して4枚CULの絵を描いたがアクセスは少ない。■今月も東野圭吾の小説を読んだ。東野圭吾の本を読むのは老人臭い理由だけど「若さを感じる」からだ。主人公は大抵酒飲みの、ちょっと悪い男(そうでないと事件が起こらない)で、人並みに女を求める男の話を楽しみたいからだ。漫画やアニメはどこも碇シンジ以上におだやかな男で、普通に生きてもハーレム状態でモテモテ系に少し過食気味だ。もちろん東野圭吾はミステリーとして好きな部類。以下の話のネタバレが気になる人は検索してください。「秘密」(東野圭吾)3人家族の秘密の話。最後のネタバレを含めたあらすじを知れば、これほど意外と思わない話も無いだろう。でもそう思わせないのがこの作者のすごいところだ。いろんな出来事があって最後を酷いと思うか、笑って呆然とするか、読者次第。書評でみんなが熱く語っているのも傑作たるゆえんだろう。しかし、これを読んで夫婦生活がしたいと思う自分は孤独だな。「聖女の救済」(東野圭吾)初めて読んだガリレオシリーズで登場人物も犯人も決まっていて一つの完全犯罪を主眼においている。どこか2時間ドラマぽい。読んで思うのが子供が居ない金持ちの夫婦なら養子探せばいいのに…他の国のセレブなら普通そうしているよ。〜なんて考えるのはまずいか。どうも「ぶどうの木」を読んでからこんなことをよく考えてしまう。「使命と魂のリミット」(東野圭吾)病院を舞台にしたある事件。終盤はページを読む手が早まったけど、やはり東野圭吾に病院モノは厳しいのではないかと思った。研修医と刑事と犯人の3人に視点も分かれすぎるし…変な大逆転を期待した自分もまずかったか。「容疑者Xの献身」(東野圭吾)とにかく読みやすい。序盤を抜けたら一気に読み終えた人も多いだろう。トリックに驚きはしないが卑怯だけど納得。ただ隣人はあの女よりも数学を愛していたと自分は思う。数学は自分も好きだから強くそう思った。「人が普通に生きているだけで周りが救われることがある」ってのはいい台詞だ。関係ないけど・・・実写の湯川が福山雅治ってカッコ良過ぎだろ(笑)。やりすぎだ。■読んだ漫画は「ちはやふる(15巻まで)」(末次由紀)瑞沢高校かるた部の、かるたに青春をかけた熱い物語。「ちはやふる」は面白いとは聞いていたけどここまで面白いとは・・・普通に驚いた。例えるなら「ちはやふる」は「スラムダンク」を初めて見るワクワクをもう一回味わったと言ってもいい。競技かるたってこんなに熱いんだ、深いんだ、そして全国大会の様子や、かるたの戦略やチームワークに「へ〜」っとなる。話の展開も予想する10歩先を行く漫画で、伏線をここで回収するのかと、うなる事もしばしば。そして驚くのが全然恋話をしないこと。一応少女漫画なのにそれが驚いた。むしろ笑うことの方が多い(笑)。絵も見せ方も当然上手いけど、一番感心したのは5人いる部員のうちヒロインとイケメン除いたら、メガネ男・デブ男・チビっ娘の3人にしたこと。こういうのって普通味方は長く描くわけだし、美形を揃えたくなるのが普通だろう。上手い絵が描けるから漫画家になれたわけだし・・・それを外したのは尊敬すらしてしまう。(ついでにライバル達も半分以上美形に描いていない)ラスボスとも言える、かるたクイーンとかるた名人も、小憎く面白く、主人公達が早くこいつらに勝つ姿を見たいと思わせるものがあった。褒めすぎたかもしれないけど、これは人にお勧めできる漫画だ。問題は20巻を越えても面白いかどうか、ここから最高傑作といえるまで高まるかどうか・・・なんにせよ期待してしまう。ちなみに同じ作者の短編集「ハルコイ」も出来が良すぎる。「欲情クライマックス」近所のイケメンで大金持ちの幼馴染の男に、いつもエッチに迫られる少女漫画。女も好きだからあまり抵抗しない。やっぱり男が強引に迫るには資格があるのかなあとか思ったり(笑)。それにしても作者は家買うだ、株の優待券の話するわ、ネットの買い物でダンボール溜まるわ、漫画よりバブルな話が気になった。「コスプレ刑事」19歳の新米女警察官が恋に事件に奮闘する。最初ヒロインに3人の男が擦り寄ってきて、どれを選ぶのかと思ったら先輩二人をさしおいて金持ちの男と付き合って、結局相手の本性を知り、別れて先輩にいく展開は・・・無いなあ。しかし(申し訳ないが)何か話が読みにくい。話の分け方が悪いのかもしれない。あとレイプ事件に援助交際に事件も重いが話も長い。絵はライトでセクシーだから軽い話を複数でよかった。ひそかに実写化狙っていたのかもしれないが。ちなみにコスプレ刑事というのは潜入捜査のためにいろいろ着替えるからだ。何周してもこのタイトルは無い。■4月7日は豊田へ鳥栖との試合を見に行った。試合はかなり押されながらも勝利。翌日浜名湖の近くの都田というところへホンダFCの試合を見に行った。自分の心の中では9割行く必要もない興味もない試合だったけど、1割の行ったことない場所へ行きたい欲求を飲む形になった。まず名古屋から豊橋まで名鉄で行き、豊橋から新所原までJRで、そこから天竜浜名湖線で13駅くらい進み、浜松大学前から徒歩40分。行き方はたぶん間違ってるだろうけど、Jに上がらない限りもう来る事も無い場所だと思った。名古屋では200枚写真を撮ったので次のネット漫画に使いたい。今月の教訓「本の借りすぎはやりたい事を減らすだけ」(4月30日)



2012年3月
は先月下旬から続く花粉の多さに目がかゆく、鼻水が出続けてしんどかった。ここぞとばかりに取っておいたポケットティッシュもすぐに無くなった。気温はちょっと上がって下がっての繰り返し。でも週末になると雨ばかりでJが好きな自分には憂鬱だ。今月は食生活が雑になって、お菓子や缶ジュースを飲んだり、野菜を食べなかったり、食事の時間がおかしかったり、良くないとわかっている生活をしてしまった。はっきりいってだらけている。またパソコンで数時間絵を描いただけで首が酷く痛くなったり、年齢を感じてしまうことが多かった。HPの活動はミクミクの奇妙な冒険を終わらせ、いろんな話追加。他に3枚くらい何か描いた。■読んだ小説は1年前から数冊あるけど、特に印象が無いから書いていなかった。これからは少し書いていこう。「ダイイング・アイ」(東野圭吾)ある女性の死をきっかけに動く事件・・・。東野圭吾の本のわりにイマイチ感がぬぐえない。それにしてもあの描写がエロいけど、そこまでする必要があったのかと読んだあとすごく思う。「赤い指」(東野圭吾)ある家族と刑事の家族の事件。世の中にはその本を読むことによって、こういう事になってはいけないと読者に思わせる本があるけど、この本は典型的なそういう本だ。最後まで見事だけど・・・○○は実は○○だった、は無いかな〜。「名探偵の掟」(東野圭吾)探偵モノのパロディ短編集、話は12編あってミステリーをここまで面白おかしく、しかも研究されると楽しいし笑える。さすが推理作家協会会長という感じ。漫画を読むようにスッと読めた。「パラレルワールドラブストーリー」(東野圭吾)親友の彼女に恋焦がれた三角関係のSFミステリー。95年の本でバーチャルリアリティーとか古い言葉があるけど違和感無く読めた。平行世界をどう落とし込むかが謎だったけど、着地点も良かったし、最後は気持ち良かった。しかし主人公が好きな女に恋焦がれて仕方ない…という感じが学生時代を思い出して胸を打つものが少しあった。今の自分はどこでそういうものを捨てたのだろう。■読んだ漫画は「度胸星」(山田芳裕)火星探索隊が謎の物体に襲撃される。彼らを救うため宇宙飛行士を目指す日本人達の物語で、「二つのスピカ」や「宇宙兄弟」より前に出た宇宙飛行士を目指す物語。主人公の寡黙さと分厚いど根性と、本職がトラックドライバーという設定に好感。話も最後まで面白かったけど火星へ救いに行くぞ!というところで終わってしまう(全4巻)。これが実に惜しくて、もっと連載させていれば今の宇宙兄弟以上だったのでは?と思えてしまう。なんでも原因は編集方針の打ち切り+ファンレターがたった2通しか届かず、描いていて手ごたえが無かったと言うから現実は残酷だ。作者も他の漫画がヒットしたので、依頼されても描く気も無いそうで・・・もったいない。「屍鬼」(藤崎竜)ある村に引っ越してきた家族により、村がだんだん吸血鬼に支配されていく話。自分はこの作者の昔の作品「封神演義」がどうも好きではなかったけど、その原因が全然わかっていなかった。だから年をとった今なら理由がわかるかな・・・?と思って、この本を読んでやっと原因がわかった。「絵がポップすぎる」。ポップという言葉が合うかどうかはわからないけど、絵は超絶に上手いけど現実感が無さ過ぎる。キャラのアクションや反応も過剰で「話に集中できない」。そもそもこの絵にこの原作が合っているかどうかも謎だ。だから好きな人は最高の漫画家だけど、自分はもっと落ち着いた絵が見たい(何様だよって話だが)。「僕らの恋は死にいたる病のようで」彼氏がヒロインの代わりに死に、彼の弟(変態)が復讐に羞恥プレーを彼女にさせるという話(少し違うが)。携帯小説が原作で、自分が少し若かったらヒロインのスタイルの良さに大興奮だったろう。気になるのは本のタイトル、思わず手にとってしまう力があった。なんなんだろうなこの手のタイトルって。「キス/はぐ」学生実業家の外国人が自宅の花屋に居候してきてラブラブという、甘〜い少女漫画。本当にいろんな意味で甘いけど、久々少女漫画らしい王子様が見れたのは良かった。最後王子に追いつくためにヒロインが別れを決意し、努力するのも良かった。「リミット」林間キャンプに出かけた女生徒達が極限状態の中、生き抜く話。でもサバイバルというより女子生徒同士のいじめ問題を主眼としていて、作者の学生時代の経験など溜め込んだことをここで吐き出す感じが良かった。しかし、いじめられっ娘のイケメンぷりが笑えた。■3月10日は豊田で J開幕の清水戦があった。8時半に家から出発したけど到着は午後2時の試合15分前だった。試合前に黙祷があった。試合はACL疲れで名古屋は動けないけど勝てた。翌日今池のホテルを出ると街が静かで変だな?と思ったらシティマラソンで何万人も人が走っていた。車が走らず、街中でみんながランナーを応援している姿は本当に気持ちよかった。ゴールまで歩いていったけど、ゴールは室内のナゴヤドームってどうなんだろう。(3月31日)


2012年2月は最初に雪が降ったけど、徐々に暖かさを感じる日が増えてきた。と言っても寝るときの掛け布団は4枚。平日昼間は4〜5枚は上に着ていてしっかり冷えている。■今月は庭のキンカンをネットで3kg1300円で売る。3000玉以上取ったけど、手間と脚立に立つリスクのわりに儲かる感じがしない。今度取りたいという人が居たらその人に任せようと思う。ちなみにキンカンは5月まで赤々と実がなるので急いでとる必要がなかった。HPの活動はミクミクの奇妙な冒険と題して4枚イラストを描いた。ネットでは1月から見ていたプロ格闘ゲーマーのTOPANGAリーグが面白かった。まあ、金払ってまでは見ていない。オクの仕事は4万も売れず、返品に電話での怒鳴り、落札後入金なし、新品買ったのに粗悪品など悪いことが多かった。■読んだ漫画「サラリーマン金太郎」(本宮ひろし)暴走族上がりの金太郎が大手ゼネコンヤマト建設で奮闘するサクセスストーリー。最初は暴力と根性と縁で事件解決、女にモテモテ、伏線は全部道で助けた人が偉いさんだったという都合のいい話に、どうしようもないな〜と思いながらも予想通りの展開で安心しながら読み進める。しかし途中から海外赴任で何年もアフリカで苦しい仕事をすることで話の雰囲気が大きく変わり、だんだん金太郎が成長していくのが面白かった。その後の不倫や、家族の問題や、組合、政治の仕事を学ぶことなど、いろんな問題もいい意味で金太郎の広い心が救っていく姿は少し爽快感はあった。(あまりに会社を辞めたり、休むのが多すぎるけど・・・)しかしこういう漫画を好きになれた自分は年をとったんだなと思う。■「サイレン」(岩代俊明)電話ボックスが未来の出入り口、超能力で荒廃した未来を救おうとするジャンプ漫画。この漫画で強く感じるのは強い既視感だ。電話ボックスがマトリックスのシーンを思い起こさせ、ミッション型の漫画はガンツを思い起こさせ、未来を変えるために話が進む姿はクロノトリガーそのもので、自分が好きな物語を3つも揃えている。また見ている映画の種類やこの漫画の絵を含め、もし自分が10代のときに漫画家になって歳を重ねていたら「こういうのを描いていたのではないか」という感じがすごくする・・・まあそれはいいけど、話は面白かったけど打ち切り(だけど綺麗に)で終わってしまった。やはり漫画とは「その人にしか描けない絵や話」をもっと前面にでないといけないんだと強く感じた。それにしても・・・1巻の富士山登場の絵は笑えた。「ここは日本だったのか!」っておかしいだろ(笑)。千円札見ながら描けばよかったのに。「キミと恋の途中」普通の少女漫画。普通。「けいおん!」(3巻まで)大ヒットアニメの原作、もう動画でMADを山ほど見て、本編も見てから、これを見るとドラゴンボール級の名作に思えてしまうから不思議だ。とにかく先入観無しで普通の感想は描けない状態。■今月もJはオフなので県外に行っていない。流石にストレスも溜まってきた。来月からJ開幕。そして震災から丸1年だ。(3月1日)


2012年1月は12月31日から1月5日まで休み、1月7日から成人式の1月9日まで休みということで初旬は合計9日間も休んでいた。考えてみれば正月休みは1年で一番休む期間であって、こういう時こそ出かけた方のがいいのかな・・と今さら思う。寒いけど。それにしても例によって昼夜が見事に逆転し、休み明けに生活を戻すのが大変すぎた。■1月は外が冷蔵庫のように寒い日が多かった。朝水溜りに氷が張っている事も普通にある。しかし昼間晴れているだけで少し暖かいと思えるのだから寒さも慣れたものだ。1月初旬はのどを痛めた。生活は問題ないけど、眠るときだけセキが出だすから眠りにくい。ゲームはやらず、映画も見ず。ネットラジオは上坂すみれのLady Go!が楽しい。HPの活動は「ドラゴンボール乙女」残り11ページを完成させる。休みがたくさんあるのに、たった11ページしか進まないのは情けない。今月はサッカー観戦もなく地味な日々を延々とすごす。部屋からテレビが消えた。■読んだ漫画の感想。「クロスゲーム」あだち充のいつも通りの青春野球恋愛漫画、今回は4姉妹と野球部の少年達の物語。とにかく良くも悪くも安心して見られる漫画で、高校3年の総決算に向けて物語が進んでいく感じが良く、テンポもすごくいい。最後の試合も最後の選択も楽しめ、全巻通して起承転結にぶれが無く、まさにプロ中のプロが描いた話。あだち充が他の漫画より格段に優れているのが死んだ人に対する扱い方。今回はいつも以上に人の死が最後まで生きていた。でも小さな少女が普通甲子園憧れるか?と疑問はあるけど。「聖☆おにいさん(7巻まで)」タイトルが電気グルーヴを参考にしたようで好きではなかったけど、読むと面白い。そもそもおネエ言葉のイエスとブッダの現代日本での奇妙な生活という設定時点で面白くないわけが無い。ネタは不謹慎でもあるけど真似はできない。ギャグは巻数を重ねるごと苦しみが見えるが、あきらかに作者は天才型の漫画家だ。「青の祓魔師(7巻まで)」サタンの血を受け継ぐ少年がエクソシストを目指す、最初見出した時は絵の綺麗さ、和洋折衷の不思議さ、世界観の緻密さ、そして女性作家が持っている優しさと柔らかさが見事で舌を巻いた。また本のデザインも優れていて、3巻を例にするとヒロインが表紙の本をめくると今度は表紙のイラストの全身が見られる。その裏ページに崩れた目次、そして書き下ろしの登場人物紹介に3ページ、次があらすじになんと2ページ、それをめくるとカラーで使ったと思われる見開きの全員揃ったイラスト、次のページにはその絵のオチがあるんだから面白い。不満なのは途中からヒロインが完全に影が薄くなってしまうこと、話の説明が最初は世界を知るようで楽しめたけど、途中から「また説明かよ」とだるくなる。自分は1話完結の話がもっと見たいのに長編に入ってしまったこと(作者も途中で察したのか短編が入っていたが)。話は「鋼の錬金術師」の匂いが少しするがそれも最初から作者もわかっているだろう。「MOMO」モモといっても浮浪少女と時間泥棒のモモとは関係ない。地球を破壊できる少女に7回楽しませたら救ってやると言われ、頑張る女子高生の話。終盤は一気に進んだけど最後の4ページ、もうちょっと描いてもいいだろうに・・・漫画の絵はトーンだらけでも綺麗で、漫画を描く作者の楽しみが読み手まで伝わり心地がいい。マスコットは個人的にかなり好き。「ちょこれいと」小学女子が読む漫画。見開きだらけと急展開においおい(笑)と突っ込む話だけど、読後は悪くはない。たぶんこの漫画に一喜一憂して最後は喜ぶ少女の読者の姿が思い浮かんだからだろう。「ゼロ1」昔の専門学校生のようなCGで描かれた奥浩哉の打ち切り漫画、ガンツ成功のための捨て石という感じ。あそこで終わって良かった。「モンスターハンターオラージュ」普通のファンタジー少年漫画、やはり真島ヒロの絵はワンピースに似ている。それにしても最終巻の半分がアシスタントの4コマ漫画って・・・それでいいのか?「どげせん」土下座で人の心を動かすという悪く言えばギャグ漫画。シンプルで馬鹿馬鹿しくて面白いのに、原作と漫画家が揉めて打ち切ったのは残念。でも、お互い別々の土下座漫画を描くって・・・土下座すべきは両人ではないかと。(1月31日)


2011年を振り返ると、やはり東日本大震災の凄まじさを身に染みて感じた年だった。
この震災は精神的にも人生観にも大きな影響を与え過ぎた。また親戚が死んだり、
身内が怪我をしたり、自分も老けてしわが増え、自身に危機感を感じた。
生活では毎日テレビはあまり見なくなり、ネット依存はさらに高まった。
HP更新も地味に増えた。そしてなぜか漫画をよく読んだ年だった。

綺麗な話でないから書かなかったが、今年は大便のことをよく考えていた。
柔らかず、硬過ぎず、ウォシュレットのあるトイレで出すにはどうすればいいか・・・

ベストを維持するには、1に暖かい格好をする、2に飲みすぎない、
3にヨーグルトを毎日食べ、4に野菜を食べ、5にストレス・イライラ避ける。
くだらないけど、これを守ったから今年は急な腹痛に苦しむことは30回も無かった。

2012年は自身の周りで残念な事がありそう。年齢的にもそれだけは覚悟はしている。


2011年12月は初旬にまた風邪になったけど、その後はだいぶ寒さになれたせいか特に問題の無い毎日だった。部屋はヒーターでなくストーブを使うようにした。やはり蒸気が沸くと部屋も格段に暖かい。今月の仕事のオクはイマイチ過ぎた。昼間ずっとパソコンを触っていて何も売れていないのはマズイ。ホームページの活動は年賀状イラスト3枚、ボーカロイドのイラストも3枚描いた。■ゲームは6月のサッカー観戦以降止まっていたDSの「ラジアントヒストリア」をもう一度起動し、クリアした。本当に久々にRPGをしたけど・・・こんなにゲームを心から楽しめないのも久しぶりだった。ラジアントヒストリアは実は隠れた名作で、音楽・イラスト良し、戦闘もターン制、そしてスーファミテイストで、2つの時間軸の過去と未来を行き来するという自分の性格からすれば大好物のはずだった。しかし、まず2つの時間軸に分ける意味がわからない。それくらい似た話で、どちらのルートをプレーしているのかよくわからない。しかも未来と過去を行き来でき、味方が敵になったり、敵が味方になったりばかりで余計わからない。十代ならゲームの世界に入り、90%理解できるかもしれないが、今の自分にはキツイ。またザコもほどほど強く、オートで敵を倒すことはほとんどなかった。序盤の数時間は「話はどうなるんだ?」の連続で楽しめたけど、結局地味に戦争終結で平和というだけで、クロノトリガーのようなシンプルさや爽快感、意外性を期待した自分がまずかった。昔なら短いはずのプレー時間37時間もだるく・・・このゲームは面白いんだけど、自分はもうゲーム自体合わないのでは?という感じもあった。■漫画はいくつか読んだけど途中なので、これだけ紹介。「LOSTMAN(13巻まで)」記憶を失った日本人サッカー選手が勝利請負人として、いろんなクラブを渡り歩くという話。普通のサッカー漫画と違い、主人公は実力が高く、プロであり、すぐに世界トップ3といえるクラブで大活躍する異色のサッカー漫画だ。青年漫画だけに無駄な文字も少なく読みやすい。ただ自分はこの漫画が好きか嫌いかで言ったら、好きではない。たぶんこの漫画と同時に読んだ現役日本代表でインテルの長友祐都の「日本男児」を読んだ影響だろうか、長友が田舎で生まれ、父親が居ない中、不良中学で熱血教師にサッカーを学び、名門東福岡へ寮生活をし、努力と根性とやる気で家族のために生きた姿と比べると、この漫画の主人公と代理人を応援する理由が少ない。「ジャイアントキリング」なら何も無い街のサポーターのために・・・という姿に同調はするけど、世界最高のお金持ちクラブ・リーグの出来事、そして主人公は実は日本人でもないから話にもっと大義名分が欲しい。まあ普通の人はそこまで求めないだろうけど。■12月は23日〜25日まで名古屋に滞在。24日の天皇杯を見るためだったけど、島めぐりも何もしないで3日も過ごせたのは精神的にかなり良かった。やりたいことや目標、考え方も少しだけ整理できた。ホテルの引きこもりも悪くない。だけど名古屋がPK負けしたのは残念だった。(12月31日)


2011年11月は暗く沈んでいるときが多かった。自分は馬鹿に生きることで悪いことや嫌な事や現実から逃げることも多かったけど、最近は若干考えるようになり、先を考えるほど不安だ・・・。季節はもう朝夕夜は寒く、昼に車の中に居ない限り暖かいと思う時が無い。11月後半はのどが痛むようになり、いつも通り2日で直らず、1週間も続いた事には自分も病気に弱くなっているのかもしれないと感じた。■HPの活動は「ドラゴンボール乙女」を途中だけど上げてみた。完成すればそこそこ人にも見てもらえそうだけど、模写がどうも難しい。完成はいつになるのか。他に年賀状絵2枚、いろんな話も結構追加。生活に関しては例によって毎日動画を見ている生活を続けている。ただ夏から続けていた毎日の運動は苦痛になってきた。体力がアップしたように感じず、ただ疲れているだけでは?と感じる。■読んだ漫画「愛俺!〜男子校の姫と女子校の王子〜」美少女っぽい主人公と、美男子っぽいヒロインの恋を描いているんだけど、とにかく絵が綺麗。作者の愛情とスタッフの熱意を感じる。また人気作家だけに笑わせる場所も意外で面白い。ただ途中で気づいてしまった。なぜタイトルが愛俺なのか?これは第一部「愛を歌うより俺に溺れろ」の第二部だったからだ。確かに不思議な1巻の入りだったけど・・・それだけがなんか損をした気分になってしまった。「魔王〜ジュブナイル・リミックス〜」伊坂 幸太郎の原作を元に大きく変えた漫画。原作が良かったからか面白いけど、名作までにはならない感じ・・・漫画ならスッキリとカタルシスを感じたいのに、能力が発揮されたというシーンが少なすぎて、「頼むから勝ってくれ!」と思ってしまう。最後には倒すべき敵とはなんだったんだろう?という感じで、「20世紀少年」の話の上手さを思い出してしまった。「わが指のオーケストラ」先月読んだ「遥かなる甲子園」の作者が描いた、聴力障害者を描いた明治の教師の物語。今回もフィクションとノンフィクションのミックスされた漫画だけど、こういうテーマを描く漫画家は本当に凄いなと思う。このテーマを選ぶ時点で事実かどうか以前に凄みがありすぎる。前作同様背景も真面目で作者の真摯な態度を絵から強く感じるし、スラムダンクの井上雄彦が車椅子バスケを描いているのはこの作者の影響も大きいのかもしれない。しかし現実にいる○○さんは、父が他の人と再婚したら苗字を元に戻し、疎遠になったというのは・・・まさにリアル。他にも図書館の本、資源ゴミの日に10冊くらい少女マンガを拾ったけど、それは読みきりばかりで特にここに書くほどの内容ではない。■11月19日は志摩市渡鹿野島へ島めぐり。11月26日は豊田で33節の山形戦を観戦。試合は前半3−0で久々に見る楽な試合だった。翌日は愛知県佐久島へ島めぐり。名古屋行きの後は何か用事を成し遂げたようで気分が良かった。溜まっていたものがあったかな?自分。(2011年11月30日)


2011年10月は、ほどよく暖かく涼しく毎日とても過ごしやすい気温だった。春が花粉に毒された今、日本で一番過ごしやすい季節なのかもしれない。今月は仕事でやっていたオクの方で久々にノルマ達成。1年に2回しか達成できないものがノルマなのか?って感じだが・・・。HPの活動は8コマ漫画を2つ描き、サッカー長文といろいろな話を追加。年賀状ページも作成。■今月大きかったのは10月15日の落雷で3年前に買ったテレビが完全に壊れ、インターネットがつながらなくなった。テレビはそんなに見なくなったから、意外と残念な感じが湧かなかったけど、ネットがつながらないのは久々に心のダメージがあった。そして毎日人とつながっている感じがずっとしていたのはネットのおかげだったと、改めて思い、いかに毎日楽しみや自己の表現がネットで満たされてたのかと気付いた。旅や忙しさでネットに触らない日なんか、自分から遠ざけたから安心できたわけで、自分の意思とは違う隔絶とは違うわけだ・・・。しかしNHKラジオを聴きながらご飯を食べる自分の姿はわびしかった。■月誌と言いながらもはや漫画の感想ページになりつつあるが、実際テレビや映画や小説を見る時間が減っているから仕方ない。あだち充「H2」実は自分はあだち充の漫画をまったく読んだことがない。理由は特に無かったけど、ジャンプで連載していた「山下たろーくん」のような一打席ずつジリジリした展開の野球漫画は読むのに時間がかかりそうだと思っていたからだけど、これは全然違った。とにかく読みやすい。試合もスッキリしていて、1試合1話で終わることもしばしば。野球と恋愛と青春そしてギャグもからめて気持ちがいい。ただ親友との戦い(ピーク)で終わらせるより、高校1年の春から野球部創設から始まるなら卒業まで描いて欲しかった。それにしても漫画内で作者が出たり、背景やオチを登場人物が語ったり、読者サービス(パンチラ・水着)の多さは少し時代を感じた。あと登場人物が照れて赤くなったり、表情の変化が少ないのが不思議だった。メインの4人は50代の兄弟夫婦のようだったし、逆に不思議な漫画に感じた。「遥かなる甲子園」は最高の野球漫画と語る人も多いけど、自分もそう思った。聴力障害の少年達が逆境にめげず、努力する姿は1話に一回泣ける。親の目線と少年の目線で、前半はダブルでずっと涙が止まらないくらいだった。ただ最後の話の方向は・・・自分は否定派。現実とフィクションがごっちゃになってはいけない。「いつも美空」やはりこの人は野球で話を語って欲しいと思えた。しかし登場人物の髪の色は全員黒はどうなのかな。「SARU」こういうのに少し憧れはあるけど、もっと動く漫画がいいかなぁ。「パラダイスキス」矢沢あいの漫画って上手いなといつも思う。■今月はサッカー観戦に行かなかった。理由は毎月出かけているから一旦停止をしたかっただけ。一旦休むから他の月も楽しめるようになる・・と思っていたが、ネットが使えなくなってから逆にきつかった。(2011年10月31日)


2011年9月
は前半は当然暑かったけど、後半は台風が来てから日を重ねるごとに涼しくなっていった。毎日がクーラー要らずでもう夜になると秋という感じがする。ただ台風の被害がすごくて、三重でも土砂崩れや熊野あたりでは家ごと流されるほど酷かった。自分の所は何もなかったけど、台風と満潮と大津波が着たら自分の部屋は沈むなって思う。■今月は11少年〜の7話公開。イラストは2枚描いた。見る人も少ないのによくやるなって思う。ゲームは6月半ばから何もしていない。映画は「河童のクゥと夏休み」を見る。先月のクレヨンしんちゃんの監督の作品だけど、ちょっと長いけどいいシーンには流石にほろりと来る。「サマーウォーズ」も夏なので見たけどイマイチ。ネットの世界がこんなに簡単になんでもかんでも荒らせるわけがないので、現実感を感じず楽しめなかった。あと「化物語」全部見る。■漫画でやっと読めたのが奥浩哉の「GANTZ」自分がよく行くレンタルショップでいつも貸し出し中で、あまりの人気に単行本2倍体制になり、3ヶ月かかってやっと最新刊まで読めた。とにかく今さらな話で申し訳ないが面白かった。今年読んだ漫画・映画で一番面白かった。宇宙人退治の話と書くと変な説明だけど、漫画も一気読みしやすくて、話の不思議さ、アクションの面白さ、生き物の残酷さ、奥浩哉のエロさ、そして人間や子供に対する優しさもあり、常にページ一杯で精密な絵を全力で書ききる迫力もスゴイ。この漫画は真似したくても誰も真似できない。物語は最終局面に入たものの、ここにきてカラーページ使ってでも物語を表現し、どうやって話を無事完結に向かうのかまったく想像がつかない。まさか宇宙人に風邪をうつすとかは無いと思うけど(笑)、久々に面白い漫画に出会った。(大絶賛したけど、人によってはこの漫画超ツマランと思う人も多いのは補足しておく)他の漫画は「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」学生の時なら感性が合うかもしれないけど・・どうも合わない。この手の虐待されたり、変な事を言う美少女をいかに詩的に描かれても現実的につまらなく考える自分がいる。絵は綺麗なんだけど、働かないで引きこもってお金を使うニートの兄や、中学生なのにウサギを飼ってる設定とか、それがやっぱりああなるかとか、やはり合わない。とりあえず周りの人間もヒソヒソ話していないで児童相談所や学校に相談しろっていう。■今月のサッカー観戦は3連休に名古屋-神戸戦を観戦。周りのチームがこけて優勝争いに残った。試合の翌日は島めぐりに向かったけど、それはいろんな話長文の項目を見てもらいたい。ほんと、毎日男一人でなにやってんだろ?って日々が続く。(2011年9月30日)


2011年8月
は暑い日が多くて、夏らしい日が多かった。雲が無ければ体がおかしくなるほどの気温になり、実際晴れた日は暑くて、体も心もおかしかった。自分の体は年々暑さに弱くなってきている感じがする。8月は親戚のおばさんが60歳で死んで葬式があった。あとは毎日テレビを見なくて、テレビの無い生活に意外と慣れてきている。HPでは漂流記7話を描いているが例によって土日以外は進まない。ゲームは全然やっていない。■映画は「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」をやっと見る。10年前から名作名作言われ続けてやっと見たけど、やっぱり名作。もうこの作品はとりあえず見ればわかるとしか言いようが無い。しんちゃんはまったく見てない自分でも泣けた。というか映画で家族が一体となって頑張ったり、少年が家族のために頑張る姿に泣けない人間なんて居ないだろう。他に「クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶアッパレ戦国大合戦」も見る。オトナ帝国ほどではないけどいい話だった。■漫画はいくつか読んだ。原秀則「いつでも夢を」この作者の漫画は(^^)←こんな顔の人物がやたら多いけど、キャラクターが本当にイキイキしているなと昔から感じている。この漫画はいわば、この作者版のバクマン。終盤打ち切り感が出て後味が悪いけど、作者自身の経験を強く感じる。ただこの作者の他の漫画もそうだけど、序盤に毎回登場したヒロインと親友が途中で完全に消えたのが謎だった。本道のために削ったにせよ途中でももう一回出てもいいのに・・・といつも思う。15年前の漫画に文句言っても仕方ないけど。■他に(株)イーストプレスのまんがで読破名作シリーズも結構読んだ。名作を漫画にするというのは、いいことか悪いことかわからないけど読みやすいのは確かだ。個人的には「学問のすすめ」は結構目からウロコだった。でも作画スタッフは会社名でなく名前で知りたい。■あとの漫画の作品と感想は「海猿」海上保安庁の潜水士を題材に、よく描いたなあって思う。「博打覇王伝 零(第一部)」カイジより速い展開が売りなんだけど、やっぱりあのトロさの方が好きかな。「アイアムアヒーロー」主人公が絶対好きになれない。「ホカベン」最後の裁判はイマイチ。「迷い猫オーバーラン」まさに現代の人気ギャル漫画って感じ。絵もいい。■今月のサッカー観戦は8月20日に名古屋で仙台との試合を見る。雨の中0−1で負けるという優勝を目指すクラブには苦しい敗戦だった。今池から瑞穂まで約6.5kmを歩いたけど、天気も雨が降りそうな気候で意外と疲れなかった。歩くというのはやはりちょうどいい運動になって気持ちいい。中年がダイエット目的以外でよく歩くのがわかる気がする。


2011年7月は前半毎日暑かった。夏独特の脳のネジがひとつ取れたような状態で毎日を過ごした。7月後半は曇りや台風が多くなったのか涼しい日が多かった気がする。単純に暑さに慣れたのかもしれないが。ちまたではテレビのアナログ放送が終わって、デジタルになったけど、テレビは見れないなら見れないでやっぱり不便だ。でも当分我慢する。この7月はとにかく女子W杯優勝がすごかった。よく優勝したと思う。■HPでやったことは仕事依頼のページを作成、そのためのイラストも描いた。イラストはフォトショップが使えないのでGIMPで描いたけど、もう使いこなすのが大変で時間もかかりすぎた。1枚の絵に1ヶ月使うなら他の事をしたほうがよかった。次はいろいろ考えたい。ゲームは「ラジアンヒストリア」を放置して、「脳トレ」をまた始めた。脳は使わないと馬鹿になるというけど、今そういう状態だったので。■漫画は桃森ミヨシの少女漫画「ハツカレ」を読んだ。登場人物が4人だけで全10巻もありながら、これだけ人間関係が変わらない漫画も珍しい。ストイックというより作者はこの世界を変えたくなかったんだろう。ある意味理想のような漫画だった。 ■あと佐藤秀峰の「ブラックジャックによろしく」をやっと読めた。研修医が病院で医療の問題に直視する話なんだけど、話の重さ、絵の重圧がスゴく、取材をかなりしたんだろうと感心し、現実と比べても納得し、感動もした。ただ、これだけの漫画が描けるのに、作者が漫画界の問題に少し反旗をひるがえす姿は好きになれない。周りの人が作者をアシストして小金持ちにしたのに、「俺の言うことが正しい」と語る姿はちょっと・・・江川達也のようになって欲しくは無いな・・・。他にも漫画は読んだけど、それは来月分に書きます。■7月9日は震災で延期された神戸で名古屋の試合を観に行った。スタジアムの近くにあった鉄人28号の像は大きかった。神戸サポにも会ったけど、最近は人に会う約束があると試合より、試合後の時間のほうが気になってしまう。ある意味人付き合いに飢えているといえる・・・7月30日〜8月1日は福岡で名古屋の試合を観に行く予定だったけど、結局自分で予定をつぶしてしまった。自分一人だけが美味しい物を食べて観光で満足するには、福岡はあまりに遠すぎる。


2011年6月は23日まで平日も週末も毎日雨ばかりでいいかげんにしてくれって天気が多かった。でも6月の残り1週間は完全に真夏の気候となり、毎日30度以上の気温で、体がおかしくなりそうだった。冬や梅雨になると夏に憧れるけど、実際来たら迷惑な気候だ。6月はテレビを見ることがかなり減った。来月から地デジに完全移行するし、いいことかもしれない。■HPの活動は「11少年〜第6話」をずっと書いていた程度。映画は「バイオハザード4」を見た。ずっとゲームを意識したB級感が好きだったけど、今回はイマイチ・・・ゲームは「ラジアンヒストリア」をプレー、クロノトリガーみたいなのを意識していたけどゲームは微妙かな。漫画は久保ミツロウの「モテキ」を読んだ。まさに青年漫画という感じでヒロイン・主人公の行動に右に左に心が揺さぶれる。童貞の劣等感や誰でも寝る美女の描き方や、たった4巻で終わらせる素直さなど、これを女性が描いたというから、いろんな意味でやられた。もう一つは原案・取材、綱本将也・漫画ツジトモの「ジャイアントキリング」。話はずっと聞いていたけどやっと読めたという感じ。Jを応援する人にとってはまさに「あるある」ネタ満載で、これから話をどういう風に運んでいくのか気になるところ。この弱小クラブが優勝争いをし、ロスタイムに優勝を逃す・・・というのがパターンだけど。■最後に荒木飛呂彦の「スティールボールラン」をやっと最終巻まで読めた。レースからいつものバトル漫画になってしまったけど、この漫画に対しては「序盤のようなレースを最後までして欲しかった」という感想は当分変わらないだろう。そういえば6月11日にジュビロ磐田との試合を観に磐田に行った。とても静かな街で、ここはまさにヤマハの城下町という感じで工場が並んでいた。エンブレムにヤマハFCが付く理由がよくわかった。(2011年6月30日)



2011年5月は暖かい日が多く、暖房をすることがほとんど無くなった。外は緑が生い茂り夏が近いと感じる。だけど今年は梅雨入りが5月下旬にあり、雨が降ると少し肌寒い。生活ではテレビを見ることが減り、あの地震がほんの少しずつ自分の中から遠い存在になっていく感じがする。そろそろパソコンの調子がほんの少し気になるので5万円で本体を購入、おまけに中古のHPビルダーも購入。HPはサッカー8コマ漫画2つ描いて、「月誌」と「いろんな話長文・駄文」を開始、久々に絵の具を出してゼルダ姫の絵も描いてみた。■仕事のオクの方は交渉を増やした。売っても断ってもあまり後味は良くないけど在庫処理と思うしかない。DVDは「24ファイナルシーズン」を見終わり、やっと終わってスッキリした。ちまたではパイレーツオブカリビアンの4作目が話題。テレビでおもいっきり3作見ている。やったゲームは「ゼルダの伝説大地の汽笛」、■読んだ漫画は「はちみつとクローバー」と「3月のライオン」。羽海野チカの作品は漫画はこうも自由に描けるんだって感じで、流石売れた人と思う。でもハチクロはゆる〜いまま終わって欲しくなかった。それが味なのはわかるが。サッカー観戦は5月末の福岡戦を観に行こうとしたら日曜なのであきらめた。5月なのに台風も来て、今年はJの観客動員が酷くなりそうだ。。(2011年5月30日)



2011年4月は3月に起こった東日本大震災の影響で精神的に沈んでいるときが多かった。結局元気に生きることが大事だと3月は気付かされたがその反動が強かった。Jリーグは1ヵ月半も休止に脱力し、地震情報のテレビや新聞やラジオをよく観察し続けた結果、自分の中でいろんな葛藤が体の中に巣食い、ホームページではイラストも漫画も描かず、いろんな話を書いた以外に動きはまったくなかった。仕事のオークションの方は売り上げがガクッと落ちた。震災の影響もモロあるけど、ヤフーも出品無料にしない時期が多すぎるのが大きかった。■読んだ漫画は「僕の小規模な失敗」を図書から借りて読んだ。作者の主人公はウジウジ考えてるようだけど、25歳で20歳の女と結婚するなど行動力はかなりあるなと思った。あとは漫画で名作読破シリーズも読んだ。夏目漱石の本は良かった。小説は特に読んでいない。■月末の29日から3日間はGWで29日は瑞穂で川崎戦を観戦。30日は長野県松本でJFLの長野ダービーを観に行くので早起きして出発したが、鈍行で行こうとしたら山のど真ん中で1時間半待ちと聞かされ、結局特急に乗らざるをえないJRの商売力にガッカリ。初めてサッカー観戦に遅刻したが、いいスタジアムにいいサポーターが見れて良かった。試合は松本の微妙な強さに「う〜ん」という感じ。その後松本城に行ったが城の中は1時間待ちで、入るのを断念し、駅までいろんな小道をうろうろした。松本は古い街という感じで「綺麗な和風の建物」の整備も良く、好感を持った。散歩とサッカーのためにまた行きたい。(2011年5月20日)



インターネットを始めてから10年間、
このホームページを2004年から7年間やってきて、少し振り返ったときに
自分は今まで何をやっていたんだろう?と思う時が最近多くなってきた。
例えば2005年の5月は何をしていたんだろう?2008年の6月は?というふうに・・・

そういう時のために、一ヶ月に起こったことをここに書き留めることにした。
こういう私的なものを書くのもどうなんだ?と思うけど、
このホームページの存在自体が黒歴史ノートみたいなものだし、
とりあえず書いていきたい。いつか毎日充実し過ぎる日が来るために・・・。


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